JP2008227663A - Ip通信装置及びこれを備えたip通信システム並びにipアドレス設定方法 - Google Patents

Ip通信装置及びこれを備えたip通信システム並びにipアドレス設定方法 Download PDF

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Abstract

【課題】IP通信装置において、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新ができない場合でも、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避する。
【解決手段】IP端末2が、DHCPサーバ3からIPアドレスおよびそのサブネットマスクの情報を取得するDHCP通信部13と、取得したサブネットマスクからアドレス空間情報を取得するアドレス空間情報取得部16と、アドレス空間から1つのIPアドレスを選択するアドレス選択部17と、選択されたIPアドレスが他の装置のIPアドレスと重複しない場合に、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するARP通信部14とを備えた構成とし、DHCPサーバ3により割り当てられたIPアドレスの更新の成否とは無関係に、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避可能とする。
【選択図】図2

Description

本発明は、IP(Internet Protocol)通信機能を有するIP通信装置及びこれを備えたIP通信システム並びにIPアドレス設定方法に関する。
従来、ネットワークに接続されたIP通信装置(IP電話等)が自身のIPアドレスを設定する方法として、例えば、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバから自動的に割り当てられたIPアドレスを利用する方法が知られている。割り当てられたIPアドレスには、必要最小限度のIPアドレスで運用するためにリース期間が通常は設定されており、IP通信装置は、そのリース期間が経過する前にDHCPサーバに再割り当てを要求して、IPアドレスの更新を定期的に行う必要がある。
その一方で、DHCPサーバの異常やネットワーク障害等の発生によりIP通信装置がIPアドレスの更新に失敗すると、IP通信装置が正常に通信できなくなる。そのような場合の対策として、APIPA(Automatic Private IP Addressing)を利用して新たなIPアドレスを設定する方法が知られている。この方法では、IP通信装置は、リンクローカルアドレス(169.254.0.0〜169.254.255.255)から1つのIPアドレス候補を無作為に選択し、そのIPアドレス候補に関するARP(Address Resolution Protocol)要求をブロードキャストしてネットワーク上の他の機器に同じIPアドレスを利用するものが存在しないことを確認した後に、そのIPアドレス候補を自身のIPアドレスとして新たに設定する。
しかしながら、APIPAによりリンクローカルアドレスから選択された新たなIPアドレスは、DHCPサーバが割り当てるIPアドレスとはアドレス空間が異なるため、DHCPサーバから割り当てられたIPアドレスを利用するネットワーク上の他の機器との間で通信ができなくなる場合がある。
そこで、例えば、DHCPサーバとの間の通信が不能となったときでも通信機器間の相互接続性を維持するための技術として、アドレス割当装置(DHCPサーバ等)から取得したネットワークアドレスを自身のネットワークアドレスとして設定する第1のアドレス設定部と、アドレス割当装置との間の通信が不能になったときに、その旨をネットワーク上の他の通信機器に対して知らせる通信不能メッセージを送信する通信不能メッセージ送信部と、アドレス割当装置との間の通信が不能になったときに、自身に付与するためのネットワークアドレスを設定する第2のアドレス設定部とを備えた通信機器が知られている(特許文献1参照)。
特開2005−348337号公報
上記特許文献1に記載の従来技術では、各通信機器は、アドレス割当装置との通信が不能になったとき(或いは、通信が可能であるとき)にネットワークに接続された他の機器に対してその旨を通知するので、他の装置は、その通知された情報に基づき、アドレス割当装置またはAPIPAによるIPアドレスの設定を行うことが可能となる。
しかしながら、APIPAによって設定されるIPアドレスは、DHCPサーバが割り当てるIPアドレスとはアドレス空間が異なるので、例えば、アドレス割当装置との通信が不能になった場合、通信しようとする機器は、互いにAPIPAによるIPアドレスの設定を完了するまでは、通信を実行できないという問題があった。また、通信中にIPアドレスの設定を変更する必要が生じた場合には、対処できずに通信が中断されてしまう場合があった。このような問題は、例えば、IP電話のように通信の即時性を必要とする機器では特に重要となる。
本発明は、このような従来技術の課題を鑑みて案出されたものであり、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新ができない場合でも、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避することができるIP通信装置及びこれを備えたIP通信システム並びにIPアドレス設定方法を提供することを主目的とする。
本発明のIP通信装置は、IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置であって、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定手段とを備えたことを特徴とする。
このように本発明によれば、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新ができない場合でも、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避することができるという優れた効果を奏する。
上記課題を解決するためになされた第1の発明は、IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置であって、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定手段とを備えた構成とする。
これによると、アドレス割当装置が割り当てるIPアドレスと同一のアドレス空間からIPアドレスを選択して自装置の固定IPアドレスとして設定するので、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新の成否とは無関係に、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避することができる。この場合、アドレス空間からIPアドレスをランダムに選択することで、アドレス割当装置が他の装置に対して割り当てるIPアドレスとの重複の可能性を低減することができる。
