JP7094002B2 - 刈取作業機及びその運転方法 - Google Patents

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本発明は、自走する刈取作業機及びその運転方法に関する。
機体と、前記機体に連結された作業部と、前記機体を支持する左右一対の走行部と、前記走行部を走行駆動させる動力源とを備え、設定した走行経路に沿って走行する作業機が従来公知である。
例えば、前記作業部が草や芝等の対象物を刈取る刈取作業部であり、前記走行経路は、前記機体が直進する第1経路と、前記第1経路と平行又は略平行に並列された第2経路と、前記機体が前記第1経路から前記第2経路に移動する切換経路とを含み、前記切換経路において前記機体をUターン旋回させる。
ここで、未刈地(未作業エリヤ)が発生する(作業効率が低下する)ことを防止するため、前記第1経路と前記第2経路との間隔を、刈幅(作業幅)よりも小さく設定することが望ましいが、前記作業機の最小旋回半径の都合上、前記第2経路の配置には制約も大きい。
この問題を改善するため、前記作業機を、旋回させている最中に一端後進させ、その後に再度旋回させるものが公知になっている(例えば、特許文献1の図19を参照)。
しかし、同文献のように前記作業機を走行させた場合でも、前記作業機が前記切換経路を旋回走行している最中は、作業による走行負荷の増大等によって、意図した円弧状の経路を走行することが困難になるとともに、該旋回走行に起因して作業効率が低下する。
特開2015-188441号公報
本発明は、直進経路である第1経路と、該第2経路と異なる向きに直進する第2経路と、第1経路から第2経路へ移動する切換経路とを含む走行経路に沿って機体を走行させるにあたり、高い作業効率を有するとともに、切換経路の走行中も意図した経路を確実に走行させることが可能な刈取作業機及びその運転方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明の刈取作業機は、自走する刈取作業機であって、機体と、前記機体に連結され且つ対象物の刈取作業を行う作業部と、前記機体を支持する左右一対の走行部と、前記走行部を走行駆動させる動力源と、前記機体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、前記走行位置検出手段の検出結果に基づいて左右の前記走行部の駆動をそれぞれ制御する制御部とを備え、前記制御部は、リアルタイムに生成される走行経路または予め設定された走行経路に沿って、前記機体を自動的に走行させる自動走行制御を実行可能に構成され、前記走行経路は、前記機体が直進する第1経路と前記第1経路に対して180度又は略180度で進行方向を変更し且つ該第1経路と平行又は略平行に並列された第2経路と、前記機体が前記第1経路から前記第2経路に移動する切換経路とを含み、前記第1経路は、そこを走行している走行機体の左右一方を刈取作業が完了した作業完了エリヤとし且つ左右他方を刈取作業が完了していない未作業エリヤとするように設定され、前記切換経路は、前記第1経路の終端側から前記第1経路及び前記第2経路と異なる向きに進行方向を90度未満で作業完了エリヤ側に変更して前記機体が直進する往路と、前記往路の終端側から折り返すように進行方向を変更して前記機体が前記第1経路の終端又は前記第2経路の始端に向かって直進する復路とを含み、前記制御部は、自動走行制御の実行時に前記機体が前記往路の終端側に到達した場合、左右の前記走行部の一方を他方に対して逆方向に駆動させるか、或いは一方のみ駆動させ且つ他方を駆動停止させることにより、前記機体を、前記復路の進行方向を向くように、その場で旋回させるように構成されたことを特徴とする。
左右の前記走行部はそれぞれクローラ式走行装置であり、前記作業部は、左右一対の刈取回転体を有し、左右の前記刈取回転体の間に対象物を掻き込みながら刈取作業を行うように構成され、前記クローラ式走行装置の左右内側の側部の少なくとも一部は、カバー体によってカバーされ、左右の前記クローラ式走行装置の幅中心間の距離に比べて、前記クローラ式走行装置の接地長さが短くなるように設定されたものとしてもよい。
作業負荷を検出する作業負荷検出手段を備え、前記制御部は、作業負荷が所定以上高くなっていることを作業負荷検出手段により検出した場合、その場で走行機体を走行停止させ、作業部を駆動させた状態で維持し、その後、作業負荷が所定以上に低下した場合又は走行停止から所定の時間が経過したことを条件として、走行を再開する作業負荷制御を実行可能に構成されたものとしてもよい。
