JP7108878B2 - タングステン線及び弾性部材 - Google Patents

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Description

本発明は、タングステン線及び弾性部材に関する。
従来、タイヤは、補強材としてスチールコードを含んでいる(例えば、特許文献1を参照)。
特開2007-31890号公報
しかしながら、上記従来のスチールコードでは、材料物性に起因する伸びが大きく、タイヤに高い荷重がかかった場合に、タイヤの変形を抑制することができない。
そこで、本発明は、ゴム材の補強用に用いられた場合に、当該ゴム材の変形を抑制することができるタングステン線、及び、変形が抑制された弾性部材を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の一態様に係るタングステン線は、タングステン又はタングステン合金からなる金属線と、前記金属線の表面を覆うめっき層とを備え、前記めっき層は、銅を含む。
本発明に係るタングステン線によれば、ゴム材の補強用に用いられた場合に、当該ゴム材の変形を抑制することができる。
図1は、実施の形態に係るタイヤの構造を示す一部切り欠き断面図である。 図2は、実施の形態に係るタングステン線の断面図である。 図3は、実施の形態に係る金属線の表面状態の一例を示す斜視図である。 図4は、実施の形態に係る金属線の表面状態の別の一例を示す斜視図である。 図5は、実施の形態に係る金属線の製造方法を示す図である。 図6は、実施の形態に係るタングステン線の製造方法を示すフローチャートである。
以下では、本発明の実施の形態に係るタングステン線及び弾性部材について、図面を用いて詳細に説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本発明の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する趣旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、例えば、各図において縮尺などは必ずしも一致しない。また、各図において、実質的に同一の構成については同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
また、本明細書において、要素間の関係性を示す用語、及び、円形などの要素の形状を示す用語、並びに、数値範囲は、厳格な意味のみを表す表現ではなく、実質的に同等な範囲、例えば数%程度の差異をも含むことを意味する表現である。
(実施の形態)
まず、本実施の形態に係るタングステン線が用いられる弾性部材について説明する。以下では、弾性部材の一例として車両のタイヤを説明する。
[タイヤの構成]
図1は、本実施の形態に係るタイヤ1の構造を示す一部切り欠き断面図である。図1に示されるタイヤ1は、タングステン線100と、ゴム材10とを備える弾性部材の一例である。タイヤ1は、空気入りラジアルタイヤである。タイヤ1は、例えば、四輪自動車又は二輪自動車などの車両のタイヤである。図1に示されるように、タイヤ1は、ゴム材10と、ベルト20及び22と、カーカスプライ24と、ビード40とを備える。
ゴム材10は、タイヤ1の外殻をなす部材である。図1に示されるように、ゴム材10は、地面に対する接地部に相当するトレッド部12と、トレッド部12の両端部からタイヤ1の径方向の中心に向かって延びる一対のサイドウォール部14と、一対のサイドウォール部14の各々の端部に設けられたビード部16とを備える。
ゴム材10の内部にベルト20及び22、カーカスプライ24及びビード40が埋設されている。つまり、ゴム材10は、ベルト20及び22、カーカスプライ24及びビード40をそれぞれ被覆している。
ゴム材10は、天然ゴム、スチレンブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、又は、ブチルゴムなどを主成分として含んでいる。ゴム材10は、例えば、硫黄(S)と炭素(C)とを含んでいる。具体的には、ゴム材10は、カーボンブラックを含んでいる。これにより、ゴム材10の強度が高められている。
