JP7109225B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

この発明は、通信線を介して接続される上位装置及び複数の下位装置を備えた通信システムに関する。
従来から、通信システムでは、上位装置と複数の下位装置との間で通信を行うため、下位装置に対するアドレスを設定している(例えば特許文献1参照)。この特許文献1に開示された通信システムでは、下位装置は予めランダム数から成るシリアル番号をアドレスとして設定する。そして、下位装置のうちの1台が親局となり、この親局が、シリアル番号が重複する下位装置を検出した場合にシリアル番号の変更を行う。これにより、下位装置はアドレス重複を回避できる。
特開平10-306973号公報
しかしながら、従来の通信システムでは、下位装置のアドレス重複を検知するために複雑な工程を経る必要がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、従来構成に対してより簡易に、下位装置に対するアドレスの重複を回避可能な通信システムを提供することを目的としている。
この発明に係る通信システムは、通信線を介して接続される上位装置及び複数の下位装置を備え、上位装置は、アドレスが記録されるテーブルを保持する保持部と、テーブルに記録されている使用中のアドレスをそれぞれ送信先アドレスとした電文である状態要求電文をポーリングセレクション方式で送信する上位送信部と、電文の受信を行う上位受信部とを備え、上位送信部は、状態要求電文の送信を複数回実施しても上位受信部により下位装置からの当該状態要求電文に対する応答を示す電文である応答電文の受信が無い場合に、通信異常である旨の電文を当該下位装置に送信し、下位装置は、自機の初期のアドレスとして、アドレス設定において下位装置に対して設定可能な番号とは異なる番号のアドレスである第1の仮アドレスが登録され、アドレスを仮設定する設定部と、設定部により仮設定されたアドレスを送信先アドレスとした電文である重複確認電文を送信する下位送信部と、電文の受信を行う下位受信部と、下位送信部により重複確認電文が送信された後一定期間経過しても下位受信部により当該重複確認電文に対する応答を示す電文である重複確認応答電文が受信されない場合に、設定部により仮設定されたアドレスを自機のアドレスとして確定して登録する確定部とを備え、下位送信部は、下位受信部により状態要求電文が受信された場合に、応答電文を上位装置に送信し、下位装置は、下位受信部により通信異常である旨の電文が受信された場合に、自機のアドレスを第1の仮アドレスに戻すことを特徴とする。
この発明によれば、上記のように構成したので、従来構成に対してより簡易に、下位装置に対するアドレスの重複を回避可能である。
この発明の実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る上位装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る下位装置の構成例を示す図である。 この発明の実施の形態1に係る下位装置によるアドレス設定動作の一例を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係る下位装置によるアドレス設定動作の具体例を示すシーケンス図である。 この発明の実施の形態1に係る上位装置によるアドレス収集動作の一例を示すフローチャートである。 図7A、図7Bは、この発明の実施の形態1に係る上位装置及び下位装置のハードウェア構成例を示す図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に係る通信システムの構成例を示す図である。
通信システムは、図1に示すように、通信線を介して接続される上位装置1及び複数の下位装置2を備えている。この通信システムは、RS-485通信を採用し、上位装置1から複数の下位装置2に対してポーリングセレクション方式のシリアル通信を行う。
上位装置1は、図2に示すように、保持部101、モード設定部102、電文作成部103、電文受信部(上位受信部)104、電文送信部(上位送信部)105、送信制御部106及び登録部107を有している。
保持部101は、アドレス(論理的アドレス)が記録されるテーブルを保持する。初期状態では、テーブルには、アドレス設定において下位装置2に対して設定可能な番号のアドレスが全て未使用の状態(下位装置2のアドレスとして登録されていない状態)で記録されている。
