JP2003008585A - 通信制御装置及び通信制御方法並びに通信装置及び通信方法 - Google Patents
通信制御装置及び通信制御方法並びに通信装置及び通信方法Info
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- JP2003008585A JP2003008585A JP2001254947A JP2001254947A JP2003008585A JP 2003008585 A JP2003008585 A JP 2003008585A JP 2001254947 A JP2001254947 A JP 2001254947A JP 2001254947 A JP2001254947 A JP 2001254947A JP 2003008585 A JP2003008585 A JP 2003008585A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/66—Arrangements for connecting between networks having differing types of switching systems, e.g. gateways
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L43/00—Arrangements for monitoring or testing data switching networks
- H04L43/50—Testing arrangements
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L12/00—Data switching networks
- H04L12/28—Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
- H04L12/2803—Home automation networks
- H04L2012/284—Home automation networks characterised by the type of medium used
- H04L2012/2841—Wireless
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W8/00—Network data management
- H04W8/26—Network addressing or numbering for mobility support
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
- H04W80/00—Wireless network protocols or protocol adaptations to wireless operation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Small-Scale Networks (AREA)
- Communication Control (AREA)
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 Bluetooth上でのエコーネットプロ
トコルの運用を可能にする通信装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ1は、エコーネット機器A
とBluetooth初期化手続きを行い、決定した機
器Aのスレーブ識別子を、そのBluetoothアド
レスと対応付けて記憶する。次に、コントローラ1は、
サービス発見手続きを経て機器AがPANノードである
ことを発見し、PAN初期化手続きを行う。次に、コン
トローラ1は、機器Aがエコーネットプロトコルをサポ
ートしているかの確認メッセージを送信する。これに応
答した機器Aからエコーネットアドレス要求を受信した
コントローラ1は、機器Aのエコーネットアドレスを決
定し、機器AのBluetoothアドレスに対応付け
て記憶するとともに、該エコーネットアドレスを搭載し
たメッセージを機器Aに送信する。
トコルの運用を可能にする通信装置を提供すること。 【解決手段】 コントローラ1は、エコーネット機器A
とBluetooth初期化手続きを行い、決定した機
器Aのスレーブ識別子を、そのBluetoothアド
レスと対応付けて記憶する。次に、コントローラ1は、
サービス発見手続きを経て機器AがPANノードである
ことを発見し、PAN初期化手続きを行う。次に、コン
トローラ1は、機器Aがエコーネットプロトコルをサポ
ートしているかの確認メッセージを送信する。これに応
答した機器Aからエコーネットアドレス要求を受信した
コントローラ1は、機器Aのエコーネットアドレスを決
定し、機器AのBluetoothアドレスに対応付け
て記憶するとともに、該エコーネットアドレスを搭載し
たメッセージを機器Aに送信する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、Bluetoot
h、IP等のネットワーク上でのエコーネット等の制御
プロトコルの運用を可能にするための通信制御装置及び
通信制御方法並びに通信装置及び通信方法に関する。
h、IP等のネットワーク上でのエコーネット等の制御
プロトコルの運用を可能にするための通信制御装置及び
通信制御方法並びに通信装置及び通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、情報家電の発展が急である。本分
野は、白物家電、AV家電、パソコン等の情報機器、モ
バイル機器等の多岐にわたり、それぞれにおいてデジタ
ル技術を応用した様々な応用が考えられている。
野は、白物家電、AV家電、パソコン等の情報機器、モ
バイル機器等の多岐にわたり、それぞれにおいてデジタ
ル技術を応用した様々な応用が考えられている。
【0003】その1つのアプリケーションがホームネッ
トワークの利用である。ホームネットワークは、家庭内
におけるネットワーク技術であり、上記様々な情報家電
同士を相互に接続する。
トワークの利用である。ホームネットワークは、家庭内
におけるネットワーク技術であり、上記様々な情報家電
同士を相互に接続する。
【0004】このホームネットワーク技術として、特に
最近注目を集めているのが無線ネットワーク技術であ
る。例えば、802.11a/bや、Bluetoot
h等、様々な家庭向け無線ネットワーク技術が提案・開
発・販売されている。特に、Bluetoothは、低
コスト、低消費電力等の特徴があり、携帯電話やパソコ
ン、PDA、家電機器等、広範な機器がサポートすると
いわれている。これらのことから、Bluetooth
通信機能を搭載した各種機器が市場に登場することが期
待されている。
最近注目を集めているのが無線ネットワーク技術であ
る。例えば、802.11a/bや、Bluetoot
h等、様々な家庭向け無線ネットワーク技術が提案・開
発・販売されている。特に、Bluetoothは、低
コスト、低消費電力等の特徴があり、携帯電話やパソコ
ン、PDA、家電機器等、広範な機器がサポートすると
いわれている。これらのことから、Bluetooth
通信機能を搭載した各種機器が市場に登場することが期
待されている。
【0005】一方、ホームネットワークの1つの応用例
が設備系ネットワーク、あるいはホームオートメーショ
ンとしての利用である。これらのネットワークには、エ
アコンや照明、白物家電等が接続され、機器の状態監視
や遠隔制御等がアプリケーションとして考えられる。こ
の設備系ネットワークの日本におけるデファクトスタン
ダードになると期待されているのがエコーネットであ
る。
が設備系ネットワーク、あるいはホームオートメーショ
ンとしての利用である。これらのネットワークには、エ
アコンや照明、白物家電等が接続され、機器の状態監視
や遠隔制御等がアプリケーションとして考えられる。こ
の設備系ネットワークの日本におけるデファクトスタン
ダードになると期待されているのがエコーネットであ
る。
【0006】エコーネットは、日本国内の複数の電機メ
ーカを中心に設立されたコンソーシアムがその標準化を
担っており、既にバージョン1のスペック等が発行さ
れ、商品化も始まろうとしている。
ーカを中心に設立されたコンソーシアムがその標準化を
担っており、既にバージョン1のスペック等が発行さ
れ、商品化も始まろうとしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】白物家電機器にとっ
て、Bluetoothの通信インタフェースを搭載す
ることは、以下の理由により魅力的である。・携帯電話
やAV機器等、広範な機器との接続が可能であるため、
これらの機器と設備系の機器との間のインタラクション
が可能になる・Bluetoothは比較的高機能な通
信インタフェースであるため、単なる遠隔監視や遠隔制
御といったアプリケーションの他に、音声や静止画等の
AVデータ転送や、インターネットアクセスといった応
用が可能となる・低コストのインタフェースであるた
め、家電機器への搭載に適しているしかしながら、Bl
uetoothは「Bluetoothアドレス」、
「スレーブ識別子」といった複数のアドレス体系を同時
に持つネットワーク方式であり、エコーネットプロトコ
ルをBluetooth上で運用する方法(エコーネッ
ト on Bluetooth)は、未だ確立していな
い。
て、Bluetoothの通信インタフェースを搭載す
ることは、以下の理由により魅力的である。・携帯電話
やAV機器等、広範な機器との接続が可能であるため、
これらの機器と設備系の機器との間のインタラクション
が可能になる・Bluetoothは比較的高機能な通
信インタフェースであるため、単なる遠隔監視や遠隔制
御といったアプリケーションの他に、音声や静止画等の
AVデータ転送や、インターネットアクセスといった応
用が可能となる・低コストのインタフェースであるた
め、家電機器への搭載に適しているしかしながら、Bl
uetoothは「Bluetoothアドレス」、
「スレーブ識別子」といった複数のアドレス体系を同時
に持つネットワーク方式であり、エコーネットプロトコ
ルをBluetooth上で運用する方法(エコーネッ
ト on Bluetooth)は、未だ確立していな
い。
【0008】同様に、エコーネットプロトコルを、IP
など他のネットワーク上で運用する方法についても、未
だ確立していない。
など他のネットワーク上で運用する方法についても、未
だ確立していない。
【0009】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、Bluetooth、IP等のネットワーク上で
のエコーネット等の制御プロトコルの運用を可能にする
ための通信制御装置及び通信制御方法並びに通信装置及
び通信方法を提供することを目的とする。
ので、Bluetooth、IP等のネットワーク上で
のエコーネット等の制御プロトコルの運用を可能にする
ための通信制御装置及び通信制御方法並びに通信装置及
び通信方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、所定のネット
ワークに接続する機能を有する通信装置に対する該所定
のネットワーク上での所定の制御プロトコルによる通信
をサポートするための通信制御を行う通信制御装置であ
って、前記所定のネットワークに接続するためのインタ
フェース手段と、前記所定のネットワークを介して送受
信される前記所定の制御プロトコルのデータに関する処
理を行うための制御プロトコル処理手段と、前記所定の
ネットワークに接続された各々の前記通信装置につい
て、前記所定のネットワークで使用すべき当該通信装置
に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及び自通信
制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定のネット
ワークにおける論理コネクションを特定可能とする識別
情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用すべき自
通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2のアドレ
ス情報を対応付けて記憶するための記憶手段と、前記所
定のネットワークを介して受信したデータに付加されて
いる該データの宛先アドレスが自通信制御装置である場
合には、該データが前記所定の制御プロトコルのデータ
ならば該データを前記制御プロトコル処理手段に渡し、
該宛先アドレスが前記通信装置である場合には、該宛先
アドレスを前記第1のアドレス情報として前記記憶手段
に記憶されている前記識別情報を求め、該識別情報によ
り特定される前記所定のネットワークにおける論理コネ
クションを介して該データを該宛先アドレスへ送信する
ためのルーチング処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
ワークに接続する機能を有する通信装置に対する該所定
のネットワーク上での所定の制御プロトコルによる通信
をサポートするための通信制御を行う通信制御装置であ
って、前記所定のネットワークに接続するためのインタ
フェース手段と、前記所定のネットワークを介して送受
信される前記所定の制御プロトコルのデータに関する処
理を行うための制御プロトコル処理手段と、前記所定の
ネットワークに接続された各々の前記通信装置につい
て、前記所定のネットワークで使用すべき当該通信装置
に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及び自通信
制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定のネット
ワークにおける論理コネクションを特定可能とする識別
情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用すべき自
通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2のアドレ
ス情報を対応付けて記憶するための記憶手段と、前記所
定のネットワークを介して受信したデータに付加されて
いる該データの宛先アドレスが自通信制御装置である場
合には、該データが前記所定の制御プロトコルのデータ
ならば該データを前記制御プロトコル処理手段に渡し、
該宛先アドレスが前記通信装置である場合には、該宛先
アドレスを前記第1のアドレス情報として前記記憶手段
に記憶されている前記識別情報を求め、該識別情報によ
り特定される前記所定のネットワークにおける論理コネ
クションを介して該データを該宛先アドレスへ送信する
ためのルーチング処理手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0011】好ましくは、イーサフレームの送受信を行
うためのイーサフレーム送受信手段を更に備え、前記所
定の制御プロトコルのデータの送受信を、イーサフレー
ム上で行うようにしてもよい。また、好ましくは、前記
ルーチング処理手段は、前記イーサフレーム送受信手段
に含まれ、前記データは、前記所定の制御プロトコルの
パケットがイーサフレームにカプセル化されたものであ
るようにしてもよい。
うためのイーサフレーム送受信手段を更に備え、前記所
定の制御プロトコルのデータの送受信を、イーサフレー
ム上で行うようにしてもよい。また、好ましくは、前記
ルーチング処理手段は、前記イーサフレーム送受信手段
に含まれ、前記データは、前記所定の制御プロトコルの
パケットがイーサフレームにカプセル化されたものであ
るようにしてもよい。
【0012】好ましくは、前記所定のネットワークに接
続された前記通信装置から前記第2のアドレス情報の割
り当てを要求するメッセージを受信した場合に、前記記
憶手段を参照してその時点で割り当てられていない第2
のアドレス情報を該通信装置に割り当て、該割り当てた
第2のアドレス情報を該通信装置に通知する初期化処理
を行うための手段を更に備えるようにしてもよい。
続された前記通信装置から前記第2のアドレス情報の割
り当てを要求するメッセージを受信した場合に、前記記
憶手段を参照してその時点で割り当てられていない第2
のアドレス情報を該通信装置に割り当て、該割り当てた
第2のアドレス情報を該通信装置に通知する初期化処理
を行うための手段を更に備えるようにしてもよい。
【0013】好ましくは、前記所定の制御プロトコルの
初期化のためのメッセージの送受信は、該所定の制御プ
ロトコルを示すプロトコル識別子とは異なるプロトコル
識別子を付加したメッセージによって行うようにしても
よい。
初期化のためのメッセージの送受信は、該所定の制御プ
ロトコルを示すプロトコル識別子とは異なるプロトコル
識別子を付加したメッセージによって行うようにしても
よい。
【0014】好ましくは、前記所定の制御プロトコルの
初期化のためのメッセージの送受信は、転送物理媒体を
示す情報を付加したメッセージによって行うようにして
もよい。
初期化のためのメッセージの送受信は、転送物理媒体を
示す情報を付加したメッセージによって行うようにして
もよい。
【0015】好ましくは、前記所定のネットワークに接