ベルト20及び22は、ゴム材10のトレッド部12の内部においてカーカスプライ24の外側に埋設されている。ベルト20及び22はそれぞれ、タイヤ1の周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを備える。ベルト20の補強コードとベルト22の補強コードとは、互いに斜めに交差している。補強コードのタイヤ1の周方向に対する傾斜角度は、例えば15°以上40°以下の範囲である。補強コードの打ち込み密度は、例えば10本/50mm以上、30本/50mm以下の範囲である。
カーカスプライ24は、一対のビード40間にわたってトロイド状に跨っている。カーカスプライ24の両端部は、ビード40の周りにタイヤ1の内側から外側に折り返されている。カーカスプライ24は、タイヤ1の径方向に延びる複数本の補強コードを備える。
ベルト20及び22、並びに、カーカスプライ24の各々が備える補強コードは、複数のタングステンコード30及び複数のスチールコード32である。タングステンコード30の本数とスチールコード32の本数とは、例えば同じであり、タングステンコード30とスチールコード32とは、交互に並んで配置されている。あるは、スチールコード32の本数がタングステンコード30の本数より多くてもよく、少なくてもよい。タングステンコード30は、複数のスチールコード32の中にランダムで配置されていてもよい。
タングステンコード30は、図1に示されるように、複数のタングステン線100の撚り線である。タングステンコード30は、例えば、6本のタングステン線100を用いて形成された合撚糸である。なお、タングステンコード30は、カバーリング糸であってもよい。また、タングステンコード30が含むタングステン線100の本数は、6本でなくてもよく、特に限定されない。例えば、タングステンコード30は、撚り線でなくてもよく、1本のタングステン線100そのものであってもよい。
スチールコード32は、タングステン線100の代わりにピアノ線が用いられている点を除いて、タングステンコード30と同じ構成を有する。なお、ベルト20及び22、並びに、カーカスプライ24の少なくとも1つは、スチールコード32の代わりに、ナイロン、ポリエステル、アラミド繊維などの高分子材料を用いて形成された補強コードが用いられてもよい。また、ベルト20及び22、並びに、カーカスプライ24の少なくとも1つは、スチールコード32を備えずに、タングステンコード30のみを備えてもよい。また、ベルト20及び22、並びに、カーカスプライ24の少なくとも1つは、タングステンコード30を備えなくてもよい。
[タングステン線の構成]
図2は、本実施の形態に係るタングステン線100の断面図である。具体的には、図2は、タングステンコード30に含まれる1本のタングステン線100を、線軸方向に直交する面で切断したときの断面を示している。
図2に示されるように、タングステン線100は、金属線110と、ストライクめっき層120と、めっき層130とを備える。タングステン線100は、ゴム材10に埋設されている。具体的には、タングステン線100は、ゴム材10によってめっき層130の表面が被覆されている。
金属線110は、タングステン(W)又はタングステン合金からなる金属線である。金属線110におけるタングステンの含有率は、90wt%以上である。例えば、タングステンの含有率は、95wt%以上でもよく、99wt%以上でもよく、99.9%以上でもよい。なお、含有率は、金属線110の全重に対して占める割合である。本実施の形態では、金属線110は、例えば、含有率(純度)が99.9%以上の純タングステン線である。
あるいは、金属線110は、タングステンとレニウム(Re)との合金(すなわち、ReW合金)からなる金属線であってもよい。ReW合金線におけるレニウムの含有率は、0.1wt%以上10wt%以下である。例えば、レニウムの含有率は、0.5wt%以上5wt%以下であってもよく、一例として3wt%であるが、1wt%でもよい。
また、金属線110は、カリウムがドープされたタングステンからなる金属線であってもよい。カリウムドープタングステン線におけるカリウムの含有率は、0.001wt%以上0.010wt%以下である。例えば、カリウムの含有率は、0.005wt%以上であってもよい。
