JP7105123B2 - 冷房装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数の熱交換器、及び、これらの熱交換器に冷媒を分流させる分流部を有する冷房装置に関する。
冷房装置は、内部に冷媒が流され冷却された熱交換器と空気とで熱交換を行い、冷却された空気を室内に送風することにより、室内を冷却する。多くの冷房装置において、熱交換器は、複数設けられている。これらの熱交換器のそれぞれに冷媒を分流するために、分流部を用いることが知られている。このような冷房装置に関する従来技術として、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に示されるような、冷房装置は、天地が逆転した略V字状に配置された熱交換器と、これらの熱交換器に冷媒を分流するための分流部と、熱交換器の間に配置され送風を行うファンと、を備えている。
分流部で分流された冷媒は、各熱交換器内を流れ、熱交換器を冷却する。ファンが作動することにより、各熱交換器の外周を空気が通過する。熱交換器を通過する空気は、熱交換器との熱交換により冷却される。冷却された空気は、室内に送風され、室内を冷却する。
特開2014-40985号公報
一般に、冷房装置は、効率よく室内を冷却することが望まれる。
本発明は、効率よく室内を冷却することのできる冷房装置の提供を課題とする。
本発明によれば、前面に送風口を有するケースに、外部から空気を取り込み前記送風口
から送風を行うファンと、このファンが取り込んだ空気を冷却する熱交換ユニットと、が
収納された冷房装置において、
前記熱交換ユニットは、前記ファンの前後に配置された熱交換器と、これらの熱交換器
に形成された冷媒導入口に接続され前記熱交換器に導入される冷媒が流れる導入チューブ
と、前記熱交換器に形成された冷媒排出口に接続され前記熱交換器から排出される冷媒が
流れる排出チューブと、を有し、
前記導入チューブは、前記冷媒を複数の流路に分ける分流部と、この分流部から前記冷
媒導入口までを接続する多流量側チューブ及び少流量側チューブと、を有し、
前記分流部から前記多流量側チューブに流れる前記冷媒の質量流量は、前記分流部から
前記少流量側チューブに流れる前記冷媒の質量流量よりも多く、
前記少流量側チューブから導入された前記冷媒が排出される冷媒排出口は、前記少流量
側チューブが接続された冷媒導入口よりも、低い位置に位置すると共に、
前記多流量側チューブから導入された前記冷媒が排出される冷媒排出口は、前記多流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも、高い位置に位置することを特徴とする冷房装
置が提供される。
本発明では、少流量側チューブから導入された冷媒が排出される冷媒排出口は、少流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも、低い位置に位置する。冷媒排出口が冷媒導入口よりも低いため、冷媒は、熱交換器内を円滑に流れる。冷媒を円滑に流すことにより、熱交換器における熱交換を効率よく行うことができる。効率よく室内を冷却することのできる冷房装置を提供することができる。
本発明の実施例1による空気調和装置を模式的に示した図である。 図1に示された室内機の斜視図である。 図2の3-3線断面図である。 図1に示されたケースに収納されている熱交換ユニットの要部拡大図である。 図4に示された導入チューブの斜視図である。 図5の6矢視図である。 図4に示された熱交換ユニットを模式的に示した図である。 本発明の実施例2による空気調和装置に用いられる導入チューブについて説明する図である。 本発明の実施例3による空気調和装置に用いられる熱交換ユニットの冷媒の流れについて説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。なお、説明中、前後とは室内機の掛けられている壁から突出する方向を前とし、壁を後とする。また、図中Frは前、Rrは後、Leは左、Riは右、Upは上、Dnは下を示している。
