JP7092696B2 - 積層型トレイ - Google Patents

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Description

本発明は、物品を収容可能なトレイであって、特に、上下に積み重ねるように配置して使用できる積層型トレイに関する。
昨今では、食品、工具、植物、文具、書類等を含む様々な物品を収容するためのトレイの形態も多種多様になってきた。そのようなトレイの中でも、とりわけ、上下に積み重ねるように配置して使用できる積層型トレイは、限られたスペース内で数多くの物品を収容できる点で有益である。
しかしながら、食品用のアルミ製トレイなどの従来の積層型トレイは、使用しない場合であっても、積み重ねられた状態ではその全体の高さが使用時と変わらないため、不使用時の収納性が悪いという問題があった。そのため、使用時と未使用時とでその積層高さを変えられる積層型トレイも提案されてきた。
例えば、非特許文献1に開示される積層型トレイは、釣り用のクーラー内に収容した状態で上下に積み重ねるように配置して使用でき、使用時と未使用時とでその積層高さを変えられるようになっている。具体的には、この積層型トレイは、使用時には、上下のトレイ間に収容空間を確保してイカ等の釣った魚をクーラー内に整理した状態で積層収納できるが、未使用時には、下側のトレイの収容空間内に上側のトレイを嵌め込むように収容させることで使用時よりも低い積層高さを実現している。
シマノ株式会社 製品情報 冷えキントレー/URL:http://fishing.shimano.co.jp/product/goods/5354
しかしながら、非特許文献1に開示される積層型トレイでは、上下のトレイが相対的に180度回転されて左右を逆にした状態で積み重ねて配置される(結果として上下のトレイが左右互い違いにして配列される)場合にのみ上下のトレイ間に収容空間を確保できる(使用状態)とともに、上下のトレイが相対的に回転されることなく左右を同じ向きに揃えて積み重ねて配置されることにより下側のトレイの収容空間内に上側のトレイを嵌め込むように収容できる(未使用(収納)状態)ことから、使用状態から未使用状態へ又は未使用状態から使用状態へ移行させるたびにトレイの向きを変換(左右逆に)しなければならず、取り扱い操作性(作業性)が悪い。
また、非特許文献1に開示される積層型トレイは、ステンレス製のトレイ本体の左右に樹脂部材を組み付けて構成されているため、組み付け部分に隙間が生じ、この隙間に異物等が入って溜まり易く、十分な清掃を行なうことが難しい(したがって、臭いがこもり易い)。また、ステンレスを使用するため、全体の重量が重く高価である。
また、非特許文献1に開示される積層型トレイに限らず、ステンレスやアルミ等から形成される一般的な金属製トレイは、加工具合によって生じ得るバリやエッジの存在により怪我をしないように取り扱いに注意を要する場合もあり、また、そのようなバリやエッジは、トレイをクーラーボックスなどの樹脂製の収容体内に収容して使用する場合に、収容体を傷付ける虞もある。
また、生鮮食品や植物など、氷や水を伴って収容されるべき物品のために使用される従来の積層型トレイにあっては、排水のための排水孔を備えているものもあるが、そのような積層型トレイでは、多くの場合、上側のトレイの水が排水孔を通じてそのまま下側のトレイの収容空間内へ排出されてしまい、水が外部に排出されないでトレイ内に残留し得る。また、これに関連して、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイでは、排水孔を通じて水を外部に排出できるようになっているものの、排水孔の設置位置に起因して上側のトレイの水が下側のトレイの収容空間に排出されてしまう場合もあり、外部への排水が十分であるとは言えない。
本発明は、上記した問題に基づいてなされたものであり、使用状態と収納状態との間の移行が容易で取り扱い操作性(作業性)が良く、外部への良好な排水を確保できるとともに、異物が溜まり難く洗浄が容易で安全性に優れる軽量且つ安価な積層型トレイを提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、上下に積み重ねて配置可能な積層型トレイであって、側壁と底壁とによって内側に収容空間を画定する本体部と、前記本体部の両端にそれぞれ設けられるとともに、トレイが上下に積み重ねられた状態でトレイ同士の間に収容空間を確保する使用状態と、トレイが上下に積み重ねられた状態で収容空間を埋めるようにトレイ同士が嵌合できるようにする収納状態とを切り換え可能にする状態切り換え部とを有し、前記状態切り換え部は、前記本体部に取り付けられて前記使用状態に対応する張り出し位置と前記収納状態に対応する引き込み位置との間で移動可能なプレートと、上側に積み重ねて配置される別のトレイの張り出し位置にあるプレートを支持してこの上側のトレイとの間に収容空間を確保する支持構造体とを有し、前記プレートは、前記張り出し位置では、下側の別のトレイの支持構造体上に支持されることによりこの下側の別のトレイとの間に収容空間を確保する前記使用状態をもたらし、前記引き込み位置では、下側の別のトレイの収容空間内に本体部が嵌まり込む前記収納状態をもたらすようにこの下側の別のトレイの支持構造体と干渉しないことを特徴とする。
上記構成の積層型トレイによれば、本体部の両端で状態切り換え部のプレートを張り出し位置と引き込み位置との間で移動させるだけで積層高さが異なる使用状態と収納状態とを切り換えることができるため、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのように状態切り換えごとにトレイの向きを変換せずに済み、取り扱い操作性(作業性)が良好である。
なお、上記構成では、積層型トレイが樹脂により一体成形されることが好ましい。これによれば、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのような金属と樹脂との組み付けによる隙間の発生を回避できるため、そのような隙間への異物等の侵入蓄積を回避できる。また、このように汚れが溜まり易い部位を排除できれば、洗浄が容易となり、したがって、十分な洗浄を行なって異物等の蓄積(したがって、臭いのこもり)を防止することもできる。また、トレイ全体が樹脂により形成されるため、全体の重量が軽く安価となる。更に、金属の鋭利なバリやエッジが存在しないため、安全性にも優れ、積層型トレイを収容する収容体を傷付けることもない。
