JP7099059B2 - プログラマブルロジックコントローラ - Google Patents

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Description

本発明は、プログラマブルロジックコントローラに関する。
工場において用いられる各種自動機械、エレベーター、自動ドア等の各種装置の制御を目的として、プログラマブルロジックコントローラ(以下、「PLC」と呼ぶ)が用いられている。PLCには、各種電気回路が配置された基板を収容するケースを備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特開2013-65063号公報
特許文献1のようなPLCでは、顧客ごとのニーズに対応するために基板に配置される電子部品の数および種類を変更する。それに伴い、基板を収容するケースについても、できるだけ小型化したいという要望があることから、ケースの大きさを変更する場合がある。このとき、基板上に配置する電子部品およびケースの大きさが変更されることによって、基板と外部機器とが接続するためのコネクタについても、ケースの外部から外部機器のコネクタを接続できるよう再設計を行う必要があるという課題があった。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、プログラマブルロジックコントローラが提供される。このプログラマブルロジックコントローラは、基板と、前記基板の一方の面に設けられた第1基板コネクタと、を含む基板ユニットと、前記第1基板コネクタと電気的に接続できる第1連結コネクタと、前記第1連結コネクタとストレート結線されているとともに前記第1連結コネクタの裏側に設けられた第2連結コネクタと、を含み、電子部品を含まない1つ以上の連結ユニットと、前記基板ユニットに前記1つ以上の連結ユニットが連結された状態で前記基板ユニットと前記連結ユニットとを内側に収容するケースと、を備え、前記第1連結コネクタと前記第2連結コネクタとは、互いに接続可能な形状を有し、前記1つ以上の連結ユニットは、前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容される。このような基盤ユニットに対して連結ユニットを連結できる態様とすれば、基板上に配置する電子部品の構成やケースの厚さが変更される際に、第1基板コネクタの再設計を行うことなく連結ユニットを連結することによってプログラマブルロジックコントローラを容易に構成できる。
(2)上記形態におけるプログラマブルロジックコントローラにおいて、前記基板ユニットは、さらに、前記基板の他方の面に設けられ、前記第2連結コネクタと電気的に接続できる第2基板コネクタを含み、前記1つ以上の連結ユニットの数は、2つ以上であり、前記ケースは、前記一方の面の側および前記他方の面の側にそれぞれ前記連結ユニットが連結された状態で前記基板ユニットと前記連結ユニットとを収容し、前記一方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記一方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容され、前記他方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記他方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第1連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容されてもよい。このような形態とすれば、基板上に配置する電子部品の構成やケースの厚さが変更される際に、第1基板コネクタおよび第2基板コネクタの再設計を行うことなく連結ユニットを連結することによってプログラマブルロジックコントローラを容易に構成できる。また、基板の一方の面および他方の面からケースまでの距離が、少なくとも連結ユニット1つ分は隔てられていることから、ケース外部からの基板に対する衝撃、ノイズおよび温度などの影響を軽減することができる。
(3)上記形態におけるプログラマブルロジックコントローラにおいて、前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタは、前記ケースの内側に位置してもよい。このような態様とすれば、外部コネクタと第2連結コネクタとの接続部分はケースの内側に位置するため、ケース外部における振動などの影響を接続部分に対して伝わりにくくすることができる。
(4)上記形態におけるプログラマブルロジックコントローラにおいて、前記第1連結コネクタおよび前記第2連結コネクタは、一方が複数の雄ピンを有し、他方が複数の雌穴を有し、前記第1連結コネクタと前記第2連結コネクタとは、すべての前記複数の雌穴に対してすべての前記複数の雄ピンが嵌まることによって接続されてもよい。このような態様とすれば、複数の雌穴のうちの一部に対して複数の雄ピンのうちの一部が嵌まることによって第1連結コネクタと第2連結コネクタとが接続される態様と比べて、第1連結コネクタと第2連結コネクタとの接続を外れにくくすることができる。