続された一つの前記通信装置から、該所定のネットワー
クに接続された他の前記通信装置の前記第2のアドレス
情報を含み、前記第1のアドレス情報へのアドレス解決
を要求するメッセージを受信した場合に、前記記憶手段
を参照して、該他の通信装置の前記第1のアドレス情報
を含むアドレス解決応答メッセージを、該他の通信装置
に送信するためのアドレス解決手段を更に備えるように
してもよい。
続された一つの前記通信装置から、該所定のネットワー
クに接続された他の前記通信装置の前記第2のアドレス
情報を含み、前記第1のアドレス情報へのアドレス解決
を要求するメッセージを受信した場合に、前記記憶手段
を参照して、該他の通信装置の前記第1のアドレス情報
を含むアドレス解決応答メッセージを、該他の通信装置
に送信するためのアドレス解決手段を更に備えるように
してもよい。
【0016】また、本発明は、所定のネットワークに接
続する機能を有する通信装置に対する該所定のネットワ
ーク上での所定の制御プロトコルによる通信をサポート
するための通信制御を行う通信制御方法であって、前記
所定のネットワークに接続された各々の前記通信装置に
ついて、前記所定のネットワークで使用すべき当該通信
装置に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及び自
通信制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定のネ
ットワークにおける論理コネクションを特定可能とする
識別情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用すべ
き自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2のア
ドレス情報を対応付けてアドレステーブルとして記憶
し、前記所定のネットワークを介してデータを受信し、
受信した前記データに付加されている該データの宛先ア
ドレスが自通信制御装置である場合には、該データが前
記所定の制御プロトコルのデータならば、該データを、
前記所定の制御プロトコルのデータに関する処理を行う
ための処理手段に渡し、該宛先アドレスが前記通信装置
である場合には、該宛先アドレスを前記第1のアドレス
情報として前記アドレステーブルに記憶されている前記
識別情報を求め、該識別情報により特定される前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを介して該デ
ータを該宛先アドレスへ送信することを特徴とする。
続する機能を有する通信装置に対する該所定のネットワ
ーク上での所定の制御プロトコルによる通信をサポート
するための通信制御を行う通信制御方法であって、前記
所定のネットワークに接続された各々の前記通信装置に
ついて、前記所定のネットワークで使用すべき当該通信
装置に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及び自
通信制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定のネ
ットワークにおける論理コネクションを特定可能とする
識別情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用すべ
き自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2のア
ドレス情報を対応付けてアドレステーブルとして記憶
し、前記所定のネットワークを介してデータを受信し、
受信した前記データに付加されている該データの宛先ア
ドレスが自通信制御装置である場合には、該データが前
記所定の制御プロトコルのデータならば、該データを、
前記所定の制御プロトコルのデータに関する処理を行う
ための処理手段に渡し、該宛先アドレスが前記通信装置
である場合には、該宛先アドレスを前記第1のアドレス
情報として前記アドレステーブルに記憶されている前記
識別情報を求め、該識別情報により特定される前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを介して該デ
ータを該宛先アドレスへ送信することを特徴とする。
【0017】また、本発明は、所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信装置であって、前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークに接続するた
めのインタフェース手段と、前記所定のネットワークレ
イヤプロトコルのネットワークを介して送受信される前
記所定の制御プロトコルのデータに関する処理を行うた
めの制御プロトコル処理手段と、前記所定のネットワー
クレイヤプロトコルのネットワークに接続された自装置
及び他の通信装置について、当該通信装置が前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのネットワークで使用す
べきネットワークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が
前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定のアドレス
を対応付けて記憶するための記憶手段と、前記所定の制
御プロトコルのパケットをカプセル化した、前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのパケットの送受信を行
うための送受信手段とを備え、前記ネットワークレイヤ
・アドレスのアドレススコープをリンクローカルとし、
前記送受信手段は、前記所定の制御プロトコルのパケッ
トをカプセル化した、前記所定のネットワークレイヤプ
ロトコルのパケットの宛先ネットワークレイヤ・アドレ
ス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスとして、リ
ンクローカルアドレスを用いることを特徴とする。
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信装置であって、前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークに接続するた
めのインタフェース手段と、前記所定のネットワークレ
イヤプロトコルのネットワークを介して送受信される前
記所定の制御プロトコルのデータに関する処理を行うた
めの制御プロトコル処理手段と、前記所定のネットワー
クレイヤプロトコルのネットワークに接続された自装置
及び他の通信装置について、当該通信装置が前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのネットワークで使用す
べきネットワークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が
前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定のアドレス
を対応付けて記憶するための記憶手段と、前記所定の制
御プロトコルのパケットをカプセル化した、前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのパケットの送受信を行
うための送受信手段とを備え、前記ネットワークレイヤ
・アドレスのアドレススコープをリンクローカルとし、
前記送受信手段は、前記所定の制御プロトコルのパケッ
トをカプセル化した、前記所定のネットワークレイヤプ
ロトコルのパケットの宛先ネットワークレイヤ・アドレ
ス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスとして、リ
ンクローカルアドレスを用いることを特徴とする。
【0018】好ましくは、前記所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのネットワークに接続された他の通信装置
から、該他の通信装置が前記所定の制御プロトコルで使
用すべき所定のアドレスの割り当てを要求するアドレス
要求パケットを受信した場合、前記記憶手段を参照し、
その時点で割り当てられていないアドレスを割り当て、
該割り当てたアドレスを該他の通信装置に通知するため
の初期化処理手段を更に備え、前記アドレス要求パケッ
トは、前記所定の制御プロトコルを有するものとされた
通信装置のみに割当てられたリンクローカルマルチキャ
スト・ネットワークレイヤ・アドレス宛てに送信された
ものであるようにしてもよい。
ヤプロトコルのネットワークに接続された他の通信装置
から、該他の通信装置が前記所定の制御プロトコルで使
用すべき所定のアドレスの割り当てを要求するアドレス
要求パケットを受信した場合、前記記憶手段を参照し、
その時点で割り当てられていないアドレスを割り当て、
該割り当てたアドレスを該他の通信装置に通知するため
の初期化処理手段を更に備え、前記アドレス要求パケッ
トは、前記所定の制御プロトコルを有するものとされた
通信装置のみに割当てられたリンクローカルマルチキャ
スト・ネットワークレイヤ・アドレス宛てに送信された
ものであるようにしてもよい。
【0019】好ましくは、前記所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのネットワークに接続された他の通信装置
に対して、自装置が前記所定の制御プロトコルで使用す
べき所定のアドレスの割り当てを要求するアドレス要求
パケットを送信し、該他の通信装置によって割り当てら
れたアドレスを通知するアドレス通知パケットを受信し
て処理するための初期化処理手段を更に備え、前記アド
レス通知パケットは、前記所定の制御プロトコルを有す
るものとされた通信装置のみに割当てられたリンクロー
カルマルチキャスト・ネットワークレイヤ・アドレス宛
てに送信されたものであるようにしてもよい。
ヤプロトコルのネットワークに接続された他の通信装置
に対して、自装置が前記所定の制御プロトコルで使用す
べき所定のアドレスの割り当てを要求するアドレス要求
パケットを送信し、該他の通信装置によって割り当てら
れたアドレスを通知するアドレス通知パケットを受信し
て処理するための初期化処理手段を更に備え、前記アド
レス通知パケットは、前記所定の制御プロトコルを有す
るものとされた通信装置のみに割当てられたリンクロー
カルマルチキャスト・ネットワークレイヤ・アドレス宛
てに送信されたものであるようにしてもよい。
【0020】好ましくは、自装置が前記所定の制御プロ
トコルで使用すべき所定のアドレスを自ら暫定的に割当
て、前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネット
ワークに接続された他の通信装置に対して、当該暫定的
に割当てたアドレスが既に割り当てられているならば自
装置にリプライを返させるためのアドレス確認パケット
を、前記所定の制御プロトコルを有するものとされた通
信装置のみに割当てられたリンクローカルマルチキャス
ト・ネットワークレイヤ・アドレスを宛先として送信
し、その後、一定時間、該アドレス確認パケットに対す
るリプライがないことを確認する一連の手続きを、1回
行うこと又は予め定められた2回以上の所定回数繰り返
すことによって、前記ローカルリンクに同一のアドレス
を有する通信装置がことを確認し、当該確認された暫定
的に割当てられたアドレスを、自装置が前記所定の制御
プロトコルで使用すべき所定のアドレスとして決定する
ための初期化処理手段を更に備えるようにしてもよい。
トコルで使用すべき所定のアドレスを自ら暫定的に割当
て、前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネット
ワークに接続された他の通信装置に対して、当該暫定的
に割当てたアドレスが既に割り当てられているならば自
装置にリプライを返させるためのアドレス確認パケット
を、前記所定の制御プロトコルを有するものとされた通
信装置のみに割当てられたリンクローカルマルチキャス
ト・ネットワークレイヤ・アドレスを宛先として送信
し、その後、一定時間、該アドレス確認パケットに対す
るリプライがないことを確認する一連の手続きを、1回
行うこと又は予め定められた2回以上の所定回数繰り返
すことによって、前記ローカルリンクに同一のアドレス
を有する通信装置がことを確認し、当該確認された暫定
的に割当てられたアドレスを、自装置が前記所定の制御
プロトコルで使用すべき所定のアドレスとして決定する
ための初期化処理手段を更に備えるようにしてもよい。
【0021】また、本発明は、所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信方法であって、前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークに接続された
自装置及び他の通信装置について、当該通信装置が前記
所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワークで
使用すべき、アドレススコープをリンクローカルとする
ネットワークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が前記
所定の制御プロトコルで使用すべき所定のアドレスを対
応付けてアドレステーブルとして記憶し、前記アドレス
テーブルに基づいて、前記所定の制御プロトコルのパケ
ットをカプセル化した、宛先ネットワークレイヤ・アド
レス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスをリンク
ローカルアドレスとする、前記所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのパケットの送信または受信を行うことを
特徴とする。
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信方法であって、前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークに接続された
自装置及び他の通信装置について、当該通信装置が前記
所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワークで
使用すべき、アドレススコープをリンクローカルとする
ネットワークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が前記
所定の制御プロトコルで使用すべき所定のアドレスを対
応付けてアドレステーブルとして記憶し、前記アドレス
テーブルに基づいて、前記所定の制御プロトコルのパケ
ットをカプセル化した、宛先ネットワークレイヤ・アド
レス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスをリンク
ローカルアドレスとする、前記所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのパケットの送信または受信を行うことを
特徴とする。
【0022】また、本発明は、所定のネットワークレイ
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信装置としてコンピュータを機能
させるためのプログラムであって、前記所定のネットワ
ークレイヤプロトコルのネットワークに接続するための
インタフェース機能と、前記所定のネットワークレイヤ
プロトコルのネットワークを介して送受信される前記所
定の制御プロトコルのデータに関する処理を行うための
制御プロトコル処理機能と、前記所定のネットワークレ
イヤプロトコルのネットワークに接続された自装置及び
他の通信装置について、当該通信装置が前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークで使用すべ
き、アドレススコープをリンクローカルとするネットワ
ークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が前記所定の制
御プロトコルで使用すべき所定のアドレスを対応付けて
記憶するための記憶機能と、前記所定の制御プロトコル
のパケットをカプセル化した、宛先ネットワークレイヤ
・アドレス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスを
リンクローカルアドレスとする、前記所定のネットワー
クレイヤプロトコルのパケットの送受信を行うための送
受信機能とをコンピュータに実現させるためのプログラ
ムである。
ヤプロトコルのネットワーク上での所定の制御プロトコ
ルによる通信を行う通信装置としてコンピュータを機能
させるためのプログラムであって、前記所定のネットワ
ークレイヤプロトコルのネットワークに接続するための
インタフェース機能と、前記所定のネットワークレイヤ
プロトコルのネットワークを介して送受信される前記所
定の制御プロトコルのデータに関する処理を行うための
制御プロトコル処理機能と、前記所定のネットワークレ
イヤプロトコルのネットワークに接続された自装置及び
他の通信装置について、当該通信装置が前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのネットワークで使用すべ
