JP7098492B2 - 作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、走行車両と、当該走行車両に牽引されるトレーラと、を備える作業機に関する。
特許文献1に開示された作業機は、走行車両と、積載物を積載する荷台と、荷台を支持するフレームと、スピンドルを介してフレームに回動自在に設けられた車輪と、走行車両が旋回する際、トレーラの走行軌跡が走行車両の走行軌跡とほぼ同一となるように、スピンドルを回動させるリンク機構と、を有するトレーラと、トレーラと走行車両とを連結する装着装置と、を備えている。
特開2005-110630号公報
特許文献1の作業機では、走行車両の旋回軌跡とトレーラの走行軌跡とを近似することができ、トレーラが走行車両の走行軌跡の内側にある障害物をよけることができる。しかしながら、路面が土砂や石等により不安定である場合には、作業機の車輪のうち、一部の車輪が接地せず空転し、作業機の接地が不安定になる。また、車輪が接地せず空転している場合には、トレーラの重量に加え、トレーラに積載された積載物の重量により装着装置に付与される負担が大きくなることがある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、トレーラが路面に対してより確実に接地することができ、トレーラの車輪の空転を抑制できる作業機の提供を目的とする。
本発明の一態様に係る作業機は、走行車両と、積載物を積載可能な荷台と、前記荷台を支持するフレームと、前記フレームに回転自在に取り付けられた車輪と、を有するトレーラと、前記トレーラの幅方向一方側と幅方向他方側とを互いに反対方向に上下揺動可能に連結する装着装置と、を備え、前記荷台は、前記積載物が載置される底部と、前記底部の外周から上方に向かって設けられ、且つ、前記積載物の外周を囲う壁部と、を有し、前記壁部のうち、前記幅方向一方側又は前記幅方向他方側の少なくとも1つに、開閉可能な側壁が形成され、前記壁部のうち、前記側壁以外の部分には、前記トレーラの前記上下揺動の操作を行う把持部が設けられている。
また、前記把持部は、前記壁部のうち、前記側壁以外の部分において、幅方向に対向配置された一対の縦部と、前記一対の縦部を夫々連結し、且つ前記トレーラの前記幅方向一方側から前記幅方向他方側に延びる横部と、を有している。
また、前記壁部のうち、前端部には前壁が形成され、前記把持部は、前記前壁に設けられている
また、前記装着装置は、前記走行車両と前記トレーラとを連結する装着フレームと、前記装着フレームに揺動可能に支持され且つ前記装着フレームから前記フレームに向けて延びる揺動軸と、を有し、前記トレーラの前記幅方向一方側を前記揺動軸廻りに上方へ揺動させた場合に、前記幅方向他方側を下方に揺動させ、前記トレーラの前記幅方向一方側を前記揺動軸廻りに下方へ揺動させた場合に、前記幅方向他方側を上方に揺動させる
また、前記揺動軸の回転中心は、前記底部よりも前記車輪の回転中心寄りに配置されている。
また、前記装着装置は、前記揺動軸の揺動のロック又はロック解除を選択可能な揺動選択部を有している。
また、前記フレームは、前記揺動軸が連結され且つ上下方向に延びる第3フレームを有し、前記装着フレームは、前記揺動軸を回転自在に支持する下フレームと、前記下フレームに設けられ且つ前記第3フレームの前記幅方向一方側と前記幅方向他方側とに離間して配置された揺動規制部と、を有し、前記第3フレームは、前記下フレームに対して前記揺動軸の軸心回りに揺動し、前記揺動規制部は、前記第3フレームと当接することで、当該第3フレームの揺動を規制して、前記トレーラの揺動を規制する
また、前記走行車両は、車体と、前記車体に、前記装着装置を上下方向に揺動可能に連結する連結装置と、を有している。
上記作業機によれば、トレーラが路面に対してより確実に接地し、トレーラの車輪の空転を抑制することができる。
トレーラと装着装置とを示す左側面図である。 トレーラの右後方斜視図である。 トレーラの側壁の開放状態と、閉鎖状態を示す右後方斜視図である。 フレーム、荷台、及び車輪を示す背面図である。 装着装置を示す左後方斜視図である。 装着装置を示す左前方斜視図である。 揺動軸を軸心に揺動するトレーラを示す背面図である。 トレーラの昇降を示す左側面図である。 トラクタとトレーラの連結状態を示した左側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図9は、本発明の一実施形態に係るトレーラ20を備えた作業機1を示す図である。作業機1は、トラクタ(走行車両)2と、トレーラ20と、装着装置60と、を備えている。図9に示すように、トラクタ2は、車体3と、走行装置4と、連結装置13と、運転席8と、を備えている。なお、本発明の実施形態において、トラクタ2の運転席8に着座した作業者の前側(図9の左側)を前方、作業者の後側(図9の右側)を後方、作業者の左側(図9の手前側)を左方、作業者の右側(図9の奥側)を右方として説明する。また、前後に直交する方向である水平方向を幅方向として説明する。車体3の中央部から右部、或いは、左部へ向かう方向を機体外方として説明する。言い換えれば、機体外方とは、幅方向であって車体3から離れる方向のことである。機体外方とは反対の方向を、機体内方として説明する。言い換えれば、機体内方とは、幅方向であって車体3に近づく方向である。図9において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示している。説明の便宜上、実施形態では、幅方向一方側は左側とし、幅方向他方側は右側として説明をする。なお、幅方向一方側は右側であってもよいし、幅方向他方側は左側であってもよい。