上記課題を解決するためになされた第2の発明は、自装置および他のIP通信装置の固定IPアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記アドレス記憶手段に記憶された固定IPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備え、前記アドレス設定手段は、前記重複の判定のために、前記アドレス選択手段により選択された自装置のIPアドレスに対するARP要求をブロードキャスト送信し、他のIP通信装置からARP応答を受信しなかった場合、前記ARP要求の要求先IPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして前記アドレス記憶手段に記憶する一方、他のIP通信装置からARP要求を受信し、この受信したARP要求の要求先IPアドレスが前記他のIP通信装置において選択されたIPアドレスである場合、前記受信した要求先IPアドレスを前記ARP要求の送信元である他のIP通信装置の固定IPアドレスとして前記アドレス記憶手段に記憶する構成とすることができる。
これによると、ARP要求により、自装置が設定する固定IPアドレスの情報を他の装置に通知する一方、他の装置が設定する固定IPアドレスの情報を取得してアドレス記憶手段に記憶するので、通信する装置間で互いの固定IPアドレスを直ちに把握することができる。
上記課題を解決するためになされた第3の発明は、前記アドレス情報取得手段が、前記IPアドレスの情報を取得した後に、当該IPアドレスの割り当ての解除を前記アドレス割当装置に対して要求する構成とすることができる。
これによると、アドレス割当装置から割り当てられたIPアドレスはアドレス空間の判別にのみ使用されるので、一旦取得した後に返却してアドレス割当装置が管理する有限なIPアドレスの有効利用を図ることができる。
上記課題を解決するためになされた第4の発明は、前記アドレス設定手段が、前記アドレス割当装置から取得したIPアドレスの利用期限に応じて、前記固定IPアドレスの設定を繰り返し実行する構成とすることができる。
これによると、選択されたIPアドレスの重複判定をIPアドレスの利用期限に応じて適宜実行するので、固定IPアドレスとアドレス割当装置が他の装置に対して割り当てるIPアドレスとの重複の可能性をより低減することができる。この場合、アドレス設定手段による固定IPアドレスの設定のみならず、アドレス情報取得手段による情報の取得、アドレス空間判別手段によるアドレス空間の判別、及びアドレス選択手段によるIPアドレスの選択を同様にIPアドレスの利用期限に応じて実行することもできる。
上記課題を解決するためになされた第5の発明は、IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置であって、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するとともに、当該取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス情報取得手段と、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを予約IPアドレスとして設定するアドレス設定手段とを備え、前記アドレス設定手段は、前記アドレス情報取得手段によるIPアドレスの更新が不能である場合、前記予約IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する構成とする。
これによると、アドレス割当装置が割り当てるIPアドレスと同一のアドレス空間からIPアドレスを選択して、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新が不能である場合に利用可能な予約IPアドレスとして確保しておくので、IPアドレスの更新ができない場合でも、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通を回避することができる。
上記課題を解決するためになされた第6の発明は、自装置および他のIP通信装置のIPアドレスと予約IPアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、前記アドレス記憶手段に記憶されたIPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う一方、前記アドレス情報取得手段による前記IPアドレスの更新が不能な場合は前記IPアドレスに代えて予約IPアドレスを用いて前記他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備え、前記アドレス設定手段は、他のIP通信装置との間で交換された他のIP通信装置の予約IPアドレスを前記アドレス記憶手段に記憶する構成とすることができる。
これによると、通信の際に互いの予約IPアドレスを交換してアドレス記憶手段に記憶するので、通信する装置間で互いの予約IPアドレスを直ちに把握することができる。
上記課題を解決するためになされた第7の発明は、前記アドレス設定手段が、前記ネットワークに接続された他の装置からの前記予約IPアドレスに対するARP要求に応答する構成とすることができる。
これによると、予約IPアドレスに対するARP要求に応答することで、確保した予約アドレスが、ネットワークに接続された他の装置のIPアドレスとして設定されてしまうことを回避することができる。
上記課題を解決するためになされた第8の発明は、IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置のIPアドレス設定方法であって、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得ステップと、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別ステップと、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択ステップと、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定ステップとを有する構成とする。
