JPH11321893A - 袋 - Google Patents

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JPH11321893A
JPH11321893A JP15193398A JP15193398A JPH11321893A JP H11321893 A JPH11321893 A JP H11321893A JP 15193398 A JP15193398 A JP 15193398A JP 15193398 A JP15193398 A JP 15193398A JP H11321893 A JPH11321893 A JP H11321893A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
discharging
tube
flexible sheet
diameter
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP15193398A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidesato Kizaki
日出郷 木嵜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP15193398A priority Critical patent/JPH11321893A/ja
Publication of JPH11321893A publication Critical patent/JPH11321893A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用途に限定されずに汎用性があり、内容物を
円滑に注出できる袋を提供すること。 【解決手段】 袋10において、注出部14が可撓シー
ト11に被包されたテーパ管15を有してなり、テーパ
管15は注出方向に向けて縮径する注出路16を備えて
なるもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、可撓自立袋等の袋
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の可撓シートからなる袋として、特
開平5-132069号公報に記載の如く、袋の角部に内容物の
注出路を形成するストレート管を内蔵し、このストレー
ト管によって内容物を注出する際の流路のつぶれを防止
し、内容物の円滑な注出を図るものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然しながら、従来技術
では、袋に設けたストレート管の注出口径はストレート
で唯一固定的である。他方、袋に付与すべき適正な注出
口径は、内容物の粘度や剤形、内容物の詰め替え先容器
の口部形態等により多様である。このため、従来技術で
は、袋の用途により異なるサイズのストレート管を設け
る必要があった。
【0004】本発明の課題は、用途に限定されずに汎用
性があり、内容物を円滑に注出できる袋を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、従来技術の
ストレート管にかえてテーパ形状の管を採用する。即
ち、請求項1に記載の本発明は、可撓シートにより構成
された袋本体の一部に可撓シートに被包されたテーパ管
を可撓シートの縁部に向けて縮径するように備えてなる
ものである。
【0006】請求項2に記載の本発明は、請求項1に記
載の本発明において更に、前記注出部が袋本体の中心線
上に設けられてなるようにしたものである。
【0007】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)(図1) 袋10は、詰め替え用可撓自立袋であり、表裏一対の胴
部シート11、11、底部シート12等の可撓シートを
ヒートシールもしくは接着剤を用いた接着等により袋本
体13を形成したものであり、液体、粉体等の内容物を
封入したものである。
【0008】袋10は、袋本体13の上縁部に内容物の
注出部14を設けてある。注出部14は、胴部シート1
1、11に被包されてそれら胴部シート11、11にヒ
ートシールされて一体化されたテーパ管15を有し、テ
ーパ管15は注出方向即ち、袋10を構成する可撓シー
トの縁部に向けて縮径する。管内の注出路16も同様に
縮径する。テーパ管15は、袋本体13の中心線上に設
けている。
【0009】袋本体13の構成シートとしては、熱可塑
性があり変形可能なプラスチックシートを用いる。テー
パ管15の材料は、ポリエチレン等のプラスチックであ
る。
【0010】袋10は、袋本体13における注出部14
の先端側に予め薄肉成形した切離予定部17を備え、こ
の切離予定部17を切断開封することにより、テーパ管
15のテーパ状注出路16の先端注出口16Aから内容
物を注出できる。尚、袋10は、注出部14におけるテ
ーパ管15の高さ方向における任意の中間位置で該注出
部14を切断開封して所望の口径の注出口16Bを形成
することができる。
【0011】本実施形態によれば以下の作用効果があ
る。 (請求項1に対応する作用効果) 袋10の注出部14の開封により、テーパ管15の注
出路16により流路がつぶれるのを防ぐことができる。
テーパ管15によるテーパ状注出路16の存在と、注出