図1では、アドレス設定において下位装置2に対して設定可能なアドレスの番号が1~240である場合を想定している。また図1では、下位装置(No.3)ではアドレス(3)が登録され、下位装置(No.4)ではアドレス(4)が登録され、その他の下位装置2ではアドレスが未登録である場合を示している。また、アドレスが未登録の下位装置2には、初期のアドレスとして、事前に決められた第1の仮アドレスが登録されている。第1の仮アドレスは、アドレス設定において下位装置2に対して設定可能な番号とは異なる番号のアドレスである。図1では、第1の仮アドレスの番号は254となっている。
なお、保持部101としては、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリ、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、又はDVD(Digital Versatile Disc)等が該当する。
なお図2では、上位装置1の内部に保持部101が設けられた場合を示した。しかしながら、これに限らず、上位装置1の外部に保持部101が設けられてもよい。
モード設定部102は、上位装置1の動作モードを設定する。上位装置1の動作モードとしては、通常モード及び試運転モードがある。通常モードは、通常動作を行うモードであり、下位装置2の運転情報をモニタするためのモードである。試運転モードは、下位装置2のアドレスを確認するためのモードである。
電文作成部103は、電文を作成する。
この電文作成部103は、上位装置1が通常モードである場合に、アドレスが登録済みである下位装置2を対象とし、運転情報の送信を要求する電文(状態要求電文)を作成する。この状態要求電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機(上位装置1)のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報を有する。なお、電文作成部103は、送信先アドレスとして、テーブルに記録されている使用中のアドレス(下位装置2のアドレスとして登録されているアドレス)を用いる。
また、電文作成部103は、上位装置1が試運転モードである場合に、テーブルに記録されている全てのアドレス先を対象とし、通信を確認する電文(通信確認電文)を作成する。この通信確認電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報を有する。なお、電文作成部103は、送信先アドレスとして、テーブルに記録されている全てのアドレス(使用中のアドレス及び未使用のアドレス)をそれぞれ用いる。
電文受信部104は、電文の受信を行う。また、電文受信部104は、電文を受信した場合に、電文に含まれる送信先アドレスから当該電文が自機宛ての電文であるかを判断する。そして、電文受信部104は、電文が自機宛ての電文であると判断した場合には当該電文を取得し、電文が自機宛ての電文ではないと判断した場合には当該電文を読み捨てる。
電文送信部105は、電文の送信を行う。この電文送信部105は、電文作成部103により状態要求電文が作成された場合に、当該状態要求電文をポーリングセレクション方式で送信する。また、電文送信部105は、電文作成部103により通信確認電文が作成された場合に、当該通信確認電文をポーリングセレクション方式で送信する。
送信制御部106は、電文送信部105による電文の送信を制御する。
登録部107は、電文受信部104により後述する確定電文が受信された場合に、テーブルに、当該確定電文により通知されたアドレスを、当該確定電文の送信元である下位装置2のアドレスとして登録する。
また、登録部107は、電文受信部104により通信確認電文に対する応答電文が受信された場合に、テーブルに、当該通信確認電文の送信先アドレスを、当該応答電文の送信元である下位装置2のアドレスとして登録する。
下位装置2は、図3に示すように、記録部201、電文作成部202、電文受信部(下位受信部)203、電文送信部(下位送信部)204、送信制御部205、設定部206及び確定部207を有している。
記録部201は、自機(下位装置2)のアドレスを記録する。初期状態では、記録部201は、自機のアドレスとして第1の仮アドレスを記録している。
なお、記録部201としては、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、又はDVD等が該当する。
なお図3では、下位装置2の内部に記録部201が設けられた場合を示した。しかしながら、これに限らず、下位装置2の外部に記録部201が設けられてもよい。
電文作成部202は、電文を作成する。
この電文作成部202は、設定部206によりアドレスが仮設定された場合に、当該仮設定されたアドレスを送信先アドレスとした電文(重複確認電文)を作成する。この重複確認電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報を有する。なお、電文作成部202は、送信元アドレスとして、下位装置2に対して事前に決められている第2の仮アドレスを用いる。第2の仮アドレスは、アドレス設定において下位装置2に対して設定可能な番号のアドレス及び第1の仮アドレスとは異なる番号(例えば253)のアドレスである。
