JP7108369B2 - 単発および接触トリガを有する空気釘打機 - Google Patents

単発および接触トリガを有する空気釘打機 Download PDF

Info

Publication number
JP7108369B2
JP7108369B2 JP2018564795A JP2018564795A JP7108369B2 JP 7108369 B2 JP7108369 B2 JP 7108369B2 JP 2018564795 A JP2018564795 A JP 2018564795A JP 2018564795 A JP2018564795 A JP 2018564795A JP 7108369 B2 JP7108369 B2 JP 7108369B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control
trigger
piston
force transmission
air
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018564795A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019521865A (ja
Inventor
マルティン テベラート
ヨアヒム バウアー
Original Assignee
ヨー. フリードリヒ ベーレンス アーゲー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ヨー. フリードリヒ ベーレンス アーゲー filed Critical ヨー. フリードリヒ ベーレンス アーゲー
Publication of JP2019521865A publication Critical patent/JP2019521865A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7108369B2 publication Critical patent/JP7108369B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/008Safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B25HAND TOOLS; PORTABLE POWER-DRIVEN TOOLS; MANIPULATORS
    • B25CHAND-HELD NAILING OR STAPLING TOOLS; MANUALLY OPERATED PORTABLE STAPLING TOOLS
    • B25C1/00Hand-held nailing tools; Nail feeding devices
    • B25C1/04Hand-held nailing tools; Nail feeding devices operated by fluid pressure, e.g. by air pressure
    • B25C1/047Mechanical details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Portable Nailing Machines And Staplers (AREA)