上記課題を解決するためになされた第9の発明は、IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置のIPアドレス設定方法であって、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得ステップと、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択ステップと、前記取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを予約IPアドレスとして設定するアドレス設定ステップと、前記取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス更新ステップとを有し、前記アドレス更新ステップは、前記IPアドレスの更新が不能である場合、前記予約IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定するステップを含む構成とする。
上記課題を解決するためになされた第10の発明は、ネットワーク上の端末にIPアドレスを割り当てるアドレス割当装置と、相互に通信を行う複数のIP通信装置とを備えたIP通信システムであって、前記IP通信装置は、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と前記設定された固定IPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備える構成とする。
上記課題を解決するためになされた第11の発明は、ネットワーク上の端末にIPアドレスを割り当てるアドレス割当装置と、相互に通信を行う複数のIP通信装置とを備えたIP通信システムであって、前記IP通信装置は、前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するとともに、当該取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス情報取得手段と、前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の予約IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と、前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行い、前記アドレス情報取得手段による前記IPアドレスの更新が不能な場合は前記IPアドレスに代えて前記予約IPアドレスを用いて前記他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備える構成とする。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第1実施形態によるIP通信システムの構成を示す図である。このIP通信システム1は、複数のIP端末(IP通信装置)2及びDHCPサーバ(アドレス割当装置)3がLAN(Local Area Network)回線4を介して相互に通信可能に接続された構成を有する。
複数のIP端末2は、IP通信機能を有するネットワーク機器であり、例えば、パーソナルコンピュータ等の情報処理装置や、IP電話、インターホンその他の情報家電等である。これらの各IP端末2は同一のネットワーク(ネットワークアドレスが同一のグループ)に属する。
DHCPサーバ3は、LAN回線4に接続された各IP端末2に対してネットワーク接続に必要な情報を提供する。より詳細には、DHCPサーバ3は、各IP端末2からの要求に応じて、利用可能な1つのプライベートIPアドレス(以下、単に「IPアドレス」という)を予め設定されたアドレス空間(ここでは、192. 168. 0. 0〜192. 168. 0. 255とする)の中から割り当て、その割り当てたIPアドレスの情報をサブネットマスク(ここでは、255. 255. 255. 0とする)等の情報とともに要求元のIP端末2に対して送信する。
図1では、説明の便宜上、IP通信システム1に3台のIP端末(IP端末A〜C)を接続した構成を示したが、これに限らず同様のIP端末及びその他のネットワーク機器をLAN回線4にさらに接続することが可能である。また、IPアドレスは、IPv4(Internet Protocol Version 4)に基づく32ビットの数値を用いるものとするが、これに限らず他のプロトコル(IPv6等)を用いてIPアドレスを規定することも可能である。
図2は、図1に示したIP端末の構成例を示す図である。ここでは、IP端末2をIP電話として構成した場合について示す。
IP端末2は、音声処理部11、呼制御部12、DHCP通信部13、ARP通信部14、ネットワークI/F(インタフェース)部15、アドレス空間情報取得部(アドレス空間判別手段)16、アドレス選択部17、乱数発生部18、アドレステーブル(アドレス記憶手段)19、ハンドセット20及び操作部21を備える。
音声処理部11は、ハンドセット20から入出力される通話音声に関する送信データ及び受信データのA/D及びD/A変換機能と、所定の音声符号化方式(例えば、ITU−T勧告G.711、G.729等)に基づく音声コーデック機能とを有する。
呼制御部12は、ユーザによる操作部21の操作に応じて、発呼側のIP端末から着呼側のIP端末への呼を確立するための処理を行う。
DHCP通信部13は、DHCPサーバ3との間でDHCPメッセージの送受信を行うことで、DHCPサーバ3から自装置に割り当てられたIPアドレスおよびそのサブネットマスク等のアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段として機能する。ここで、DHCPサーバ3から割り当てられるIPアドレスには、所定の利用期限(以下、「リース期間」という)が設定されている。DHCP通信部13は、そのリース期間に応じてIPアドレスの更新タイミングを設定し、リース期間が経過する前に取得したIPアドレスのリースの延長(または、IPアドレスの再取得)を実行する。
ARP通信部14は、同一ネットワーク配下の他の装置との間でARPメッセージの送受信を実行する一方、アドレステーブル19に登録される情報を管理する。このアドレステーブル19は、LAN回線4に接続される同一ネットワーク配下の装置の現在のIPアドレス及びMACアドレス等が記憶されるARPテーブルであり、これらの情報はIP端末2の通信に用いられる。また、ARP通信部14は、ARP要求をブロードキャスト送信することで、所定のIPアドレス候補(固定IPアドレス候補等)がネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスと重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該IPアドレス候補をアドレステーブル19に設定するアドレス設定手段として機能する。
ネットワークI/F部15は、LAN回線4に接続され、所定の通信プロトコルに従って他のネットワーク機器との間で通話音声データ、DHCPメッセージ、ARPメッセージ等の送受信を実行するとともに、図示しないIP網を介した通信を実行することが可能である。