また、電文作成部202は、電文受信部203により自機宛ての重複確認電文が受信された場合に、重複確認電文に対する応答を示す電文(重複確認応答電文)を作成する。この重複確認応答電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報を有する。なお、電文作成部202は、送信先アドレスとして、重複確認電文の送信元アドレスを用いるだけでなく、所定の第2の仮アドレス(例えば253)を用いることができる。
また、電文作成部202は、確定部207によりアドレスが確定された場合に、当該確定されたアドレスを通知する電文(確定電文)を作成する。この確定電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先である上位装置1のアドレス(送信元アドレス)等を示す情報を有する。なお、電文作成部202は、送信元アドレスとして、確定部207により確定されたアドレスを用いる。
また、電文作成部202は、電文受信部203により自機宛ての状態要求電文が受信された場合に、当該状態要求電文に対する応答を示す電文(応答電文)を作成する。応答電文は、自機の運転情報を通知する電文である。この応答電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先である上位装置1のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報に加え、自機の運転情報(運転状態、温度情報及び冷媒状態等を示す情報)を有する。
また、電文作成部202は、電文受信部203により自機宛ての通信確認電文が受信された場合に、当該通信確認電文に対する応答を示す電文(応答電文)を作成する。この応答電文は、識別コード、電文の種別、電文の送信元である自機のアドレス(送信元アドレス)、及び、電文の送信先である上位装置1のアドレス(送信先アドレス)等を示す情報を有する。
電文受信部203は、電文の受信を行う。また、電文受信部203は、電文を受信した場合に、電文に含まれる送信先アドレスから当該電文が自機宛ての電文であるかを判断する。そして、電文受信部203は、電文が自機宛ての電文であると判断した場合には当該電文を取得し、電文が自機宛ての電文ではないと判断した場合には当該電文を読み捨てる。
電文送信部204は、電文の送信を行う。この電文送信部204は、電文作成部202により重複確認電文が作成された場合に、当該重複確認電文を送信する。また、電文送信部204は、電文作成部202により重複確認応答電文が作成された場合に、当該重複確認応答電文を送信する。また、電文送信部204は、電文作成部202により確定電文が作成された場合に、当該確定電文を送信する。また、電文送信部204は、電文作成部202により応答電文が作成された場合に、当該応答電文を送信する。
送信制御部205は、電文送信部204による電文の送信を制御する。
設定部206は、アドレスを仮設定する。また、設定部206は、電文受信部203により自機宛ての重複確認応答電文が受信された場合には、異なるアドレスへの仮設定を行う。
確定部207は、電文送信部204により重複確認電文が送信された後一定期間経過しても電文受信部203により自機宛ての重複確認応答電文が受信されない場合に、設定部206により仮設定されたアドレスを自機のアドレスとして確定して記録部201に登録する。
次に、実施の形態1に係る通信システムの動作例について説明する。
まず、下位装置2によるアドレス設定動作の一例について、図4を参照しながら説明する。以下では、上位装置1及び複数の下位装置2が通信線を介して接続されているものとする。
下位装置2によるアドレス設定動作では、図4に示すように、まず、設定部206は、アドレスを仮設定する(ステップST401)。なお、設定部206は、任意のアドレスを仮設定可能である。例えば、設定部206は、下位装置2を操作するユーザにより指定されたアドレスを自機のアドレスとして仮設定してもよい。また、上位装置1が、テーブルに記録されている未使用のアドレスのうちの1つを、アドレスが未登録である下位装置2に通知する機能を有する場合には、設定部206は、この通知された未使用のアドレスがユーザにより選択された場合に当該未使用のアドレスを自機のアドレスとして仮設定してもよい。
次いで、電文作成部202は、設定部206により仮設定されたアドレスを送信先アドレスとした重複確認電文を作成する(ステップST402)。