き、アドレススコープをリンクローカルとするネットワ
ークレイヤ・アドレス及び当該通信装置が前記所定の制
御プロトコルで使用すべき所定のアドレスを対応付けて
記憶するための記憶機能と、前記所定の制御プロトコル
のパケットをカプセル化した、宛先ネットワークレイヤ
・アドレス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスを
リンクローカルアドレスとする、前記所定のネットワー
クレイヤプロトコルのパケットの送受信を行うための送
受信機能とをコンピュータに実現させるためのプログラ
ムである。
【0023】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体としても成立する。
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0024】本発明によれば、Bluetooth、I
P等のネットワーク上でのエコーネット等の制御プロト
コルの運用が可能になる。
P等のネットワーク上でのエコーネット等の制御プロト
コルの運用が可能になる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
実施の形態を説明する。
【0026】(第1の実施形態)まず、第1の実施形態
として、エコーネットプロトコルをBluetooth
上にマッピングして、エコーネットプロトコルをBlu
etooth上にて稼動できるようにする場合について
説明する。
として、エコーネットプロトコルをBluetooth
上にマッピングして、エコーネットプロトコルをBlu
etooth上にて稼動できるようにする場合について
説明する。
【0027】本実施形態では、Bluetoothと呼
ばれるローカル無線ネットワーク技術により、各種のい
わゆる白物家電等と、そのコントローラを接続する構成
を例にとる。ここで、Bluetoothとは、低コス
ト、低消費電力を特徴とするローカル無線ネットワーク
であり、例えば、http://www.blueto
oth.comにて取得可能に開示されている文書に説
明が詳しい。なお、以下で、BTは、Bluetoot
hの略である。
ばれるローカル無線ネットワーク技術により、各種のい
わゆる白物家電等と、そのコントローラを接続する構成
を例にとる。ここで、Bluetoothとは、低コス
ト、低消費電力を特徴とするローカル無線ネットワーク
であり、例えば、http://www.blueto
oth.comにて取得可能に開示されている文書に説
明が詳しい。なお、以下で、BTは、Bluetoot
hの略である。
【0028】図1に、本実施形態のホームネットワーク
システムの構成例を示す。
システムの構成例を示す。
【0029】図1に示されるように、エコーネットコン
トローラ1と、アクティブモードにある複数(図1は3
つの例)のエコーネット機器3が、Bluetooth
により相互接続されている。エコーネットコントローラ
1は、Bluetoothを通して、エコーネット機器
3の制御(あるいは監視等)を行う機能を持つ。なお、
図1のホームネットワークには、パークモードのエコー
ネット機器が接続されていてもよいし、エコーネットを
サポートしない機器が接続されていてもよい。
トローラ1と、アクティブモードにある複数(図1は3
つの例)のエコーネット機器3が、Bluetooth
により相互接続されている。エコーネットコントローラ
1は、Bluetoothを通して、エコーネット機器
3の制御(あるいは監視等)を行う機能を持つ。なお、
図1のホームネットワークには、パークモードのエコー
ネット機器が接続されていてもよいし、エコーネットを
サポートしない機器が接続されていてもよい。
【0030】ここで、エコーネットは、設備系ネットワ
ーク規格であり、電灯線、ツイストペア線等の様々な物
理媒体上で、設備系機器(白物家電等)を制御するため
のコマンド、プロトコル、オブジェクト、API等を規
定している(例えば、http://www.echo
net.or.jpにて取得可能に開示されている文書
に説明が詳しい)。本実施形態においては、このエコー
ネットプロトコルをBluetooth上にマッピング
することを目的とする。
ーク規格であり、電灯線、ツイストペア線等の様々な物
理媒体上で、設備系機器(白物家電等)を制御するため
のコマンド、プロトコル、オブジェクト、API等を規
定している(例えば、http://www.echo
net.or.jpにて取得可能に開示されている文書
に説明が詳しい)。本実施形態においては、このエコー
ネットプロトコルをBluetooth上にマッピング
することを目的とする。
【0031】なお、エコーネット機器3は、エコーネッ
トをサポートするものであれば、家電機器、AV機器、
パソコンその他の情報機器など、どのような機器でもよ
い。
トをサポートするものであれば、家電機器、AV機器、
パソコンその他の情報機器など、どのような機器でもよ
い。
【0032】図2に、エコーネットコントローラ1の内
部構造例を示す。
部構造例を示す。
【0033】図2に示されるように、エコーネットコン
トローラ1は、Bluetoothにより無線通信する
ためのBluetoothインタフェース(I/F)1
1、エコーネットの処理を行うエコーネット処理部1
2、所定のプロトコルの処理を行う他プロトコル処理部
13を含む。
トローラ1は、Bluetoothにより無線通信する
ためのBluetoothインタフェース(I/F)1
1、エコーネットの処理を行うエコーネット処理部1
2、所定のプロトコルの処理を行う他プロトコル処理部
13を含む。
【0034】エコーネット処理部12は、Blueto
othインタフェース11とイーサフレームの送受信の
やり取りを行うイーサフレーム送受信部121、エコー
ネット on Bluetoothの初期化処理を行う
初期化処理部126、エコーネットアドレスとBlue
toothアドレス(BD_ADDR)との間のアドレ
ス解決を行うアドレス解決部125、Bluetoot
hアドレスとスレーブ識別子(AM_ADDR)とエコ
ーネットアドレスとの対応関係を記憶するアドレステー
ブル123(ただし、スレーブがパークモードにある場
合には、スレーブ識別子の代わりにパークスレーブ識別
子PM_ADDRを記憶するものとする)、エコーネッ
トのコマンド処理やミドルウエア処理一般を行うエコー
ネット制御処理部122、液晶画面やタッチパネルやキ
ーボード等からなるユーザインタフェース124を含
む。また、イーサフレーム送受信部121は、イーサフ
レームのルーチングを行うイーサフレームルーチング部
1211を含む。
othインタフェース11とイーサフレームの送受信の
やり取りを行うイーサフレーム送受信部121、エコー
ネット on Bluetoothの初期化処理を行う
初期化処理部126、エコーネットアドレスとBlue
toothアドレス(BD_ADDR)との間のアドレ
ス解決を行うアドレス解決部125、Bluetoot
hアドレスとスレーブ識別子(AM_ADDR)とエコ
ーネットアドレスとの対応関係を記憶するアドレステー
ブル123(ただし、スレーブがパークモードにある場
合には、スレーブ識別子の代わりにパークスレーブ識別
子PM_ADDRを記憶するものとする)、エコーネッ
トのコマンド処理やミドルウエア処理一般を行うエコー
ネット制御処理部122、液晶画面やタッチパネルやキ
ーボード等からなるユーザインタフェース124を含
む。また、イーサフレーム送受信部121は、イーサフ
レームのルーチングを行うイーサフレームルーチング部
1211を含む。
【0035】ここでは、エコーネットコントローラ1の
Bluetoothアドレスは“B 0”、エコーネット
アドレスは“E0”とする。E0の具体的な値は、例え
ば0や1等の固定値としてもよい。これは、本実施形態
のBluetoothのように、Bluetoothマ
スターの位置に立つノードは、エコーネットノードとし
て特別な役割(イーサフレームのルーチングやアドレス
解決、初期化処理等)を行うことから、特別なエコーネ
ットアドレスを固定的に割り当てることで処理の簡便化
をはかることを狙いとしている。
Bluetoothアドレスは“B 0”、エコーネット
アドレスは“E0”とする。E0の具体的な値は、例え
ば0や1等の固定値としてもよい。これは、本実施形態
のBluetoothのように、Bluetoothマ
スターの位置に立つノードは、エコーネットノードとし
て特別な役割(イーサフレームのルーチングやアドレス
解決、初期化処理等)を行うことから、特別なエコーネ
ットアドレスを固定的に割り当てることで処理の簡便化
をはかることを狙いとしている。
【0036】図3に、アドレステーブルの内部構造例を
示す。
示す。
【0037】前述のように、アドレステーブル123
は、Bluetoothアドレスと、スレーブ識別子
と、エコーネットアドレスとの対応関係を記憶する。
は、Bluetoothアドレスと、スレーブ識別子
と、エコーネットアドレスとの対応関係を記憶する。
【0038】ここで、Bluetoothアドレスと
は、商品出荷時にROMに焼かれる形で割り当てられる
48ビット長の固定アドレスであり、グローバルにその
唯一性が保証される。スレーブ識別子(AM_ADD
R)は、3ビット長で、その時点でアクティブな(接続
状態にある)Bluetooth機器(スレーブ)に割
り当てられる識別子である。この識別子は、論理的な値
であり、場合によって異なる値が割り当てられる可能性
がある。この値の割り当ては、Bluetoothのマ
スター(本実施形態の場合は、エコーネットコントロー
ラ1)が行う。
は、商品出荷時にROMに焼かれる形で割り当てられる
48ビット長の固定アドレスであり、グローバルにその
唯一性が保証される。スレーブ識別子(AM_ADD
R)は、3ビット長で、その時点でアクティブな(接続
状態にある)Bluetooth機器(スレーブ)に割
り当てられる識別子である。この識別子は、論理的な値
であり、場合によって異なる値が割り当てられる可能性
がある。この値の割り当ては、Bluetoothのマ
スター(本実施形態の場合は、エコーネットコントロー
ラ1)が行う。
【0039】エコーネットアドレスは、8ビット長の論
理的な識別子であり、エコーネット仕様書にてその仕様
が定められる(エコーネット仕様書では、ネットIDな
るネットワーク識別子も定義されているが、本実施形態
では、ネットIDは固定と考えて、ノード別に割り当て
られるノードIDに着目して説明する)。この値も、場
合によって異なる値が割り当てられる可能性がある。
理的な識別子であり、エコーネット仕様書にてその仕様
が定められる(エコーネット仕様書では、ネットIDな
るネットワーク識別子も定義されているが、本実施形態
では、ネットIDは固定と考えて、ノード別に割り当て
られるノードIDに着目して説明する)。この値も、場
合によって異なる値が割り当てられる可能性がある。
【0040】なお、図3の例において、添え字の0は、
図1のエコーネットコントローラ1に対応するものを示
し、添え字のA,Bは、図1のエコーネット機器A,B
に対応するものをそれぞれ示している。
図1のエコーネットコントローラ1に対応するものを示
し、添え字のA,Bは、図1のエコーネット機器A,B
に対応するものをそれぞれ示している。
【0041】さて、エコーネットをBluetooth
にマッピングしようという場合、このBluetoot
hアドレスと、スレーブ識別子と、エコーネットアドレ
スとのマッピング方法を定義する必要がある。本実施形
態では、エコーネットコントローラ1がこのマッピング
を適切に行うものとする。
にマッピングしようという場合、このBluetoot
hアドレスと、スレーブ識別子と、エコーネットアドレ
スとのマッピング方法を定義する必要がある。本実施形
態では、エコーネットコントローラ1がこのマッピング
を適切に行うものとする。
【0042】図4に、エコーネット機器3がBluet
oothピコネットに加入し、エコーネットアドレス等
が割り当てられて、アドレス間の対応関係がとられてい
く場合の全体のシーケンスの一例を示す。
oothピコネットに加入し、エコーネットアドレス等
が割り当てられて、アドレス間の対応関係がとられてい
く場合の全体のシーケンスの一例を示す。
【0043】エコーネットコントローラ1は、周期的に
Inquiryを周辺にかける(S1)。これは、エコ
ーネットコントローラ1が、周辺に新たにピコネットに
加入しようとしている機器が存在しないかどうかを適切
に検出するために、周期的に行われるものである。
Inquiryを周辺にかける(S1)。これは、エコ
ーネットコントローラ1が、周辺に新たにピコネットに
加入しようとしている機器が存在しないかどうかを適切
に検出するために、周期的に行われるものである。
【0044】この結果、エコーネット機器A(図1参
照)がこのBluetoothピコネットに加入をしよ
うとしており、このInquiryに答える場合を考え
る。
照)がこのBluetoothピコネットに加入をしよ
うとしており、このInquiryに答える場合を考え
る。
【0045】エコーネットコントローラ1は、エコーネ
ット機器Aと、InquiryやPage等の手続き等
のBluetooth初期化手続きを行い、その結果、
エコーネット機器Aのスレーブ識別子を“AA”と決定
し、これをアドレステーブル123内に記憶する(S
2)。この時点では、まだエコーネット機器Aのエコー
ネットアドレスは決定していない。
ット機器Aと、InquiryやPage等の手続き等
のBluetooth初期化手続きを行い、その結果、
エコーネット機器Aのスレーブ識別子を“AA”と決定
し、これをアドレステーブル123内に記憶する(S
2)。この時点では、まだエコーネット機器Aのエコー
ネットアドレスは決定していない。
【0046】次に、エコーネットコントローラ1とエコ
ーネット機器Aとの間で、サービス発見手続き(Ser
vice Discovery)が行われる(S3)。
この手続きを経て、エコーネットコントローラ1は、エ
コーネット機器AがPAN(Personal Are
a Network)のノードであることを発見したと
する(S4)。ここで、PANとは、Bluetoot
h上で定義されるイーサネット(登録商標)エミュレー
ションの規格であり、この仕組みを用いることにより、
イーサネットフレームのやり取りをBluetooth
上でできるようになる。
ーネット機器Aとの間で、サービス発見手続き(Ser
vice Discovery)が行われる(S3)。
この手続きを経て、エコーネットコントローラ1は、エ
コーネット機器AがPAN(Personal Are
a Network)のノードであることを発見したと
する(S4)。ここで、PANとは、Bluetoot
h上で定義されるイーサネット(登録商標)エミュレー
ションの規格であり、この仕組みを用いることにより、
イーサネットフレームのやり取りをBluetooth
上でできるようになる。
【0047】相手側ノードがPANノードであることを
発見したエコーネットコントローラ1は、エコーネット
機器Aと、PANの初期化に必要なやり取りを引き続い
て行う(S5)。なお、この時点で相手ノードがエコー
ネットプロトコルをサポートしていることを発見するこ
とも可能である。この場合、サービス発見手続きでエコ
ーネットを意味するプロトコル番号を発見する。
発見したエコーネットコントローラ1は、エコーネット
機器Aと、PANの初期化に必要なやり取りを引き続い
て行う(S5)。なお、この時点で相手ノードがエコー
ネットプロトコルをサポートしていることを発見するこ
とも可能である。この場合、サービス発見手続きでエコ
ーネットを意味するプロトコル番号を発見する。
【0048】次に、エコーネットコントローラ1とエコ
ーネット機器Aとの間で、相手がエコーネットノードで
あるかどうかの確認、エコーネットアドレスの割り当て
等、エコーネットノードとしての立ち上げに不可欠な
「エコーネットをBluetoothにて運用する場合
の初期化シーケンス」が展開される。これらのメッセー
ジは、エコーネットパケットを用いて行われてもよい
が、本実施形態では、エコーネットARP(Addre
ss Resolution Protocol)と呼
ぶ、エコーネットと下位レイヤ(本実施形態の場合、B
luetooth)との間を取り持つプロトコルのメッ
セージとして定義されるものとする。
ーネット機器Aとの間で、相手がエコーネットノードで
あるかどうかの確認、エコーネットアドレスの割り当て
等、エコーネットノードとしての立ち上げに不可欠な
「エコーネットをBluetoothにて運用する場合
の初期化シーケンス」が展開される。これらのメッセー
ジは、エコーネットパケットを用いて行われてもよい
が、本実施形態では、エコーネットARP(Addre
ss Resolution Protocol)と呼
ぶ、エコーネットと下位レイヤ(本実施形態の場合、B
luetooth)との間を取り持つプロトコルのメッ
セージとして定義されるものとする。
【0049】エコーネットARPは、エコーネットパケ
ットをイーサネットフレームにて転送する場合にエコー
ネットプロトコルとイーサネットプロトコルとの間の橋
渡しを行うプロトコルである。例えば、後述するような