また、上記構成において、プレートは、張り出し位置と引き込み位置との間で本体部に対してスライドしてもよく或いは回動してもよい。これにより、張り出し位置と引き込み位置との間でのプレートの移動を片手で行なうことができるようになる。この場合、張り出し位置と引き込み位置とでプレートが本体部に対して位置決めされることが好ましく、それにより、使用状態と収納状態とが不用意に切り換えられることを防止できる。また、これに加えて更に、プレートは、その張り出し位置において、下側の別のトレイの支持構造体上に支持された状態で支持構造体に対して位置決め固定されることが好ましい。これにより、プレートの張り出し位置を安定的に保持することができ、したがって、トレイの使用状態を安定的に保持することができる。
また、上記構成において、プレートは、本体部に対して取り付けられた状態で張り出し位置と引き込み位置との間を移動してもよいが、プレートを本体部に対して着脱自在とし、トレイを上下に積み重ねて収容空間を確保する使用時にのみプレートを張り出し位置で本体部に対して取り付けてもよい。また、そのような構成において、トレイを上下に積み重ねて収容空間を埋めるようにトレイ同士を嵌合させる収納時には、プレートを本体部から取り外してもよく、或いは、取り外した後にプレートを引き込み位置で本体部に再び取り付けてもよい。このように、プレートが本体部に対して着脱自在であれば、プレートの単独洗浄が可能になるとともに、プレートの交換も容易となる。
また、上記構成において、状態切り換え部は、本体部と一体に形成されてもよく、或いは、本体部に対して着脱自在に取り付けられるようになっていてもよい。状態切り換え部を本体部に対して着脱自在に取り付けられるようにすれば、状態切り換え部を伴わない従来の既存のトレイに状態切り換え部を付加的に取り付けて、前述した本発明の作用効果を得ることもできる。また、そのように状態切り換え部が本体部に対して着脱自在であれば、仮に可動部としての状態切り換え部が劣化して作動不良を起こしても、それを新たな状態切り換え部と交換することができる。
また、上記構成において、支持構造体は、収容空間の外側に排水空間を画定するとともに、排水空間に通じる排水孔を有することが好ましい。これによれば、外部への良好な排水を確保できるようになる。特に、この場合、プレートは、その張り出し位置で下側の別のトレイの支持構造体の排水孔と連通するように重なり合う排水開口を有することが好ましい。これによれば、トレイを上下に積み重ねて収容空間を確保する使用状態時に、プレートを利用した排水が可能となる。また、これに加えて、プレートは、その張出し位置で排水空間に面する水受け面を有し、この水受け面は、受けた水を排水開口に案内するガイド溝を有することが好ましい。これによれば、プレートから排水空間へと向かう排水流路を確保して水を排水空間へと積極的に案内できるため、効率的且つ効果的な排水を実現できる。
また、状態切り換え部におけるこのような排水構造に加えて、本体部は、収容空間から張り出し位置にあるプレートの水受け面への排水を可能にする貫通孔を底壁に有することが好ましい。これによれば、収容空間内の水を貫通孔を通じて状態切り換え部の排水構造(プレートの排水開口を通じて支持構造体の排水空間)へと導くことができ、収容空間から外部へのより一層良好な排水を確保することができる。また、この場合、本体部は、収容空間内の水を貫通孔へと案内するガイド溝を底壁に有することが好ましい。これによれば、収容空間内の水を貫通孔へと積極的に導くことができ、排水作用を向上させることができる。
また、上記構成において、本体部は、収納状態でその側壁の一部を下側の別のトレイの収容空間から突出させるようにこの別のトレイの側壁に当て付くスペーサリブを有することが好ましい。このように、トレイ同士が嵌合されているトレイの収納状態においてスペーサリブにより側壁の一部を下側の別のトレイの収容空間から突出させる(すなわち、上下に嵌合状態で重なり合うトレイの側壁上端同士の間を上下で離間させる)ようにすれば、トレイを収納状態から使用状態へと切り換える際に、嵌合状態にあるトレイの積層体から突出するトレイの側壁上端部を掴んで1つずつトレイを引き離す作業が容易となり、収納状態から使用状態への迅速な切り換えが可能となる。
また、上記構成において、プレートは、該プレートを引き込み位置から張り出し位置へと移動させる指を引っ掛けるための指掛け穴を有することが好ましい。これによれば、引き込み位置から張り出し位置へのプレートの移動を手の指で容易に行なうことができる。また、この場合、指掛け穴が排水穴を兼ねてもよい。これにより、トレイの排水能力を更に高めることができる。また、この指掛け穴に関連して、支持構造体の排水空間は、積層型トレイを取り扱うユーザの手が指掛け穴へアクセスできるようにするアクセス空間を兼ねることが好ましい。そのようなアクセス空間を設ければ、指掛け穴に指を引掛け易くなるとともに、排水空間がそのようなアクセス空間を兼ねることにより、既存の空間を有効利用してアクセス空間を確保できるようになり、トレイを大型化させずに利便性を高めることができる。
本発明によれば、使用状態と収納状態との間の移行が容易で取り扱い操作性(作業性)が良く、外部への良好な排水を確保できるとともに、異物が溜まり難く洗浄が容易で安全性に優れる軽量且つ安価な積層型トレイが得られる。
本発明の第1の実施形態に係る積層型トレイの状態切り換え部付近の斜視図である。 図1の積層型トレイの内側収容空間が位置される表側を示す斜視図である。 図1の積層型トレイの状態切り換え部を構成する回動プレートの斜視図である。 図1の積層型トレイの積層された収納状態を示す部分側断面図である。 図1の積層型トレイの積層された使用状態を示す部分側断面図である。 図1の積層型トレイを積層された使用状態でクーラーボックス内に収容して、イカをクーラーボックス内に整理した状態で積層収納する態様を概略的に示す斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係る積層型トレイの斜視図であり、状態切り換え部を構成するスライドプレートが取り付けられる側である積層型トレイの裏側を示す図(スライドプレートが取り付けられていない状態)である。 図7の積層型トレイの内側収容空間が位置される表側を側方から見た斜視図である。 図7の積層型トレイの裏側の略平面図(スライドプレートが取り付けられていない状態)である。 図7の積層型トレイの表側の略平面図である。 図6の積層型トレイの状態切り換え部を構成するスライドプレートの外方に面する裏側の平面図である。 本体部の底壁に面する図11のスライドプレートの表側の平面図である。 スライドプレートが取り付けられた状態の図7の積層型トレイの裏側の略平面図であり、スライドプレートが引き込み位置に位置された図である。 スライドプレートが取り付けられた状態の図7の積層型トレイの裏側の略平面図であり、スライドプレートが張り出し位置に位置された図である。 図7の積層型トレイの積層された使用状態を裏側側方から見た斜視図である。 図7の積層型トレイの積層された収納状態を裏側側方から見た斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る積層型トレイの実施形態について具体的に説明する。
