JP7099253B2 - 歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置 - Google Patents

歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置 Download PDF

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Description

本開示は、歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置に関し、例えば、第1のパンチにより、歯形ダイスの一方側から素材を当該歯形ダイスの貫通孔に押し込み、外歯が成形された歯車を歯形ダイスの他方側から排出する歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置に関する。
一般的な歯車の鍛造成形では、パンチにより、素材を歯形ダイスの貫通孔に押し込んで当該素材に外歯を成形している。例えば、特許文献1のヘリカルギヤの製造方法は、ヘリカル歯成形ダイスと予備成形ダイスとを積層し、先ず予備成形ダイスの内部に素材を押し込んで当該素材に予備歯形を成形した後に、ヘリカル歯成形ダイスの内部に素材を押し込んで当該素材にヘリカル歯形を成形している。これにより、特許文献1のヘリカルギヤの製造方法は、歯車の先端部の未充填部の発生を抑制している。
特開2016-97430号公報
本出願人は、以下の課題を見出した。一般的な歯車の鍛造成形では、特許文献1のヘリカルギヤの製造方法のように、素材を歯形成形用のダイスに押し込んで当該素材に外歯を成形するため、素材の外歯における当該素材の押し込み方向と逆側の面の縁部にバリが発生する課題を有する。
本開示は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、素材の外歯における当該素材の押し込み方向と逆側の面の縁部でのバリの発生を抑制可能な歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置を実現する。
本開示の一態様に係る歯車の鍛造成形方法は、第1のパンチにより、歯形ダイスの一方側から素材を当該歯形ダイスの貫通孔に押し込み、外歯が形成された歯車を前記歯形ダイスの他方側から排出する歯車の鍛造成形方法であって、
前記歯形ダイスの貫通孔の一方側の端部の外径寸法よりも小さい内径寸法の貫通孔を有するガイドダイスを前記歯形ダイスの一方側に配置し、前記ガイドダイスの内周面に形成された歯形溝部と前記歯形ダイスの内周面に形成された歯形溝部とを連続させる工程と、
前記素材を前記ガイドダイスの貫通孔に押し込む工程と、
前記素材の次に第2のパンチを前記ガイドダイスの貫通孔に押し込んで、前記第2のパンチの外周部に形成された歯押さえ部を前記ガイドダイスの歯形溝部に挿入して前記第2のパンチを前記ガイドダイスの歯形溝部に沿って移動させ、前記素材と前記第2のパンチとをこの順で積層する工程と、
前記素材と前記第2のパンチとを積層した状態で押し込んで前記歯形ダイスの歯形溝部を通過させる工程と、
を備え、
前記第2のパンチの歯押さえ部は、前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に当該素材の前記第1のパンチの側の面の外歯が形成される領域の少なくとも縁部を覆う。
これにより、素材に外歯を成形する際に、第2のパンチの歯押さえ部で素材の第1のパンチの側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部(即ち、素材の外歯における当該素材の押し込み方向と逆側の面の縁部)を押圧することができる。そのため、素材の第1のパンチの側の面からバリが発生しようとしても、バリが成長する隙間が第2のパンチと歯形ダイスの歯形溝部との間で殆ど無く、バリの発生を抑制することができる。
上述の歯車の鍛造成形方法において、前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際の当該素材の余肉は、前記第2のパンチが前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に、前記第2のパンチの歯元で前記素材から削ぎ落とし、前記第2のパンチの外周面に前記歯車の歯底円に対して窪むように形成された収容部に収容することが好ましい。
これにより、第2のパンチの外周部への素材の余肉の付着を抑制することができる。
上述の歯車の鍛造成形方法において、前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際の当該素材の余肉は、前記第2のパンチが前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に、前記第2のパンチにおける前記素材の側の面に当該第2のパンチの周方向に連続するように形成され、前記歯車の歯底円直径よりも小さい内径寸法を有し、且つ前記歯車の歯底円直径よりも大きい外径寸法を有する凹状の収容部に収容することが好ましい。
これにより、第2のパンチの外周部への素材の余肉の付着を抑制することができる。
