JP7092537B2 - 運指表示装置及び運指表示プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、鍵盤楽器の練習用の運指表示に関し、複数の楽音から構成される演奏情報と各楽音に対応する指番号情報に基づき、楽音再生時に楽器を演奏する運指動画を描画して画面に表示するための運指表示装置及びそのための運指表示プログラムに関する。
電子ピアノ等の鍵盤楽器について演奏練習を行う場合に、操作する鍵盤表示に重ねて手の甲と各指から構成される運指画像を表示することで、鍵盤を押したり離したりする指使いを練習者に指示する演奏動作表示装置が提案されている。
例えば特許文献1には、指の運び方を分かりやすくするために、手の動きが連続的に移行する運指動画生成技術が開示されており、単音の場合と和音の場合とで条件分けを行い、それぞれの指の形や手の甲の位置を決定するようにしている。
すなわち特許文献1には、複数種の操作運指画像データおよび複数種の経過運指画像データをROMに格納しておき、ノートオン処理の鍵の操作開始を示す運指に対応する操作運指画像データをROMから選択して読み出し、表示装置に与えて表示させ、さらに、ノートオフ処理の次に押鍵する鍵の操作開始に至るまでの経過を示す運指に対応する経過運指画像データをROMから選択して読み出し、表示装置に与えて表示させることにより、曲の進行に応じたきめ細かな演奏ガイドを行う運指表示装置が記載されている。
また、出願人は、鍵盤サイズや鍵盤の画面表示上での大きさにあった手形を描画させることができる運指表示方法として特許文献2に示された手法を提案している。
特許第3521838号公報 特許第4070100号公報
上述した特許文献1に開示された運指表示装置によれば、どの指でどの鍵をどのタイミングで弾くのかを練習者に直感的に指示することが可能になる。しかしながら、音楽の演奏において重要な要素である音量については、運指動画により直感的に指示することができなかった。
本発明は上記実情に鑑みて提案されたもので、鍵盤楽器の運指表示を行う場合において、押鍵時の音量についても運指動画により直感的に指示することができる運指表示装置及び運指表示プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明(請求項1)は、楽曲の押鍵情報に基づき楽曲再生時に鍵盤楽器を演奏する運指動画を描画して画面に運指表示するプログラムであって、
前記楽曲再生時の再生時刻に対応する運指位置情報を元に運指描画を生成するに際して、
前記再生時刻における押鍵時の押鍵時運指画像と、前記押鍵時直前の離鍵時の離鍵時運指画像と、暗色系の運指影画像とを作成し、
前記押鍵時運指画像と前記運指影画像、又は、前記離鍵時運指画像と前記運指影画像のいずれかを同時に表示するとともに、
前記運指影画像に対して前記離鍵時運指画像を次の押鍵時の音量の大きさに応じてオフセット量が大きくなるように表示する
機能をコンピュータに実行させることを特徴としている。
請求項2は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
和音の押鍵時においては、前記押鍵時運指画像と前記離鍵時運指画像とを同一形状の画像で生成することを特徴としている。
請求項3は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
単音の押鍵時においては、前記押鍵時運指画像と前記離鍵時運指画像とを押鍵指だけが異なる画像で生成することを特徴としている。
請求項4は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
前記押鍵時運指画像及び離鍵時運指画像が明色系であることを特徴としている。
請求項5は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
前記運指影画像に対する前記押鍵時運指画像又は前記離鍵時運指画像のオフセット位置は、右手については右上側に、左手については左上側であることを特徴としている。