なお、以下の実施形態では、積層型トレイがクーラーボックス内に積層状態で配置可能なイカ等の釣魚収容用のトレイとして説明されるが、本発明の積層型トレイは、そのような用途に限定されず、食品、工具、植物、文具、書類等を含む様々な物品を積層状態で収容するために使用できる。
図1~図6は本発明の第1の実施形態を示す。図1及び図2に示されるように、本実施形態の積層型トレイ1は、上下に積み重ねて配置可能であり、2つの対向する短い側壁10aと、2つの対向する長い側壁10bと、これらの4つの側壁10a,10bを接続する1つの底壁10cとによって内側に収容空間Sを画定する略長方形状の容器を成す本体部10を有する。この場合、各側壁10a,10bの上端は、外側にL字型に折れ曲がるように張り出すフランジ部17を形成する。また、この本体部10の長手方向の両端(短い側壁10aの側)にはそれぞれ、トレイ1が上下に積み重ねられた状態でトレイ1,1同士の間に収容空間Sを確保する使用状態(図5の状態)と、トレイ1が上下に積み重ねられた状態で収容空間Sを埋めるようにトレイ1,1同士が嵌合できるようにする収納状態(図4の状態)とを切り換え可能にする状態切り換え部20が設けられる。
状態切り換え部20は、本体部10に取り付けられて前記使用状態に対応する張り出し位置(図1に一点鎖線で示される位置;図5に示される位置)と前記収納状態に対応する引き込み位置(図1に実線で示される位置;図4に示される位置)との間で移動可能なプレート30と、上側に積み重ねて配置される別のトレイ1の張り出し位置にあるプレート30を支持してこの上側のトレイ1との間に収容空間Sを確保する(図5参照)支持構造体40とを有する。この場合、支持構造体40は樹脂により本体部10と一体に形成され、また、本体部10及び支持構造体40を形成する樹脂としては、ポリカーボネート(PC)やポリスチレン(PS)等を挙げることができる。
状態切り換え部20を構成する支持構造体40は、収容空間S内の長手方向の両端部で本体部10の短い側壁10aに隣接して、本体部10の底壁10cから上方へ向けて立ち上がるように延びる断面がL字型の隆起部として形成され、長い側壁10bとの間に所定の隙間Cを隔てて短い側壁10aに沿って延在する。具体的には、これらの各支持構造体40は、本体部10の短い側壁10aの側から収容空間S内へ向けて所定の幅で延びる上面40aと、本体部10の底壁10cから立ち上がるように所定の高さで延びて長い側壁10bと対向する2つの第1の側面40bと、これらの第1の側面40b同士を接続して本体部10の短い側壁10aと略平行に延びる第2の側面40cとを有し、これにより、収容空間Sの外側に排水空間Fを画定している(図1及び図5参照)。この場合、本体部10の短い側壁10aは、排水空間Fを外部に露出させるように排水空間Fと対向する部位が排除されている(図1参照)。すなわち、積層型トレイ1は、排水空間Fの存在に起因して、その長手方向の両端部が凹陥状に内側に窪んで形成される。なお、支持構造体40の上面40aには、排水空間Fに通じる一対の排水孔42が長手方向の両側にそれぞれ設けられる。このような排水孔42は、排水空間F及び後述する排水開口、貫通孔、排水穴、水受け面等と共に、本発明の積層型トレイの特徴的な構成のうちの1つである排水構造(水抜き構造)、すなわち、収容空間S内の水を本体部10の外部へと排出するための排水手段を構成する。
一方、状態切り換え部20を構成するプレート30は、本実施形態では、本体部10の底壁10cの収容空間Sに面する側とは反対側の裏面10cbに着脱自在に取り付けられ(図1参照)、張り出し位置と引き込み位置との間で本体部10に対して回動する回動プレートとして形成される。具体的には、この回動プレート30は、本体部10の底壁10cの裏面10cbに設けられる一対のヒンジ部50を中心に張り出し位置と引き込み位置との間で回動可能であり、図1に一点鎖線で及び図5に示される張り出し位置では、トレイ積層状態で下側の別のトレイ1の支持構造体40の上面40aに支持されることによりこの下側の別のトレイ1との間に収容空間Sを確保する前記使用状態をもたらし(図5参照)、図1に実線で及び図4に示される引き込み位置では、下側の別のトレイ1の収容空間S内に本体部10が嵌まり込む前記収納状態をもたらす(図4参照)ようにこの下側の別のトレイ1の支持構造体40と干渉することなくトレイ内側へ引き込むようになっている。なお、回動プレート30は、ナイロン、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)等により形成される。また、図3に明確に示されるように、回動プレート30は、ヒンジ部50に回動可能に係止する一対の係止部50aと両側の端縁に有している。
また、状態切り換え部20は、プレート30を張り出し位置及び引き込み位置で本体部10に対して位置決めする位置決め手段を更に有する。そのような位置決め手段は、本実施形態では、突起と開口との係合によって実現される。具体的には、図1及び図3に示されるように、プレート30を張り出し位置で本体部10に対して位置決めする位置決め手段は、本体部10の短い側壁10aの近傍で底壁10cの裏面10cbに排水空間Fを間に挟むように設けられる一対の突起49,49と、これらの突起49,49と係脱可能に係合するようにプレート30の長手方向の両側に設けられる係合孔43,43とにより構成され、図1の一点鎖線で示される張り出し位置にプレート30が位置されると、突起49,49と係合孔43,43とが係合してプレート30が張り出し位置で位置決めされる。一方、プレート30を引き込み位置で本体部10に対して位置決めする位置決め手段は、突起49,49からトレイ長手方向内側に離間して本体部10の底壁10cの裏面10cbに設けられる突起47と、これらの突起47,47と係脱可能に係合するように係合孔43,43からプレート長手方向内側に離間してプレート30に設けられる一対の係合孔45,45とにより構成され、図1の実線で示される引き込み位置にプレート30が位置されると、突起47,47と係合孔45,45とが係合してプレート30が引き込み位置で位置決めされる。