本開示の一態様に係る歯車の鍛造成形装置は、第1のパンチにより、歯形ダイスの一方側から第1の素材を当該歯形ダイスの貫通孔に押し込み、外歯が形成された歯車を前記歯形ダイスの他方側から排出する歯車の鍛造成形装置であって、
前記第1の素材と積層される第2のパンチと、
前記歯形ダイスの一方側に配置され、前記第1の素材と前記第2のパンチとがこの順で挿入されるガイドダイスと、
を備え、
前記ガイドダイスは、前記歯形ダイスの貫通孔の一方側の端部の外径寸法よりも小さい内径寸法の貫通孔を有し、
前記ガイドダイスの内周面には、歯形溝部が形成されており、前記歯形溝部は、前記ガイドダイスが前記歯形ダイスの一方側に配置された状態で当該歯形ダイスに形成された歯形溝部と連続し、
前記第1のパンチは、前記第1の素材と前記第2のパンチとが積層された状態で前記歯形ダイスの歯形溝部を通過するように、前記第1の素材と前記第2のパンチとを押し込み、
前記第2のパンチは、前記第1の素材における前記第1のパンチの側の面の外歯が形成される領域の少なくとも縁部を押さえる歯押さえ部を有し、前記歯押さえ部は、前記ガイドダイスの歯形溝部及び前記歯形ダイスの歯形溝部に挿入される。
これにより、素材に外歯を成形する際に、第2のパンチの歯押さえ部で素材の第1のパンチの側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部を押圧することができる。そのため、素材の第1のパンチの側の面からバリが発生しようとしても、バリが成長する隙間が第2のパンチと歯形ダイスの歯形溝部との間で殆ど無く、バリの発生を抑制することができる。
上述の歯車の鍛造成形装置において、前記第2のパンチは、
前記歯車の断面形状と等しい断面形状を有する第1のプレート部材と、
前記歯車の断面形状と等しい断面形状を有し、前記第2のパンチの厚さ方向で間隔を開けて配置される第2のプレート部材と、
前記歯形ダイスの貫通孔を通過可能であって、前記第1のプレート部材と前記第2のプレート部材との間に配置される筒状部材と、
を備え、
前記筒状部材は、前記歯車の歯底円に対して窪み、且つ前記第1の素材から削ぎ落とされた余肉を収容する収容部を有することが好ましい。
これにより、第2のパンチの外周部への素材の余肉の付着を抑制することができる。
上述の歯車の鍛造成形装置において、前記第2のパンチにおける前記第1の素材の側の面には、前記第1の素材の端面に予め設定された製品形状を転写する転写部が形成されていることが好ましい。
これにより、歯車を成形した後の当該歯車の後加工の工程数を減少させることができ、その結果、歯車の生産性を向上させることができる。
上述の歯車の鍛造成形装置は、前記第1の素材と前記第2のパンチと第2の素材とがこの順で前記ガイドダイスの貫通孔に挿入される連続鍛造成形装置であり、
前記第2のパンチにおける前記第2の素材の側の面には、前記第2の素材の端面に予め設定された製品形状を転写する転写部が形成されていることが好ましい。
これにより、歯車を成形した後の当該歯車の後加工の工程数を減少させることができ、その結果、歯車の生産性を向上させることができる。
上述の歯車の鍛造成形装置において、前記第2のパンチは、前記第1の素材と対向する側の面に前記第2のパンチの周方向に連続し、前記第1の素材の余肉を収容する凹状の収容部を備え、
前記収容部の内径寸法は、前記歯車の歯底円直径よりも小さく、前記収容部の外径寸法は、前記歯車の歯底円直径よりも大きいことが好ましい。
これにより、第2のパンチの外周部への素材の余肉の付着を抑制することができる。
本開示によれば、素材の外歯における当該素材の押し込み方向と逆側の面の縁部でのバリの発生を抑制可能な歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置を実現できる。
実施の形態1の歯車の鍛造成形装置の基本構成を模式的に示す部分断面図である。 実施の形態1の歯車の鍛造成形装置の一部を模式的に示す部分断面図である。 図2のIII部分を示す拡大図である。 実施の形態1の歯車の鍛造成形装置のガイドダイスを模式的に示す斜視図である。 第2のパンチを模式的に示す斜視図である。 ガイドダイスの貫通孔及び歯形ダイスの貫通孔で第2のパンチが素材と積層された状態を模式的に示す断面図である。 第2のパンチを素材と積層した状態を模式的に示す斜視図である。 図7のVIII部分の一部透視図である。 第2のパンチを素材と積層させた状態を模式的に示す一部透視図である。 第2のパンチを模式的に示す分解図である。 第2のパンチを用いることなく成形した斜歯歯車を示す図である。 実施の形態2の第2のパンチを用いて成形した斜歯歯車を示す図である。 実施の形態3の第2のパンチを模式的に示す斜視図である。 実施の形態3の第2のパンチを模式的に示す異なる斜視図である。 実施の形態3の第2のパンチが素材と積層された状態を模式的に示す断面図である。 実施の形態4の第2のパンチを模式的に示す斜視図である。 実施の形態4の第2のパンチを模式的に示す異なる斜視図である。
以下、本開示を適用した具体的な実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。但し、本開示が以下の実施の形態に限定される訳ではない。また、説明を明確にするため、以下の記載及び図面は、適宜、簡略化されている。
<実施の形態1>