レニウム又はカリウムの含有率を高めることで、ReW合金線又はカリウムドープタングステン線の引張強度が大きくなる。一方で、レニウム又はカリウムの含有率が高すぎる場合には、ReW合金線又はカリウムドープタングステン線の細線化が難しくなる。
タングステン又はタングステン合金からなる金属線110は、線径が小さくなるほど、引張強度が強くなる。すなわち、タングステン又はタングステン合金からなる金属線110をゴム材10の補強材として利用することで、ゴム材10の変形を抑制することができる。
具体的には、金属線110の引張強度は、4000MPa以上である。例えば、金属線110の引張強度は、4500MPa以上でもよく、5000MPa以上でもよい。
また、金属線110の弾性率は、350GPa以上450GPa以下である。なお、弾性率は、縦弾性係数である。なお、ピアノ線の弾性率は、一般的に150GPa~250GPaの範囲である。つまり、金属線110は、ピアノ線の約2倍の弾性率を有する。
弾性率が350GPa以上であることで、金属線110が変形しにくくなる。すなわち、金属線110が伸びにくくなる。このため、ピアノ線からなるスチールコード32よりも、金属線110を含むタングステンコード30の変形が抑制されるので、ゴム材10の変形が抑制される。一方で、弾性率が450GPa以下であることで、ある程度の変形が可能である。具体的には、金属線110を屈曲させることができるので、金属線110を含むタングステンコード30をタイヤ1に合った形状を容易に形成することができる。
金属線110の線径は、50μm以上200μm以下である。例えば、金属線110の線径は、50μmより小さくてもよく、40μm以下でもよく、30μm以下でもよい。金属線110の線径は、具体的には80μmであるが、これに限らない。金属線110の線径は、線軸方向において部位によらずに均一である。なお、完全に均一でなくてもよく、部位によって例えば1%などの数%程度の差が含まれてもよい。
金属線110は、例えば、金属線110の線軸に直交する断面形状が円形の金属線であるが、これに限らない。金属線110の断面形状は、正方形などの矩形又は楕円形などでもよい。
本実施の形態では、金属線110の側面は、凹凸を有する。図3は、本実施の形態に係る金属線110の表面状態の一例を示す斜視図である。図3に示されるように、金属線110は、表面に設けられた微小凹凸112を有する。微小凹凸112は、金属線110の側面の全体に設けられている。図3に示される金属線110の表面の表面粗さRaは、例えば、0.1μm以上10μm以下である。表面粗さRaは、3μm以上4μm以下であってもよい。
微小凹凸112は、互いに形状が異なる複数の凹部及び凸部を有する。凹部及び凸部の形状、大きさ及び配置は、ランダムである。凹部及び凸部を形成する1つ以上の面は、平面でもよく、凹面又は凸面などの湾曲面でもよい。あるいは、微小凹凸112は、形状、大きさ及び配置の少なくとも1つが規則正しい複数の凹部及び凸部を有してもよい。
図4は、本実施の形態に係る金属線110の表面状態の別の一例を示す斜視図である。図4に示されるように、金属線110は、表面に設けられた複数の溝113を有してもよい。複数の溝113はそれぞれ、金属線110の線軸方向に平行である。複数の溝113の長さは、ランダムであってもよく、均一であってもよい。複数の溝113が設けられることで、金属線110の表面には凹凸が形成される。図4に示される金属線110の表面の表面粗さRaは、例えば、0.1μm以上10μm以下である。なお、表面粗さRaは、3μm以上4μm以下であってもよい。
図2に示されるように、ストライクめっき層120は、金属線110とめっき層130との間に位置し、金属線110の表面を接触して覆っている。具体的には、ストライクめっき層120は、金属線110の側面の全体に接触して設けられている。
ストライクめっき層120は、例えば、ニッケル(Ni)を含むニッケルめっき層である。ストライクめっき層120の膜厚は、金属線110の全周に亘って均一である。なお、完全に均一でなくてもよく、部位によって例えば1%などの数%程度の差が含まれてもよい。ストライクめっき層120の膜厚は、例えば1μmであるが、これに限らない。