<実施例1>
図1を参照する。図1には、本発明による冷房装置を含む空気調和装置10が示されている。空気調和装置10は、屋内Inを冷却する冷房機能と、屋内Inを暖房する暖房機能と、を備えている。冷房機能を備えている点において、空気調和装置10は、冷房装置であるということもできる。適宜、空気調和装置10を冷房装置10と言い換える。
空気調和装置10は、屋外Ouに設けられた室外機20及び屋内Inに設けられた室内機30を備えてなる。室外機20と、室内機30とは、冷媒を循環させることができるよう互いに接続されている。以下、特に説明のない限り、冷媒の循環する方向は、冷房運転時を基準とする。
室外機20は、冷房運転時及び暖房運転時における冷媒の循環する方向を切り替える四路切替弁21と、この四路切替弁21を通過した冷媒が流され冷媒を圧縮する圧縮機22と、この圧縮機22において圧縮され高温高圧となった冷媒が流れる室外熱交換器23と、この室外熱交換器23に向かって送風を行う室外ファン24と、室外熱交換器23を通過した冷媒を減圧する膨張弁25と、を有する。
図2及び図3を参照する。室内機30は、屋内Inにおいて壁Waに掛けて用いられる。室内機30は、壁Waに固定され前面に送風口31bを有するケース31に、外部から空気を取り込み送風口31bから送風を行う室内ファン32(ファン32)と、この室内ファン32が取り込んだ空気を冷却する熱交換ユニット40と、が収納されてなる。
図1を参照する。冷房運転時において、圧縮機22で高温高圧とされた冷媒は、室外熱交換器23において外気と熱交換を行い、熱を放出する。このとき、室外ファン24が作動することによって、外気を強制的に室外熱交換器23の外周に流し、熱交換を促す。室外熱交換器23を通過し熱を放出した冷媒は、膨張弁25において減圧され、温度が低下する。
図3を参照する。熱交換ユニット40に送られた温度の低い冷媒は、熱交換ユニット40において屋内Inの空気と熱交換を行い、屋内の空気を冷却する。冷却された空気は、室内ファン32によって屋内Inに送風される。なお、室内ファン32は、空気を強制的に熱交換ユニット40の外周に流し、熱交換を促す役割も果たす。
暖房運転時には、四路切替弁21(図1参照)が冷媒の流路を切り替え、冷房運転時とは逆方向に冷媒を循環させる。
ケース31は、空気を取り入れるために上部に開けられた空気導入口31aと、冷却された空気を吹き出すために開けられた送風口31bと、を有している。
室内ファン32には、クロスフローファンを採用することができる。室内ファン32は、略円筒形状を呈し、左右方向に延びる。室内ファン32は、同軸線上に複数配置されてもよい。
図4を参照する。熱交換ユニット40は、5つの熱交換器41~45と、これらの熱交換器41~45に接続されるチューブ51、52、60、70と、を有している。
熱交換器41~45は、天地が逆転した略V字状に配置されている。熱交換器41~45は、第1から第5までの5つの熱交換器41~45によって構成されている。第3~第5の熱交換器43~45は、それぞれ複数の小型の熱交換器がユニット化されて構成されている。
逆V字の前辺に対応する第1~第4の熱交換器41~44は、室内ファン32の中心軸CLよりも前方に配置されている。逆V字の後辺に対応する第5の熱交換器45は、室内ファン32の中心軸CLよりも後方に配置されている。
第1~第5の熱交換器41~45は、内部に冷媒が流れ左右に延びる熱交換チューブが上下に複数配置され、これらの熱交換チューブの外周に熱交換を促すためのフィンが設けられてなる。各熱交換チューブは、左右の端部において略U字状の接続チューブ46によって接続されている。これにより、冷媒は、熱交換器内を左右に蛇行しながら流れる。
チューブ51、52、60、70は、一端が室内機30の外部まで延びる第1及び第2の外部接続チューブ51、52と、冷媒を分流させると共に分流した冷媒をそれぞれ第2、第4及び第5の熱交換器42、44、45に導入する導入チューブ60と、第4及び第5の熱交換器44、45から排出された冷媒を合流させ室内機30の外部へ送る排出チューブ70と、からなる。