部14の開封位置の選択によるテーパ管15の注出口1
6A、16B…の口径の選定により、高粘度の内容物の
場合、注出口をテーパ管の基端側に選定し、注出抵抗を
小として円滑に注出でき、低粘度の内容物の場合、注出
口をテーパ管の先端側に選定し、注出流量を絞って円滑
に注出できる。
【0012】テーパ管15によるテーパ状注出路16
の存在と、注出部14の開封位置の選択によるテーパ管
15の注出口16A、16B…の口径の選定により、内
容物の剤形(液体/粉体等)に良く対応できる。即ち、
内容物が液体の場合、注出口をテーパ管の先端側に選定
し、粉体の場合、注出口をテーパ管の基端側に選定する
ことで詰替時間を短くできる。
【0013】注出部14がテーパ管の形状のため容容
物の詰め替え先容器の口径に良く対応する。即ち、詰め
替え先容器の口径が小さい、あるいは大きい場合でも、
テーパ管の注出口の口径と嵌合するところで詰替でき
る。また、詰め替え先容器にスパウト(注出案内筒)が
付いている場合には、テーパ管15の注出口16A、1
6B…をスパウトの内側もしくは外側のいずれかに嵌合
できる構成に設定し、袋10に安定した詰め替え姿勢を
付与できる。
【0014】上記〜により、袋10の用途により内
容物の粘度や剤形、内容物の詰め替え先容器の口部形態
等が多様に変化しても、内容物を円滑に注出でき、注出
速度を速めることができる。従って、詰め替え用袋10
にあっては、その内容物の詰め替え時間を短縮できる。
【0015】(請求項2に対応する作用効果) テーパ管15を設けた注出部14が袋本体13の中心
線上に設けられているから、袋10を逆さにしてテーパ
管15の注出口16A、16B…を詰め替え先容器の口
部に嵌合した詰め替え姿勢の左右のバランスが良く、袋
10に手を添えることのない安定した詰め替え姿勢を付
与できる。
【0016】(第2実施形態)(図2) 第2実施形態の袋10Aが第1実施形態の袋10と実質
的に異なる点は、注出部14に設けたテーパ管15の高
さ方向における複数の中間位置(本実施形態では 2位
置)でそれぞれ周方向に連続する薄肉部21A、21B
を設け、それらの薄肉部21A、21Bに対応する袋本
体13に薄肉成形した切離予定部22A、22Bを設け
たことにある。
【0017】袋10Aによれば、注出部14の先端側に
設けた切離予定部17以外に、注出部14の中間部の切
離予定部22A、22Bでテーパ管15を簡易に切断開
封できる。
【0018】また、注出部に設けたテーパ管15の高さ
方向における複数の中間位置でそれぞれ周方向に断続状
をなすスリット部を設け、それらのスリット部に対応す
る袋本体13に薄肉成形した切離予定部を設けても良
い。
【0019】これにより、注出部14の先端側に設けた
切離予定部17以外に、注出部14の中間部の切離予定
部でテーパ管15を簡易に切断開封できる。
【0020】(第3実施形態)(図3) 第3実施形態の袋10Cが第1実施形態の袋10と実質
的に異なる点は、注出部14に設けたテーパ管15の高
さ方向における複数の中間位置(本実施形態では 2位位
置)でそれらの外径を注出方向で段差状に縮径した段差
部41A、41Bを設け、それらの段差部41A、41
Bに対応する袋本体13の外面にも段差部42A、42
Bを設けたことにある。
【0021】袋10Cによれば、注出部14を開封し、
該注出部14を逆さにした状態で詰め替え先容器の口部
に差し入れたとき、袋本体13における注出部14の外
面の段差部42A、42Bのいずれかを詰め替え先容器
の口部端面に突き当てることにより、その差し込み位置
の位置決め安定化を図ることができる。
【0022】ところで袋本体13に対するテーパ管15
の一体化構造として、一対の胴部シート11、11のヒ
ートシール部にテーパ管15の両側に設けたリブを挟み
込んでヒートシールし、テーパ管15を強固に一体化で
きる。
【0023】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、用途に限
定されずに汎用性があり、内容物を円滑に注出できる袋
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は第1実施形態を示す模式図である。
【図2】図2は第2実施形態を示す模式図である。
【図3】図3は第3実施形態を示す模式図である。
【符号の説明】
10、10A〜10D 袋 11、12 可撓シート 13 袋本体 14 注出部 15 テーパ管 16 注出路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓シートにより構成された袋本体の一
    部に可撓シートに被包されたテーパ管を、可撓シートの
    縁部に向けて縮径するように備えることを特徴とする
    袋。
  2. 【請求項2】 前記注出部が袋本体の中心線上に設けら
    れてなる請求項1記載の袋。
JP15193398A 1998-05-18 1998-05-18 Withdrawn JPH11321893A (ja)

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JP15193398A JPH11321893A (ja) 1998-05-18 1998-05-18

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Effective date: 20050802