アドレス空間情報取得部16は、DHCP通信部13により取得したIPアドレスについて、そのサブネットマスクの情報から当該IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段として機能する。また、アドレス選択部17は、乱数発生部18が発生する乱数に基づき、アドレス空間情報取得部16が判別したアドレス空間からIPアドレスをランダムに選択するアドレス選択手段として機能する。この選択されたIPアドレスは、後述するように、ARP通信部14により他の装置に割り当てられたIPアドレスとの重複が確認された後に、自装置の固定IPアドレス(即ち、DHCPサーバ3が管理するIPアドレスとは無関係に設定される固定のIPアドレス)としてアドレステーブル19に設定されることになる。なお、アドレス選択部17によるアドレスの選択は、アドレス空間情報取得部16が判別したアドレス空間に属する全てのIPアドレスを必ずしも対象とする必要はなく、DHCPサーバ3が割り当てるIPアドレスと重複する可能性の低い範囲を予め設定し、当該範囲からIPアドレスを選択させるようにしてもよい。
IP端末2は、上記構成により、自らが設定した固定IPアドレスを用いて、LAN回線4に接続された同一ネットワーク配下の他のIP端末との間で音声通話等の通信を実行することで、DHCPサーバ3により割り当てられたIPアドレスの更新の成否とは無関係に、他のIP端末との間の通信の不通または中断を回避することができる。次に、IP端末2によるIPアドレスの設定方法の詳細について説明する。
図3は、図2に示したIP端末のIPアドレス設定手順を示すフロー図である。IP端末2は、起動(電源ON)後に、DHCP通信部13によりDHCPサーバ3からIPアドレス及びそのサブネットマスク等の情報を取得するアドレス取得動作を実行する(ST101)。そこで、IP端末2は、DHCPサーバ3に対してRELEASEメッセージ(DHCPRELEASE)を送信し、当該IPアドレスの割り当ての解除(即ち、IPアドレスの返却)を要求する(ST102)。これにより、DHCPサーバ3が管理する有限なIPアドレスの有効利用を図ることができる。このとき、IP端末2は、取得したIPアドレスが属するアドレス空間をアドレス空間情報取得部16により判別する(ST103)。
続いて、IP端末2は、乱数発生部18により乱数を発生し(ST104)、その乱数に基づきアドレス選択部17により任意の1つのIPアドレスを固定IPアドレス候補として選択する(ST105)。そこで、IP端末2は、ARP通信部14により、その固定IPアドレス候補を要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信し(ST106)、同一ネットワーク配下の他のIP端末からARP応答があるか否かを判定する(ST107)。
このとき、IP端末2は、ARP応答を受信した場合には、選択された固定IPアドレス候補は他のIP端末のIPアドレスと重複していると判断し、再びST104に戻って上記と同様のステップを実行する。一方、IP端末2は、所定時間内にARP応答を受信しない場合には、選択された固定IPアドレス候補は他のIP端末のIPアドレスと重複しないと判断して、ARP通信部14により、そのIPアドレス候補を自装置の固定IPアドレスとしてアドレステーブル19に設定する(ST108)。
なお、ARPはその本来の利用目的として、IP通信装置は他の装置と通信をするに先立って、他の通信装置のIPアドレスを把握しているときに、当該装置のMACアドレスを取得するために、前記IPアドレス宛に送出する。したがってネットワーク上では、MACアドレス取得のためのARPとST106で説明したIPアドレス設定前の重複確認のためのARPとの2種類のARPが混在することになる。
さらに、後述のとおり、他のIP端末2は、前記重複確認のためのARPを受信すると、ARPを送信するIP端末2のIPアドレスを内部のアドレステーブルに登録する。しかし、前記のとおりARPにはMACアドレス取得のためのARPと重複確認のためのARPの2種類が混在しているので、ARPを受信しただけでは2種類のいずれのARPであるか判断することができない。このため、他のIP端末2にIPアドレス確認通知を送信し、その応答としてIPアドレス確認応答通知を受信した後に当該IPアドレスをアドレステーブルに登録する。以上の背景のもと、ST108以降の動作は以下のとおりとなる。
IP端末2は、ST106のARP要求を受信した他のIP端末2からIPアドレス確認通知を受信し(ST109)、この通知の送信元に対してIPアドレス確認応答通知を送信する(ST110)。このIPアドレス確認通知及びIPアドレス確認応答通知は、前記のとおり、ST106のARP要求を受信した他のIP端末2が、固定IPアドレス候補の重複を確認するためのARP要求とその他のARP要求とを区別するためのものである。
次に、IPアドレスの更新タイミングになると(ST111:YES)、再び、ST104に戻ってIP端末2は上述と同様のステップを実行する。このように、所定のアドレス更新タイミングにより固定IPアドレスを定期的に再設定することで、DHCPサーバ3が他のIP端末に対して割り当てるIPアドレスと固定IPアドレスとの重複の可能性をより低減することができる。
ここで、ST101のアドレス取得動作は、図4に示すように実行される。まず、DHCP通信部13は、DHCPサーバ3を発見するためのDISCOVERメッセージ(DHCPDISCOVER)を、LAN回線4を介してブロードキャスト送信する(ST201)。このDISCOVERメッセージを受信したDHCPサーバ3は、割り当てるIPアドレスの候補を通知するためのOFFERメッセージ(DHCPOFFER)をIP端末2に対して送信する。そこで、IP端末2は、そのOFFERメッセージを受信して(ST202)、その割り当てられたIPアドレスが適切であると判断すると、DHCPサーバ3に対してそのIPアドレスの候補を正式に取得するための要求であるREQUESTメッセージ(DHCPREQUEST)を送信する(ST203)。このREQUESTメッセージを受信したDHCPサーバ3は、IP端末2に対してIPアドレスが正常に割り当てられたことを知らせるACKメッセージ(DHCPACK)を送信し、IP端末2がこのACKメッセージを受信することで(ST204)、アドレスの取得動作が完了する。
なお、IP端末2が、図3のST106に示したIPアドレスの重複確認を他のIP端末から受信した場合、当該ARP要求の要求先IPアドレスが自装置のIPアドレスと一致するか否かを判定し、一致する場合には、ARP要求の送信元に対してARP応答を送信する。一方、IP端末2は、ARP要求の要求先IPアドレスが自装置のIPアドレスと一致しない場合には、ARP要求の要求先IPアドレスが固定IPアドレス候補であれば、その固定IPアドレス候補をアドレステーブル19に設定する処理を行う。そこで、次に、図3のST106に示したIPアドレスの重複確認を他のIP端末から受けた場合の動作について説明する。
