JP5332450B2 - パウチ容器 - Google Patents

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Description

本発明は、積層フィルムの周囲をシールするとともに底部を有する自立可能なパウチ本体と、該パウチ本体の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材と、を備えるパウチ容器に関し、特に、胴部保型性および自立安定性を向上したパウチ容器に関する。
従来、主に店頭で販売されるドレッシングや各種味付け用のタレ類など、図16(a)に示すように、ガラス瓶Gの容器などのボトル形状の容器を用いることが多い。このようなガラス瓶容器Gは、容器Gの耐久性や自立時の安定性に優れるものの、ガラス瓶Gは重量が重く、さらには落とすと割れてしまう危険性がある。そこで、近年、図16(b)に示すように、プラスチック成型品からなるブローボトルBに注出口を設けた容器を用いる場合がある。
他方、シャンプーやリンス、液体洗剤などは、ボトル容器から袋状のパウチへと移行が進んでおり、このようなパウチは、減容性および廃棄性に優れており、環境に配慮した容器形態となっている。
しかしながら、このようなパウチでは、内容物の量によってはパウチの自立性が不安定という欠点があり、パウチをそのままの状態で直接用いることが困難である。よって、パウチの内容物を、ブローボトル容器Bへと移し替える等の手間を要し、ドレッシングや焼肉のタレなどの食品類を内容物として扱うことが困難であった。このため、液体の食品類は、ブローボトルBやガラス瓶Gなどの容器形態で販売されることが多く、パウチへの移行が進まずにいる。
また、図17に示すように、主に、清涼飲料などを内容物とした、前記パウチPに口径の小さいスパウトSP(注出口)を取り付けたスパウト付きパウチPがあるが、筒状部材からなるスパウトSPが、内容物の充填口と注出口とを兼ね備えるため、口径の小さいスパウトSPの場合には、内容物の充填スピードが遅くなるという問題がある。
また、このようなスパウト付きパウチSでは、スパウトSPから内容物を吸い出し、若しくは内容物を絞り出すことにより使用するが、パウチP内部に残存する内容物を余すことなく注出することや、パウチPを傾けても、内容物を取り出し切ることが困難という欠点がある。さらには、内容物の減少に伴い、パウチPがしぼみ、パウチPの自立が不安定となる欠点も有する。そして、スパウトSの口径を大きくして注出性の向上を図った場合には、スパウトSPの重量が増大してしまうこととなり、同時に自立性を向上させることは不可能である。
特に、この種のスパウトSPとパウチ本体Pとの接合部分の、前記スパウトSP断面外周は、同心円状にスパウト上部、下部とも同一寸法を有しているが、パウチPの開口内周寸法と前記スパウトSP断面外周寸法には、大きな寸法差が存在している。
すなわち、パウチ本体1における上部のフィルムは、スパウト接合前において、下部のフィルムと同形状を有するが、スパウトを接合することでパウチ本体の下部のフィルムと上部のフィルムとに形状の違いがでることとなる。
よって、パウチPにスパウトSPを取り付けた上記スパウト付きパウチSでは、パウチ本体に内容物を充填した際に、パウチPの底部が膨らむとともに、スパウトSPが接合されたパウチの上部断面形状と底部の断面形状とに差異が生じるため、パウチの胴部にシワが生じ、見栄えが良くないという問題があった。また、パウチの胴部が内容物によりパウチ本体の膨らみを維持しており、内容物の減少に伴い、パウチのシワ部分を起点にパウチ本体が折れ曲ってしまうという問題があった。
他方、例えば、特許文献1に示すように、筒状に形成した注ぎ口本体と、注ぎ口本体上面を覆うように設けた蓋体と、袋状容器の開口縁を前記注ぎ口本体の円筒部に密着させるための締付手段とにより構成される、袋状容器用栓が開示されており、注ぎ口本体(3)の円筒部(4)が、袋状容器(1)と密着しやすいように、後側下部ほど幅広のテーパー状に成型された袋状容器用の栓が記載されている。
しかしながら、このような容器は、使用者が袋入り製品に取り付けて用いる、着脱自在な注ぎ口であり、前記円筒部(4)と袋状容器との密着を袋口部材による締め付けによってのみ行なう構成である。
よって、使用者の利便を目的に予め注ぎ口を取り付けて流通させる容器としては、同密着部からの液漏れ等の恐れがあり、さらには、このような簡易な接合では、注ぎ口本体(3)を把持して容器を取り扱うと、接合部から袋が脱落してしまう等の問題があるため、同公報でも取り扱いを確実にする例として、別途、袋状容器1に装着する略U字状の合成樹脂製ケース(23)を挙げている。