(5)本発明の他の形態によれば、プログラマブルロジックコントローラの製造方法が提供される。この製造方法は、前記基板ユニットと、前記1つ以上の連結ユニットと、前記ケースと、を準備する準備工程と、前記基板ユニットに前記1つ以上の連結ユニットを連結して前記ケースに収容する収容工程と、を備える。このような形態とすれば、基板上に配置する電子部品の構成やケースの厚さが変更される際に、第1基板コネクタの再設計を行うことなく連結ユニットを連結することによってプログラマブルロジックコントローラを容易に構成できる。
(6)上記形態における製造方法において、前記基板ユニットは、さらに、前記基板の他方の面に設けられ、前記第2連結コネクタと電気的に接続できる第2基板コネクタを含み、前記1つ以上の連結ユニットの数は、2つ以上であり、前記収容工程は、前記一方の面の側および前記他方の面の側にそれぞれ前記連結ユニットが連結された状態の前記基板ユニットと前記連結ユニットとを前記ケースに収容し、前記一方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記一方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容され、前記他方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記他方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第1連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容されてもよい。このような形態とすれば、基板上に配置する電子部品の構成やケースの厚さが変更される際に、第1基板コネクタおよび第2基板コネクタの再設計を行うことなく連結ユニットを連結することによってプログラマブルロジックコントローラを容易に構成できる。また、基板の一方の面および他方の面からケースまでの距離が、少なくとも連結ユニット1つ分は隔てられていることから、ケース外部からの基板に対する衝撃、ノイズおよび温度などの影響を軽減することができる。
本発明の形態は、プログラマブルロジックコントローラの形態に限るものではなく、例えば、プログラマブルロジックコントローラを備えた制御システムなどの種々の形態に適用することも可能である。また、本発明は、前述の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内において様々な形態で実施し得ることは勿論である。
プログラマブルロジックコントローラの外観構成を示す斜視図である。 プログラマブルロジックコントローラの分解斜視図である。 基板ユニットに連結ユニットが連結された状態を示した説明図である。 連結部分をXZ平面で切った断面の一部を示した図である。 プログラマブルロジックコントローラの外観構成を示す斜視図である。 プログラマブルロジックコントローラの外観構成を示す斜視図である。
A.第1実施形態:
図1は、プログラマブルロジックコントローラ10の外観構成を示す斜視図である。図1のXYZ軸は、互いに直交する3つの空間軸として、X軸、Y軸およびZ軸を有する。図1のXYZ軸は、他の図におけるXYZ軸に対応する。プログラマブルロジックコントローラ10は、工場において用いられる各種自動機械、エレベーター、自動ドア等の装置の制御を目的として用いられる。プログラマブルロジックコントローラ10は、第1カバー11と、第2カバー12と、第3カバー13と、ケース100とを備える。
図2は、プログラマブルロジックコントローラ10の分解斜視図である。図2は、第1カバー11、第2カバー12および第3カバー13がケース100から取り外された状態であり、説明の便宜上、第1カバー11および第2カバー12の図示は省略している。プログラマブルロジックコントローラ10は、ケース100の内側に基板ユニット200と、連結ユニット300とを収容する。
基板ユニット200は、基板205と、第1基板コネクタ210と、第2基板コネクタ220とを備える。基板205は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)を備えるとともに、各種電子部品が配置された構成を有する。第1基板コネクタ210は、基板205の面のうち-X軸方向を向いた面に設けられる。第2基板コネクタ220は、基板205の面のうち+X軸方向を向いた面に設けられる。第1基板コネクタ210および第2基板コネクタ220は、例えば、一方が入力端子として、他方が出力端子として使用される。本実施形態では、第2基板コネクタ220が入力端子として使用され、第1基板コネクタ210が出力端子として使用される。