図5は、他のIP端末の固定IPアドレスを設定する手順を示すフロー図である。IP端末2は、他のIP端末からARP要求を受信すると(ST301),当該ARP要求の要求先IPアドレスが自装置のIPアドレスと一致するか否かを判定する(ST302)。そこで、IPアドレスが一致する場合には(ST302:YES)、そのARP要求に含まれる要求先IPアドレス及び送信元MACアドレスの情報を取得する(ST303)。そこで、IP端末2は、ARP要求の送信元に対してIPアドレス確認通知を送信し(ST304)、ARP要求の送信元からのIPアドレス確認応答通知を受信すると(ST305)、ARP要求の要求先IPアドレスが他のIP端末の固定IPアドレス候補であると判断し、ST303で取得した要求先IPアドレス及び送信元MACアドレスの情報をアドレステーブル19に格納する(ST306)。これにより、通信するIP端末間で互いの固定IPアドレスを直ちに把握することが可能となる。
図6及び図7は、本発明の第1実施形態によるIP通信システムにおける通信処理の具体例を示すシーケンス図である。ここでは、説明の便宜上、IP端末A及びIP端末Bが互いに通信を行い、IP端末Cは通信を行わないものとする。まず、図6を参照してIP端末A及びIP端末Bがそれぞれ固定IPアドレスを設定して通信を行う処理について説明する。
IP端末Aは、図4の場合と同様に、DHCPサーバ3との間でDISCOVERメッセージ、OFFERメッセージ、REQUESTメッセージ、及びACKメッセージを送受信して、IPアドレス「192. 168. 0. 10」及びそのサブネットマスク「255. 255. 255. 0」を取得する(1001〜1004)。続いて、IP端末Aは、DHCPサーバ3に対してRELEASEメッセージを送信し、取得したIPアドレスの割り当ての解除を要求する(1005)。このとき、IP端末Aは、取得したアドレス空間「192. 168. 0. 0〜192. 168. 0. 255」の情報から任意のIPアドレス「192. 168. 0. 99」を固定IPアドレス候補として選択し(1006)、この固定IPアドレス候補を要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信(ここでは、IP端末B及びCに対して送信)する(1007,1008)。このとき、IP端末Aは、所定時間内にARP応答(図中破線で示す)を受信しなかった場合には、選択したIPアドレス「192. 168. 0. 99」を固定IPアドレスとして設定する(1009)。
一方、IP端末AからのARP要求を受信したIP端末Bは、そのARP要求に含まれる要求先IPアドレス「192. 168. 0. 99」及び送信元MACアドレスの情報を、IP端末AのIPアドレス及びMACアドレスの情報として取得する(1010)。そこで、IP端末Bは、IP端末Aに対してIPアドレス確認通知を送信し(1011)、それを受信したIP端末AがIPアドレス確認応答通知をIP端末Bに対して送信する(1012)。このIPアドレス確認応答通知を受信したIP端末Bは、取得したIP端末AのIPアドレス及びMACアドレスをアドレステーブル19に格納する(1013)。これにより、IP端末Aが固定IPアドレスを設定し、その固定IPアドレスをIP端末Bに認識させるための処理が完了する。
なお、IPアドレス確認通知には、処理1007のARP要求の要求先IPアドレスがIP端末Aの固定IPアドレス候補であることを確認するための情報が含まれる。IP端末Aは、IP端末BからのIPアドレス確認通知が適切であると判断すると、IP端末Bに対してIPアドレス確認応答通知を送信する。
次に、IP端末Bが固定IPアドレスを設定し、その固定IPアドレスをIP端末Aに認識させる処理1014〜1026が実行される。これらの処理は、設定されるIPアドレス値等の違いを除けば、上述の処理1001〜1013とそれぞれ同様である。これにより、IP端末Bは、DHCPサーバ3からIPアドレス「192. 168. 0. 20」及びそのサブネットマスク「255. 255. 255. 0」を取得し、そのアドレス空間からIPアドレス「192. 168. 0.49」を選択して自装置の固定IPアドレスとして設定することになる。
このように、通信を行うIP端末間で固定IPアドレスの設定が完了すると、相互に通信を行うことが可能となる(1027)。なお、固定IPアドレスの設定処理の順序は、図6に示したものに限定されず、IP端末A及びIP端末Bが適宜処理を実行可能である。また、通信を行うIP端末が他にも存在する場合には、当該IP端末もIP端末AまたはIP端末Bと同様の処理を実行することになる。
次に、図7を参照して、IPアドレスの更新タイミングにIP端末A及びIP端末Bが固定IPアドレスを再設定する処理について説明する。
IPアドレスの更新タイミングになると、IP端末Aは、図6の処理1006と同様に、先に取得したアドレス空間「192. 168. 0. 0〜192. 168. 0. 255」の情報から任意のIPアドレス「192. 168. 0. 97」を次の固定IPアドレス候補として選択する(2001)。続く処理2002〜2008は、図6に示した処理1007〜1013とそれぞれ同様であり、ここでは説明を省略する。
一方、IP端末Bが固定IPアドレスを再設定する処理2009〜2016については、再設定されるIPアドレス値「192. 168. 0. 47」等の違いを除けば、図6に示した処理1019〜1026とそれぞれ同様である。
図8は、本発明の第2実施形態によるIP端末の構成例を示す図である。
IP端末102は、音声処理部11、呼制御部12、DHCP通信部13、ARP通信部114、ネットワークI/F部(通信手段)15、アドレス空間情報取得部(アドレス空間判別手段)16、アドレス選択部17、乱数発生部18、アドレステーブル119、ハンドセット20、操作部21及び予約アドレス監視部122を備える。IP端末102において、図2に示したIP端末2と同様の構成要素については同一の符号が付してあり、以下で特に言及しない事項については図2の場合と同様であるものとする。また、第2の実施形態におけるIP端末102は、図1に示したIP通信システム1においてIP端末2と同様に配置されるものとする。
ARP通信部114は、同一ネットワーク配下の他の装置との間でARPメッセージの送受信を実行する一方、アドレステーブル119に登録される情報を管理する。このアドレステーブル119には、図2に示したアドレステーブル19と同様に、同一ネットワーク配下の装置の現在のIPアドレス及びMACアドレス等が記憶されるが、ここでは、さらに同一ネットワーク配下の装置の予約IPアドレスが記憶される。この予約IPアドレスは、DHCPサーバ3の異常やネットワーク障害等の発生によりIP端末102が現在のIPアドレスの更新に失敗した場合に利用可能なように予約されたIPアドレスである。ARP通信部114は、ARP要求をブロードキャスト送信することで、所定のIPアドレス候補(予約IPアドレス候補等)がネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスと重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該IPアドレス候補をアドレステーブル119に設定するアドレス設定手段として機能する。