先ず、本実施の形態の歯車の鍛造成形装置の基本構成を説明する。図1は、本実施の形態の歯車の鍛造成形装置の基本構成を模式的に示す部分断面図である。図2は、本実施の形態の歯車の鍛造成形装置の一部を模式的に示す部分断面図である。図3は、図2のIII部分を示す拡大図である。図4は、本実施の形態の歯車の鍛造成形装置のガイドダイスを模式的に示す斜視図である。ここで、以下の説明では、説明を明確にするために、三次元(XYZ)座標系を用いて説明する。
本実施の形態の歯車の鍛造成形装置1は、図1に示すように、斜歯歯車Gを連続鍛造成形する構成とされている。鍛造成形装置1は、圧力板11、歯形ダイス12、ガイドダイス13、第1のパンチ14、マンドレル15及び排出用部材16を備えている。
圧力板11は、外歯が成形された斜歯歯車Gが通過可能な貫通孔を備えている。歯形ダイス12は、円筒状の素材Mの外周面に予め設定された形状(即ち、製品形状)の外歯を本成形する。
歯形ダイス12は、図1及び図2に示すように、素材Mが挿入される貫通孔を備えており、圧力板11の貫通孔と歯形ダイス12の貫通孔とがZ軸方向で連続するように、圧力板11のZ軸+側に配置されている。そして、歯形ダイス12の貫通孔の内周面には、予め設定された形状の外歯が素材Mの外周面に転写されるように、螺旋状の歯形溝部12aが形成されている。
このとき、図3に示すように、歯形ダイス12の貫通孔のZ軸+側の部分が外歯の成形空間A1とされており、成形空間A1の内径部分(小径部分)は、Z軸-側に向かうに従って歯形ダイス12の径方向内側に絞られたテーパー状に形成されている。
これにより、歯形ダイス12の成形空間A1を通過した素材Mの外周面には、予め設定された形状の外歯が本成形される。なお、図3では、歯形ダイス12の歯形溝部12a及び後述のガイドダイス13の歯形溝部13aの形状が明確になるように、第1のパンチ14及びマンドレル15を省略して示している。
ガイドダイス13は、素材Mの外周面に予め設定された形状の外歯の歯先を予備成形する。ガイドダイス13は、図1及び図2に示すように、素材Mが挿入される貫通孔を備えており、歯形ダイス12の貫通孔とガイドダイス13の貫通孔とがZ軸方向で連続するように、歯形ダイス12のZ軸+側に配置されている。
ガイドダイス13の貫通孔の内周面には、予め設定された形状の外歯の歯先が素材Mの外周面に転写されるように、図4に示すように、螺旋状の歯形溝部13aが形成されており、歯形ダイス12の歯形溝部12aとガイドダイス13の歯形溝部13aとが連続している。
このとき、詳細な機能は後述するが、ガイドダイス13の貫通孔の内径寸法(小径寸法)D1は、図3に示すように、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法(大径寸法)D2よりも小さく、且つ、ガイドダイス13の貫通孔の外径寸法(大径寸法)D3は、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2と略等しい。
このような圧力板11、歯形ダイス12及びガイドダイス13は、ダイスケース17に保持されている。第1のパンチ14は、Z軸方向に駆動可能であり、素材MをZ軸-方向に押し込む。
詳細には、第1のパンチ14は、後述のマンドレル15の外径寸法よりも大きい内径寸法を有する円筒形状を基本形態としており、図2に示すように、第1のパンチ14の外周面にガイドダイス13の歯形溝部13aと噛合されるネジ部14aが形成されている。そして、ガイドダイス13の歯形溝部13aと第1のパンチ14のネジ部14aとが噛み合わされた状態で、第1のパンチ14が回転することで、第1のパンチ14はZ軸方向に駆動する。
ここで、図1及び図2では、第1のパンチ14の動作を明確にするために、第1のパンチ14の中心軸を境に当該第1のパンチ14の2つの状態を示している。つまり、図1及び図2では、中心軸に対してY軸-側に第1のパンチ14がガイドダイス13の貫通孔から抜去された状態を示し、中心軸に対してY軸+側に第1のパンチ14がガイドダイス13の貫通孔に挿入された状態を示している。しかし、第1のパンチ14は、このように分割されるものではなく、一体でZ軸方向に駆動される。
マンドレル15は、斜歯歯車Gの内径寸法と略等しい外径寸法を有する円柱部材であり、図1に示すように、圧力板11、歯形ダイス12及びガイドダイス13の貫通孔に通された状態で、圧力板11のZ軸-側の端部から突出している。このようなマンドレル15は、素材Mが外嵌された状態で当該素材MのZ軸方向の移動を案内する。このとき、歯形ダイス12の貫通孔の中心軸と、ガイドダイス13の貫通孔の中心軸と、マンドレル15の中心軸と、は略重なる。
排出用部材16は、マンドレル15に対してZ軸-側に配置されている。排出用部材16は、Y軸方向に駆動可能であり、第1のパンチ14で素材Mを押し込む際に排出用部材16がY軸+側に配置されてマンドレル15をZ軸-側から支持する。
一方、斜歯歯車Gを排出する際に排出用部材16がY軸-側に配置され、当該排出用部材16に形成された排出部16aがマンドレル15のZ軸-側に配置される。そして、圧力板11の貫通孔から排出された斜歯歯車Gは、排出部16aを通過して、排出用部材16に設けられた傾斜板16bを滑落して、鍛造成形装置1の排出口18から外部に排出される。
このような鍛造成形装置1を用いて斜歯歯車Gを成形する場合、一般的な鍛造成形装置と同様に、第1のパンチ14で素材MをZ軸-側に押し込むため、素材Mに成形される外歯のZ軸+側の面の縁部にバリが発生する可能性がある。
