JP4283134B2 - 薄肉ブロー容器 - Google Patents

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Description

本発明は、薄肉ブロー容器、とくに容器本体に取着した注出ノズルの流通管の流路を開閉可能にした自立性薄肉ブロー容器に関するものである。
底部がフィルムを内側に折り返されたガセット形式で形成され、上部が開口されるスタンディングパウチにおいて、上部のコーナー部に、外周がヒートシート部により封止され、上方に突出する注出口部を形成したスタンディングパウチは、従来より知られている(特許文献1参照)。
また、ブロー成形によって薄肉、軽量のボトルを成形し、ラベルを貼着して補強した自立性ボトルも、従来より知られている(特許文献2参照)。
特開平11−11496号公報 特開2001−48148号公報
しかしながら、上記特許文献1記載のパウチは、注出口を開封した後に注出口を閉ざすことができず、容器への詰め替えには、内容物の全容量を一度に移し替えしなければならないという問題があった。
また、パウチは、フィルムを接着して形成するものであるから、フィルムの成形、パウチ形状へのフィルムのカッティング、接着という工程が必要であり、製造費が高価になるという問題があった。
また、特許文献2記載のブロー容器は、容器口部を注出口とし、ねじキャップで開閉するようにしているが、移し替えを途中で中止しようとする場合には、液が少なくなっていると容器の形状が変形し易くなり、容器の把持が不安定になり、注出口が移し替え対象とする容器の口部から外れて、液が外にこぼれることがあるという問題があった。
本発明は、上記の問題を解決することを課題とし、容器に注出ノズルを形成した薄肉のブロー容器であって、注出ノズルの流通管を折曲げて反転させ、流路を開閉できるようにした自立性を有する薄肉ブロー容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、薄肉ブロー容器として、注出ノズルを突設した薄肉の自立性ブロー容器であって、注出ノズルが、折曲げ自在な弧状の流通管を具え、流路を開閉できるようにしたことを特徴とする構成を採用する。
薄肉ブロー容器の実施例として、注出ノズルを突設した薄肉の自立性ブロー容器であって、注出ノズルが、環状の流通管と該流通管の上端部に立設された注出管とからなり、環状の流通管の注出管より上方部と下方部のそれぞれの中間部には、流通管の周方向に延びる凹条が設けられており、注出管の先端近くには、切断部が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
薄肉ブロー容器の別実施例として、注出ノズルを突設した薄肉の自立性ブロー容器であって、注出ノズルが、先端に注出管を連設した半円状の流通管を具えた注出部と、半円状の支持部材とからなり、流通管の円弧部と支持部材の円弧部とは、一つの円を形成しており、注出管の先端近くに切断部が設けられ、流通管の中間部には、周方向に延びる凹条が設けられていることを特徴とする構成を採用する。
注出ノズルの円弧状の流通管の中間部に凹条を設けているので、流通管が、凹条部で折り曲がり、反転させることができ、流通管の流路を開閉することができるようになった。
次に、本発明の薄肉ブロー容器について、実施例をあげて説明する。
図1、2において、Aはブロー成形された薄肉の容器本体であり、Bはブロー容器に設けられた注出ノズルである。
容器本体Aは、一側が傾斜した肩部1と、胴部2、底部3とからなっており、肩部1の上端には開口4が形成され、下方に広がった側部5には注出ノズルBが突設されている。
胴部2は、前後の壁面6a、6bと、下方が広巾となっている側部の壁面7a、7bとからなり、側部の壁面7a、7bは、中央が膨出した湾曲面とからなっている。
底部3は、前後の接地底面8a、8bと、接地底面8a、8bから上方に延び、中央部を稜線とした底壁面9とからなっている。
注出ノズルBは、下端を肩部1の側部5に連設され、環状の流通管10と該流通管10の上端部に立設された注出管11とからなっている。
流通管10の側面には、長手方向に延びる折目線12が形成されており、注出管より上方部と下方部のそれぞれの中間部には、注出管11からほぼ等しい位置に全周にわたる凹条13が形成されている。
注出管11の先端部近くには、切断用の凹溝14が全周にわたって設けられ、切断することによって注出開口15が形成されるようになっている。
次に、容器の成形方法について説明すると、本発明のブロー容器は、ダイレクトブロー、または延伸ブローによって成形され、成形樹脂として、PE、PP、或いはPETなどが用いられるが、EVOH樹脂、ポリアミド樹脂等との積層構成としてもよい。
胴部2壁面は、薄肉とされており、内容物を入れたときに、接地底面8a、8bが形成されていることによって、自立性が付与されている。
次に、薄肉容器の使用態様と作用効果について説明する。
容器は、ブロー成形後、容器本体Aの開口4から内容液が充填され、充填後に開口4をヒートシールする。
使用にあたっては、まず、注出管11の凹溝14を切断し、注出開口15を開孔する。 所要の容器への移し替えにあたっては、容器本体Aを傾け、注出開口15を所要の容器の口部に差込み、容器を倒立させると、内容液を移し替えることができる。
所定量の内容液を移し替えたとき、容器本体Aを傾け、容器本体Aの注出管11を所要の容器の口部から取り外して、容器を元の正立状態に戻す。