図9に示すように、車体3は、車体フレーム10と、クラッチハウジング11と、ミッションケース12とを有している。車体フレーム10は、車体3の前後方向に延びている。クラッチハウジング11とミッションケース12は、前後方向に連設されている。具体的には、クラッチハウジング11は、車体3の後部に設けられており、クラッチを収容している。ミッションケース12は、クラッチハウジング11の後部に連結されており、トランスミッション(図示略)や後輪差動装置(図示略)等を収容している。
図9に示すように、走行装置4は、車体3の前部に設けられた前輪4Aと、車体3の後部に設けられた後輪4Bとを有している。前輪4Aは、車体フレーム10に支持されている。後輪4Bは、後輪差動装置の出力軸に支持されている。なお、走行装置4は、クローラ型の装置であってもよい。
図9に示すように、車体3の後部には、運転席8や操縦装置9が設けられている。操縦装置9は、運転席8の周囲に設置されており、運転席8に着座した作業者(オペレータ)がトラクタ2に装備された機械、装置、器具、部材等(例えば、走行装置4、作業装置等)の操作に関係する装置、部材等が集まった部位を含む。操縦装置9は、少なくともステアリング等で構成された操舵装置を含む。
図9に示すように、連結装置13は、装着装置60をトラクタ2の後部に連結するための装置である。連結装置13は、2点リンク機構から構成されており、枢支部14とリフトアーム15とを有している。枢支部14は、トラクタ2の右後部及び左後部に夫々設けられ、後方に向けて延設している。リフトアーム15は、トラクタ2の右後部及び左後部に夫々枢支されており、上方且つ後方(斜め上後方)に向けて延設している。リフトアーム15の下端部は、シリンダケースに収容されたリフトシリンダ(図示略)に接続されている。図8に示すように、リフトアーム15は、リフトシリンダの伸縮に伴って枢支部14を支点として前方及び後方に揺動可能である。なお、本実施形態において、連結装置13は、連結された装着装置60を上下方向に揺動可能であるが、連結装置13は、上下方向に揺動しない構成であってもよい。言い換えると、連結装置13は、トラクタ(走行車両)2と、トレーラ20(装着装置60)と、を連結し、当該トラクタ2及びトレーラ20の上下方向の位置関係を保持するような構成であってもよい。
以下、主に図1~図4を用いて、トレーラ20について詳しく説明する。図1は、トレ
ーラ20、及び装着装置60を示す左側面図である。図2は、トレーラ20の右後方斜視図である。図3は、トレーラ20の側壁42の開放状態と、閉鎖状態を示す右後方斜視図である。図4は、フレーム21、荷台35、及び車輪30を示す背面図である。なお、図1~図4において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示しており、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。
図1、図9に示すように、トレーラ20は、フレーム21と、車輪30と、荷台35と、を有している。フレーム21は、荷台35を支持する部材である。具体的には、フレーム21は、第1フレーム22と、第2フレーム23と、第3フレーム24と、を含む。第1フレーム22は、トレーラ20の進行方向に延びて配置されている。図4に示すように、第2フレーム23は、幅方向に延びて配置されており、当該第2フレーム23の中途部は、第1フレーム22の後端部と連結されている。図1、図4に示すように、第3フレーム24は、上下方向に延びて配置されており、当該第3フレーム24の上端部は、第1フレーム22の前端部と連結されている。第3フレーム24の上部と、第1フレーム22の上部とは面一になっている。図1等に示すように、フレーム21は、第1フレーム22と、第3フレーム24と、を連結する補助フレーム26を有している。補助フレーム26の一方端側は、第3フレーム24の下側の後部と連結されており、他方端側は、第1フレーム22の下部と連結されている。図1、図9に示すように、補助フレーム26は、第3フレーム24の下側の後部から第1フレーム22の下部に向かって後上方へ延びている。
