JP7101110B2 - インサート成形用多層フィルムおよびインサート成形物 - Google Patents
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Description
請求項1に記載の発明に係るインサート成形用多層フィルムは、透明な熱可塑性基材フィルムの片面に、ハードコート層と低屈折率層とがその順で設けられた、インサート成形用多層フィルムであって、前記ハードコート層の130℃における、動的粘弾性測定装置により測定される損失正接(tanδ)が、0.21以上0.68以下であり、かつ、前記低屈折率層の130℃での単体伸度(L:%)が、15%以上70%以下であり、前記損失正接(tanδ)との関係で、(-277×tanδ+128)≦L≦(-148×tanδ+131)である。
透明な熱可塑性基材フィルム2の材料は、特に限定されるものではないが、耐衝撃性、耐候性を備えるとともに、透明性が高く、成形加工時の負荷にも耐える点で、ポリカーボネートまたはポリメチル(メタ)アクリレートからなるフィルムを使用することが好ましい。特に、ポリメチル(メタ)アクリレートは、後に詳述するハードコート層3との密着性が良好であり、熱可塑性基材フィルム2として適している。また、ポリカーボネートは、インサート成形に好適であるが、耐溶剤性やハードコート層3との密着性が劣っているため、ポリカーボネートにポリメチル(メタ)アクリレートを積層した構造のものが、熱可塑性基材フィルム2の材料として適している。そこで、図示実施の形態においては、熱可塑性基材フィルム2は、ポリカーボネート層2aとポリメチル(メタ)アクリレート層2bとの複数層(二層)構造からなり、ハードコート層3は、ポリメチル(メタ)アクリレート層2b上に形成される。
本発明のハードコート層3の、JIS K7244-4に基づき動的粘弾性測定装置により測定される、130℃における損失正接(tanδ)は、0.21以上0.68以下である。損失正接が0.21未満では、低屈折率層4でのクラック発生の有無に関わらず硬すぎて成形加工性が悪くなる虞がある。0.68を超えると、ハードコート層3が軟らかすぎるため、低屈折率層4の伸度に関わらず、耐摩耗性に係る荷重を与えると低屈折率層4に傷が発生する虞がある。
低屈折率層4の130℃における単体伸度は、15%以上70%以下である。低屈折率層4の単体伸度が70%を超えると、プレフォーム時に追従性があるためクラックは発現しないが、傷がつきやすい。単体伸度が低いと、プレフォーム時にクラックが発生しやすいが、前述の通り低屈折率層4でクラックが発生しても、低屈折率層4の単体伸度(L:%)とハードコート層3の前記損失正接(tanδ)が、(-277×tanδ+128)≦L≦(-148×tanδ+131)の関係であれば、ハードコート層3へのクラックの伝播、さらには、ハードコート層3でのクラックの伸展を抑制でき、プレフォームでの成形加工性は良好である。
(1)ハードコート層のtanδの測定
セパレートフィルム(東山フイルム株式会社製「HY-PS11」、厚み50μm)の離型面に、ハードコート層用樹脂組成物(ハードコート層用塗工液)をバーコーターにて硬化後の膜厚が40μmとなるように塗布し、160W高圧水銀ランプにて光量200mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させることによりハードコートフィルムを作製した。その後、ハードコート層のみをセパレートフィルムから離型させ、試験サンプルを作製した。JIS K7244-4に基づき、動的粘弾性測定装置(レオロジー社製、FTレオスペクトラーDVE-V4)を用いて、引張りモード、周波数10Hzにて、tanδを測定した。一般的に粘弾性測定においては、tanδは、実測値として10℃程度高い温度帯で測定され、測定温度の実測値のバラツキも考慮して、得られたデータより130~150℃の平均値を算出した。
熱可塑性基材フィルムとしてポリエステルフィルム(東レ株式会社製「SF20」、厚み188μm)の片面に、低屈折率層用樹脂組成物(低屈折率層用塗工液)をバーコーターにて硬化後の膜厚が100nmとなるように塗布し、160W高圧水銀ランプにて光量200mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させることにより低屈折率層フィルムを作製した。基材フィルムに低屈折率層が積層されたサンプルを、長さ100mm×幅15mmの矩形に切り出して試験サンプルを作製した。引張試験機(株式会社島津製作所製、オートグラフAG―IS 1KN)を用いて、チャック間距離50mm、引張速度400mm/minで、引張試験を行った。クラックが発生したときの単体伸度をクラック単体伸度とした。測定時の環境は、温度130℃であり、サンプル設置3分後から、5%ずつ伸ばし目視で観察した。
インサート成形用多層フィルムを、600℃に加熱した赤外線ヒーターで9秒加熱した後、金型温度85℃で真空成形を行った。金型の形状は、60mm×130mm、絞り高さ5mmで、天面部に深さ1mmとなる凹み形状を持つ平面金型5を用いた(図3参照)。真空成形により賦形(プレフォーム)した成形品の成形状態を目視で観察し、以下の数字で評価した。判定基準を下記に示す。この賦形の成形加工性のランクが3以上のものを成形加工性が良好と判断した。
1:側面部全面と天面部と各辺全長と各角部にクラックが発生している。
2:側面部全面と各辺全長と各角部にクラックが発生しているが、天面部にクラックの発生がない。
3:側面部の一部と各辺全長と各角部にクラックが発生している。
4:各辺全長にクラックが発生している。
5:各辺の一部にクラックが発生している。
6:クラックの発生がない。
インサート成形用多層フィルムの表面を、平面摩耗試験機(株式会社大栄科学精器製作所製、PAS-400)を用いて、2枚重ねのネル布に1000gf/4cm2の荷重をかけて、ストローク幅70mm、速度140mm/secで1000往復摩擦したあと、裏面に黒色塗料を塗り、反射光で表面を目視観察し、以下の数字で評価した。判定基準を下記に示す。反射光で目視観察して、容易に目視可能なキズを深いキズ、LEDなどの光源で目視可能なキズを細かいキズとした。
1:細かいキズ、深いキズが10本以上ある。
2:細かいキズは10本以上あるが、深いキズは10本以下。
3:細かいキズ、深いキズが10本以下。
4:細かいキズは10本以下で、深いキズはない。
5:キズがない。
膜厚は、実際に習得した各波長の反射率スペクトルと、膜厚、屈折率を入力する反射率シミュレーションによって得られるスペクトルとをフィッティングさせる方法で算出した。
インサート成形用多層フィルムの裏面をサンドペーパーで荒らし、黒色塗料で塗りつぶしたものを紫外可視近赤外分光光度計(株式会社島津製作所製、UV-3600)により、5°正反射率を測定し、この測定値に比視感度値を乗じて視感度反射率を算出した。
(ハードコート層用塗工液(1)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-5L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)を、固形分濃度25重量%となるようにPGM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、ハードコート層用塗工液(1)を得た。
