JP7113588B1 - 連結部材 - Google Patents

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    • F16D3/72Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts
    • F16D3/74Yielding couplings, i.e. with means permitting movement between the connected parts during the drive with the coupling parts connected by one or more intermediate members with axially-spaced attachments to the coupling parts the intermediate member or members being made of rubber or other rubber-like flexible material

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Abstract

第1部材と第2部材とを連結する連結部材であって、第1部材側の第1位置と第2部材側の第2位置とを通る中心軸上に位置する第1点と、中心軸から離れた位置に位置する第2点とを結ぶ線が、第1点が中心軸に沿って一方の方向に移動しながら第1点を中心として中心軸周りに回転した螺旋状の軌跡によって形成される螺旋面に厚み付けがなされた形状の螺旋部を少なくとも1条有すると共に全体として一体に形成される。これにより、ボールジョイントやユニバーサルジョイントに比して、部品点数の削減を図ることができると共に組立工程の簡略化を図ることができる。

Description

本開示は、連結部材に関する。
従来、一方の部材に結合されると共に一端に開口部を有する有底筒状のハウジングと、他方の部材に結合されると共に球頭部を有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を回動自在に受容すると共にハウジング内に嵌入されたボールシートと、ボールスタッドとハウジングとの間に装着されたダストカバーとを備えるボールジョイントが提案されている(特許文献1参照)。
また、第1シャフトに取り付けられる第1ヨークと、第2シャフトに取り付けられる第2ヨークと、第1ヨークと第2ヨークとを相互に連結する十字型アセンブリとを備えるユニバーサルジョイントも提案されている(特許文献2参照)。
特許第3369659号 特開2000-314431号公報
特許文献1のボールジョイントでは、ハウジングやボールスタッド、ボールシート、ダストカバーなどを備える。また、特許文献2のユニバーサルジョイントでは、第1ヨークや第2ヨーク、十字型アッセンブリなどを備える。したがって、ボールジョイントやユニバーサルジョイントでは、部品点数が多くなり、且つ、煩雑な組立工程が必要となる。
本開示の一態様によれば、
第1部材と第2部材とを連結する連結部材であって、
前記第1部材側の第1位置と前記第2部材側の第2位置とを通る中心軸上に位置する第1点と、前記中心軸から離れた位置に位置する第2点とを結ぶ線が、前記第1点が前記中心軸に沿って一方の方向に移動しながら前記第1点を中心として前記中心軸周りに回転した螺旋状の軌跡によって形成される螺旋面に厚み付けがなされた形状の螺旋部を少なくとも1条有すると共に全体として一体に形成される、
連結部材が提供される。
本開示の他の特徴事項および利点は、例示的且つ非網羅的に与えられている以下の説明および添付図面から理解することができる。
本開示の連結部材20の外観図である。 連結部材20の断面図である。 連結部材20を曲げたときの連結部材20の外観図である。 連結部材20を曲げたときの連結部材20の断面図である。 連結部材20Bの外観図である。 連結部材20Bの断面図である。 連結部材20の部分断面図である。 連結部材20Bの部分断面図である。 連結部材20Cの外観図である。 連結部材20Cの断面図である。 連結部材20Dの外観図である。 連結部材20Eの外観図である。
次に、本開示を実施するための形態を実施例を用いて説明する。
図1は、本開示の一実施例としての連結部材20の外観図であり、図2は、図1の連結部材20を、その重心を通って図1の上下方向に延在する中心軸CAを含み且つ紙面に平行な平面で切断したときの断面図である。
連結部材20は、例えば、樹脂材料やゴム材料の射出成形、ブロー成形、押出し成形、3D印刷により一体成形されたり、金属材料の鋳造、鍛造、プレス、切削、押出し成形、3D印刷などにより一体成形されたりして、一体成形部材として構成されている。