その後に、注出管11を流通管10の方に押込むと、図3に示すように、流通管10の上側は、凹条13を軸線として反転し、折目線12が折曲がって扁平になり、流通管10の流路を塞ぐとともに、反転状態が維持される。
次に、所要の容器内の液を使いきって再度移し替えるときには、流通管10の環内に手指を差入れる等して、注出管11を上昇させると、流通管10が復元して、流路が開かれ、注出可能となる。
次いで、容器本体Aをもって注出管11を容器口部に差込み、容器を傾けていくと、内容液を移し替えることができる。
したがって、注出ノズルBは、注出管11を押込むことによってシール状態を維持でき、注出管11を上方に引張り出すことによって流路を開くことができるので、容器から内容液を小出しにすることができる。
飲料水や食料液を入れた場合には、数回に渡って吸飲することができ、流路が閉じられ、大気中の塵埃や、雑菌が入るのを防ぐことができるので、衛生上好ましい。
流通管が環状になっているので、環内に手指を差込み、持ち運びが便利となり、また、環内にフック棒を入れることによって、商品の展示にも役立たせることができる。
使用後の容器の廃棄は、ブロー容器が簡単に押潰されるので、ゴミ容量の減量となる。
次に、薄肉容器の第2実施例について説明する。
本実施例は、注出ノズルの構成を変更したもので、容器本体は前実施例と同一であるので、同一の符号をもって図示し、注出ノズルの構成についてのみ説明する。
図4〜6において、Aは容器本体、Baは容器本体に取着された注出ノズルである。
注出ノズルBaは、容器本体Aの肩部1の側部5から突設され、注出部20と支持部材21からなっている。
注出部20は、容器本体A内部に連通する横断面がほぼ円形で、半円弧状の流通管22と、流通管22に連通する注出管23とからなっている。
流通管22の側面には、長手方向に延びる折目線24が形成され、流通管22の中間部には、全周にわたる凹条25が設けられている。
注出管23の先端部近くに、切断用の凹溝26が穿設されている。
支持部材21は、流通管22の上側に設けられ、半円の円弧部27aと直線部27bとからなっている。
支持部材21の円弧部27aと流通管22は、一つの同径の円を形成しており、直線部27bには、注出管23の切断用の凹溝26に連続する切断用の凹溝28が刻設されている。
支持部材21の上面には、容器本体Aの側部5から連設されたリブ29が配設されている。
次に、本実施例の使用態様と作用効果について説明する。
容器本体Aに内容物が充填された後に、開口4がヒートシールされる。
使用にあたっては、まず、切断用の凹溝26、28を切断すると、図7に示すように、注出開口30が開口される。
次いで、容器を傾け、注出管23を移し替え容器に差込み、容器本体Aを倒立させると、内容物を移し替えることができる。
所定量の内容物を移し替えたら、容器本体Aを正立の状態に戻して流通管22を支持部材21に接するように上方に押上げると、図7に示すように、流通管22は折目線24に沿って扁平にされ、凹条25の内側部分が支持部材21に接するよう反転される。
そのことによって、流通管22の流路が塞がれ、その状態が維持される。
次に、容器本体Aに移し替えるときには、流通管22と支持部材21の間に指を差入れる等して、流通管22を復元すると、流路が開かれ、注出口まで開孔される。
流通管22の流路を開閉するようにした点では、第1実施例と同様であり、そのことにより、第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
また、上記支持部材を容器内に連通させ、エア置換パイプとしてもよい。
薄肉のブロー容器の肩部に、流路を開閉自在とした注出ノズルを取着したので、詰替え容器を大容量として、内容液を数回に分けて注出できるようになった。
本注出ノズルは、詰替容器ばかりでなく、飲料水、食料液などの薄肉容器、或いは、一般の容器にも利用できる。
本発明の第1実施例の薄肉ブロー容器の正面図である。 ブロー容器の側面図である。 使用時のブロー容器の正面図である。 第2実施例の薄肉ブロー容器の正面図である。 ブロー容器の側面図である。 ブロー容器の平面図である。 使用時のブロー容器の正面図である。
符号の説明
A 容器本体
B、Ba 注出ノズル
1 肩部
2 胴部
3 底部
4 開口
5 側部
6a,b、7a,b 壁面
8a.b 接地底面
9 底壁面
10、22 流通管
11、23 注出管
12、24 折目線
13、25 凹条
14、26、28 凹溝
15 注出開口
20 流出部
21 支持部材
27a 円弧部
27b 直線部
29 リブ
30 注出開口

Claims (2)

  1. 注出ノズルを突設した薄肉の自立性ブロー容器であって、
    注出ノズルが、環状の流通管と該流通管の上端部に立設された注出管とからなり、
    環状の流通管の注出管より上方部と下方部のそれぞれの中間部には、流通管の周方向に延びる凹条が設けられており、
    注出管の先端近くには、切断部が設けられていることを特徴とする薄肉ブロー容器。
  2. 注出ノズルを突設した薄肉の自立性ブロー容器であって、
    注出ノズルが、先端に注出管を連設した半円状の流通管を具えた注出部と、半円状の支持部材とからなり、流通管の円弧部と支持部材の円弧部とは、一つの円を形成しており、
    注出管の先端近くに切断部が設けられ、
    流通管の中間部には、周方向に延びる凹条が設けられていることを特徴とする薄肉ブロー容器。
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