JPH0377463A - カードリーダ装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は磁気カードにて扉の錠を施解錠制御するカー
ドリーダ装置に関するものである。

〔従来の技術〕

第４図は、実開昭６３−１５１０６１号公報に開示され
た内容と同様な従来のカートリーダ装置の構成ブロック
図である。図において、（１）は磁気カードのデータを
読み取る磁気カードリーダ、（２）は磁気カードリーダ
（１）からの読み取りデータをｃＰＵ（３）で処理でき
るような信号に変換する磁気力〜ドリーダインターフエ
ース、（３）は上記磁気カードリーダ（１）からのカー
ドデータが所定のデータか否か判定し、電気錠に対し施
解錠指令を出す中央処理装置（以下ｃｐｔ＋と称す）、
（５）は扉に設置された電気錠、（４）はＣＰＵ　（３
）からの施解錠指令に従って電気錠（５）を動作させる
電気錠インタフェース、（６）はＣＰＵ　（３）がカー
ドデータを判定するために必要な所定の判定基準データ
が格納されている照合データメモリである。

次に、動作について説明する。照合データメモリ（６）
には予め扉の電気錠（５）を施解錠してよい磁気カード
のデータ、即ち暗証番号を登録しておく。

人が扉の電気錠を施錠または解錠しようと、鍵の代りに
なる磁気カードを磁気カードリーダ（１）に対して操作
する。磁気カードリーダ（１）は磁気カードが操作され
ることにより、磁気カード内データを読み取り磁気カー
ドリーダインターフェース（２）を通じてデータをＣＰ
Ｕ　（３）へ送る。

ｃｐｕ　（３）　　は磁気カードリーダインターフェー
ス（２）により送られたカード内データを照合データメ
モリ（６）内データと照合することにより、同一であれ
ばカードＯＫと判断する。そして、電気錠（５）が現在
解錠中なのか、または施錠中なのかを監視し、解錠中な
ら電気錠インターフェース（４）を通じて電気錠（５）
へ施錠指令を出す。また施錠中なら同様に解錠指令を出
す。

ただし、上記カード内データと照合データメモリ（６）
内データの照合において、同一でなければカードＮＧ、
即ち所定のカードでないと判断し、施解錠動作は行わな
い。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来のカードリーダ装置は、以上のように構成されてい
るので、磁気カードリーダのヘッド寿命及び磁気カード
の寿命のチエツクが行えない。又使用状況によりカード
操作回数も異なるため、寿命期間もばらばらで、交換等
のメンテナンスが早すぎてメンテナンスコストが高くな
ったり、逆に遅すぎてカードデータの読み取りエラーに
なったりする恐れがある。

この発明は、上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、磁気カードリーダヘッドまたは磁気カード
の寿命を意識した的確なメンテナンスを可能とするカー
ドリーダ装置を得ることを目的とする。

〔課題を解決するための手段〕

この発明に係るカードリーダ装置は、磁気カードのデー
タを読み込む磁気カードリーダと、入出管理を行う扉の
電気錠を施解錠する電気錠インターフェースと、磁気カ
ードのデータ照合する際の照合データメモリと、磁気カ
ードリーダの操作回数及び操作された磁気カード毎の操
作回数を格納するメモリ手段と、電話回線を捕捉しデー
タ通信を行う通信装置と、これらを集中制御する中央処
理装置とを備え、該中央処理装置は、それぞれ上記磁気
カードリーダと磁気カードの操作回数が第１限界に達し
た時に第２限界に達するまでの時間を予測して通報制御
すると共に、第２限界に達した時磁気カードリーダ及び
磁気カードの寿命を電話回線にて通報するものである。

（作　用） この発明におけるカードリーダ装置は、磁気カードリー
ダヘッド及び磁気カードのメンテナンス時期と寿命をカ
ード操作回数により判定すると共に寿命までの時間を予
測し保守会社またはカード管理会社へ通報し、メンテナ
ンス及びヘッド交換またはカード交換時期であることを
知らせる。

〔実施例〕

以下、この発明の一実施例を図について説明する。、第
１図において、（７）は磁気カードリーダ（１）がカー
ド操作された総回数をカウントして行くのに使用される
磁気カードリーダヘッド操作回数メモリ、（８）は磁気
カード１枚毎、即ちカード内データの暗証番号毎にカー
ド操作された回数をカウントして行くのに使用される個
別カード操作回数メモリ、（９）は電話回線を捕捉し、
データ通信する通信装置である。