そこで、本実施の形態の鍛造成形装置1は、第2のパンチ20を備えている。図5は、第2のパンチを模式的に示す斜視図である。図6は、ガイドダイスの貫通孔及び歯形ダイスの貫通孔で第2のパンチが素材と積層された状態を模式的に示す断面図である。
第2のパンチ20は、図5に示すように、素材Mが歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過する際に当該素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部を覆う歯押さえ部20aを備えている。
例えば、第2のパンチ20は、斜歯歯車Gの軸方向と直交する当該斜歯歯車Gの断面形状と略等しい歯車状のプレート部材であり、詳細は後述するが、第2のパンチ20の歯部が歯押さえ部20aとして構成されている。
このような第2のパンチ20は、図6に示すように、素材MをZ軸+側から覆うように、ガイドダイス13の貫通孔に挿入される。詳細には、第2のパンチ20の歯押さえ部20aは、ガイドダイス13の歯形溝部13a及び歯形ダイス12の歯形溝部12aに挿入(噛合)可能である。
そのため、第2のパンチ20の歯押さえ部20aがガイドダイス13の歯形溝部13a又は歯形ダイス12の歯形溝部12aに噛み合わされた状態で、第2のパンチ20が回転すると、第2のパンチ20がガイドダイス13の歯形溝部13a及び歯形ダイス12の歯形溝部12aに沿って移動する。
このとき、ガイドダイス13の歯形溝部13aと歯形ダイス12の歯形溝部12aとは略連続しているので、第2のパンチ20が回転しつつZ軸-側に移動すると、素材Mに形成される外歯と第2のパンチ20の歯押さえ部20aとの位相が略一致した状態で、第2のパンチ20で素材MのZ軸+側の面を覆うことになる。
次に、本実施の形態の歯車の鍛造成形方法の流れを説明する。図7は、第2のパンチを素材と積層した状態を模式的に示す斜視図である。図8は、図7のVIII部分の一部透視図である。
先ず、第1のパンチ14をZ軸-側に移動させて素材(第1の素材)M1をガイドダイス13の貫通孔に挿入しつつ、素材M1の貫通孔にマンドレル15を通す。詳細には、第1のパンチ14を回転させてZ軸-側に移動させて当該第1のパンチ14で素材M1を押し込みつつ、第1のパンチ14の貫通孔にマンドレル15を通すことで、素材M1をガイドダイス13の貫通孔に押し込みつつ、素材M1の貫通孔にマンドレル15を通す。
これにより、素材M1はガイドダイス13の歯形溝部13aに倣って回転しつつZ軸-側に移動し、素材M1の外周面に予め設定された形状の外歯の歯先が予備成形される。
さらに、第1のパンチ14を回転させつつZ軸-側に移動させることで、素材M1をZ軸-側に押し込み、素材M1を歯形ダイス12の貫通孔に挿入させ、図6に示すように、素材M1のZ軸+側の面を歯形ダイス12のZ軸+側の面と略等しい高さに配置する。これにより、素材M1の一部が歯形ダイス12の成形空間A1を通過し、素材M1の外周面の一部に予め設定された形状の外歯が形成される。
一方、素材M1の残りの部分は、未だに歯形ダイス12の成形空間A1に配置されている。この状態で、一旦、第1のパンチ14を回転させつつZ軸+側に移動させ、第1のパンチ14をガイドダイス13の貫通孔から抜去する。
次に、図6に示すように、第2のパンチ20と新たな素材(第2の素材)M2とをこの順でガイドダイス13の貫通孔に挿入する。ここで、歯形ダイス12の歯形溝部12aとガイドダイス13の歯形溝部13aとは略連続し、ガイドダイス13の貫通孔の内径寸法D1は、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2よりも小さく、且つ、ガイドダイス13の貫通孔の外径寸法D3は、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2と略等しい。
そのため、第2のパンチ20をガイドダイス13の貫通孔に挿入した際に、第2のパンチ20の歯押さえ部20aをガイドダイス13の歯形溝部13aに噛み合わせることができる。そして、第2のパンチ20の歯押さえ部20aをガイドダイス13の歯形溝部13aに噛み合わせた状態で、第1のパンチ14によって第2のパンチ20及び新たな素材M2をZ軸-側に押し込む。
これにより、第2のパンチ20がガイドダイス13の歯形溝部13aに倣って回転しつつZ軸-側に移動すると共に、新たな素材M2もガイドダイス13の歯形溝部13aに倣って回転しつつZ軸-側に移動して、新たな素材M2の外周面に外歯の歯先が予備成形される。
このとき、図7及び図8に示すように、Z軸+側に向かって素材M1と第2のパンチ20と新たな素材M2とはこの順で積層され、第2のパンチ20のZ軸-側の面に素材M1のZ軸+側の面が略面接触し、第2のパンチ20のZ軸+側の面に新たな素材M2のZ軸-側の面が略面接触する。なお、図7及び図8では、素材M1と第2のパンチ20との配置関係を明確に示すために、新たな素材M2を簡略化して示している。また、図8では、新たな素材M2を透視して示している。
そして、第2のパンチ20をガイドダイス13の歯形溝部13aに沿って移動させることができるので、素材M1の外周面に形成された外歯の歯先と第2のパンチ20の歯押さえ部20aとは略等しい位相で配置することができる。そのため、第2のパンチ20の歯押さえ部20aで素材M1のZ軸+側の面における外歯が形成される領域を確実に覆うことができる。