連結ユニット300は、基部305と、第1連結コネクタ310と、第2連結コネクタ320とを備える。基部305は、板状部材であって、その裏表には、第1連結コネクタ310および第2連結コネクタ320が設けられる。第1連結コネクタ310は、基部305の面のうち+X軸方向を向いた面に設けられる。第2連結コネクタ320は、基部305の面のうち第1連結コネクタ310の裏側である-X軸方向を向いた面に設けられる。第2連結コネクタ320は、第1連結コネクタ310とストレート結線されている。
第1連結コネクタ310は、第1基板コネクタ210と電気的に接続できる。第2連結コネクタ320は、第2基板コネクタ220と電気的に接続できる。また、第1連結コネクタ310と第2連結コネクタ320とは、互いに接続可能な形状を有する。本実施形態では、第1基板コネクタ210の形状と第2連結コネクタ320の形状とは同じである。また、第2基板コネクタ220の形状と第1連結コネクタ310の形状とは同じである。
図3は、基板ユニット200に連結ユニット300が連結された状態を示した説明図である。図3において、連結ユニット300は、第1基板コネクタ210と第1連結コネクタ310との接続を介して、基板ユニット200に連結されている。図3に図示されるように、ケース100は、基板ユニット200に連結ユニット300が連結されている状態で基板ユニット200と連結ユニット300とを収容する。ケース100の内側には、基板205の-Z軸方向側および+Z軸方向側の外縁における-Y軸方向側の端部が嵌まる溝(図示省略)がX軸方向に沿って複数形成されており、基板205は、この溝に嵌まることによってケース100の内側に固定されている。
図4は、基板ユニット200および連結ユニット300が連結されている状態において連結部分をXZ平面で切った断面の一部を示した図である。第1基板コネクタ210は、基板205から-X軸方向に向けて突出した複数の突出部を有する。第2基板コネクタ220は、基板205から+X軸方向に向けて突出した複数の突出部を有する。第1連結コネクタ310は、基部305から+X軸方向に向けて突出した複数の突出部を有する。第2連結コネクタ320は、基部305から-X軸方向に向けて突出した複数の突出部を有する。第1基板コネクタ210と第1連結コネクタ310との接続、第2基板コネクタ220と第2連結コネクタ320との接続、第1連結コネクタ310と第2連結コネクタ320との接続は、一方における複数の突出部の間に対して他方の複数の突出部が挟まれることによって実現される。
図3の説明に戻り、基板ユニット200と連結ユニット300とを収容した状態のケース100に対して、第3カバー13、第1カバー11および第2カバー12が装着されることによって、図1に図示されたプログラマブルロジックコントローラ10が完成する。本実施形態では、プログラマブルロジックコントローラ10は、第2基板コネクタ220に対してスイッチやセンサ等の入力機器が接続される。一方、第2連結コネクタ320に対してランプやモーター、ソレノイド等の出力機器が接続される。他の実施形態では、プログラマブルロジックコントローラ10は、第2基板コネクタ220に対して出力機器が接続され、第2連結コネクタ320に対して入力機器が接続されてもよい。
本実施形態では、基板ユニット200の-X軸方向側に連結された連結ユニット300は、ケース100の表面に最も近い連結ユニットに相当する。この連結ユニット300の第2連結コネクタ320に、ケース100の外部から出力機器のコネクタを接続できる状態で、連結ユニット300は、ケース100に収容される。また、基板ユニット200の第2基板コネクタ220に、ケース100の外部から入力機器のコネクタを接続できる状態で、基板ユニット200は、ケース100に収容される。ここでいうケース100の外部からコネクタを接続できる状態とは、ケース100の外部から第2連結コネクタ320および第2基板コネクタ220に接続される接続対象のコネクタが、ケース100の外部から第2連結コネクタ320および第2基板コネクタ220に接続できる位置に、第2連結コネクタ320および第2基板コネクタ220が配置されているということである。
また、ケース100の表面に最も近い連結ユニットである連結ユニット300の第2連結コネクタ320は、ケース100の内側に位置する。ここでいうケース100の内側に位置するとは、コネクタ全体がケース100の内側に位置しているということであり、コネクタがケース100の外部に突出していないということである。このため、出力機器のコネクタと第2連結コネクタ320との接続部分はケース100の内側に位置するため、ケース100外部における振動などの影響を接続部分に対して伝わりにくくすることができる。第2基板コネクタ220も同様にケース100の内側に位置する。