請求項6は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
前記離鍵時運指画像における次に押鍵する指の先端付近に押鍵準備マークを表示することを特徴としている。
請求項7は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
前記押鍵時運指画像における押鍵中の指の先端付近に押鍵中マークを表示することを特徴としている。
請求項8は、請求項1に記載の運指表示プログラムにおいて、
前記押鍵時運指画像における押鍵中の指の色調は、前記押鍵時運指画像における離鍵中の指より暗い色調で表示することを特徴としている。
請求項9は、請求項1乃至8に記載の運指表示プログラムにおいて、
次に押鍵される音量に対する前記オフセット量を、押鍵されるまでの残り時間に応じて徐々に変化させることを特徴としている。
請求項10は、楽曲の押鍵情報に基づき楽曲再生時に鍵盤楽器を演奏する運指動画を描画して画面に運指表示する運指表示装置において、次の構成を具備することを特徴としている。
運指表示を行うための運指情報が記憶された楽音・指番号情報記憶部。
前記運指情報から押鍵情報を生成する押鍵情報生成部。
前記押鍵情報から運指位置情報を生成する運指位置情報生成部。
前記運指位置情報から前記楽曲再生時の再生時刻の運指画像を生成するに際して、前記再生時刻における押鍵時の押鍵時運指画像と、前記押鍵時直前の離鍵時の離鍵時運指画像と、暗色系の運指影画像とを作成し、前記押鍵時運指画像と前記運指影画像、又は、前記離鍵時運指画像と前記運指影画像のいずれかを同時に表示するとともに、前記運指影画像に対して前記離鍵時運指画像を音量の大きさに応じてオフセット量が大きくなり、次に押鍵されるまでの残り時間に応じて徐々に変化させるようにオフセット表示するオフセット画像付き運指画像を生成する運指画像生成部。
前記運指画像生成部で生成された運指画像を表示する表示装置。
本発明によれば、楽曲再生時の再生時刻に対応する運指位置情報を元に運指描画を生成するに際して、運指影画像に対して、離鍵時運指画像を次の押鍵の音量や押鍵までの残り時間に応じてオフセットさせて表示することで、押鍵する場合の音量についても運指動画により直感的に指示することができる。
本発明の運指表示装置の構成を示す機能ブロック図である。 運指表示装置の表示部に表示される楽譜、鍵盤、運指画像の表示例である。 単音を押鍵する場合の離鍵時におけるオフセット画像付き運指画像と、押鍵時におけるオフセット画像付き運指画像とを示す画像図である。 図3のオフセット画像付き運指画像を生成するための離鍵時運指画像(画像A),押鍵時運指画像(画像B),運指影画像(画像C)を示す画像図である。 和音を押鍵する場合の離鍵時におけるオフセット画像付き運指画像と、押鍵時におけるオフセット画像付き運指画像とを示す画像図である。 図5のオフセット画像付き運指画像を生成するための離鍵時運指画像(画像A),押鍵時運指画像(画像B),運指影画像(画像C)を示す画像図である。 左右両手の運指画像を表示する場合の画像図である。 左右両手で和音を押鍵する場合の運指画像を示す図であり、(a)は弱打の場合、(b)は強打の場合の画像図である。 本発明の運指表示プログラムにおけるオフセット画像付き運指画像生成のフローチャートである。
以下、図面を参照しながら本発明の運指表示装置について説明する。
運指表示装置は、楽譜データの表示及びそれに対応する運指表示を実行させるため、CPU、ROM、RAMやハードディスクなどを有する周知のタブレット型端末に対して、運指表示プログラムをインストールすることで構築される。タブレット型端末は、楽譜及び鍵盤を表示可能とする表示部と、タッチ操作を入力する入力部を有するタッチパネルと、音を再生するスピーカなどのサウンド出力装置を備えている。表示部では、鍵盤と共に手形による運指画像が表示され、ユーザは表示される運指画像を頼りに鍵盤楽器などで運指の練習をすることができる。
運指表示装置のCPUは、インストールされた所定の制御プログラム(運指表示プログラム)に従って各種処理を実行し、運指表示装置全体の制御を行う。