図1~図4に示すように、車輪30は、トレーラ20の後部に配置されており、幅方向に一対設けられている。車輪30は、路面と接地して、フレーム21を支持する。車輪30は、フレーム21に回動自在に取り付けられている。具体的には、車輪30は、支持軸30Aにより支持され、支持部31により、フレーム21に取り付けられている。支持部31は、車輪30を上下方向の軸心回りに回動可能に第2フレーム23に取り付ける。支持部31は、第2フレーム23の一方側(左側)と、他方側(右側)とに連結されている。支持部31は、車輪30の支持軸30Aの一方側と、他方側とを支持し、車輪30を支持している。
図1、図4に示すように、荷台35は、フレーム21に支持されており、積載物が積載可能である。荷台35は、フレーム21を介して車輪30によって接地されている。図1、図2、図3に示すように、荷台35は、積載物が載置される底部36と、底部36に載置された積載物の外周を囲う壁部37と、を有している。底部36は、トレーラ20の進行方向(前後方向)及び幅方向の長さが上下方向の長さよりも長い板状の部分である。具体的には、底部36は、例えば、前後方向に延びて配置された略長方形状である。底部36の上面は、平坦であり、積載物が載置される。底部36の下面は、フレーム21の上部と溶接等によって連結されている。
図1、図2、図3に示すように、壁部37は、底部36の外周から上方に向かって設けられており、底部36の上面に載置された積載物を囲う。壁部37は、前壁38と、側壁42と、後壁44と、を含む。前壁38は、底部36の前端部から上方に向かって立設されている。前壁38は、幅方向及び上下方向の長さが前後方向の長さよりも長い板状の部分である。詳しくは、前壁38は、幅方向の長さが上下方向の長さよりも長い略長方形状である。言い換えると、前壁38は、幅方向に延びて配置されている。前壁38の上部には、把持部39が設けられている。把持部39は、トレーラ20をトラクタ2と連結していない場合において、作業者がトレーラ20を移動させる際等に把持する部分である。把持部39は、図4に示すように、背面視において略門形状である。把持部39は、一対の縦部40と、横部41と、を有している。一対の縦部40は、幅方向に対向配置されており、前壁38の上部の一方側(左側)と、他方側(右側)とから上方に向かって延設されている。横部41は、一対の縦部40の上端部を夫々連結する。
図1、図2、図3に示すように、側壁42は、底部36の幅方向の両端に一対立設されている。具体的には、側壁42は、底部36の左端部と右端部とから上方に向かって立設されている。側壁42は、前後方向及び上下方向の長さが幅方向の長さよりも長い板状の部分である。詳しくは、側壁42は、前後方向の長さが上下方向の長さよりも長い略長方
形状である。言い換えると、側壁42は、前後方向に延びて配置されている。図1、図2、図3に示すように、側壁42の外周面には、ロープ、幌、シート等が係止される複数のフック43が設けられている。具体的には、複数のフック43は、左側の側壁42の左面と、右側の側壁42の右面とに等間隔に間隔をあけて設けられている。複数のフック43は、外方に向かって延設され、中途部で下方に向かって屈曲している。なお、本実施形態において、前壁38、側壁42、及び後壁44は、板状の部分であるが、底部36に載置された積載物を囲うことができればよく、網状の部分と当該網状の部分の外周を囲う枠部から構成されたものでもよいし、その形状は、上記構成に限定されない。
図2、図3、図4に示すように、後壁44は、底部36の後端から上方に向かって立設されている。後壁44は、幅方向及び上下方向の長さが前後方向の長さよりも長い板状の部分である。後壁44は、幅方向の長さが上下方向の長さよりも長い略長方形状の板部である。言い換えると、後壁44は、幅方向に延びて配置されている。本実施形態において、後壁44の上下方向の長さと、側壁42の上下方向の長さは、略一致する。言い換えると、後壁44の上部と、側壁42の上部とは面一である。
図2、図3に示すように、側壁42及び後壁44は、底部36から上方に向かって配置された閉鎖状態と、上部を下方に向かって揺動させた開放状態とに変更可能である。言い換えると、側壁42及び後壁44は、底部36に開閉可能に設けられている。具体的には、側壁42及び後壁44は、連結部45により底部36と連結されている。本実施形態において、連結部45は、例えば、側壁42及び後壁44側に連結された枢支具46と、枢支具46を枢支する枢支軸(図示略)と、底部36に連結された軸受部47を有している。連結部45は、左側の側壁42と底部36とを連結する第1連結部45aと、右側の側壁42と底部36とを連結する第2連結部45bと、後壁44と底部36とを連結する第3連結部45cと、を含む。
図1に示すように、第1連結部45aは、前後方向(左側の側壁42の長手方向)の軸心回りに左側の側壁42と底部36とを揺動可能に連結している。具体的には、第1連結部45aは、左側の側壁42の前側と、後側とに配置されている。即ち、前側の第1連結部45aは、左側の側壁42の前側と、底部36の左端部の前側とを連結し、後側の第1連結部45aは、左側の側壁42の後側と、底部36の左端部の後側とを連結している。
