JP7093147B2 - 吐水装置 - Google Patents
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Description
本発明の吐水装置は、前記散水板の下面は、中心部が下端に位置するように湾曲しているものとしてもよい。このような構成によれば、シャワー吐水が散水板の中心部、すなわち吐水口の中心に集まりやすいから、整流吐水の乱れをより少なくできる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1~図9を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における吐水装置Mは、図1に示すように、例えばキッチンの流し台100に設置される。吐水装置Mは、シングルレバー式の混合水栓であり、カウンタ101に立設された基端部10と、基端部10からシンク102の上方に延びた吐水管20と、を備えている。吐水管20は、基端部10を中心に、水平方向に回動自在である。以下、各構成部材において、図2の右側(吐水管20の基端側)を後方、図2の左側(吐水管20の先端側)を前方とし、また、図2の上側を上方、下側を下方として説明する。
吐水管20の先端面には、吐水部31の下方にある物体を検知するセンサ34が設けられている(図2参照)。センサ34は、例えば発光部と受光部とを有する赤外線式測距センサである。センサ34は、発光部から吐水口23の下方に光を投光し、投光した光による使用者の手または食器等の被検知物からの反射光を受光部で受光し、所定の検知エリア内に被検知物があるか否かを検知する。センサ34は、被検知物の検知結果を示す信号を制御部に出力する。
外形部材29は、シャワー吐水と整流吐水との切り替え操作を行うための操作部材であり、切替機構を構成する。外形部材29の外周面には、使用者が指をかけるためのつまみ部33が設けられている。つまみ部33をつまんで外形部材29を所定の角度回転することにより、シャワー吐水と整流吐水とを切り替えできる。
散水部材37が下方に位置するときには、図6に示すように、外周流路27が軸部材28の貫通孔32と連通し、貫通孔32に流れ込んだ水がシャワー孔25及び外周流路27の両方から吐水される。これにより、外周流路27を流下した水がシャワー吐水を周囲から包み込んで一体化し、1本の整流吐水が形成される。散水部材37が上方に位置するときには、図7に示すように、外周流路27が閉鎖され、軸部材28に流れ込んだ水がシャワー孔25のみに導かれてシャワー吐水が行われる。
本実施例の吐水装置Mは、複数の水流をシャワー状に吐水するシャワー吐水と、水流を一つにまとめて吐水する整流吐水とを、一つの吐水口23から吐水する吐水部31を備えている。吐水部31は、複数のシャワー孔25が形成されている散水板26と、散水板26の外周面26Mを取り囲んで散水板26の外周側に外周流路27を形成する外筒24と、を有し、外周流路27の下流端27Sの傾きが、外周流路27に対して直交する面Tの傾きより水平に近いものである。この構成によれば、外周流路27の下流端27Sの全体から万遍なく水が落下するから、外周流路27の水が吐水口23の中心に集まりやすい。したがって、吐水口23の向き23Lを傾けても整流吐水の乱れを少なくできる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、外筒24が吐水口23の向き23Lと同方向に傾いているが、これに限らず、例えば外筒の外形を鉛直方向下向きにしつつ、散水板の外周面と外筒の内周面とを吐水口の向きと同方向に傾かせてもよい。
(2)上記実施例では、吐水装置Mがセンサ34を備えているが、これに限らず、吐水装置はセンサを備えていなくてもよい。
(3)上記実施例では、吐水管がグースネック形状をなしているが、これに限らず、吐水管は、例えばカウンタからシンクの上方に略水平に延出する形状であってもよい。
(4)上記実施例では、吐水部31が、吐水管20に対して着脱自在な吐水ヘッド22に設けられているが、これに限らず、吐水管に吐水ヘッドを設けず、吐水部を管本体に直接的に設けてもよい。すなわち管本体が給水ホースを備えず、替わりに管本体に固定された通水路を備えていてもよい。
(5)上記実施例では、吐水部31の外形が、円筒状をなしているが、これに限らず、吐水部の外形は、例えば角筒状であってもよい。
(6)上記実施例では、吐水部31が、筒状をなす外形部材29を備えているが、これに限らず、例えば吐水部は、吐水管の外周面に形成された複数の孔群によって構成されていてもよく、この場合、吐水口は、複数の孔群によって形成される領域であり、吐水口の向きは孔の向きである。
(7)上記実施例では、切替機構の構成を例示したが、これに限らず、切替機構の構成は他の構成であってもよい。
(8)上記実施例では、シャワー吐水の吐水領域50が方形状をなしているが、これに限らず、シャワー吐水の吐水領域は、三角形状や楕円形状等であってもよい。
(9)上記実施例では、シャワー吐水の吐水領域50が、吐水管20の延び方向に長い形状をなしているが、これに限らず、シャワー吐水の吐水領域は、吐水管の延び方向と交差方向に長い形状であってもよいし、吐水管の延び方向、及び吐水管の延び方向と交差する方向の両方向に同程度の広がりを有してもよい。
(10)上記実施例では、センサ34が吐水管20の先端面に取り付けられているが、これに限らず、センサの取り付け位置は任意に変更できる。
(11)上記実施例では、散水板26の下面26Sが湾曲しているが、これに限らず、散水板の下面は湾曲していない平らな面であってもよい。
(12)上記実施例では、散水板26と外筒24とが連結部36で連結されているが、これに限らず、散水板と外筒とは連結されていなくてもよい。
(13)上記実施例では、吐水口23の向き23Lの鉛直方向に対する傾き角度θ0が概ね10度とされているが、これに限らず、吐水口の傾き角度は任意に変更できる。
T…外周流路に対して直交する面
23…吐水口
24…外筒
25…シャワー孔
26…散水板
26M…散水板の外周面
26S…散水板の下面
27…外周流路
27S…外周流路の下流端
31…吐水部
Claims (2)
- シャワー状に吐水するシャワー吐水と、水流を一つにまとめて吐水する整流吐水とを、一つの吐水口から吐水する吐水部を備え、
前記吐水部が、複数のシャワー孔が形成されている散水板と、前記散水板の外周面を取り囲んで前記散水板の外周側に外周流路を形成する外筒と、を有し、
前記外周流路の下流端の傾きが、前記外周流路に対して直交する面の傾きより水平に近い吐水装置。 - 前記散水板の下面は、中心部が下端に位置するように湾曲している請求項1に記載の吐水装置。
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