予約アドレス監視部122は、通信相手(他のIP端末)から受信するパケットの送信元のIPアドレスの情報を監視し、当該送信元のIPアドレスがアドレステーブル119に登録された当該通信相手の予約IPアドレスであると判定すると、アドレステーブル119に記憶される通信相手の現IPアドレス値を予約IPアドレス値に変更する処理を行う。これにより、通信相手の予約IPアドレスを用いて通信を継続することが可能となる。
IP端末102は、上記構成により、LAN回線4に接続された同一ネットワーク配下の他のIP端末との間で音声通話等の通信を実行する一方、その通信に用いる自らの予約IPアドレスを予め設定しておくことで、DHCPサーバ3により割り当てられたIPアドレスの更新ができない場合でも、他の装置との間の通信の不通を回避することができる。次に、IP端末102によるIPアドレスの設定方法の詳細について説明する。
図9は、図8に示したIP端末のIPアドレス設定手順を示すフロー図である。IP端末102は、起動(電源ON)後に、DHCP通信部13により図3のST101と同様のアドレス取得動作を実行し、DHCPサーバ3からIPアドレス及びそのサブネットマスク等の情報を取得する(ST401)。そこで、IP端末102は、取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定するとともに、取得したIPアドレスが属するアドレス空間をアドレス空間情報取得部16により判別する(ST402)。続いて、IP端末102は、ARP通信部114により、取得したIPアドレスを要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信する(ST403)。図示しないが、このときIP端末102が、他のIP端末からARP応答を受信した場合には、再びST401を実行してDHCPサーバ3からアドレス取得を実行することになる。
次に、IP端末102は、ST403のARP要求を受信した他のIP端末102からIPアドレス確認通知を受信し(ST404)、これに対してIPアドレス確認応答通知を送信する(ST405)。このIPアドレス確認通知及びIPアドレス確認応答通知は、ST403のARP要求を受信した他のIP端末2が、IPアドレス候補の重複を確認するためのARP要求とその他のARP要求とを区別するためのものである。
次に、IP端末102は、乱数発生部18により乱数を発生し、アドレス選択部17により、ST402において判別したアドレス空間から乱数に基づき任意のIPアドレス(予約IPアドレス候補)を選択する(ST406)。そして、IP端末102は、ARP通信部114により、その予約IPアドレス候補を要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信し(ST407)、同一ネットワーク配下の他のIP端末からARP応答があるか否かを判定する(ST408)。このとき、IP端末102は、ARP応答を受信した場合、予約IPアドレス候補は他のIP端末のIPアドレスと重複していると判断し、再びST406に戻って上記と同様のステップを実行する。一方、IP端末102は、所定時間内にARP応答を受信しない場合、予約IPアドレス候補は他のIP端末のIPアドレスと重複しないと判断して、ARP通信部114により、その予約IPアドレス候補を自装置の予約IPアドレスとしてアドレステーブル119に設定する(ST409)。
次に、IP端末102は、通信が開始されたと判断すると(ST410:YES)、その通信相手との間で互いに予約IPアドレスの送受信を行い、通信相手の予約IPアドレスをアドレステーブル119に設定する(ST411)。そして、IPアドレスの更新タイミングになると(ST412:YES)、IP端末102は、DHCP通信部13によりDHCPサーバ3に対してIPアドレスのリース期間の延長を求めるREQUESTメッセージを送信する(ST413)。このとき、DHCPサーバ3からのACKメッセージを受信した場合(ST414:YES)、IPアドレスの更新が正常に行われたとして再びST402に戻り、上記と同様のステップを実行する。一方、所定時間内にDHCPサーバ3からのACKメッセージを受信しない場合(ST414:NO)、IP端末102は、予約IPアドレスを自装置の正規のIPアドレス(現IPアドレス)として設定して通信を継続する。ST412〜ST415は通信中に繰り返し実行され、最終的に通信が終了すると(ST416:YES)、ST410に戻って上記と同様のステップを実行する。
このようなIPアドレス設定手順において、IP端末102は、ST406において予約IPアドレス候補を選択した後には、当該予約IPアドレスと他のIP端末のIPアドレスが重複しないように、図10に示すようなアドレス重複回避手順を実行する。
IP端末102は、他のIP端末からARP要求を受信すると(ST501)、ARP通信部114により、当該ARP要求の要求先IPアドレスが自端末のIPアドレスまたは予約IPアドレスと一致するか否かを判定する(ST502)。そこで、それらのIPアドレスが一致する場合、そのARP要求の送信元に対してARP応答を送信する(ST502)。これにより、自端末のIPアドレスのみならず、予約IPアドレスが他のIP端末のIPアドレスと重複することを回避することができる。
図11及び図12は、本発明の第2実施形態によるIP通信システムにおける通信処理の具体例を示すシーケンス図である。ここでも、説明の便宜上、IP端末A及びIP端末Bが互いに通信を行い、IP端末Cは通信を行わないものとする。まず、図11を参照してIP端末A及びIP端末Bが自装置のIPアドレスを設定する処理について説明する。
IP端末Aは、図6の処理1001〜1004の場合と同様に、DHCPサーバ3との通信によってIPアドレス「192. 168. 0. 99」及びそのサブネットマスク「255. 255. 255. 0」を取得する(3001〜3004)。続いて、IP端末Aは、この取得したIPアドレスを要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信する(3005,3006)。そこで、IP端末Aは、所定時間内にARP応答を受信しなかった場合、取得したIPアドレス「192. 168. 0. 99」を自装置のIPアドレスとして設定する(3007)。