図2、図3に示すように、第2連結部45bは、前後方向(右側の側壁42の長手方向)の軸心回りに右側の側壁42と底部36とを揺動可能に連結している。第2連結部45bは、右側の側壁42の前側と、後側とに配置されている。即ち、前側の第2連結部45bは、右側の側壁42の前側と、底部36の右端部の前側とを連結し、後側の第2連結部45bは、右側の側壁42の後側と、底部36の右端部の後側とを連結している。
図2、図3に示すように、第3連結部45cは、幅方向(後壁44の長手方向)の軸心回りに後壁44と底部36とを揺動可能に連結している。第3連結部45cは、後壁44の左側と右側とに配置されている。左側の第3連結部45cは、後壁44の左側と、底部36の後端部の左側とを連結し、右側の第3連結部45cは、後壁44の右側と、底部36の後端部の右側とを連結している。なお、本実施形態において、左側の側壁42と、右側の側壁42との両方の側壁42が開閉可能に形成されているが、幅方向(トレーラ20の進行方向に直交する方向)の一方側又は他方側の少なくとも一方が開閉可能に形成されていればよい。また、連結部45は、側壁42及び後壁44と底部36を揺動可能に連結できればよく、上記構成に限定されず、蝶番等であってもよい。また、連結部45は、左側の側壁42と、右側の側壁42と、後壁44とに夫々2個ずつ配置されているが、第1連結部45a、第2連結部45b、及び第3連結部45cの個数は、2個に限定されず、3個でも4個でも何個でもよい。
図2、図3に示すように、側壁42には、側璧及び後壁44を閉鎖状態に保持する閉鎖保持部50が設けられている。具体的には、閉鎖保持部50は、壁部37の前側と後側とに設けられている。閉鎖保持部50は、係止部51と、被係止部54とを含む。係止部51は、前壁38の左端部及び右端部と、後壁44の左端部及び右端部と、に設けられている。係止部51は、壁部37に挿入され、且つ、当該壁部37から機体外方に向かって延
び、中途部で屈曲している略L字状の部分である。係止部51は、壁部37に回動可能に取り付けられている。被係止部54は、係止部51と対応しており、側壁42の前端部と後端部とに設けられている。被係止部54は、係止部51の下方に配置されている。図2に示すように、係止部51の先端側を下方に向けて配置している場合、係止部51と被係止部54とが係止することで、側壁42の揺動が規制される。一方、係止部51の先端側を上方に向けて回動させた場合、係止部51と被係止部54との係止が解除され、側壁42の揺動が許容される。なお、本実施形態において、閉鎖保持部50は、係止部51と被係止部54とを含むが、閉鎖保持部50は、側壁42及び後壁44を閉鎖状態に保持することができればよく、上記構成に限定されない。
以下、主に、図1、図5~図9を用いて、装着装置60について詳しく説明する。図5は、装着装置60を示す左後方斜視図である。図6は、装着装置60の左前方斜視図である。図7は、揺動軸80を軸心に揺動するトレーラ20を示す背面図である。なお、図5~図7において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示しており、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。装着装置60は、トレーラ20の幅方向一方側(左側)と、幅方向他方側(右側)とを互いに反対方向に上下揺動可能に連結する。具体的には、装着装置60は、トレーラ20の幅方向一方側(左側)を上方に揺動させた場合に、幅方向他方側(右側)を下方に揺動する。また、装着装置60は、幅方向一方側(左側)が下方に揺動させた場合に、幅方向他方側(右側)を上方に揺動する。装着装置60は、装着フレーム61と、揺動軸80を有している。装着フレーム61は、トラクタ(走行車両)2とトレーラ20とを装着する部分であり、前フレーム62と、後フレーム71と、下フレーム75と、を有している。前フレーム62と、後フレーム71と、下フレーム75とは、溶接やボルト止め等により接続されて一体化されている。
図9を示すように、前フレーム62は、連結装置13のリフトアーム15と連結されている。図5に示すように、前フレーム62は、左側板63と、右側板64と、第1突設部65と、第2突設部66と、を有している。左側板63及び右側板64は、前フレーム62の前部を構成している。左側板63と右側板64は、前後方向に延びて配置されており、夫々幅方向に離反して対向配置されている。左側板63は、左側に配置され、右側板64は、右側に配置されている。左側板63及び右側板64の前部は、枢軸14aにより枢支部14に連結されている。枢軸は、トラクタ2に対してトレーラ20を昇降させる時の回動支点となる。