なお、図3及び図4に示されるように、金属線110の表面に凹凸が設けられている場合、ストライクめっき層120は、凹凸の形状に追従するように設けられる。つまり、ストライクめっき層120の表面にも凹凸が設けられる。
めっき層130は、金属線110の表面を覆うめっき層である。具体的には、めっき層130は、ストライクめっき層120の表面を接触して覆っている。めっき層130の表面には、ゴム材10が接触している。めっき層130は、金属線110とゴム材10との密着性を高めるために設けられている。
めっき層130は、銅を含むめっき層である。具体的には、めっき層130は、真鍮めっき層である。あるいは、めっき層130は、銅単体の銅めっき層、又は、銅を含む合金からなる合金めっき層であってもよい。めっき層130の膜厚は、金属線110の全周に亘って均一である。なお、完全に均一でなくてもよく、部位によって例えば1%などの数%程度の差が含まれてもよい。めっき層130の膜厚は、例えば5μmであるが、これに限らない。
また、図3及び図4に示されるように、金属線110の表面に凹凸が設けられている場合、めっき層130は、凹凸の形状に追従するように設けられる。つまり、めっき層130の表面にも凹凸が設けられる。めっき層130の表面に凹凸が設けられることで、めっき層130とゴム材10との接着面積が増加する。これにより、めっき層130とゴム材10との密着性を高めることができる。
[製造方法]
続いて、タングステン線100の製造方法について説明する。まず、図5を用いて金属線110の製造方法について説明する。図5は、本実施の形態に係る金属線110の製造方法を示す図である。
まず、図5の(a)に示されるように、タングステン粉末115を準備する。なお、金属線110がReW合金線である場合、タングステン粉末115とレニウム粉末とを所定の割合で準備すればよい。金属線110がカリウムドープタングステン線である場合も同様である。タングステン粉末115の各々の平均粒径は、例えば5μmであるが、これに限らない。
次に、タングステン粉末115の集合物に対してプレス及び焼結(シンター)を行うことで、タングステンからなるタングステンインゴットを作製する。周囲から鍛造圧縮して伸展するスエージング加工を、タングステンインゴットに対して行うことで、図5の(b)に示されるように、ワイヤー状の金属線116を作製する。例えば、焼結体であるタングステンインゴットは、線径が15mm程度であるのに対して、ワイヤー状の金属線116は、線径が3mm程度である。
次に、図5の(c)に示されるように、伸線ダイスを用いた線引き加工を行う。
具体的には、まず、図5の(c1)に示されるように、金属線116をアニールする。具体的には、バーナーで直接的に金属線116を加熱するだけでなく、金属線116に電流を流しながら加熱する。アニール工程は、スエージング加工又は線引き加工によって生じる加工歪を除去するために行われる。
次に、図5の(c2)に示されるように、伸線ダイス150を用いて金属線116の線引き、すなわち、伸線を行う。なお、前段のアニール工程によって、金属線116が加熱されて柔らかくなっているので、伸線を容易に行うことができる。金属線116が細線化されることで、その断面積当たりの引張強度が高くなる。つまり、線引き工程によって細線化された金属線117は、細線化前の金属線116よりも断面積当たりの引張強度が高い。なお、金属線117の線径は、例えば0.6mmであるが、これに限らない。
次に、図5の(c3)に示されるように、線引き後の金属線117に対して電解研磨を行うことにより、金属線117の表面を滑らかにする。電解研磨工程は、例えば、水酸化ナトリウム水溶液などの電解液160に、金属線117と、炭素棒などの対向電極161とを浸した状態で、金属線117と対向電極161との間に通電することで行われる。
次に、図5の(c4)に示されるように、ダイス交換を行う。具体的には、次の線引き加工に利用するダイスとして、伸線ダイス150よりも口径が小さい伸線ダイス151を選択する。なお、伸線ダイス150及び151は、例えば、焼結ダイヤモンド又は単結晶ダイヤモンドなどから構成されるダイヤモンドダイスである。