第1の外部接続チューブ51は、冷房運転時において室内機30の内部に冷媒を導入し、暖房運転時において室内機30の外部に冷媒を排出する。
第2の外部接続チューブ52は、冷房運転時において室内機30の外部に冷媒を排出し、暖房運転時において室内機30の内部に冷媒を導入する。
図5を併せて参照する。導入チューブ60は、一端が第2の熱交換器42に接続されていると共に2か所において曲げられている曲げ管64と、この曲げ管64の他端に接続され曲げ管64を通過した冷媒を4つの流路に分流する分流部65と、この分流部65に一端が接続され分流部65を通過した冷媒が流れる第1~第4の分流チューブ66~69と、からなる。
曲げ管64は、複数の場所において曲げられている。曲げられている部位のうち、分流部65に最も近い部位を、以下、曲げ部64aという。
理由は後述するが、第1及び第2の分流チューブ66、67を流れる冷媒の流速は、第3及び第4の分流チューブ68、69を流れる冷媒の流速よりも速い。このため、第1及び第2の分流チューブ66、67を流れる冷媒の質量流量は、第3及び第4の分流チューブ68、69を流れる冷媒の質量流量よりも多い。第1及び第2の分流チューブ66、67を、適宜、多流量側チューブ66、67と言い、第3及び第4の分流チューブ68、69を、適宜、少流量側チューブ68、69と言う。
図6を参照する。第1及び第2の分流チューブ66、67は、曲げ部64aの中心軸C1を基準として、中心軸C1よりも外側に臨んでいる。第3及び第4の分流チューブ68、69は、曲げ部64aの中心軸C1を基準として、中心軸C1よりも内側に臨んでいる。
曲げ部64aを通過する冷媒の流速は、曲げ部64aの外側において速く、曲げ部64aの内側において遅い。このため、曲げ部64aを通過する冷媒の質量流量は、曲げ部64aの外側において多く、曲げ部64aの内側において少ない。これは、曲げ部64aにおける遠心力が影響し、曲げ部64aの外側の流速が内側よりも速くなることで、液相状態を多く含み冷媒の密度が高いことで質量流量が大きくなる冷媒が曲げ部61aの外側を流れ、気相状態を多く含み冷媒の密度が低いことで質量流量が小さくなる冷媒が曲げ部64aの内側を流れることによるものと考えられる。
曲げ部64aの中心軸C1を基準として、第1及び第2の分流チューブ66、67は、中心軸C1よりも外側に臨み、第3及び第4の分流チューブ68、69は、中心軸C1よりも内側に臨む。第1及び第2の分流チューブ66、67(多流量側チューブ66、67)に導かれる冷媒(図6の実線で示される矢印を参照)の流速は、第3及び第4の分流チューブ68、69(少流量側チューブ68、69)に導かれる冷媒(図6の破線で示される矢印を参照)の流速よりも速い。換言すれば、分流部65から多流量側チューブ66、67に流れる冷媒の流速は、分流部65から少流量側チューブ68、69に流れる冷媒の流速よりも速い、といえる。ここで、分流部65に流入する冷媒は、第1の熱交換器41を通過し、気液二相であるため、曲げ部64aにおける遠心力が強く影響し、より流速に差が出るものである。
図7を参照する。第1の外部接続チューブ51を流れる冷媒は、第1の熱交換器51に形成された入口41aから第1の熱交換器51内に導入される。導入された冷媒は、左右方向(図面裏面方向)へ向かって流れる。左の端部へ流れた冷媒は、接続チューブ46を流れて1つ下に配置された伝熱チューブを左から右へ(図面裏面側から図面表面に向かって)流れる。右端まで流れた冷媒は、出口41bから接続チューブ46を流れて、入口41cへ流れる。同様に、左端へ流れた冷媒は、接続チューブ46へ流れ、第1の熱交換器41の出口41dから第2の熱交換器42の入口42dへ流れる。第2の熱交換器42の出口42eから排出された冷媒は、曲げ管64へ流れる。
曲げ管64へ流れた冷媒は、分流器65へ流れる。冷媒は、分流器65において、第1~第4の分流チューブ66~69へ分流される。