図1、図5を示すように、第1突設部65及び第2突設部66は、左側板63及び右側板64の後部に設けられている。具体的には、第1突設部65は、左側板63の後部に設けられている。第2突設部66は、右側板64の後部に設けられている。第1突設部65及び第2突設部66は、枢軸よりも後方に位置している。具体的には、第1突設部65は、枢軸よりも後方に位置する左側板63の後部から上方に突設されている。第2突設部66は、第2枢軸よりも後方に位置する右側板64の後部から上方に突設されている。左側板63の右面及び右側板64の左面には、トレーラ20の前側を接地させるスタンド(図示略)を取付可能な取付部67が設けられている。スタンドは、ボルトやピン等の締結部材により取付部67に取り付けられる。
図1、図5、図9に示すように、前フレーム62は、第1突設部65に設けられた第1連結具68と、第2突設部66に設けられた第2連結具69と、昇降ロッド70と、を含む。第1連結具68と第2連結具69とは、幅方向に延びる連結軸により連結されている。昇降ロッドは、リフトアーム15に枢軸を介して連結される左側の昇降ロッド70と、リフトアーム15に枢軸を介して連結される右側の昇降ロッド70とを含む。左側の昇降ロッド70は、第1連結具68と左側のリフトアーム15とを連結する。右側の昇降ロッド70は、第2連結具69と右側のリフトアーム15とを連結する。
図8に示すように、シリンダケースに収容されたリフトシリンダを伸長させて、枢支部14を支点として、リフトアーム15を後方に揺動させると、昇降ロッド70が上昇して第1突設部65及び第2突設部66が引き上げられる。これにより、装着装置60は、枢軸を支点として上方に回動し、トレーラ20が上昇する。一方、リフトシリンダを短縮さ
せて、枢支部14を支点として、リフトアーム15を前方に揺動させると、昇降ロッド70が下降してトレーラ20が引き下げられる。
図1、図5に示すように、後フレーム71は、前フレーム62に後部に配置され、下フレーム75の上方に位置している。図1に示すように、後フレーム71は、側板72と、下板73と、後板74とを有する。左側の側板72は、後フレーム71の左部を構成し、下板73の上面の一端部(左部)に立設されている。右側の側板72は、後フレーム71の右部を構成し、下板73の上面の他端部(右部)に立設されている。後板74は、後フレーム71の後部を構成し、下板73の上面の後部に立設されている。後板74は、側板72の後端部と側板72の後端部とを連結する。
図1、図5、図6に示すように、下フレーム75は、揺動軸80を回転自在に支持する部分である。下フレーム75は、前フレーム62の後方、且つ、後フレーム71の下方に位置している。下フレーム75は、支持板76と、補助板77とを有している。支持板76は、後フレーム71の下板73の後端から下方に向かって延設された矩形状の板部分である。図6、図7に示すように、支持板76の中央部には、揺動軸80が挿通される孔76aが形成されている。また、当該孔76aの縁部から前方に突出したボス76bが形成されている。ボス76bの内部には、グリス等の円滑材が充填されている。下フレーム75は、支持板76の孔76aとボス76bとで揺動軸80を揺動可能に支持する。補助板77は、側方視で略三角形の枠状の部分である。図6に示すように、補助板77は、幅方向に一対並んで配置されている。左側の補助板77は、下フレーム75の左部を構成し、支持板76の一端部(左部)と下板73の下面の一端部(左部)とを連結する。一方、右側の補助板77は、下フレーム75の右部を構成し、支持板76の他端部(右部)と下板73の下面の他端部(右部)とを連結する。
図1、図5、図6等に示すように、揺動軸80は、トレーラ20に向けて延びていて、トレーラ20に連結されている。揺動軸80は、車輪30の支持軸30Aと荷台35の下部との間であって、フレーム21の前部に連結されている。揺動軸80は、支持板76に形成された孔76a及びボス76bに挿通され、トレーラ20を軸心回りに揺動可能に支持する。即ち、装着装置60は、トラクタ2とトレーラ20とを揺動軸80回り(前後方向の軸心回り)に揺動可能に連結し、且つ、トラクタ2とトレーラ20とを上下方向の軸心回りに揺動不可能[左右方向(幅方向)に揺動不能]に連結する。揺動軸80は、軸部81と保持部82とを有している。軸部81は、支持板76に形成された孔76a及びボス76bに対応して形成されており、当該孔76a及びボス76bにより回動自在に支持されている。軸部81の回動によって、トレーラ20の幅方向一方側(左側)が上方に揺動した場合は、トレーラ20の幅方向他方側(右側)が下方に揺動する。また、軸部81の回動によって、トレーラ20の幅方向他方側(右側)が上方に揺動した場合は、トレーラ20の幅方向一方側(左側)が下方に揺動する。
軸部81の後端部は、第3フレーム24の前部の中央部に固定(連結)されている。軸部81と第3フレーム24とは、例えば溶接などにより固定(連結)されている。