次に、第1のパンチ14を回転させつつZ軸-側に移動させることで、素材M1と第2のパンチ20と新たな素材M2とを積層した状態でZ軸-側に押し込む。これにより、素材M1が歯形ダイス12の歯形溝部12aに倣って回転しつつ当該素材M1の残りの部分が成形空間A1を通過する。
それと共に、第2のパンチ20の歯押さえ部20aが歯形ダイス12の歯形溝部12aに挿入され、第2のパンチ20が歯形ダイス12の歯形溝部12aに倣って回転しつつ当該歯形ダイス12の成形空間A1を通過する。
このとき、第2のパンチ20は素材M1と共に歯形ダイス12の歯形溝部12aに倣って回転するので、第2のパンチ20の歯押さえ部20aで素材M1のZ軸+側の面における外歯が形成される領域を覆った状態に維持することができる。つまり、素材M1の残りの部分が歯形ダイス12の成形空間A1を通過する際に、素材M1のZ軸+側の面における外歯が形成される領域をZ軸+側から第2のパンチ20によって押圧することができる。
そのため、素材M1の余肉が当該素材M1に形成された外歯のZ軸+側の面の縁部から突出しようとしても、当該余肉が第2のパンチ20によってZ軸-側に押し込まれる。これにより、素材M1に形成された外歯のZ軸+側の面からのバリの発生を抑制することができる。
その後、第1のパンチ14を回転させつつZ軸-側に移動させることで、素材M1と第2のパンチ20と新たな素材M2とを積層した状態でZ軸-側に押し込み、新たな素材M2のZ軸+側の面と歯形ダイス12のZ軸+側の面とを略等しい高さに配置する。
そして、上述の流れと同様に、第1のパンチ14をガイドダイス13の貫通孔から抜去し、新たな第2のパンチ及び素材をこの順でガイドダイス13の挿入孔に挿入して第1のパンチ14によって押し込む工程を繰り返すことで、連続的に斜歯歯車Gを成形する。
このように本実施の形態の歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置1は、素材Mに成形された外歯のZ軸+側の面からのバリの発生を抑制することができる。つまり、素材Mに外歯を成形する際に、第2のパンチ20の歯押さえ部20aで素材M1のZ軸+側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部を押圧するので、素材MのZ軸+側の面からバリが発生しようとしても、バリが成長する隙間が第2のパンチ20と歯形ダイス12の歯形溝部12aとの間で殆ど無く、バリの発生を抑制することができる。
しかも、本実施の形態の歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置1は、ガイドダイス13を用いて素材Mに外歯の歯先を成形するので、当該外歯の歯先まで素材Mの充填性が高く、その結果、斜歯歯車Gの形状精度を向上させることができる。
また、本実施の形態の歯車の鍛造成形方法及び鍛造成形装置1は、第2のパンチ20をガイドダイス13の歯形溝部13aに倣って回転させつつZ軸-側に移動させるので、第2のパンチ20の歯押さえ部20aと素材Mに成形される外歯の歯先との位相を簡単に略一致させることができる。
ここで、ガイドダイス13の貫通孔の内径寸法D1と、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2と、素材Mの外径寸法D4と、は以下の<式1>の関係が成り立つとよい。
<式1> D4<D1<D2
これにより、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2よりも小さい外径寸法D4を有する素材Mは、歯形ダイス12の貫通孔に押し込まれる前に、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2よりも小さい内径寸法D1を有するガイドダイス13の貫通孔によって、外径寸法がD2よりも小さい状態で拘束される。
その結果、素材Mは、歯形ダイス12の成形空間A1のZ軸+側の外径寸法D2まで広がることなく(即ち、据込まれることがなく)、歯形ダイス12の貫通孔に押し込まれるため、鍛造成形時の成形荷重を低減することができる。その結果、歯形ダイス12の型寿命を延ばすことができる。
このとき、ガイドダイス13の貫通孔の内径寸法D1及び素材Mの外径寸法D4の上限値を定義するだけでなく、斜歯歯車Gのピッチ円直径D5を用いて、以下の<式2>の関係が成り立つように下限値も定義すればよい。
<式2> D5<D4<D1<D2
<実施の形態2>
実施の形態1の第2のパンチ20を用いて斜歯歯車Gを成形する場合、素材Mが歯形ダイス12の成形空間A1を通過する際の当該素材Mの余肉が第2のパンチ20と歯形ダイス12の歯形溝部12aとの隙間に流動し、第2のパンチ20の外周部に付着する可能性がある。
そこで、本実施の形態の第2のパンチは、素材Mが歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過する際に当該素材Mから破断した余肉を収容可能な構成とされている。図9は、第2のパンチを素材と積層させた状態を模式的に示す一部透視図である。図10は、第2のパンチを模式的に示す分解図である。なお、図9の一部の素材Mは、当該素材Mを簡略化して示しつつ透視した状態で示している。