また、本発明の刈取作業機の運転方法は、自走する刈取作業機の操作方法であって、機体と、前記機体に連結され且つ対象物の刈取作業を行う作業部と、前記機体を支持する左右一対の走行部と、前記走行部を走行駆動させる動力源とを備えた刈取作業機を、作業部による刈取作業を行いながら、設定した走行経路に沿って走行するように操作し、前記走行経路は、前記機体が直進する第1経路と前記第1経路に対して180度又は略180度で進行方向を変更し且つ該第1経路と平行又は略平行に並列された第2経路と、前記機体が前記第1経路から前記第2経路に移動する切換経路とを含み、前記第1経路は、そこを走行している走行機体の左右一方を刈取作業が完了した作業完了エリヤとし且つ左右他方を刈取作業が完了していない未作業エリヤとするように設定され、前記切換経路は、前記第1経路の終端側から前記第1経路及び前記第2経路と異なる向きに進行方向を90度未満で作業完了エリヤ側に変更して前記機体が直進する往路と、前記往路の終端側から折り返すように進行方向を変更して前記機体が前記第1経路の終端又は前記第2経路の始端に向かって直進する復路とを含み、前記機体が前記往路の終端側に到達した場合、左右の前記走行部の一方を他方に対して逆方向に駆動させるか、或いは一方のみ駆動させ且つ他方を駆動停止させることにより、前記機体を、前記復路の進行方向を向くように、その場で旋回させることを特徴とする。
本発明によれば、第1経路と第2経路とを結ぶ切換経路が、機体を直進させる往路及び復路によって構成され、往路から復路に折り返す際には機体がその場で旋回されるため、意図した経路を確実に走行させることが可能になるとともに、切換経路の走行中も効率的に作業を行うことが可能になる。
本発明を適用した刈取作業機の斜視図である。 本発明を適用した刈取作業機の側面図である。 刈取装置の伝動構造を示す要部断面図である。 (A)は刈取装置の要部斜視図であり、(B)は刈取ユニットの平断面図である。 クローラ式走行装置の構造を示す平断面図である。 (A)はクローラ式走行装置の側断面図であり、(B)は除去体の斜視図である。 刈取作業機の制御部の構成を示すブロック図である。 (A)乃至(D)はそれぞれ自動走行制御の処理手順を順次示す平面図である。 自動走行制御の他例を示す平面図である。 自動走行制御の他例を示す平面図である。 他の実施形態に係る刈取作業機の側面図である。 他の実施形態に係る作業機の側面図である。 他の実施形態に係る作業機の平面図である。
図1,図2は本発明を適用した刈取作業機の斜視図及び側面図である。刈取作業機1は、芝または草(対象物)を刈取りながら、所定の走行経路の少なくとも一部を自動で走行する。刈取作業機1は、左右一対のクローラ式走行装置(走行部)2,2と、該左右のクローラ式走行装置2,2によって支持された機体3と、該機体3の前側に昇降可能に連結されて刈取装置(作業部)4とを備えている。
上記機体3のフレーム部は、車台7と、車台7と左右のクローラ式走行装置2とをそれぞれ連結する一又は複数の連結フレーム8とを有している。車台7は、側面視で後部が水平若しくは略水平な中途部及び前部に対して上方に屈曲され且つ平面視で前方が開放されたU字状に形成されたメインフレーム9と、メインフレーム9の前端部の間及び後部寄り部分の間に架設された一対の横フレーム11,12と、一対の横フレーム11,12の間に架設された前後方向の縦フレーム(図示しない)とを有している。連結フレーム8の車台7側の部分は、前記車台7の縦フレーム側に固定されている。
図3は刈取装置の伝動構造を示す要部断面図である。図2乃至図3に示す通り、上記刈取装置4は、平面視で前後方向を向いた姿勢で一直線状に延びる円筒状の伝動ケース14と、該伝動ケース14の後端(基端)側に一体的に設置された動力源の一種であるエンジン16と、前記伝動ケース14の前端(先端)側にT字状に連結支持され且つ左右方向に延びる筒状の横筒17と、該横筒17の左右の各端部から下方に突出形成された縦筒18,18と、左右の該縦筒18,18の下端側にそれぞれ配置された刈取ユニット19,19と、左右の刈取ユニット19,19の上方をまとめてカバーする単一の刈取カバー20とを有している。
これらの伝動ケース14と、横筒17と、縦筒18,18とによって、刈取装置4のフレーム部を構成している。伝動ケース14の先端部には、横筒17の中途部が、連結支持されている。ちなみに、上述の構成によって、横筒17と、一対の縦筒18,18とが、対象物を導入するゲート部を構成している。
エンジン16は、エンジン本体と、燃料タンクとがユニット化されている。このエンジン16で発生させた回転動力は、まず、伝動ケース14の内部において該伝動ケース14と同一軸心となるように回転可能に支持された主軸21に伝動される。主軸21のエンジン16とは反対側の端部である先端部は、横筒17の内部に臨み且つベベルギヤ22が一体回転するように設けられている。