また、タブレット型端末にはMIDIインタフェースを介してMIDI機器を接続可能としている。演奏データや運指描画データは、タブレット型端末内のROMに格納したり、MIDIインタフェースを介して、又は記録媒体により外部から提供したりすることができる。
運指表示装置の使用例としては、例えばディジタルピアノに接続し、装置に記録された楽譜データを表示するとともに該楽譜データに対応する演奏データをディジタルピアノ側へ送信することによりディジタルピアノの音源を鳴らしてデモ演奏をしたり、ユーザが運指表示装置に表示された楽譜を見ながらディジタルピアノを演奏し、その演奏結果を装置側に入力し、装置側に表示している楽譜データに対応するお手本演奏データと比較することで、ユーザによる演奏状態の確認(評価)を行うようにしたりする。
タブレット型端末に対して本発明に従う処理を実行するために、例えば記録媒体に保存された運指表示プログラムをインストールして構築した運指表示装置について、図1の機能ブロック図を参照しながら説明する。
運指表示装置は、演奏を行うための楽音情報や各楽音に対応して運指表示を行うための指番号情報が記憶された楽音・指番号情報記憶部11と、楽音・指番号情報から押鍵情報を生成する押鍵情報生成部12と、押鍵情報を記憶する押鍵情報記憶部13と、押鍵情報から運指位置情報を生成する運指位置情報生成部14と、運指位置情報から運指画像を生成する運指画像生成部15と、を備えている。
また、運指情報に含まれる楽譜情報から楽譜画像を生成する楽譜画像生成部16を備え、運指画像生成部15及び楽譜画像生成部16で生成された画像は、画像情報記憶部17に記憶され、ディスプレイ等の表示装置18で表示される。
また、運指表示装置は、楽音・指番号情報記憶部11に記憶された楽音情報から楽曲を再生するための再生情報を再生する再生情報生成部21と、再生情報を記憶する再生情報記憶部22と、再生情報からサウンドを生成するサウンド生成部23と、アナログ信号に変換するサウンド再生部24と、増幅器及びスピーカ等のサウンド出力装置25を備えている。
楽音・指番号情報記憶部11には、楽譜を構成する楽音、及び、楽音に対応する指番号等の楽曲再生および運指描画に最低限必要な情報が記憶されている。
押鍵情報生成部12は、楽音・指番号情報記憶部11に記憶された情報に基づいて、楽曲の先頭からの末尾までの任意の時刻における押鍵情報を生成する。押鍵情報としては、対象時刻、および該時刻における押鍵中の各楽音に対する弾く手と指番号、音量、ノートナンバー、特殊な指使いフラグの有無の情報が作成される。特殊な指使いとは、演奏手法における指かえ、指くぐり、指ごえが含まれる。
押鍵情報生成部12で作成された押鍵情報は押鍵情報記憶部13に記憶される。
押鍵情報記憶部13に記憶された押鍵情報が特殊な指使いを含んでいる場合は、運指表示が特殊な指使いを必要とするものとして、押鍵情報生成部12で生成された押鍵情報から特殊指使い情報生成部31で特殊指使い情報を生成し、特殊指使い情報記憶部32に記憶する。運指表示が特殊な指使いを含むかどうかは、押鍵情報生成部12で生成された押鍵情報から判断される。
運指位置情報生成部14は、押鍵情報記憶部13に記憶された情報に基づいて、再生時刻(楽曲の先頭からの現在再生位置の時刻)Tにおける運指位置情報Pmを生成する。運指位置情報Pmには、再生時刻における押鍵時の押鍵時運指画像の位置情報と、押鍵時運指画像から押鍵指を離鍵させた離鍵時運指画像の位置情報とを含む。
運指位置情報Pmは、運指画像における手形及び指形状を描画するための情報となる。運指位置情報としては、手の甲の中心の位置データ、5本の各指の付け根の位置データ、手首の付け根2点(親指側、小指側)の位置データ、および各指の先端の位置データを含む。そして、これらの情報が与えられることにより運指画像が描画可能となる。また、鍵に対する手形の各部位置を定めるためには、前記位置データと鍵との位置関係を表すデータを与えればよい。
運指位置情報から運指画像を得る手法は、例えば、上述した特許文献1(特許第3521838号)や特許文献2(特許第4070100号)に示される公知の手法が用いられる。
