JP2003066957A - 演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラム - Google Patents

演奏教習装置及び演奏教習処理のプログラム

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JP2003066957A JP2001255664A JP2001255664A JP2003066957A JP 2003066957 A JP2003066957 A JP 2003066957A JP 2001255664 A JP2001255664 A JP 2001255664A JP 2001255664 A JP2001255664 A JP 2001255664A JP 2003066957 A JP2003066957 A JP 2003066957A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 音域範囲の広い曲を演奏する場合や、指くぐ
り、指またぎ等の特殊な演奏の場合でも、押鍵位置の指
示と運指画像とを同時に見ながら演奏に集中できる演奏
教習を実現する。 【解決手段】 CPU1は、鍵盤7を示す鍵盤画像を表
示部6の画面の上段の領域に表示するとともに、鍵盤7
を演奏する手の位置及び形状を示す手形画像を同じ画面
の下段に表示して、曲メモリ5から読み出した曲データ
の再生に伴う音高の変化に応じてその手形画像の表示位
置を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、演奏教習装置及び
演奏教習処理のプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】鍵盤で曲の演奏をガイドする従来の演奏
教習装置においては、例えば光鍵盤のように鍵盤の各鍵
ごとに設けたLED等の発光素子によって押鍵位置を指
示するとともに、LCD等の表示装置に押鍵すべき手の
位置及び形状を表す手形画像を表示して演奏をガイドし
ている。ユーザは発光素子の発光によって押鍵位置を確
認するとともに、表示装置に表示される手形画像によっ
て演奏する手の形を確認して演奏レッスンを行ってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術においては、ユーザは発光素子による鍵盤の押鍵位
置と表示装置に表示された手形画像とを同時に見ながら
演奏を行う必要があるので、ユーザによっては却って演
奏に集中できない場合がある。例えば、音域範囲の広い
曲を演奏する場合には手の動きも大きくなるので、鍵盤
の発光素子にのみ注意が向けられる結果、手形画像を見
る余裕がなくなってしまう。一方、指くぐりや指またぎ
等の特殊な演奏の場合には手形画像にのみ注意が向けら
れる結果、鍵盤の発光素子を見る余裕がなくなってしま
う。
【0004】本発明の課題は、音域範囲の広い曲を演奏
する場合や、指くぐり、指またぎ等の特殊な演奏の場合
でも、鍵盤の押鍵位置の指示と鍵盤を演奏する手形画像
とを同時に見ながら演奏に集中できる演奏教習を実現す
ることである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の演奏教
習装置は、所定の表示手段(実施形態においては、図1
の表示部6に相当する)の画面において第1の表示領域
(実施形態においては、図12〜図21における鍵盤画
像21の表示領域に相当する)及び第2の表示領域(実
施形態においては、図12〜図21における手形画像2
3又は26の表示領域に相当する)をそれぞれ上段及び
下段に並行して設定する表示領域設定手段(実施形態に
おいては、図1のCPU1に相当する)と、再生される
曲データを入力する入力手段(実施形態においては、図
1のCPU1に相当する)と、入力手段によって入力さ
れる曲データに応じて鍵盤を示す第1の画像(実施形態
においては、図12〜図21における鍵盤画像21に相
当する)を第1の表示領域に表示するとともに鍵盤を演
奏する手の位置及び形状を示す第2の画像(実施形態に
おいては、図12〜図21における手形画像23、26
又は27に相当する)を第2の表示領域内に表示して曲
データの再生に伴う音高の変化に応じて第2の画像の表
示位置を移動させる表示制御手段(実施形態において
は、図1のCPU1に相当する)とを有する構成になっ
ている。この場合において、表示制御手段は、曲データ
の再生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵すべき鍵を指
示する押鍵指示画像(実施形態においては、図12、図
13、図18〜図21における黒塗り22及び図14〜
図16の黒鍵の白抜き22に相当する)を第1の画像の
対応する位置に表示するとともに現在押鍵すべき指を指
示する運指画像(実施形態においては、図12〜図21
における黒塗り25に相当する)を第2の画像の対応す
る位置に表示するような構成にしてもよい。また、表示
制御手段は、曲データの再生に伴う音高の変化に応じて