この実施例において、ＣＰＵ　（３）は、それぞれ上記
磁気カードリーダと磁気カードの操作回数が第１限界に
達した時に第２限界に達するまでの時間を予測して通報
制御すると共に、第２限界に達した時磁気カードリーダ
及び磁気カードの寿命を電話回線にて通報するようにな
されている。

次に動作について第１図及び第２図の動作フローチャー
トに従って説明する。磁気カードリーダ（１）または磁
気カードの寿命は粉塵の量により磨耗の程度が変化する
ため環境に大きく影響される。本装置設置時点で粉塵が
多い少ない等の環境がわかることから寿命と操作回数と
の関係が推測できるため、予めメモリ（７）と（８）の
カウント限界値を設定しておく。すなわち、磁気カード
リーダ及び磁気カードのメンテナンス時期である第１限
界と交換時期の第２限界の２つの設定となる。

第２図において、カード操作から電気錠の施解錠まで即
ちステップ５ｌ−Ｓ３までは従来例と同様である。次に
、カード操作されたカードがＯＫの時のみメモリ（８）
にその操作回数をカウントアツプした数を格納する（ス
テップＳ４）。そのカウントアツプされた回数が予め設
定された第１限界値を越えれば（ステップＳ５）、第１
限界に到達した時間Ｔにより、第３図の傾きを計算し第
２限界までの時間△Ｔを推測し、メンテナンスの実施期
間を△Ｔとして通報を行う（ステップＳＳ、Ｓ７）。す
なわち、カード管理会社へ現在操作された暗証番号の磁
気カードの寿命が近いことを自動通報する。また、′ｓ
２限界に達した時には交換時期である旨の通報を行う（
ステップＳ８．Ｓ９）。さらに、同様にカード操作され
たカードがＯＫでもＮＧでもカードリーダヘッドの操作
回数をカウントアツプし、メモリ（７）に格納しくステ
ップ５ＩＯ）、カウントアツプされた値が第１限界値を
越えれば第１限界に致着した時間ｔより第３図の傾きを
計算し第２限界までの時間△ｔを推測し、ヘッドクリー
ニング時期を、また第２限界値を越えればカードリーダ
（１）の交換時期を通報装置（９）より保守会社へ自動
通報する（ステップＳＩＯ〜５１５）。

〔発明の効果〕

以上のようにの発明によれば、磁気カードリーダの操作
回数及び磁気カードの個別操作回数をカウントし、それ
らカウント数が第１限界及び第２限界をオーバーフロー
すると、通信装置より磁気カードリーダ及び磁気カード
のメンテナンス時期と第２限界までの予測時間△Ｔ、△
を及び交換時期を自動通報するようにしたので、メンテ
ナンスのスケジュール及び順序の決定が容易になり効率
的なメンテナンスができ、また信頼性の高い運営が可能
となる。

【図面の簡単な説明】

第１図と第２図はこの発明の一実施例によるカードリー
ダ装置の構成ブロック図とその動作フローチャート、第
３図は第１限界から第２限界に達するまでの時間を予測
する特性図、第４図は従来のカードリーダ装置の構成ブ
ロック図である。 （１）は磁気カードリーダ、（３）はｃｐｕ　、　　（
５）は電気錠、（６）は照合データメモリ、（７）は磁
気カードリーダヘッド操作回数メモリ、（８）は個別カ
ード操作回数メモリ、（９）は通信装置なお、各図中、
同一符号は同−又は相当部分を示すものとする。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 磁気カードのデータを読み込む磁気カードリーダと、入
   出管理を行う扉の電気錠を施解錠する電気錠インターフ
   ェースと、磁気カードのデータ照合する際の照合データ
   メモリと、磁気カードリーダの操作回数及び操作された
   磁気カード毎の操作回数を格納するメモリ手段と、電話
   回線を捕捉しデータ通信を行う通信装置と、これらを集
   中制御する中央処理装置とを備え、該中央処理装置は、
   それぞれ上記磁気カードリーダと磁気カードの操作回数
   が第１限界に達した時に第２限界に達するまでの時間を
   予測して通報制御すると共に、第２限界に達した時磁気
   カードリーダ及び磁気カードの寿命を電話回線にて通報
   することを特徴とするカードリーダ装置。