図6に示すように、保持部82は、軸部81の前端部に設けられており、軸部81が支持板76から脱落することを抑止する。保持部82は、背面視において略円盤状の部分である。保持部82の直径は、少なくとも支持板76の孔76a及びボス76bの内径よりも大きい。保持部82は、例えばボルト等の締結手段により軸部81に固定されている。これによって、図7に示すように、トレーラ20は、軸部81が支持板76から脱落することなく、揺動軸80の軸心回りに揺動することができる。このため、トレーラ20は、路面の土砂や石等の凹凸によって不安定な路面であっても、トレーラ20がトラクタ2に対して揺動することで、路面に対してより確実に接地することができ、トレーラ20の車輪30の空転を抑制できる。このため、トレーラ20は、荷台35に積載された積載物を安定した姿勢で支持することができる。また、トレーラ20がトラクタ2に対して揺動自在に連結されるため、装着装置60に加わる負荷を低減することができる。これによって、装着装置60の耐久性を向上させることができる。また、揺動軸80の中央と、車輪30の回転中心との高さが近似するため、トレーラ20がトラクタ2に対して揺動した場合
、車輪30の揺動方向へのブレを抑制することができる。このため、車輪30は、路面状態に対する応答可能範囲を確保することができる。
図1に示すように、トレーラ20の装着装置60は、トレーラ20の揺動のロック(停止)又はロックの解除を選択的に行う揺動選択部85を有している。具体的には、揺動選択部85は、後フレーム71の上方に設けられている。揺動選択部85は、例えば、インデックスプランジャ(プランジャ)であり、第3フレーム24に形成された孔25へピン88を挿入することで、トレーラ20の揺動を規制(ロック)する。揺動選択部85は、筒部86と、レバー部87と、挿入部(ピン)88と、を有している。筒部86は、内部が中空の筒(パイプ)状であり、当該内部に挿入部88を収容する部分である。また、筒部86の内部には、スプリングやバネ等の弾性部材(図示略)が収容されている。レバー部87は、挿入部88と揺動可能に連結されており、当該レバー部87を操作することで、挿入部88は、筒部86から軸方向に出し入れ可能である。
本実施形態において、挿入部88は、弾性部材(スプリング)により、前方向に力を付与されている。図1に示すように、レバーを引き上げた場合に、挿入部88は、当該レバーに押出され、筒部86から突出する。これにより、挿入部88の先端が、第3フレーム24の孔25に挿入され、トレーラ20の揺動を規制(ロック)する。一方、レバーを引き下げた場合に、挿入部88は、スプリングにより筒部86の内部に収容され、当該挿入部88の先端は、第3フレーム24の孔25から抜去される。これにより、トレーラ20の揺動は許容される。このため、段差等によりトレーラ20が路面に接地していない場合に、荷台35に積載されている積載物の重みの偏り等によって、当該トレーラ20が意図せず揺動して、荷台35から積載物が落下することを抑止することができる。即ち、作業者は、荷台35に積載物を積載するに際して、積載物の配置を考慮せずに作業を行うことができる。なお、本実施形態において揺動選択部85は、インデックスプランジャであるが、トレーラ20の揺動を規制、又は許容できればよく、揺動選択部85は、上記構成に限定されない。
図1に示すように、揺動選択部85は、支持板76の後面の上部に連結されている。具体的には、揺動選択部85は、支持フレーム90により支持板76に連結されている。図1、図5に示すように、支持フレーム90は、第1縦板91と第2縦板93とを含む。第1縦板91及び第2縦板93は、上下方向の長さが幅方向及び前後方向の長さよりも長い。つまり、第1縦板91及び第2縦板93は、背面視において、上下方向に延びて配置された略長方形状の板部である。第1縦板91と第2縦板93は、前後方向に離反して設けられている。第1縦板91及び第2縦板93の上部には、夫々内径の異なる略円形状の孔が形成されている。第1縦板91の孔92と第2縦板93の孔94とは、前後方向において同心円状に配置されるよう対応して配置されている。第1縦板91の上部に形成された孔(支持孔)92は、筒部86の中途部を支持する。支持孔92の内径は、筒部86の外径と対応しており、筒部86は、支持孔92に溶接等の固定手段により固定されている。第2縦板93の上部に形成された孔(補助孔)94は、挿入部88の外径と対応する孔である。
図1、図4、図5等に示すように、トレーラ20の装着装置60は、トレーラ20が揺動する範囲を所定の範囲に規制する揺動規制部95を有している。揺動規制部95は、フレーム21(第3フレーム24)の幅方向一方側(左側)と他方側(右側)とに離間して配置されている。揺動規制部95は、トレーラ20が揺動軸80の軸心回りに所定の範囲を揺動した場合に、フレーム21と当接して、トレーラ20の揺動を規制する。具体的には、揺動規制部95は、支持板76の後面に設けられている。揺動規制部95は、幅方向に一対設けられており、第3フレーム24の左方と右方とに配置されている。揺動規制部95は、例えば、背面視において略T字形状であり、溶接等により支持板76の後部に固定されている。以下、揺動規制部95について詳しく説明する。