以上説明した第1実施形態によれば、基板205上に配置する電子部品の構成やケース100のX軸方向における厚さが変更される際に、第1基板コネクタ210の再設計を行うことなく連結ユニット300を連結することによってプログラマブルロジックコントローラ10を容易に構成できる。基板205上に配置する電子部品の構成が変更される場合とは、例えば、顧客ごとのニーズに対応するために、基板205に配置される電子部品の数および種類が変更される場合が挙げられる。基板205上に配置する電子部品の構成が変更されることに伴って、ケース100のX軸方向における厚さは、基板205を収容できる厚さに変更される。連結ユニット300を備えていないプログラマブルロジックコントローラでは、基板205上に配置する電子部品の構成およびケース100のX軸方向における厚さが変更される場合、入力機器のコネクタがケース100の外部から第2基板コネクタ220に対して接続できるとともに出力機器のコネクタがケース100の外部から第1基板コネクタ210に対して接続できるよう第2基板コネクタ220と第1基板コネクタ210とのうち少なくとも一方のX軸方向における長さについて再設計を行う必要がある。一方、第1実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10では、基板205上に配置する電子部品の構成およびケース100のX軸方向における厚さが変更される際に、連結ユニット300が第1連結コネクタ310を介して第1基板コネクタ210に連結すること、もしくは、第2連結コネクタ320を介して第2基板コネクタ220に連結することによって設計変更に容易に対応できる。
また、第1実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10では、基板205上に配置する電子部品の構成が変更される際、連結ユニット300を連結することによって設計変更に対応することから、基板205の厚さ変更に対応するために準備するケース100のバリエーションの数を少なくすることができる。具体的には、ケース100に収容される基板ユニット200および連結ユニット300の厚さの合計は、基板ユニット200と基板ユニット200に連結される連結ユニット300の数に応じて決まることから、1つの連結ユニット300の厚さを1単位として厚さを1単位毎に増減させた複数のケース100を、基板205の設計変更に対して準備するケース100のバリエーションとすることができるということである。
B.第2実施形態:
図5は、第2実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10aの外観構成を示す斜視図である。第2実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10aの構成は、2つの連結ユニット300として、連結ユニット300aおよび連結ユニット300bを備える点を除き、第1実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10の構成と同じである。連結ユニット300aおよび連結ユニット300bの構成は、第1実施形態の連結ユニット300と同じである。
図5において、連結ユニット300aは、第1基板コネクタ210と第1連結コネクタ310との接続を介して、基板ユニット200に連結されている。連結ユニット300bは、連結ユニット300aの第2連結コネクタ320と連結ユニット300bの第1連結コネクタ310との接続を介して、連結ユニット300aに連結されている。ケース100は、基板ユニット200の-X軸方向側に連結ユニット300a、300bが連結されている状態で基板ユニット200と連結ユニット300a、300bとを収容する。連結ユニット300aの第2連結コネクタ320と連結ユニット300bの第1連結コネクタ310とは、ケース100内で接続されていることから、ケース100外部における振動などの影響によって連結ユニット300aと連結ユニット300bとの接続は外れにくい。
第2実施形態では、連結ユニット300bが、ケース100の表面に最も近い連結ユニットに相当する。この連結ユニット300bの第2連結コネクタ320に、ケース100の外部から出力機器のコネクタを接続できる状態で、連結ユニット300bは、ケース100に収容される。また、基板ユニット200の第2基板コネクタ220に、ケース100の外部から入力機器のコネクタを接続できる状態で、基板ユニット200は、ケース100に収容される。また、ケース100の表面に最も近い連結ユニットである連結ユニット300bの第2連結コネクタ320および第2基板コネクタ220は、ケース100の内側に位置する。
以上説明した第2実施形態によれば、連結ユニット同士は、一方の連結ユニットの第1連結コネクタ310と他方の連結ユニットの第2連結コネクタ320との接続を介して連結できる。このため、基板205上に配置する電子部品の構成およびケース100のX軸方向における厚さが変更される場合、連結される連結ユニット300の数を調整することによって、基板205からX軸方向に沿って離れる方向における長さの調整を容易に行うことができる。第2実施形態では、基板ユニット200の-X軸方向側に2つの連結ユニット300aおよび300bが連結されていたが、基板ユニット200に対して連結される連結ユニット300の数は、基板205上に配置する電子部品の構成やケース100のX軸方向における厚さに応じて決まる。すなわち、ケース100の外部から第2連結コネクタ320に接続される出力機器のコネクタが、ケース100の表面に最も近い連結ユニット300の第2連結コネクタ320にケース100の外部から接続できる位置に、ケース100の表面に最も近い連結ユニット300が配置されるために必要な数の連結ユニット300が、基板ユニット200に対して連結されるということである。