特開昭60−240658号公報
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、パウチの胴部にシワが生じることなく、意匠性を向上したパウチを提供するとともに、内容物が減少した場合であっても、パウチが折れ曲ることなく優れた胴部保型性および自立安定性を有するパウチ容器を提供することを課題とする。
また、パウチ容器のハンドリング性を向上するとともに、内容物の充填性や注出性を向上した、使用性の高いパウチ容器を提供することを課題とし、さらには、従来のガラス瓶やブローボトル等のボトル容器に代えて、廃棄性や減容性のみならず自立性、使用性に優れた、新しい形態のパウチ容器を提供することを課題とする。
さらには、パウチ容器の液漏れ等を防ぐためのケース等を別途必要とせず、内容物を充填するパウチ本体と、内容物を注出する部材とを、一体に形成することにより、液漏れを生じることなく、注ぎやすく、把持しやすく、自立可能な、パウチ容器を提供することを課題とする。
そこで、上記課題を解決するため、本発明の請求項1記載の発明は、積層フィルムの周囲をシールするとともに底部を有する自立可能なパウチ本体と、該パウチ本体の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材と、を備えるパウチ容器であって、前記充填口部材は、上部に設けられたフランジ部と、中央部に設けられた円形状の開口部を有する略円筒状の充填口と、下部に設けられた円弧部分を有する接合部と、で構成され、前記接合部の、前記パウチ本体の正面および裏面と接する前記円弧部分の半径を、前記充填口の開口部の半径以下にするとともに、前記接合部の円弧部分を前記充填口よりも外方に突設させ、前記パウチ本体の前記充填口部材の前記接合部が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔(W)と、前記パウチ本体の底部の正面及び裏面間の間隔(w)と、が略等しいことを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項2記載の発明は、前記充填口部材は、注出部を有する注出口部材を備えることを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項3記載の発明は、前記充填口部材と前記注出口部材とが、一体に形成されることを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項4記載の発明は、前記注出口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項5記載の発明は、前記充填口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項6記載の発明は、前記注出口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする、パウチ容器である。
また、請求項7記載の発明は、前記充填口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする、パウチ容器である。
本発明の請求項1記載の発明は、積層フィルムの周囲をシールするとともに底部を有する自立可能なパウチ本体と、該パウチ本体の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材と、を備えるパウチ容器であって、前記充填口部材は、上部に設けられたフランジ部と、中央部に設けられた円形状の開口部を有する略円筒状の充填口と、下部に設けられた円弧部分を有する接合部と、で構成され、前記接合部の、前記パウチ本体の正面および裏面と接する前記円弧部分の半径を、前記充填口の開口部の半径以下にするとともに、前記接合部の円弧部分を前記充填口よりも外方に突設させ、前記パウチ本体の前記充填口部材の前記接合部が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔(W)と、前記パウチ本体の底部の正面及び裏面間の間隔(w)と、が略等しいことを特徴とするから、パウチ本体の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材とパウチ本体の底部とをつなぐ柱を形成するとともに、パウチ本体の側面形状が略直円筒形状を形成してパウチ本体の胴部にシワが生じることなく、意匠性を向上することが可能であるとともに、パウチ容器の内容物が減少した場合であっても、パウチ本体が折れ曲ることなく優れた胴部保型性および自立性を有するパウチ容器を提供することが可能である。