現在押鍵中の鍵の次に押鍵すべき鍵を指示する押鍵指示
画像(実施形態においては、図12〜図21における鍵
盤画像21上の丸付き数字の画像に相当する)を第1の
画像の対応する位置に表示するとともに現在押鍵中の指
の次に押鍵すべき指を指示する運指画像(実施形態にお
いては、図12〜図21における手形画像上の丸付き数
字の画像に相当する)を第2の画像の対応する位置に表
示するような構成にしてもよい。また、表示制御手段
は、曲データの再生に伴う音高の変化に応じて鍵盤を演
奏する手が特殊演奏(実施形態においては、指くぐり演
奏又は指またぎ演奏に相当する)の態様である場合には
その態様を示す手形画像(実施形態においては、図16
及び図17における手形画像26又は27に相当する)
で第2の画像を表示するような構成にしてもよい。ま
た、表示制御手段は、現在演奏中の手の次に演奏すべき
手の位置及び形状を示す第3の画像(実施形態において
は、図12〜図21におけるバー画像24に相当する)
を第2の画像とは異なる表示形態で第2の表示領域内又
は表示領域設定手段によって設定された第3の表示領域
(実施形態においては、図12〜図21におけるバー画
像24の画像が移動する範囲の表示領域に相当する)内
に表示して曲データの再生に伴う音高の変化に応じて第
3の画像の表示位置を移動させるような構成にしてもよ
い。また、表示制御手段は、曲データの再生に伴う音高
の変化に応じて第1の表示領域に表示する第1の画像の
音域範囲(実施形態においては、図20における鍵盤画
像21のF3からE7までの音域範囲、及び、図21に
おける鍵盤画像21のC2からB5までの音域範囲に相
当する)を決定するような構成にしてもよい。
【0006】請求項7に記載の演奏教習処理のプログラ
ムは、所定の表示手段(実施形態においては、図1の表
示部6に相当する)の画面において第1の表示領域(実
施形態においては、図12〜図21における鍵盤画像2
1の表示領域に相当する)及び第2の表示領域(実施形
態においては、図12〜図21における手形画像23又
は26の表示領域に相当する)をそれぞれ上段及び下段
に並行して設定する第1のステップと、再生される曲デ
ータを入力する第2のステップと、第2のステップによ
って入力される曲データに応じて鍵盤を示す第1の画像
(実施形態においては、図12〜図21における鍵盤画
像21に相当する)を第1の表示領域に表示するととも
に鍵盤を演奏する手の位置及び形状を示す第2の画像
(実施形態においては、図12〜図21における手形画
像23、26又は27に相当する)を第2の表示領域内
に表示して曲データの再生に伴う音高の変化に応じて第
2の画像の表示位置を移動させる第3のステップとを有
する構成になっている。なお、第1〜第3ステップは、
実施形態においては、CPU1によって実行される演奏
教習処理のプログラムにおける処理機能に相当する。こ
の場合において、第3のステップは、曲データの再生に
伴う音高の変化に応じて現在押鍵すべき鍵を指示する押
鍵指示画像(実施形態においては、図12、図13、図
18〜図21における黒塗り22及び図14〜図16の
黒鍵の白抜き22に相当する)を第1の画像の対応する
位置に表示するとともに現在押鍵すべき指を指示する運
指画像(実施形態においては、図12〜図21における
黒塗り25に相当する)を第2の画像の対応する位置に
表示するように構成してもよい。また、第3のステップ
は、曲データの再生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵
中の鍵の次に押鍵すべき鍵を指示する押鍵指示画像(実
施形態においては、図12〜図21における鍵盤画像2
1上の丸付き数字の画像に相当する)を第1の画像の対
応する位置に表示するとともに現在押鍵中の指の次に押
鍵すべき指を指示する運指画像(実施形態においては、
図12〜図21における手形画像上の丸付き数字の画像
に相当する)を第2の画像の対応する位置に表示するよ
うに構成してもよい。また、第3のステップは、曲デー
タの再生に伴う音高の変化に応じて鍵盤を演奏する手が
特殊演奏(実施形態においては、指くぐり演奏又は指ま
たぎ演奏に相当する)の態様である場合にはその態様を
示す手形画像(実施形態においては、図16及び図17
における手形画像26又は27に相当する)で第2の画
像を表示するように構成してもよい。また、第3のステ
ップは、現在演奏中の手の次に演奏すべき手の位置を示
す第3の画像(実施形態においては、図12〜図21に
おけるバー画像24に相当する)を第2の画像とは異な
る表示形態で第2の表示領域内又は第1のステップによ
って設定された第3の表示領域(実施形態においては、
図12〜図21におけるバー画像24の画像が移動する
範囲の表示領域に相当する)内に表示して曲データの再
生に伴う音高の変化に応じて第3の画像の表示位置を移
動させるようにしてもよい。また、第3のステップは、
曲データの再生に伴う音高の変化に応じて第1の表示領
域に表示する第1の画像の音域範囲(図20における鍵
盤画像21のF3からE7までの音域範囲、及び、図2
1における鍵盤画像21のC2からB5までの音域範囲