また、プレート30は、その張り出し位置で下側の別のトレイ1の支持構造体40の排水孔42と連通するように重なり合う排水開口を有する。本実施形態において、この排水開口は係合孔45,45によって形成される。すなわち、プレート30の張り出し位置では、突起47,47との係合が解除された係合孔45,45が排水開口として機能するようになっている。
また、プレート30は、その張出し位置では、図1及び図5に示されるように支持構造体40の排水空間Fと下側から対向するようになっており、排水空間Fに面するその表面が水受け面39として形成される(図3参照)。特に、本実施形態において、この水受け面39は、受けた水を排水開口としての係合孔45,45へと案内する凹陥状のガイド溝として形成される。
また、本実施形態において、本体部10は、収容空間Sから張り出し位置にあるプレート30の水受け面39への排水を可能にする貫通孔19(図1及び図2参照)を底壁10cに有する。特に、本実施形態では、これらの貫通孔19が底壁10cの四隅にそれぞれ設けられる。また、本体部10は、収容空間S内の水を4つの貫通孔19へと案内するガイド溝を底壁10cに有する。特に、本実施形態において、これらのガイド溝は、図2に示されるように、収容空間Sに面する底壁10cの表面10caに設けられ、略長方形の底壁10cのほぼ中心で交差するように延びる2つの第1のガイド溝11aと、本体部10の2つの長い側壁10bの近傍でこれらの長い側壁10bに沿って延びて2つの第1のガイド溝11aのそれぞれと連通接続する2つの第2のガイド溝11bとを有する。この場合、第2のガイド溝11bは、その両端が貫通孔19に接続される。
以上のような構造を成す積層型トレイ1を上下に複数積み重ねて使用する場合には、積み重ねられるべき各積層型トレイ1の両側の状態切り換え部20の回動プレート30を張り出し位置へと回動させ、それぞれの回動プレート30を下側に隣接して位置される別の積層型トレイ1の支持構造体40の上面40aに載置して支持させる。これにより、各積層型トレイ1間には収容空間Sが保持(確保)されて使用状態がもたらされる(図5参照)。このような使用状態の一例が図6に示される。この例では、5つの積層型トレイ1がクーラーボックス70内に積層状態で配置されて各収容空間S内にイカ72を氷73等を伴って整理した状態で収容できる。
また、この使用状態において、各積層型トレイ1の収容空間S内の水は、ガイド溝11a,11bを通じて貫通孔19へと導かれ、これらの貫通孔19から本体部10の底壁10cと回動プレート30との間の隙間を通って回動プレート30の水受け面39上へと流れる。水受け面39で受けられた水は、その後、排水開口としての係合孔45,45に流れ込み、係合孔45,45と位置合わせされる下側の別の積層型トレイ1の支持構造体40の排水孔42を通ってこの別の積層型トレイ1の排水空間Fへと流れ落ちる。排水空間Fに流れ落ちた水は、そのまま外部に排出され、或いは、係合孔45,45及び排水孔42を通じて更に下側の別の排水空間Fへと順次に流れて最終的に外部へと排出される。
一方、積層型トレイ1を使用せずに積層状態で収納する場合には、各積層型トレイ1の両側の状態切り換え部20の回動プレート30を引き込み位置へと回動させ、本体部10を下側の別の積層型トレイ1の収容空間S内に嵌まり込むように位置させる。これにより、図4に示されるように使用状態と比べて積層高さが低い収納状態をもたらすことができる。
以上説明したように、本実施形態の積層型トレイ1によれば、本体部10の両端で状態切り換え部20の回動プレート30を張り出し位置と引き込み位置との間で移動させるだけで使用状態と収納状態とを切り換えることができるため、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのように状態切り換えごとにトレイの向きを変換せずに済み、取り扱い操作性(作業性)が良好である。
また、本実施形態では、積層型トレイ1が樹脂により一体成形されているため、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのような金属と樹脂との組み付けによる隙間の発生を回避でき、そのような隙間への異物等の侵入蓄積を回避できる。また、このように汚れが溜まり易い部位を排除できれば、洗浄が容易となり、したがって、十分な洗浄を行なって異物等の蓄積(したがって、臭いのこもり)を防止することもできる。また、トレイ全体が樹脂により形成されるため、全体の重量が軽く安価となる。更に、金属の鋭利なバリやエッジが存在しないため、安全性にも優れ、積層型トレイを収容する収容体を傷付けることもない。また、この樹脂の一体成形に関連して、本実施形態では、トレイ積層状態で閉塞された収容空間S内の収容物の存在を外側から視認できるように、トレイ1が有色透明な樹脂、例えばやや青みのある(無論、青色に限らず、任意の色も可能)透明な樹脂により形成されてもよい。このような透明樹脂は、例えばイカを収容するためにトレイが使用される場合などにおいて、見栄え等が良くなり効果的である。なお、これについては、後述する第2の実施形態についても同様である。
また、本実施形態において、積層型トレイ1は、張り出し位置と引き込み位置との間で本体部10に対して回動するようになっているため、張り出し位置と引き込み位置との間でのプレート30の移動を片手で行なうことができるようになる。また、この場合、張り出し位置と引き込み位置とでプレート30が本体部10に対して位置決めされるようになっているため、使用状態と収納状態とが不用意に切り換えられることを防止できる。
また、本実施形態では、支持構造体40が収容空間Sの外側に排水空間Fを画定するとともに排水空間に通じる排水孔42を有し、また、プレート30がその張り出し位置で下側の別のトレイの支持構造体40の排水孔42と連通するように重なり合う排水開口45を有するため、外部への良好な排水を確保できるようになる。
また、本実施形態において、本体部10は、収容空間Sから張り出し位置にあるプレート30の水受け面39への排水を可能にするガイド溝11a,11b及び貫通孔19を底壁10cに有するため、収容空間S内の水を貫通孔19を通じて状態切り換え部20の排水構造へと導くことができ、収容空間Sから外部へのより一層良好な排水を確保することができる。