微粒子4aとしての中空シリカ微粒子を含む紫外線硬化型樹脂組成物ELCOM P-5062(日揮触媒化成株式会社製、固形分濃度3重量%、平均粒径60nm)100重量部に対し、含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を0.6重量部加え、固形分濃度2.5重量%となるようにIPA(イソプロピルアルコール)を加え、低屈折率層用塗工液(1)を得た。
ポリカーボネート層2a、ポリメチルメタクリレート層2bとの二層構造からなる熱可塑性基材フィルム2としての透明基材フィルム(エスカーボシート株式会社製、「テクノロイC003」、厚み300μm)のポリメチルメタクリレート層2b上に、ハードコート層用塗工液(1)を#10のワイヤーバーを用いて、硬化後のハードコート層3の膜厚が3.5μmとなるように塗布し、100℃×1分で乾燥後、160W高圧水銀ランプにて光量200mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させることにより、ハードコート層3を形成した。次に、このハードコート層3上に、低屈折率層用塗工液(1)を#4のワイヤーバーを用いて、硬化後の低屈折率層4の膜厚が0.1μmとなるように塗布し、80℃×1分で乾燥後、窒素雰囲気下、160W高圧水銀ランプにて光量200mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させることにより、低屈折率層4を形成し、インサート成形用多層フィルム(1)を作製した。
(低屈折率層用塗工液(2)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物ELCOM P-5062(日揮触媒化成株式会社製、固形分濃度3重量%、平均粒径60nm)/Z-825-6L改(アイカ工業株式会社製、固形分濃度3重量%、開発品)(混合割合5/5)、100重量部に対し、含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を0.6重量部加え、固形分濃度2.5重量%となるようにIPA(イソプロピルアルコール)を加え、低屈折率層用塗工液(2)を得た。
低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(2)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(2)を作製した。
(ハードコート層用塗工液(2)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-5L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)/Z-607-9L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)(混合割合6/4)を、固形分濃度25重量%となるようにPGM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、ハードコート層用塗工液(2)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(2)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(3)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(4)の作製)
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(2)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(2)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(4)を作製した。
(低屈折率層用塗工液(3)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-825-6L改(アイカ工業株式会社製、固形分濃度3重量%、開発品)、100重量部に対し、含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を0.6重量部加え、固形分濃度2.5重量%となるようにIPA(イソプロピルアルコール)を加え、低屈折率層用塗工液(3)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(2)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(3)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(5)を作製した。
(ハードコート層用塗工液(3)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-5L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)/Z-607-9L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)(混合割合3/7)を、固形分濃度25重量%となるようにPGM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、ハードコート層用塗工液(3)を得た。
紫外線硬化型樹脂組成物ELCOM P-5062(日揮触媒化成株式会社製、固形分濃度3重量%、平均粒径60nm))/Z-825-6L改(アイカ工業株式会社製、固形分濃度3重量%、開発品)(混合割合2/8)、100重量部に対し、含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を0.6重量部加え、固形分濃度2.5重量%となるようにIPA(イソプロピルアルコール)を加え、低屈折率層用塗工液(4)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(3)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(4)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(6)を作製した。
(ハードコート層用塗工液(4)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-9L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)を、固形分濃度25重量%となるようにPGM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、ハードコート層用塗工液(4)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(4)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(3)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(7)を作製した。