次いで、電文送信部204は、送信制御部205による制御に従い、電文作成部202により作成された重複確認電文を送信する(ステップST403)。なお、ポーリングセレクション方式では、通常、上位装置1から状態要求電文等の要求電文を送信して下位装置2は要求電文に対する応答電文を送信する形式をとるが、ここでは、例外的に、下位装置2から自発的に電文を送信可能としている。また、電文送信部204は、重複確認電文を、要求電文及び応答電文が送信される送信期間の空き時間を利用して送信する。
ここで、ある下位装置2が重複確認電文の送信を行うと、上位装置1及び当該下位装置2以外の下位装置2はポーリングセレクション方式のルールを無視して動作を一時停止する。なお、この一時停止を行っている上位装置1及び下位装置2は、一定期間が経過した後、又は、重複確認電文以外の電文を受信した場合に一時停止を解除する。また、この期間内では、下位装置2は重複確認応答電文のみを送信可能である。そして、重複確認電文の送信先アドレスと同一のアドレスを自機のアドレスとして登録している下位装置2が存在する場合には、アドレスが重複していることになる。そのため、この下位装置2は、アドレスが重複していることを示す重複確認応答電文を作成し、この重複確認応答電文を、重複確認電文の送信元アドレスに返信する。
次いで、電文受信部203は、一定期間内に自機宛ての重複確認応答電文を受信したかを判断する(ステップST404)。
このステップST404において、電文受信部203が一定期間内に自機宛ての重複確認応答電文を受信しない場合には、確定部207は、設定部206により仮設定されたアドレスを自機のアドレスとして確定して記録部201に登録する(ステップST405)。
また、電文作成部202は、確定電文を作成する(ステップST406)。
次いで、電文送信部204は、送信制御部205による制御に従い、電文作成部202により作成された確定電文を上位装置1に送信する(ステップST407)。なお、この場合には、例外的に、下位装置2から自発的に電文を送信可能としている。また、電文送信部204は、確定電文を、要求電文及び応答電文が送信される送信期間の空き時間を利用して送信する。
その後、上位装置1は、確定電文を受信し、テーブルに、当該確定電文により通知されたアドレスを、当該確定電文の送信元である下位装置2のアドレスとして登録する。
一方、ステップST404において、電文受信部203が一定期間内に自機宛ての重複確認応答電文を受信した場合には、シーケンスはステップST401に戻り、設定部206は、異なるアドレスへの仮設定を行う。
なおここでは、電文受信部203により自機宛ての重複確認応答電文が受信された場合に、設定部206が異なるアドレスへの仮設定を行うものとした。しかしながら、これに限らず、例えば、電文受信部203により自機宛ての重複確認応答電文が受信された場合に、下位装置2が有する表示器(不図示)にアドレスが重複している旨を表示(LEDランプの点灯等)してアドレス設定動作を終了してもよい。
次に、下位装置2によるアドレス設定動作の具体例について、図5を参照しながら説明する。
図5では、まず、下位装置(No.1)が、アドレス(1)を自機のアドレスとして仮設定している(ステップST501)。
そして、下位装置(No.1)は、アドレス(1)を送信先とした重複確認電文を送信する(ステップST502)。この下位装置(No.1)による重複確認電文の送信により、上位装置1及び他の下位装置2は動作を一時停止する(電文送信待機)。
一方、この通信システムでは、アドレス(1)と同一のアドレスを自機のアドレスとして登録している下位装置2は存在しないため、下位装置(No.1)は自機宛ての重複確認応答電文を受信することはない。よって、下位装置(No.1)は一定期間(アドレス確定待ち時間)待機した後、アドレス(1)を自機のアドレスとして確定し、その旨を示す確定電文を上位装置1に送信する(ステップST503,ST504)。その後、上位装置1は、アドレス(1)を下位装置(No.1)のアドレスとして登録する。
図5では、次に、下位装置(No.2)が、アドレス(3)を自機のアドレスとして仮設定している(ステップST505)。
そして、下位装置(No.2)は、アドレス(3)を送信先とした重複確認電文を送信する(ステップST506)。この下位装置(No.2)による重複確認電文の送信により、上位装置1及び他の下位装置2は動作を一時停止する(電文送信待機)。
一方、この通信システムでは、アドレス(3)と同一のアドレスを自機のアドレスとして登録している下位装置(No.3)が存在している。そして、この下位装置(No.3)は、自機宛ての重複確認電文を受信した後、重複確認応答電文を下位装置(No.2)に返信する(ステップST507)。
そして、下位装置(No.2)は、自機宛ての重複確認応答電文を受信し、アドレスをリセットする(ステップST508)。
その後、下位装置(No.2)は、アドレス(2)を自機のアドレスとして仮設定している(ステップST509)。その後、上記と同様の動作を行う。
