JPS637081Y2 - - Google Patents

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JPS637081Y2
JPS637081Y2 JP1982202532U JP20253282U JPS637081Y2 JP S637081 Y2 JPS637081 Y2 JP S637081Y2 JP 1982202532 U JP1982202532 U JP 1982202532U JP 20253282 U JP20253282 U JP 20253282U JP S637081 Y2 JPS637081 Y2 JP S637081Y2
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JP
Japan
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storage container
furniture
handle
furniture body
opening
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JP1982202532U
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English (en)
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JPS59103670U (ja
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Publication of JPS637081Y2 publication Critical patent/JPS637081Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、たとえば洗滌した後の食器を収納
し、自然乾燥するための家具に係り、特に収納容
器の改良に関する。
洗滌した後の食器をそのまま収容し、再使用す
るまでの間に自然乾燥ができる家具を厨房室に配
置できると便利であり、多用される傾向にある。
この種家具は、前面が開口する家具本体内に多
段の収納容器が引出し式に収容されてなる。なお
説明すれば、最下段の収納容器に家具本体の開口
部を開閉する蓋板が一体的に設けられ、これによ
り上段の収納容器は独立して引出し自在である。
ところで、収納容器に収納すべき食器類の数が
少ない場合はともかく、ある程度数が多い場合は
収納容器を家具本体から引出して流し台のごとき
作業場に置き、そして全ての食器類を収納してか
ら家具本体まで運び、ここに挿着したほうが作業
性がよい。収納した食器類を使用する場合も同様
であり、収納容器ごと家具本体から引抜いて作業
場まで運ぶと便利である。
しかるに従来の収納容器は、収納容量をできる
だけ大きくすることだけに考慮が払われていて、
その奥行き寸法が家具本体の奥行き寸法と略同一
に形成されている。収納容器を家具本体に着脱す
るには、蓋板を有する最下段の収納容器を一旦引
出してから行わなければならないが、たとえこれ
を最大限引出しても寸法の関係上蓋板が邪魔にな
る。このため、蓋板と家具本体前端との間を収納
容器をある程度斜めにして開口部まで挿脱するこ
とになり、収納状態によつては食器類に悪影響が
でる。また、開口部に収納容器を対向できても、
家具本体に設けられたレールに掛脱するのに手間
がかかつて面倒である。
本願考案は上記事情に着目してなされたもので
あり、その目的とするところは、家具本体に着脱
自在な引出し式の収納容器に、吊下げ部を有する
把手を回動自在に設け、収納容器の家具本体収納
時は上記把手を略水平方向に突出させ、かつ収納
容器を家具本体から出し入れする際は把手を垂直
方向に突出することにより、収納容器の家具本体
への着脱を容易化して作業性の向上を図り、把手
を有効利用して収納性の向上を得る家具を提供し
ようとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。図中1は前面に開口部1aを有する家具
本体である。この家具本体1の両側壁内面には、
互いに相対向する位置にレール2…が設けられて
いる。これらレール2…は、たとえば金属板を断
面コ字状に折曲してなり、開口部1a側から背面
側にかけて略水平に、かつ多段に取付けられる。
上段側のレール2,2には第1の収納容器3がス
ライド自在に掛渡される。すなわち、この第1の
収納容器3は、両側部に上記レール2,2に掛合
する鍔部3aを備えた編籠からなる。その奥行き
寸法は家具本体1の奥行き寸法よりもはるかに短
くなつている。そして、手前側には把手4が回動
自在に枢着される。なお説明すれば、第4図に示
すように把手4は線条材を折曲してなり、この端
縁と平行に設けられた線条材が吊下げ部5を形成
する。把手4の枢着部6にはトグルばねのごとき
弾性材7が巻装される。さらに収納容器3に設け
られたストツパ8によつて、水平状態となるよう
支持される。したがつて把手4は、必要に応じて
水平位置から垂直方向および収納容器3内方向へ
回動可能である。
下段側のレール2,2には引出し9がスライド
自在に掛渡される。すなわち、この引出し9は上
記開口部1aを開閉する蓋板10と、この蓋板1
0に一端部を固着され、かつ上記レール2,2に
掛合する桟11,11およびこれら桟11,11
に掛渡される第2の収納容器12とからなる。こ
の第2の収納容器12のみ、引出し方向に二分割
すると、桟11,11からの取出しが容易とな
る。
しかして、家具本体1内に第1、第2の収納容
器3,12を収容する場合は第2図Aに示すよう
になる。このとき各収納容器3,12に食器類な
どの被収納物を収納できるとともに上記把手4は
略水平方向に突出するので、把手4および吊下げ
部5にたとえばふきん13,13などを吊下げ可
能である。
被収納物を出し入れする場合は、第1図に示す
ように引出し9を引出せばよい。第2の収納容器
12はそれにともなつて引出され、被収納物の出
し入れができる。また、この状態のまま第1の収
納容器3を引出せば、ここに被収納物の出し入れ
ができる。そして第1の収納容器3を家具本体1
から完全に取出すには、それまで水平状態にあつ
た把手4を回動し垂直方向に突出してからこの容
器3を引出す。このことにより蓋板10の位置を
変えなくても、蓋板10と家具本体1の前端縁と
の間隔よりも第1の収納容器3の奥行き寸法とに
大きな余裕ができる。したがつて、把手4および
収納容器3の一部をもつて楽に上方へ引上げられ
る。
家具本体1から引抜いた第1の収納容器3を再
び家具本体1へ組込む際も全く同様で、把手4を
垂直方向に突出したまま行うこと言う迄もない。
なお、上記実施例においては第1の収納容器3
のみ把手4を設けて奥行き寸法を小さくしたが、
これに限定されるものではなく、第2の収納容器
12も同様構造に換えてよい。
以上説明したように本考案によれば、家具本体
に着脱自在に収容される引出し式の収納容器手前
側に、吊下げ部を有する把手を回動自在に枢着
し、収納容器の家具本体収容時は把手を略水平方
向に突出し、かつ家具本体への出し入れ時は把手
を略垂直方向に突出したから、家具本体の開口部
を開閉する蓋板の少ない移動量で収納容器の家具
本体への出し入れが容易となり、作業性の向上化
と出し入れに要するスペースの低減化を得る。さ
らに把手は吊下げ部を有しているから、出し入れ
の際の機能とともに家具本体に収容している際に
も有効利用を図れ、使い勝手の向上化を得るなど
の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は家具
の斜視図、第2図AおよびBはそれぞれ異なる状
態を示す家具の縦断側面図、第3図はその要部の
縦断正面図、第4図は収納容器要部の斜視図であ
る。 1a……開口部、……家具本体、10……蓋
板、9……引出し、3……(第1の)収納容器、
5……吊下げ部、4……把手。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口する家具本体と、この家具本体の開
    口部を開閉する蓋板を備えた引出しと、この引出
    しとともに家具本体内に着脱自在に収容される収
    納容器とからなり、上記収納容器の手前側に吊下
    げ部を有する把手を回動自在に枢着し、収納容器
    の家具本体内の収容時は上記把手を略水平方向に
    突出させ、収納容器の家具本体内からの出し入れ
    時は把手を垂直方向に突出させたことを特徴とす
    る家具。
JP20253282U 1982-12-28 1982-12-28 家具 Granted JPS59103670U (ja)

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JP20253282U JPS59103670U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 家具

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JP20253282U JPS59103670U (ja) 1982-12-28 1982-12-28 家具

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JPS59103670U JPS59103670U (ja) 1984-07-12
JPS637081Y2 true JPS637081Y2 (ja) 1988-02-29

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JPS59103670U (ja) 1984-07-12

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