に相当する)を決定するように構成してもよい。
【0007】請求項1又は請求項7に記載の発明によれ
ば、鍵盤を示す第1の画像を所定の表示手段の画面の上
段の領域に表示するとともに、鍵盤を演奏する手の位置
及び形状を示す第2の画像を同じ画面の下段に表示し
て、曲データの再生に伴う音高の変化に応じて第2の画
像の表示位置を移動させる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明による演奏教習装置
の実施形態について、図を参照して説明する。図1は、
実施形態における演奏教習装置の構成を示すブロック図
である。図1において、CPU1はシステムバス2を介
して、プログラムROM3、ワークRAM4、曲メモリ
5、表示部6、鍵盤7、スイッチ部8、音源9に接続さ
れ、これら各部との間でコマンド及びデータを授受して
この装置全体を制御する。また、音源9には、D/A変
換器、アンプ、スピーカ等からなる発音回路10が接続
されている。
【0009】プログラムROM3には、演奏教習処理の
プログラムや、電源投入時のイニシャライズにおける初
期データが格納されている。ワークRAM4は、CPU
1によって処理される各種のデータを一時的に記憶する
とともに、演奏教習処理を実行する際の各種のレジスタ
やフラグのエリアをもっている。表示部5には、後述す
る図12〜図21に示すような、曲データに対応する演
奏ガイドの画像が表示される。曲メモリ6には複数の曲
データが記憶されている。各曲データは、図2に示すよ
うに、ある時間データと次の時間データとの間に、手の
位置データ、運指データ、ノートデータ等のいずれかの
イベントデータが挿入された構成になっている。すなわ
ち、曲データはイベントデータと時間データとが交互に
記憶されたシーケンスデータを構成している。運指デー
タは、指番号、指くぐり(の有無)、及び指またぎ(の
有無)のデータで構成されている。鍵盤7は、演奏操作
に応じてその演奏データをCPU1に入力する。スイッ
チ部8は、曲の再生をスタートさせるスタートスイッチ
や他のスイッチからなる複数のスイッチで構成され、そ
の操作に応じてコマンドやデータをCPU1に入力す
る。音源9は、鍵盤7で演奏操作された演奏データに応
じて生成した楽音波形データを発音回路10に送出して
発音させる。また、曲メモリ6から読み出された曲デー
タの再生に対して、スイッチ部18のボリューム操作に
応じて音量調整を施して発音回路10に送出して発音さ
せる。
【0010】次に、図1の演奏教習装置における演奏教
習処理の動作について、図3〜図11に示すCPU1の
フローチャート、及び、図12〜図21に示す表示部5
の画面に基づいて説明する。図3はメインフローであ
り、所定のイニシャライズ(ステップA1)の後、スイ
ッチ処理(ステップA2)、鍵盤処理(ステップA
3)、表示処理(ステップA4)、その他の処理(ステ
ップA5)を繰り返し実行する。
【0011】図5及び図6は、図3のステップA2にお
けるスイッチ処理のフローである。なお、この図には示
していないが、スイッチ部8の曲選択スイッチによって
演奏教習の曲が選択され、その曲名が表示部6に表示さ
れる。例えば図12に示すように、画面の上部に曲名
「ほたるの光」が表示される。次に、スタートスイッチ
がオンされたか否かを判別し(ステップB1)、このス
イッチがオンでない場合には、他のスイッチがオンされ
たか否かを判別する(ステップB2)。他のスイッチが
オンされたときは、そのスイッチに対応する他の処理を
行って(ステップB3)、メインフローに戻る。一方、
スタートスイッチがオンされたときは、スタートフラグ
STFを反転する(ステップB4)。そして、STFの
値が「1(再生)」であるか否かを判別する(ステップ
B5)。STFが「1」である場合には、アドレスレジ
スタADに曲データのスタートアドレスをセットし(ス
テップB6)、押鍵待ちフラグWAITFの値を「0
(待ちなし)」にセットする(ステップB7)。
【0012】次に、曲データを楽譜データに変換し(ス
テップB8)、最初の所定小節分を表示する(ステップ
B9)。そして、各音符に対応する指番号を表示する
(ステップB10)。さらに、最初の音符の指番号を強
調表示する(ステップB11)。この後、レジスタTI
MEに曲メモリ(AD)の時間データをストアする(ス
テップB12)。次に、曲メモリ6の曲データを先読み
するポインタaを「1」にセットする(ステップB1
3)。
【0013】そして、図5のフローにおいて、曲メモリ
(AD+a)のデータがノートオンであるか否かを判別
する(ステップB14)。ノートオンである場合には、
現在押鍵中のノートデータをストアするレジスタPNO
TEにノートイベントのノートをストアする(ステップ
B15)。さらに、次に押鍵すべきノートデータをスト
アするレジスタNNOTEに同じノートイベントのノー
トをストアする(ステップB16)。すなわち、曲の最
初は現在押鍵中のノートデータがないので、同じノート
イベントのノートをPNOTE及びNNOTEにストア
する。次に、PNOTEの属する鍵域の鍵盤画像を表示