本実施の形態の第2のパンチ21も、図9に示すように、素材Mが歯形ダイス12の成形空間A1を通過する際に、素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部を覆う。詳細には、第2のパンチ21は、図10に示すように、第1のプレート部材22、第2のプレート部材23及び筒状部材24を備えている。
第1のプレート部材22は、斜歯歯車Gの軸方向と直交する当該斜歯歯車Gの断面形状と略等しい形状の歯車状のプレート部材である。第2のプレート部材23も、斜歯歯車Gの軸方向と直交する当該斜歯歯車Gの断面形状と略等しい形状の歯車状のプレート部材である。このような第1のプレート部材22と第2のプレート部材23とは、Z軸方向(即ち、第のパンチ21の厚さ方向)に間隔を開けて配置されている。


このとき、第1のプレート部材22の歯部22a及び第2のプレート部材23の歯部23aを歯形ダイス12の歯形溝部12a及びガイドダイス13の歯形溝部13aと噛み合わせることができるように、第1のプレート部材22の歯部22aと第2のプレート部材23の歯部23aとの位相がずれた状態で、第1のプレート部材22と第2のプレート部材23とが配置される。
筒状部材24は、歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過可能な形状であって、第1のプレート部材22と第2のプレート部材23との間に配置される。そして、筒状部材24は、図9に示すように、斜歯歯車Gの歯底円に対して窪み、素材Mから破断した余肉(バリ)を収容する収容部24aを備えている。
例えば、筒状部材24は、斜歯歯車Gの歯底円直径よりも小さい外径寸法を有する円筒部材で構成されており、斜歯歯車Gの歯底円直径よりも筒状部材24の径方向内側の部分が収容部24aとされている。
このような第2のパンチ21も、図9に示すように、素材Mと積層されるように配置される。このとき、第1のプレート部材22の歯部22aが第2のパンチ21に対してZ軸-側に配置される素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域に略面接触する。そして、第2のプレート部材23の歯部23aが第2のパンチ21に対してZ軸+側に配置される素材MのZ軸-側の面における外歯が形成される領域に略面接触する。
そして、第1のパンチ14で素材M及び第2のパンチ21を押し込んで、歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過させると、素材Mが歯形ダイス12の成形空間A1を通過する際に当該素材Mの余肉(即ち、素材Mにおける歯形ダイス12の成形空間A1で当該素材Mの径方向に張り出すデルタ部分MDの材料)がZ軸+側に流動する。
このとき、素材Mの余肉は、第2のパンチ21の第1のプレート部材22と歯形ダイス12の歯形溝部12aとの隙間に侵入しようとした際に、当該第1のプレート部材22の歯元で素材Mから削ぎ落とされて破断し、その後、筒状部材24の収容部24aに収容される。
このように本実施の形態の第2のパンチ21を用いて素材Mに外歯を成形すると、素材Mの余肉を当該素材Mから破断させて、筒状部材24の収容部24aに収容することができる。そのため、実施の形態1の第2のパンチ20を用いて素材Mに外歯を成形する場合に比べて、第2のパンチ21の外周部への素材Mの余肉の付着を抑制することができる。
図11は、第2のパンチを用いることなく成形した斜歯歯車を示す図である。図12は、本実施の形態の第2のパンチを用いて成形した斜歯歯車を示す図である。図11に示すように、第2のパンチ21を用いることなく成形した斜歯歯車gは、当該斜歯歯車gの端面から余肉Bが発生しているが、図12に示すように、第2のパンチ21を用いて成形した斜歯歯車Gは、当該斜歯歯車Gの端面から余肉Bが殆ど発生していない。
なお、本実施の形態の筒状部材24は、第1のプレート部材22と第2のプレート部材23とを連結していないが、第1のプレート部材22と第2のプレート部材23とを連結する構成でもよい。
また、本実施の形態の筒状部材24は、斜歯歯車Gの歯底円直径よりも小さい外径寸法を有する円筒部材で構成しているが、この限りでない。筒状部材24は、歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過可能な形状であって、且つ筒状部材24の少なくとも一部に斜歯歯車Gの歯底円に対して窪むように収容部24aが形成されていればよい。
<実施の形態3>
本実施の形態の第2のパンチは、素材Mが歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過する際に当該素材Mの余肉を収容する収容部を備えている。図13は、本実施の形態の第2のパンチを模式的に示す斜視図である。図14は、本実施の形態の第2のパンチを模式的に示す異なる斜視図である。図15は、本実施の形態の第2のパンチが素材と積層された状態を模式的に示す断面図である。なお、図15では、第2のパンチに対してZ軸+側に配置された素材を簡略化して示している。
本実施の形態の第2のパンチ31は、図13及び図14に示すように、実施の形態1の第2のパンチ20と略等しい形状とされているが、第2のパンチ31のZ軸-側の面に素材Mの余肉を収容する収容部31aを備えている。