横筒17の内部には、該横筒17と同一軸心となる横軸23が回転可能に支持されている。横軸23の中途部には、前記ベベルギヤ22と常時噛合うベベルギヤ24が一体回転するように設けられている。言換えると、主軸21の回転動力は、ベベルギヤ22,24を介して、横軸23に伝動される。
各縦筒18の内部には、該該縦筒18と同一軸心となる回転軸26が回転可能に支持されている。この回転軸26の上端部は、横筒17の内部に臨んでいる。横軸23の左右の各端部にはベベルギヤ27,27が一体回転するように設けられている。回転軸26の上端部には、ベベルギヤ27と常時噛合うベベルギヤ28が一体回転するように設けられている。すなわち、互いに噛合う2つのベベルギヤ27,28によって、横軸23の回転動力が回転軸26,26に伝動される。
図4(A)は刈取装置の要部斜視図であり、(B)は刈取ユニットの平断面図である。各上記刈取ユニット19は、回転軸26の下端部に一体回転するように設けられた刈取回転体29と、縦筒18の下端部に取付固定され且つ該縦筒18から左右外側に突出する保護カバー31とを有している。
各刈取回転体29は、複数の刈刃32と、この刈刃32の直上に配置され且つ平面視で前記回転軸26を中心とする円形の板状に成形された単一の回転体33とを有している。この刈刃32及び回転体33が、縦筒18の下端側で、一体回転するように、回転軸26の下端部に取付固定されてる。
刈刃32は、平面視で回転軸26から放射状(径方向外側)に突出している。左右の刈取ユニット19,19の刈刃32の回転軌跡は平面視で一部が重複しているが、刈刃32の回転軸26の軸回り方向の位置(位相)を、左右の刈取回転体29,29で互いに異ならせることにより、左右の刈取回転体29,29の刈刃32同士の干渉を防止している。
左右の刈取回転体29,29は、左右内側において後方に移動するように、その回転方向が設定されている。このため、機体3を前進走行させながら、左右の刈取回転体29,29によって対象物を刈取る際、該対象物は、左右の刈取回転体29,29によって刈られ且つ該刈取回転体29,29の間に描き込まれながら後方に排出される。
回転体33の上面には、該回転体31と一体回転する排出促進体34が、上方に突出形成されている。排出促進体34は、上方に突設されたピンであり、回転体33毎に回転軸26の軸回り方向に所定間膜毎(本例では半周毎)に複数設けられている。各排出促進体34は、回転体33の上面の周縁寄り部分に配置されている。一の回転体33に設けられた複数の排出促進体34は、互いに同一の回転軌跡を描くように、回転軸26からの距離が全て同一に設定されている。
保護カバー31は、下方が開放されボックス状に成形されている。この保護カバー31の平面視形状は、底辺が左右外側を向いた三角形状をなしている。この保護カバー31は、平面視で直下の刈刃32及び回転体33の回転軌跡の左右外側部分の上方をカバーしている。保護カバー31の側周には、回転する排出促進体34の入口となる導入部31aと、出口となる導出部31bとが開口形成されている。
保護カバー31の導入部31aは、排出促進体34に絡んだ対象物を掻き取るスクレーパ36が設けられている。このスクレーパ36は、平面視でへの字状に屈曲され、その一方が導入部31a側において排出促進体34の回転軌跡の接線方向に延び、他方が保護カバー31の側周面に溶接等で固定されている。
左右の刈取回転体29,29による対象物の刈取作業中、保護カバー31の外側を移動している排出促進体34は、対象物を後方に排出し、導入部31aから保護カバー31内に導入される排出促進体34は、その周囲に絡んだ対象物がスクレーパ36によって掻き落され、保護カバー31の内部を移動している排出促進体34は導出部31aから該保護カバー31の外部に導出される。
図1及び図2に示す通り、上記刈取カバー20は、左右の前記刈取ユニット19,19の真上側及び左右両側方をそれぞれカバーするように正面視で下方が開放された逆U字状に曲げ形成され、刈取装置4のフレーム部に取付固定されている。この刈取カバー20は側面視で前方に向かって下方傾斜しており、機体3の前進走行中、刈取カバー20の前端部が、背の高い対象物を倒伏させるようにも機能する。
図2に示す通り、該構成の刈取装置4は、側面視でエンジン16と重複する位置を支点Xとして、上下揺動可能に機体3に支持されている。具体的には、平面視でエンジン16が機体3と重複する位置に配置された状態の前記刈取装置4が、車台7から上方に突出された支持ブラケット37に上下揺動可能に支持されている。