また、請求項2記載の発明は、前記充填口部材は、注出部を有する注出口部材を備えることを特徴とするから、内容物を充填するための充填口と使用時に内容物を注ぎだすための注出口とを別部材で構成して、スムースかつ安定して内容物を充填することが可能であるとともに、使用時においても、内容物を安定して適量注ぎだすことが可能である。
また、請求項4記載の発明は、前記注出口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする。また、請求項5記載の発明は、前記充填口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする。したがって、注出口部材若しくは充填口部材の開口部を閉封して、パウチ容器の内容物を密封、保存することが可能である。
また、請求項6記載の発明は、前記注出口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする。また、請求項7記載の発明は、前記充填口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする。したがって、酸素ガス、炭酸ガス、水蒸気等の透過を遮断する耐透過性を向上して、内容物の品質保持性を向上したパウチ容器を提供することが可能である。
また、請求項3記載の発明は、前記充填口部材と前記注出口部材とが、一体に形成されることを特徴とするから、充填口部材に一体に形成された注出口部材の注出部を用いて、スムースかつ安定して内容物を充填することが可能であるとともに、使用時においても、内容物を安定して適量注ぎだすことが可能である。
本発明に係るパウチ容器A(容器A)の一例としては、図1に示すように、積層フィルムからなるパウチ本体1の上端部(パウチ本体1の周囲の一側部)に、筒状の充填口部材2がパウチ本体1と一体に形成されてなる、パウチ容器Aであって、さらには、前記充填口部材2に、内容物を注出するための注出部を有する注出口部材3と、該注出口部材3を閉封するためのキャップ4とが取り付けられている。
特に、後述する、前記充填口部材2の接合部22の、前記パウチ本体1の正面および裏面と接する円弧部分の半径R2が、前記充填口部材2の開口部21の半径R1より、小さく形成されており、図1(b)に示すように、側面視において、パウチ本体1の正面および裏面が、略直円筒形状をなすとともに、正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1底部14とをつなぐ柱を形成するため、内容物が減少した場合であっても、パウチ本体1が折れ曲ることなく、優れた胴部保型性、自立安定性を有するパウチ容器Aを提供することが可能である。
また、パウチ本体1に予め取り付けられた充填口部材2の大きな開口部21から、内容物を充填することが可能であり、例えば、液体や粘体、さらには固形物や粉末、これら混合部等の内容物の種類によって、適した開口部形状を有する充填口部材2を用いることが可能である。また、注出口部材3も同様に、内容物の種類によって適した注出部33を有する注出口部材3を用いることが可能である。
さらには、従来の成型ボトルやガラス瓶を用いることなく、積層フィルムをシールしてなるパウチ本体1を用いることにより、従来の成型ボトルやガラス瓶等のボトルに比べて、使用性、減容性、廃棄性を向上するとともに環境に配慮した、ボトルタイプのパウチ容器Aを提供することが可能である。
以下に、本発明の容器Aを構成する、充填口部材2、パウチ本体1について、それぞれ説明する。
まず、前記充填口部材2は、詳しくは、図2(a)に示すように、熱可塑性樹脂からなる、下部の接合部22と、上部に設けられた2段のフランジ部23、24(上段フランジ部24、下段フランジ部23)とを有し、充填口部材2の中央部には、開口部21を有する略円筒状の充填口が貫設されたものである。そして、前記上段フランジ部24は、後述する、注出口部材3を充填口部材2へと嵌合するためのフランジ部24であり、前記下段フランジ部23は、後述する、パウチ本体1の開口11の端部と接する位置まで充填口部材2を挿入する際の位置決めのフランジ部23である。
特に、前記接合部22は、図2(b)(c)に示すように、接合部22の正面と裏面との円弧部分の半径R2が、充填口部材2の充填口の開口部21の半径R1と、同一若しくは小さな半径R2を有しており(R1≧R2)、後述する、前記充填口部材2をパウチ本体1へと接合することにより、パウチ本体1の側面形状が略直円筒形状を形成して、パウチ容器Aの胴部保型性および自立安定性を向上することが可能である。