金属線117の線径が所望の線径φ(例えば、80μm)になるまで、図5の(c1)~(c4)を繰り返し行う。このとき、図5の(c2)で示される線引き工程は、対象となる金属線の線径に応じて、伸線ダイス150又は151の形状及び硬さ、使用する潤滑剤、並びに、金属線の温度などを調整することで行われる。
図5の(c1)で示されるアニール工程も同様に、対象となる金属線の線径に応じて、アニール条件を調整する。なお、アニール工程によって、タングステン線の表面には、酸化物が付着する。アニール条件を調整することで、付着する酸化物量を調整することができる。
具体的には、金属線の線径が大きい程、高い温度でアニールし、金属線の線径が小さい程、低い温度でアニールする。例えば、金属線の線径が大きい場合、具体的には、1回目の線引き加工のときのアニール工程では、1400℃~1800℃の温度でアニールする。所望の線径になる最終線引き加工のときの最終アニール工程では、1200℃~1500℃の温度で加熱する。なお、最終アニール工程では、金属線への通電を行わなくてもよい。
また、線引き加工の繰り返しの際に、アニール工程は省略されてもよい。例えば、最終アニール工程は省略されてもよい。具体的には、結晶粒度を小さくするため、最終アニール工程を省略し、潤滑剤並びに伸線ダイスの形状及び硬さを調節してもよい。
以上の工程を経て、図5の(d)に示されるように、金属線110が製造される。金属線110の長さは、例えば、製造直後で50km以上の長さである。金属線110は、使用される態様に応じて適切な長さに切断される。
なお、図5は、金属線110の製造方法の各工程を模式的に示したものである。各工程は、例えば、インラインで行われる。例えば、複数の伸線ダイスは、生産ライン上で、順次口径が小さくなる順で並べられており、各伸線ダイス間にアニール工程を行う加熱装置及び電解研磨装置などが配置されていてもよい。なお、各工程は、個別に行われてもよい。
続いて、上述した金属線110を備えるタングステン線100の製造方法について、図6を用いて説明する。図6は、本実施の形態に係るタングステン線100の製造方法を示すフローチャートである。
図6に示されるように、まず、金属線110の表面処理を行う(S10)。具体的には、金属線110の表面に対して電解エッチング処理又は機械的な加工を行うことにより、微小凹凸112又は溝113を形成する。なお、金属線110の表面に凹凸を形成しない場合には、ステップS10の工程は省略される。
次に、表面処理された金属線110の表面にストライクめっき処理を行う(S12)。具体的には、塩化ニッケル(NiCl)を含む塩酸(HCl)などの酸性溶液中で金属線110に高電流を与えて表面にストライクめっき層120を形成する。これにより、金属線110の表面に付着した酸化膜が除去され、後工程のめっきの密着性を高めることができる。
ストライクめっき処理の後、真鍮めっき処理を行う(S14)。具体的には、めっき液に、真鍮板と金属線110とを浸した状態で、真鍮板と金属線110との間に通電する。これにより、ストライクめっき層120を接触して覆うめっき層130が形成される。
以上の工程を経て、表面が真鍮めっき層で被膜されたタングステン線100が製造される。タングステン線100の長さは、例えば、製造直後で50km以上の長さである。タングステン線100は、使用される態様に応じて適切な長さに切断される。
なお、タングステン線100の製造は、金属線110の製造に引き続いてインラインで行われる。具体的には、生産ライン上で、最終線引きに用いられる伸線ダイスの後に続いて、表面処理装置、ストライクめっき処理装置、めっき処理装置が順に並べられている。特に、ストライクめっき処理後、速やかにめっき処理が行われるように、製造ラインが構成されている。
タングステン線100の製造後、図6に示されるように、ゴム材10でタングステン線100を被覆してもよい(S16)。具体的には、タングステン線100を所定の長さに切断した後、金型内にタングステン線100を配置し、金型にゴム原料を流し入れて硬化させる。これにより、タングステン線100がゴム材10の内部に埋設された弾性部材が製造される。
[効果など]
以上のように、本実施の形態に係るタングステン線100は、タングステン又はタングステン合金からなる金属線110と、金属線110の表面を覆うめっき層130とを備え、めっき層130は、銅を含む。また、例えば、タングステン線100は、ゴム材10によってめっき層130の表面が被覆されている。