言換えると、この支点Xは、機体3の前端よりも後方に位置している。この刈取装置4の全体の上下揺動によって、左右の刈取ユニット19,19が昇降される。この昇降によって、左右の刈取ユニット19,19の非作業高さへの上昇や、作業高さへの下降や、作業高さの範囲における刈高さの調整を行う。
ちなみに、この昇降は、手動ではなく、アクチュエータである油圧式、エヤ式又は電動式の昇降シリンダ38の伸縮によって実行される。具体的には、刈取装置3と一体的で上下揺動する昇降アーム39が、前記支持ブラケット37に支持されている。この昇降アーム39は、前記支持ブラケット37から後方に突出しており、その突出端部と支持ブラケット37との間に昇降シリンダ38が架設されている。この昇降シリンダ38は、油圧式又は電動式であり、その伸縮によって前記刈取装置4を上下揺動させる。
なお、重量物であるエンジン16を機体3側に位置させたことで、この刈取作業機1の全体の前後バランスを良好に保持させることが容易になる。加えて、前記支点Xの前方に配置された左右の刈取ユニット19,19との前後バランスを保持させるため、機体3における該揺動軸Xの後方には、バランスウェイトとして機能するバッテリ41が配置されている。このバッテリ41は、具体的には、車台7の後部の下面側に取付支持されている。
図5は、クローラ式走行装置の構造を示す平断面図である。図1、図2及び図7に示す通り、各クローラ式走行装置2は、前後方向に延びる走行フレーム42と、走行フレーム42側に配置された駆動ケース43と、走行フレーム42の前後一方側(図示する例では前側)に配置された駆動スプロケット(駆動輪)44と、他方側に配置された従動スプロケット(アイドラー輪)46と、この駆動スプロケット44と従動スプロケット46とに掛け回される環状のクローラ47とを備えている。なお、駆動スプロケット44及び従動スプロケット46の前後位置関係を逆転させてもよい。
走行フレーム42は、左右外側が開放されたボックス状の収容部48と、該収容部48の上下及び前後の周壁から外側に一体的に延出され且つ側面視で環状をなす鍔部49とを備えている。この鍔部49によって、クローラ46の左右外側から対象物等の異物が侵入することが防止される。
収容部48の開放部分は、左右内側が開放されたボックス状のカバー体51によって塞がれる。具体的には、カバー体51の内周面に、収容部48の外周面が嵌合して挿入される。そして、走行フレーム42の収容部48の内面と、このカバーフレーム51の内面とによって収容スペースSが形成される。
駆動ケース43は、前記収容スペースSの駆動スプロケット44寄り部分に収容される。駆動ケース43内には、前記バッテリ41からの電力供給によって駆動される電動式のモータ52が収容される。このモータ52で発生させた回転動力は、駆動ケース43及び収容部48から左右内側に突出し且つ該駆動ケース43に回転可能に支持された左右方向の出力軸53にギヤ伝動される。
駆動スプロケット44は、出力軸53と一体回転するように、該出力軸53に取付けられる。
従動スプロケット46は、走行フレーム42に回転可能に支持され且つ該走行フレーム42から左右内側に突出した左右方向の支持軸54に装着されている。
また、各クローラ式走行装置2において、駆動スプロケット44及び従動スプロケット46を挟んで、走行フレーム42と対向する部分には、クローラ47の左右内側からの対象物等の侵入を防止する侵入防止カバー(カバー体)56が設けられている。
この侵入防止カバー56は、ボルト57によって走行フレーム42に取付固定されている。侵入防止カバー56と鍔部49とは、クローラ47の左右の端部にそれぞれ位置するように、両者の間隔は適切に維持される必要がある。このため、ボルト57には、侵入防止カバー56と鍔部49との間隔を規定する筒状のスペーサ58が外装されている。
このようにして、左右のクローラ式走行装置2,2毎に動力源であるモータ52,52が個別に設けられ、このモータ52から駆動スプロケット44に伝動される回転動力は、方向切換が可能であって且つ速度も変更可能である。該構成の左右のクローラ式走行装置2,2によれば、機体3の前後進、左右旋回、走行速度変更が可能になる。
図6(A)はクローラ式走行装置の側断面図であり、(B)は除去体の斜視図である。走行フレーム42の前後中途部の上部側には、クローラ47の内周面側に付着した土や対象物等の付着物を除去する除去体59が取付固定されている。除去体59は、走行フレーム42に取付けられる被取付部61と、被取付部61においてクローラ47の内周面内面に沿って前後方向に帯状に延びる上端部61aに設けられた突起部62とを有している。