このように、実施の形態1に係る通信システムでは、下位装置2に対するアドレス設定の際に、下位装置2同士がアドレスを監視し合うことでアドレス重複を検知している。これにより、従来構成に対してより簡易に、下位装置2に対するアドレスの重複を回避可能である。
なお上記では、上位装置1及び複数の下位装置2が通信線を介して接続された場合での、アドレス設定を示した。一方、上位装置1が接続されておらず、複数の下位装置2のみが通信線を介して接続されている場合には、ポーリングセレクションは存在しないが、基本的な動作は上記と同様である。また、この場合には、下位装置2による確定電文の作成及び送信は実施されない。そして、上位装置1が下位装置2に対して接続された後、上位装置1は、例えば図6に示す手順で、下位装置2のアドレスを収集する。
上位装置1によるアドレス収集動作では、図6に示すように、まず、モード設定部102は、動作モードを試運転モードに設定する(ステップST601)。例えば、上位装置1が有する表示器(不図示)に試運転ボタンが表示されており、上位装置1を操作するユーザが試運転ボタンを選択することで、モード設定部102は動作モードを試運転モードに設定する。
次いで、電文作成部103は、通信確認電文を作成する(ステップST602)。なお、電文作成部103は、送信先アドレスとして、テーブルに記録されている全てのアドレスをそれぞれ用いる。
次いで、電文送信部105は、送信制御部106による制御に従い、電文作成部103により作成された通信確認電文をポーリングセレクション方式で送信する(ステップST603)。
その後、通信確認電文の送信先アドレスと同一のアドレスを自機のアドレスとして登録している下位装置2は、この通信確認電文を受信して応答電文を作成し、この応答電文を上位装置1に返信する。
次いで、電文受信部104は、一定期間内に通信確認電文に対する応答電文を受信したかを判断する(ステップST604)。
このステップST604において、電文受信部104が一定期間内に通信確認電文に対する応答電文を受信した場合には、登録部107は、テーブルに、当該通信確認電文の送信先アドレスを、当該応答電文の送信元である下位装置2のアドレスとして登録する(ステップST605)。その後、シーケンスはステップST602に戻り、上位装置1は、次の送信先アドレスに対する通信確認電文の作成へ移行する。
一方、ステップST604において、電文受信部104が一定期間内に通信確認電文に対する応答電文を受信しない場合には、シーケンスはステップST602に戻り、上位装置1は、次の送信先アドレスに対する通信確認電文の作成へ移行する。すなわち、この場合には、上位装置1は、通信確認電文の送信先に下位装置2は存在しないと判断する。
ここで、例えば特許文献2に示されるように、上位装置が複数の下位装置に対するアドレス設定を行う通信システムも知られている。この通信システムでは、下位装置のアドレス重複を回避可能である。しかしながら、この通信システムでは、上位装置と下位装置との間での通信が必須となる。そのため、上位装置及び下位装置の配置及び配線が完了した後でないとアドレス設定を実施できない。
これに対し、実施の形態1に係る通信システムでは、上位装置1が下位装置2に接続されているかいないかに関わらず、下位装置2に対するアドレス設定をアドレス重複なく実施可能である。そのため、上位装置1が未設置又は未通電の場合、上位装置1の入れ替え時又はデータ破損の際にも、上位装置1との通信を行うことなく、下位装置2に対するアドレス設定が可能であり、作業利便性が増す。
特開2006-29769号公報
このように、実施の形態1に係る通信システムでは、上位装置1が下位装置2に接続されていない場合でも、下位装置2のみでアドレス設定が可能である。一方、例えば、下位装置2が複数の系統に分かれており、系統毎に独立してアドレス設定が実施されることも想定される。この場合、各系統を1つの系統にまとめようとすると、アドレスの重複が生じる可能性がある。
複数系統の統合によりアドレスの重複が生じると、上位装置1が下位装置2に接続された後、上位装置1からはアドレスが重複している下位装置2に対して電文を送ることは可能であるが、アドレスが重複している下位装置2からは、電文が衝突してしまうため、上位装置1に対して電文を送ることができない。
そこで、上位装置1は、状態要求電文の送信を複数回実施しても下位装置2からの応答が無い場合には、通信異常である旨の電文を当該下位装置2に送信する。そして、この電文を受信した下位装置2は、表示器に通信異常である旨の表示(LEDランプの点灯等)を行う。これにより、この下位装置2を操作するユーザは、上位装置1からの電文は受信できているものの上位装置1へは電文を送信できていないことを確認でき、アドレスが重複していることを確認できる。その後、このアドレスが重複している下位装置2は、自機のアドレスを第1の仮アドレスに戻し、上記に示したアドレス設定動作によりアドレスの再設定を実施する。