Description

本発明は、留め具を打ち込むための打込みプランジャに接続され、打込みプロセスがトリガされると圧縮空気と接触する作動ピストンを備え、手動操作式引き金と、接触センサと、接触センサが作動されているときの引き金の作動に起因する単発トリガモードで打込みプロセスをトリガする制御バルブを駆動させる力伝達装置とを有するトリガ装置を備える、空気釘打機に関する。
接触センサは、通常、空気釘打機の開口ツールを越えて突出した位置に、ばねによって保持されている機械部品である。空気釘打機が被加工物上に載置された場合、接触センサは、開口ツールが被加工物上に、またはほぼ被加工物上に位置するまで、ばねの力に逆らって変位する。打込みプロセスは、接触センサがこのようにして作動されているときのみトリガすることができる。その結果として、既知の空気釘打機は、接触センサのない装置と比較して、意図的でないトリガに対する著しく向上した安全性を与える。
説明した種類のトリガ装置を備える空気釘打機によっては、2つの異なるモードで使用することができるものもある。いわゆる単発トリガの場合、空気釘打機はまず被加工物上に載置され、これによって接触センサが作動される。次いで、引き金が手動で作動され、個々の打込みプロセスがトリガされる。
「タッチング」とも称するいわゆる接触トリガの場合、ユーザは、空気釘打機を被加工物上に載置している間に引き金を引く。被加工物上にセットされている間に、接触センサが作動され、それによって打込みプロセスをトリガする。空気釘打機は、続けざまに繰り返しセットすることができ、これにより、特に、十分な締結のために多くの留め具を打ち込まなければならず、それらの位置決めの精度を少ししか要求しないときに、非常に迅速な作業が可能になる。
ある特定の状況では、接触トリガ方式に関連する負傷の危険が増大する。たとえばユーザが、空気釘打機を、同一の被加工物上に、最後に打ち込んだ留め具から数センチメートル隔ててセットしたいときだけでなく、距離を隔てて配置された別の被加工物に移るときに、手動作動式引き金を引いた場合、接触センサで対象物または身体の一部に意図せずに触れると、打込みプロセスがトリガされることがある。たとえば、ユーザが、(重要な安全ガイドラインを見ずに)引き金を引きながら空気釘打機を持ってはしごを登り、接触センサが誤って脚をかするときに、事故が発生することがある。
特許文献1には、空気釘打機が引き金および接触センサを伴って開示されている。まず接触センサが、次いで引き金が作動され、接触トリガモードがアクティブになった場合、引き金が解除されるまで接触センサを連続的に作動させることによって、留め具を打ち込むことができる。まず引き金が、次いで接触センサが作動され、単発トリガモードがアクティブになった場合、別の打込みプロセスは、引き金が事前に解除された場合にのみトリガすることができる。特許文献2は、同じ機能を持つ空気釘打機を開示している。両方の既知の空気釘打機の場合、単発トリガモードを使用すると、第2の留め具が単発打込みプロセス後に意図せずに打ち込まれるのを防止することができる。しかし、上記で略述した負傷の危険は依然として存在する。
特許文献3には、引き金と、接触センサと、力伝達装置とを備えるトリガ装置を有する、空気釘打機が開示されている。単発トリガモードでは、力伝達装置が、接触センサが作動されているときの引き金の作動に起因する打込みプロセスをトリガする制御バルブを制御する。追加の安全対策として、既知の空気釘打機は、安全制御チャンバを有し、その圧力が遮断ピストンに作用し、これが、遮断ピストンがある特定の位置にあるときに打込みプロセスがトリガされるのを防止する。引き金が作動された後、接触トリガは短時間、すなわち、圧力が安全制御チャンバ内の設定閾値を超えるまでしか可能ではない。次いで、空気釘打機は、引き金が解除され、安全制御チャンバ内の圧力が再びその初期状態に達するまで、遮断される。
特許文献4には、請求項1のプリアンブルに記載の特徴を有する空気釘打機が開示されている。
特開2002-346946号公報 米国特許出願公開第2005/0023318号明細書 欧州特許出願公開第2767365号明細書 独国特許出願公開第102013106657号明細書
この背景技術に対して、本発明の目的は、改良された安全機構を備える空気釘打機を提供することである。
この目的は、請求項1に記載の特徴を有する空気釘打機によって達成される。有利な実施形態は、それに続く従属請求項に提示されている。
本発明に係る空気釘打機は、
留め具を打ち込むための打込みプランジャに接続され、打込みプロセスがトリガされると圧縮空気と接触する、作動ピストンと、
手動操作式引き金と、接触センサと、接触センサが作動されているときの引き金の作動に起因する単発トリガモードで打込みプロセスをトリガする制御バルブを駆動させる力伝達装置とを有する、トリガ装置と、
接触トリガモードのために、力伝達装置を、引き金の作動中に接触センサが作動されたときに力伝達装置が制御バルブを駆動させる接触トリガ位置に、変えることができるスイッチング装置と、を有する。
空気釘打機は、釘、ピン、ステープルなどの留め具を打ち込むために使用される。この目的のために、空気釘打機は、1つの留め具を空気釘打機の開口ツールの受座にその都度供給する、留め具用のマガジンを有することができる。打込みプロセスがトリガされると、空気釘打機の作動ピストンに圧縮空気が加えられる。作動ピストンが、作動ピストンに接続された打込みプランジャを前進させる。打込みプランジャが、開口ツールの受座内の留め具の後端に接触し、留め具を被加工物に打ち込む。
トリガ装置は、トグルスイッチやスライドスイッチなどの形をとる手動で作動可能な引き金、および接触センサを有する。接触センサは、開口ツールの先端を越えて突出し、空気釘打機が被加工物上に載置されるまでばねによってこの位置に保持される、機械部品とすることができる。次いで、接触センサは、ばね力と反対方向に、また打込み方向と反対方向に移動する。
引き金および接触センサは、力伝達装置を介して制御バルブに作用し、制御バルブの制御が打込みプロセスをトリガする。制御バルブを制御するために、具体的には制御バルブの制御ピンが、力伝達装置によって移動することができる。このためには、引き金および接触センサの共同作動が必要とされる。手動作動式引き金と接触センサのどちらかのみが作動された場合、第1の制御バルブは制御されない。いわゆる単発トリガモードでは、さらに、打込みプロセスは、接触センサの作動中に引き金が作動されたときにのみトリガされる。まず接触センサが、次いで引き金が作動されなければならない。
空気釘打機が、(たとえば空気釘打機を圧縮空気源に接続することにより)空気釘打機をオンにした後や中断した後など、初期状態にある限り、基本的に、まず引き金を作動させ、次いで、引き金の作動中に接触センサを作動させることによって打込みプロセスをトリガすることは、不可能である。
こうした接触トリガを可能にするために、本発明による空気釘打機はスイッチング装置を有するが、スイッチング装置は、力伝達装置を、接触トリガモードのために接触トリガ位置に移動させることができる。初期状態とは対照的に、この接触トリガ位置にある力伝達装置は、引き金が作動されているときでも、次いで接触センサを作動させることによって、制御バルブを駆動させることができる。
したがって、空気釘打機は、基本的に単発トリガモードのみを許可するので、最適な操作安全性を与える。接触トリガモードへは、力伝達装置に作用するスイッチング装置の助けを受けてのみ切り替えることができる。
スイッチング装置は、単発トリガモードに割り当てられた第1の位置、および接触トリガモードに割り当てられた第2の位置を有し、打込みプロセスがトリガされるとスイッチング装置が第2の位置に移動する。スイッチング装置が第1の位置にある場合、上述の単発トリガモードのみが可能である。第2の位置にある場合、スイッチング装置は、力伝達装置を接触トリガ位置に移動させ、かつ/またはそれをこの接触トリガ位置に保つことができる。打込みプロセスをトリガしたときにスイッチング装置を第2の位置に移動させることによって、(第1の)打込みプロセスがトリガされると接触トリガモードへ切り替えられる。具体的には、第1の打込みプロセスが単発トリガによって実施された後に、他の留め具を接触トリガモードで打ち込むことが可能である。これは、具体的には複数の留め具を同一の被加工物に続けざまに打ち込むことを簡単にするが、連続接触トリガは、単発トリガが事前に実施された後にのみ可能なので、作業安全性の著しい低下を引き起こすことはない。