運指画像生成部15は、運指位置情報生成部14で作成された情報(押鍵時運指画像の位置情報、離鍵時運指画像の位置情報)等に基づいて、再生時刻Tにおけるオフセット画像付き運指画像を生成する。
オフセット画像付き運指画像は、運指位置情報に応じた手の形状及び指位置の座標に関する情報を元に、最大オフセット時の離鍵時運指画像と同一形状の運指影画像に対して、押鍵時運指画像と運指影画像、又は、離鍵時運指画像と運指影画像のいずれかを同時に表示することにより生成される。
オフセット画像付き運指画像の具体的な画像例及び生成手順については後述する。
また、楽譜画像生成部16は、楽音・指番号情報記憶部11に記憶された情報に基づいて楽譜画像を生成する。
運指画像生成部15で作成された運指画像、及び、楽譜画像生成部16で作成された楽譜画像は、画像情報として画像情報記憶部17に記憶される。
表示装置17では、画像情報記憶部17に記憶された画像情報が表示される。
すなわち、楽譜の楽音に対応する押鍵情報に基づき、楽曲再生時に楽器を演奏する運指動画が画面に運指表示される。具体的な画像表示としては、図2に示すように、上段に楽譜が表示され、その下段に鍵盤、及び、楽譜の各楽音を両手で演奏するための運指画像が表示される。楽譜部分には、演奏の進行により五線部分を移動して再生時刻Tに対応するバーBARが表示され、運指画像は再生時刻の押鍵状態を描画する。押鍵された鍵は、色が変化するようになっている(図2では斜線で表示)。
また、楽譜に代えて、ピアノロールのような演奏情報を表示してもよい。
再生情報生成部21は、楽音・指番号情報記憶部11に記憶された情報に基づいて、楽音の再生情報を生成する。再生情報としては、各楽音の発音開始時刻と発音終了時刻、音量、ノートナンバーのMIDI情報が作成される。
再生情報生成部21で作成された再生情報は再生情報記憶部22に記憶される。
サウンド生成部23では、再生情報に応じアナログ信号から成るサウンド情報が生成される。
サウンド再生部24では、サウンド情報に応じたアナログ信号が再生される。また、押鍵情報生成部12の押鍵情報の生成では、楽曲の再生時刻に応じた押鍵情報が生成されるように、サウンド再生部24からの時間情報が入力される。
サウンド出力装置25では、サウンド情報となるアナログ信号が増幅器及びスピーカを介して出力されることで音が再生される。
上述した運指表示装置で表示されるオフセット画像付き運指画像について、図3~図6を参照して説明する。
オフセット画像付き運指画像Xは、図3及び図5にそれぞれ示すように、再生時間において2種類の運指画像をオフセットさせて重ねて表示される。
図3は、右の人差し指で鍵盤のG音の単音を押鍵する場合の押鍵時のオフセット画像付き運指画像Xと、押鍵直前の離鍵時のオフセット画像付き運指画像Xを表している。
図5は、右の親指、中指、小指で鍵盤のA音・D音・F音の和音を押鍵する場合の押鍵時のオフセット画像付き運指画像Xと、押鍵直前の離鍵時のオフセット画像付き運指画像Xを表している。
各運指画像は、手の甲及び各指の幾何学的形状による2次的な運指表示手法により、現在再生時における手の甲と各指の位置と形状により構成される。
図3の単音を押鍵する場合の各オフセット画像付き運指画像(押鍵時、離鍵時)Xは、図4に示される離鍵時運指画像(画像A)、押鍵時運指画像(画像B)、押鍵時運指影画像(画像C)を元に生成される。
画像Aと画像Bは、押鍵する指部分のみ異なる形状となっている。すなわち、単音の場合、押鍵指だけが上下し、その他の指と手は上下しないため、画像Aと画像Bは最大オフセット時以外は異なる形状となる。そして、画像Bは、単音の押鍵時に押鍵指の先端位置のみ画像Cの先端位置と一致するような異形状とすることで、見た目も自然な押鍵表示を行うことが可能となる。
また、画像Aと画像Bの色調は、肌色などの明色系が好ましい。画像Cの色調は、画像Aのドロップシャドウと分かるように、黒色などの暗色系でしかも下にある鍵盤が見えるように透過表示するのが好ましい。
押鍵時には、押鍵中の指の先端付近に押鍵中マークPが表示される。
押鍵時には、押鍵中の指の色を指の先端ほど暗い色調で表示されるようにすることで、いかにも押鍵しているように見える。