(ハードコート層用塗工液(5)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-5L(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%)、100重量部に対し、微粒子3aとして無機微粒子を含むZ-607ALU(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%、平均粒径32nm)を15重量部加え、固形分濃度25重量%となるようにPGM(プロピレングリコールモノメチルエーテル)を加え、ハードコート層用塗工液(5)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(5)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(8)を作製した。
(低屈折率層用塗工液(5)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物TU2361(荒川化学工業株式会社製、固形分濃度10重量%)、100重量部に対し、含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を1.0重量部加え、固形分濃度2.8重量%となるようにメチルイソブチルケトン(MIBK)を加え、低屈折率層用塗工液(5)を得た。
低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(5)に変更し、低屈折率層4を形成するとき、70℃×1分で乾燥後、160W高圧水銀ランプにて光量300mJ/cm2の紫外線を照射して硬化させた以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(9)を作製した。
(ハードコート層用塗工液(6)の調製)
紫外線硬化型樹脂組成物Z-607-26HL(アイカ工業株式会社製、固形分濃度40重量%)、100重量部に対し、無機微粒子としてZ-607ALU(アイカ工業株式会社製、固形分濃度30重量%、平均粒径32nm)を20重量部加え、固形分濃度25重量%となるようにプロピレングリコールモノメチルエーテル(PGM)を加え、ハードコート層用塗工液(6)を得た。
(低屈折率層用塗工液(6)の調製)
含フッ素アクリル化合物としてKY-1203(信越化学工業株式会社製、固形分濃度20重量%)を2.0重量部に変更する以外は、低屈折率層用塗工液(5)と同様にして、低屈折率層用塗工液(6)を得た。
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(6)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(6)に変更する以外は、実施例1と同様にしてインサート成形用多層フィルム(10)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(11)の作製)
低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(3)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(11)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(12)の作製)
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(4)に変更する以外は、実施例(1)と同様にして、インサート成形用多層フィルム(12)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(13)の作製)
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(4)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(2)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(13)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(14)の作製)
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(4)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(4)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(14)を作製した。
(インサート成形用多層フィルム(15)の作製)
ハードコート層用塗工液(1)をハードコート層用塗工液(3)に、低屈折率層用塗工液(1)を低屈折率層用塗工液(2)に変更する以外は、実施例1と同様にして、インサート成形用多層フィルム(15)を作製した。
2 熱可塑性基材フィルム
2a ポリカーボネート層
2b ポリメチル(メタ)アクリレート層
3 ハードコート層
4 低屈折率層
Claims (4)
- 透明な熱可塑性基材フィルムの片面に、ハードコート層と低屈折率層とがその順で設けられた、インサート成形用多層フィルムであって、
前記ハードコート層の130℃における、動的粘弾性測定装置により測定される損失正接(tanδ)が、0.21以上0.68以下であり、かつ、前記低屈折率層の130℃での単体伸度(L:%)が、15%以上70%以下であり、前記損失正接(tanδ)との関係で、(-277×tanδ+128)≦L≦(-148×tanδ+131)である、インサート成形用多層フィルム。 - 前記ハードコート層および/または前記低屈折率層の主成分が、ウレタン(メタ)アクリレート樹脂である、請求項1に記載のインサート成形用多層フィルム。
- 前記熱可塑性基材フィルムが、ポリカーボネート層とポリメチル(メタ)アクリレート層との複数層構造からなり、前記ハードコート層は、ポリメチル(メタ)アクリレート層上に形成されている、請求項1または2に記載のインサート成形用多層フィルム。
- 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のインサート成形用多層フィルムを備えるインサート成形物であって、
前記インサート成形用多層フィルムが賦形され、そのインサート成形用多層フィルムの、前記ハードコート層と前記低屈折率層とが設けられていない側の面に、熱可塑性樹脂が溶着するように、前記インサート成形用多層フィルムがインサートされて成形されている、インサート成形物。
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