図7~図16は本発明の第2の実施形態を示す。図7~図10に示されるように、本実施形態の積層型トレイ1Aも、上下に積み重ねて配置可能であり、2つの対向する短い側壁10aと、2つの対向する長い側壁10bと、これらの4つの側壁10a,10bを接続する1つの底壁10cとによって内側に収容空間Sを画定する略長方形状の容器を成す本体部10を有する。この場合、各側壁10a,10bの上端は、外側にL字型に折れ曲がるように張り出すフランジ部17を形成する。また、この本体部10の長手方向の両端(短い側壁10aの側)にはそれぞれ、トレイ1Aが上下に積み重ねられた状態でトレイ1A,1A同士の間に収容空間Sを確保する使用状態(図15の状態)と、トレイ1Aが上下に積み重ねられた状態で収容空間Sを埋めるようにトレイ1A,1A同士が嵌合できるようにする収納状態(図16の状態)とを切り換え可能にする状態切り換え部20が設けられる。
状態切り換え部20は、本体部10に取り付けられて前記使用状態に対応する張り出し位置(図14及び図15に示される位置)と前記収納状態に対応する引き込み位置(図13に示される位置)との間で移動可能なプレート30Aと、上側に積み重ねて配置される別のトレイ1Aの張り出し位置にあるプレート30Aを支持してこの上側のトレイ1Aとの間に収容空間Sを確保する(図15参照)支持構造体40とを有する。この場合、支持構造体40は樹脂により本体部10と一体に形成され、また、本体部10及び支持構造体40を形成する樹脂としては、ポリカーボネート(PC)やポリスチレン(PS)等を挙げることができる。
状態切り換え部20を構成する支持構造体40は、前述した第1の実施形態と同様に、収容空間S内の長手方向の両端部で本体部10の短い側壁10aに隣接して、本体部10の底壁10cから上方へ向けて立ち上がるように延びる断面がL字型の隆起部として形成され、長い側壁10bとの間に所定の隙間Cを隔てて短い側壁10aに沿って延在する。具体的には、これらの各支持構造体40は、本体部10の短い側壁10aの側から収容空間S内へ向けて所定の幅で延びる上面40aと、本体部10の底壁10cから立ち上がるように所定の高さで延びて長い側壁10bと対向する2つの第1の側面40bと、これらの第1の側面40b同士を接続して本体部10の短い側壁10aと略平行に延びる第2の側面40cとを有し、これにより、収容空間Sの外側に排水空間Fを画定している。この場合、本体部10の短い側壁10aは、排水空間Fを外部に露出させるように排水空間Fと対向する部位が排除されている(図7参照)。すなわち、積層型トレイ1Aは、排水空間Fの存在に起因して、その長手方向の両端部が凹陥状に内側に窪んで形成される。なお、支持構造体40の上面40aには、排水空間Fに通じる一対の排水孔42が長手方向の両側にそれぞれ設けられる。
一方、状態切り換え部20を構成するプレート30は、本実施形態では、本体部10の底壁10cの収容空間Sに面する側とは反対側の裏面10cbに着脱自在に取り付けられ(図13及び図14参照)、張り出し位置と引き込み位置との間で本体部10に対してスライドするスライドプレートとして形成される。具体的には、このスライドプレート30Aは、スライド機構によって本体部10の長い側壁10bに沿って移動し、スライド機構は、本体部10の底壁10cの裏面10cbに内側に固着されてプレートの位置決めを主に行なうプレート位置決め部(位置決め手段)82と、本体部10の底壁10cの裏面10cbの外側に固着されてスライドプレート30Aのスライドをガイドするとともに本体部10からのスライドプレート30Aの抜けを防止するフック状のプレートガイド部98と、スライドプレート30Aに形成される一対の弾性係止片93,93とを有する。
この場合、本体部10に設けられるプレート位置決め部82は、一対の平行なガイドレール82A,82Aにより形成され、これらのガイドレール82A,82Aは、図9に明確に示されるように、中央部位82aが内側に向けて突出することにより、両端部に幅広領域83,83を形成するとともに、中央部に幅狭領域84を形成している。一方、スライドプレート30Aに設けられる一対の弾性係止片93,93は、スライドプレート30に3つの隣り合う平行な細長い開口92,92,96を設けることにより形成される。具体的には、外側の2つの開口92,92と内側の1つの開口96との間に、これらの開口92,96同士を区画するように一対の平行な対向する弾性係止片93,93が形成され、これらの弾性係止片93,93は、内側の開口96の存在に起因して内側に向けて互いに接近するように弾性的に変形できるようになっている。この場合、弾性係止片93,93の中央には、内側に向けて突出する係止突起93aが設けられる。
このようなスライド機構では、スライドプレート30Aの外側の2つの開口92,92内に本体部10のガイドレール82A,82Aが嵌まり込むようにスライドプレート30Aをプレート位置決め部82に取り付け、フック状のプレートガイド部98にスライドプレート30Aの端部を引掛けるように係合させる。そして、この係合取り付け状態において、スライドプレート30Aの弾性係止片93,93は、ガイドレール82A,82Aの中央の幅狭領域84では、その係止突起93aがガイドレール82A,82Aから内側に向かう押圧力を受けることにより内側に弾性変形するが、ガイドレール82A,82Aの両端部の幅広領域83では、ガイドレール82A,82Aからの押圧力が解放されて互いに平行な形状に復帰される。したがって、スライドプレート30Aがフック状のプレートガイド部98により両側をガイドされつつ本体部10の長手方向内側にスライドされると、一対の係止突起93aがガイドレール82A,82Aからの押圧力を受けなくなる幅狭領域84とスライド方向内側の幅広領域83との間の境界領域に位置されるガイドレール82A,82Aの段差部に位置された時点で、この段差部に係止突起93aが係止され、スライドプレート30Aが引き込み位置に位置決めされる(図13参照)。これに対し、スライドプレート30Aを本体部10の長手方向外側にスライドさせると、一対の係止突起93aがガイドレール82A,82Aからの押圧力を受けなくなる幅狭領域84とスライド方向外側の幅広領域83との間の境界領域に位置されるガイドレール82A,82Aの段差部に位置された時点で、この段差部に係止突起93aが係止され、スライドプレート30Aが張り出し位置に位置決めされる(図14参照)