C.第3実施形態:
図6は、第3実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10bの外観構成を示す斜視図である。第3実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10bの構成は、基板ユニット200に対して、+X軸方向の側および-X軸方向の側に1つずつ連結ユニットが連結されている点を除き、第2実施形態のプログラマブルロジックコントローラ10aの構成と同じである。
図6において、連結ユニット300aは、第2基板コネクタ220と第2連結コネクタ320との接続を介して、基板ユニット200の+X軸方向側に連結されている。連結ユニット300bは、第1基板コネクタ210と第1連結コネクタ310との接続を介して、基板ユニット200の-X軸方向側に連結されている。ケース100は、基板ユニット200の+X軸方向側および-X軸方向側にそれぞれ連結ユニット300a、300bが連結されている状態で基板ユニット200と連結ユニット300a、300bとを収容する。
第3実施形態では、連結ユニット300bが、-X軸方向の側において、ケース100の表面に最も近い連結ユニットに相当する。この連結ユニット300bの第2連結コネクタ320に、ケース100の外部から出力機器のコネクタを接続できる状態で、連結ユニット300bは、ケース100に収容される。また、連結ユニット300aは、+X軸方向の側において、ケース100の表面に最も近い連結ユニットに相当する。この連結ユニット300aの第1連結コネクタ310に、ケース100の外部から出力機器のコネクタを接続できる状態で、連結ユニット300bは、ケース100に収容される。また、ケース100の表面に最も近い連結ユニットである連結ユニット300aの第1連結コネクタ310および300bの第2連結コネクタ320は、ケース100の内側に位置する。
以上説明した第3実施形態によれば、基板205の+X軸方向の側を向いた面および-X軸方向の側を向いた面からケース100までのX軸方向に沿った距離が、連結ユニット1つ分は隔てられていることから、ケース100外部からの基板205に対する衝撃、ノイズおよび温度などの影響を軽減することができる。
D.他の実施形態:
上述した第1実施形態では、第1基板コネクタ210の形状と第2連結コネクタ320の形状とは同じであるとともに、第2基板コネクタ220の形状と第1連結コネクタ310の形状とは同じであるとしていたが、本発明はこれに限られない。例えば、第1基板コネクタ210の形状と第2連結コネクタ320の形状とは異なってもよいし、第2基板コネクタ220の形状と第1連結コネクタ310の形状とは異なってもよい。
上述した各実施形態では、連結ユニット300において、基部305の面に第1連結コネクタ310および第2連結コネクタ320が設けられていたが、本発明はこれに限られない。例えば、連結ユニット300において、基板ユニット200が備える基板205とは異なる基板の面に第1連結コネクタ310および第2連結コネクタ320が設けられていてもよい。
上述した各実施形態では、図4で説明したように、コネクタ同士の接続は、一方における複数の突出部の間に対して他方の複数の突出部が挟まれることによって実現されていたが、本発明はこれに限られない。例えば、第1連結コネクタ310および第2連結コネクタ320は、一方が複数の雄ピンを有し、他方が複数の雌穴を有し、第1連結コネクタ310と第2連結コネクタ320とは、すべての複数の雌穴に対してすべての複数の雄ピンが嵌まることによって接続されてもよい。このような態様とすれば、複数の雌穴のうちの一部に対して複数の雄ピンのうちの一部が嵌まることによって第1連結コネクタと第2連結コネクタとが接続される態様と比べて、第1連結コネクタ310と第2連結コネクタ320との接続を外れにくくすることができる。また、このようなコネクタ同士の接続は、第1基板コネクタ210と第1連結コネクタ310との接続、第2基板コネクタ220と第2連結コネクタ320との接続に用いられてもよい。