突起部62は、上端部61aの前後にそれぞれ設けられている。各突起部62は、上端部61aから上方に突出し且つ左右方向に延びる円柱状に成形されている。そして、この突起部62は、機体3の走行中、走行作動しているクローラ47の内周面側に付着した付着物を掻き落す。
また、前記走行フレーム42には、上述した連結フレーム8が溶接等で固定されている。
以上のような機械的構造を有する刈取作業機1は、機体3の前進走行時、対象物を、左右一対の刈取回転体29,29の間に掻き込みながら排出して刈取作業を行う。刈られた対象物は、左右のクローラ走行装置2,2の間に搬出されることになるが、この際、除去体59の作用によって、クローラ47の内周側に付着した付着物が除去されるとともに、各クローラ走行装置2に設けられた侵入防止カバー56及び走行フレーム42によって、クローラ47の内周面側への異物の侵入が抑制される。このため、走行面の泥や、対象物等が走行の妨げになることが極力防止される。
また、走行中、泥や対象物が機体3の車台7上に飛散することが防止するため、機体7の車台7上は、着脱可能な機体カバー63によって覆われて保護されている。
なお、図2に仮想線で示すように、車台7上における刈取装置4の後方には、支持具64を介して、ファン66が取付けてもよい。このファン66は、車台7の上面側に侵入してきた対象物や泥等の異物を吹き飛ばすととともに、刈取装置4の動力源(本例では、エンジン16)を冷却する。
次に、図1、図2、図7及び図8に基づいて、刈取作業機1を作業ロボットとして機能させるための構成について説明する。
図1及び図2に示す通り、車台7の前後中途部の下面側には、制御部67(図7参照)、無線通信手段及び各種センサ類を筐体に収容してユニット化した制御ユニット70が設置されている。
図7は、刈取作業機の制御部の構成を示すブロック図である。制御部67は、マイコン等から構成される。この制御部67は各種情報を記憶する記憶部67aを有している。
この制御部67の入力側には、機体3の走行位置検出手段の一種であるGPSセンサ68と、機体3の方向検出検出手段及び姿勢検出手段の一種であるジャイロセンサ69と、刈取装置4の上下揺動位置によって左右の刈取ユニット19,19の昇降高さを検出する昇降高さ検出手段の一種であるポテンショメータ71と、作業負荷を検出する作業負荷検出手段の一種であって且つ動力源であるエンジン16の回転数を検出する回転センサ72と、左側のクローラ式走行装置2の駆動速度を検出する左側走行速度検出手段の一種である回転センサ73と、右側のクローラ式走行装置2の駆動速度を検出する左側走行速度検出手段の一種である回転センサ74と、機体3の前方の障害物を検出する障害物検出手段の一種であるLRF76と、この刈取作業機1の各種操作を有線又は無線によって行う操作手段77とが接続されている。
左右のクローラ式走行装置2,2の駆動速度を検出する一対の回転センサ73,74は、走行位置検出や、方向検出手段等として機能させることも可能である。また、機体3の走行速度検出手段としても機能する。LRF76は、3次元の距離画像センサ等で代用してもよい。
この制御部67の出力側には、左右のクローラ式走行装置2,2毎に設けられた左右のモータ52,52と、前記昇降シリンダ38とが接続されている。各モータ52は、制御部67によって、駆動の有無のみながらず、回転方向及び回転速度も制御される。昇降シリンダ38は、制御部67によって、伸縮が制御される。必要に応じて伸縮速度を制御してもよい。
制御部67の出力側の上記構成によって、該制御部67は、左右の刈取ユニット19,19の昇降制御を行うとともに、左右のクローラ式走行装置2,2によって走行制御を行う。
走行制御について具体的に説明すると、機体3を直進させる際には、2つのモータ52,52によって、左右のクローラ式走行装置2,2を同一の速度で駆動させる。この際の駆動速度によって、走行速度を制御する。機体3を旋回させる際には、2つのモータ52,52によって、旋回側のクローラ式走行装置2を、非旋回側のクローラ式走行装置2よりも高速で走行駆動させる。
機体3の旋回は、上述した例では、左右のクローラ式走行装置2,2を同一方向に駆動させる通常旋回であるが、制御部67は、その他、一方のクローラ式走行装置2を駆動停止させ且つ他方のクローラ式走行装置2のみを走行駆動させることにより、機体3をその場で旋回させる信地旋回を行うことも可能である。さらに、制御部67は、左右のクローラ式走行装置2,2の互いに反対方向の走行駆動させることにより、機体3をその場で旋回させる超信地旋回を行うことも可能である。超信地旋回では、左右のクローラ式走行装置2,2を、互いに反対方向に同一速度で駆動させることが望ましい。