する(ステップB17)。この後、PNOTEに対応す
るLED等の発光素子からなる鍵表示を点灯する(ステ
ップB18)。そして、メインフローに戻る。
【0014】ステップB14において、曲メモリ(AD
+a)がノートオンでない場合には、曲メモリ(AD+
a)が手の位置データであるか否かを判別する(ステッ
プB19)。手の位置データである場合には、現在演奏
中の手の位置データをストアするPHANDに曲メモリ
(AD+a)の手の位置データをストアする(ステップ
B20)。また、次に演奏すべき手の位置データをスト
アするNHANDに曲メモリ(AD+a)の同じ手の位
置データをストアする(ステップB21)。すなわち、
曲の最初は現在演奏中の手の位置がないので、同じ手の
位置データをPHAND及びNHANDにストアする。
次に、PHANDに対応する位置に手形画像を表示する
(ステップB22)。さらに、NHANDに対応する位
置にバー画像を表示する(ステップB23)。バー画像
を表示した後はaをインクリメントして(ステップB2
4)、ステップB14に戻り、次のアドレスの曲メモリ
(AD+a)の内容を判別する。
【0015】すなわち、図12に示すように、表示部6
の画面において、上段及び下段に並行して設定された2
つの表示領域のうち、上段の表示領域に鍵盤画像21を
表示し、下段の表示領域に手形画像23を表示し、鍵盤
画像21のさらに上段の表示領域にバー画像24を表示
する。バー画像24は、白鍵の約3鍵分の長さがあり、
その中央が中指の位置に相当する。なお、図12の画面
は、上記したように曲の最初の押鍵待ちの状態であり、
PHAND及びNHANDの位置は同じ、すなわち現在
の押鍵指示の鍵と次の押鍵指示の鍵が同じであるので、
手形画像23と同じ位置にバー画像24を表示する。こ
のように、現在演奏中の手の次に演奏すべき手の位置を
示すバー画像24を鍵盤画像21の上段に表示して、曲
データの再生に伴う音高の変化に応じて、そのバー画像
24を移動する。したがって、ユーザは現在の鍵を演奏
中に次に押鍵すべき鍵の位置を事前に認識するので、ス
ムーズな演奏の流れを習得することができる。
【0016】ステップB19において、曲メモリ(AD
+a)が手の位置データでない場合には、曲メモリ(A
D+a)が運指データであるか否かを判別する(ステッ
プB25)。運指データである場合には、現在押鍵中の
運指番号をストアするレジスタPFINGERに(AD
+a)の運指番号をストアする(ステップB26)。ま
た、次に押鍵すべき運指番号をストアするレジスタNF
INGERに(AD+a)の同じ運指番号をストアする
(ステップB27)。すなわち、この場合にも、曲の最
初は現在の押鍵指示の指と次の押鍵指示の指が同じであ
るので、同じ運指番号をストアする。
【0017】次に、PFINGERに対応する指を強調
表示する(ステップB28)。さらに、鍵盤表示でNN
OTEに対応する鍵にNFINGERの指番号を表示す
る(ステップB29)。この表示の後は、ステップB2
4においてaの値をインクリメントして、ステップB1
4に戻る。すなわち、図12に示すように、親指の黒塗
り25を強調表示し、NNOTEに対応する次の押鍵指
示の鍵G3に、NFINGERの指番号の丸付き数字
「1」を表示する。黒塗り25は現在押鍵すべき指をガ
イドし、丸付き数字は次に押鍵すべき鍵の位置をガイド
する。なお、図4のステップB5において、STFの値
が「0(再生停止)」である場合には、音源9に対して
消音指示をして(ステップB30)、手形画像、バー画
像、運指表示を消去する(ステップB31)。そして、
メインフローに戻る。
【0018】図6〜図9は、メインフローにおける表示
処理のフローである。図6において、STFの値が「1
(再生)」であるか否かを判別し(ステップC1)、こ
の値が「1」である場合には、押鍵待ちフラグWAIT
Fの値が「0(待ちなし)」であるか否かを判別する
(ステップC2)。このフラグが「0」である場合に
は、所定の最小時間が経過したか否かを判別する(ステ
ップC3)。最小時間が経過したときは、TIMEの値
をデクリメントする(ステップC4)。そして、TIM
Eの値が「0」に達したか否かを判別する(ステップC
5)。この値が「0」に達していない場合、又は、ステ
ップC1においてSTFの値が「0(再生停止)」であ
る場合、ステップC2においてWAITFの値が「1
(押鍵待ち)」である場合、若しくはステップC3にお
いて最小時間がまだ経過していない場合には、このフロ
ーを終了してメインフローに戻る。
【0019】ステップC5においてTIMEの値が
「0」に達したときは、ADの値をインクリメントする
(ステップC6)。そして、ADで指定した曲メモリ
(AD)にデータがないか否かを判別する(ステップC
7)。データがない場合には、フラグSTFを「0」に
戻し(ステップC8)、音源9に対して消音指示をして
(ステップC9)、手形画像、バー画像、運指表示を消
去する(ステップC10)。そして、メインフローに戻
る。
【0020】ステップC6において曲メモリ(AD)に
データがある場合には、図7のフローにおいて、曲メモ