エコーネットアドレスとイーサネットアドレスとの間の
対応関係を明らかにする機能等がある。本実施形態の場
合、イーサネットエミュレーションの形でBlueto
oth上でこれが動作するため、特別にエコーネットA
RPパケット内に「これは、リンクレイヤがBluet
oothの場合に適用されるメッセージです」といった
意味のフラグ(あるいはフィールド)が用意されていて
もよい。
ットをイーサネットフレームにて転送する場合にエコー
ネットプロトコルとイーサネットプロトコルとの間の橋
渡しを行うプロトコルである。例えば、後述するような
エコーネットアドレスとイーサネットアドレスとの間の
対応関係を明らかにする機能等がある。本実施形態の場
合、イーサネットエミュレーションの形でBlueto
oth上でこれが動作するため、特別にエコーネットA
RPパケット内に「これは、リンクレイヤがBluet
oothの場合に適用されるメッセージです」といった
意味のフラグ(あるいはフィールド)が用意されていて
もよい。
【0050】図5に、エコーネットARPパケットの構
造の一例を示す。図5に示されるように、エコーネット
ARPパケットには、「下位レイヤがBluetoot
hであるか」どうかを判別するフィールドが用意されて
いる。例えば、通常のARPパケットの場合には、「マ
スター側のエコーネットアドレス」、「マスター側のイ
ーサネットアドレス(本実施形態の場合、Blueto
othアドレス)」、「スレーブ側のエコーネットアド
レス」、「スレーブ側のイーサネットアドレス(本実施
形態の場合、Bluetoothアドレス)」を表記す
るフィールド等が用意されている。これらの領域は、一
部省略することも可能である。
造の一例を示す。図5に示されるように、エコーネット
ARPパケットには、「下位レイヤがBluetoot
hであるか」どうかを判別するフィールドが用意されて
いる。例えば、通常のARPパケットの場合には、「マ
スター側のエコーネットアドレス」、「マスター側のイ
ーサネットアドレス(本実施形態の場合、Blueto
othアドレス)」、「スレーブ側のエコーネットアド
レス」、「スレーブ側のイーサネットアドレス(本実施
形態の場合、Bluetoothアドレス)」を表記す
るフィールド等が用意されている。これらの領域は、一
部省略することも可能である。
【0051】なお、図5の例は、エコーネットパケット
やエコーARPパケットのイーサタイプ(プロトコル識
別子)に、“エコーネット”か“エコーARP”かを記
述する例であったが、イーサタイプにはエコーネットプ
ロトコルのパケットであることを示す値を記述し、“エ
コーネット”か“エコーARP”かは、パケット種別に
記述するフォーマットでもよい。
やエコーARPパケットのイーサタイプ(プロトコル識
別子)に、“エコーネット”か“エコーARP”かを記
述する例であったが、イーサタイプにはエコーネットプ
ロトコルのパケットであることを示す値を記述し、“エ
コーネット”か“エコーARP”かは、パケット種別に
記述するフォーマットでもよい。
【0052】次に、エコーネットコントローラ1は、相
手側の機器(エコーネット機器A)がエコーネットプロ
トコルをサポートしているかどうかを確認するためのメ
ッセージであるエコーノード確認を送信する(S6)。
この時点では、エコーネット機器Aがエコーネット機器
であることをエコーネットコントローラ1は認識してい
ないので(あるいは、認識していたとしてもアドレスが
未割当であるため)、自分のエコーネットアドレス“E
0”は該メッセージに記載するが、相手側(Bluet
oothスレーブ側)のエコーネットアドレスは記載し
ない(不定を意味する値を挿入しておく)。
手側の機器(エコーネット機器A)がエコーネットプロ
トコルをサポートしているかどうかを確認するためのメ
ッセージであるエコーノード確認を送信する(S6)。
この時点では、エコーネット機器Aがエコーネット機器
であることをエコーネットコントローラ1は認識してい
ないので(あるいは、認識していたとしてもアドレスが
未割当であるため)、自分のエコーネットアドレス“E
0”は該メッセージに記載するが、相手側(Bluet
oothスレーブ側)のエコーネットアドレスは記載し
ない(不定を意味する値を挿入しておく)。
【0053】これに対して、エコーネット機器Aからの
リプライとして、「自分がエコーネットプロトコルをサ
ポートする」という旨、「自分にエコーネットアドレス
を割り当てて欲しい」という旨の2つの意味を含んだメ
ッセージであるエコーネットアドレス要求をエコーネッ
トコントローラ(Bluetoothマスタ)1に対し
て送信する(S7)。
リプライとして、「自分がエコーネットプロトコルをサ
ポートする」という旨、「自分にエコーネットアドレス
を割り当てて欲しい」という旨の2つの意味を含んだメ
ッセージであるエコーネットアドレス要求をエコーネッ
トコントローラ(Bluetoothマスタ)1に対し
て送信する(S7)。
【0054】すると、エコーネットコントローラ1は、
内部のアドレステーブル123を参照しながら、まだ使
われていないエコーネットアドレスの値を求め(本実施
形態の場合、EAを算出)、これをエコーネット機器A
のエコーネットアドレスとし、これをアドレステーブル
123に登録する(S8)。
内部のアドレステーブル123を参照しながら、まだ使
われていないエコーネットアドレスの値を求め(本実施
形態の場合、EAを算出)、これをエコーネット機器A
のエコーネットアドレスとし、これをアドレステーブル
123に登録する(S8)。
【0055】エコーネットコントローラ1は、エコーネ
ットアドレス付与メッセージとしてスレーブ(エコーネ
ット機器A)に割り当てるエコーネットアドレス
“EA”を搭載したメッセージをエコーネット機器Aに
送信する(S9)。
ットアドレス付与メッセージとしてスレーブ(エコーネ
ット機器A)に割り当てるエコーネットアドレス
“EA”を搭載したメッセージをエコーネット機器Aに
送信する(S9)。
【0056】これを受け取ったエコーネット機器Aは、
「エコーネットアドレス“EA”が割り当てられたこと
を確認しました」という意味で、エコーネットアドレス
付与応答メッセージをエコーネットコントローラ1に返
す(S10)。
「エコーネットアドレス“EA”が割り当てられたこと
を確認しました」という意味で、エコーネットアドレス
付与応答メッセージをエコーネットコントローラ1に返
す(S10)。
【0057】これを受け取ったエコーネットコントロー
ラ1は、エコーネット機器Aにエコーネットアドレス
“EA”が割り当てられたことを確認し、これを内部の
アドレステーブル123の登録を確定させる(ただし、
確認できなかった場合には、該登録を取り消す)。この
時点で、アドレステーブル123には、エコーネット機
器AのBluetoothアドレス、スレーブ識別子、
エコーネットアドレスの3つの対応関係が登録されたこ
とになる。この中で、スレーブ識別子(あるいは、スレ
ーブがパークモードの場合は、パークスレーブ識別子)
とエコーネットアドレスの2つについては、Bluet
oothマスターにあたるエコーネットコントローラ1
が割り当てを行うことになる。これは、Bluetoo
thの場合、全ての通信がマスター機器経由で行われる
ことになり、マスター機器に処理が集権しているので、
アドレスの割り当て機能等はマスター機器に持たせるこ
とが適当と考えられるためである。
ラ1は、エコーネット機器Aにエコーネットアドレス
“EA”が割り当てられたことを確認し、これを内部の
アドレステーブル123の登録を確定させる(ただし、
確認できなかった場合には、該登録を取り消す)。この
時点で、アドレステーブル123には、エコーネット機
器AのBluetoothアドレス、スレーブ識別子、
エコーネットアドレスの3つの対応関係が登録されたこ
とになる。この中で、スレーブ識別子(あるいは、スレ
ーブがパークモードの場合は、パークスレーブ識別子)
とエコーネットアドレスの2つについては、Bluet
oothマスターにあたるエコーネットコントローラ1
が割り当てを行うことになる。これは、Bluetoo
thの場合、全ての通信がマスター機器経由で行われる
ことになり、マスター機器に処理が集権しているので、
アドレスの割り当て機能等はマスター機器に持たせるこ
とが適当と考えられるためである。
【0058】以上のシーケンスを繰り返すことにより、
該Bluetoothピコネットに接続される複数のエ
コーネット機器に対してエコーネットアドレスの割り当
てが行われる。
該Bluetoothピコネットに接続される複数のエ
コーネット機器に対してエコーネットアドレスの割り当
てが行われる。
【0059】続いて、図6に、エコーネット機器がBl
uetoothピコネットに加入し、エコーネットアド
レス等が割り当てられて、アドレス間の対応関係がとら
れていく場合の全体のシーケンスの他の例を示す。
uetoothピコネットに加入し、エコーネットアド
レス等が割り当てられて、アドレス間の対応関係がとら
れていく場合の全体のシーケンスの他の例を示す。
【0060】図4のシーケンス例と同様に、エコーネッ
トコントローラ1は、周期的にInquiryを周辺に
かけ(S21)、エコーネット機器Aとの間でBlue
tooth初期化手続き(S22)、サービス発見手続
きが行われる(S23)。図4と相違するのは、エコー
ネット機器Aの側がBluetothマスターがPAN
ノードであることを発見し(S24)、PAN初期化手
続きを行い(S25)、スレーブ機器の側からエコーネ
ットノードであるかどうかの確認を行ったり、エコーネ
ットアドレスの割り当てを要求を行ったりする点であ
る。
トコントローラ1は、周期的にInquiryを周辺に
かけ(S21)、エコーネット機器Aとの間でBlue
tooth初期化手続き(S22)、サービス発見手続
きが行われる(S23)。図4と相違するのは、エコー
ネット機器Aの側がBluetothマスターがPAN
ノードであることを発見し(S24)、PAN初期化手
続きを行い(S25)、スレーブ機器の側からエコーネ
ットノードであるかどうかの確認を行ったり、エコーネ
ットアドレスの割り当てを要求を行ったりする点であ
る。
【0061】PAN初期化手続き(S25)が終了する
と、エコーネット機器Aは、マスター機器がエコーネッ
トプロトコルをサポートしているかどうかを確認するた
めに、エコーノード確認メッセージを送信する(S2
6)。これに対して、これを受信したエコーネットコン
トローラ1は、自分がエコーネットノードであることを
答えるためにエコーネットノード応答メッセージを送信
する(S27)。ただし、ここまでの時点でエコーネッ
ト機器Aのエコーネットアドレスは確定していないた
め、スレーブ(エコーネット機器A)の側のエコーネッ
トアドレスを記入すべきフィールドは「不定」を意味す
る文字列が挿入されている。
と、エコーネット機器Aは、マスター機器がエコーネッ
トプロトコルをサポートしているかどうかを確認するた
めに、エコーノード確認メッセージを送信する(S2
6)。これに対して、これを受信したエコーネットコン
トローラ1は、自分がエコーネットノードであることを
答えるためにエコーネットノード応答メッセージを送信
する(S27)。ただし、ここまでの時点でエコーネッ
ト機器Aのエコーネットアドレスは確定していないた
め、スレーブ(エコーネット機器A)の側のエコーネッ
トアドレスを記入すべきフィールドは「不定」を意味す
る文字列が挿入されている。
【0062】次に、相手(Bluetoothマスタ
ー)がエコーネット機器であることを確認したエコーネ
ット機器Aは、エコーネットアドレスの割り当てを要求
するメッセージをエコーネットコントローラ1に対して
送信する(S28)。以降のシーケンス(S29〜S3
1)は、図4の場合と同様である。
ー)がエコーネット機器であることを確認したエコーネ
ット機器Aは、エコーネットアドレスの割り当てを要求
するメッセージをエコーネットコントローラ1に対して
送信する(S28)。以降のシーケンス(S29〜S3
1)は、図4の場合と同様である。
【0063】以上のシーケンスを繰り返すことにより、
該Bluetoothピコネットに接続される複数のエ
コーネット機器に対してエコーネットアドレスの割り当
てが行われる。
該Bluetoothピコネットに接続される複数のエ
コーネット機器に対してエコーネットアドレスの割り当
てが行われる。
【0064】先にも述べたように、本実施形態において
は、エコーネットパケットは、イーサネットフレーム上
にカプセル化されて転送される。図7に、エコーネット
パケットがイーサネットフレーム上にカプセル化された
様子を示す。よって、例えばエコーネット機器Aからエ
コーネット機器Bに対して送信されるエコーネットパケ
ットは、エコーネットパケットとしては送信アドレス
“EA”、受信アドレス“EB”となる。また、イーサ
フレームとしては、送信アドレス“BA”、宛先アドレ
スは“BB”となる(ただし、Bluetooth上を
転送する場合は、これらのフィールドは省略される可能
性がある)。しかしながら、Bluetooth上を転
送する場合は、Bluetoothパケットの形で送信
されるため、通信はマスターとスレーブとの間に限られ
る。そこで、マスターノードが、受信したこれらのパケ
ットの宛先アドレス(宛先Bluetoothアドレ
ス)を判別して、ルーチングを行うことになる。このイ
ーサフレームのルーチングを行うのがイーサフレームル
ーチング部1211である。この処理の一例を図8に示
す。
は、エコーネットパケットは、イーサネットフレーム上
にカプセル化されて転送される。図7に、エコーネット
パケットがイーサネットフレーム上にカプセル化された
様子を示す。よって、例えばエコーネット機器Aからエ
コーネット機器Bに対して送信されるエコーネットパケ
ットは、エコーネットパケットとしては送信アドレス
“EA”、受信アドレス“EB”となる。また、イーサ
フレームとしては、送信アドレス“BA”、宛先アドレ
スは“BB”となる(ただし、Bluetooth上を
転送する場合は、これらのフィールドは省略される可能
性がある)。しかしながら、Bluetooth上を転
送する場合は、Bluetoothパケットの形で送信
されるため、通信はマスターとスレーブとの間に限られ
る。そこで、マスターノードが、受信したこれらのパケ
ットの宛先アドレス(宛先Bluetoothアドレ
ス)を判別して、ルーチングを行うことになる。このイ
ーサフレームのルーチングを行うのがイーサフレームル
ーチング部1211である。この処理の一例を図8に示
す。
【0065】Bluetoothパケットを通してイー
サフレームを受信したエコーネットコントローラ(Bl
uetoothマスタ)1は、受信したイーサフレーム
が自分宛のものであるかどうかを確認する(S41)。
自分宛のものでない場合には、宛先イーサネットアドレ
ス(宛先Bluetoothアドレス)に示されている
アドレス(例えば、BA)を参照し、アドレステーブル
123を参照して、そのノードのスレーブ識別子を確認
し、そのスレーブに対して接続されているL2CAPチ
ャネル等を用いて、宛先BD_ADDRを付与してこれ
を送信することになる(S42)。
サフレームを受信したエコーネットコントローラ(Bl
uetoothマスタ)1は、受信したイーサフレーム
が自分宛のものであるかどうかを確認する(S41)。
自分宛のものでない場合には、宛先イーサネットアドレ
ス(宛先Bluetoothアドレス)に示されている
アドレス(例えば、BA)を参照し、アドレステーブル
123を参照して、そのノードのスレーブ識別子を確認
し、そのスレーブに対して接続されているL2CAPチ
ャネル等を用いて、宛先BD_ADDRを付与してこれ
を送信することになる(S42)。
【0066】もし、受信したイーサフレームが自分宛の
ものである場合には、イーサタイプのフィールドを参照
して、そのパケットがエコーネットパケットか、エコー
ネットARPパケットか、他のプロトコルのパケットか
を確認する(S43)。
ものである場合には、イーサタイプのフィールドを参照
して、そのパケットがエコーネットパケットか、エコー
ネットARPパケットか、他のプロトコルのパケットか
を確認する(S43)。
【0067】もし、他のプロトコルのパケットである場
合には、他プロトコル処理部13にそのパケットを転送
する(S44)。
合には、他プロトコル処理部13にそのパケットを転送
する(S44)。
【0068】もし、エコーネットパケットである場合に
は、内部のエコーネット制御処理部122にこのパケッ
トを転送する(S45)。
は、内部のエコーネット制御処理部122にこのパケッ
トを転送する(S45)。
【0069】もし、エコーネットARPパケットである
場合には、さらにそのパケットがアドレス解決を要求す
るパケット(ARPパケット)であるか、それとも初期
化処理を要求するパケットであるか(例えば、本実施形
態におけるエコーノード確認、エコーネット応答、エコ
ーネットアドレス要求、エコーネットアドレス付与、エ
コーネットアドレス付与応答の各メッセージ等)を確認
する(S46)。
場合には、さらにそのパケットがアドレス解決を要求す
るパケット(ARPパケット)であるか、それとも初期
化処理を要求するパケットであるか(例えば、本実施形
態におけるエコーノード確認、エコーネット応答、エコ