ちなみに、図示する例では、各刈取ユニット19,19の刈取駆動の有無は、制御部67によって制御されない。各刈取ユニット19,19は常時刈取駆動状態とし、刈取作業の有無の切換は、前記昇降制御による非作業高さへの刈取ユニット19,19上昇と、作業高さへの刈取ユニット19,19の下降とによって行う。
なお、各刈取ユニット19の駆動の有無自体を制御部67によって制御させてもよい。この場合には、エンジン16の駆動の有無を制御部67によって制御するか、或いはエンジン16から左右の刈取回転体29,29への動力伝動経路の途中にクラッチを設け、このクラッチによる断続を、制御部67によって制御する。すなわち、エンジン16の駆動の有無又はクラッチの断続を制御することによって刈取ユニット19,19の駆動を制御する駆動制御手段75を制御部67の出力側に設けてもよい。
また、制御部67は、各種情報は、記憶部67aに予め記憶させてもよいが、外部からその都度、取得するようにしてもよい。この場合、無線通信手段78が制御部67に入出力可能に接続される。この無線通信手段78を介して通信可能な外部のサーバや情報端末等から各種情報を取得する。
該構成の制御部67は、リアルタイムに成形される走行経路、予め設定され且つ記憶部67aに記憶された走行経路、或いは、予め設定され且つ無線通信手段78によって外部のサーバ若しくは情報端末から取得された走行経路に沿って、機体3を走行させる自動走行制御を実行可能である。なお、この自動走行制御と同じ挙動を、操作手段77による手動操作によって実現してもよい。言換えると、作業機1を前記走行経路に沿って走行させる運転方法は、制御部67が実行する自動走行制御によって実現してもよいし、或いは手動操作によって実現してもよい。
走行経路の設定に際しては、例えば、現場のマップを取得し、マップから作業範囲を設定し、作業範囲を効率的にカバーするように走行経路を設定する。マップは、地図情報を記憶部67aに予め記憶させるか、或いは無線通信手段78を介して外部サーバ等から取得してもよい他、LRF76等の障害物検出手段を用いることにより、その場で作成してもよい。このようにして設定される走行経路の詳細は後述する。
また、該制御部67は、作業負荷を制御する作業負荷制御を実行可能である。作業負荷制御は、作業負荷が通常よりも所定以上高くなっていることを、回転センサ72による回転数の低下の検知によって検出すると、その場で機体3を走行停止させ、左右の刈取回転体29,29の駆動を継続し、回転センサ72による回転数が所定値以上に上昇したことを検知することにより、作業負荷が通常に復帰したことを確認した場合、機体3の走行を再開する。
該作業負荷制御によって、機体3が走行不可になることが効率的に防止される。なお、走行停止させてから所定の時間が経過したことを、機体3の走行を再開させる条件としてもよい。
図8(A)乃至(D)はそれぞれ自動走行制御の処理手順を順次示す平面図である。同図に示す走行経路は、機体3が直進する第1経路L1と、該第1経路L1と平行に並列され且つ機体3が第1経路L1と反対方向又は略反対方向に直進する第2経路L2と、第1経路L1から第2経路L2へ移動する切換経路LCとを有している。機体3は第1経路L1→切換経路LC→第2経路L2と進む。
機体3の進行方向右側は刈取作業が完了した作業完了エリヤE1になり、機体3の進行方向左側が未作業エリヤE2になる。すなわち、第1経路L1を直進している機体3の進行方向左側に第2経路L2が設定される。第1経路L1の始端及び終端と、第2経路L2の始端及び終端とは、上述した作業範囲に基づいて設定される。第2経路L2の次の直進経路(次工程)は、第1経路L1から第2経路L2を設定するとの同様の考え方によって設定される。このようにして、次工程が順次設定され、作業範囲の全てをカバーするように走行経路が設定される。
まず、刈取作業機1(機体3)は、刈取作業を行いながら、第1経路L1の始端から終端に直進走行する(図8(A)参照)。ちなみに、刈取作業の行っている最中は、刈取ユニット19,19を作業高さに下降させ且つ左右の刈取回転体29,29を回転駆動させる。本例では、第1経路L1→切換経路LC→第2経路L2と走行している最中は、常に、刈取作業が継続される。
刈取作業機1(機体3)が第1経路L1の終端に達すると、通常旋回、信地旋回又は超信地旋回によって、機体3を、90度未満(図示する例では30度)の予め定めた所定の角度θ1、作業完了エリヤE1側に旋回させ、進行方向を変更し、切換経路LCの走行に移行する(図8(B)参照)。なお、この際の旋回は、通常旋回よりも信地旋回が好ましく、信地旋回よりも超信地旋回がさらに好ましい。