これにより、タングステンはピアノ線の約2倍のヤング率を有するので、タングステン又はタングステン合金からなる金属線110は、ピアノ線に比べて変形しにくい。このため、タングステン線100がゴム材10の補強用に用いられた場合に、ゴム材10の変形を抑制することができる。
一方で、タングステンはゴムに対する密着性が悪い。したがって、単にタングステン又はタングステン合金からなる金属線110をゴム材10に埋設したとしても、ゴム材10と金属線110との間に隙間が形成されてしまい、金属線110は、ゴム材10の補強材として機能しない。
これに対して、本実施の形態では、タングステン線100の表面を覆う、銅を含むめっき層130が設けられている。めっき層130が金属線110とゴム材10との密着性を高めることができる。これにより、タングステン線100がゴム材10の補強材として十分に機能するので、タングステン線100がゴム材10の補強用に用いられた場合に、ゴム材10の変形を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る弾性部材は、タングステン線100と、めっき層130を接触して覆うゴム材10とを備える。弾性部材の一例がタイヤ1である。
これにより、タイヤ1の変形が抑制されるので、操縦安定性及び燃費を向上させることができる。また、複数本のスチールコード32をタングステンコード30に置き換えることで、スチールコード32の使用量を減らすことができる。このため、全体として補強コードの量を減らすことができ、タイヤ1の軽量化も実現することができる。
また、例えば、タングステン線100は、さらに、金属線110とめっき層130との間に位置し、金属線110の表面を接触して覆うストライクめっき層120を備える。また、例えば、ストライクめっき層120は、ニッケルを含む。
これにより、金属線110とめっき層130との密着性を高めることができる。したがって、めっき層130が剥がれ落ちるのが抑制されるので、タングステン線100(金属線110)とゴム材10との密着性を更に高めることができる。
また、例えば、金属線110の線径は、50μm以上200μm以下である。
これにより、タングステン又はタングステン合金からなる金属線110は、線径が小さい程、引張強度が高くなる。つまり、金属線110を細くする程、引張強度が増し、ゴム材10の変形を更に抑制することができる。金属線110の細線化により、使用されるタングステン量が少なくなり、タイヤ1の軽量化も実現することができる。
また、例えば、金属線110の引張強度は、4000MPa以上である。
これにより、一般的なスチールコード32に含まれるピアノ線と同等以上の引張強度をタングステン線100で実現することができる。スチールコード32を、ヤング率の高いタングステン線100を含むタングステンコード30に置き換えることができるので、タイヤ1の変形を抑制することができる。
また、例えば、金属線110の表面は、凹凸を有してもよく、金属線110の表面の表面粗さRaは、0.1μm以上10μm以下であってもよい。
これにより、タングステン線100の表面積が増大するので、ゴム材10とタングステン線100との密着性を更に高めることができる。
また、例えば、金属線110は、タングステンとレニウムとの合金からなってもよい。金属線110に含まれるレニウムの含有率は、0.1wt%以上10wt%以下であってもよい。
これにより、金属線110の引張強度を更に高めることができる。
また、例えば、金属線110は、カリウムがドープされたタングステンからなってもよい。金属線110に含まれるカリウムの含有率は、0.001wt%以上0.010wt%以下であってもよい。
これにより、金属線110の引張強度を更に高めることができる。
また、例えば、ゴム材10は、硫黄と炭素とを含む。
これにより、ゴム材10の強度を高めることができるので、タイヤ1の変形を更に抑制することができる。
(その他)
以上、本発明に係るタングステン線及び弾性部材について、上記の実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記の実施の形態に限定されるものではない。
