JP7099171B2 - 車両用認証機器 - Google Patents
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Description
上記目的を達成するために、本開示の第2の車両用認証機器は、車両で用いられ、ICカード(2)を挿入するスロット部(11)に挿入されるICカードに接続されて情報を読み取る読取接点部(12)でICカードから読み取る情報を用いて、ICカードの認証を行う認証部(102)と、認証部での認証が成功する場合に、読取接点部でICカードから読み取る情報を用いて、料金の自動収受に関する路側機である課金用路側機と無線通信を行うことによって料金の自動収受に関する課金処理を行う課金処理部(103)とを備える車両用認証機器であって、認証部で認証を開始してから認証が成功するまでの処理履歴の情報である処理履歴情報をもとに、読取接点部のクリーニングが必要なクリーニング時期であることを予測する予測部(104b)と、予測部でクリーニング時期であることを予測する場合に、読取接点部のクリーニングが必要な旨を通知させる通知処理部(105,105a)とを備え、予測部は、処理履歴情報として、認証を開始してから認証が成功するまでの認証時間を用い、この認証時間が基準時間以上となることをもとに、クリーニング時期であることを予測する。
<ETC車載器1の概略構成>
以下、本実施形態について図面を用いて説明する。図1に示すETC車載器1は、車両で用いられるものであって、ICカード2から料金決済に必要な情報を読み取る。そして、読み取った情報も含め、料金収受に必要な情報を、料金の自動収受に関する路側機(以下、課金用路側機)との間で送受信し、料金の自動収受に関する課金処理を行う。
続いて、図2を用いて、車載器コントローラ10の概略構成についての説明を行う。車載器コントローラ10は、図3に示すように、挿抜判定部101、認証部102、課金処理部103、予測部104、通知処理部105、及びタイミング判断部106を機能ブロックとして備える。なお、車載器コントローラ10が実行する機能の一部又は全部を、一つ或いは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。また、車載器コントローラ10が備える機能ブロックの一部又は全部は、プロセッサによるソフトウェアの実行とハードウェア部材の組み合わせによって実現されてもよい。
続いて、図3のフローチャートを用いて、車載器コントローラ10でのICカード2の認証及び認証リトライ成功回数のカウントに関連する処理(以下、認証カウント関連処理)の流れの一例について説明を行う。図3のフローチャートは、挿抜判定部101でICカード2が挿入されたと判定する場合に開始する構成とすればよい。
続いて、図4のフローチャートを用いて、車載器コントローラ10でのクリーニング時期の予測及びクリーニングメッセージの通知に関連する処理(以下、走行データ送信関連処理)の流れの一例について説明を行う。図4のフローチャートは、タイミング判断部106で課金通信外タイミングと判断する場合に開始する構成とすればよい。本実施形態では、ACC電源のオフ時に開始することになる。
認証部102での認証が一時的な失敗を経て成功することを1回とする認証リトライ成功回数は、カードコンタクト12の汚れによってICカード2との間での情報の授受を行いにくくなるほど増加する傾向があると考えられる。従って、実施形態1の構成のように認証リトライ成功回数を用いてクリーニング時期であることを予測することで、ICカード2が読み込まれなくなる前に、クリーニング時期であることをより精度良く予測することが可能になる。その結果、ICカード2のカードコンタクト12のクリーニングが必要なクリーニング時期をより精度良く予測して、カードコンタクト12のクリーニングが必要な旨を通知させることが可能になる。
実施形態1では、通知部15から通知を行わせる構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、ナビゲーション装置といった自車で用いられる他機器と連携して、この他機器から通知を行わせる構成(以下、実施形態2)としてもよい。以下では、図を用いて実施形態2の一例についての説明を行う。
実施形態1では、予測部104が、通知処理部105でカードコンタクト12のクリーニングが必要な旨を前回通知してからの認証リトライ成功の回数を用いて、クリーニング時期であることを予測する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、認証リトライ成功の連続回数を用いて、クリーニング時期であることを予測する構成(以下、実施形態3)としてもよい。実施形態3のETC車載器1は、予測部104での処理が一部異なる点を除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
実施形態1では、処理履歴情報のうちの認証リトライ成功回数を用いてクリーニング時期であることを予測する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、処理履歴情報のうちの、認証を開始してから認証が成功するまでの認証時間を用いてクリーニング時期であることを予測する構成(以下、実施形態4)としてもよい。実施形態4のETC車載器1は、車載器コントローラ10の代わりに車載器コントローラ10cを備える点と、位置検出器19とを備える点とを除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
前述の実施形態1、3、及び4の一部若しくは全部を組み合わせることで、予測部104,104bが複数の条件を総合してクリーニング時期であることを予測する構成としてもよい。例えば、認証リトライ成功回数が閾値以上となる条件と、認証時間が基準時間以上となる条件といった複数の条件を満たさない場合には、クリーニング時期であると予測しない一方、この複数の条件を満たす場合に、クリーニング時期であると予測する構成とすればよい。これによれば、複数の条件を総合するので、クリーニング時期であることの予測精度をさらに向上させることが可能になる。