ーネットアドレス要求、エコーネットアドレス付与、エ
コーネットアドレス付与応答の各メッセージ等)を確認
する(S46)。
【0070】もし、初期化処理を要求するパケットであ
れば、初期化処理部126にこのパケットを転送する
(S47)。初期化処理部126の処理は、これまで説
明したとおりである。
れば、初期化処理部126にこのパケットを転送する
(S47)。初期化処理部126の処理は、これまで説
明したとおりである。
【0071】もし、アドレス解決を要求するパケットで
ある場合には、このパケットをアドレス解決部125に
転送する(S48)。
ある場合には、このパケットをアドレス解決部125に
転送する(S48)。
【0072】ここで、図9に、アドレス解決のシーケン
スの一例を示す。
スの一例を示す。
【0073】図9では、エコーネットコントローラ(B
luetoothマスター)1がアドレス解決サーバと
なり、内部のアドレステーブル123を参照しながらア
ドレスを解決する場合について説明している。
luetoothマスター)1がアドレス解決サーバと
なり、内部のアドレステーブル123を参照しながらア
ドレスを解決する場合について説明している。
【0074】例えば、エコーネット機器Aが、エコーネ
ット機器Bのエコーネットアドレスから、エコーネット
機器BのBluetoothアドレスを解決したい場合
には、エコーネットARP要求のパケットをユニキャス
トパケットの形でエコーネットコントローラ1に対して
送信する(S51)。その際、解決を要求するアドレス
として“EB”を付与しておく。
ット機器Bのエコーネットアドレスから、エコーネット
機器BのBluetoothアドレスを解決したい場合
には、エコーネットARP要求のパケットをユニキャス
トパケットの形でエコーネットコントローラ1に対して
送信する(S51)。その際、解決を要求するアドレス
として“EB”を付与しておく。
【0075】これを受信したエコーネットコントローラ
1は、内部のアドレステーブル123を参照して、“E
B”のBluetoothアドレスを調査し(S5
2)、それが“BB”であることを確認する。
1は、内部のアドレステーブル123を参照して、“E
B”のBluetoothアドレスを調査し(S5
2)、それが“BB”であることを確認する。
【0076】エコーネットコントローラ1は、エコーネ
ットARP応答として、エコーネット機器BのBlue
toothアドレス“BB”を回答する(S53)。
ットARP応答として、エコーネット機器BのBlue
toothアドレス“BB”を回答する(S53)。
【0077】以降、エコーネット機器Aは、エコーネッ
ト機器B宛のパケットがある場合には、宛先Bluet
oothアドレスが“BB”であるようなイーサネット
フレームをエコーネットコントローラ1に対して送信す
ることにより、任意のエコーネット機器間の通信を実現
することができるようになる。
ト機器B宛のパケットがある場合には、宛先Bluet
oothアドレスが“BB”であるようなイーサネット
フレームをエコーネットコントローラ1に対して送信す
ることにより、任意のエコーネット機器間の通信を実現
することができるようになる。
【0078】(第2の実施形態)次に、第2の実施形態
として、エコーネットプロトコルをIP(IPv4とI
Pv6のいずれでもよい)上にマッピングして、エコー
ネットプロトコルをIPネットワーク上にて稼動できる
ようにする場合について説明する。なお、Blueto
oth上では、「IP over Bluetoot
h」の方法として、PAN(パーソナルエリアネットワ
ーク)のプロファイルにて、その方法が規定されてお
り、本実施形態においても、この方式を用いることを仮
定する。以下では、第1の実施形態と相違する点を中心
に説明する。
として、エコーネットプロトコルをIP(IPv4とI
Pv6のいずれでもよい)上にマッピングして、エコー
ネットプロトコルをIPネットワーク上にて稼動できる
ようにする場合について説明する。なお、Blueto
oth上では、「IP over Bluetoot
h」の方法として、PAN(パーソナルエリアネットワ
ーク)のプロファイルにて、その方法が規定されてお
り、本実施形態においても、この方式を用いることを仮
定する。以下では、第1の実施形態と相違する点を中心
に説明する。
【0079】図10に、本実施形態のホームネットワー
クシステムの構成例を示す。
クシステムの構成例を示す。
【0080】図10に示されるように、エコーネットコ
ントローラ1と、複数のエコーネット機器(図10では
3つのエコーネット機器A,B,C)3が、Bluet
oothにより相互接続されている。エコーネットコン
トローラ1は、Bluetoothを通して、エコーネ
ット機器3の制御(あるいは監視等)を行う機能を持
つ。
ントローラ1と、複数のエコーネット機器(図10では
3つのエコーネット機器A,B,C)3が、Bluet
oothにより相互接続されている。エコーネットコン
トローラ1は、Bluetoothを通して、エコーネ
ット機器3の制御(あるいは監視等)を行う機能を持
つ。
【0081】エコーネットコントローラ1およびエコー
ネット機器3の各々は、いずれも、IPアドレスを持
つ。IPアドレスは、IPv4アドレスでもよいし、I
Pv6アドレスでもよいが、リンクローカルアドレスで
あるものとする。リンクローカルアドレスとは、そのリ
ンク(本実施形態では、Bluetooth(なお、例
えば、イーサネットパケットが届く範囲も含まれるとす
るような場合もある))上でのみ使うことのできる、特
殊なIPアドレスのことである。グローバルユニークな
IPアドレスを与える必要が無い一方、ローカルなネッ
トワーク(リンクネットワーク)上で、IPの特定のア
プリケーションを動作させる場合に用いられる方式であ
る。エコーネットは、「リンク(つまり、例えばユーザ
の自宅)の外から、(例えば家電に)アクセスされると
困るプロトコル」である。すなわち、エコーネットプロ
トコルは、ローカルネットワークを前提、対象に開発さ
れたプロトコルであるため、IP上でもリンクローカル
アドレスの使用が望ましいとともに、未然に自宅外から
の家電製品、エコーネット稼動範囲への悪意のあるアク
セスや間違いアクセスを未然に防ぐことが可能となる。
このため、リンクローカルアドレス以外の領域で転送さ
れてきたエコーネットパケットは、無効とするようにし
てもよい。
ネット機器3の各々は、いずれも、IPアドレスを持
つ。IPアドレスは、IPv4アドレスでもよいし、I
Pv6アドレスでもよいが、リンクローカルアドレスで
あるものとする。リンクローカルアドレスとは、そのリ
ンク(本実施形態では、Bluetooth(なお、例
えば、イーサネットパケットが届く範囲も含まれるとす
るような場合もある))上でのみ使うことのできる、特
殊なIPアドレスのことである。グローバルユニークな
IPアドレスを与える必要が無い一方、ローカルなネッ
トワーク(リンクネットワーク)上で、IPの特定のア
プリケーションを動作させる場合に用いられる方式であ
る。エコーネットは、「リンク(つまり、例えばユーザ
の自宅)の外から、(例えば家電に)アクセスされると
困るプロトコル」である。すなわち、エコーネットプロ
トコルは、ローカルネットワークを前提、対象に開発さ
れたプロトコルであるため、IP上でもリンクローカル
アドレスの使用が望ましいとともに、未然に自宅外から
の家電製品、エコーネット稼動範囲への悪意のあるアク
セスや間違いアクセスを未然に防ぐことが可能となる。
このため、リンクローカルアドレス以外の領域で転送さ
れてきたエコーネットパケットは、無効とするようにし
てもよい。
【0082】なお、第1の実施形態と同様、エコーネッ
ト機器3は、エコーネットをサポートするものであれ
ば、家電機器、AV機器、パソコンその他の情報機器な
ど、どのような機器でもよい。
ト機器3は、エコーネットをサポートするものであれ
ば、家電機器、AV機器、パソコンその他の情報機器な
ど、どのような機器でもよい。
【0083】図11に、本実施形態のエコーネットコン
トローラ1の内部構造例を示す。
トローラ1の内部構造例を示す。
【0084】本実施形態が第1の実施形態と相違する点
は、IPの存在を前提としているため、インターネット
処理部127が設けられている点と、アドレステーブル
123が、IPアドレスとエコーネットアドレスとの対
応表となっている点である(なお、本実施形態における
エコーネット機器3の内部構造も、基本的には、本実施
形態におけるエコーネットコントローラ1のそれとほぼ
同様である)。
は、IPの存在を前提としているため、インターネット
処理部127が設けられている点と、アドレステーブル
123が、IPアドレスとエコーネットアドレスとの対
応表となっている点である(なお、本実施形態における
エコーネット機器3の内部構造も、基本的には、本実施
形態におけるエコーネットコントローラ1のそれとほぼ
同様である)。
【0085】なお、本実施形態においては、エコーネッ
トコントローラ1は、Bluetoothのマスターの
部分に位置しているが、実際にはスレーブの位置(例え
ば、図10のエコーネット機器A〜Cの位置)にあって
も構わない。
トコントローラ1は、Bluetoothのマスターの
部分に位置しているが、実際にはスレーブの位置(例え
ば、図10のエコーネット機器A〜Cの位置)にあって
も構わない。
【0086】次に、図12に、本実施形態のアドレステ
ーブルの内部構造例を示す。
ーブルの内部構造例を示す。
【0087】図12(a)に示されるように、本実施形
態のアドレステーブル123は、そのIPサブネット
(具体的には、そのリンクローカルの空間)内にあるエ
コーネットノードのIPアドレス(本実施形態の場合、
リンクローカルアドレス)と、そのノードがBluet
oothにおいてアクティブなモードにいるかパークモ
ードにいるかについての情報と、エコーネットアドレス
(のノードID)との対応関係を記憶する。
態のアドレステーブル123は、そのIPサブネット
(具体的には、そのリンクローカルの空間)内にあるエ
コーネットノードのIPアドレス(本実施形態の場合、
リンクローカルアドレス)と、そのノードがBluet
oothにおいてアクティブなモードにいるかパークモ
ードにいるかについての情報と、エコーネットアドレス
(のノードID)との対応関係を記憶する。
【0088】また、エコーネットコントローラ1には、
「エコーネットアドレスを、サブネット内に新しく出現
したエコーネットノードに割当てる」機能が備わってい
るが、そのために、図12(b)に示すように「その時
点で割り当てを行っていないエコーネットアドレスの一
覧表」をアドレステーブル123の1つの情報として持
っていてもよい。
「エコーネットアドレスを、サブネット内に新しく出現
したエコーネットノードに割当てる」機能が備わってい
るが、そのために、図12(b)に示すように「その時
点で割り当てを行っていないエコーネットアドレスの一
覧表」をアドレステーブル123の1つの情報として持
っていてもよい。
【0089】なお、前述のように、エコーネットアドレ
スは、8ビット長の論理的な識別子であり、エコーネッ
ト仕様書にて定められる(エコーネット仕様書では、ネ
ットIDなるネットワーク識別子も定義されているが、
本実施形態では、ネットIDは固定と考えて、ノード別
に割り当てられるノードIDに着目して説明する)。こ
の値も、時と場合によって、同じノードに対して異なる
エコーネットアドレスの値が割り当てられる可能性があ
る。
スは、8ビット長の論理的な識別子であり、エコーネッ
ト仕様書にて定められる(エコーネット仕様書では、ネ
ットIDなるネットワーク識別子も定義されているが、
本実施形態では、ネットIDは固定と考えて、ノード別
に割り当てられるノードIDに着目して説明する)。こ
の値も、時と場合によって、同じノードに対して異なる
エコーネットアドレスの値が割り当てられる可能性があ
る。
【0090】なお、図12(a)の例において、添え字
の0は、図1のエコーネットコントローラ1に対応する
ものを示し、添え字のA,Bは、図1のエコーネット機
器A,Bに対応するものをそれぞれ示している。
の0は、図1のエコーネットコントローラ1に対応する
ものを示し、添え字のA,Bは、図1のエコーネット機
器A,Bに対応するものをそれぞれ示している。
【0091】次に、図13に、エコーネットアドレス初
期化シーケンスの一例を示す。
期化シーケンスの一例を示す。
【0092】本実施形態では、エコーネット機器(Aと
する)が周囲にInquiryをかけ(S61)、これ
にBTマスターが答える。本実施形態では、このBTマ
スター上にエコーネットコントローラ1が存在するが、
前述のように、これは必須ではない。Inquiryを
受けたBTマスターは、必要に応じてマスター/スレー
ブ変換等を行って、該エコーネット機器Aを配下に収め
る(S62)。図10の例では、エコーネット機器A〜
Cが配下に収まる。
する)が周囲にInquiryをかけ(S61)、これ
にBTマスターが答える。本実施形態では、このBTマ
スター上にエコーネットコントローラ1が存在するが、
前述のように、これは必須ではない。Inquiryを
受けたBTマスターは、必要に応じてマスター/スレー
ブ変換等を行って、該エコーネット機器Aを配下に収め
る(S62)。図10の例では、エコーネット機器A〜
Cが配下に収まる。
【0093】次に、エコーネットコントローラ1とエコ
ーネット機器Aとの間でサービス発見手続きが行われる
(S63)。この結果、エコーネット機器Aは、BTマ
スターがPAN(TCP/IP)をサポートしているノ
ードであることを発見、認識したとする(S64)。こ
の時点では、まだエコーネット機器Aのエコーネットア
ドレスは決定していない。
ーネット機器Aとの間でサービス発見手続きが行われる
(S63)。この結果、エコーネット機器Aは、BTマ
スターがPAN(TCP/IP)をサポートしているノ
ードであることを発見、認識したとする(S64)。こ
の時点では、まだエコーネット機器Aのエコーネットア
ドレスは決定していない。
【0094】次に、エコーネットコントローラ1とエコ
ーネット機器Aとの間で、PANの初期化手続きが行わ
れる(S65)。この結果、両機器間で、Blueto
oth上のPANを使ったTCP/IP通信が実現され
る。このIP通信は、IPv4でもよいし、IPv6で
もよい。
ーネット機器Aとの間で、PANの初期化手続きが行わ
れる(S65)。この結果、両機器間で、Blueto
oth上のPANを使ったTCP/IP通信が実現され
る。このIP通信は、IPv4でもよいし、IPv6で
もよい。
【0095】次に、エコーネット機器Aは、自分のエコ
ーネットアドレスを決定するための手順に移る。本実施
形態では、該エコーネットコントローラ1に「エコーネ
ットアドレスの割当て」機能が備わっており、エコーネ
ット機器Aがこのエコーネットコントローラ(のエコー
ネットアドレス割当て機能)に対してアドレスを要求す
ることを行う。
ーネットアドレスを決定するための手順に移る。本実施
形態では、該エコーネットコントローラ1に「エコーネ
ットアドレスの割当て」機能が備わっており、エコーネ
ット機器Aがこのエコーネットコントローラ(のエコー
ネットアドレス割当て機能)に対してアドレスを要求す
ることを行う。
【0096】ところが、エコーネット機器Aは、この時
点で、サブネット上のどのノードがエコーネットプロト
コルを解するノードか、あるいはエコーネットアドレス
割当て機能を持ったノードであるかはわからないため、
例えば後述するような方法で、エコーネットアドレス要
求パケットを該サブネットに送出する(S66)。
点で、サブネット上のどのノードがエコーネットプロト
コルを解するノードか、あるいはエコーネットアドレス
割当て機能を持ったノードであるかはわからないため、
例えば後述するような方法で、エコーネットアドレス要
求パケットを該サブネットに送出する(S66)。
【0097】第1の方法は、ブロードキャストを用いる
方法である。例えば、IPv4のIPブロードキャス
ト、あるいはIPv6の全ノードマルチキャスト、ある
いはBluetoothのブロードキャストや、PAN
のブロードキャストの仕組みを使って、エコーネットア
ドレス要求パケットを送信する。
方法である。例えば、IPv4のIPブロードキャス
ト、あるいはIPv6の全ノードマルチキャスト、ある
いはBluetoothのブロードキャストや、PAN
のブロードキャストの仕組みを使って、エコーネットア
ドレス要求パケットを送信する。
【0098】図14に、このときのIPパケットにカプ
セル化されるパケットのフォーマットの一例を示す。図
14に示されるように、一般のエコーネットパケットが
IPパケットにカプセル化される他、その他のエコーネ
ットアドレス決定や通知の場合の制御パケットや、後述
するアドレス解決のためのパケットなども、このパケッ
トフォーマットに含まれる。第1の実施形態と同様に、
相手がエコーネットノードであるかどうかの確認、エコ
ーネットアドレスの割り当て等、エコーネットノードと
しての立ち上げに不可欠な「エコーネットをIP網上に
て運用する場合の初期化シーケンス」を、本実施形態で
は、エコーネットARP(Address Resol
ution Protocol)と呼ぶ、エコーネット
とIPレイヤの間を取り持つプロトコルのメッセージと