一実施形態では、スイッチング装置は時間制御を有し、したがってスイッチング装置は、打込みプロセスがトリガされない場合、設定時間の終了後に第2の位置から第1の位置に(自動的に)戻る。設定時間は、たとえば、1秒~10秒の範囲内にある。引用された対策は、たとえば異なる被加工物に移るときなど、少し中断した後、接触トリガを不可能にする。その代わりに、設定時間の終了後に、まず単発トリガを実施しなければならない。
基本的に、機械的、電気機械的、または電子的な解決策を含め、スイッチング装置の設計および時間制御には多数の可能性がある。本発明では、スイッチング装置は、第1の位置と第2の位置との間で移動することができ、力伝達装置を接触トリガ位置に移動させるか、またはそれをこの接触トリガ位置に保つように設計された、制御ピストンを有する。制御ピストンをスイッチング装置に使用すると、具体的には、特に省スペースで信頼性が高い、空気作用による解決策が可能になる。
制御ピストンは、制御容積を有する制御シリンダ内で案内され、制御容積内の設定圧力に達しないか、またはこれを超えたときに、制御ピストンが第1の位置に移動する。したがって、スイッチング装置は、制御容積内の圧力に基づいて、第1の位置に戻される。さらに、制御ピストンには、具体的には圧力によって及ぼされる力の方向と反対方向に、ばね力を加えることができる。
制御容積は、打込みプロセスをトリガすると空気で充填され、または排気される。「空気で充填される」とは常に、圧縮空気を導くチャンバへの接続が確立されていることを意味する。「排気される」とは常に、減圧空間、具体的には外気への接続が確立されていることを意味する。制御バルブは、制御容積を排気すること、または空気で充填することを担当する。したがって、制御バルブの作動ごとに、打込みプロセスがトリガされ、圧縮空気が制御バルブによって制御容積に導かれ、または圧縮空気が制御バルブを介して制御容積から逃げることができる。それによって、制御容積内の所望の圧力変化が、制御バルブによって非常に迅速かつ直接的にもたらされる。制御バルブによって制御容積に空気を供給すること、またはこれを排気することの1つの利点は、スイッチング装置の制御を含め、必要不可欠な制御プロセスが、小さなスペースにまとめられ、比較的少ない圧縮空気消費で独立して遂行されるか、またはそれぞれ打込みプロセスから切り離されることができることである。制御ピストンの作用方向の構成に応じて、制御ピストンは、空気の充填と排気のどちらかによって、第2の位置に移動する。
一実施形態では、制御容積は、チェックバルブによって空気で充填される。この空気での制御容積の充填が、制御ピストンを第2の位置に移動させる。チェックバルブを使用することによって、制御容積内の圧力が、空気で充填された後、具体的には、制御バルブが制御容積を空気で充填するために使用され、制御バルブが打込みプロセス後に非制御位置に移動したときに、最初は維持される。
一実施形態では、時間制御は、制御容積に接続されたスロットルを有する。動作方向に応じて、制御容積は、スロットルを介して圧力下にあるハウジング内部に、もしくは外気に接続し、またはバルブを制御することによってそこに接続することができる。たとえば、制御容積が空気で充填されて、制御ピストンを第2の位置に移動させる一実施形態では、制御容積がスロットルを介して外気に接続されている。その場合、制御容積内にある空気は、制御容積が空気で充填されるたびに、すなわち各打込みプロセス後に、スロットルを介して外へ逃げる。設定圧力に達しない場合、制御ピストンは、具体的にはばね力によって、その第1の位置に戻る。
一実施形態では、力伝達装置は、制御バルブを作動させるスイッチング面を備える、移動可動に取り付けられた力伝達要素を有し、力伝達要素は、接触センサに接続された受け部によって一緒に運ばれ、トリガ方向の移動を行うように、力伝達装置の接触トリガ位置に配置される。これが、接触トリガ位置から始まる接触トリガのための簡単なアプローチを生み出す。
一実施形態では、スイッチング装置は、力伝達要素のトリガ方向と反対の移動を第2の位置で制限するように構成されている。このようにして、スイッチング装置は、具体的には、力伝達要素が、トリガ方向と反対の接触トリガ位置から、接触トリガが不可能な初期位置に戻るのを防止することができる。力伝達要素、または力伝達装置は、具体的には接触トリガ位置に保持されることができる。
一実施形態では、力伝達要素は、引き金内で枢動シャフトに枢動可能に取り付けられた、スイッチング面を備えるロッカであり、移動は枢動シャフト上の枢動移動である。基本的に、力伝達要素は、並進移動および回転移動の両方、または両者の組合せを行うことができる。枢動シャフトと共にロッカを使用することは、特に力強く簡単な解決策である。ロッカのスイッチング面は、制御バルブを制御するように設計された部分である。
一実施形態では、制御ピストンは、ピストンロッドを有し、これは、制御ピストンの第2の位置で、ロッカの枢動シャフトに対してロッカのスイッチング面と反対側の、ロッカの制御面に当接することができる。これにより、ピストンロッドが、トリガ方向と反対のロッカの移動を制限することが可能になる。
一実施形態では、制御ピストンは、ロッカ内の穴を通って案内されるピストンロッドを有し、したがってピストンロッドは、ロッカをピストンロッドに向かって引っ張ることができる。その穴は、具体的には、枢動シャフトの、ロッカのスイッチング面と同じ側に位置している。ロッカをピストンロッドと共に移動させることによって、トリガ方向と反対のロッカの移動をやはり制限することができる。
一実施形態では、制御バルブおよび制御ピストンは、バルブブロックにまとめられている。該当する場合、スロットルもまたバルブブロックに一体化することができる。これは、特にコンパクトな配置をもたらす。バルブブロックは、具体的には引き金の上方に配置されている。
一実施形態では、制御バルブと制御容積との間の空気接続は、それを通して制御バルブによって制御容積が空気で充填され、または排気され、制御容積よりも小さい全体容積を有する。具体的には、空気接続は、たとえば比較的小さい直径を有する、または比較的小さい長さを有する孔から、制御バルブから制御容積まで通じているシングルラインからなることができる。この実施形態は、制御容積内で必要な圧力変化のための圧縮空気消費がわずかなので、高い空気釘打機効率を促進する。さらに、蓄圧器として空気釘打機内で利用可能な設置スペースは、空気接続の小さい全体容積のため、著しく縮小するのみである。
一実施形態では、空気接続はバルブブロック内に配置されている。これにより、特にコンパクトな空気釘打機設計が可能になる。
一実施形態では、制御容積のサイズは、内部で作動ピストンが案内される作動シリンダの作動容積のサイズの多くとも5%である。
本発明に係る空気釘打機の第1の例示的な実施形態を一部切欠図で示す。 図1のメインバルブおよびパイロットバルブを有する断面の拡大図を示す。 一動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 別の動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 さらに別の動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 さらに別の動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 さらに別の動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 さらに別の動作状態にある図1から選択した要素の拡大図を示す。 一動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。 別の動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。 さらに別の動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。 さらに別の動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。 さらに別の動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。 さらに別の動作状態にある第2の例示的な実施形態に係る空気釘打機の選択した要素を示す。
図に示す2つの例示的な実施形態に基づいて、本発明を以下でより詳細に説明する。
(第1の例示的な実施形態)
最初に、図1を参照して、空気釘打機10のいくつかの要素を手短に説明する。空気釘打機10は、ハンドル12を備える下部ハウジング部140を有する。下部ハウジング部140は、ハウジングキャップ142によって上部が密封されている。
