JP7111548B2 - 注出口付き包装袋 - Google Patents

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本発明は、注出口付き包装袋に関する。
従来、注出口を有する包装袋は、例えば詰め替え用の内容物を収納する包装袋(パウチ)において、内容物の注ぎ出しを容易にするため、広く用いられている(例えば、特許文献1を参照)。
特許第4828413号公報
前記包装袋では、内容物を他の容器に詰め替える作業において、内容物の注出を認知しにくいという課題があった。特に、視覚障がい者(例えば、弱視者)は、内容物の注出を認知しにくいため、他の容器への内容物の充てん量を適正にするのが難しい場合があった。
本発明の一態様は、内容物を他の容器に詰め替える作業において内容物が注出されていることを認知しやすくできる注出口付き包装袋を提供することを目的とする。
本発明の一態様は、内容物を収容する容器本体と、前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備え、前記注出口部材は、前記内容物を注出させる注出口を有する内容物流路と、気体を取り入れる取入れ口を有する気体流路と、前記気体流路を経た前記気体が流通することによって音を発する発音部と、を有し、前記注出口および前記取入れ口は、前記注出口部材の一方の面側に開口されており、前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、前記内容物流路の少なくとも一部が形成された注出筒部と、を備え、前記注出筒部は、前記基部の第1面から突出して形成され、先端が前記注出口として開口され、前記取入れ口は、前記基部の前記第1面に開口されている、注出口付き包装袋を提供する。
前記注出口部材は、前記基部および前記注出筒部を有する部材本体と、前記発音部を有する笛構造部とを備え、前記笛構造部は、前記基部の側面側に設けられていることが好ましい。
本発明の一態様によれば、注出口付き包装袋の内容物を他の容器に詰め替える作業において、内容物の注出を認知しやすくできる。
実施形態の注出口付き包装袋に用いられる注出口部材の側面図である。 図1に示す注出口部材の平面図である。 図1に示す注出口部材の分解図である。 図1に示す注出口付き包装袋の全体図である。 図1に示す注出口付き包装袋の使用方法の一例を示す説明図である。
以下、本発明の実施形態につき、図面を参照して説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするため、各部材の縮尺を適宜変更している場合がある。
図1は、実施形態の注出口付き包装袋10に用いられる注出口部材2の側面図である。図2は、注出口部材2の平面図である。図3は、注出口部材2の分解図である。図4は、注出口付き包装袋10の全体図である。
図4に示すように、実施形態の注出口付き包装袋10(以下、単に包装袋10という。)は、容器本体1と、注出口部材2とを備える。容器本体1は、例えば、互いに平面形状が同一である2枚の胴部フィルム51,51と、底部フィルム52とから構成されたスタンディングパウチである。胴部フィルム51,51は、例えば、厚さ方向(Y方向)から見て長方形である。胴部フィルム51,51の長さ方向(Z方向)の一端を含む部分を第1端部51A(図4における上端部)といい、他端を含む部分を第2端部51B(図4における下端部)という。
胴部フィルム51,51と底部フィルム52とは、周縁部がヒートシールされることで一体に形成されている。例えば、包装袋10は、側端シール部51a、51aと、第1端シール部51bと、底部シール部52aと、を有する。側端シール部51a、51aは、胴部フィルム51,51の両側の側端部がシールされることで形成される。第1端シール部51bは、胴部フィルム51,51の第1端部51Aがシールされることで形成される。底部シール部52aは、胴部フィルム51,51と底部フィルム52とがシールされることで形成される。底部フィルム52は、第2端部51Bにおいて胴部フィルム51,51の間に介装されている。
