JP7106215B2 - オーガ式製氷機 - Google Patents

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Description

この発明は、オーガ式製氷機に係り、特に製氷筒の外壁に冷却パイプが巻き付けられる構成のオーガ式製氷機に関する。
オーガ式製氷機では、製氷筒の外壁に巻き付けられた冷却パイプ内を冷媒が流通すると共に、製氷筒の内部に製氷水が供給される。製氷筒内の製氷水は冷却パイプ内を流通する冷媒によって冷却され、製氷筒の内壁には氷膜が成長する。
製氷筒の内壁に形成された氷膜は、回転駆動されるオーガによって削り取られて上方に送られ、製氷筒の内壁と固定刃との間に形成された氷案内通路を通過する際に圧縮され、棒状の氷となって押し出される。特許文献1には、オーガ式製氷機の典型的な構成が記載されている。
特開2015-052405号公報
オーガ式製氷機の製造において、製氷筒の外壁に冷却パイプを巻き付けて固定する際には、止め金を用いるのが一般的である。詳細には、平板状の止め金の一辺を製氷筒の外壁に溶接すると共に、止め金と冷却パイプをろう付けすることによって、製氷筒の外壁に冷却パイプを固定する。
しかしながら、製氷筒の外壁における溶接箇所は、溶接時の熱の影響を受けるため、その他の箇所に比べて材料強度が低下する。そのため、製氷筒の外壁の変形量が特に大きい箇所に止め金を溶接した場合、製氷運転時に溶接箇所から亀裂が発生するおそれがある。
この発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、製氷筒の溶接箇所から亀裂が発生するのを防止することができる、オーガ式製氷機を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、この発明に係るオーガ式製氷機は、製氷筒と、製氷筒の外壁に巻き付けられる冷却パイプと、製氷筒の外壁に冷却パイプを固定する止め金とを備えるオーガ式製氷機であって、製氷筒の外壁には、固定刃を固定するためのボルト孔が形成されており、止め金は、製氷筒の外壁におけるボルト孔の鉛直下方のみに溶接される。
止め金には、製氷筒の外壁との接触部分を減少させる切り欠き部が形成されてもよい。
止め金は、冷却パイプを機械的に固定してもよい。
止め金は、製氷筒の外壁に全周溶接されてもよい。
止め金は、製氷筒の外壁に点付け溶接されてもよい。
この発明に係るオーガ式製氷機では、製氷筒の溶接箇所から亀裂が発生するのを防止することができる。
実施の形態1に係るオーガ式製氷機の構成を示す断面図である。 図1のII-II線に沿った断面図である。 実施の形態1に係るオーガ式製氷機における、止め金の取り付け位置を説明する図である。 実施の形態1に係るオーガ式製氷機における、止め金による冷却パイプの固定態様を説明する断面図である。 実施の形態1の変形例に係るオーガ式製氷機における、止め金の形状を説明する図である。 実施の形態1の変形例に係るオーガ式製氷機における、止め金による冷却パイプの固定態様を説明する断面図である。
以下、この発明の実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1、2は、この発明の実施の形態1に係るオーガ式製氷機1の構成を示す図である。
図1の断面図に示されるように、オーガ式製氷機1は、製氷筒2を備えている。製氷筒2の外壁には、図示しない冷凍回路から送り込まれる冷媒が流通する冷却パイプ3が巻き付けられている。また、製氷筒2の内部には、螺旋刃4を有するオーガ5が配置されている。オーガ5は、図示しないギヤドモータによって回転駆動される。
製氷筒2の内壁の上部には、固定刃8が設置されている。また、製氷筒2の上部には、外壁から内壁まで貫通するシールボルト孔9が形成されている。固定刃8は、シールボルト孔9に挿入されるシールボルト10によって、製氷筒2の内壁に固定されている。
オーガ式製氷機1の製氷運転の際には、図示しない冷凍回路から送り込まれる冷媒が冷却パイプ3内を流通すると共に、製氷筒2の内部に製氷水が供給される。製氷筒2内の製氷水は冷却パイプ3内を流通する冷媒によって冷却され、製氷筒2の内壁には氷膜が成長する。
製氷筒2の内壁に形成された氷膜は、回転駆動されるオーガ5の螺旋刃4によって削り取られて上方に送られる。上方に送られた氷は、製氷筒2の内壁と固定刃8との間に形成された氷案内通路11(図2参照)を通過する際に圧縮され、棒状の氷となって押し出される。
実施の形態1に係るオーガ式製氷機1の製造において、製氷筒2の外壁に冷却パイプ3を取り付ける際には、図3に示されるように、平板状の止め金12を使用する。詳細には、図4に示されるように、製氷筒2の外壁に止め金12の一片を全周溶接(符号13)すると共に、止め金12と冷却パイプ3とをろう付け(符号14)する。