連結部材20は、図1や図2に示すように、中心軸CA周りに内径が実質的にゼロで螺旋状に延在する2条の螺旋部22,26を有する。2条の螺旋部22,26は、それぞれ、螺旋面23,27に中心軸CAの延在方向(図1や図2の上下方向、以下、単に「軸方向」という場合がある)における厚み付けを行なった形状に形成されている。螺旋面23,27は、それぞれ、中心軸CAにおける共通の点P0と点P0に対して中心軸CAに直交する方向に離間した点P1,P2とを結ぶ線分L1,L2が、点P0が中心軸CAに沿って一方の方向に移動しながら点P0を中心として中心軸CA周りに回転した軌跡によって形成される螺旋状の形状に形成されている。実施例では、線分L1,L2は、中心軸CA周りに互いに180°の間隔をおいて配置され、線分L1,L2の長さは、互いに同一である。また、2条の螺旋部22,26(螺旋面23,27)は、軸方向におけるピッチが一定となるように形成されている。連結部材20は、こうした2条の螺旋部22,26により、中心軸CAに沿って延在する軸部30が形成されると共に、軸方向に見て外径が円形に形成されている。
連結部材20の軸方向における一端部(図1や図2の上端部)は、第1部材10の一面(図1や図2の下面)に固定され、他端部(図1や図2の下端部)は、第2部材12の一面(図1や図2の上面)に固定される。
図3および図4は、連結部材20を曲げたときの連結部材20の外観図および断面図であり、図1および図2にそれぞれ対応する。実施例の連結部材20では、中心軸CA周りに内径がゼロで螺旋状に延在する2条の螺旋部22,24を有すると共にこの2条の螺旋部22,24により中心軸CAに沿って延在する軸部30が形成されることにより、このように構成された軸部30が、軸方向における圧縮(以下、「軸方向圧縮」という)、剪断、ねじりの剛性を高く確保しつつ、曲げの剛性だけを低くすることができるという特性を呈する。これにより、連結部材20は、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形を抑制しつつ、曲げによる弾性変形だけを十分に許容することができる。したがって、連結部材20では、軸方向圧縮、剪断、ねじり、曲げのいずれについても剛性が低いコイルばねに比して、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形を抑制することができる。また、連結部材20では、軸方向圧縮、剪断、曲げの剛性は高いがねじり剛性は比較的低い円柱状や四角柱状などの軸部材に比して、ねじりによる弾性変形を抑制することができる。
また、実施例の連結部材20では、ボールジョイントやユニバーサルジョイントに比して以下の効果を奏する。ここで、ボールジョイントは、例えば、一方の部材に結合されると共に一端に開口部を有する有底筒状のハウジングと、他方の部材に結合されると共に球頭部を有するボールスタッドと、ボールスタッドの球頭部を回動自在に受容すると共にハウジング内に嵌入されたボールシートと、ボールスタッドとハウジングとの間に装着されたダストカバーとを備える(上述の特許文献1参照)。また、ユニバーサルジョイントは、例えば、第1シャフトに取り付けられる第1ヨークと、第2シャフトに取り付けられる第2ヨークと、第1ヨークと第2ヨークとを相互に連結する十字型アセンブリとを備える(上述の特許文献2参照)。
したがって、ボールジョイントやユニバーサルジョイントでは、部品点数が多くなり且つ煩雑な組立工程が必要となるのに対し、実施例の連結部材20では、一体に形成されることにより、部品点数の削減を図ることができると共に、第1部材10および第2部材12に固定するだけでよいことにより、組立工程の簡略化を図ることができる。また、ボールジョイントでは、ボールスタッドの球頭部とボールシートとに摩擦による摩耗が生じ、ユニバーサルジョイントでは、第1ヨークと十字型アセンブリとの連結部や第2ヨークと十字型アセンブリとの連結部に摩擦による摩耗が生じるのに対し、実施例の連結部材20では、こうした摩擦による摩耗が生じる箇所を無しにすることができる。さらに、ボールジョイントやユニバーサルジョイントでは、無負荷時に所定姿勢を維持するために、ばねなどの付勢部材やサーボなどの動力装置を更に設ける必要があるのに対し、実施例の連結部材20では、自身が有する弾性復元力によって無負荷時に所定姿勢を自律的に維持することができる。
以上説明した実施例の連結部材20では、中心軸CA周りに内径がゼロで螺旋状に延在する2条の螺旋部22,24を有し、軸方向における一端部が第1部材10に固定されると共に他端部が第2部材12に固定される。これにより、ボールジョイントやユニバーサルジョイントに比して、部品点数の削減を図ることができると共に組立工程の簡略化を図ることができる。
しかも、連結部材20では、2条の螺旋部22,24により、中心軸CAに沿って延在する軸部30が形成される。このように構成された軸部30が呈する特性により、連結部材20は、軸方向圧縮、剪断、ねじりの剛性を高く確保しつつ、曲げの剛性だけを低くすることができる。したがって、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形を抑制しつつ、曲げによる弾性変形だけを十分に許容することができる。この結果、上述したように、コイルばねに比して、軸方向圧縮や剪断、ねじりによる弾性変形を抑制することができ、また、円柱状や四角柱状などの軸部材に比して、ねじりによる弾性変形を抑制することができる。