リ(AD)がノートイベントであるか否かを判別する
(ステップC11)。ノートイベントでない場合には、
その曲メモリ(AD)が時間データであるか否かを判別
する(ステップC12)。時間データである場合には、
TIMEの値にその時間データを加算する(ステップC
13)。一方、その曲メモリ(AD)がノートイベント
である場合には、そのノートイベントがノートオフであ
るか否かを判別する(ステップC14)。ノートオフで
ある場合には、ノートオフイベントのノートに対応する
鍵表示を消灯し(ステップC15a)、指強調表示を消
去する(ステップC15b)。この後、又は、ステップ
C12において曲メモリ(AD)が時間データでない場
合には、図6のステップC6に移行してADをインクリ
メントする。
【0021】ノートイベントがノートオフでない場合、
すなわちノートイベントがノートオンである場合には、
そのノートが表示されている小節の最後のデータである
か否かを判別する(ステップC16)。最後のデータで
ある場合には、次の所定数の小節分を表示する(ステッ
プC17)。小節を表示した後、又は、そのノートが小
節の最後のデータでない場合には、対応する音符の指を
強調表示する(ステップC18)。また、PNOTEに
ノートイベントのノートをストアする(ステップC1
9)。そして、PNOTEに対応する鍵表示を点灯する
(ステップC20)。次に、NFINGERの指番号を
PFINGERに転送し(ステップC21)、NHAN
Dの手の位置をPHANDに転送する(ステップC2
2)。そして、PHANDに対応する位置に手形画像を
移動し(ステップC23)、PFINGERに対応する
指番号を表示する(ステップC24)。
【0022】すなわち、図12に示すように、対応する
音符を演奏すべき親指を黒塗り25で強調表示し、PN
OTEに対応する鍵G3を黒塗り22で表示し、PFI
NGERに対応する指番号の丸付き数字「1」を鍵盤画
像21の鍵G3及び手形画像23の親指に表示する。こ
の場合において、黒塗り22は現在押鍵すべき鍵の位置
をガイドし、黒塗り25は現在押鍵すべき指をガイドす
る。また、鍵盤画像21の指番号の丸付き数字は次に押
鍵すべき鍵の位置をガイドし、手形画像23の指番号の
丸付き数字は次に押鍵すべき指をガイドする。図13か
ら図21までの画面においても同様である。なお、図1
2においては、鍵盤画像21の黒塗り22と指番号の丸
付き数字「1」とが同じ鍵G3に表示され、手形画像2
3の黒塗り25と丸付き数字「1」とが同じ親指に表示
されているのは、上記したように、図12の鍵G3は曲
データの最初の押鍵すべき鍵であるので、PNOTE及
びNNOTEに対応する鍵が同じであり、PFINGE
R及びNFINGERに対応する指番号が同じであるか
らである。この場合において、黒塗り22、25は音符
の長さ分(音長)の時間だけ点灯する。したがって、そ
の音符の音長の時間が経過すると消灯する。
【0023】この後は、図8のフローにおいて、ADを
インクリメントし(ステップC25)、ノートオンの次
のアドレスにおける曲メモリ(AD)の時間データをT
IMEにストアする(ステップC26)。そして、ポイ
ンタaの値を「1」にセットして(ステップC27)、
曲メモリ(AD+a)がノートオンであるか否かを判別
する(ステップC28)。すなわち、時間データの次の
データがノートオンであるか否かを判別する。ノートオ
ンである場合には、そのノートオンのノートをNNOT
Eにストアして(ステップC29)、押鍵待ちフラグW
AITFの値を「1」にセットする(ステップ30)。
そして、メインフローに戻る。
【0024】図8のステップC28において、曲メモリ
(AD+a)がノートオンでない場合には、図9のフロ
ーにおいて、曲メモリ(AD+a)が手の位置データで
あるか否かを判別する(ステップC31)。手の位置デ
ータである場合には、NHANDにその手の位置データ
をストアする(ステップC32)。また、NHANDに
基づきバー画像を表示する(ステップC33)。
【0025】ステップC31において、曲メモリ(AD
+a)が手の位置データでない場合には、曲メモリ(A
D+a)が運指データであるか否かを判別する(ステッ
プC34)。運指データでない場合には、曲メモリ(A
D+a)にデータがない状態か否かを判別する(ステッ
プC35)。データがない場合にはこのフローを終了す
る。一方、運指データである場合には、その運指番号を
NFINGERにストアする(ステップC36)。次
に、その運指データが指くぐりであるか否かを判別する
(ステップC37)。指くぐりである場合には、指くぐ
りフラグを「1」にセットする(ステップC38)。運
指データが指くぐりでない場合には、指またぎであるか
否かを判別する(ステップC39)。指またぎである場
合には、指またぎフラグを「1」にセットする(ステッ
プC40)。ステップC33においてバー画像を表示し
た後、ステップC38において指くぐりフラグをセット
した後、又はステップC40において指またぎフラグを
セットした後は、ポインタaをインクリメントして(ス