詳細には、収容部31aは、図14に示すように、第2のパンチ31の周方向に連続する環状であり、Z軸+側に凹状に形成されている。そして、収容部31aの内径寸法(小径寸法)D6は、斜歯歯車Gの歯底円直径D7よりも小さく、収容部31aの外径寸法(大径寸法)D8は、斜歯歯車Gの歯底円直径D7よりも大きい。
ここで、第2のパンチ31のZ軸-側の面における収容部31aよりも当該第2のパンチ31の径方向外側の形状は、素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域の少なくとも縁部を覆うことができる形状であればよい。本実施の形態では、図14に示すように、第2のパンチ31の歯部31bの縁部に沿うように歯押さえ部31cを形成し、当該歯押さえ部31cの内部を収容部31aと連続する空洞部としている。これにより、素材Mの余肉の収容容積を広くすることができる。
このような第2のパンチ31も、図15に示すように、素材Mと積層されるように配置される。このとき、第2のパンチ31の歯押さえ部31cは、第2のパンチ31に対してZ軸-側に配置される素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域の縁部に接触する。
そして、第1のパンチ14で素材M及び第2のパンチ21を押し込んで、歯形ダイス12の歯形溝部12aを通過させると、素材Mが歯形ダイス12の成形空間A1を通過する際に当該素材Mの余肉がZ軸+側に流動する。
このとき、収容部31aの内径寸法(小径寸法)D6が斜歯歯車Gの歯底円直径D7よりも小さく、収容部31aの外径寸法(大径寸法)D8が斜歯歯車Gの歯底円直径D7よりも大きくなるように、収容部31aは形成されているので、素材Mの余肉は、収容部31aに侵入しつつ、収容部31aの内部で素材Mの周方向に流動して当該収容部31aに収容される。
このように本実施の形態の第2のパンチ31を用いて素材Mに外歯を成形すると、素材Mの余肉を第2のパンチ31の収容部31aに収容することができる。そのため、実施の形態1の第2のパンチ20を用いて素材Mに外歯を成形する場合に比べて、第2のパンチ31の外周部への素材Mの余肉の付着を抑制することができる。
<実施の形態4>
本実施の形態の第2のパンチは、素材Mの端面に予め設定された製品形状を転写する転写部を備えている。図16は、本実施の形態の第2のパンチを模式的に示す斜視図である。図17は、本実施の形態の第2のパンチを模式的に示す異なる斜視図である。なお、本実施の形態の第2のパンチは、実施の形態2の第2のパンチ21と略等しい構成とされているため、重複する説明は省略し、等しい部材には等しい符号を用いて説明する。
実施の形態2の第2のパンチ21を素材Mの間に配置して当該素材Mに外歯を形成する場合、上述のように第1のプレート部材22の歯部22aが第2のパンチ21に対してZ軸-側に配置される素材MのZ軸+側の面における外歯が形成される領域に略面接触し、第2のプレート部材23の歯部23aが第2のパンチ21に対してZ軸+側に配置される素材MのZ軸-側の面における外歯が形成される領域に略面接触する。
そこで、本実施の形態の第2のパンチ41は、図16に示すように、第2のパンチ41に対してZ軸-側に配置される素材MのZ軸+側の面に予め設定された製品形状を転写する第1の転写部41aを第1のプレート部材22のZ軸-側の面に備えている。
また、第2のパンチ41は、図17に示すように、第2のパンチ41に対してZ軸+側に配置される素材MのZ軸-側の面に予め設定された製品形状を転写する第2の転写部41bを第2のプレート部材23のZ軸+側の面に備えている。
このような第2のパンチ41を素材Mの間に配置して、第2のパンチ41及び素材Mを押し込むと、素材MのZ軸+側の面及びZ軸-側の面に予め設定された製品形状を簡単に転写することができる。そのため、斜歯歯車Gを成形した後の当該斜歯歯車Gの後加工の工程数を減少させることができる。その結果、斜歯歯車Gの生産性を向上させることができる。
なお、本実施の形態の第2のパンチ41は、実施の形態2の第2のパンチ21と略等しい構成とされているが、実施の形態1の第2のパンチ20と略等しい構成とされていてもよい。この場合、第2のパンチ20のZ軸+側の面及びZ軸-側の面に転写部を形成するとよい。
本開示は上記実施の形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
例えば、上記実施の形態では、斜歯歯車Gを成形したが、平歯車を成形する場合も、略同様に実施することができる。
例えば、上記実施の形態では、斜歯歯車Gを連続鍛造しているが、歯車を一個づつ鍛造成形してもよい。
1 歯車の鍛造成形装置
11 圧力板
12 歯形ダイス、12a 歯形溝部
13 ガイドダイス、13a 歯形溝部
14 第1のパンチ、14a ネジ部
15 マンドレル
16 排出用部材、16a 排出部、16b 傾斜板
17 ダイスケース
18 排出口
20 第2のパンチ、20a 歯押さえ部
21 第2のパンチ
22 第1のプレート部材、22a 歯部
23 第2のプレート部材、23a 歯部
24 筒状部材、24a 収容部
31 第2のパンチ、31a 収容部、31b 歯部、31c 歯押さえ部
41 第2のパンチ、41a 第1の転写部、41b 第2の転写部
A1 成形空間
B 余肉
G 斜歯歯車
g 斜歯歯車