一方、IP端末AからのARP要求を受信したIP端末Bは、そのARP要求に含まれる要求先IPアドレス「192. 168. 0. 99」及び送信元MACアドレスの情報を、IP端末AのIPアドレス及びMACアドレスの情報として取得する(3008)。そして、IP端末Bは、IP端末Aに対してIPアドレス確認通知を送信し(3009)、それを受信したIP端末AがIPアドレス確認応答通知をIP端末Bに対して送信する(3010)。IPアドレス確認応答通知を受信したIP端末Bは、取得したIP端末AのIPアドレス及びMACアドレスをアドレステーブル119に格納する(3011)。これにより、IP端末Aが自装置のIPアドレスを設定し、そのIPアドレスをIP端末Bに認識させる処理が完了する。
次に、IP端末Bが自装置のIPアドレスを設定し、そのIPアドレスをIP端末Aに認識させる処理3012〜3022が実行される。これらの処理は、設定されるIPアドレス値の違いを除けば、上述の処理3001〜3011とそれぞれ同様である。これにより、IP端末Bは、DHCPサーバ3からIPアドレス「192. 168. 0. 49」及びそのサブネットマスク「255. 255. 255. 0」を取得し、自装置のIPアドレスとして設定することになる。
次に、図12を参照して、IP端末A及びIP端末Bが予約IPアドレスを設定する処理について説明する。
IP端末Aは、図11に示した自装置のIPアドレスの設定が終了すると、先に取得したアドレス空間「192. 168. 0. 0〜192. 168. 0. 255」の情報から任意のIPアドレス「192. 168. 0. 98」を予約IPアドレス候補として選択し(4001)、この予約IPアドレス候補を要求先IPアドレスに設定したARP要求をブロードキャスト送信する(4002,4003)。そこで、IP端末Aは、所定時間内にARP応答(図中破線で示す)を受信しなかった場合、選択したIPアドレス「192. 168. 0. 98」を自装置の予約IPアドレスとして設定する(4004)。一方、IP端末BもIP端末Aの処理4001〜4004とそれぞれ同様の処理4005〜4008を実行する。
そこで、IP端末A及びIP端末Bは、互いに設定した予約IPアドレスを送受信して予約IPアドレスの情報を交換し、通信相手の予約IPアドレスをアドレステーブル119に設定して通信を開始する(4009)。このとき、図中破線で示すように、IP端末A及びIP端末Bは、他のIP端末(ここでは、IP端末C)から自装置の予約IPアドレス(「192. 168. 0. 98」,「192. 168. 0. 48」)を要求先IPアドレスとしたARP要求を受信した場合は、ARP応答を送信することでそのIPアドレスを使用していることを他のIP端末に知らせて、IPアドレスの重複を回避する。
その後、図11で設定した現IPアドレスを用いてIP端末A及びIP端末Bの間で通信が実行さる(4010)。そこで、IP端末Aのアドレス更新タイミングになると、IP端末Aは、DHCPサーバ3に対してREQUESTメッセージを送信してIPアドレスのリース期間の延長を要求する(4011)。このとき、IP端末Aは、所定時間内にDHCPサーバ3からのACKメッセージを受信しない場合、アドレス更新に失敗したと判断して(4012)、ARP通信部114によりアドレステーブル119における現IPアドレス値を予約アドレス値に変更し(4013)、その予約IPアドレスを用いてIP端末Bとの通信を継続する(4014)。一方、既に説明したように、IP端末Bの予約アドレス監視部122は、IP端末Aからパケットの送信元IPアドレスの監視を継続しており、送信元IPアドレスとして予約アドレスが設定されているパケットを受信すると、自らのアドレステーブル119を更新し、IP端末Aの現IPアドレス値をその予約アドレス値に変更する。これにより、IP端末A及びIP端末Bの間での通信が維持される(4016)。
なお、IP端末BのIPアドレスについてアドレス更新タイミングになった場合も、IP端末Aと同様の処理を実行することができる。
本発明に係るIP通信装置及びこれを備えたIP通信システム並びにIPアドレス設定方法は、アドレス割当装置により割り当てられたIPアドレスの更新ができない場合でも、同一ネットワーク配下の他の装置との間の通信の不通または中断を回避することを可能とするので、IP通信機能を有するIP通信装置及びこれを備えたIP通信システム並びにIPアドレス設定方法として有用である。
本発明の第1実施形態によるIP通信システムの構成図 IP端末の構成例を示す図 IP端末のIPアドレス設定手順を示すフロー図 DHCPによるアドレス取得手順を示すフロー図 他のIP端末の固定IPアドレスを設定する手順を示すフロー図 IP通信システムの通信処理の具体例を示すシーケンス図 IP端末が固定IPアドレスを再設定する手順を示すシーケンス図 本発明の第2実施形態によるIP端末の構成例を示す図 IP端末のIPアドレス設定手順を示すフロー図 予約IPアドレスの重複回避手順を示すフロー図 IP通信システムの通信処理の具体例を示すシーケンス図 IP通信システムの通信処理の具体例を示すシーケンス図
符号の説明
1 IP通信システム
2,102 IP端末(IP通信装置)
3 DHCPサーバ(アドレス割当装置)
4 LAN回線
14,114 ARP通信部(アドレス設定手段)
16 アドレス空間情報取得部(アドレス空間判別手段)
17 アドレス選択部(アドレス選択手段)
18 乱数発生部
19,119 アドレステーブル(アドレス記憶手段)
122 予約アドレス監視部

Claims (11)

  1. IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置であって、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、
    前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と
    を備えたことを特徴とするIP通信装置。
  2. 自装置および他のIP通信装置の固定IPアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
    前記アドレス記憶手段に記憶された固定IPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備え、
    前記アドレス設定手段は、前記重複の判定のために、前記アドレス選択手段により選択された自装置のIPアドレスに対するARP要求をブロードキャスト送信し、他のIP通信装置からARP応答を受信しなかった場合、前記ARP要求の要求先IPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして前記アドレス記憶手段に記憶する一方、他のIP通信装置からARP要求を受信し、この受信したARP要求の要求先IPアドレスが前記他のIP通信装置において選択されたIPアドレスである場合、前記受信した要求先IPアドレスを前記ARP要求の送信元である他のIP通信装置の固定IPアドレスとして前記アドレス記憶手段に記憶することを特徴とする請求項1に記載のIP通信装置。