テップC41)、図8のステップC28に移行して、ア
ドレスにおける曲メモリ(AD+a)のデータの内容を
判別する処理を続行する。
【0026】図10及び図11は、図3のメインフロー
におけるステップA3の鍵盤処理のフローである。CP
U1は、まず、鍵盤7を走査して(ステップD1)、鍵
変化がないか、鍵変化があったときはオンすなわち押鍵
であるか、又は、オフすなわち離鍵であるかを判別する
(ステップD2)。鍵変化がない場合にはこのフローを
終了するが、いずれかの鍵が押鍵されたときは、その押
鍵ノートをレジスタKEYにストアする(ステップD
3)。そして、音源9に対して発音指示を行う(ステッ
プD4)。次に、KEYのノートがPNOTEのノート
と一致しているか否かを判別する(ステップD5)。す
なわち、図12の例で言えば、丸付き数字「1」で指示
された鍵が正しく押鍵されたか否かを判別する。KEY
のノートがPNOTEのノートと一致しない場合にはこ
のフローを終了するが、ノートが一致した場合にはWA
ITFの値が「1」であるか否かを判別する(ステップ
D6)。すなわち、押鍵待ちの状態であるか否かを判別
する。WAITFの値が「0」である場合にはこのフロ
ーを終了する。
【0027】WAITFの値が「1」である場合には、
NNOTEにストアされた次に押鍵すべきノートが現在
表示中の鍵域をオーバしているか否かを判別する(ステ
ップD7)。鍵域をオーバしている場合には、表示鍵域
を変更し(ステップD8)、手形画像の表示、バー画像
の表示を変更する(ステップD9)。図10のステップ
D9における表示変更の後は、WAITFの値を「0」
に戻す(ステップD10)。ステップD2において、鍵
変化がオフすなわち離鍵である場合には、その離鍵ノー
トをKEYにストアして(ステップD11)、音源9に
対して消音指示をする(ステップD12)。そして、メ
インフローに戻る。
【0028】ステップD10においてWAITFの値を
「0」に戻した後は、図11のフローにおいて、手形画
像の表示を標準の手形画像の形態に戻す(ステップD1
3)。例えば、指くぐりや指またぎの手形画像が表示さ
れている場合には、図12に示すような標準画像の形態
に戻す。次に、指くぐりフラグが「1」であるか否かを
判別する(ステップD14)。このフラグが「1」であ
る場合には、標準の手形画像を対応する指くぐりの手形
画像の形態に変更する(ステップD15)。そして、指
くぐりフラグを「0」に戻す(ステップD16)。指く
ぐりフラグが「1」でない場合には、指またぎフラグが
「1」であるか否かを判別する(ステップD17)。こ
のフラグが「1」である場合には、標準の手形画像を対
応する指またぎの手形画像の形態に変更する(ステップ
D18)。そして、指またぎフラグを「0」に戻す(ス
テップD19)。ステップD16又はステップD19に
おいて対応するフラグを「0」に戻した後は、NFIN
GERに対応する指番号をNNOTEに対応する鍵位置
に表示し(ステップD20)、NFINGERに対応す
る指番号を手形の対応する指に表示する(ステップD2
1)。そして、メインフローに戻る。
【0029】すなわち、図15に示すように、現在の押
鍵すべき鍵F♯4を指番号の丸付き数字「2」の人差し
指で押鍵するタイミングに達した押鍵待ちの状態で押鍵
がされた場合には、図16に示す表示画面に変わり、押
鍵された黒鍵F♯4を白抜き22で表示し、押鍵した人
差し指を黒塗り25で強調表示する。また、次に押鍵す
べき鍵G4の位置に指番号の丸付き数字「1」を表示
し、鍵G4の位置にバー画像24を移動する。この場合
は、次に押鍵すべき鍵G4が指くぐり演奏であるので、
指くぐりの手形画像26を表示するとともに、指くぐり
する親指に指番号の丸付き数字「1」を表示する。な
お、指またぎの演奏の場合には、画面の枠外に表示した
指またぎ手形画像27を表示する。この場合には、指ま
たぎする中指に指番号の丸付き数字「3」を表示する。
すなわち、演奏する手が指くぐりや指またぎのような特
殊演奏の場合には、標準の手形画像23に代えて指くぐ
り手形画像26又は指またぎ手形画像27で表示する。
そして、図16の画面の状態から鍵G4を押鍵するタイ
ミングに達したときは、図17に示すように、指くぐり
手形画像26をバー画像24の位置に移動する。また、
押鍵すべき指番号の丸付き数字「1」を対応する鍵G4
の位置及び指くぐり手形画像26の指の位置に表示し、
押鍵待ちの状態に表示を変更する。
【0030】この指くぐり手形画像26に従った演奏で
押鍵がされたときは、図18に示すように、指くぐり手
形画像26を標準の手形画像23に変更する。また、現
在押鍵されている鍵G4を黒塗り22で表示し、押鍵し
た親指を黒塗り25で強調表示する。さらに、次に押鍵
すべき鍵A4及び次に押鍵する手形画像23の指に指番
号の丸付き数字「2」を表示する。そして、鍵A4を押
鍵するタイミングに達したときは、図19に示すよう
に、押鍵すべき指番号の丸付き数字「2」を対応する鍵
A4の位置及び手形画像23の対応する指(人差し指)
の位置に表示し、押鍵待ちの状態に表示を変更する。
【0031】図20及び図21は、図10のステップD