M(M1、M2) 素材、MD デルタ部分

Claims (8)

  1. 第1のパンチにより、歯形ダイスの一方側から素材を当該歯形ダイスの貫通孔に押し込み、外歯が形成された歯車を前記歯形ダイスの他方側から排出する歯車の鍛造成形方法であって、
    前記歯形ダイスの貫通孔の一方側の端部の外径寸法よりも小さい内径寸法の貫通孔を有するガイドダイスを前記歯形ダイスの一方側に配置し、前記ガイドダイスの内周面に形成された歯形溝部と前記歯形ダイスの内周面に形成された歯形溝部とを連続させる工程と、
    前記素材を前記ガイドダイスの貫通孔に押し込む工程と、
    前記素材の次に第2のパンチを前記ガイドダイスの貫通孔に押し込んで、前記第2のパンチの外周部に形成された歯部で構成された歯押さえ部を前記ガイドダイスの歯形溝部に挿入して前記第2のパンチを前記ガイドダイスの歯形溝部に沿って移動させ、前記素材と前記第2のパンチとをこの順で積層する工程と、
    前記素材と前記第2のパンチとを積層した状態で押し込んで前記歯形ダイスの歯形溝部を通過させる工程と、
    を備え、
    前記第2のパンチの歯押さえ部は、前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に当該素材の前記第1のパンチの側の面の外歯が形成される領域の少なくとも縁部を覆う、歯車の鍛造成形方法。
  2. 前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際の当該素材の余肉は、前記第2のパンチが前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に、前記第2のパンチの歯元で前記素材から削ぎ落とし、前記第2のパンチの外周面に前記歯車の歯底円に対して窪むように形成された収容部に収容する、請求項1に記載の歯車の鍛造成形方法。
  3. 前記素材が前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際の当該素材の余肉は、前記第2のパンチが前記歯形ダイスの歯形溝部を通過する際に、前記第2のパンチにおける前記素材の側の面に当該第2のパンチの周方向に連続するように形成され、前記歯車の歯底円直径よりも小さい内径寸法を有し、且つ前記歯車の歯底円直径よりも大きい外径寸法を有する凹状の収容部に収容する、請求項1に記載の歯車の鍛造成形方法。
  4. 第1のパンチにより、歯形ダイスの一方側から第1の素材を当該歯形ダイスの貫通孔に押し込み、外歯が形成された歯車を前記歯形ダイスの他方側から排出する歯車の鍛造成形装置であって、
    前記第1の素材と積層される第2のパンチと、
    前記歯形ダイスの一方側に配置され、前記第1の素材と前記第2のパンチとがこの順で挿入されるガイドダイスと、
    を備え、
    前記ガイドダイスは、前記歯形ダイスの貫通孔の一方側の端部の外径寸法よりも小さい内径寸法の貫通孔を有し、
    前記ガイドダイスの内周面には、歯形溝部が形成されており、前記歯形溝部は、前記ガイドダイスが前記歯形ダイスの一方側に配置された状態で当該歯形ダイスに形成された歯形溝部と連続し、
    前記第1のパンチは、前記第1の素材と前記第2のパンチとが積層された状態で前記歯形ダイスの歯形溝部を通過するように、前記第1の素材と前記第2のパンチとを押し込み、
    前記第2のパンチは、前記第1の素材における前記第1のパンチの側の面の外歯が形成される領域の少なくとも縁部を押さえる歯押さえ部を構成する歯部を有し、前記歯押さえ部は、前記ガイドダイスの歯形溝部及び前記歯形ダイスの歯形溝部に挿入される、歯車の鍛造成形装置。
  5. 前記第2のパンチは、
    前記歯車の断面形状と等しい断面形状を有する第1のプレート部材と、
    前記歯車の断面形状と等しい断面形状を有し、前記第2のパンチの厚さ方向で間隔を開けて配置される第2のプレート部材と、
    前記歯形ダイスの貫通孔を通過可能であって、前記第1のプレート部材と前記第2のプレート部材との間に配置される筒状部材と、
    を備え、
    前記筒状部材は、前記歯車の歯底円に対して窪み、且つ前記第1の素材から削ぎ落とされた余肉を収容する収容部を有する、請求項4に記載の歯車の鍛造成形装置。
  6. 前記第2のパンチにおける前記第1の素材の側の面には、前記第1の素材の端面に予め設定された製品形状を転写する転写部が形成されている、請求項4又は5に記載の歯車の鍛造成形装置。
  7. 前記歯車の鍛造成形装置は、前記第1の素材と前記第2のパンチと第2の素材とがこの順で前記ガイドダイスの貫通孔に挿入される連続鍛造成形装置であり、
    前記第2のパンチにおける前記第2の素材の側の面には、前記第2の素材の端面に予め設定された製品形状を転写する転写部が形成されている、請求項4乃至6のいずれか1項に記載の歯車の鍛造成形装置。
  8. 前記第2のパンチは、前記第1の素材と対向する側の面に前記第2のパンチの周方向に連続し、前記第1の素材の余肉を収容する凹状の収容部を備え、
    前記収容部の内径寸法は、前記歯車の歯底円直径よりも小さく、前記収容部の外径寸法は、前記歯車の歯底円直径よりも大きい、請求項4に記載の歯車の鍛造成形装置。
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