離鍵時には、次に押鍵する指の先端付近に押鍵準備マークQが表示される。
離鍵時(押鍵直前)のオフセット画像付き運指画像Xは、画像Cに対してオフセットされた画像Aが画像Cの上側に表示される。画像Aは、次に押鍵する指位置を押鍵準備マークQで示すとともに、次に押鍵する場合の楽音の音量に対応したオフセット位置に表示されることで、押鍵時の音量の大小を見た目で指示することができる。
このとき、次の押鍵までの残り時間に応じて押鍵指の先端位置のオフセット量を徐々に減らしていき、押鍵時にオフセット量がゼロ(つまり画像Cの押鍵指の先端位置と画像Aの押鍵指の先端位置が一致)になるように変化させる。
単音押鍵時のオフセット画像付き運指画像Xは、画像Cに対してオフセットされた画像Bが画像Cの上側に表示される。画像Cに対する画像Bのオフセット量は、離鍵時とほぼ同じでわずかに小さい値にするのがよい。これは、押鍵したことを少しでもわかりやすくするためである。
図5の和音を押鍵する場合の各運指画像(押鍵時、離鍵時)についても、単音時と同様に、図6の離鍵時運指画像(画像A)、押鍵時運指画像(画像B)、運指影画像(画像C)を元に生成される。画像Aと画像Bは、単音の場合と異なり同一形状となっている。すなわち、和音の場合、手の甲と全ての指が一体となって上下動する指使いをするため、画像Aと画像Bは同形状となる。
和音離鍵時(押鍵直前)のオフセット画像付き運指画像Xは、画像Cに重ねてオフセットされた画像Aが表示される。画像Aは、次に押鍵する指位置を示すとともに、押鍵する場合の楽音の音量に対応したオフセット位置に表示されることで、押鍵時の音量の大小を見た目で指示することができる。
このとき、次の押鍵までの残り時間に応じてオフセット量を徐々に減らしていき、押鍵時にオフセット量が最小(つまり押鍵時のオフセット量)になるように移行させる。
和音押鍵中の押鍵指の押鍵マークや押鍵指の色調、和音離鍵時の次の押鍵指の押鍵準備マーク、各画像の色調などは、単音の場合と同様である。
押鍵時の運指画像は、画像Cに対してオフセットされた画像Bが画像Cの上側に表示される。画像Cに対する画像Bのオフセット量は、非常に小さい値になっている。このオフセット量は、予め設定された値(単音の場合と同じ値、又は、異なる値でも良い)となっている。オフセット量をゼロにしないのは、鍵盤上の指をより見やすくするためである。
また、図3と図5の押鍵時の運指画像(図4の画像B及び図6の画像B)においては、押鍵指(図3及び図4では人差し指、図5及び図6では親指と中指と小指)について、指が関節で折れている感じを表現するため、関節接部分で色調が二段階に変化し、先端側になるにしたがい暗い色調となっている。
離鍵時のオフセット画像付き運指画像Xにおける画像Cに対する画像Aのオフセット方向は、図7に示すように、左手は左上方向、右手は右上方向が自然に見えるが、これに限定するものではなく他の方向にオフセットされるものであってもよい。
また、図8(a)(b)に示すように、音量が大きいほどオフセット量を大きくすることで、強打と弱打を視覚的に伝わりやすくすることができる。すなわち、図8(a)の弱打の時より、図8(b)の強打の時の方が、離鍵時の最大オフセット量を大きくして画像Cに対する画像Aのずれを大きくすることで、押鍵による音量が大きいほど手を高い位置から降ろすことが直感的にわかるように表示することができる。
次に、図1の運指位置情報生成部14及び運指画像生成部15において、運指位置情報からオフセット画像付き運指画像を生成する処理手順について、図9のフローチャートを参照して説明する。
運指表示装置では、格納された運指表示プログラムにより、再生時刻における押鍵情報を元に画像A,画像B,画像Cを描画するための運指位置情報が生成され、これらの運指位置情報を元にオフセット画像付き運指画像が生成されて表示装置18に描画される。押鍵情報には、音量に関する情報も含まれている。
先ず、鍵盤幅に対する相対長さ、手の甲からの相対位置である各指と手の甲の形状に関する情報、押鍵時間、音量値などオフセット画像付き運指画像Xの描画に必要な情報が読み取られる(ステップ41)。