包装袋10の収容部10aには内容物を充てんすることができる。収容部10a内に内容物が充てんされた包装袋10は、底部フィルム52を下にした状態(正立状態)でスタンディング可能となる。内容物は、特に限定されないが、液状物、粉体や顆粒体等の固体、あるいは粘稠体、液体等、あるいはこれらの混合物などが挙げられる。
胴部フィルム51および底部フィルム52として使用するフィルムとしては、例えば、基材フィルムとシーラント層とを有する積層体が用いられる。基材フィルムは、例えば、二軸延伸ポリプロピレン、二軸延伸ポリアミド、二軸延伸ポリエステル等によって構成される。シーラント層は、例えば、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、エチレン-酢酸ビニル共重合体、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂によって構成される。
積層体を製造する方法としては、ドライラミネート法、押出ラミネート法、共押出法などが挙げられる。基材フィルム層とシーラント層との間には接着強度の向上のため、接着剤やアンカー剤等を設けることができる。積層体は、包装袋10の強度を高めるために基材フィルムを複数枚備えていてもよい。積層体は、気体や紫外線のバリア性を高めるため、アルミニウム箔等の金属箔;金属蒸着層;セラミック等の無機質蒸着層;エチレン-ビニルアルコール共重合体フィルムなどを有していてもよい。
図1および図2に示すように、注出口部材2は、胴部フィルム51,51の第1端部51Aの中央部に設けられている。
注出口部材2は、部材本体3と、笛部材4(笛構造部)と、キャップ5とを備える。部材本体3は、基部6と、注出筒部7とを有する。X方向は基部6の長さ方向(詳しくは本体部6Aの長さ方向)である。Y方向は基部6の幅方向(詳しくは本体部6Aの幅方向)である。Z方向は基部6の厚さ方向である。「C」は注出筒部7の中心軸である。基部6と笛部材4とは基台部14を構成する。
図1に示すように、基部6は、例えば、注出筒部7の基端7aに対して、少なくとも外側方(X方向)に張り出して形成されている。図2に示すように、基部6は、本体部6Aと、フランジ部6Bとを備えている。本体部6Aは、例えば、中央部からX方向に沿って離れるほど幅(Y方向の寸法)が狭くなる形状(いわゆる舟形状)であってよい。
図2に示すように、フランジ部6Bは、板状とされ、本体部6Aの側面6c,6cからXY平面に沿って外方に延出している。図3に示すように、フランジ部6Bの平面形状(Z方向から見た形状)は、円弧形状の第1部分周縁6Baと、凸状の第2部分周縁6Bbとを有する形状である。第1部分周縁6BaはY方向の一方側の部分の周縁(図3の上部の周縁)であり、第2部分周縁6BbはY方向の他方側の部分の周縁(図3の下部の周縁)である。
第1部分周縁6Baは、中心が中心軸Cと一致する円弧形状である。第2部分周縁6Bbは、一対の側辺縁19a,19aと、中央辺縁19bと、を有する。側辺縁19a,19aは、第1部分周縁6Baの両端から互いに近づく方向に直線状に形成されている。中央辺縁19bは、側辺縁19a,19aの先端どうしを結ぶ直線状とされている。第2部分周縁6Bbは、第1部分周縁6Baを延長した仮想円弧Aより内周側の位置にある。そのため、フランジ部6Bの平面形状(Z方向から見た形状)は、円の一部を切り欠いた形状である。
図1に示すように、基部6の第1端面6a(図1におけるフランジ部6Bの上面)および第2端面6b(第1端面6aの反対の面。図1における本体部6Aの下面)はXY平面に沿う。
図2に示すように、基部6の本体部6Aは、胴部フィルム51,51に挟み込まれた状態で容器本体1に取り付けられている。本体部6Aの一方および他方の側面6c,6cは、それぞれ胴部フィルム51,51の内面に溶着されている。本体部6Aの側面6c,6cには、胴部フィルム51,51に対する接合強度を高めるための凹凸部(図示略)が形成されていてもよい。図1に示すように、基部6には、厚さ方向(Z方向)に沿う貫通孔21が形成されている。図2に示すように、貫通孔21の平面形状(Z方向から見た形状)は円形状である。