第1の分流チューブ66は、第2の熱交換器42に形成された第1の冷媒導入口42aに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、第1の分流チューブ66を介して、第2の熱交換器42に流れる。冷媒導入口42aから導入された冷媒は、左右方向(図面裏面方向)へ向かって流れる。左の端部へ流れた冷媒は、接続チューブ46を流れて1つ下に配置された伝熱チューブを左から右へ(図面裏面側から図面表面に向かって)流れる。右端まで流れた冷媒は、出口42bから接続チューブ46を流れて、第3の熱交換器43に形成された伝熱チューブの入口43bに導入される。冷媒は、各伝熱チューブ及び接続チューブ46を蛇行しながら、46、43e、46、43f…のように流れる。冷媒は、出口43gを出て第4の熱交換器44に形成された入口44gに達する。冷媒は、第4の熱交換器44に形成された第1の冷媒排出口44aから排出される。つまり、第1の冷媒導入口42aから導入された冷媒は、第4の熱交換器44に形成された第1の冷媒排出口44aから排出される。
第1の冷媒導入口42a及び第1の冷媒排出口44aは、共に分流部65より低い位置に位置する。また、第1の冷媒導入口42a及び第1の冷媒排出口44aは、共に室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも前方に位置する。第1の冷媒排出口44aは、第1の冷媒導入口42aよりも高い位置に位置する。
第2の分流チューブ67は、第4の熱交換器44に形成された第2の冷媒導入口44bに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、第2の分流チューブ67を介して、第4の熱交換器44に流れる。第2の冷媒導入口44bから導入された冷媒は、左右方向に蛇行しながら流れる。冷媒は、第4の熱交換器44に形成された出口44fから第5の熱交換器45に形成された入口45fへ流れ、第5の熱交換器45に形成された第2の冷媒排出口45aから排出される。
第2の冷媒導入口44bは、分流部65より低い位置に位置する。第2の冷媒排出口45aは、分流部65より高い位置に位置する。第2の冷媒導入口44bは、室内ファン32の中心軸CLよりも前方に位置する。第2の冷媒排出口45aは、室内ファン32の中心軸CLよりも後方に位置する。第2の冷媒排出口45aは、第2の冷媒導入口44bよりも高い位置に位置する。
第3の分流チューブ68は、第4の熱交換器44に形成された第3の冷媒導入口44cに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、第3の分流チューブ68を介して、第4の熱交換器44に流れる。第3の冷媒導入口44cから導入された冷媒は、第4の熱交換器44の出口44hから第5の熱交換器45の入口45hへ達する。冷媒は第5の熱交換器45の出口45iから第4の熱交換器44の入口44iへ流れた後、第4の熱交換器44に形成された第3の冷媒排出口44dから排出される。
第3の冷媒導入口44c及び第3の冷媒排出口44dは、共に、分流部65より高い位置に位置する。第3の冷媒導入口44c及び第3の冷媒排出口44dは、室内ファン32の中心軸CLよりも前方に位置する。第3の冷媒排出口44dは、第3の冷媒導入口44cよりも低い位置に位置する。
第4の分流チューブ69は、第5の熱交換器45に形成された第4の冷媒導入口45bに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、第4の分流チューブ69を介して、第5の熱交換器45に流れる。第4の冷媒導入口45bから導入された冷媒は、第5の熱交換器45の出口45jから第4の熱交換器44の入口44jへ流れる。第4の熱交換器44の入口44jから導入された冷媒は、第4の熱交換器44に形成された第4の冷媒排出口44eから排出される。
第4の冷媒導入口45bは、分流部65より高い位置に位置する。第4の冷媒排出口44eは、分流部65より低い位置に位置する。第4の冷媒導入口45bは、室内ファン32の中心軸CLよりも後方に位置する。第4の冷媒排出口44eは、室内ファン32の中心軸CLよりも前方に位置する。第4の冷媒排出口44eは、第4の冷媒導入口45bよりも低い位置に位置する。