次に、前記パウチ本体1は、図3(a)に示すように、積層フィルムの左右シール12および底部シール13が施されてなる上方に開口11を有する筒状のパウチ本体1であって、図3(b)に示すように、パウチ本体1の上部分に形成された開口11へと、前記充填口部材2の下段フランジ部23と、パウチ本体1の開口11の端部とが接する位置まで、前記接合部22を挿入した後、図4(a)に示すように、パウチ本体1の上部シール15(接合部分)を形成することにより、パウチ本体1の上部シール15が、前記充填口部材2の接合部22に沿って形成されて、本発明のパウチ容器Aを形成するものである。
そして、充填口部材2の大きな開口部21から、内容物をパウチ本体1へと充填することが可能であり、内容物の充填に伴い、図4(b)に示すように、パウチ本体1の底部14が膨らみ、パウチ本体1の自立部分を形成するものである。
このとき、接合部22の正面及び裏面の円弧部分の半径R2が、充填口の開口部21の半径R1以下である場合、パウチ本体1が直円筒形状をなすため、パウチ本体1の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1の底部14とをつなぐ柱を形成して、パウチ本体1が安定して自立することが可能であるとともに優れた胴部保型性を奏することが可能である。
すなわち、図5(a)に示すように、パウチ本体1の側面視での表裏フィルム形状が、接合部22の円弧部分の半径R2から底部14にかけて、直線状のフィルム面を形成しており、図5(b)に示すように、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の、正面及び裏面間の間隔wとが、略等しい長さとなる(W=w)。
これにより、図5(b)に示すように、底部14の断面形状が、充填口部材2の接合部22の断面形状と略等しい形状となり、パウチ本体1が略直円筒形状を形成することが可能である。よって、パウチ本体1の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1の底部14とをつなぐ柱を形成して、パウチ本体1にシワが生じることや折れ曲ってしまうことを防ぎ、優れた胴部保型性および自立安定性を奏することが可能である。
これに対して、例えば、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の正面及び裏面間の間隔wとが等しく(W=w)、接合部22の正面及び裏面の前記円弧部分の半径R2が、前記充填口の開口部21の半径R1より大きい場合(R2>R1)、表裏接合部15の前記円弧に対する接線延長上の交点が遠いため、舟形部正面から見た幅が広くなり、材料、重量の点で好ましくない。さらには、パウチ本体1の自立性に悪影響を与えてしまうという問題がある。
また、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の、正面及び裏面間の間隔wとが異なり(W≠w)、前記半径R2が、前記半径R1より大きい場合(R2>R1)、舟形部は薄くなり、パウチ本体1の上下部分の長さ(厚み)が異なるため、パウチ本体1が折れやすく、また、外観にシワが形成されるため、内容物の減少時において、パウチ本体1の自立性が低下してしまうという問題がある。
よって、本発明のパウチ容器Aは、接合部22の正面と裏面との円弧部分の半径R2が、充填口の開口部21の半径R1と、同一若しくは小さな半径R2を有し(R1≧R2)、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の、正面及び裏面間の間隔wとが、略等しい長さとなる(W=w)前記充填口部材2を、パウチ本体1へと接合することにより、パウチ本体1の底部14の断面形状が、充填口部材2の接合部22の断面形状と略同様の形状となり、パウチ本体1が略直円筒形状を形成することとなる。これにより、パウチ本体1の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1の底部14とをつなぐ柱を形成して、パウチ本体1の側面形状が直線形状を維持するため、パウチ本体1にシワが生じることや折れ曲ってしまうことを防ぎ、優れた胴部保型性および自立安定性を奏することが可能である。パウチ容器Aの胴部保型性および自立安定性を向上することが可能である。
また、本発明のパウチ容器Aは、図6に示すように、前記充填口部材2の上段フランジ部24に初期開封シールPを形成してもよく、パウチ容器Aの内容物を密封、保存することが可能であり、酸素ガス、炭酸ガス、水蒸気等の透過を遮断する耐透過性を向上して、内容物の品質保持性を向上したパウチ容器Aを提供することが可能である。特に、内容物を収容するパウチ本体1は、柔軟性があるため、商品搬送時においても、ガラス瓶やブローボトルのように破損や傷を生じることなく、商品を扱いやすいという効果がある。