次に、ステップ41の押鍵情報から画像Cを描画するための運指位置情報が作成される(ステップ42)。画像Cの表示色は暗色系とする。
押鍵時には音量値を、離鍵時には次の押鍵時における音量値を取得し(ステップ43)、押鍵時刻を取得しておく(ステップ44)。
再生時刻が押鍵中であるかどうかを判断する(ステップ45)。押鍵中である場合には、和音の押鍵であるかを判断する(ステップ46)。そして、和音の押鍵中であれば、押鍵情報から画像Aを描画するための運指位置情報が作成されて画像Aが描画される(ステップ47)。和音の場合、画像Aは、画像Cと同じ形状(手の甲及び指が同一形状)の画像であるが、表示色が明色系で、押鍵指は離鍵指よりも暗い色調で表示される。
和音の押鍵中でない(単音の押鍵中の)場合は、音量値に応じたオフセット座標を取得し(ステップ48)、押鍵情報から画像Bを描画するための運指位置情報が作成され、オフセット位置に画像Bが描画される(ステップ49)。
画像Bは、画像Cに対して一部が異なる形状(押鍵する指位置が異なる形状)の画像であり、表示色は画像Aと同じ明色系となる。また押鍵指は離鍵指よりも暗い色調で表示される。
和音が押鍵されている画像A及び単音が押鍵されている画像Bの押鍵指位置に押鍵中マークを描画し(ステップ50)、画像Cに重ねて画像Aを表示する(ステップ60)。すなわち、単音の押鍵時であれば図3のオフセット画像付き運指画像Xが表示され、和音の押鍵時であれば図5のオフセット画像付き運指画像Xが表示される。
これらの場合、画像Aまたは画像Bは、画像Cに対して座標がオフセットされた位置に表示され、その位置は、右手で運指画像の描画を行う場合については、画像Cに対して画像Aまたは画像Bが右上位置にずれて表示される。離鍵時のオフセット量は、次の押鍵までの残り時間に応じて徐々に小さくなり、押鍵時に最小オフセット量となる。
また、押鍵中マークPは、例えば、押鍵指の先端に丸印で表示されている。
ステップ45で再生時刻が押鍵中でない(離鍵時)の場合、次の押鍵時の音量値に応じたオフセット座標を取得し(ステップ51)、押鍵情報(単音、和音)から画像Aを描画するための運指位置情報が作成され、画像Aが描画される(ステップ52)。
次の押鍵が和音の場合の画像Aは、画像Cと同じ形状(手の甲及び指が同一形状)の画像である。一方、次の押鍵が単音の場合の画像Aは、オフセット最大時には画像Cと同じ形状の画像であり、押鍵までの残り時間に応じて徐々に画像Bの形状に移行する画像である。また、表示色は明色系で、押鍵指は離鍵指よりも暗い色調で表示される。
離鍵時の画像Aの次期押鍵指位置に押鍵準備マーク(単音又は和音)を描画し(ステップ53)、画像Cに重ねて画像Aを表示する(ステップ60)。すなわち、単音が次期押鍵であれば図3の離鍵時運指画像が表示され、和音が次期押鍵であれば図5の離鍵時運指画像が表示される。
これら場合、画像Aは、画像Cに対してステップ51で取得したオフセットされた位置(オフセット座標)に表示され、その位置は、右手で運指画像の描画を行う場合については、画像Cに対して画像Aが右上位置にずれて表示される。逆に左手で運指画像の描画を行う場合は、画像Cに対して画像Aが左上位置にずれて表示される。
また、押鍵準備マークQは、例えば、押鍵中マークと区別できる色で押鍵予定の指の先端に丸印で表示されている。または、丸印に代えて、押鍵中マークと区別できる形状で表示してもよい。
上述した運指表示装置及び運指表示プログラムによれば、楽音再生時において、シンプルな運指表示を通じて、弱打から強打まで音量の変化を視覚的に練習者に伝えることができる。これは、音楽の重要な芸術表現である、楽曲のダイナミックさを目でも感じ取るのに有効である。
また、手や指のアップダウンを視覚的に表現することにより、離鍵からの押鍵タイミングを、単に押鍵する鍵の色を変化させるだけよりも、より効果的に知らせることができる。特に、運指表示が単音である場合に、押鍵する指だけが動くのが分かりやすく自然である。
更に、現在押鍵すべき指が押鍵中マークPで表示されるとともに、次に押鍵する指についても押鍵準備マークQで表示されるので、運指の先読みを可能とすることができる。