8における表示鍵域変更の動作を示す画面である。図2
0の画面は鍵G3の押鍵待ちの状態であり、F3の鍵か
らE7の鍵までの音域範囲の鍵盤画像21を表示してい
る。この状態で鍵G3が押鍵されて、次に押鍵すべき鍵
がF3である場合に、その鍵の押鍵待ちの状態になる
と、図21に示すように、鍵盤画像21の表示をC2の
鍵からB5の鍵までの音域範囲に変更する。この場合に
おいて、鍵盤画像21の切り替えの境目はF♯3に設定
されている。したがって、次に押鍵すべき鍵がF3より
低い音域の場合には、鍵盤画像21の表示をC2の鍵か
らB5の鍵までの音域範囲に変更する。そして、図21
の画面において次に押鍵する鍵がC6以上になると、鍵
盤画像21の表示を再び図20のF3の鍵からE7の鍵
までの音域範囲に変更する。すなわち、CPU1は、曲
データの再生に伴う音高の変化に応じて、鍵盤画像21
の音域範囲を決定する。したがって、表示部6の画面が
制限されていて、鍵盤7の音域範囲をすべて表示できる
領域を確保できない場合でも、鍵盤画像21の音域範囲
を適宜変更することにより、仮想的に表示部6の画面を
広げる効果が得られる。
【0032】以上のように、上記実施形態によれば、鍵
盤7を示す鍵盤画像21を表示部6の画面の上段の領域
に表示するとともに、鍵盤7を演奏する手の位置及び形
状を示す手形画像23、26又は27を同じ画面の下段
に表示して、曲データの再生に伴う音高の変化に応じて
その手形画像の表示位置を移動させる。したがって、音
域範囲の広い曲を演奏する場合や、指くぐり、指またぎ
等の特殊な演奏の場合でも、鍵盤の押鍵位置の指示と鍵
盤を演奏する手形画像とを同時に見ながら演奏に集中で
きる演奏教習を実現できる。
【0033】なお、上記実施形態においては、現在演奏
中の手の次に演奏すべき手の位置を示すバー画像24を
手形画像23とは異なる形状で、鍵盤画像21の上段の
表示領域に表示する構成にしたが、手形画像23と同様
の形状で、表示色、コントラスト、若しくは点滅表示等
のように表示方法を変えて、又はこれらの組み合わせを
変えて、手形画像23と同じ表示領域に表示する構成に
してもよい。要は、現在演奏すべき手形画像23と次に
演奏すべきバー画像24とが異なる表示形態で表示でき
ればよい。
【0034】
【発明の効果】本発明によれば、音域範囲の広い曲を演
奏する場合や、指くぐり、指またぎ等の特殊な演奏の場
合でも、鍵盤の押鍵位置の指示と鍵盤を演奏する手形画
像とを同時に見ながら演奏に集中できる演奏教習を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における演奏教習装置の構成
を示すブロック図。
【図2】図1の曲メモリに記憶されている曲データの構
成を示す図。
【図3】図1のCPUのメインフローチャート。
【図4】図3におけるスイッチ処理のフローチャート。
【図5】図4に続くスイッチ処理のフローチャート。
【図6】図3における表示処理のフローチャート。
【図7】図6に続く表示処理のフローチャート。
【図8】図7に続く表示処理のフローチャート。
【図9】図8に続く表示処理のフローチャート。
【図10】図3における鍵盤処理のフローチャート。
【図11】図10に続く鍵盤処理のフローチャート。
【図12】図1の表示部の画面に表示された押鍵待ちの
例を示す図。
【図13】図12の画面から押鍵された後の画面に変更
された図。
【図14】図13の画面から次の演奏の押鍵待ちの画面
に変更された図。
【図15】図1の表示部の画面に表示された押鍵待ちの
例を示す図。
【図16】図15の画面から押鍵された後の画面に変更
された図。
【図17】図16の画面から指くぐり演奏の押鍵待ちの
画面に変更された図。
【図18】図17の画面から押鍵された後の画面に変更
された図。
【図19】図18の画面から次の演奏の押鍵待ちの画面
に変更された図。
【図20】図1の表示部の画面に表示された鍵盤画像の
音域範囲を示す図。
【図21】図20の鍵盤画像の音域範囲が変更された
図。
【符号の説明】
1 CPU 3 ROM 4 ワークRAM 5 曲メモリ 6 表示部 7 鍵盤 8 スイッチ部 9 音源 10 発音回路

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の表示手段の画面において第1の表
    示領域及び第2の表示領域をそれぞれ上段及び下段に並
    行して設定する表示領域設定手段と、 再生される曲データを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力される曲データに応じて鍵盤
    を示す第1の画像を前記第1の表示領域に表示するとと
    もに前記鍵盤を演奏する手の位置及び形状を示す第2の
    画像を前記第2の表示領域内に表示して前記曲データの
    再生に伴う音高の変化に応じて前記第2の画像の表示位
    置を移動させる表示制御手段と、 を有する演奏教習装置。
  2. 【請求項2】 前記表示制御手段は、前記曲データの再