そして、パウチ容器Aの使用時においては、図7に示すように、パウチ容器Aの上部シール15部分である前記充填口部材2の接合部22を持ち、パウチ容器Aを安定して取り扱うことが可能であり、優れたハンドリング性を奏するパウチ容器Aを提供することが可能である。
このように、本発明のパウチ容器Aは、積層フィルムの周囲をシールするとともに底部14を有する自立可能なパウチ本体1と、該パウチ本体1の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材2と、を備えるパウチ容器であって、充填口部材2は、上部に設けられたフランジ部24と、中央部に設けられた円形状の開口部21を有する略円筒状の充填口と、下部に設けられた円弧部分を有する接合部22と、で構成され、接合部22の、パウチ本体1の正面および裏面と接する円弧部分の半径R2を、充填口の開口部21の半径R1以下にするとともに、接合部22の円弧部分を充填口よりも外方に突設させ、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の正面及び裏面間の間隔wと、が略等しい簡単な構成により、前記パウチ本体1の側面形状が、略直円筒形状をなして、前記パウチ本体1の胴部保型性、自立安定性を向上することが可能である。さらには、優れた充填性、ハンドリング性を有するパウチ容器Aを提供することが可能である。
本発明のパウチ容器Aは、上記例に限らず、内容物の注出性に優れた各種開口形状からなる注出部33を有する注出口部材3を、前記充填口部材2へと取り付けてもよく、パウチ容器Aの充填性のみならず注出性をも向上することが可能である。
この場合、前記注出口部材3の一例としては、図8(a)に示すように、注出口部材3の開口31を塞ぐ、プルリング35付き閉塞面32を有する注出口部材3であってもよく、内容物の注出性を向上するとともに、初期開封前の不正開封防止の効果がある。
前記注出口部材3の下方には、内方へと凸形状からなる段部39が形成されており、該段部39が、後述する、前記充填口部材2の上段フランジ部24へと嵌合することにより、注出口部材3を充填口部材2へと取り付けることが可能である。
この注出口部材3は、パウチ容器Aの初期開封時において、前記プルリング35をつまみ上方へと引くことにより、注出部33(ノズル)開口部31を塞ぐ閉塞面32が、薄肉部34に沿って破断し、図8(b)に示すように、略菱形状の開口31を形成するものである。
そして、前記注出部33(ノズル)は、該注出部33(ノズル)の先端部分が、薄肉かつ外方へと開いた略ラッパ形状を有しており、液体等の内容物を注ぐ際にも液切れがよく、内容物が注出部33(ノズル)の外側部分へと付着することを防ぐ効果がある。
さらには、図9に示すように、前記注出口部材3の前記注出部33(ノズル)を閉封するための、キャップ4を形成してもよく、該キャップ4の内側に形成された内ネジ46を、前記注出口部材3の注出部33(ノズル)に形成された外ネジ36へと螺着することにより、キャップ4を注出口部材3へと開閉自在に形成してもよい。
そして、図10に示すように、前記キャップ4を備える前記注出口部材3を、前記充填口部材2の上段フランジ部24へと、打栓若しくは螺着して取り付けることにより、本発明のパウチ容器Aを形成することが可能である。
このようにして形成したパウチ容器Aは、注出口部材3の開口部31がプルリング35付き閉塞面32により密封されており、この状態で商品として店頭に並べることが可能であるとともに、注出口部材3に形成された前記プルリング35付き閉塞面32により、初期開封前の不正開封防止の効果がある。
そして、本発明のパウチ容器Aの使用時には、前記注出口部材3に取り付けられた前記キャップ4を取り外して、注出口部材3のプルリング35付き閉塞面32を切除することにより、図11に示すように、注出口部材3を有する本発明のパウチ容器Aを形成することが可能である。
特に、本発明のパウチ容器Aは、図11(b)に示すように、パウチ本体1の側面形状が、略直円筒形状をなす点に特徴があり、パウチ容器Aの高い自立安定性と胴部保型性とを奏することが可能である。
そして、パウチ容器Aの使用時において、図12に示すように、パウチ本体1の上部シール15である接合部22を把持して、パウチ容器Aを安定かつ強固に保持することが可能であり、パウチ容器Aのハンドリング性を向上するとともに、注出口部材3の注出部33(ノズル)を用いて、パウチ容器Aの内容物を安定して注ぎ出すことが可能である。