排出チューブ70は、第1~第4の冷媒排出口44a、45a、44d、44eのそれぞれに接続された第1~第4の排出チューブ71~74と、これらの第1~第4の排出チューブ71~74が接続され冷媒を合流させる合流部75と、からなる。合流部75には、第2の外部接続チューブ52が接続されている。
以上を纏めると、以下のようにいうことができる。
図1を参照する。空気調和装置10は、前面に送風口31bを有するケース31に、外部から空気導入口31aを介して空気を取り込み送風口31bから送風を行う室内ファン32と、この室内ファン32が取り込んだ空気を冷却する熱交換ユニット40と、が収納されてなる。
図7を参照する。熱交換ユニット40は、室内ファン32(図3参照)の前後に配置された第1~第5の熱交換器41~45と、これらの第1~第5の熱交換器41~45に形成された冷媒導入口42a、44b、44c、45bに接続され第1~第5の熱交換器41~45に導入される冷媒が流れる導入チューブ60と、第1~第5の熱交換器41~45に形成された冷媒排出口44a、45a、44d、44eに接続され第1~第5の熱交換器41~45から排出される冷媒が流れる排出チューブ70と、を有している。
導入チューブ60は、冷媒を複数の流路に分ける分流部65と、この分流部65から冷媒導入口42a、44b、44c、45bまでを接続する第1及び第2の分流チューブ66、67及び第3及び第4の分流チューブ68、69と、を有している。
分流部65から第1及び第2の分流チューブ66、67に流れる冷媒の流速は、分流部65から第3及び第4の分流チューブ68、69に流れる冷媒の流速よりも速い。つまり、分流部65から第1及び第2の分流チューブ66、67に流れる冷媒の質量流量は、分流部65から第3及び第4の分流チューブ68、69に流れる冷媒の質量流量よりも多い。
第3及び第4の分流チューブ68、69から導入された冷媒が排出される第3及び第4の冷媒排出口44d、44eは、第3及び第4の分流チューブ68、69が接続された第3及び第4の冷媒導入口44c、45bよりも、低い位置に位置する。
さらに、導入チューブ60は、冷媒の流れを基準として分流部65の上流に、曲げられた管によって形成された曲げ管64をさらに有する。
図5を参照する。第1及び第2の分流チューブ66、67は、曲げ管64の中心軸C1を基準として、中心軸C1よりも外側に臨んでいる。第3及び第4の分流チューブ68、69は、曲げ管64の中心軸C1を基準として、中心軸C1よりも内側に臨んでいる。
図7を参照する。第1及び第2の分流チューブ66、67が接続された第3及び第4の熱交換器43、44は、室内ファン32の中心軸CLよりも前方に配置されている。第4の分流チューブ69が接続された第5の熱交換器45は、室内ファン32の中心軸CLよりも後方に配置されている。
なお、第1~第4の熱交換器41~44の上方は、開口しており、第5の熱交換器45の上方は、一部がケース31によって覆われている。第1及び第4の熱交換器41、44は、空気導入口31aに臨んでいる。
以上に説明した本発明は、以下の効果を奏する。
第3及び第4の分流チューブ68、69(少流量側チューブ68、69)から導入された冷媒が排出される第3及び第4の冷媒排出口44d、44eは、第3及び第4の分流チューブ68、69が接続された第3及び第4の冷媒導入口44c、45bよりも、低い位置に位置する。第3及び第4の冷媒排出口44d、44eが第3及び第4の冷媒導入口44c、45bよりも低いため、冷媒は、第4及び第5の熱交換器44、45内を円滑に流れる。冷媒を円滑に流すことにより、第4及び第5の熱交換器44、45における熱交換を効率よく行うことができる。効率よく室内を冷却することのできる空気調和装置10を提供することができる。