して定義されるものとする。エコーネットパケットもエ
コーネットARPパケットも、ともに同一のポート番号
(本実施形態ではUDPポート)にマッピングされ、パ
ケット種別のフィールドを参照することにより、それが
エコーネットパケットなのか、それともエコーネットの
初期化用の制御パケットなのかの区別を行うようになっ
ていてもよい(エコーネットパケットとエコーネットA
RPパケットとを異なるポート番号にマッピングする方
法も可能である)。
セル化されるパケットのフォーマットの一例を示す。図
14に示されるように、一般のエコーネットパケットが
IPパケットにカプセル化される他、その他のエコーネ
ットアドレス決定や通知の場合の制御パケットや、後述
するアドレス解決のためのパケットなども、このパケッ
トフォーマットに含まれる。第1の実施形態と同様に、
相手がエコーネットノードであるかどうかの確認、エコ
ーネットアドレスの割り当て等、エコーネットノードと
しての立ち上げに不可欠な「エコーネットをIP網上に
て運用する場合の初期化シーケンス」を、本実施形態で
は、エコーネットARP(Address Resol
ution Protocol)と呼ぶ、エコーネット
とIPレイヤの間を取り持つプロトコルのメッセージと
して定義されるものとする。エコーネットパケットもエ
コーネットARPパケットも、ともに同一のポート番号
(本実施形態ではUDPポート)にマッピングされ、パ
ケット種別のフィールドを参照することにより、それが
エコーネットパケットなのか、それともエコーネットの
初期化用の制御パケットなのかの区別を行うようになっ
ていてもよい(エコーネットパケットとエコーネットA
RPパケットとを異なるポート番号にマッピングする方
法も可能である)。
【0099】また、本実施形態では、「IPのリンクロ
ーカルアドレス上にマッピングする」形でIP上のエコ
ーネットを定義しているが、今後、「グローバルなIP
ネットワーク上でエコーネットを定義する」等のさらに
新しい「インターネット上のエコーネット」が定義され
る可能性もある。この「新方式」との区別をするため、
本実施形態では、エコーネットバージョン番号フィール
ドを用意し、既存のエコーネットのサポートの場合に
は、このフィールドに特定の値(例えば、1)を入れる
ことで、「このパケットが、どのバージョンのエコーネ
ット通信のためのパケットか」を宛先ノードに通知する
ことができるようにしてある(他の方法で区別する場合
あるいは区別が不要な場合には、このフィールドを省い
て構わない)。これは、次に説明する第2の方法でも適
用可能である。
ーカルアドレス上にマッピングする」形でIP上のエコ
ーネットを定義しているが、今後、「グローバルなIP
ネットワーク上でエコーネットを定義する」等のさらに
新しい「インターネット上のエコーネット」が定義され
る可能性もある。この「新方式」との区別をするため、
本実施形態では、エコーネットバージョン番号フィール
ドを用意し、既存のエコーネットのサポートの場合に
は、このフィールドに特定の値(例えば、1)を入れる
ことで、「このパケットが、どのバージョンのエコーネ
ット通信のためのパケットか」を宛先ノードに通知する
ことができるようにしてある(他の方法で区別する場合
あるいは区別が不要な場合には、このフィールドを省い
て構わない)。これは、次に説明する第2の方法でも適
用可能である。
【0100】第2の方法は、IPマルチキャストアドレ
スを用いる方法である。このIPマルチキャストアドレ
スとしては、IPリンクローカルアドレスに割当てられ
た、IPマルチキャストアドレスであってもよい。エコ
ーネットノードにのみ割当てられるIPマルチキャスト
アドレスを予め決めておくか、あるいはアドホックなア
ルゴリズムで決めるなどしておく。あて先IPアドレス
に、この「エコーネットノードマルチキャストアドレ
ス」を用いれば、このパケットがエコーネットプロトコ
ルをサポートしている(あるいはサポートする予定の)
ノードにのみ転送されることになり、余計なノード(エ
コーネットプロトコルを実装していないノード)にパケ
ットが転送されるのを未然に防ぐことができるようにな
る。
スを用いる方法である。このIPマルチキャストアドレ
スとしては、IPリンクローカルアドレスに割当てられ
た、IPマルチキャストアドレスであってもよい。エコ
ーネットノードにのみ割当てられるIPマルチキャスト
アドレスを予め決めておくか、あるいはアドホックなア
ルゴリズムで決めるなどしておく。あて先IPアドレス
に、この「エコーネットノードマルチキャストアドレ
ス」を用いれば、このパケットがエコーネットプロトコ
ルをサポートしている(あるいはサポートする予定の)
ノードにのみ転送されることになり、余計なノード(エ
コーネットプロトコルを実装していないノード)にパケ
ットが転送されるのを未然に防ぐことができるようにな
る。
【0101】なお、このIPマルチキャストアドレス
は、下位側の何ビットかのアドレス部をイーサネットア
ドレスにマッピングし、これを「マルチキャストイーサ
ネットアドレス」として用いることにより、リンクレベ
ルで無駄なトラヒックを不要なノードに転送しなくても
よくなるような仕組みを構築することも可能である。こ
の場合には、図13のS65のPAN初期化手続きの段
階で、エコーネットノードに割当てられたイーサネット
アドレス(Bluetoothアドレス)を、エコーネ
ット機器がBTマスター(本実施形態の場合、エコーネ
ットコントローラ1)に申告することにより、該BTマ
スターがエコーネットマルチキャストアドレス宛てのパ
ケット(イーサネットフレーム)を受信した場合には、
該当するノードについてのみこれを転送する(エコーネ
ットマルチキャストアドレスに登録していないノードに
は、該パケット/フレームは転送しない)、といった仕
組みを構築しておくことが可能となる。
は、下位側の何ビットかのアドレス部をイーサネットア
ドレスにマッピングし、これを「マルチキャストイーサ
ネットアドレス」として用いることにより、リンクレベ
ルで無駄なトラヒックを不要なノードに転送しなくても
よくなるような仕組みを構築することも可能である。こ
の場合には、図13のS65のPAN初期化手続きの段
階で、エコーネットノードに割当てられたイーサネット
アドレス(Bluetoothアドレス)を、エコーネ
ット機器がBTマスター(本実施形態の場合、エコーネ
ットコントローラ1)に申告することにより、該BTマ
スターがエコーネットマルチキャストアドレス宛てのパ
ケット(イーサネットフレーム)を受信した場合には、
該当するノードについてのみこれを転送する(エコーネ
ットマルチキャストアドレスに登録していないノードに
は、該パケット/フレームは転送しない)、といった仕
組みを構築しておくことが可能となる。
【0102】さて、これらのような仕組みを使うなどし
て、エコーネットアドレス要求のパケットは、エコーネ
ットコントローラ1に到達する。エコーネットコントロ
ーラ1では、アドレステーブル123内の例えば図12
(b)に示したような「未割当エコーネットアドレス」
を参照して、未利用のエコーネットアドレスの値をピッ
クアップし(本実施形態の場合、Eaなる値が割当てら
れるものとする)、これをエコーネット機器Aのエコー
ネットアドレスとし、これをアドレステーブル123に
登録する(S67)。
て、エコーネットアドレス要求のパケットは、エコーネ
ットコントローラ1に到達する。エコーネットコントロ
ーラ1では、アドレステーブル123内の例えば図12
(b)に示したような「未割当エコーネットアドレス」
を参照して、未利用のエコーネットアドレスの値をピッ
クアップし(本実施形態の場合、Eaなる値が割当てら
れるものとする)、これをエコーネット機器Aのエコー
ネットアドレスとし、これをアドレステーブル123に
登録する(S67)。
【0103】エコーネットコントローラ1は、「エコー
ネットアドレス付与」のパケット種別にて、エコーネッ
ト機器Aに割り当てるエコーネットアドレス“Ea”を
搭載したメッセージをエコーネット機器Aに送信する
(S68)。
ネットアドレス付与」のパケット種別にて、エコーネッ
ト機器Aに割り当てるエコーネットアドレス“Ea”を
搭載したメッセージをエコーネット機器Aに送信する
(S68)。
【0104】これを受け取ったエコーネット機器Aは、
これに対するACKとして「エコーネットアドレス付与
応答」パケットをエコーネットコントローラ1に送信す
る(S69)。
これに対するACKとして「エコーネットアドレス付与
応答」パケットをエコーネットコントローラ1に送信す
る(S69)。
【0105】これを受け取ったエコーネットコントロー
ラは、エコーネット機器Aにエコーネットアドレス“E
a”が割り当てられたことを確認し、内部のアドレステ
ーブル123の登録を確定させる(ただし、確認できな
かった場合には、該登録を取り消す)。この時点で、ア
ドレステーブル123には、エコーネット機器AのIP
アドレスとIPアドレスとの対応関係が登録されたこと
になる。
ラは、エコーネット機器Aにエコーネットアドレス“E
a”が割り当てられたことを確認し、内部のアドレステ
ーブル123の登録を確定させる(ただし、確認できな
かった場合には、該登録を取り消す)。この時点で、ア
ドレステーブル123には、エコーネット機器AのIP
アドレスとIPアドレスとの対応関係が登録されたこと
になる。
【0106】以上のシーケンスを繰り返すことにより、
複数のエコーネット機器に対してエコーネットアドレス
の割り当てが行われる。
複数のエコーネット機器に対してエコーネットアドレス
の割り当てが行われる。
【0107】続いて、図15に、エコーネット機器がI
Pサブネットに加入し、エコーネットアドレス等が割り
当てられて、アドレス間の対応関係がとられていくシー
ケンスの他の例を示す。図15のS71〜S75は、図
13のS61〜S65と同様である。
Pサブネットに加入し、エコーネットアドレス等が割り
当てられて、アドレス間の対応関係がとられていくシー
ケンスの他の例を示す。図15のS71〜S75は、図
13のS61〜S65と同様である。
【0108】図15の例では、各々のエコーネット機器
3は、「エコーネットアドレスを決めてくれるサーバ」
がネットワーク上のどこかにいることを仮定するのでは
なく、「エコーネットアドレスは自分で決める」と考え
る。
3は、「エコーネットアドレスを決めてくれるサーバ」
がネットワーク上のどこかにいることを仮定するのでは
なく、「エコーネットアドレスは自分で決める」と考え
る。
【0109】すなわち、エコーネット機器(Aとする)
は、自分で「エコーネットアドレスの候補」を何らかの
形で(例えば後述する方法等で)決定し(S76)、こ
れを該サブネットにブロードキャストする(S77)。
このブロードキャストは、リンクローカルのIPブロー
ドキャスト(IPv6では、全ノードマルチキャスト)
でもよいし、エコーネットノードに割当てられたIPマ
ルチキャストアドレス(リンクローカルアドレスでもよ
い)で送信してもよい。
は、自分で「エコーネットアドレスの候補」を何らかの
形で(例えば後述する方法等で)決定し(S76)、こ
れを該サブネットにブロードキャストする(S77)。
このブロードキャストは、リンクローカルのIPブロー
ドキャスト(IPv6では、全ノードマルチキャスト)
でもよいし、エコーネットノードに割当てられたIPマ
ルチキャストアドレス(リンクローカルアドレスでもよ
い)で送信してもよい。
【0110】このエコーノード確認パケットを、送信し
た後、一定時間(時間T)リプライがなければ(S7
8)、該サブネットには同様のエコーネットアドレスを
持ったノードは他にはいないと判断して、該アドレスを
そのノードのエコーネットアドレスとして用いることを
決定する(S79)。
た後、一定時間(時間T)リプライがなければ(S7
8)、該サブネットには同様のエコーネットアドレスを
持ったノードは他にはいないと判断して、該アドレスを
そのノードのエコーネットアドレスとして用いることを
決定する(S79)。
【0111】なお、S77およびS78を予め規定され
た(複数の)回数繰り返し行ってもリプライがなかった
場合に、該アドレスの使用を決定するようにしてもよ
い。
た(複数の)回数繰り返し行ってもリプライがなかった
場合に、該アドレスの使用を決定するようにしてもよ
い。
【0112】また、規定時間の間にリプライがあった場
合には、S79でアドレスの使用が決定されるまで、S
76でエコーネットアドレスの候補を変えながら、S7
6〜S78を繰り返し行えばよい。
合には、S79でアドレスの使用が決定されるまで、S
76でエコーネットアドレスの候補を変えながら、S7
6〜S78を繰り返し行えばよい。
【0113】「(自分で決定する)エコーネットアドレ
スの候補」の値の決め方については、種々の方法があ
る。例えば、 ・自分のリンクレイヤのアドレス(Bluetooth
のAM_ADDRの値や、Bluetoothアドレス
の下位側の何ビットか) ・その時点での、自装置内の何らかのタイマやクロック
などの値 ・乱数生成器の出力結果 等の値を用いればよい。
スの候補」の値の決め方については、種々の方法があ
る。例えば、 ・自分のリンクレイヤのアドレス(Bluetooth
のAM_ADDRの値や、Bluetoothアドレス
の下位側の何ビットか) ・その時点での、自装置内の何らかのタイマやクロック
などの値 ・乱数生成器の出力結果 等の値を用いればよい。
【0114】図16に、エコーネットアドレス決定の際
のフローチャートの一例を示す。
のフローチャートの一例を示す。
【0115】図16の例では、エコーネット機器3は、
アドレス決定手順が開始されると(S81)、まず、ア
ドレスの候補を決定し(例えば、自分のBluetoo
thアクティブノードアドレス(AM_ADDR)とす
る)(S82)、他のノードが同一アドレスを使用して
いるか否かを確認するために、決定したアドレスの候補
の値を、ローカルリンクにブロードキャストする(S8
3)。
アドレス決定手順が開始されると(S81)、まず、ア
ドレスの候補を決定し(例えば、自分のBluetoo
thアクティブノードアドレス(AM_ADDR)とす
る)(S82)、他のノードが同一アドレスを使用して
いるか否かを確認するために、決定したアドレスの候補
の値を、ローカルリンクにブロードキャストする(S8
3)。
【0116】そして、一定時間(T)内にアドレス重複
通告がなければ(S84)、そのアドレスの候補の値
を、自分のエコーネットアドレス値として決定する(S
85)。
通告がなければ(S84)、そのアドレスの候補の値
を、自分のエコーネットアドレス値として決定する(S
85)。
【0117】一方、一定時間(T)内にアドレス重複通
告があれば(S84)、他のアドレスの候補を例えばラ
ンダムに決定し(例えば、自装置内のクロックの下数桁
の値とする)(S86)、再度、他のノードが同一アド
レスを使用しているか否かを確認するために、決定した
アドレスの候補の値を、ローカルリンクにブロードキャ
ストする(S87)。
告があれば(S84)、他のアドレスの候補を例えばラ
ンダムに決定し(例えば、自装置内のクロックの下数桁
の値とする)(S86)、再度、他のノードが同一アド
レスを使用しているか否かを確認するために、決定した
アドレスの候補の値を、ローカルリンクにブロードキャ
ストする(S87)。
【0118】ここで、一定時間(T)内にアドレス重複
通告がなければ(S88)、そのアドレスの候補の値
を、自分のエコーネットアドレス値として決定する(S
85)。
通告がなければ(S88)、そのアドレスの候補の値
を、自分のエコーネットアドレス値として決定する(S
85)。
【0119】また、一定時間(T)内にアドレス重複通
告があれば(S84)、S86〜S88を繰り返し行っ
て、他のノードが使用していないアドレスを得ればよ
い。
告があれば(S84)、S86〜S88を繰り返し行っ
て、他のノードが使用していないアドレスを得ればよ
い。
【0120】ここで、図17に、エコーネット機器Aが
自分に割り当てようとしたエコーネットアドレスの値
を、既にエコーネット機器Bが使っている場合の具体例
を示す。図17では、「既に自分がそのエコーネットア
ドレスの値は使っている」という意味のメッセージは、
エコーネットアドレス重複メッセージとして通知されて
いる(S99)。
自分に割り当てようとしたエコーネットアドレスの値
を、既にエコーネット機器Bが使っている場合の具体例
を示す。図17では、「既に自分がそのエコーネットア
ドレスの値は使っている」という意味のメッセージは、
エコーネットアドレス重複メッセージとして通知されて
いる(S99)。
【0121】さて、S79でエコーネットが決定された
後は、エコーネットパケットをIPパケットにカプセル
化する形で、エコーネットパケットのやり取りが、エコ
ーネットノード間にて行われる。
後は、エコーネットパケットをIPパケットにカプセル
化する形で、エコーネットパケットのやり取りが、エコ
ーネットノード間にて行われる。
【0122】本実施形態では、前述のように、エコーネ
ットパケットは、UDPパケットにカプセル化される。
図18に、エコーネットパケットがUDPパケットにカ
プセル化された様子を示す。
ットパケットは、UDPパケットにカプセル化される。
図18に、エコーネットパケットがUDPパケットにカ