図4、図5、図6に示すように、揺動規制部95は、当接部96と、補助部97とを有している。当接部96及び補助部97は、略板状の部分であり、支持板76から後方に突出して設けられている。当接部96は、揺動軸80の軸心よりも上方に配置されている。
左側の当接部96は、右下に向かって傾斜するように配置され、右側の当接部96は、左下に向かって傾斜するように配置されている。言い換えると、左側の当接部96と右側の当接部96は、上方に向かって幅広になるように配置されている。補助部97は、当接部96と直交するように配置されている。具体的には、左側の補助部97は、右上に向かって傾斜するように配置されている。左側の補助部97の上部と、左側の当接部96の下面とは連結されている。一方、右側の補助部97は、左下に向かって傾斜するように配置されている。右側の補助部97の上部と、右側の当接部96の下面とは連結されている。
図7に示すように、トレーラ20が反時計回りに揺動した場合には、第3フレーム24の左面が左側の揺動規制部95の右面に当接することにより、トレーラ20は、揺動を規制される。一方、トレーラ20が時計回りに揺動した場合には、第3フレーム24の右面が右側の揺動規制部95の左面に当接することにより、トレーラ20は、揺動を規制される。これによって、揺動規制部95は、トレーラ20が揺動する範囲を所定の範囲に規制することができる。このため、作業機1の走行中に、石や土砂等の障害物によりトレーラ20が揺動した場合に、当該トレーラ20の揺動量が所定の範囲を超え、積載物が荷台35上で転倒したり、積載物が荷台35から落下したりすることを抑止することができる。
以下、上述した作業機1におけるトレーラ20の積載物の積み下ろしについて説明する。本発明に係るトレーラ20は、側壁42を揺動させ、開放状態にすることで積載物を積み下ろすことができる。また、トレーラ20を上昇させ、車輪30を空転させた状態で当該トレーラ20を揺動させることで、積載物を積み下ろす事が出来る。具体的には、まず、閉鎖保持部50を操作して、側壁42の閉鎖状態の保持を解除する。側壁42の上部を下方に揺動させ、トレーラ20を開放状態にする。揺動選択部85のレバーを引き下げて、トレーラ20の揺動を許容させる。図8に示すように、枢支部14を支点として、リフトアーム15を後方に揺動させ、突設部が引き上げられると、装着装置60は、枢軸を支点として上方に回動してトレーラ20が上昇する。これによって、車輪30が接地せず、空転しているため、トレーラ20を揺動軸80の軸心回りに揺動し、底部36を傾斜させることで、底部36に載置された積載物を積み下ろす事が出来る。このため、荷台35の底部36の上部から積載物が滑り落ちるため、荷台35から積載物の積み下ろしの効率性を向上させることができる。なお、トレーラ20を揺動させる際に、作業者は把持部39を把持して、トレーラ20を揺動させてもよい。
上述した作業機1は、走行車両2と、積載物を積載可能な荷台35と、荷台35を支持するフレーム21と、フレーム21に回転自在に取り付けられた車輪30と、を有するトレーラ20と、トレーラ20の幅方向一方側と幅方向他方側とを互いに反対方向に上下揺動可能に連結する装着装置60と、を備えている。
上記構成によれば、土砂や石によって不安定な路面であっても、トレーラ20が走行車両2に対して揺動することで、路面に対してより確実に接地することができる。このため、トレーラ20は、荷台35に積載された積載物を安定した姿勢で支持することができる。また、トレーラ20が走行車両2に対して揺動自在に連結されるため、装着装置60に加わる負荷を低減することができる。これによって、装着装置60の耐久性を向上させることができる。
また、装着装置60は、トレーラ20の幅方向一方側を上方に揺動させた場合に幅方向他方側を下方に揺動させ、幅方向一方側に下方に揺動させた場合に幅方向他方側を上方に揺動させる。
上記構成によれば、幅方向一方側が上方と下方との両方向に揺動し、幅方向他方側が上方と下方との両方向に揺動するまめ、車輪30が路面に対して一層確実に接地することができる。
また、装着装置60は、走行車両2とトレーラ20とを連結する装着フレーム21と、装着フレーム21に揺動可能に支持され且つ装着フレーム21からフレーム21に向けて延びる揺動軸80を有している。
上記構成によれば、より簡単な構造で、トレーラ20を走行車両2に対して揺動させることができる。このため、製造コストを低減し、且つ、装着装置60のメンテナンスを容
易にすることができる。また、装着装置60の耐久性を向上させることができる。
また、装着装置60は、揺動軸80の揺動のロック又はロック解除を選択可能な揺動選択部85を有している。