一方、第1及び第2の分流チューブ66、67(多流量側チューブ66、67)から導入された冷媒が排出される第1及び第2の冷媒排出口44a、45aは、第1及び第2の分流チューブ66、67が接続された第1及び第2の冷媒導入口42a、44bよりも、高い位置に位置する。これにより、第1及び第2の分流チューブ66、67を通過する冷媒の流量を抑制することができる。熱交換ユニット40の全体に冷媒を均等に流すことができる。
図6を参照する。第1及び第2の分流チューブ66、67は、曲げ部64aの中心軸C1よりも外側に臨み、第3及び第4の分流チューブ68、69は、曲げ部64aの中心軸C1よりも内側に臨む。冷媒は、曲げ部64aの通過する位置によって、流速が異なる。流速が異なることにより、曲げ部64aの中心軸C1の外側と内側とで冷媒の質量流量は、異なる。冷媒の質量流量を調整するために他の部材を必要としない。曲げ管64の曲げ部64aを利用することにより、冷媒を効率よく流すことができる。安価でありながら、効率よく室内を冷却することのできる空気調和装置10(図3参照)を提供することができる。
図7を参照する。さらに、第1及び第2の分流チューブ66、67が接続された第2乃至第4の熱交換器42~44は、室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも前方に配置され、第4の分流チューブ69が接続された第5の熱交換器45は、室内ファン32の中心軸CLよりも後方に配置されている。一般的な空気調和装置10において、室内ファン32の配置される位置や送風口31b(図3参照)の位置との関係から、より多くの空気が中心軸CLよりも前方に配置された第2乃至第4の熱交換器42~44を通過する。第1及び第2の分流チューブ66、67には、流速が速い冷媒が流れる。中心軸CLよりも前方に配置された第2乃至第4の熱交換器42~44に、流速の速い冷媒を導入することにより、より効率よく熱交換を行うことができる。
<実施例2>
次に、本発明の実施例2を図面に基づいて説明する。
図8には、実施例2による空気調和装置10Aに用いられる分流部65Aが示されている。実施例2による空気調和装置10Aにおいては、実施例1による空気調和装置10(図3参照)に用いた分流部65に代え、水平方向に沿って配置された分流部65Aが採用されている。その他の基本的な構成については、実施例1による空気調和装置と共通する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
第1及び第2の分流チューブ66、67(多流量側チューブ66、67)は、直線状に形成されたストレート管63Aの中心軸C2よりも下方に位置する。第3及び第4の分流チューブ68、69(少流量側チューブ68、69)は、直線状に形成されたストレート管63Aの中心軸C2よりも上方に位置する。
第1の熱交換器41を通過し、ストレート管63A内を流れる冷媒は、気液二相である。このため、ストレート管63Aの上部と下部とでは、下部で液体が多く上部で気体が多くなる。液体の多い下部の方が、気体の多い上部よりも質量流量が多くなる。
以上に説明した実施例2による冷房装置10Aも本発明所定の効果を奏する。
さらに、第1及び第2の分流チューブ66、67(多流量側チューブ66、67)は、ストレート管63Aの中心軸C2よりも下側に臨み、第3及び第4の分流チューブ68、69(少流量側チューブ68、69)は、ストレート管63Aの中心軸C2よりも上側に臨む。冷媒は、ストレート管63Aの通過する位置によって質量流量に差異が発生する。具体的に言えば、重力の影響によりストレート管63Aの下側には液相状態を多く含み冷媒の密度が高く質量流量が大きな冷媒が流れ、ストレート管63Aの上側には気相状態を多く含み冷媒の密度が低く質量流量の小さな冷媒が流れるため、ストレート管63Aの通過する位置により冷媒の質量流量が異なる。冷媒の質量流量を調整するために他の部材を必要としない。ストレート管63Aの上下の部位を利用することにより、冷媒を効率よく流すことができる。安価でありながら、効率よく室内を冷却することのできる空気調和装置10Aを提供することができる。
<実施例3>
次に、本発明の実施例3を図面に基づいて説明する。
図9には、実施例3の空気調和装置に用いられる熱交換ユニット40Bが示されている。図9は、上記図7に対応させて表している。