そして、スライドプレート30Aは、図14に示される張り出し位置では、トレイ積層状態で下側の別のトレイ1Aの支持構造体40の上面40aに支持されることによりこの下側の別のトレイ1Aとの間に収容空間Sを確保する前記使用状態をもたらし(図15参照)、図13に示される引き込み位置では、下側の別のトレイ1Aの収容空間S内に本体部10が嵌まり込む前記収納状態をもたらす(図16参照)ようにこの下側の別のトレイ1Aの支持構造体40と干渉することなくトレイ内側へ引き込むようになっている。なお、スライドプレート30Aは、ナイロン、ポリプロピレン(PP)、ポリアセタール(POM)等により形成される。
また、状態切り換え部20は、支持構造体40上に支持される張り出し位置のスライドプレート30Aを支持構造体40に対して位置決め固定する固定手段を更に有する。そのような固定手段は、支持構造体40の上面40aに設けられる一対の突起44,44と、これらの突起44,44に係脱自在に係合する前述したスライド機構を構成するスライドプレート30Aの外側の2つの開口92,92とによって構成される。すなわち、トレイ積層状態において、積層型トレイ1Aの張り出し位置に位置されるスライドプレート30Aは、下側の隣接する別の積層型トレイ1Aの支持構造体40の上面40aに載置された状態で、この支持構造体40の突起44,44にその2つの開口92,92が係合される。
また、本実施形態の積層型トレイ1Aの本体部10は、前記収納状態でその側壁10a,10bの一部を下側の別のトレイ1Aの収容空間Sから突出させるようにこの別のトレイ1Aの側壁10a,10bに当て付く(すなわち、上下に嵌合状態で重なり合うトレイ1A,1Aの側壁10a(10b)の上端同士の間を上下で離間させる)スペーサリブ81(図16参照)を有する(図15及び図16参照)。この場合、スペーサリブ81は、4つの各側壁10a,10bのL字型のフランジ部17の内側から下方へと延びるよう設けられ、本体部10の全周にわたって互いに所定の間隔を隔てて複数設けられる。
また、スライドプレート30Aは、特に図11及び図12に示されるように、その張り出し位置で下側の別のトレイ1Aの支持構造体40の排水孔42と連通するように重なり合う一対の排水開口45Aと、スライドプレート30Aを引き込み位置から張り出し位置へと移動させる指を引っ掛けるための指掛け穴45Bとを有する。この場合、一対の排水開口45Aは、スライド機構を構成する弾性係止片93,93の両側にそれぞれ位置して設けられ、また、指掛け穴45Bは、排水開口45Aとスライド機構を構成する外側の開口92との間に位置されて排水穴を兼ねる。また、本実施形態では、積層型トレイ1Aを扱うユーザの手が指掛け穴45Bへアクセスできるように、支持構造体40の内側の前述した排水空間Fがそのようなアクセス空間を兼ねるようになっている。すなわち、ユーザは、排水空間Fを経由して指を指掛け穴45Bに容易に引っ掛けることができる。なお、指掛け穴45Bを形成するスライドプレート30Aの部位は補強部94(図11参照)によって補強されている。
また、前述した第1の実施形態の回動プレート30と同様、本実施形態のスライドプレート30Aも、その張出し位置では、図15に示されるように支持構造体40の排水空間Fと下側から対向するようになっており、排水空間Fに面するその表面が水受け面として形成される。特に、本実施形態において、この水受け面は、図12に示されるように、受けた水を排水開口45Aへと案内する第1の水受け面39Aと、排水開口45Aに流れ込まなかった水を排水穴としての指掛け穴45Bへと案内する第2の水受け面39Bとによって構成される。この場合、第1の水受け面39Aは凹陥状のガイド溝として形成され、また、第2の水受け面39Bは、凹陥状のガイド溝として前述した補強部94により形成される。
また、本実施形態において、本体部10は、収容空間Sから張り出し位置にあるスライドプレート30Aの水受け面39A,39Bへの排水を可能にする第1及び第2の貫通孔19A,19Bを底壁10cに有する。特に、本実施形態では、第1の貫通孔19Aが支持構造体40に隣接して底壁10cのほぼ四隅にそれぞれ設けられ、第2の貫通孔19Bが長い側壁10bに隣接して底壁10cのほぼ四隅にそれぞれ設けられる。
また、本体部10は、収容空間S内の水を第1及び第2の貫通孔19A,19Bへと案内するガイド溝を底壁10cに有する。特に、本実施形態において、これらのガイド溝は、図10に示されるように、収容空間Sに面する底壁10cの表面10caに設けられ、略長方形の底壁10cのほぼ中央部分で長い側壁10bと略平行に延びる主ガイド溝11cと、この主ガイド溝11cの両端からそれぞれ四隅の第2の貫通孔19Bへ向けて分岐するように斜めに延びる分岐ガイド溝11dとを有する。この場合、分岐ガイド溝11dは、その端部が第2の貫通孔19Bに接続されているが、第2の貫通孔19Bへの排水を促すように主ガイド溝11c側から第2の貫通孔19Bへ向けて下向きに傾斜していることが好ましい。
以上のような構造を成す積層型トレイ1Aを上下に複数積み重ねて使用する場合には、積み重ねられるべき各積層型トレイ1Aの両側の状態切り換え部20のスライドプレート30Aを張り出し位置へとスライドさせ、それぞれのスライドプレート30Aを下側に隣接して位置される別の積層型トレイ1Aの支持構造体40の上面40aに載置して支持させる。これにより、各積層型トレイ1A間には収容空間Sが保持(確保)されて使用状態がもたらされる(図15参照)。
また、この使用状態において、各積層型トレイ1Aの収容空間S内の水は、ガイド溝11c,11dを通じて第2の貫通孔19Bへと導かれ或いはガイド溝11c,11dを経ることなく又は経た後に第1の貫通孔19Aへと導かれる。そして、貫通孔19A,19Bに流れ込んだ水は、これらの貫通孔19A,19Bから本体部10の底壁10cとスライドプレート30Aとの間の隙間を通ってスライドプレート30Aの第1の水受け面39A上へと流れる。
第1の水受け面39Aで受けられた水の一部は、その後、排水開口45A,45Aに流れ込み、排水開口45A,45Aと位置合わせされる下側の別の積層型トレイ1Aの支持構造体40の排水孔42,42を通ってこの別の積層型トレイ1の排水空間Fへと流れ落ちる。排水空間Fに流れ落ちた水は、そのまま外部に排出され、或いは、排水開口45A,45A及び排水孔42,42を通じて更に下側の別の排水空間Fへと順次に流れて最終的に外部へと排出され、或いはさもなければ、排水穴としての指掛け穴45Bに流れ込む。