上述の実施例では、連結部材20の螺旋面23,27は、それぞれ、中心軸CAにおける共通の点P0と点P0に対して中心軸CAに直交する方向に離間した点P1,P2とを結ぶ線分L1,L2が、点P0が中心軸CAに沿って一方の方向に移動しながら点P0を中心として中心軸CA周りに回転した軌跡によって形成される螺旋状の形状に形成され、この場合に、線分L1,L2は、中心軸CA周りに互いに180°の間隔をおいて配置され、線分L1,L2の長さは、互いに同一であるものとした。しかし、線分L1,L2は、互いに180°とは異なる間隔をおいて配置されるものとしてもよい。また、線分L1,L2の長さは、互いに異なるものとしてもよい。
上述の実施例では、連結部材20は、中心軸CA周りに内径がゼロで螺旋状に延在する2条の螺旋部22,24を有するものとした。しかし、連結部材20は、3条以上の螺旋部を有するものとしてもよい。この場合、ボールジョイント、ユニバーサルジョイント、コイルばね、円柱状や四角柱状などの軸部材に対して、連結部材20と同様の効果を奏する。
上述の実施例では、連結部材20は、中心軸CA周りに内径がゼロで螺旋状に延在する2条の螺旋部22,24を有するものとした。しかし、図5および図6の連結部材20Bに示すように、1条の螺旋部22を有するものとしてもよい。図5および図6は、連結部材20Bの外観図および断面図である。この連結部材20Bは、連結部材20から螺旋部26が除かれた点で、連結部材20とは異なる。したがって、連結部材20Bのうち連結部材20と同一の部分については、連結部材20と同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。連結部材20Bでは、ボールジョイント、ユニバーサルジョイント、コイルばね、円柱状や四角柱状などの軸部材に対して、連結部材20と同様の効果を奏する。
ここで、図1や図2の連結部材20と図5や図6の連結部材20Bとを比較する。図7および図8は、それぞれ連結部材20,20Bの部分断面図である。2条の螺旋部22,24を有する連結部材20では、1条の螺旋部22を有する連結部材20Bに比して、軸部30の軸方向圧縮、剪断、ねじり、曲げの剛性が高くなる。これは、図7および図8から分かるように、連結部材20では、連結部材20Bとは異なり、2条の螺旋部22,26が中心軸CAに対して180°の回転対称性を有する形状であり、中心軸CAに直交する平面(断面)に現われる2条の螺旋部22,26の螺旋状の内周縁面が互いに対向するため、軸方向圧縮における圧縮力を、互いに対向する2つの螺旋部22,26の内周縁面により略均一に受け止めることができるためである。このことから、連結部材20では、連結部材20Bに比して、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形をより十分に抑制することができる。また、連結部材20Bでは、軸方向圧縮における圧縮力が1条の螺旋部22の螺旋状の内周縁面によってモーメントに変換され得るのに対し、連結部材20では、2条の螺旋部22,26の螺旋状の内周縁面が互いに対向しているため、この圧縮力がモーメントに変換されるのを抑制し、変形の制御を行ない易くすることができる。これらに対して、連結部材20Bでは、連結部材20に比して、曲げによる弾性変形をより十分に許容することができる。したがって、用途などに応じて、連結部材20,20Bを適宜選択するのが好ましい。
連結部材20Bでは、螺旋部22の螺旋面23は、図6に示したように、中心軸CAにおける点P0と点P0から離間した点P1とを直線により結ぶ線分L1の回転軌跡によって形成される螺旋状の形状に形成されるものとした。しかし、図9および図10の変形例の連結部材20Cに示すように、螺旋部22Cの螺旋面22Cは、点P0と点P1とを結ぶ曲線L3の回転軌跡によって形成される螺旋状の形状に形成されるものとしてもよい。また、図11の変形例の連結部材20Dに示すように、螺旋部22Dの螺旋面22Dは、点P0と点P1とを結ぶ線分L1を螺旋状に回転させる際に点P1にサイン波を重畳させることにより、螺旋面23の外縁がサイン波状になるように形成されるものとしてもよい。これらについて、連結部材20などのように螺旋部を複数条を有する場合についても、同様に考えることができる。なお、図11に示した変形例では、螺旋面22Dを形成する際にサイン波(正弦関数)を重畳させて螺旋面23の外縁がサイン波状になるように形成された連結部材20Dを一例として示したが、螺旋面を形成する際に重畳できるのはこれに限られず、任意の周期関数を重畳させることが可能である。