図9には、実施例3による空気調和装置10Bの室内機30Bに収納された熱交換ユニット40Bが示されている。実施例3による空気調和装置10Bにおいては、実施例1による空気調和装置10(図3参照)に用いた熱交換ユニット40に代え、高速側(多流量側)、低速側(少流量側)共に冷媒の出口が入口よりも低い熱交換ユニット40Bが採用されている。その他の基本的な構成については、実施例1による空気調和装置10と共通する。実施例1と共通する部分については、符号を流用すると共に、詳細な説明を省略する。
多流量側チューブ66Bが接続された第4の熱交換器44Bは、室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも前方に配置されている。多流量側チューブ66Bは、第4の熱交換器44Bに形成された第1の冷媒導入口44fに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、多流量側チューブ66Bを介して、第4の熱交換器44Bに流れる。第1の冷媒導入口44fから導入された冷媒は、第4の熱交換器44Bに形成された第1の冷媒排出口44gから排出される。
第1の冷媒導入口44f及び第1の冷媒排出口44gは、共に分流部65より低い位置に位置する。また、第1の冷媒導入口44f及び第1の冷媒排出口44gは、共に室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも前方に位置する。第1の冷媒排出口44gは、第1の冷媒導入口44fよりも低い位置に位置する。
少流量側チューブ68Bが接続された第5の熱交換器45Bは、室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも前方に配置されている。少流量側チューブ68Bは、第5の熱交換器45Bに形成された第2の冷媒導入口45fに接続されている。分流部65で分流された冷媒の一部は、少流量側チューブ68Bを介して、第5の熱交換器45Bに流れる。第2の冷媒導入口45fから導入された冷媒は、第5の熱交換器45Bに形成された第2の冷媒排出口45gから排出される。
第2の冷媒導入口45f及び第2の冷媒排出口45gは、共に分流部65より低い位置に位置する。また、第2の冷媒導入口45f及び第2の冷媒排出口45gは、共に室内ファン32(図3参照)の中心軸CLよりも後方に位置する。第2の冷媒排出口45gは、第2の冷媒導入口45fよりも低い位置に位置する。
以上に説明した実施例3による冷房装置10Bも本発明所定の効果を奏する。
さらに、高速側及び低速側(多流量側及び少流量側)において冷媒排出口44g、45gは、冷媒導入口44f、45fよりも低い位置に位置する。これにより、熱交換ユニット40B全体として流量を増やすことができ、効率よく熱交換を行うことができる。
尚、本発明による冷房装置は、冷房機能及び暖房機能の両方を備えた空気調和装置を例に説明したが、冷房機能のみを有するものであっても適用可能である。
さらに、本発明は、室外機及び室内機からなる冷房装置のみならず、これらが一体化された冷房装置にも適用可能である。
さらに、各実施例は、適宜組み合わせることもできる。例えば、水平方向に向けられた分流部65に曲げ管64を接続する。このとき、曲げ部64aは、軸線C1の外側が下方に位置するよう配置される。また、実施例3による空気調和装置10Bにおいて、分流部65を水平に配置することもできる。
本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は実施例に限定されるものではない。
本発明の冷房装置は、冷房機能及び暖房機能の両方を備えた空気調和装置に好適である。
10、10A、10B…空気調和装置
31…ケース
31b…送風口
32…室内ファン(ファン)
40、40B…熱交換ユニット
41…第1の熱交換器(熱交換器)
42…第2の熱交換器(熱交換器)
43…第3の熱交換器(熱交換器)
44、44B…第4の熱交換器(熱交換器)