一方、第1の水受け面39Aで受けられたが排水開口45A,45Aに流れ込まなかった水は、第2の水受け面39Bを通じて排水穴としての指掛け穴45Bに流れ込み、その後、下側の別の積層型トレイ1Aの支持構造体40の上面40aとスライドプレート30Aとの間の隙間を通じてこの下側の別の積層型トレイ1Aの収容空間S内に流入する。そして、流入したこの水は、前述したように貫通孔19A,19Bから本体部10の底壁10cとスライドプレート30Aとの間の隙間を通って再びスライドプレート30Aの第1の水受け面39A上へと流れ込み、前述した流路をたどるようになる。いずれにしても、最終的に、水は、排水開口45A,45A及び排水孔42,42を通じて下方の排水空間Fへと順次に流れて外部へと排出される。
なお、積層型トレイ1Aを使用せずに積層状態で収納する場合には、前述した第1の実施形態と同様、各積層型トレイ1Aの両側の状態切り換え部20のスライドプレート30Aを引き込み位置へとスライドさせ、本体部10を下側の別の積層型トレイ1Aの収容空間S内に嵌まり込むように位置させる。これにより、図16に示されるように使用状態と比べて積層高さが低い収納状態をもたらすことができる。
以上説明したように本実施形態の積層型トレイ1Aによれば、本体部10の両端で状態切り換え部20のプレート30Aを張り出し位置と引き込み位置との間で移動させるだけで積層高さが異なる使用状態と収納状態とを切り換えることができるため、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのように状態切り換えごとにトレイの向きを変換せずに済み、取り扱い操作性(作業性)が良好である。
また、本実施形態では、積層型トレイ1Aが樹脂により一体成形されているため、前述した非特許文献1に開示される積層型トレイのような金属と樹脂との組み付けによる隙間の発生を回避でき、そのような隙間への異物等の侵入蓄積を回避できる。また、このように汚れが溜まり易い部位を排除できれば、洗浄が容易となり、したがって、十分な洗浄を行なって異物等の蓄積(したがって、臭いのこもり)を防止することもできる。また、トレイ全体が樹脂により形成されるため、全体の重量が軽く安価となる。更に、金属の鋭利なバリやエッジが存在しないため、安全性にも優れ、積層型トレイを収容する収容体を傷付けることもない。
また、本実施形態において、積層型トレイ1Aは、張り出し位置と引き込み位置との間で本体部10に対してスライドするようになっているため、張り出し位置と引き込み位置との間でのプレート30Aの移動を片手で行なうことができるようになる。また、この場合、張り出し位置と引き込み位置とでプレート30Aが本体部10に対して位置決めされるようになっているため、使用状態と収納状態とが不用意に切り換えられることを防止できる。これに加えて、本実施形態では、プレート30Aが、その張り出し位置において、下側の別のトレイ1Aの支持構造体40上に支持された状態で支持構造体40に対して位置決め固定されるようになっているため、プレート30Aの張り出し位置を安定的に保持することができ、したがって、トレイ1Aの使用状態を安定的に保持することができる。
また、本実施形態では、支持構造体40が収容空間Sの外側に排水空間Fを画定するとともに排水空間に通じる排水孔42を有し、また、プレート30Aがその張り出し位置で下側の別のトレイ1Aの支持構造体40の排水孔42と連通するように重なり合う排水開口45Aを有するため、外部への良好な排水を確保できるようになる。
また、本実施形態において、本体部10は、収容空間Sから張り出し位置にあるプレート30Aの水受け面39A,39Bへの排水を可能にするガイド溝11c,11d及び貫通孔19A,19Bを底壁10cに有するため、収容空間S内の水を貫通孔19A,19Bを通じて状態切り換え部20の排水構造へと導くことができ、収容空間Sから外部へのより一層良好な排水を確保することができる。
また、本実施形態において、本体部10は、収納状態でその側壁10a,10bの一部を下側の別のトレイ1Aの収容空間Sから突出させるようにこの別のトレイ1Aの側壁10a,10bに当て付くスペーサリブ81を有し、トレイ1A,1A同士が嵌合されているトレイ収納状態においてスペーサリブ81により側壁10a,10bの一部を下側の別のトレイ1Aの収容空間Sから突出させるようにしているため、トレイ1Aを収納状態から使用状態へと切り換える際に、嵌合状態にあるトレイ1Aの積層体から突出するトレイ1Aの側壁10a,10b上端部を掴んで1つずつトレイ1Aを引き離す作業が容易となり、収納状態から使用状態への迅速な切り換えが可能となる。
また、本実施形態において、プレート30Aは、該プレート30Aを引き込み位置から張り出し位置へと移動させる指を引っ掛けるための指掛け穴45Bを有するため、引き込み位置から張り出し位置へのプレート30Aの移動を手の指で容易に行なうことができる。また、この場合、指掛け穴45Bが排水穴を兼ねているため、トレイ1Aの排水能力を更に高めることができる。また、これに関連して、支持構造体40の排水空間Fは、積層型トレイ1Aを取り扱うユーザの手が指掛け穴45Bへアクセスできるようにするアクセス空間を兼ねているため、指掛け穴45Bに指を引掛け易くなるとともに、排水空間Fがそのようなアクセス空間を兼ねることで、既存の空間を有効利用してアクセス空間を確保できるようになり、トレイ1Aを大型化させずに利便性を高めることができる。
また、前述した第1の実施形態及び本実施形態ではいずれも、本体部10の収容空間S内の水が本体部10とは別個のプレート30(30A)の受け面39(39A,39B)で受けられることにより外部へと排出されている。すなわち、プレート30(30A)が本体部10の外部で排水経路を別個に確保して排水を確実ならしめている。これに対し、前述した非特許文献1では、トレイ内側の収容空間内の水がこのトレイの排水孔を通じて下側の別のトレイの本体部に当たって外部に排出されるため、水が下側の別のトレイの収容空間内に再び流入して残存してしまう場合がある。この点で、本発明の排水構造(排水手段)は、非特許文献1のそれと比べて優れていると言える。
以上、添付図面に関連して本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は、前述した実施形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施できる。例えば、前述した実施形態では、回動プレート30及びスライドプレート30Aが本体部10の底壁10cに設けられているが、これらのプレート30,30Aが本体部10の上側に設けられていても構わない。また、そのようなプレートは、前述したように本体部に対して取り付けられた状態で張り出し位置と引き込み位置との間を移動してもよいが、プレートを本体部に対して着脱自在とし、トレイを上下に積み重ねて収容空間を確保する使用時にのみプレートを張り出し位置で本体部に対して取り付けてもよい。また、そのような構成において、トレイを上下に積み重ねて収容空間を埋めるようにトレイ同士を嵌合させる収納時には、プレートを本体部から取り外してもよく、或いは、取り外した後にプレートを引き込み位置で本体部に再び取り付けてもよい。このように、プレートが本体部に対して着脱自在であれば、プレートの単独洗浄が可能になるとともに、プレートの交換も容易となる。