切換経路LCは、第1経路L1の終端において変更した進行方向に刈取作業機1(機体3)が直進する往路LC1(図8(B)参照)と、往路の終端において反対方向に進行方向が変更された刈取作業機1(機体3)が直進する復路LC2(図8(C)参照)とを有している。往路LC1の始端が第1経路L1の終端側に設定され、復路LC2の終端が第2経路L2の始端側に設定されている。
刈取作業機1(機体3)は、往路LC1を始端から終端に移動する(図8(B)参照)。往路LC1の終端に達した刈取作業機1(機体3)は、信地旋回または超信地旋回によって、進行方向を180度又は略180度変更して復路LC2の走行に移行する(図8(C)参照)。このようにして進行方向を反転させた刈取作業機1は、復路LC2を始端から終端まで移動する(図8(C)参照)。
復路LC2の終端に達した刈取作業機1(機体3)は、通常旋回、信地旋回又は超信地旋回によって、機体3を、前記角度θ1、作業完了エリヤE1側に旋回させ、進行方向を変更し、第2経路L2の走行に移行する(図8(D)参照)。なお、この際の旋回は、通常旋回よりも信地旋回が好ましく、信地旋回よりも超信地旋回がさらに好ましい。
刈取作業機1を、上記した通りに走行経路に沿って走行させることにより、効率的に刈取作業を行いながら、意図した経路を正確に走行させることが可能になる。ちなみに、機体3を正確に旋回させるため、刈取作業機1は、左右のクローラ式走行装置2,2の一方の幅中心から他方の幅中心までに距離Wを、各クローラ式走行装置2の接地長さ(駆動スプロケット44の回転中心と従動スプロケット46の回転中心の間の距離)Lよりも長く設定している。
なお、この刈取作業機1から、刈取装置4及び機体カバー63を省いて運搬車として用いることも可能である。この場合は、車台7上に荷物を載せる。
図9は自動走行制御の他例を示す平面図である。図示する例では、切換経路LCの往路LC1までの走行は、図8に示す例と同様である。第2経路L2の始端は、第1経路L1の終端と進行方向の位置が一致している。そして、刈取作業機1(機体3)は、往路LC1の終端で、90度を超え且つ180度未満の所定の角度θ2、信地旋回または超信地旋回し、復路LC2の走行に移行する。
復路LC2は、往路LC1の終端と第2経路L2の始端とを結んだ直線である。そして、刈取作業機1(機体3)は、復路LC2の始端から終端まで走行する。そして、復路LC2の終端まで達した刈取作業機1(機体3)は、所定の角度θ3、通常旋回、信地旋回又は超信地旋回し、第2経路L2の走行に移行する。なお、この際の旋回は、通常旋回よりも信地旋回が好ましく、信地旋回よりも超信地旋回がさらに好ましい。ちなみに、本例では、角度θ2に、角度θ1と角度θ3との差分を、加算した角度が180度になる。
図10は自動走行制御の他例を示す平面図である。図示する例では、図示する例では、切換経路LCの復路LC2に移行するまでの走行は、図8に示す例と同様である。第1経路L1の終端と、第2経路L2の始端とは、所定のなす角を有して連続又は略連続している。このなす角は、30度~160度の範囲で設定される。
刈取作業機1(機体3)が、復路LC2を走行して第1経路L1の終端まで達すると、機体3の進行方向が第2経路L2を向くように、機体3は、往路LC1の終端(第1経路の終端)で、所定の角度θ4、信地旋回または超信地旋回し、第2経路L2の走行に移行する。なお、この際の旋回は、通常旋回よりも信地旋回が好ましく、信地旋回よりも超信地旋回がさらに好ましい。
次に、図11に基づき、刈取作業機の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図11は、他の実施形態に係る刈取作業機の側面図である。本実施形態では、動力源として電動式のモータ79を用いている。
次に、図12,図13に基づき、作業機の他の実施形態について、上述の形態と異なる部分を説明する。
図12,図13は、他の実施形態に係る作業機の側面図及び平面図である。本実施形態では、作業機1が除雪機として機能する。このため、刈取装置4の代わりに、ドーザ81が設置されている。ドーザ81は、昇降シリンダ38の伸縮によって上下揺動(昇降)され、電動式又は油圧式の左右揺動シリンダ80の伸縮によって左右揺動される。左右揺動シリンダ81は、ドーザ81の昇降アーム82と、該昇降アーム82の前端部に左右揺動可能に支持されたドーザ本体83との間に架設されている。
1 刈取作業機(作業機)
2 クローラ式走行装置(走行部)
3 機体
4 刈取装置(作業部)