前記充填口部材2の形状は、上記例に限定されるものではなく、接合部22の円弧部分の半径R2が、充填口の開口部21の半径R1以下である形状を有し、これに伴い、充填口部材2と、パウチ本体1の底部14とが、略等しい長さを形成して、パウチ本体1の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1の底部14とをつなぐ直線状の柱を形成するものであれば、前記充填口部材2の形状は、特に限定されるものではない。また、前記注出口部材3は、上記例に限らず、注出性や使用性を向上するものであれば、後述する、ヒンジキャップ付き注出口部材3や逆止弁付き注出口部材3などを用いてもよく、さらには、前記充填口部材2と前記注出口部材3とが一体に形成されたものであってもよい。
例えば、前記ヒンジキャップ付き注出口部材3の一例としては、図13(a)に示すように、前記注出口部材3とキャップ4とが、屈曲自在なヒンジHを介して一体に形成され、図13(b)に示すように、ヒンジキャップ4を片手で簡単に開くことが可能である。よって、キャップ4の開封をさらに容易に行なうことが可能であり、パウチ容器Aの使用性を向上することが可能である。また、注出口部材3の開口部31に初期開封シールPを形成してもよく、商品購入前の不正開封防止の効果がある。
さらには、前記逆止弁付き注出口部材3の一例としては、図14(a)(b)に示すように、弾性部材の中央部分に略十字形状の溝が形成されてなる逆止弁gを、前記注出口部材3の内部に設けた、逆止弁付き注出口部材3を用いてもよく、パウチ容器Aに充填する内容物が、ハチミツ、マヨネーズ、整髪量などの、粘性を有する液体である場合であっても、所望量の内容物を簡単に注出することが可能であり、内容物の液切れがよく、さらなる使用性を向上したパウチ容器Aを提供することが可能である。
また、上記例では、充填口部材2と注出口部材3とが、別体で形成される例を示したが、これに限らず、充填口部材2と注出口部材3とが、着脱不可に一体をなす形状であってもよく、充填口部材2と一体に形成された注出口部材3の注出部33を用いて、スムースかつ安定して内容物を充填することが可能であるとともに、使用時においても、内容物を安定して適量注ぎだすことが可能な構成としてもよい。
この場合、充填口部材2と注出口部材3とが一体に形成される場合の一例としては、図15(a)(b)に示すように、前記接合部22の円弧部分の半径R2が、前記充填口の開口部21の半径R1以下の充填口部材2の直上に略ラッパ状の注出部33(ノズル)を有する注出口部材3を一体に形成してもよく、該注出口部材3へとキャップ4を螺着する構成であってもよい。
以上のように、本発明のパウチ容器Aは、積層フィルムの周囲をシールするとともに底部14を有する自立可能なパウチ本体1と、該パウチ本体1の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材2と、を備えるパウチ容器であって、充填口部材2は、上部に設けられたフランジ部24と、中央部に設けられた円形状の開口部21を有する略円筒状の充填口と、下部に設けられた円弧部分を有する接合部22と、で構成され、接合部22の、パウチ本体1の正面および裏面と接する円弧部分の半径R2を、充填口の開口部21の半径R1以下にするとともに、接合部22の円弧部分を充填口よりも外方に突設させ、パウチ本体1の充填口部材2の接合部22が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔Wと、パウチ本体1の底部14の正面及び裏面間の間隔wと、が略等しいことを特徴とする簡単な構成により、パウチ本体1の正面および裏面のフィルムが、前記充填口部材2とパウチ本体1の底部14とをつなぐ柱を形成して、前記パウチ本体1の胴部保型性および自立安定性を向上することが可能である。
また、パウチ容器Aに様々な工夫を講じることにより、パウチ容器Aの注出性、充填性、ハンドリング性、使用性を向上した新しい形態のパウチ容器Aを提供することが可能である。
前記充填口部材2の接合部22は、パウチ容器Aを把持する際の把持部となるため、接合部22の上下方向の高さは、パウチ容器Aを把持する際に、安定かつ強固に把持可能な高さを有することが望ましく、少なくとも10mm以上、より望ましくは20mm以上の高さが望ましい。これにより、パウチ容器Aの開封時や閉封時にパウチ容器Aを安定して保持することが可能である。