また、前述した実施形態に加えて他の構成要素が付加されてもよい。例えば、ステンレススチール又はアルミなどから形成される底板を本体部の底壁の表面上に配置してもよい。このような金属製の底板を設けると、冷却保持効果が高まるとともに、冷えや易くもなる。また、前述した実施形態では、本体部の深さ(高さ)寸法及び幅や長さの寸法が固定されているが、これらの寸法がスライド構造などによって調整可能であってもよい。また、前述した実施形態では、状態切り換え部(プレートを除く)が本体部と一体に形成されているが、状態切り換え部全体が本体部に対して着脱自在に取り付けられるようになっていてもよい。その場合、状態切り換え部は、ネジを用いた螺着、嵌め込み等の手段によって本体部に取り付けられ、それにより、積層収納高さの変更や破損時の交換などに対応できれば更に好ましい。
1,1A 積層型トレイ
10 本体部
10a,10b 側壁
10c 底壁
19 貫通孔
20 状態切り換え部
30,30A プレート
39,39A,39B 水受け面
40 支持構造体
42 排水孔
45 係合孔(排水開口)
45A 排水開口
45B 指掛け穴(排水穴)
81 スペーサリブ
F 排水空間
S 収容空間

Claims (17)

  1. 上下に積み重ねて配置可能な積層型トレイであって、
    側壁と底壁とによって内側に収容空間を画定する本体部と、
    前記本体部の両端にそれぞれ設けられるとともに、トレイが上下に積み重ねられた状態でトレイ同士の間に収容空間を確保する使用状態と、トレイが上下に積み重ねられた状態で収容空間を埋めるようにトレイ同士が嵌合できるようにする収納状態とを切り換え可能にする状態切り換え部と、
    を有し、
    前記状態切り換え部は、前記本体部に取り付けられて前記使用状態に対応する張り出し位置と前記収納状態に対応する引き込み位置との間で移動可能なプレートと、上側に積み重ねて配置される別のトレイの張り出し位置にあるプレートを支持してこの上側のトレイとの間に収容空間を確保する支持構造体とを有し、
    前記プレートは、前記張り出し位置では、下側の別のトレイの支持構造体上に支持されることによりこの下側の別のトレイとの間に収容空間を確保する前記使用状態をもたらし、前記引き込み位置では、下側の別のトレイの収容空間内に本体部が嵌まり込む前記収納状態をもたらすようにこの下側の別のトレイの支持構造体と干渉せず、
    前記支持構造体は、前記収容空間の外側に排水空間を画定するとともに、前記排水空間に通じる排水孔を有することを特徴とする積層型トレイ。
  2. 前記プレートは、前記本体部の前記底壁に取り付けられ、前記張り出し位置と前記引き込み位置との間で前記本体部に対してスライドすることを特徴とする請求項1に記載の積層型トレイ。
  3. 前記プレートは、前記本体部の前記底壁に取り付けられ、前記張り出し位置と前記引き込み位置との間で前記本体部に対して回動することを特徴とする請求項1に記載の積層型トレイ。
  4. 前記プレートを前記張り出し位置及び前記引き込み位置で前記本体部に対して位置決めする位置決め手段を更に有することを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の積層型トレイ。
  5. 前記プレートは、前記張り出し位置及び/又は前記引き込み位置で前記本体部に対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の積層型トレイ。
  6. 前記状態切り換え部が前記本体部と一体に形成されることを特徴とする請求項1に記載の積層型トレイ。
  7. 前記状態切り換え部が前記本体部に対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1に記載の積層型トレイ。
  8. 前記支持構造体上に支持される前記張り出し位置の前記プレートを前記支持構造体に対して位置決め固定する固定手段を更に有することを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の積層型トレイ。
  9. 前記プレートは、その張り出し位置で下側の別のトレイの支持構造体の排水孔と連通するように重なり合う排水開口を有することを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の積層型トレイ。
  10. 前記プレートは、その張出し位置で前記排水空間に面する水受け面を有し、この水受け面は、受けた水を前記排水開口に案内するガイド溝を有することを特徴とする請求項に記載の積層型トレイ。
  11. 前記本体部は、前記収容空間から前記張り出し位置にある前記プレートの前記水受け面への排水を可能にする貫通孔を前記底壁に有することを特徴とする請求項10に記載の積層型トレイ。
  12. 前記本体部は、前記収容空間内の水を前記貫通孔へと案内するガイド溝を前記底壁に有することを特徴とする請求項11に記載の積層型トレイ。
  13. 前記本体部は、前記収納状態でその側壁の一部を下側の別のトレイの収容空間から突出させるようにこの別のトレイの側壁に当て付くスペーサリブを有することを特徴とする請求項1から12のいずれか一項に記載の積層型トレイ。
  14. 前記プレートは、該プレートを前記引き込み位置から前記張り出し位置へと移動させる指を引っ掛けるための指掛け穴を有することを特徴とする請求項から13のいずれか一項に記載の積層型トレイ。
  15. 前記指掛け穴が排水穴を兼ねることを特徴とする請求項14に記載の積層型トレイ。
  16. 前記排水空間は、積層型トレイを扱うユーザの手が前記指掛け穴へアクセスできるようにするアクセス空間を兼ねることを特徴とする請求項14又は15に記載の積層型トレイ。
  17. 樹脂により一体成形されることを特徴とする請求項1から16のいずれか一項に記載の積層型トレイ。
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