実施形態1では、ACC電源のオフ時を課金通信外タイミングと判断する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、自車の停車を判定している場合を課金通信外タイミングと判断する構成(以下、実施形態6)としてもよい。実施形態6のETC車載器1bは、車載器コントローラ10の代わりに車載器コントローラ10cを備える点と、位置検出器19とを備える点とを除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
実施形態1では、ACC電源のオフ時を課金通信外タイミングと判断する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、自車の走行中の道路の道路種別が高速道路以外の場合を課金通信外タイミングと判断する構成(以下、実施形態7)としてもよい。実施形態7のETC車載器1は、車載器コントローラ10の代わりに車載器コントローラ10dを備える点を除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
実施形態1では、ACC電源のオフ時を課金通信外タイミングと判断する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、課金用路側機以外の路側機との通信中を課金通信外タイミングと判断する構成(以下、実施形態8)としてもよい。実施形態8のETC車載器1は、車載器コントローラ10の代わりに車載器コントローラ10dを備える点を除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
実施形態1では、ACC電源のオフ時を課金通信外タイミングと判断する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、自車の走行予定の案内経路として、有料道路を含む案内経路が設定された場合を課金通信外タイミングと判断する構成(以下、実施形態9)としてもよい。実施形態9のETC車載器1aは、車載器コントローラ10aの代わりに車載器コントローラ10fを備える点を除けば、実施形態2のETC車載器1aと同様である。実施形態9のETC車載器1aは、外部I/F部18を備え、ナビゲーション装置といった自車で用いられる他機器と連携する。実施形態9では、課金用路側機は、高速道路といった有料道路の料金所に設けられる路側機であるものとする。
実施形態1では、ACC電源のオフ時を課金通信外タイミングと判断する構成を示したが、必ずしもこれに限らない。例えば、操作部16で操作を受け付けている場合を課金通信外タイミングと判断する構成(以下、実施形態10)としてもよい。実施形態10のETC車載器1は、車載器コントローラ10の代わりに車載器コントローラ10gを備える点を除けば、実施形態1のETC車載器1と同様である。
Claims (6)
- 車両で用いられ、
ICカード(2)を挿入するスロット部(11)に挿入される前記ICカードに接続されて情報を読み取る読取接点部(12)で前記ICカードから読み取る情報を用いて、前記ICカードの認証を行う認証部(102)と、
前記認証部での前記認証が成功する場合に、前記読取接点部で前記ICカードから読み取る情報を用いて、料金の自動収受に関する路側機である課金用路側機と無線通信を行うことによって料金の自動収受に関する課金処理を行う課金処理部(103)とを備える車両用認証機器であって、
前記認証部で前記認証を開始してから前記認証が成功するまでの処理履歴の情報である処理履歴情報をもとに、前記読取接点部のクリーニングが必要なクリーニング時期であることを予測する予測部(104)と、
前記予測部で前記クリーニング時期であることを予測する場合に、前記読取接点部のクリーニングが必要な旨を通知させる通知処理部(105,105a)とを備え、
前記予測部は、前記処理履歴情報として、前記認証が一時的な失敗を経て成功することを1回とする認証リトライ成功の回数を用い、前記認証リトライ成功の回数が前記認証リトライ成功の回数についての閾値以上となることをもとに、前記クリーニング時期であることを予測する車両用認証機器。 - 前記予測部は、前記処理履歴情報として、前記通知処理部で前記読取接点部のクリーニングが必要な旨を前回通知させてからの前記認証リトライ成功の回数を用いる請求項1に記載の車両用認証機器。
- 前記予測部(104b)は、前記処理履歴情報として、前記認証を開始してから前記認証が成功するまでの認証時間を用い、この認証時間が基準時間以上となることをもとに、前記クリーニング時期であることを予測する請求項1又は2に記載の車両用認証機器。
- 車両で用いられ、
ICカード(2)を挿入するスロット部(11)に挿入される前記ICカードに接続されて情報を読み取る読取接点部(12)で前記ICカードから読み取る情報を用いて、前記ICカードの認証を行う認証部(102)と、
前記認証部での前記認証が成功する場合に、前記読取接点部で前記ICカードから読み取る情報を用いて、料金の自動収受に関する路側機である課金用路側機と無線通信を行うことによって料金の自動収受に関する課金処理を行う課金処理部(103)とを備える車両用認証機器であって、
前記認証部で前記認証を開始してから前記認証が成功するまでの処理履歴の情報である処理履歴情報をもとに、前記読取接点部のクリーニングが必要なクリーニング時期であることを予測する予測部(104b)と、
前記予測部で前記クリーニング時期であることを予測する場合に、前記読取接点部のクリーニングが必要な旨を通知させる通知処理部(105,105a)とを備え、
前記予測部は、前記処理履歴情報として、前記認証を開始してから前記認証が成功するまでの認証時間を用い、この認証時間が基準時間以上となることをもとに、前記クリーニング時期であることを予測する車両用認証機器。 - 前記ICカードは、前記ICカードの個々を識別するための識別情報を含んでおり、
前記ICカードの前記識別情報ごとに前記基準時間を設定する設定部(107)を備える請求項3又は4に記載の車両用認証機器。 - 前記設定部は、前記認証が一時的な失敗を経ずに成功する際の前記認証時間に応じて、前記ICカードの前記識別情報ごとに前記基準時間を設定する請求項5に記載の車両用認証機器。
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