  3. 前記アドレス情報取得手段が、前記IPアドレスの情報を取得した後に、当該IPアドレスの割り当ての解除を前記アドレス割当装置に対して要求することを特徴とする請求項1に記載のIP通信装置。
  4. 前記アドレス設定手段が、前記アドレス割当装置から取得したIPアドレスの利用期限に応じて、前記固定IPアドレスの設定を繰り返し実行することを特徴する請求項1に記載のIP通信装置。
  5. IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置であって、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するとともに、当該取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス情報取得手段と、
    前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、
    前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを予約IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と
    を備え、
    前記アドレス設定手段は、前記アドレス情報取得手段によるIPアドレスの更新が不能である場合、前記予約IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定することを特徴とするIP通信装置。
  6. 自装置および他のIP通信装置のIPアドレスと予約IPアドレスを記憶するアドレス記憶手段と、
    前記アドレス記憶手段に記憶されたIPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う一方、前記アドレス情報取得手段による前記IPアドレスの更新が不能な場合は前記IPアドレスに代えて予約IPアドレスを用いて前記他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備え、前記アドレス設定手段は、他のIP通信装置との間で交換された他のIP通信装置の予約IPアドレスを前記アドレス記憶手段に記憶することを特徴とする請求項5に記載のIP通信装置。
  7. 前記アドレス設定手段が、前記ネットワークに接続された他の装置からの前記予約IPアドレスに対するARP要求に応答することを特徴とする請求項5に記載のIP通信装置。
  8. IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置のIPアドレス設定方法であって、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得ステップと、
    前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別ステップと、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択ステップと、
    前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定ステップと
    を有することを特徴とするIPアドレス設定方法。
  9. IPアドレスを割り当てるアドレス割当装置が配置されたネットワークに接続されるIP通信装置のIPアドレス設定方法であって、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得ステップと、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択ステップと、
    前記取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを予約IPアドレスとして設定するアドレス設定ステップと、
    前記取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス更新ステップと
    を有し、
    前記アドレス更新ステップは、前記IPアドレスの更新が不能である場合、前記予約IPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定するステップを含むことを特徴とするIPアドレス設定方法。
  10. ネットワーク上の端末にIPアドレスを割り当てるアドレス割当装置と、相互に通信を行う複数のIP通信装置とを備えたIP通信システムであって、
    前記IP通信装置は、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、
    前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の固定IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と
    前記設定された固定IPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備えることを特徴とするIP通信システム。
  11. ネットワーク上の端末にIPアドレスを割り当てるアドレス割当装置と、相互に通信を行う複数のIP通信装置とを備えたIP通信システムであって、
    前記IP通信装置は、
    前記アドレス割当装置からIPアドレスおよびサブネットマスクの情報を取得するとともに、当該取得したIPアドレスの利用期限に応じて前記アドレス割当装置に対してIPアドレスの更新を要求するアドレス情報取得手段と、
    前記サブネットマスクから前記IPアドレスが属するアドレス空間を判別するアドレス空間判別手段と、
    前記アドレス空間から任意のIPアドレスを選択するアドレス選択手段と、
    前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを自装置のIPアドレスとして設定する一方、前記選択されたIPアドレスと前記ネットワークに接続された他の装置に割り当てられたIPアドレスとが重複するか否かを判定し、それらが重複しない場合、当該選択されたIPアドレスを自装置の予約IPアドレスとして設定するアドレス設定手段と、
    前記アドレス情報取得手段が取得したIPアドレスを用いて他のIP通信装置と通信を行い、前記アドレス情報取得手段による前記IPアドレスの更新が不能な場合は前記IPアドレスに代えて前記予約IPアドレスを用いて前記他のIP通信装置と通信を行う通信手段とを備えることを特徴とするIP通信システム。
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