手動作動式引き金14が、空気釘打機10のハウジングに対して枢動可能に枢動シャフト16に取り付けられており、空気釘打機10のハンドル12を保持するユーザが人差し指で作動させることができるように配置されている。さらに、開口ツール28の開口26を越えて数ミリメートル下向きに突出した接触センサ24がある。空気釘打機10が被加工物上に載置された場合、接触センサ24は、開口26に面一またはほぼ面一に当接するまで、ばね(図示せず)の力に逆らって上向きに移動する。
引き金14および接触センサ24に加えて、空気釘打機10のトリガ装置は、スライダ30と、ロッカ18の形をとる力伝達要素とを有する、力伝達装置を備える。スライダ30は、接触センサ24の延長であるか、または接触センサ24に接続されている。スライダ30は、常に接触センサ24と共に移動し、具体的には、空気釘打機10が被加工物上に載置されたとき、ハウジングに対して上向きのその移動に追従する。ロッカ18は、引き金14の上方に配置された制御バルブ22を駆動させることができるスイッチング面20を有する。
開口ツール28は、マガジン48から留め具を供給される受座46を有する。受座46内のこの位置から、釘、ピン、ステープルなどの留め具が、空気釘打機10の作動ピストン52に接続された打込みプランジャ50によって打ち込まれる。これに関連して、作動ピストン52は作動シリンダ54内で案内される。作動シリンダ54の上方には、メインバルブ56が配置されてそれを密封しており、右側には、メインバルブ56を制御するパイロットバルブ58が配置されている。図2の断面拡大を参照して、装置のこれらの要素の詳細および関連機能を説明する。
図2では、図1でハウジングキャップ142の上方に配置されている空気釘打機10の個々の要素は省略する。パイロットバルブ58は容易に識別可能である。それは、ガイドスリーブ96内で案内される制御ピストン94を有する。制御ピストン94の下端は、下部Oリング100によってガイドスリーブ96に対して密封されている。空気釘打機10の初期状態では、パイロットバルブ58の作動容積に接続された第1の制御ライン82が排気されており、制御ピストン94が図示した底部位置に位置している。この位置では、それはばね102の力によって保持されている。
下部Oリング100に加えて、制御ピストン94は、中央Oリング104および上部Oリング106を有する。図示した制御ピストン94の底部位置では、上部Oリング106は、制御ピストン94をガイドスリーブ96に対して密封し、外気に接続された排気孔(図示せず)への接続を閉じている。中央Oリング104は密封されておらず、したがって主制御ライン110は、ガイドスリーブ96内の半径方向孔112、および中央Oリング104を越えて延びる制御ピストン94とガイドスリーブ96との間の環状間隙70を介して、ハウジング内部64に接続されている。主制御ライン110は、図示した断面平面では見えない接続を介して、半径方向孔112内で終わるチャンバ72に接続されている。空気釘打機10の初期状態では、ハウジング内部64は、空気で、すなわち圧縮空気接続(図示せず)によって満たされており、動作圧力下にある。
主制御ライン110は、メインバルブ56のメイン・バルブ・アクチュエータ116の上方のチャンバ114に接続されており、したがってメイン・バルブ・アクチュエータ116が下向きの力で押され、これにより、作動シリンダ54の上端がOリング118によってハウジング内部64に対して密封されている。さらに、メイン・バルブ・アクチュエータ116は、ばね120によって、作動シリンダ54を密封する図示した位置に向かう力で押されている。
打込みプロセスは、第1の制御ライン82を空気で充填することによってトリガされ、というのは、制御ピストン94が上向きに移動し、したがってOリング104が密封状態をもたらし、上部Oリング106が密封状態を解除するからである。これにより、ハウジング内部64への主制御ライン110の接続が遮断され、主制御ライン110と排気口(図示せず)との間の接続が確立される。メイン・バルブ・アクチュエータ116の上方のチャンバ114が、排気口を通して排気され、メイン・バルブ・アクチュエータ116が、ハウジング内部64でばね120の圧力に対して優勢である、その底部外側環状面122における圧力によって、上向きに押される。これが、圧縮空気を、作動ピストン52の上方で、ハウジング内部64から作動シリンダ54に流出させ、作動ピストン52を下向きに打ち込む。この下向き移動中に、作動ピストン52に接続された打込みプランジャ50が留め具を打ち込む。
トリガ装置の詳細は、空気釘打機10の初期状態を示す図3においてよりよく識別可能である。引き金14および接触センサ24は作動されていない。
スライダ30は、空気釘打機10のハウジング上で移動可動に案内され、ガイドピン98を案内する長穴32を有する。
手動で作動可能な引き金14、そこで枢動シャフト38に枢動可能に取り付けられたロッカ18、およびロッカ18のスイッチング面20もまた、明らかに識別可能である。枢動シャフト38は、ロッカ18の中央部分に位置している。図示した位置では、ロッカ18の前端34が、スライダ30の上端によって形成された受け部36に当接している。スイッチング面20は、ロッカ18の前端34と枢動シャフト38との間に、またはそれぞれロッカ18の中央部分に位置している。接触センサ24が図示した位置から上向きに作動されると、受け部36がロッカの前端34を一緒に運び、したがってロッカ18がトリガ方向の枢動運動を行う。
他の図に関連して詳細に説明するある特定の状況下では、ロッカ18のスイッチング面20が、制御ピン42を上向きに移動させることによって制御バルブ22を駆動させ、これによって打込みプロセスがトリガされる。制御バルブ22の制御ピン42は、ハウジングに挿入された制御バルブ22のスリーブ66内で案内され、それに対して密封されている。制御ピン42の周りにはばね92が配置されており、トリガ方向と逆の力で引き金14およびロッカ18を押す。
しかし、図示した制御バルブ22の位置では、第1の制御バルブ22の上部Oリング40が、ハウジング内部64を制御バルブ22の半径方向孔44に対して密封しており、一方、制御バルブ22の下部Oリング60が密封状態を形成せず、したがって半径方向孔44は外気に接続されている。半径方向孔44は、環状間隙62を介して第1の制御ライン82に接続されており、したがって図示した制御バルブ22の位置では第1の制御ライン82も排気される。
図3の右側には、制御バルブ22に隣接して、ピストンロッド134を備え制御シリンダ68内で案内される制御ピストン132を有する、スイッチング装置80が示してある。制御ピストン132の上方には、制御容積74が位置している。制御容積74内の圧力が制御ピストン132に作用し、制御ピストン132がばね76の力で反対方向に押される。制御容積74は、スロットル78を介して外気に接続されている。枢動シャフト38に関してロッカ18の前端34の反対側では、ロッカ18は、ピストンロッド134と相互に作用することができる制御面124を有する。
制御バルブ22、制御ピストン132およびスロットル78は、バルブブロックにまとめられている。バルブブロックは、空気釘打機10のハウジング内に引き金14の上方に配置されている。
制御容積74と制御バルブ22の環状間隙62との間には、Oリング84によって形成されたチェックバルブおよび斜めに配置された孔86を介して別の接続がある。Oリング84は、スリーブ66の外側の外周三角溝88内に収まり、スリーブ66内の半径方向に配置された孔90を密封している。この接続の機能については、他の図に関連して説明する。
図3の位置では、スイッチング装置80、または制御ピストン132は、単発引き金モードに割り当てられた第1の位置にある。この位置では、ピストンロッド134は、ハウジングから突出していないか、またはわずかしか突出していない。
図4は、接触センサ24が作動された後の図3の配置を示す。受け部36が、スライダ30の上向き移動においてロッカ18の前端34を一緒に運んだことがわかる。引き金14がまだ作動されていないので、これによって制御バルブ22は制御されない。
図5は、接触センサ24が依然として作動されている間に引き金14が作動された後の、図4の配置を示す。この工程では、枢動シャフト38が、図4に示す位置に対して上向きに移動し、ロッカ18のスイッチング面20が、制御ピン42を上向きに移動させることによって制御バルブ22を制御する。これが、上部Oリング40を開放させ、下部Oリング60をスリーブ66に対して密封させる。これが、上述の接続を通して第1の制御ライン82を空気で充填させ、これにより、図2に関連して説明したように、打込みプロセスがトリガされる。