プセル化された様子を示す。
【0123】次に、アドレス解決について説明する。
【0124】エコーネット機器Aがエコーネット機器B
宛てのパケットを持っている場合に、その宛先エコーネ
ットアドレスはわかるが、宛先IPアドレスがわからな
い、という場合がありえる。この場合は、アドレス解決
を行う必要がある。
宛てのパケットを持っている場合に、その宛先エコーネ
ットアドレスはわかるが、宛先IPアドレスがわからな
い、という場合がありえる。この場合は、アドレス解決
を行う必要がある。
【0125】図19に、アドレス解決のシーケンスの一
例を示す。
例を示す。
【0126】図19では、エコーネットコントローラ
(Bluetoothマスター)1がアドレス解決サー
バとなり、内部のアドレステーブル123を参照しなが
らアドレスを解決する場合について説明している。
(Bluetoothマスター)1がアドレス解決サー
バとなり、内部のアドレステーブル123を参照しなが
らアドレスを解決する場合について説明している。
【0127】エコーネットコントローラ1は、通常、そ
のサブネット内の全てのエコーネットノードの存在を認
識していると考えられることから、アドレス解決先とし
て選択するのに適当である。
のサブネット内の全てのエコーネットノードの存在を認
識していると考えられることから、アドレス解決先とし
て選択するのに適当である。
【0128】例えば、エコーネット機器Aが、エコーネ
ット機器Bのエコーネットアドレスから、エコーネット
機器BのIPアドレスを解決したい場合には,エコーネ
ットARP要求のパケットをユニキャストパケットの形
でエコーネットコントローラ1に対して送信する(S1
11)。その際、解決を要求するアドレスとして
“E b”を付与しておく。
ット機器Bのエコーネットアドレスから、エコーネット
機器BのIPアドレスを解決したい場合には,エコーネ
ットARP要求のパケットをユニキャストパケットの形
でエコーネットコントローラ1に対して送信する(S1
11)。その際、解決を要求するアドレスとして
“E b”を付与しておく。
【0129】これを受信したエコーネットコントローラ
1は、内部のアドレステーブル123を参照して、“E
b”のIPアドレスを調査し(S112)、それが“I
Pb”であることを確認する。
1は、内部のアドレステーブル123を参照して、“E
b”のIPアドレスを調査し(S112)、それが“I
Pb”であることを確認する。
【0130】エコーネットコントローラ1は、エコーネ
ットARP応答として、エコーネット機器BのIPアド
レス“IPb”を回答する(S113)。
ットARP応答として、エコーネット機器BのIPアド
レス“IPb”を回答する(S113)。
【0131】以降、エコーネット機器Aは、エコーネッ
ト機器B宛のパケットがある場合には、宛先IPアドレ
スが“IPb”であるようなIPパケットを送信するこ
とにより、任意のエコーネット機器間の通信を実現する
ことができるようになる。
ト機器B宛のパケットがある場合には、宛先IPアドレ
スが“IPb”であるようなIPパケットを送信するこ
とにより、任意のエコーネット機器間の通信を実現する
ことができるようになる。
【0132】次に、図20に、アドレス解決のシーケン
スの一例を示す。
スの一例を示す。
【0133】図20の例では、アドレス解決をサブネッ
トを代表して行ってくれるようなサーバは存在しない場
合である。アドレス解決要求を、該サブネット内にブロ
ードキャストする方法が考えられるが、本実施形態で
は、前述したエコーネットノードに割当てられたIPマ
ルチキャストアドレス(IPv4でもIPv6でもよ
い)に対して、これが送信される(S121)。これを
受信したエコーネット機器Bは、エコーネットARP応
答として、自身のIPアドレス“IPb”を回答する
(S122)。このようにすることにより、エコーネッ
トに関係のないノードには、このIPマルチキャストパ
ケットは届かないため、不要なトラヒックの流通を未然
に防ぐことが可能となる。
トを代表して行ってくれるようなサーバは存在しない場
合である。アドレス解決要求を、該サブネット内にブロ
ードキャストする方法が考えられるが、本実施形態で
は、前述したエコーネットノードに割当てられたIPマ
ルチキャストアドレス(IPv4でもIPv6でもよ
い)に対して、これが送信される(S121)。これを
受信したエコーネット機器Bは、エコーネットARP応
答として、自身のIPアドレス“IPb”を回答する
(S122)。このようにすることにより、エコーネッ
トに関係のないノードには、このIPマルチキャストパ
ケットは届かないため、不要なトラヒックの流通を未然
に防ぐことが可能となる。
【0134】なお、以上の各実施形態では、ネットワー
クに接続された機器の制御のためのプロトコルとして、
エコーネットプロトコルを用いたが、これに限定される
ものではなく、本発明は、他の種々の制御プロトコルに
ついて適用可能である。また、以上では、ローカルエリ
アネットワークとしてBluetoothあるいはIP
(IP over Bluetooth)を例にとった
が、他の方式のネットワークであっても本発明は適用可
能である。また、以上では、ローカルエリアネットワー
クとしてホームネットワークを例にとって説明したが、
もちろん、企業内網など他のローカルネットワークであ
っても本発明は同様に適用可能である。
クに接続された機器の制御のためのプロトコルとして、
エコーネットプロトコルを用いたが、これに限定される
ものではなく、本発明は、他の種々の制御プロトコルに
ついて適用可能である。また、以上では、ローカルエリ
アネットワークとしてBluetoothあるいはIP
(IP over Bluetooth)を例にとった
が、他の方式のネットワークであっても本発明は適用可
能である。また、以上では、ローカルエリアネットワー
クとしてホームネットワークを例にとって説明したが、
もちろん、企業内網など他のローカルネットワークであ
っても本発明は同様に適用可能である。
【0135】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
て実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータ
に所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュー
タを所定の手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに所定の機能を実現させるための)プログラム
として実施することもでき、該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することも
できる。
て実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータ
に所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュー
タを所定の手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに所定の機能を実現させるための)プログラム
として実施することもでき、該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することも
できる。
【0136】なお、この発明の実施の形態で例示した構
成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のも
のではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換え
たり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に
別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わ
せたりすることなどによって得られる別の構成も可能で
ある。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、
例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例
示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能
である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的
を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似
の効果を奏する別の構成なども可能である。また、この
発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、この発明の実施の形態は、個別装置
としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発
明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部
分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明
等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明
を包含・内在するものである。従って、この発明の実施
の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定され
ることなく発明を抽出することができるものである。
成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のも
のではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換え
たり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に
別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わ
せたりすることなどによって得られる別の構成も可能で
ある。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、
例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例
示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能
である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的
を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似
の効果を奏する別の構成なども可能である。また、この
発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、この発明の実施の形態は、個別装置
としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発
明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部
分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明
等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明
を包含・内在するものである。従って、この発明の実施
の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定され
ることなく発明を抽出することができるものである。
【0137】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0138】
【発明の効果】本発明によれば、Bluetooth、
IP等のネットワーク上でのエコーネット等の制御プロ
トコルの運用が可能になる。
IP等のネットワーク上でのエコーネット等の制御プロ
トコルの運用が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るホームネットワ
ークシステムの構成例を示す図
ークシステムの構成例を示す図
【図2】同実施形態に係るエコーネットコントローラの
構成例を示す図
構成例を示す図
【図3】同実施形態に係るエコーネットコントローラの
アドレステーブルの構成例を示す図
アドレステーブルの構成例を示す図
【図4】同実施形態に係るホームネットワークシステム
の全体のシーケンスの一例を示す図
の全体のシーケンスの一例を示す図
【図5】同実施形態に係るエコーネットARPパケット
のフォーマットの一例を示す図
のフォーマットの一例を示す図
【図6】同実施形態に係るホームネットワークシステム
の全体のシーケンスの他の例を示す図
の全体のシーケンスの他の例を示す図
【図7】同実施形態に係るカプセル化されたエコーネッ
トパケットのフォーマットの一例を示す図
トパケットのフォーマットの一例を示す図
【図8】同実施形態に係るエコーネットコントローラの
イーサフレームルーチング部の処理手順の一例を示すフ
ローチャート
イーサフレームルーチング部の処理手順の一例を示すフ
ローチャート
【図9】同実施形態に係るホームネットワークシステム
のアドレス解決のシーケンスの一例を示す図
のアドレス解決のシーケンスの一例を示す図
【図10】本発明の第2の実施形態に係るホームネット
ワークシステムの構成例を示す図
ワークシステムの構成例を示す図
【図11】同実施形態に係るエコーネットコントローラ
の構成例を示す図
の構成例を示す図
【図12】同実施形態に係るエコーネットコントローラ
のアドレステーブルの構成例を示す図
のアドレステーブルの構成例を示す図
【図13】同実施形態に係るホームネットワークシステ
ムの全体のシーケンスの一例を示す図
ムの全体のシーケンスの一例を示す図
【図14】同実施形態に係るエコーネットARPパケッ
トのフォーマットの一例を示す図
トのフォーマットの一例を示す図
【図15】同実施形態に係るホームネットワークシステ
ムの全体のシーケンスの他の例を示す図
ムの全体のシーケンスの他の例を示す図
【図16】同実施形態に係るエコーネット機器のエコー
ネットアドレス決定の処理手順の一例を示すフローチャ
ート
ネットアドレス決定の処理手順の一例を示すフローチャ
ート
【図17】同実施形態に係るホームネットワークシステ
ムの全体のシーケンスの他の例について説明するための
図
ムの全体のシーケンスの他の例について説明するための
図
【図18】同実施形態に係るカプセル化されたエコーネ
ットパケットのフォーマットの一例を示す図
ットパケットのフォーマットの一例を示す図
【図19】同実施形態に係るホームネットワークシステ
ムのアドレス解決のシーケンスの一例を示す図
ムのアドレス解決のシーケンスの一例を示す図
【図20】同実施形態に係るホームネットワークシステ
ムのアドレス解決のシーケンスの他の例を示す図
ムのアドレス解決のシーケンスの他の例を示す図
1…エコーネットコントローラ
3…エコーネット機器
11…Bluetoothインタフェース
12…エコーネット処理部
13…他プロトコル処理部
121…イーサフレーム送受信部
122…エコーネット制御処理部
123…アドレステーブル
124…ユーザインタフェース
125…アドレス解決部
126…初期化処理部
127…インターネット処理部
1211…イーサフレームルーチング部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 門間 信行
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝研究開発センター内
(72)発明者 会津 宏幸
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝研究開発センター内
(72)発明者 久間 修一
神奈川県川崎市幸区小向東芝町1番地 株
式会社東芝研究開発センター内
Fターム(参考) 5K033 AA09 BA01 CB01 CB02 CB09
CB14 CC01 DA01 DA17 DB18
EC03
5K034 AA20 CC06 DD03 EE03 FF04
FF06 FF11 HH06 HH12 HH18
HH61 JJ24 LL01 MM24
Claims (28)
- 【請求項1】所定のネットワークに接続する機能を有す
る通信装置に対する該所定のネットワーク上での所定の
制御プロトコルによる通信をサポートするための通信制
御を行う通信制御装置であって、 前記所定のネットワークに接続するためのインタフェー
ス手段と、 前記所定のネットワークを介して送受信される前記所定
の制御プロトコルのデータに関する処理を行うための制
御プロトコル処理手段と、 前記所定のネットワークに接続された各々の前記通信装
置について、前記所定のネットワークで使用すべき当該
通信装置に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及
び自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを特定可能と