44c…第3の冷媒導入口(少流量側チューブが接続された冷媒導入口)
44d…第3の冷媒排出口(少流量側チューブから導入された冷媒が排出される冷媒排出口)
44e…第4の冷媒排出口(少流量側チューブから導入された冷媒が排出される冷媒排出口)
45、45B…第5の熱交換器(熱交換器)
45b…第4の冷媒導入口(少流量側チューブが接続された冷媒導入口)
45f…第2の冷媒導入口(少流量側チューブが接続された冷媒導入口)
45g…第2の冷媒排出口(少流量側チューブから導入された冷媒が排出される冷媒排出口)
60…導入チューブ
64…曲げ管
64a…曲げ部(曲げられた部位)
65…分流部
66…第1の分流チューブ(多流量側チューブ)
66B…多流量側チューブ
67…第2の分流チューブ(多流量側チューブ)
68…第3の分流チューブ(少流量側チューブ)
68B…少流量側チューブ
69…第4の分流チューブ(少流量側チューブ)
70…排出チューブ
CL…(室内ファンの)中心軸
C1…(曲げ管の)中心軸

Claims (3)

  1. 前面に送風口を有するケースに、外部から空気を取り込み前記送風口から送風を行うファンと、このファンが取り込んだ空気を冷却する熱交換ユニットと、が収納された冷房装置において、
    前記熱交換ユニットは、前記ファンの前後に配置された熱交換器と、これらの熱交換器に形成された冷媒導入口に接続され前記熱交換器に導入される冷媒が流れる導入チューブと、前記熱交換器に形成された冷媒排出口に接続され前記熱交換器から排出される冷媒が流れる排出チューブと、を有し、
    前記導入チューブは、前記冷媒を複数の流路に分ける分流部と、この分流部から前記冷媒導入口までを接続する多流量側チューブ及び少流量側チューブと、を有し、
    前記分流部から前記多流量側チューブに流れる前記冷媒の質量流量は、前記分流部から前記少流量側チューブに流れる前記冷媒の質量流量よりも多く、
    前記少流量側チューブから導入された前記冷媒が排出される冷媒排出口は、前記少流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも、低い位置に位置する と共に、
    前記多流量側チューブから導入された前記冷媒が排出される冷媒排出口は、前記多流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも、高い位置に位置する ことを特徴とする冷房装置。
  2. 前記導入チューブは、前記冷媒の流れを基準として前記分流部の上流に、曲げられた管によって形成された曲げ管をさらに有し、
    前記多流量側チューブは、前記曲げ管の中心軸を基準として、前記曲げ管の曲げられた部位の前記中心軸よりも外側に臨み、
    前記少流量側チューブは、前記曲げ管の中心軸を基準として、前記曲げ管の曲げられた部位の前記中心軸よりも内側に臨 み、
    前記少流量側チューブが接続された冷媒導入口、及び、前記少流量側チューブが接続された冷媒排出口は、それぞれ複数形成され、全ての前記少流量側チューブが接続された冷媒排出口は、全ての前記少流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも低い位置に位置し、
    前記多流量側チューブが接続された冷媒導入口、及び、前記多流量側チューブが接続された冷媒排出口は、それぞれ複数形成され、全ての前記多流量側チューブが接続された冷媒排出口は、全ての前記多流量側チューブが接続された冷媒導入口よりも高い位置に位置している ことを特徴とする請求項1記載の冷房装置。
  3. 前記多流量側チューブが接続された前記熱交換器は、前記ファンの中心軸よりも前方に配置され、
    前記少流量側チューブが接続された前記熱交換器は、前記ファンの中心軸よりも後方に配置されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷房装置。
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