例えば、ストライクめっき層120は、ニッケルストライクめっきであってもよい。例えば、ストライクめっき層120は、銅を含むめっき層であってもよい。また、金属線110とめっき層130との間にストライクめっき層120が設けられていなくてもよい。
また、例えば、金属線110の表面の表面粗さRaは、0.1μmより小さくてもよい。金属線110の表面には凹凸が設けられていなくてもよい。
また、例えば、金属線110は、タングステンと、タングステンとは異なる1種類以上の金属との合金からなってもよい。タングステンとは異なる金属は、例えば遷移金属であり、具体的には、イリジウム(Ir)、ルテニウム(Ru)又はオスミウム(Os)などである。タングステンとは異なる金属の含有率は、例えばレニウムの含有率と同様に、0.1wt%以上10wt%以下であるが、これに限らない。また、レニウムの含有率、又は、タングステンとは異なる金属の含有率は、0.1wt%より少なくてもよく、10wt%より多くてもよい。また、カリウムの含有率は、0.001wt%より少なくてもよく、0.010wt%より多くてもよい。
また、例えば、タイヤ1は、ベルト20及び22の一方のみを備えてもよい。つまり、タイヤ1が備えるベルトの数は、2個に限らず、1個でもよく、3個以上でもよい。また、タイヤ1は、ラジアルタイヤではなく、バイアスタイヤであってもよい。
また、例えば、上記の実施の形態では、弾性部材の一例としてタイヤ1を示したが、これに限らない。例えば、弾性部材は、カテーテル又はコンベアベルトであってもよい。つまり、タングステン線100は、カテーテル又はコンベアベルトの補強用ワイヤーとして用いられてもよい。
また、例えば、ゴム材10には、炭素が含まれていなくてもよい。具体的には、ゴム材10には、一般的なタイヤに使用されるカーボンブラックを含有していなくてもよい。
その他、各実施の形態に対して当業者が思いつく各種変形を施して得られる形態や、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本発明に含まれる。
1 タイヤ(弾性部材)
10 ゴム材
100 タングステン線
110 金属線
112 微小凹凸
113 溝
120 ストライクめっき層
130 めっき層

Claims (9)

  1. タングステン又はタングステン合金からなる金属線と、
    前記金属線の表面を接触して覆うストライクめっき層と、
    前記ストライクめっき層の表面を接触して覆うめっき層とを備え、
    前記ストライクめっき層は、ニッケルを含み、
    前記めっき層は、銅を含み、
    前記金属線の表面は、第1凹凸を有し、
    前記ストライクめっき層の表面は、前記第1凹凸の形状に追従した第2凹凸を有し、
    ゴム材に埋設されて使用される
    タングステン線。
  2. 前記金属線の線径は、50μm以上200μm以下である
    請求項1に記載のタングステン線。
  3. 前記金属線の引張強度は、4000MPa以上である
    請求項1または2に記載のタングステン線。
  4. 前記金属線の表面の表面粗さRaは、0.1μm以上10μm以下である
    請求項1~のいずれか1項に記載のタングステン線。
  5. 前記金属線は、タングステンとレニウムとの合金からなり、
    前記金属線に含まれるレニウムの含有率は、0.1wt%以上10wt%以下である
    請求項1~のいずれか1項に記載のタングステン線。
  6. 前記金属線は、カリウムがドープされたタングステンからなり、
    前記金属線に含まれるカリウムの含有率は、0.001wt%以上0.010wt%以下である
    請求項1~のいずれか1項に記載のタングステン線。
  7. ゴム材によって前記めっき層の表面が被覆されている
    請求項1~のいずれか1項に記載のタングステン線。
  8. 請求項1~のいずれか1項に記載のタングステン線と、
    前記めっき層を接触して覆う前記ゴム材とを備える
    弾性部材。
  9. 前記ゴム材は、硫黄と炭素とを含む
    請求項に記載の弾性部材。
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