同時に、スイッチング装置80の制御容積74が、Oリング84によって形成されたチェックバルブによって空気で充填され、それによって制御ピストン132が下向きに移動し、したがってピストンロッド134が空気釘打機10のハウジングから下向きに突出する。その場合、スイッチング装置80は第2の位置に位置している。
図6は、空気釘打機10が被加工物から取り外され、これが接触センサ24をその底部初期位置に戻した直後の、図5の配置を示す。ロッカ18はその結果として、引き金14が依然として作動されている間に、トリガ方向とは反対に枢動シャフト38を中心にわずかに旋回し、したがって制御バルブ22はもはや駆動させらていない。制御ピン42は、図3に示すその底部位置に再び位置している。
Oリング84によって形成されたチェックバルブが、制御容積74と制御バルブ22の半径方向孔44との間の接続を遮断し、半径方向孔44が、図3に示すように外気に再び接続され、したがって制御容積74内で高まった圧力が、スロットル78を通してゆっくりと低下する。図6に示すときには、制御容積74内の圧力は依然として、制御ピストン132がばね76の力に逆らってその第2の位置に保持されるのに十分なほど高い。
引き金14が作動されているとき、これがロッカ18の制御面124をピストンロッド134に当接させ、トリガ方向と反対方向の枢動シャフト38を中心とするロッカ18の戻り移動が制限され、ロッカ18が図示した位置にとどまる。このロッカ18の位置が、力伝達装置の接触トリガ位置に対応する。図6に示すときに接触センサ24を再作動させると、受け部36がロッカ18の前端34を図示した位置から上向きに一緒に運ぶので、接触トリガがもたらされることがわかる。この場合、制御バルブ22が再び駆動させられ、制御容積74内の圧力が、ハウジング内部64の圧力に対応する圧力まで上昇し、したがって追加の接触トリガが続いて可能である。
これは、制御容積74内の圧力がスロットル78を通して十分に低下し、したがって制御ピストン132がその第1の位置に戻るまで、当てはまる。これは、図7に示してある。引き金14が依然として作動されているときに、ロッカ18が図6の位置に対してトリガ方向と反対に旋回することがわかる。この位置では、ロッカ18の前端34は、受け部36から横方向に距離を隔てており、したがって、接触センサ24が作動されたときに受け部36によって把持されない。
その代わりに、接触センサ24を作動させると、図7の位置から始まる図8の状態をもたらす。引き金14および接触センサ24が同時に作動されているにもかかわらず、そこでは制御バルブ22が駆動させられていないことがわかる。
(第2の例示的な実施形態)
図9~図14を参照して、第2の例示的な実施形態を説明する。これらの図は、第1の例示的な実施形態の図3~図8の断面の描写に対応し、第1の例示的な実施形態とは異なる要素を含む、空気釘打機10の断面のみを示す。第2の例示的な実施形態の空気釘打機10の他の構成要素は、再び図示しない。それらは、図1および図2を参照して説明した第1の例示的な実施形態に対応する。第2の例示的な実施形態で変更された要素には、それらの機能に関して同等である第1の例示的な実施形態の要素と同一の参照符号を用いる。
図9は、作動されていない引き金14および作動されていない接触センサ24を備える、空気釘打機10の初期位置を示す。第2の例示的な実施形態では、制御バルブ22は右側にあり、スイッチング装置80は左側にある。ロッカ18は、やはり引き金14内の枢動シャフト38を中心に枢動可能であるが、枢動シャフト38は、ロッカ18の中央ではなく後端126にある。制御バルブ22の制御ピン42と相互に作用するスイッチング面20は、ロッカ18の中央部分に位置している。ロッカ18の前端34は、第1の例示的な実施形態よりもわずかに下向きに角度が付いており、さらに、制御ピストン132のピストンロッド134が通過するスロット穴128を有する。ピストンロッド134は、スロット穴128の縁部の裏でグリップするヘッド130を有し、したがってピストンロッド134は、ロッカ18の前端34を、制御ピストン132に向かって上向きに移動させることができる。第1の例示的な実施形態とは異なり、制御容積74は、制御ピストン132の下方に位置しているが、スロットル78に接続されている。図9の初期位置では、制御ピストン132、またはスイッチング装置80は、第1の位置に位置している。
制御バルブ22、ならびに制御バルブ22の個々のチャンバの、第1の制御ライン82のハウジング内部64への接続、およびOリング84によって形成されたチェックバルブを介した制御容積74への接続に関しては、個々の要素の部分的にずれた配置を除き、第1の例示的な実施形態からの変更はない。したがって、これらの要素の機能については再び説明しない。これに対して、他の図を用いて典型的なワークフローを説明する。
図10は、接触センサ24が作動された後の図9の配置を示す。第1の例示的な実施形態におけるように、ロッカの前端34が、スライダ30の受け部36によって持ち上げられて、図示した位置をもたらす。ロッカ18の前端34のスロット128が十分に大きく設計されているので、ピストンロッド134は、このロッカ18の上向き移動を制限しない。引き金14が作動されていないので、スイッチング面20は、依然として制御ピン42から距離を隔てて位置しており、制御バルブ22はまだ駆動されていない。
図11は、接触センサ24が依然として作動されている間に引き金14が作動された後の図10の配置を示す。スイッチング面20が制御バルブ22の制御ピン42を上向きに移動させたので、これによって既に単発トリガが生じた。同時に、Oリング84によって形成されたチェックバルブによって制御容積74に圧縮空気が加えられ、したがって制御ピストン132が、ピストンロッド134と共に第2の位置に上向きに移動した。これが、スイッチング装置80の第2の位置に対応する。
空気釘打機10が被加工物から取り外された後、接触センサ24がスライダ30と共に下向きに移動して、図12に図示する位置をもたらした。ロッカ18がトリガ方向とは反対にわずかに旋回して戻り、したがって制御ピン42がその初期位置に戻り、制御バルブ22がもはや駆動されていないことがわかる。第1の例示的な実施形態におけるように、このときやはり空気がスロットル78を介して制御容積74からゆっくりと逃げる。
制御容積74内の圧力が、制御ピストン132がばね76の力に逆らって第2の位置にとどまるのに十分なほど高い限り、ピストンロッド134のヘッド130が、ロッカ18が図12に示すよりもトリガ方向と反対方向にさらに移動するのを防止する。したがって、ロッカ18の前端34は、それが受け部36の上向き移動によって捕捉され、その結果制御バルブ22の別の駆動させられる位置にある。図12では、ロッカ18はそれに応じて、力伝達装置の接触トリガ位置に対応する位置にある。
図12の状態から始まって、制御容積74内の圧力は、別の打込みプロセスがトリガされない限りゆっくりと低下する。場合によっては、制御ピストン132は、設定時間の終了後に、図9に示すその第1の位置に戻る。
これは、図13に示してある。この例示的な実施形態でも同様に、ロッカの前端34は、受け部36から横方向に距離を隔てており、したがって、スライダ30の上向き移動において受け部36によって把持されないことがわかる。その代わりに、受け部36は前端34の脇を通り過ぎて移動し、引き金14が依然として作動されているとしても接触トリガは生じない。これは、第2の例示的な実施形態として図14に示してある。
10 空気釘打機
12 ハンドル
14 引き金
16 枢動シャフト
18 ロッカ
20 スイッチング面
22 制御バルブ
24 接触センサ
26 開口
28 開口ツール
30 スライダ
32 長穴
34 前端
36 受け部
38 枢動シャフト
40 上部Oリング
42 制御ピン
44 半径方向孔
46 受座
48 マガジン
50 打込みプランジャ
52 作動ピストン
54 作動シリンダ
56 メインバルブ
58 パイロットバルブ
60 下部Oリング
62 環状間隙
64 ハウジング内部
66 スリーブ
68 制御シリンダ
70 環状間隙
72 チャンバ
74 制御容積
76 ばね
78 スロットル
80 スイッチング装置
82 第1の制御ライン
84 Oリング
86 孔
88 三角溝
90 半径方向孔
92 ばね
94 制御ピストン
96 ガイドスリーブ
98 ガイドピン
100 下部Oリング
102 ばね
104 中央Oリング
106 上部Oリング
110 主制御ライン
112 半径方向孔
114 チャンバ
116 メイン・バルブ・アクチュエータ
118 Oリング
120 ばね
122 環状面
124 制御面
126 後端
128 穴
130 ヘッド
132 制御ピストン
134 ピストンロッド
140 下部ハウジング部
142 ハウジングキャップ