フランジ部6Bには、一対の気体流路9が形成されている。気体流路9は、第1部分流路11と、第2部分流路12とを有するL字状の流路である。第1部分流路11は、第1端面6aからZ方向に沿って形成されている。第1部分流路11の入口端(図1における上端)の開口(第1端面6aの開口)を取入れ口11aという。取入れ口11aは、基部6の第1端面6a側(一方の面側)(図1における上面側)に開口されている。
第2部分流路12は、第1部分流路11の最深端からY方向に沿って延出している。第2部分流路12の出口端(図2における下端)はフランジ部6Bの側面に開口されている。この開口を排出口12aという。2つの気体流路9は、X方向に間隔をおいて形成されている。
注出筒部7は、円筒状とされている。注出筒部7は、基部6の第1端面6a(図1における上面)から、Z方向(図1における上方)に突出している。注出筒部7の内部空間22の平面形状(Z方向から見た形状)は、例えば、貫通孔21と同径の円形状である。内部空間22は、貫通孔21に連なって形成されている。貫通孔21および内部空間22は、Z方向に沿って部材本体3を貫通する内容物流路8を形成する。内容物流路8は、容器本体1の内容物を注出筒部7の先端開口である注出口7bから注出させることができる。注出口7bは、基部6の第1端面6a側(一方の面側)(図1における上面側)に開口されている。
図1に示すように、注出筒部7の外周面には、ネジ部23が形成されている。
キャップ5は、主板部27と、筒状部28とを備える。主板部27は円板状に形成されている。筒状部28は主板部27の周縁部から延出する円筒状に形成されている。筒状部28の内周面には、ネジ部23に螺合するネジ部(図示略)が形成されている。キャップ5は、注出口7bを密封する。
注出口部材2の材質は、ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂が好適である。注出口部材2は、射出成形などにより作製することができる。
図2および図3に示すように、笛部材4は、XY平面に沿う厚板状に形成され、図示しない取付け構造(凹凸嵌合、接着剤など)によりフランジ部6Bの側面に設けられている。笛部材4の一方の面(フランジ部6Bに対向する面)には、凹部13が形成されている。笛部材4の平面形状(Z方向から見た形状)は、円弧形状の第1部分周縁24a(外周縁)と、凹状の第2部分周縁24b(内周縁)とを有する形状である。第1部分周縁24aは、フランジ部6Bの第1部分周縁6Baと同径の円弧形状である。第2部分周縁24bは、凹部13の内周縁である。第2部分周縁24bは、一対の側辺縁20a,20aと、中央辺縁20bと、を有する。側辺縁20a,20aは、第1部分周縁24aの両端から互いに近づく方向に直線状に延出している。中央辺縁20bは、側辺縁20a,20aの先端どうしを結ぶ直線状とされている。
図2に示すように、笛部材4をフランジ部6Bに組み付けた状態では、凹状の第2部分周縁24bに凸状の第2部分周縁6Bbが収容されている。側辺縁19a,19aはそれぞれ側辺縁20a,20aに対向する(図3参照)。中央辺縁19bは中央辺縁20bに対向する(図3参照)。笛部材4をフランジ部6Bに組み付けた状態における第1部分周縁24aは、第1部分周縁6Baと共通の中心を有する円弧形状である。そのため、組み合わせた状態の笛部材4およびフランジ部6Bの平面形状は全体として円形である。
笛部材4の第1端面4c(図1における笛部材4の上面)は、基部6の第1端面6aと面一であることが好ましい。笛部材4の厚さは、フランジ部6Bの厚さと同じであってよい。
笛部材4には、一対の笛部材流路15が形成されている。笛部材流路15は、内側面4a(凹部13の内面)から外側面4bに至る孔部によって形成された流路である。笛部材流路15は、導入流路16と、発音部17と、導出流路18とを有する。導入流路16は、内側面4aからY方向に沿って形成されている。導入流路16の入口端は凹部13の内面に開口されている。この開口を導入口16aという。導入口16aは、Y方向から見て少なくとも一部が気体流路9の排出口12aと重なる位置にある。導入流路16には、気体流路9を経て排出口12aから排出された気体が導入される。