本発明は、上述の実施形態や実施例、変形例に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態、実施例、変形例中の技術的特徴は、上述の課題の一部または全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部または全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…プログラマブルロジックコントローラ、10a…プログラマブルロジックコントローラ、10b…プログラマブルロジックコントローラ、11…第1カバー、12…第2カバー、13…第3カバー、100…ケース、200…基板ユニット、205…基板、210…第1基板コネクタ、220…第2基板コネクタ、300,300a,300b…連結ユニット、310…第1連結コネクタ、320…第2連結コネクタ

Claims (6)

  1. プログラマブルロジックコントローラであって、
    基板と、前記基板の一方の面に設けられた第1基板コネクタと、を含む基板ユニットと、
    前記第1基板コネクタと電気的に接続できる第1連結コネクタと、前記第1連結コネクタとストレート結線されているとともに前記第1連結コネクタの裏側に設けられた第2連結コネクタと、を含み、電子部品を含まない1つ以上の連結ユニットと、
    前記基板ユニットに前記1つ以上の連結ユニットが連結された状態で前記基板ユニットと前記連結ユニットとを内側に収容するケースと、を備え、
    前記第1連結コネクタと前記第2連結コネクタとは、互いに接続可能な形状を有し、
    前記1つ以上の連結ユニットは、前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容される、プログラマブルロジックコントローラ。
  2. 請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記基板ユニットは、さらに、前記基板の他方の面に設けられ、前記第2連結コネクタと電気的に接続できる第2基板コネクタを含み、
    前記1つ以上の連結ユニットの数は、2つ以上であり、
    前記ケースは、前記一方の面の側および前記他方の面の側にそれぞれ前記連結ユニットが連結された状態で前記基板ユニットと前記連結ユニットとを収容し、
    前記一方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記一方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容され、
    前記他方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記他方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第1連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容される、プログラマブルロジックコントローラ。
  3. 請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタは、前記ケースの内側に位置する、プログラマブルロジックコントローラ。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載のプログラマブルロジックコントローラであって、
    前記第1連結コネクタおよび前記第2連結コネクタは、一方が複数の雄ピンを有し、他方が複数の雌穴を有し、
    前記第1連結コネクタと前記第2連結コネクタとは、すべての前記複数の雌穴に対してすべての前記複数の雄ピンが嵌まることによって接続される、プログラマブルロジックコントローラ。
  5. 請求項1に記載のプログラマブルロジックコントローラの製造方法であって、
    前記基板ユニットと、前記1つ以上の連結ユニットと、前記ケースと、を準備する準備工程と、
    前記基板ユニットに前記1つ以上の連結ユニットを連結して前記ケースに収容する収容工程と、を備える、製造方法。
  6. 請求項5に記載の製造方法であって、
    前記基板ユニットは、さらに、前記基板の他方の面に設けられ、前記第2連結コネクタと電気的に接続できる第2基板コネクタを含み、
    前記1つ以上の連結ユニットの数は、2つ以上であり、
    前記収容工程は、前記一方の面の側および前記他方の面の側にそれぞれ前記連結ユニットが連結された状態の前記基板ユニットと前記連結ユニットとを前記ケースに収容し、
    前記一方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記一方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第2連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容され、
    前記他方の面の側に連結された前記連結ユニットは、前記他方の面の側の前記ケースの表面に最も近い連結ユニットの前記第1連結コネクタに、前記ケースの外部から外部コネクタを接続できる状態で前記ケースに収容される、製造方法。
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