前述の実施例は、シンプルな2次元幾何学図形の運指画像であったが、これに限らず3次元座標系に位置する手の甲や指のポリゴンデータを基に、ジオメトリ処理によってポリゴン立体モデル座標をスクリーン座標に変換した後、レンダリング処理によってポリゴンにテクスチャ画像を貼り付けた運指画像や運指影画像であってもよい。
11…楽音・指番号情報記憶部
12…押鍵情報生成部
13…押鍵情報記憶部
14…運指位置情報生成部
15…運指画像生成部
16…楽譜画像生成部
17…画像情報記憶部
18…表示装置
21…再生情報生成部
22…再生情報記憶部
23…サウンド生成部
24…サウンド再生部
25…サウンド出力装置
A…離鍵時運指画像
B…押鍵時運指画像
C…運指影画像
P…押鍵中マーク
Q…押鍵準備マーク
X…オフセット画像付き運指画像

Claims (10)

  1. 楽曲の押鍵情報に基づき楽曲再生時に鍵盤楽器を演奏する運指動画を描画して画面に運指表示するプログラムであって、
    前記楽曲再生時の再生時刻に対応する運指位置情報を元に運指描画を生成するに際して、
    前記再生時刻における押鍵時の押鍵時運指画像と、前記押鍵時直前の離鍵時の離鍵時運指画像と、暗色系の運指影画像とを作成し、
    前記押鍵時運指画像と前記運指影画像、又は、前記離鍵時運指画像と前記運指影画像のいずれかを同時に表示するとともに、
    前記運指影画像に対して前記離鍵時運指画像を次の押鍵時の音量の大きさに応じてオフセット量が大きくなるように表示する
    機能をコンピュータに実行させることを特徴とする運指表示プログラム。
  2. 和音の押鍵時においては、前記押鍵時運指画像と前記離鍵時運指画像とを同一形状の画像で生成する請求項1に記載の運指表示プログラム。
  3. 単音の押鍵時においては、前記押鍵時運指画像と前記離鍵時運指画像とを押鍵指だけが異なる画像で生成する請求項1に記載の運指表示プログラム。
  4. 前記押鍵時運指画像及び離鍵時運指画像が明色系である請求項1に記載の運指表示プログラム。
  5. 前記運指影画像に対する前記押鍵時運指画像又は前記離鍵時運指画像のオフセット位置は、右手については右上側に、左手については左上側である請求項1に記載の運指表示プログラム。
  6. 前記離鍵時運指画像における次に押鍵する指の先端付近に押鍵準備マークを表示する請求項1に記載の運指表示プログラム。
  7. 前記押鍵時運指画像における押鍵中の指の先端付近に押鍵中マークを表示する請求項1に記載の運指表示プログラム。
  8. 前記押鍵時運指画像における押鍵中の指の色調は、前記押鍵時運指画像における離鍵中の指より暗い色調で表示する請求項1に記載の運指表示プログラム。
  9. 押鍵時の音量に対する前記オフセット量を、押鍵されるまでの残り時間に応じて徐々に変化させる請求項1乃至請求項8に記載の運指表示プログラム。
  10. 楽曲の押鍵情報に基づき楽曲再生時に鍵盤楽器を演奏する運指動画を描画して画面に運指表示する運指表示装置において、
    運指表示を行うための運指情報が記憶された楽音・指番号情報記憶部と、
    前記運指情報から押鍵情報を生成する押鍵情報生成部と
    前記押鍵情報から運指位置情報を生成する運指位置情報生成部と、
    前記運指位置情報から前記楽曲再生時の再生時刻の運指画像を生成するに際して、前記再生時刻における押鍵時の押鍵時運指画像と、前記押鍵時直前の離鍵時の離鍵時運指画像と、暗色系の運指影画像とを作成し、前記押鍵時運指画像と前記運指影画像、又は、前記離鍵時運指画像と前記運指影画像のいずれかを同時に表示するとともに、前記運指影画像に対して前記離鍵時運指画像を次の押鍵時の音量の大きさに応じてオフセット量が大きくなり、次に押鍵されるまでの残り時間に応じて徐々に前記オフセット量を変化させるようにオフセット表示するオフセット画像付き運指画像を生成する運指画像生成部と、
    前記運指画像生成部で生成された運指画像を表示する表示装置と、
    を備えることを特徴とする運指表示装置。
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