発音部17には、導入流路16からの気体が導入される。発音部17は、導入流路16より幅広の空間である。発音部17は、気体が通過する際、気体の流れによって音を発する構造を有する。例えば、発音部17の入口は導入流路16より細径であり、発音部17の出口は導出流路18より細径である。発音部17では、入口から流入した気体が発音部17の内部で渦流(乱気流)を生じさせ、出口から流出する際にも導出流路18内で渦流(乱気流)を生じさせる。そのため、発音部17では、気体が入口から流入する際、および流出する際に、渦流(乱気流)に伴う気体の振動によって可聴域の音が発生する。
なお、発音部の構造は前述の構造に限らず、他の構造を採用してもよい。発音部には、例えば、流路の径が小さいノズル部(図示略)と、小さい間隙をおいて並置された一対の通過板(図示略)とを有する構造を採用できる。この構造では、ノズル部により細く絞られた気体の噴流が通過板の間隙に吹き付けられて生じる乱気流によって音が発生する。このほか、振動片(図示略)を備え、流通する気体が振動片を振動させることにより音を発生させる機構を採用してもよい。
導出流路18は、Y方向に沿って形成され、発音部17を経た気体を導出する。導出流路18の出口端は笛部材4の外側面4bに開口されている。この開口を導出口18aという。
2つの笛部材流路15は、X方向に間隔をおいて形成されている。
図5は、注出口付き包装袋10の使用方法の一例を示す説明図である。
図5における容器40は、容器本体41と、容器本体41から突出する筒状の口元部42とを備える。以下、包装袋10の内容物を容器40に移し替える場合を例として、包装袋10の使用方法を説明する。
図1に示すように、内容物を容器40(図5参照)に移し替えるにあたっては、キャップ5を開栓方向に回転させることによって注出筒部7から取り外す。図5に示すように、包装袋10の内容物を容器40に流し込むことができるように、注出筒部7を口元部42に挿入する。図5では、包装袋10は倒立状態(注出口部材2を容器本体1の下部に位置させた状態)となっており、口元部42の開口端は基部6の第1端面6aおよび笛部材4の第1端面4c(図1における笛部材4の上面)に対面している。この際、Z方向から見て、気体流路9の取入れ口11aは口元部42の開口端の内側に位置する。
口元部42の開口端は、全周にわたって基部6の第1端面6aおよび笛部材4の第1端面4cに当接することが好ましい。これによって、後述する内容物の移し替え作業時に、容器40から放出される気体が外に逃散しにくくなるため、笛部材流路15に導入される気体量を多くできる。
容器本体1の内容物は内容物流路8を通って注出口7bから流出し、口元部42を通して容器本体41に流入する。これによって、包装袋10の内容物を容器40に移し替えることができる。
内容物が容器40に流入する際には、容器本体41の内容物の量が増すにつれ、容器本体41内の気体(例えば空気)の一部は口元部42から外部に放出される。放出された気体の一部は取入れ口11aから気体流路9(図1および図2参照)に流入し、排出口12a(図2参照)から排出される。
図2に示すように、排出口12aから出た気体は、導入口16aから導入流路16を経て発音部17に導入される。気体は発音部17を通過する際に可聴域の音を発する。発音部17を経た気体は導出流路18を通って導出口18aから外部に放出される。
図5に示すように、包装袋10は、気体流路9(図2参照)からの気体が導入される笛部材4を備えており、気体流路9の取入れ口11aは注出口7bと同じ面側(図5における下面側)に開口されている。そのため、容器本体1の内容物を他の容器40に詰め替える作業において、容器40から放出される気体は気体流路9(図2参照)に導入され、笛部材4に流入する。笛部材4の発音部17(図2参照)は、気体が流入されることにより音を発する。そのため、作業者は、包装袋10からの内容物が注出されていることを聴覚により認知することができる。例えば、視覚障がい者(例えば、弱視者)は、詰め替え作業における内容物の注出を、視覚では認知しにくいが、包装袋10では、音によって、内容物が注出されていることを容易に確認できる。また、注出の開始および終了を確認できるため、容器40への内容物の充てん量を適正化するのが容易となる。