する識別情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用
すべき自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2
のアドレス情報を対応付けて記憶するための記憶手段
と、 前記所定のネットワークを介して受信したデータに付加
されている該データの宛先アドレスが自通信制御装置で
ある場合には、該データが前記所定の制御プロトコルの
データならば該データを前記制御プロトコル処理手段に
渡し、該宛先アドレスが前記通信装置である場合には、
該宛先アドレスを前記第1のアドレス情報として前記記
憶手段に記憶されている前記識別情報を求め、該識別情
報により特定される前記所定のネットワークにおける論
理コネクションを介して該データを該宛先アドレスへ送
信するためのルーチング処理手段とを備えたことを特徴
とする通信制御装置。 - 【請求項2】イーサフレームの送受信を行うためのイー
サフレーム送受信手段を更に備え、 前記所定の制御プロトコルのデータの送受信を、イーサ
フレーム上で行うことを特徴とする請求項1に記載の通
信制御装置。 - 【請求項3】前記ルーチング処理手段は、前記イーサフ
レーム送受信手段に含まれ、 前記データは、前記所定の制御プロトコルのパケットが
イーサフレームにカプセル化されたものであることを特
徴とする請求項2に記載の通信制御装置。 - 【請求項4】前記所定のネットワークに接続された前記
通信装置から前記第2のアドレス情報の割り当てを要求
するメッセージを受信した場合に、前記記憶手段を参照
してその時点で割り当てられていない第2のアドレス情
報を該通信装置に割り当て、該割り当てた第2のアドレ
ス情報を該通信装置に通知する初期化処理を行うための
手段を更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の通
信制御装置。 - 【請求項5】前記所定のネットワークに接続された前記
通信装置に対して、該通信装置が前記所定の制御プロト
コルをサポートしているか否かを問合せるメッセージを
送信するための手段を更に備え、 前記第2のアドレス情報の割り当てを要求するメッセー
ジは、前記通信装置が前記問合せるメッセージに応答し
て送信したものであることを特徴とする請求項4に記載
の通信制御装置。 - 【請求項6】前記所定のネットワークに接続された前記
通信装置から自通信制御装置が前記所定の制御プロトコ
ルをサポートしているか否かを問合せるメッセージを受
信したことに応答して、自通信制御装置が前記所定の制
御プロトコルをサポートしていることを通知するメッセ
ージを前記通信装置に対して送信するための手段を更に
備え、 前記第2のアドレス情報の割り当てを要求するメッセー
ジは、前記通信装置が前記通知するメッセージに対応し
て送信したものであることを特徴とする請求項4に記載
の通信制御装置。 - 【請求項7】前記所定の制御プロトコルの初期化のため
のメッセージの送受信は、該所定の制御プロトコルを示
すプロトコル識別子とは異なるプロトコル識別子を付加
したメッセージによって行うことを特徴とする請求項4
に記載の通信制御装置。 - 【請求項8】前記所定の制御プロトコルの初期化のため
のメッセージの送受信は、転送物理媒体を示す情報を付
加したメッセージによって行うことを特徴とする請求項
7に記載の通信制御装置。 - 【請求項9】前記所定のネットワークに接続された一つ
の前記通信装置から、該所定のネットワークに接続され
た他の前記通信装置の前記第2のアドレス情報を含み、
前記第1のアドレス情報へのアドレス解決を要求するメ
ッセージを受信した場合に、前記記憶手段を参照して、
該他の通信装置の前記第1のアドレス情報を含むアドレ
ス解決応答メッセージを、該他の通信装置に送信するた
めのアドレス解決手段を更に備えたことを特徴とする請
求項1に記載の通信制御装置。 - 【請求項10】前記所定のネットワークは、bluet
oothであることを特徴とする請求項1ないし9のい
ずれか1項に記載の通信制御装置。 - 【請求項11】前記第1のアドレス情報は、bluet
oothアドレスであり、 前記識別情報は、スレーブ識別子であることを特徴とす
る請求項10に記載の通信制御装置。 - 【請求項12】前記論理コネクションは、blueto
othのL2CAPチャネルであることを特徴とする請
求項10または11に記載の通信制御装置。 - 【請求項13】前記所定の制御プロトコルは、エコーネ
ットプロトコルであることを特徴とする請求項1ないし
12のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 【請求項14】前記第2のアドレス情報は、エコーネッ
トアドレスであることを特徴とする請求項13に記載の
通信制御装置。 - 【請求項15】所定のネットワークに接続する機能を有
する通信装置に対する該所定のネットワーク上での所定
の制御プロトコルによる通信をサポートするための通信
制御を行う通信制御方法であって、 前記所定のネットワークに接続された各々の前記通信装
置について、前記所定のネットワークで使用すべき当該
通信装置に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及
び自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを特定可能と
する識別情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用
すべき自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2
のアドレス情報を対応付けてアドレステーブルとして記
憶し、 前記所定のネットワークを介してデータを受信し、 受信した前記データに付加されている該データの宛先ア
ドレスが自通信制御装置である場合には、該データが前
記所定の制御プロトコルのデータならば、該データを、
前記所定の制御プロトコルのデータに関する処理を行う
ための処理手段に渡し、該宛先アドレスが前記通信装置
である場合には、該宛先アドレスを前記第1のアドレス
情報として前記アドレステーブルに記憶されている前記
識別情報を求め、該識別情報により特定される前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを介して該デ
ータを該宛先アドレスへ送信することを特徴とする通信
制御装置。 - 【請求項16】所定のネットワークに接続する機能を有
する通信装置に対する該所定のネットワーク上での所定
の制御プロトコルによる通信をサポートするための通信
制御を行う通信制御装置としてコンピュータを機能させ
るためのプログラムであって、 前記所定のネットワークに接続するためのインタフェー
ス機能と、 前記所定のネットワークを介して送受信される前記所定
の制御プロトコルのデータに関する処理を行うための制
御プロトコル処理機能と、 前記所定のネットワークに接続された各々の前記通信装
置について、前記所定のネットワークで使用すべき当該
通信装置に固有に割り当てられた第1のアドレス情報及
び自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる前記所定
のネットワークにおける論理コネクションを特定可能と
する識別情報、並びに前記所定の制御プロトコルで使用
すべき自通信制御装置が当該通信装置に割り当てる第2
のアドレス情報を対応付けて記憶するための記憶機能
と、 前記所定のネットワークを介して受信したデータに付加
されている該データの宛先アドレスが自通信制御装置で
ある場合には、該データが前記所定の制御プロトコルの
データならば該データを前記制御プロトコル処理機能に
渡し、該宛先アドレスが前記通信装置である場合には、
該宛先アドレスを前記第1のアドレス情報として前記記
憶機能に記憶されている前記識別情報を求め、該識別情
報により特定される前記所定のネットワークにおける論
理コネクションを介して該データを該宛先アドレスへ送
信するためのルーチング処理機能とをコンピュータに実
現させるためのプログラム。 - 【請求項17】所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワーク上での所定の制御プロトコルによる通信を
行う通信装置であって、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クに接続するためのインタフェース手段と、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クを介して送受信される前記所定の制御プロトコルのデ
ータに関する処理を行うための制御プロトコル処理手段
と、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クに接続された自装置及び他の通信装置について、当該
通信装置が前記所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワークで使用すべきネットワークレイヤ・アドレ
ス及び当該通信装置が前記所定の制御プロトコルで使用
すべき所定のアドレスを対応付けて記憶するための記憶
手段と、 前記所定の制御プロトコルのパケットをカプセル化し
た、前記所定のネットワークレイヤプロトコルのパケッ
トの送受信を行うための送受信手段とを備え、 前記ネットワークレイヤ・アドレスのアドレススコープ
をリンクローカルとし、 前記送受信手段は、前記所定の制御プロトコルのパケッ
トをカプセル化した、前記所定のネットワークレイヤプ
ロトコルのパケットの宛先ネットワークレイヤ・アドレ
ス及び送信元ネットワークレイヤ・アドレスとして、リ
ンクローカルアドレスを用いることを特徴とする通信装
置。 - 【請求項18】前記所定のネットワークレイヤプロトコ
ルのネットワークに接続された他の通信装置から、該他
の通信装置が前記所定の制御プロトコルで使用すべき所
定のアドレスの割り当てを要求するアドレス要求パケッ
トを受信した場合、前記記憶手段を参照し、その時点で
割り当てられていないアドレスを割り当て、該割り当て
たアドレスを該他の通信装置に通知するための初期化処
理手段を更に備え、 前記アドレス要求パケットは、前記所定の制御プロトコ
ルを有するものとされた通信装置のみに割当てられたリ
ンクローカルマルチキャスト・ネットワークレイヤ・ア
ドレス宛てに送信されたものであることを特徴とする請
求項17に記載の通信装置。 - 【請求項19】前記所定のネットワークレイヤプロトコ
ルのネットワークに接続された他の通信装置に対して、
自装置が前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定の
アドレスの割り当てを要求するアドレス要求パケットを
送信し、該他の通信装置によって割り当てられたアドレ
スを通知するアドレス通知パケットを受信して処理する
ための初期化処理手段を更に備え、 前記アドレス通知パケットは、前記所定の制御プロトコ
ルを有するものとされた通信装置のみに割当てられたリ
ンクローカルマルチキャスト・ネットワークレイヤ・ア
ドレス宛てに送信されたものであることを特徴とする請
求項17に記載の通信装置。 - 【請求項20】自装置が前記所定の制御プロトコルで使
用すべき所定のアドレスを自ら暫定的に割当て、前記所
定のネットワークレイヤプロトコルのネットワークに接
続された他の通信装置に対して、当該暫定的に割当てた
アドレスが既に割り当てられているならば自装置にリプ
ライを返させるためのアドレス確認パケットを、前記所
定の制御プロトコルを有するものとされた通信装置のみ
に割当てられたリンクローカルマルチキャスト・ネット
ワークレイヤ・アドレスを宛先として送信し、その後、
一定時間、該アドレス確認パケットに対するリプライが
ないことを確認する一連の手続きを、1回行うこと又は
予め定められた2回以上の所定回数繰り返すことによっ
て、前記ローカルリンクに同一のアドレスを有する通信
装置がことを確認し、当該確認された暫定的に割当てら
れたアドレスを、自装置が前記所定の制御プロトコルで
使用すべき所定のアドレスとして決定するための初期化
処理手段を更に備えたことを特徴とする請求項17に記
載の通信装置。 - 【請求項21】前記インタフェース手段は、前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのパケットの転送物理媒
体としてBluetoothインタフェースを持ち、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのパケットに
は、転送物理媒体がBluetoothであることを示
すフィールドが用意されていることを特徴とする請求項
18ないし20のいずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項22】前記所定のネットワークレイヤプロトコ
ルのパケットには、前記所定の制御プロトコルのバージ
ョン番号を示すフィールドが用意されていることを特徴
とする請求項18ないし20のいずれか1項に記載の通
信装置。 - 【請求項23】前記インタフェース手段は、前記所定の
ネットワークレイヤプロトコルのパケットの転送物理媒
体としてBluetoothインタフェースを持ち、 Bluetoothに接続された他の通信装置に対し
て、Bluetoothに接続された更に他の通信装置
の前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定のアドレ
スを含み、当該更に他の通信装置のネットワークレイヤ
・アドレスへのアドレス解決を要求するパケットを送信
する場合には、まず、前記ローカルリンク上に存在する
前記所定の制御プロトコルにおけるコントローラたる通
信装置に対して該パケットを送信するためのアドレス解
決手段を更に備えたことを特徴とする請求項18ないし
20のいずれか1項に記載の通信装置。 - 【請求項24】前記所定のネットワークレイヤプロトコ
ルは、インターネット・プロトコルであり、前記ネット
ワークレイヤ・アドレスは、IPアドレスであることを
特徴とする請求項17ないし23のいずれか1項に記載
の通信制御装置。 - 【請求項25】前記所定の制御プロトコルは、エコーネ
ットプロトコルであることを特徴とする請求項17ない
し24のいずれか1項に記載の通信制御装置。 - 【請求項26】前記所定の制御プロトコルで使用すべき
所定のアドレスは、エコーネットアドレスであることを
特徴とする請求項17ないし25のいずれか1項に記載
の通信制御装置。 - 【請求項27】所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワーク上での所定の制御プロトコルによる通信を
行う通信方法であって、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クに接続された自装置及び他の通信装置について、当該
通信装置が前記所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワークで使用すべき、アドレススコープをリンク
ローカルとするネットワークレイヤ・アドレス及び当該
通信装置が前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定
のアドレスを対応付けてアドレステーブルとして記憶
し、 前記アドレステーブルに基づいて、前記所定の制御プロ
トコルのパケットをカプセル化した、宛先ネットワーク
レイヤ・アドレス及び送信元ネットワークレイヤ・アド
レスをリンクローカルアドレスとする、前記所定のネッ
トワークレイヤプロトコルのパケットの送信または受信
を行うことを特徴とする通信方法。 - 【請求項28】所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワーク上での所定の制御プロトコルによる通信を
行う通信装置としてコンピュータを機能させるためのプ
ログラムであって、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クに接続するためのインタフェース機能と、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クを介して送受信される前記所定の制御プロトコルのデ
ータに関する処理を行うための制御プロトコル処理機能
と、 前記所定のネットワークレイヤプロトコルのネットワー
クに接続された自装置及び他の通信装置について、当該
通信装置が前記所定のネットワークレイヤプロトコルの
ネットワークで使用すべき、アドレススコープをリンク
ローカルとするネットワークレイヤ・アドレス及び当該
通信装置が前記所定の制御プロトコルで使用すべき所定
のアドレスを対応付けて記憶するための記憶機能と、 前記所定の制御プロトコルのパケットをカプセル化し
た、宛先ネットワークレイヤ・アドレス及び送信元ネッ
トワークレイヤ・アドレスをリンクローカルアドレスと
する、前記所定のネットワークレイヤプロトコルのパケ
ットの送受信を行うための送受信機能とをコンピュータ
に実現させるためのプログラム。
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