連結部材20Bでは、図6に示したように、直線状に延在する中心軸CAに沿って軸部30が延在するものとした。しかし、図12の連結部材20Eに示すように、曲線状に延在する中心軸に沿って軸部30Eが延在するものとしてもよい。連結部材20などのように螺旋部を複数条を有する場合についても、同様に考えることができる。
上述の実施例や変形例では、連結部材20の2条の螺旋部22,26(螺旋面23,27)や連結部材20Bの1条の螺旋部22は、軸方向におけるピッチが一定なるように形成されるものとした。しかし、連結部材20の2条の螺旋部22,26や連結部材20Bの一条の螺旋部22は、軸方向におけるピッチが一定でない、例えば、軸方向における中央部で両端部よりも広くなるように形成されるものとしてもよい。
上述の実施例や変形例では、連結部材20,20Bは、軸方向に見て外径が円形に形成されるものとした。しかし、連結部材20,20Bは、軸方向に見て外径が楕円形や矩形などに形成されるものとしてもよい。
上述の実施例や変形例では、連結部材20,20Bは、軸方向における一端部が第1部材10に固定され、他端部が第2部材12に固定されるものとした。しかし、連結部材20,20Bは、第1部材10および第2部材12のうちの少なくとも一方と一体に形成されるものとしてもよい。
なお、実施例の主要な要素と課題を解決するための手段の欄に記載した開示の主要な要素との対応関係は、実施例が課題を解決するための手段の欄に記載した開示を実施するための形態を具体的に説明するための一例であることから、課題を解決するための手段の欄に記載した開示の要素を限定するものではない。即ち、課題を解決するための手段の欄に記載した開示についての解釈はその欄の記載に基づいて行なわれるべきものであり、実施例は課題を解決するための手段の欄に記載した開示の具体的な一例に過ぎないものである。
以上、本開示を実施するための形態について実施例を用いて説明したが、本開示はこうした実施例に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
[付記]
本開示の連結部材は、第1部材と第2部材とを連結する連結部材であって、前記第1部材側の第1位置と前記第2部材側の第2位置とを通る中心軸上に位置する第1点と、前記中心軸から離れた位置に位置する第2点とを結ぶ線が、前記第1点が前記中心軸に沿って一方の方向に移動しながら前記第1点を中心として前記中心軸周りに回転した螺旋状の軌跡によって形成される螺旋面に厚み付けがなされた形状の螺旋部を少なくとも1条有すると共に全体として一体に形成されることを要旨とする。
本開示の連結部材では、第1部材側の第1位置と第2部材側の第2位置とを通る中心軸上に位置する第1点と、中心軸から離れた位置に位置する第2点とを結ぶ線が、第1点が中心軸に沿って一方の方向に移動しながら第1点を中心として中心軸周りに回転した螺旋状の軌跡によって形成される螺旋面に厚み付けがなされた形状の螺旋部を少なくとも1条有すると共に全体として一体に形成される。これにより、ボールジョイントやユニバーサルジョイントに比して、部品点数の削減を図ることができると共に組立工程の簡略化を図ることができる。
この連結部材では、少なくとも1条の螺旋部により、中心軸に沿って延在する軸部が形成される。これにより、軸方向圧縮、剪断、ねじりの剛性を高く確保しつつ、曲げの剛性だけを低くすることができる。したがって、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形を抑制しつつ、曲げによる弾性変形だけを十分に許容することができる。この結果、コイルばねに比して、軸方向圧縮や剪断、ねじりによる弾性変形を抑制することができる。また、円柱状や四角柱状などの軸部材に比して、ねじりによる弾性変形を抑制することができる。
本開示の連結部材において、前記螺旋部を複数条有するものとしてもよい。こうすれば、螺旋部を1条だけ有する場合に比して、軸方向圧縮、剪断、ねじりによる弾性変形をより十分に抑制することができる。
本開示の連結部材において、前記螺旋部は、前記中心軸に沿った方向のピッチが一定となるように形成されるものとしてもよい。

Claims (3)

  1. 第1部材と第2部材とを連結する連結部材であって、
    前記第1部材側の第1位置と前記第2部材側の第2位置とを通る中心軸上に位置する第1点と、前記中心軸から離れた位置に位置する第2点とを結ぶ線が、前記第1点が前記中心軸に沿って一方の方向に移動しながら前記第1点を中心として前記中心軸周りに回転した螺旋状の軌跡によって形成される螺旋面に厚み付けがなされた形状の螺旋部を少なくとも1条有すると共に全体として一体に形成される、
    連結部材。
  2. 請求項1記載の連結部材であって、
    前記螺旋部を複数条有する、
    連結部材。
  3. 請求項1または2記載の連結部材であって、
    前記螺旋部は、前記中心軸に沿った方向のピッチが一定となるように形成される、
    連結部材。
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