上記構成によれば、段差等によりトレーラ20が路面に接地していない場合に、荷台35に積載されている積載物の重みの偏り等によって、当該トレーラ20が意図せず揺動して、荷台35から積載物が落下することを抑止することができる。これによって、作業者は、荷台35に積載物を積載するに際して、積載物の配置を考慮せずに作業を行うことができる。
また、装着装置60は、フレーム21の幅方向一方側と他方側とに離間して配置され、且つ、トレーラ20が揺動軸80の軸心回りに所定の範囲を揺動した場合に、フレーム21と当接して、トレーラ20の揺動を規制する揺動規制部95を有している。
上記構成によれば、トレーラ20の揺動する範囲(揺動量)を所定の範囲に規制することができる。これによって、作業機1の走行中に、石や土砂等の障害物によりトレーラ20が揺動した場合に、当該トレーラ20の揺動量が所定の範囲を超え、積載物が荷台35上で転倒したり、積載物が荷台35から落下したりすることを抑止することができる。
また、荷台35は、積載物が載置される底部36と、底部36の外周から上方に向かって設けられ、且つ、底部36の外周を囲う壁部37と、を有し、壁部37のうち、トレーラ20の幅方向一方側又は他方側の少なくとも一方に、開閉可能な側壁42が形成されている。
上記構成によれば、側壁42を開放し、トレーラ20の当該側壁42側を下方に揺動させた場合に、荷台35の底部36の上部から積載物が滑り落ちるため、荷台35に積載されている積載物を容易に積み下ろすことができる。このため、荷台35から積載物の積み下ろしの効率性を向上させることができる。
以上、本発明について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 作業機
2 走行車両(トラクタ)
13 連結装置(2点リンク機構)
20 トレーラ
21 フレーム
30 車輪
35 荷台
36 底部
37 壁部
42 側壁
45 連結部
60 装着装置
80 揺動軸
85 揺動選択部
95 揺動規制部

Claims (8)

  1. 走行車両と、
    積載物を積載可能な荷台と、前記荷台を支持するフレームと、前記フレームに回転自在に取り付けられた車輪と、を有するトレーラと、
    前記トレーラの幅方向一方側と幅方向他方側とを互いに反対方向に上下揺動可能に連結する装着装置と、
    を備え、
    前記荷台は、
    前記積載物が載置される底部と、
    前記底部の外周から上方に向かって設けられ、且つ、前記積載物の外周を囲う壁部と、を有し、
    前記壁部のうち、前記幅方向一方側又は前記幅方向他方側の少なくとも1つに、開閉可能な側壁が形成され、
    前記壁部のうち、前記側壁以外の部分には、前記トレーラの前記上下揺動の操作を行う把持部が設けられている作業機。
  2. 前記把持部は、
    前記壁部のうち、前記側壁以外の部分において、幅方向に対向配置された一対の縦部と、
    前記一対の縦部を夫々連結し、且つ前記トレーラの前記幅方向一方側から前記幅方向他方側に延びる横部と、
    を有している請求項1に記載の作業機。
  3. 前記壁部のうち、前端部には前壁が形成され、
    前記把持部は、前記前壁に設けられている請求項1又は2に記載の作業機。
  4. 前記装着装置は、
    前記走行車両と前記トレーラとを連結する装着フレームと、
    前記装着フレームに揺動可能に支持され且つ前記装着フレームから前記フレームに向けて延びる揺動軸と、
    を有し、
    前記トレーラの前記幅方向一方側を前記揺動軸廻りに上方へ揺動させた場合に、前記幅方向他方側を下方に揺動させ、
    前記トレーラの前記幅方向一方側を前記揺動軸廻りに下方へ揺動させた場合に、前記幅方向他方側を上方に揺動させる請求項1~3のいずれか1項に記載の作業機。
  5. 前記揺動軸の回転中心は、前記底部よりも前記車輪の回転中心寄りに配置されている請求項4に記載の作業機。
  6. 前記装着装置は、前記揺動軸の揺動のロック又はロック解除を選択可能な揺動選択部を有している請求項4又は5に記載の作業機。
  7. 前記フレームは、前記揺動軸が連結され且つ上下方向に延びる第3フレームを有し、
    前記装着フレームは、
    前記揺動軸を回転自在に支持する下フレームと、
    前記下フレームに設けられ且つ前記第3フレームの前記幅方向一方側と前記幅方向他方側とに離間して配置された揺動規制部と、
    を有し、
    前記第3フレームは、前記下フレームに対して前記揺動軸の軸心回りに揺動し、
    前記揺動規制部は、前記第3フレームと当接することで、当該第3フレームの揺動を規制して、前記トレーラの揺動を規制する請求項4~6のいずれか1項に記載の作業機。
  8. 前記走行車両は、
    車体と、
    前記車体に、前記装着装置を上下方向に揺動可能に連結する連結装置と、
    を有している請求項1~7のいずれか1項に記載の作業機。
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