次に、実施の形態1に係る通信システムの適用例について説明する。
実施の形態1に係る通信システムは、例えば、下位装置2をショーケースの制御コントローラとして用い、上位装置1を複数のショーケースを統括管理する上位コントローラとして用いた冷却システムに適用可能である。
また、実施の形態1に係る通信システムは、例えば、下位装置2を空調機の制御コントローラとして用い、上位装置1を複数の空調機を統括管理する上位コントローラとして用いた空調システムに適用可能である。
上記では、実施の形態1に係る通信システムの適用先として、上記のような冷却システム又は空調システムを挙げたが、通信システムの適用先はこれに限らない。
以上のように、この実施の形態1によれば、下位装置2は、アドレスを仮設定する設定部206と、設定部206により仮設定されたアドレスを送信先アドレスとした重複確認電文を送信する電文送信部204と、電文の受信を行う電文受信部203と、電文送信部204により重複確認電文が送信された後一定期間経過しても電文受信部203により当該重複確認電文に対する重複確認応答電文が受信されない場合に、設定部206により仮設定されたアドレスを自機のアドレスとして確定して登録する確定部207とを備えた。これにより、実施の形態1に係る通信システムは、従来構成に対してより簡易に、下位装置2に対するアドレスの重複を回避可能である。
最後に、図7を参照して、実施の形態1に係る上位装置1及び下位装置2のハードウェア構成例を説明する。以下では、上位装置1のハードウェア構成例について説明するが、下位装置2についても同様である。
上位装置1における電文受信部104は受信装置により実現され、電文送信部105は送信装置により実現される。また、上位装置1におけるモード設定部102、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107の各機能は、処理回路51により実現される。処理回路51は、図7Aに示すように、専用のハードウェアであってもよいし、図7Bに示すように、メモリ53に格納されるプログラムを実行するCPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、又はDSP(Digital Signal Processor)ともいう)52であってもよい。
処理回路51が専用のハードウェアである場合、処理回路51は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、又はこれらを組み合わせたものが該当する。モード設定部102、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107の各部の機能それぞれを処理回路51で実現してもよいし、各部の機能をまとめて処理回路51で実現してもよい。
処理回路51がCPU52の場合、モード設定部102、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア及びファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ53に格納される。処理回路51は、メモリ53に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、各部の機能を実現する。すなわち、上位装置1は、処理回路51により実行されるときに、例えば図4~6に示した各ステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ53を備える。また、これらのプログラムは、モード設定部102、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107の手順及び方法をコンピュータに実行させるものであるともいえる。ここで、メモリ53としては、例えば、RAM、ROM、フラッシュメモリ、EPROM、EEPROM等の不揮発性又は揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、又はDVD等が該当する。
なお、モード設定部102、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107の各機能について、一部を専用のハードウェアで実現し、一部をソフトウェア又はファームウェアで実現するようにしてもよい。例えば、モード設定部102については専用のハードウェアとしての処理回路51でその機能を実現し、電文作成部103、送信制御部106及び登録部107については処理回路51がメモリ53に格納されたプログラムを読み出して実行することによってその機能を実現することが可能である。