ただし、従来技術では、製氷筒2の外壁に止め金12を溶接する箇所は特に規定されていなかったのに対して、本願発明では、止め金12は、製氷筒2の外壁におけるシールボルト孔9の鉛直下方に溶接される(図3参照)。これは以下のような理由による。
先述したように、製氷筒2の外壁における溶接箇所は、溶接時の熱の影響を受けるため、その他の箇所に比べて材料強度が低下している。そのため、製氷筒2の外壁の変形量が特に大きい箇所に止め金12を溶接した場合、製氷運転時に溶接箇所から亀裂が発生するおそれがあった。
また、製氷運転の際、製氷筒2には、固定刃8との間で氷案内通路11を形成する箇所に最も力が加わる。そのため、製氷筒2の変形量は、氷案内通路11を形成する箇所(例えば、図2のAの箇所)が最も大きい、反対に、製氷筒2の変形量は、固定刃8を固定しているシールボルト10の付近(例えば、図2のBの箇所)が最も小さい。
上記の事項を考慮して、本願発明に係るオーガ式製氷機1においては、止め金12は、製氷筒2の外壁におけるシールボルト孔9の鉛直下方に全周溶接される。すなわち、止め金12は、製氷運転時における製氷筒2の変形量の最も小さい箇所に溶接される。
これにより、製氷筒2の外壁における溶接箇所の材料強度が低下していたとしても、その箇所は製氷運転時における変形量が最も小さい箇所であるため、溶接箇所から亀裂が発生する可能性は極めて低い。
以上説明したように、この発明の実施の形態1に係るオーガ式製氷機1では、製氷筒2の外壁に冷却パイプ3を固定する止め金12は、製氷筒2の外壁におけるシールボルト孔9の鉛直下方に全周溶接される。これにより、製氷筒2の溶接箇所から亀裂が発生するのを防止することができる。
また、止め金12を製氷筒2の外壁に全周溶接しているため、止め金12と製氷筒2の外壁との接触部分に特定の応力集中部が存在することがない。これにより、製氷筒2の溶接箇所から亀裂が発生するのを確実に防止することができる。
また、溶接箇所から亀裂が発生しないように、製氷筒2の肉厚を増加させる等の対策をとる必要がないため、製氷効率が低下することもない。
その他の実施の形態.
実施の形態1では、止め金12は製氷筒2の外壁に全周溶接されていた。これに代えて、止め金12を製氷筒2の外壁に点付け溶接してもよい。点付け溶接を用いることによって、溶接箇所の柔軟性を確保することができる。そのため、溶接箇所は、あたかも止め金12が取り付けられていないかのように柔軟に変形することができ、特定の応力集中部が存在することがない。これにより、製氷筒2の溶接箇所から亀裂が発生するのを確実に防止することができる。
また、実施の形態1では、止め金12は平板形状であり、その一辺が製氷筒2の外壁に溶接されていた。これに代えて、図5に示されるように、切り欠き部213が形成された止め金212を用いてもよい。切り欠き部213によって、止め金212と製氷筒2の外壁との接触部分が減少することにより、溶接箇所を小さくして柔軟性を確保することができる。これにより、溶接箇所は、あたかも止め金212が取り付けられていないかのように、柔軟に変形することができる。
また、実施の形態1では、止め金12と冷却パイプ3とをろう付けすることによって、冷却パイプ3を製氷筒2に固定していた。これに代えて、図6に示されるように、折り曲げられた止め金312を用いることによって、ろう等の接合手段を用いることなく、冷却パイプ3を機械的に固定してもよい。これにより、ろう付けの際の熱が冷却パイプ3に加わって材料劣化がおこることを防止することができる。
1 オーガ式製氷機、2 製氷筒、3 冷却パイプ、8 固定刃、9 シールボルト孔(ボルト孔)、12,212,312 止め金、213 切り欠き部。

Claims (5)

  1. 製氷筒と、
    前記製氷筒の外壁に巻き付けられる冷却パイプと、
    前記製氷筒の外壁に前記冷却パイプを固定する止め金と
    を備えるオーガ式製氷機であって、
    前記製氷筒の外壁には、固定刃を固定するためのボルト孔が形成されており、
    前記止め金は、前記製氷筒の外壁における前記ボルト孔の鉛直下方のみに溶接される、オーガ式製氷機。
  2. 前記止め金には、前記製氷筒の外壁との接触部分を減少させる切り欠き部が形成される、請求項1に記載のオーガ式製氷機。
  3. 前記止め金は、前記冷却パイプを機械的に固定する、請求項1または2に記載のオーガ式製氷機。
  4. 前記止め金は、前記製氷筒の外壁に全周溶接される、請求項1~3のいずれか一項に記載のオーガ式製氷機。
  5. 前記止め金は、前記製氷筒の外壁に点付け溶接される、請求項1~3のいずれか一項に記載のオーガ式製氷機。
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