包装袋10は、基部6と、基部6の第1端面6aから突出する注出筒部7とを備え、取入れ口11aは、口元部42の開口端に対面する第1端面6aに形成されているため、容器40から放出された気体は気体流路9に流入しやすくなる。そのため、発音部17において大きな音を発生させることができる。よって、作業者は、包装袋10からの内容物が注出されていることを容易に確認できる。
笛部材4は、基部6の側面側に設けられているため、容器40から放出された気体を笛部材4に導く気体流路9を短くでき、その構造を簡略にできる。よって、包装袋10の小型化の点で有利である。
笛部材4は、部材本体3とは別体であるため、部材本体3の構造を簡略にできる。そのため、部材本体3に既存品を流用できることから、製造コストを抑制できる。
包装袋10では、取入れ口11aおよび注出口7bは、いずれも基部6の第1端面6a側(一方の面側)(図5において下面側)に開口されている。「一方の面側に開口」とは、図5に示すように、基部6の第1端面6aと口元部42の開口端とを対面させたときに、口元部42から放出されたガスが導入される向きに開口していることをいう。
注出筒部7は口元部42に挿入されているため、注出口7bの開口方向にかかわらず、容器40から放出される気体は気体流路9(図2参照)に導入される。注出口7bは、基部6の第1端面6aに形成された注出筒部7に形成されているため、開口方向が図5における下方でなくても、基部6の第1端面6a側に形成されているといえる。
本発明は上述の実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
包装袋10では、笛部材4は部材本体3とは別体であるが、笛部材は部材本体と一体に形成されていてもよい。例えば、笛部材流路(例えば、図2に示す笛部材流路15)が部材本体内に形成されていてもよい。この場合、笛構造部は、部材本体のうち笛部材流路が形成された部分である。
包装袋10はスタンディングパウチであるが、本実施形態の包装袋に適用可能なパウチの形態は特にこれに限定されず、三方シール袋、四方シール袋、ガゼット袋など種々の形態を採用することが可能である。
基部と笛部材とは「基台部」を構成するため、注出口部材は、基台部と注出筒部とを備えている。内容物流路の少なくとも一部は注出筒部に形成されている。気体流路および発音部は基台部に形成されている。注出筒部は基台部の第1面(例えば、図1の第1端面6aおよび第1端面4c)から突出している。取入れ口は基台部の第1面に開口されている。なお、部材本体と笛部材とは「注出口部材主部」を構成する。
1…容器本体、2…注出口部材、4…笛部材(笛構造部)、6…基部、6a…第1端面(第1面)、7…注出筒部、7b…注出口、8…内容物流路、9…気体流路、10…注出口付き包装袋、11a…取入れ口、17…発音部。

Claims (2)

  1. 内容物を収容する容器本体と、
    前記容器本体内の前記内容物を注出させるための注出口部材と、を備え、
    前記注出口部材は、前記内容物を注出させる注出口を有する内容物流路と、気体を取り入れる取入れ口を有する気体流路と、前記気体流路を経た前記気体が流通することによって音を発する発音部と、を有し、
    前記注出口および前記取入れ口は、前記注出口部材の一方の面側に開口されており、
    前記注出口部材は、前記容器本体に取り付けられる基部と、前記内容物流路の少なくとも一部が形成された注出筒部と、を備え、
    前記注出筒部は、前記基部の第1面から突出して形成され、先端が前記注出口として開口され、
    前記取入れ口は、前記基部の前記第1面に開口されている、注出口付き包装袋。
  2. 前記注出口部材は、前記基部および前記注出筒部を有する部材本体と、前記発音部を有する笛構造部とを備え、
    前記笛構造部は、前記基部の側面側に設けられている、請求項に記載の注出口付き包装袋。
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