このように、処理回路51は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらの組み合わせによって、上述の各機能を実現することができる。
なお、本願発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 上位装置、2 下位装置、51 処理回路、52 CPU、53 メモリ、101 保持部、102 モード設定部、103 電文作成部、104 電文受信部(上位受信)、105 電文送信部(上位送信部)、106 送信制御部、107 登録部、201 記録部、202 電文作成部、203 電文受信部(下位受信部)、204 電文送信部(下位送信部)、205 送信制御部、206 設定部、207 確定部。

Claims (5)

  1. 通信線を介して接続される上位装置及び複数の下位装置を備え、
    前記上位装置は、
    アドレスが記録されるテーブルを保持する保持部と、
    前記テーブルに記録されている使用中のアドレスをそれぞれ送信先アドレスとした電文である状態要求電文をポーリングセレクション方式で送信する上位送信部と、
    電文の受信を行う上位受信部とを備え、
    前記上位送信部は、状態要求電文の送信を複数回実施しても前記上位受信部により前記下位装置からの当該状態要求電文に対する応答を示す電文である応答電文の受信が無い場合に、通信異常である旨の電文を当該下位装置に送信し、
    前記下位装置は、
    自機の初期のアドレスとして、アドレス設定において前記下位装置に対して設定可能な番号とは異なる番号のアドレスである第1の仮アドレスが登録され、
    アドレスを仮設定する設定部と、
    前記設定部により仮設定されたアドレスを送信先アドレスとした電文である重複確認電文を送信する下位送信部と、
    電文の受信を行う下位受信部と、
    前記下位送信部により重複確認電文が送信された後一定期間経過しても前記下位受信部により当該重複確認電文に対する応答を示す電文である重複確認応答電文が受信されない場合に、前記設定部により仮設定されたアドレスを自機のアドレスとして確定して登録する確定部とを備え
    前記下位送信部は、前記下位受信部により状態要求電文が受信された場合に、応答電文を前記上位装置に送信し、
    前記下位装置は、前記下位受信部により通信異常である旨の電文が受信された場合に、自機のアドレスを第1の仮アドレスに戻す
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記下位送信部は、前記下位受信部により自機宛ての重複確認電文が受信された場合に、重複確認応答電文を、当該重複確認電文の送信元である前記下位装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記設定部は、前記下位受信部により自機宛ての重複確認応答電文が受信された場合に、異なるアドレスへの仮設定を行う
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の通信システム。
  4. 前記下位送信部は、前記確定部により確定されたアドレスを通知する電文である確定電文を前記上位装置に送信し、
    前記上位装置は、
    アドレスが記録されるテーブルを保持する保持部と、
    電文の受信を行う上位受信部と、
    前記上位受信部により確定電文が受信された場合に、前記テーブルに、当該確定電文により通知されたアドレスを、当該確定電文の送信元である前記下位装置のアドレスとして登録する登録部とを備えた
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  5. 前記上位装置は、
    アドレスが記録されるテーブルを保持する保持部と、
    電文の受信を行う上位受信部と、
    前記テーブルに記録されている全てのアドレスをそれぞれ送信先アドレスとした電文である通信確認電文をポーリングセレクション方式で送信する上位送信部と、
    前記上位受信部により通信確認電文に対する応答を示す電文である応答電文が受信された場合に、前記テーブルに、当該通信確認電文の送信先アドレスを、当該応答電文の送信元である前記下位装置のアドレスとして登録する登録部とを備え、
    前記下位送信部は、前記下位受信部により自機宛ての通信確認電文が受信された場合に、応答電文を前記上位装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1記載の通信システム
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