16 エンジン(動力源)
56 侵入防止カバー(カバー体)
79 モータ(動力源)
81 ドーザ(作業部)
E1 作業完了エリヤ
E2 未作業エリヤ
L 距離
L1 第1経路
L2 第2経路
LC 切換経路
LC1 往路
LC2 復路
W 距離

Claims (4)

  1. 自走する刈取作業機であって、
    機体と、
    前記機体に連結され且つ対象物の刈取作業を行う作業部と、
    前記機体を支持する左右一対の走行部と、
    前記走行部を走行駆動させる動力源と、
    前記機体の走行位置を検出する走行位置検出手段と、
    前記走行位置検出手段の検出結果に基づいて左右の前記走行部の駆動をそれぞれ制御する制御部とを備え、
    前記制御部は、リアルタイムに生成される走行経路または予め設定された走行経路に沿って、前記機体を自動的に走行させる自動走行制御を実行可能に構成され、
    前記走行経路は、前記機体が直進する第1経路と前記第1経路に対して180度又は略180度で進行方向を変更し且つ該第1経路と平行又は略平行に並列された第2経路と、前記機体が前記第1経路から前記第2経路に移動する切換経路とを含み、
    前記第1経路は、そこを走行している走行機体の左右一方を刈取作業が完了した作業完了エリヤとし且つ左右他方を刈取作業が完了していない未作業エリヤとするように設定され、
    前記切換経路は、前記第1経路の終端側から前記第1経路及び前記第2経路と異なる向きに進行方向を90度未満で作業完了エリヤ側に変更して前記機体が直進する往路と、前記往路の終端側から折り返すように進行方向を変更して前記機体が前記第1経路の終端又は前記第2経路の始端に向かって直進する復路とを含み、
    前記制御部は、自動走行制御の実行時に前記機体が前記往路の終端側に到達した場合、左右の前記走行部の一方を他方に対して逆方向に駆動させるか、或いは一方のみ駆動させ且つ他方を駆動停止させることにより、前記機体を、前記復路の進行方向を向くように、その場で旋回させるように構成された
    ことを特徴とする刈取作業機
  2. 左右の前記走行部はそれぞれクローラ式走行装置であり、
    前記作業部は、左右一対の刈取回転体を有し、左右の前記刈取回転体の間に対象物を掻き込みながら刈取作業を行うように構成され、
    前記クローラ式走行装置の左右内側の側部の少なくとも一部は、カバー体によってカバーされ、
    左右の前記クローラ式走行装置の幅中心間の距離に比べて、前記クローラ式走行装置の接地長さが短くなるように設定された
    請求項1に記載の刈取作業機
  3. 作業負荷を検出する作業負荷検出手段を備え、
    前記制御部は、作業負荷が所定以上高くなっていることを作業負荷検出手段により検出した場合、その場で走行機体を走行停止させ、作業部を駆動させた状態で維持し、その後、作業負荷が所定以上に低下した場合又は走行停止から所定の時間が経過したことを条件として、走行を再開する作業負荷制御を実行可能に構成された
    請求項1又は2の何れかに記載の刈取作業機
  4. 自走する刈取作業機の操作方法であって、
    機体と、前記機体に連結され且つ対象物の刈取作業を行う作業部と、前記機体を支持する左右一対の走行部と、前記走行部を走行駆動させる動力源とを備えた刈取作業機を、作業部による刈取作業を行いながら、設定した走行経路に沿って走行するように操作し、
    前記走行経路は、前記機体が直進する第1経路と前記第1経路に対して180度又は略180度で進行方向を変更し且つ該第1経路と平行又は略平行に並列された第2経路と、前記機体が前記第1経路から前記第2経路に移動する切換経路とを含み、
    前記第1経路は、そこを走行している走行機体の左右一方を刈取作業が完了した作業完了エリヤとし且つ左右他方を刈取作業が完了していない未作業エリヤとするように設定され、
    前記切換経路は、前記第1経路の終端側から前記第1経路及び前記第2経路と異なる向きに進行方向を90度未満で作業完了エリヤ側に変更して前記機体が直進する往路と、前記往路の終端側から折り返すように進行方向を変更して前記機体が前記第1経路の終端又は前記第2経路の始端に向かって直進する復路とを含み、
    前記機体が前記往路の終端側に到達した場合、左右の前記走行部の一方を他方に対して逆方向に駆動させるか、或いは一方のみ駆動させ且つ他方を駆動停止させることにより、前記機体を、前記復路の進行方向を向くように、その場で旋回させる
    ことを特徴とする刈取作業機の操作方法。
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