Claims (13)

  1. ・留め具を打ち込むための打込みプランジャ(50)に接続され、打込みプロセスがトリガされると圧縮空気と接触する、作動ピストン(52)と、
    ・手動操作式引き金(14)と、接触センサ(24)と、前記接触センサ(24)が作動されているときの前記引き金(14)の作動に起因する単発トリガモードで打込みプロセスをトリガする制御バルブ(22)を駆動させる力伝達装置と、を有する、トリガ装置と、
    ・接触トリガモードのために、前記力伝達装置を、前記引き金(14)の作動中に前記接触センサ(24)が作動されたときに前記力伝達装置が前記制御バルブ(22)を駆動させる接触トリガ位置に、変えることができるスイッチング装置(80)と、
    を備え、
    ・前記スイッチング装置(80)は、単発トリガモードに割り当てられた第1の位置、および接触トリガモードに割り当てられた第2の位置を有し、
    ・前記スイッチング装置(80)は、打込みプロセスがトリガされると前記第2の位置に移動し、
    ・前記スイッチング装置(80)は、前記第1の位置と前記第2の位置との間で移動することができ、前記力伝達装置を前記接触トリガ位置に移動させるか、または前記接触トリガ位置に保つように設計された、制御ピストン(132)を有し、
    ・前記制御ピストン(132)は、制御容積(74)を有する制御シリンダ(68)内で案内され、前記制御容積(74)内の設定圧力に達しないか、またはこれを超えたときに、前記制御ピストン(132)が前記第1の位置に移動し、
    ・前記制御容積(74)は、前記制御バルブ(22)によって、打込みプロセスがトリガされると空気で充填されるまたは排気される
    ことを特徴とする空気釘打機(10)。
  2. 前記スイッチング装置(80)は、時間制御を有し、それによって前記スイッチング装置(80)が、打込みプロセスがトリガされない場合、設定時間の終了後に前記第2の位置から前記第1の位置に戻ることを特徴とする請求項1に記載の空気釘打機(10)。
  3. 前記時間制御は、前記制御容積(74)に接続されたスロットル(78)を有することを特徴とする請求項2に記載の空気釘打機(10)。
  4. 前記制御容積(74)は、チェックバルブによって空気で充填されるまたは排気されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の空気釘打機(10)。
  5. 前記力伝達装置は、制御バルブ(22)を作動させるスイッチング面(20)を備える移動可動に取り付けられた力伝達要素を有し、
    前記力伝達要素は、前記接触センサ(24)に接続された受け部(36)によって一緒に運ばれ、トリガ方向の移動を行うように、前記力伝達装置の前記接触トリガ位置に配置されることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の空気釘打機(10)。
  6. 前記スイッチング装置(80)は、前記力伝達要素の前記トリガ方向と反対の移動を前記第2の位置で制限するように構成されていることを特徴とする請求項5に記載の空気釘打機(10)。
  7. 前記力伝達要素は、前記引き金(14)内で枢動シャフト(38)に枢動可能に取り付けられた、前記スイッチング面(20)を備えるロッカ(18)であり、前記力伝達要素の移動は前記枢動シャフト(38)上の枢動移動であることを特徴とする請求項5または6に記載の空気釘打機(10)。
  8. 前記制御ピストン(132)は、ピストンロッド(134)を有し、
    前記ピストンロッド(134)は、前記制御ピストン(132)の前記第2の位置で、前記ロッカ(18)の前記枢動シャフト(38)に対して前記ロッカ(18)の前記スイッチング面(20)とは反対側の前記ロッカ(18)の制御面(124)に当接することができることを特徴とする請求項7に記載の空気釘打機(10)。
  9. 前記制御ピストン(132)は、ピストンロッド(134)を有し、
    前記ピストンロッド(134)は、前記ピストンロッド(134)が前記制御ピストン(132)に向かって前記ロッカ(18)を引っ張ることができるように、前記ロッカ(18)の穴(128)を通って案内されることを特徴とする請求項7に記載の空気釘打機(10)。
  10. 前記制御バルブ(22)および前記制御ピストン(132)は、バルブブロックにまとめられていることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の空気釘打機(10)。
  11. 前記制御バルブ(22)と前記制御容積(74)との間の空気接続は、それを通して前記制御バルブ(22)によって前記制御容積(74)が空気で充填され、または排気され、前記制御容積(74)よりも小さい全体容積を有する
    ことを特徴とする請求項1から10のいずれか一項に記載の空気釘打機(10)。
  12. 前記制御バルブ(22)と前記制御容積(74)との間の空気接続は、それを通して前記制御バルブ(22)によって前記制御容積(74)が空気で充填され、または排気され、前記制御容積(74)よりも小さい全体容積を有し、
    前記空気接続は、前記バルブブロック内に配置されていることを特徴とする請求項10に記載の空気釘打機(10)。
  13. 前記制御容積(74)のサイズは、内部で前記作動ピストン(52)が案内される作動シリンダの作動容積のサイズの多くとも5%であることを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の空気釘打機(10)。
JP2018564795A 2016-06-15 2017-06-06 単発および接触トリガを有する空気釘打機 Active JP7108369B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP16174539.3 2016-06-15
EP16174539.3A EP3257632A1 (de) 2016-06-15 2016-06-15 Druckluftnagler mit einzel- und kontaktauslösung
PCT/EP2017/063658 WO2017215977A1 (de) 2016-06-15 2017-06-06 Druckluftnagler mit einzel- und kontaktauslösung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019521865A JP2019521865A (ja) 2019-08-08
JP7108369B2 true JP7108369B2 (ja) 2022-07-28

