JP2605836Y2 - 吐水口口金 - Google Patents

吐水口口金

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JP2605836Y2
JP2605836Y2 JP1993050950U JP5095093U JP2605836Y2 JP 2605836 Y2 JP2605836 Y2 JP 2605836Y2 JP 1993050950 U JP1993050950 U JP 1993050950U JP 5095093 U JP5095093 U JP 5095093U JP 2605836 Y2 JP2605836 Y2 JP 2605836Y2
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JP
Japan
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water
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Inventor
清 古橋
雄一 井坂
Original Assignee
株式会社イナックス
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はバス水栓や洗面台用水
栓、キッチン用水栓などの水栓に用いられる吐水口口金
に係り、特に、吐水口からの水の流出方向を斜めにする
ための吐水口口金に関する。
【0002】
【従来の技術】吐水口の口金は、通常の場合、第6図に
示されるように、筒状の口金1の内部に通水孔2が貫通
され、通水孔2の軸心線方向が口金1の軸心線と平行と
なっている。
【0003】口金1の先端の外周面には雄螺子1aが刻
設されており、この口金1を、吐水口3内部に刻設され
た雌螺子4に締め込むことにより、吐水管5の吐水口3
に口金1が装着される。
【0004】口金1を吐水口3に装着するに当たって
は、図示はしないが口金1の内部に整流器、整流網など
を挿入する。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】上記従来の吐水口口金
においては、通水孔の軸心線方向が口金の軸心線と平行
になっている。従って、第7図に示されるような吐水管
の長手方向と口金の軸心線方向が垂直で、かつ吐水管が
床面に水平に設置されているような場合には、吐水口か
らの水の流出方向は、口金の軸心線方向である鉛直下方
となる。
【0006】従って、このような吐水管の設置構造にあ
っては、吐水管の長さLを長くしなければ、吐出水が洗
面器上面にかかってしまう。同様に、浴槽用水栓の吐水
管も、その長さを長くしないと、浴槽(図示略)の上面
に吐出水がかかってしまう。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案の請求項1の吐水
口口金は、通水孔が貫通された筒状の吐水口口金におい
て、該通水孔の軸心線方向を該口金の軸心線に対し傾斜
させたことを特徴とするものである。
【0008】請求項2の吐水口口金は、請求項1におい
て、口金の側周面に平行な2面の工具掛け面が設けられ
ており、該工具掛け面は、前記通水孔の軸心線と口金の
軸心線とを含む平面に対し平行であることを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】請求項1の吐水口口金においては、通水孔の軸
心線方向を口金の軸心線に対し傾斜させているため、吐
水口口金からの水は斜めに流出する。
【0010】請求項2の吐水口口金においては、口金の
側周面に平行な2面の工具掛け面が設けられているた
め、この工具掛け面を工具で挟むことにより、口金を吐
水口に取り付けることができる。
【0011】また、工具掛け面は、通水孔の軸心線と口
金の軸心線とを含む平面に対し平行であるため、この工
具掛け面の位置を確認することにより、水の流出方向で
ある通水孔の軸心線を知ることができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して実施例について説明す
る。第1図〜第5図は本考案の実施例に係る吐水口口金
を示すものであり、第1図は通水孔の軸心線を吐水口口
金の軸心線に対し傾斜させた吐水口口金の断面図、第2
は吐水口口金を上方から見た斜視図、第3図は吐水口に
吐水口口金が装着される状態を示す断面図、第4図は吐
水口口金が吐水口に装着された状態を示す断面図、第5
図は吐水口から水が流出している状態を示す全体図であ
る。
【0013】第1,2図に示されるように、吐水口口金
6は筒状の外形を有し、該吐水口口金6の内部には通水
孔7が貫通されている。この通水孔7の軸心線方向Yは
吐水口口金6の軸心線Xに対し傾斜されている。
【0014】そして、吐水口口金6の先端の外周面に