    生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵すべき鍵を指示す
    る押鍵指示画像を前記第1の画像の対応する位置に表示
    するとともに現在押鍵すべき指を指示する運指画像を前
    記第2の画像の対応する位置に表示することを特徴とす
    る請求項1に記載の演奏教習装置。
  3. 【請求項3】 前記表示制御手段は、前記曲データの再
    生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵中の鍵の次に押鍵
    すべき鍵を指示する押鍵指示画像を前記第1の画像の対
    応する位置に表示するとともに現在押鍵中の指の次に押
    鍵すべき指を指示する運指画像を前記第2の画像の対応
    する位置に表示することを特徴とする請求項1又は2に
    記載の演奏教習装置。
  4. 【請求項4】 前記表示制御手段は、前記曲データの再
    生に伴う音高の変化に応じて前記鍵盤を演奏する手が特
    殊演奏の態様である場合にはその態様を示す手形画像で
    前記第2の画像を表示することを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の演奏教習装置。
  5. 【請求項5】 前記表示制御手段は、現在演奏中の手の
    次に演奏すべき手の位置及び形状を示す第3の画像を前
    記第2の画像とは異なる表示形態で前記第2の表示領域
    内又は前記表示領域設定手段によって設定された第3の
    表示領域内に表示して前記曲データの再生に伴う音高の
    変化に応じて前記第3の画像の表示位置を移動させるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の演奏教習装置。
  6. 【請求項6】 前記表示制御手段は、前記曲データの再
    生に伴う音高の変化に応じて前記第1の表示領域に表示
    する前記第1の画像の音域範囲を決定することを特徴と
    する請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の演奏教習
    装置。
  7. 【請求項7】 所定の表示手段の画面において第1の表
    示領域及び第2の表示領域をそれぞれ上段及び下段に並
    行して設定する第1のステップと、 再生される曲データを入力する第2のステップと、 前記第2のステップによって入力される曲データに応じ
    て鍵盤を示す第1の画像を前記第1の表示領域に表示す
    るとともに前記鍵盤を演奏する手の位置及び形状を示す
    第2の画像を前記第2の表示領域内に表示して前記曲デ
    ータの再生に伴う音高の変化に応じて前記第2の画像の
    表示位置を移動させる第3のステップと、 を有する演奏教習処理のプログラム。
  8. 【請求項8】 前記第3のステップは、前記曲データの
    再生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵すべき鍵を指示
    する押鍵指示画像を前記第1の画像の対応する位置に表
    示するとともに現在押鍵すべき指を指示する運指画像を
    前記第2の画像の対応する位置に表示することを特徴と
    する請求項7に記載の演奏教習処理のプログラム。
  9. 【請求項9】 前記第3のステップは、前記曲データの
    再生に伴う音高の変化に応じて現在押鍵中の鍵の次に押
    鍵すべき鍵を指示する押鍵指示画像を前記第1の画像の
    対応する位置に表示するとともに現在押鍵中の指の次に
    押鍵すべき指を指示する運指画像を前記第2の画像の対
    応する位置に表示することを特徴とする請求項7又は8
    に記載の演奏教習処理のプログラム。
  10. 【請求項10】 前記第3のステップは、前記曲データ
    の再生に伴う音高の変化に応じて前記鍵盤を演奏する手
    が特殊演奏の態様である場合にはその態様を示す手形画
    像で前記第2の画像を表示することを特徴とする請求項
    7乃至請求項9のいずれかに記載の演奏教習処理のプロ
    グラム。
  11. 【請求項11】 前記第3のステップは、現在演奏中の
    手の次に演奏すべき手の位置を示す第3の画像を前記第
    2の画像とは異なる表示形態で前記第2の表示領域内又
    は前記第1のステップによって設定された第3の表示領
    域内に表示して前記曲データの再生に伴う音高の変化に
    応じて前記第3の画像の表示位置を移動させることを特
    徴とする請求項7乃至請求項10のいずれかに記載の演
    奏教習処理のプログラム。
  12. 【請求項12】 前記第3のステップは、前記曲データ
    の再生に伴う音高の変化に応じて前記第1の表示領域に
    表示する前記第1の画像の音域範囲を決定することを特
    徴とする請求項7乃至請求項11のいずれかに記載の演
    奏教習処理のプログラム。
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