また、充填口部材2の前記開口部21の径(内径)は、φ12mm〜φ40mmであることが望ましく、これにより、パウチ容器A製造時において、内容物を充填する充填ノズルを前記充填口部材2へと直接挿入して内容物を充填することが可能であり、充填口部材2の内側に内容物が付着することを防ぐことが可能である。さらには、パウチ本体1の底部14の正面及び裏面間の間隔wが20mm以上であることが望ましく、パウチ容器Aの安定した自立性および胴部保型性を奏することが可能である。
本発明のパウチ容器の一例を示す図である。 充填口部材を示す説明図である。 (a)充填口部材を示す図である。 (b)充填口部材の一部切断説明図である。 パウチ本体に充填口部材を取り付ける際の一例を示す説明図である。 (a)パウチ本体を示す説明図である。 (b)パウチ本体に充填口部材を挿入した場合を示す説明図である。 パウチ本体に充填口部材を接合した場合を示す説明図である。 (a)パウチ本体に充填口部材を接合した場合を示す図である。 (b)パウチ本体に内容物を充填した場合を示す図である。 本発明のパウチ容器を示す断面図である。 (a)パウチ容器の正面視断面図である。 (b)パウチ容器の側面視(a−b断面)断面図である。 本発明のパウチ容器の一例を示す説明図である。 (a)パウチ容器の略正面視図である。 (b)パウチ容器の略側面視図である。 パウチ容器の使用例を示す説明図である。 注出口部材の一例を示す説明図である。 (a)初期開封前を示す注出口部材の一部切断説明図である。 (b)初期開封後を示す注出口部材の一部切断説明図である。 注出口部材にキャップを取り付けた場合の一例を示す一部切断説明図である。 パウチ容器を示す一部切断説明図である。 パウチ容器の一例を示す図である。 (a)パウチ容器の略正面視図である。 (b)パウチ容器の略側面視図である。 パウチ容器の一例を示す図である。 (a)パウチ容器の略正面視図である。 (b)パウチ容器の略側面視図である。 (a)(b)注出口部材の別の例を示す説明図である。 (a)(b)注出口部材のさらに別の例を示す説明図である。 (a)(b)充填口部材と注出口部材とが一体の例を示す説明図である。 従来のボトル容器の一例を示す図である。 (a)ガラス瓶容器の一例を示す図である。 (b)ブローボトルの一例を示す図である。 従来のスパウト付きパウチの一例を示す図である。
符号の説明
1 パウチ本体
11 開口
12 左右シール
13 底部シール
14 底部
15 上部シール(接合部分)
2 充填口部材
21 開口部
22 接合部
23 フランジ部(下段フランジ部)
24 フランジ部(上段フランジ部)
注出口部材
31 開口部
32 閉塞面
33 注出部(ノズル)
35 プルリング
36 外ネジ
39 段部
4 キャップ
46 内ネジ
パウチ容器
P 初期開封シール
H ヒンジ
g 逆止弁

Claims (7)

  1. 積層フィルムの周囲をシールするとともに底部を有する自立可能なパウチ本体と、該パウチ本体の周囲の一側部にヒートシールすることにより接合される、熱可塑性樹脂の充填口部材と、を備えるパウチ容器であって、
    前記充填口部材は、上部に設けられたフランジ部と、中央部に設けられた円形状の開口部を有する略円筒状の充填口と、下部に設けられた円弧部分を有する接合部と、で構成され、
    前記接合部の、前記パウチ本体の正面および裏面と接する前記円弧部分の半径を、前記充填口の開口部の半径以下にするとともに、前記接合部の円弧部分を前記充填口よりも外方に突設させ
    前記パウチ本体の前記充填口部材の前記接合部が接合された箇所の正面及び裏面間の間隔(W)と、前記パウチ本体の底部の正面及び裏面間の間隔(w)と、が略等しいことを特徴とする、パウチ容器。
  2. 前記充填口部材は、注出部を有する注出口部材を備えることを特徴とする、請求項1に記載のパウチ容器。
  3. 前記充填口部材と前記注出口部材とが、一体に形成されることを特徴とする、請求項2に記載のパウチ容器。
  4. 前記注出口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする、請求項2または3に記載のパウチ容器。
  5. 前記充填口部材に、開閉自在なキャップを形成したことを特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ容器。
  6. 前記注出口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする、請求項2〜4のいずれかに記載のパウチ容器。
  7. 前記充填口部材の開口部に、初期開封シールを形成したことを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載のパウチ容器。
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