は、雄螺子6aが刻設されている。また、吐水口口金6
の側周面には、平行な2面の工具賭け面8が設けられて
いる。この工具賭け面8は、通水孔7の軸心線Yと吐水
口口金6の軸心線Xとを含む平面に対し平行となってい
る。
【0015】このように構成された吐水口口金6の雄螺
子6aを、第3図に示されるように、吐水口3内部に刻
設された雌螺子4に、吐水口口金6の工具賭け面8をス
パナ,モンキーレンチなどの工具で挟んで締め込むこと
により、吐水口3に吐水口口金6が第4図のように装着
される。なお、図示はしないが、この吐水口口金6内
に、整流網及び整流器を装填してから口金6を吐水口3
に螺じ込む。
【0016】ここで、吐水口口金6が吐水口3に装着さ
れる最終的状態は、工具掛け面8が吐水管5の長手方向
に対し平行となるようにする。このように、本実施例の
吐水口口金によると、第5図に示されるように、吐水口
口金からの水は手前側に斜めに流出する。
【0017】従って、吐水管の長さを短くしても、手洗
い、洗面や、浴槽内への吐水等を容易に行なうことがで
きる。また、工具掛け面8に工具を掛けて吐水口口金8
を吐水口3に取り付けることができるため、吐水口口金
6の吐水口への取り付けはきわめて容易で迅速に行なえ
る。
【0018】加えて、工具掛け面8の位置を、吐水管の
長手方向に対し平行に合わせることにより、水の流出方
向が手前側になることが容易に判断できる。
【0019】本実施例では、吐水口口金6の雄螺子6a
にシールテープを巻きつけることにより、漏水防止性は
一層向上される。
【0020】なお、第5図では洗面台用水栓が示されて
いるが、本考案の吐水口口金はバス水栓(浴槽用、洗い
場用、あるいは両者の共用など、各種の浴室用水栓)に
も採用できる。この場合にあっても、吐水管の長さが短
くて済むため、浴室空間を広くとることができる。ま
た、入浴時やシャワー使用時に身体(例えば足)が吐水
管に当たることが回避される。
【0021】
【考案の効果】以上の通り、請求項1の吐水口口金にお
いては、通水孔の軸心線方向を口金の軸心線に対し傾斜
させているため、吐水口口金からの水は斜めに流出す
る。
【0022】従って、吐水管の長さを短くしても手洗
い、洗面、入浴、シャワー使用等を容易に行なうことが
できる。
【0023】請求項2の吐水口口金においては、口金の
側周面の工具掛け面を工具を挟んで口金を吐水口に取り
付けることができるため、口金の吐水口への取り付けの
作業は極めて容易で簡単なものとなる。
【0024】また、工具掛け面は、通水孔の軸心線と口
金の軸心線とを含む平面に対し平行であるため、この工
具掛け面の位置を確認することにより、水の流出方向で
ある通水孔の軸心線方向を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】通水孔の軸心線を吐水口口金の軸心線に対し傾
斜させた吐水口口金の断面図である。
【図2】吐水口口金を上方から見た斜視図である。
【図3】吐水口に吐水口口金が装着される状態を示す断
面図である。
【図4】吐水口口金が吐水口に装着された状態を示す縦
断面図である。
【図5】吐水口から水が流出している状態を示す全体図
である。
【図6】従来の口金が吐水口に装着された状態を示す縦
断面図である。
【図7】従来例の吐水口から水が流出している状態を示
す全体図である。
【符号の説明】
6 吐水口口金 6a 雄螺子 7 通水孔 8 工具掛け面

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通水孔が貫通された筒状の吐水口口金に
    おいて、該通水孔の軸心線方向を該口金の軸心線に対し
    傾斜させたことを特徴とする吐水口口金。
  2. 【請求項2】 請求項1において、口金の側周面に平行
    な2面の工具掛け面が設けられており、 該工具掛け面は、前記通水孔の軸心線と口金の軸心線と
    を含む平面に対し平行であることを特徴とする吐水口口
    金。
JP1993050950U 1993-09-20 1993-09-20 吐水口口金 Expired - Fee Related JP2605836Y2 (ja)

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ES2931962T3 (es) * 2018-06-04 2023-01-05 Gjosa Sa Cartucho, método de funcionamiento del cartucho, inserto y salida de boquilla de agua
JP7093147B2 (ja) * 2018-08-22 2022-06-29 株式会社Lixil 吐水装置

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