Family

ID=56134193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018564795A Active JP7108369B2 (ja) 2016-06-15 2017-06-06 単発および接触トリガを有する空気釘打機

Country Status (10)

Country Link
US (1) US11090790B2 (ja)
EP (2) EP3257632A1 (ja)
JP (1) JP7108369B2 (ja)
CN (1) CN109803794B (ja)
AU (1) AU2017286166B2 (ja)
BR (1) BR112018076088A2 (ja)
ES (1) ES2760599T3 (ja)
RU (1) RU2699883C1 (ja)
TW (1) TWI680846B (ja)
WO (1) WO2017215977A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11065749B2 (en) 2018-03-26 2021-07-20 Tti (Macao Commercial Offshore) Limited Powered fastener driver
ES2904999T3 (es) * 2019-07-02 2022-04-06 Bea Gmbh Clavadora neumática con un dispositivo de seguridad
US11491623B2 (en) 2019-10-02 2022-11-08 Illinois Tool Works Inc. Fastener driving tool

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346946A (ja) 2002-05-23 2002-12-04 Max Co Ltd 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
US20050023318A1 (en) 2003-07-30 2005-02-03 Stanley Fastening Systems, L.P. Fastener driving device with automatic dual-mode trigger assembly
US20140231485A1 (en) 2013-02-19 2014-08-21 Joh. Friedrich Behrens Ag Pneumatic nailer comprising a manually actuatable trigger and a contact feeler
US20160114470A1 (en) 2013-06-25 2016-04-28 Illinois Tool Works Inc. Driving tool for driving fastening means into a workpiece

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3685396A (en) * 1970-06-15 1972-08-22 Fastener Corp Fastener driving tool
SU895646A2 (ru) * 1980-04-11 1982-01-07 Всесоюзный Проектно-Технологический Институт По Электробытовым Машинам И Приборам Пневматический пистолет дл забивки гвоздей
DE3142237A1 (de) 1981-10-24 1983-05-05 Signode Corp., Glenview, Ill. Pneumatisch betaetigbares befestigungsmitteleintreibgeraet
SU1066798A2 (ru) * 1982-10-11 1984-01-15 Всесоюзный Проектно-Технологический Институт По Электробытовым Машинам И Приборам Пневматический пистолет дл забивки гвоздей
JPH0632308Y2 (ja) * 1988-11-17 1994-08-24 マックス株式会社 空気圧式釘打機
GB9000893D0 (en) 1990-01-16 1990-03-14 Unilever Plc Spray-drying process
DE9216386U1 (ja) * 1992-12-02 1993-02-11 Joh. Friedrich Behrens Ag, 2070 Ahrensburg, De
US5522532A (en) * 1995-03-14 1996-06-04 Testo Industry Corp. Single-shooting/continuous-shooting control switch for penumatic nail guns
EP2161103A1 (en) 2008-09-07 2010-03-10 Josef Kihlberg AB Pneumatic fastener driving tool
CN102039580B (zh) * 2009-10-21 2015-06-17 美克司株式会社 紧固件打入机
US20140158740A1 (en) * 2011-08-23 2014-06-12 Hitachi Koki Co., Ltd. Fastening Tool
DE102013010460A1 (de) 2013-06-22 2014-12-24 Gea Tds Gmbh Vorrichtung zur Einflussnahme auf den Abströmbereich einer Rohrträgerplatte eines Rohrbündel-Wärmeaustauschers
JP2015058486A (ja) * 2013-09-17 2015-03-30 日立工機株式会社 打込機
CN203680235U (zh) * 2014-02-13 2014-07-02 茂纲实业股份有限公司 具有定位功能的钉枪
DE102014012279B3 (de) 2014-08-22 2015-08-20 Gea Tds Gmbh Krümmer für einen Rohrbündel-Wärmeaustauscher für große Produktdrücke, Herstellverfahren für einen und Rohrbündel-Wärmeaustauscher mit einem solchen Krümmer und Verwendung eines Rohrbündel-Wärmeaustauschers für große Produktdrücke mit einem solchen Krümmer in einer Zerstäubungstrocknungsanlage

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002346946A (ja) 2002-05-23 2002-12-04 Max Co Ltd 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
US20050023318A1 (en) 2003-07-30 2005-02-03 Stanley Fastening Systems, L.P. Fastener driving device with automatic dual-mode trigger assembly
US20140231485A1 (en) 2013-02-19 2014-08-21 Joh. Friedrich Behrens Ag Pneumatic nailer comprising a manually actuatable trigger and a contact feeler
US20160114470A1 (en) 2013-06-25 2016-04-28 Illinois Tool Works Inc. Driving tool for driving fastening means into a workpiece

Also Published As

Publication number Publication date
TWI680846B (zh) 2020-01-01
EP3257632A1 (de) 2017-12-20
AU2017286166A1 (en) 2019-01-17
EP3471921B1 (de) 2019-10-09
ES2760599T3 (es) 2020-05-14
WO2017215977A1 (de) 2017-12-21
US11090790B2 (en) 2021-08-17
CN109803794A (zh) 2019-05-24
JP2019521865A (ja) 2019-08-08
RU2699883C1 (ru) 2019-09-11
EP3471921A1 (de) 2019-04-24
AU2017286166B2 (en) 2022-10-13
CN109803794B (zh) 2022-10-14
US20190176312A1 (en) 2019-06-13
BR112018076088A2 (pt) 2019-03-26
TW201803701A (zh) 2018-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9782879B2 (en) Pneumatic nailer comprising a manually actuatable trigger and a contact feeler
JP6806802B2 (ja) 安全制御チャンバ付き空気圧式ネイルガン
US20090108046A1 (en) Trigger Switch Mechanism for Nail Gun
JP7108369B2 (ja) 単発および接触トリガを有する空気釘打機
CN110382168B (zh) 打入工具
TWI763929B (zh) 打入工具
WO2005025808A1 (ja) 釘打機
CN111372730A (zh) 具有安全阀组件的气动钉枪
CN110366476B (zh) 打入工具
US20110180581A1 (en) Resetting and Driving Mechanism for Nail Driving Rod in Pneumatic Nailer having Embedded Air Compressor
US7475800B2 (en) Trigger valve for pneumatic nail gun
JP7314123B2 (ja) 安全アクチュエータを伴う圧縮空気釘打機
JP4964624B2 (ja) 打ち込み機
JP2002346946A (ja) 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構
JP7322009B2 (ja) 安全弁装置を備えた圧縮空気釘打機
JP2002346946A5 (ja)
JP5286939B2 (ja) 打込機
RU2781824C2 (ru) Пневматический гвоздезабивной пистолет с предохранительным клапанным блоком
RU2800110C2 (ru) Пневматический гвоздезабивной пистолет c предохранительным механизмом
JP3825866B2 (ja) 固着具打込機のトリガ装置
JP4461638B2 (ja) タッカーにおける空打ち防止機構
JP2019063925A (ja) 打込み工具
JP3444333B2 (ja) 釘打機のトリガ機構
JP4047988B2 (ja) 連打式固着具打込機
JP3344457B2 (ja) 釘打機における連続打ちと単発打ちの切換え機構

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190417

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190701

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200917

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20201214

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20210217

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210315

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211102

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220120

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20220401

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220628

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220714

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7108369

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350