JP2002229559A - 楽譜表示装置、楽譜表示方法及び同方法をコンピュータで実現させる楽譜表示プログラム、並びに演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム - Google Patents

楽譜表示装置、楽譜表示方法及び同方法をコンピュータで実現させる楽譜表示プログラム、並びに演奏支援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プログラム

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JP2002229559A
JP2002229559A JP2001030563A JP2001030563A JP2002229559A JP 2002229559 A JP2002229559 A JP 2002229559A JP 2001030563 A JP2001030563 A JP 2001030563A JP 2001030563 A JP2001030563 A JP 2001030563A JP 2002229559 A JP2002229559 A JP 2002229559A
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    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B15/00Teaching music
    • G09B15/02Boards or like means for providing an indication of notes
    • G09B15/026Non-electrically operated

Abstract

(57)【要約】 【課題】 楽譜の音符を認識し易くするとともに、演奏
操作すべき演奏操作子の指示と楽譜との対応関係を簡単
に認識できるようにする。 【解決手段】 電子楽器は、複数の鍵からなる鍵盤1
1、各鍵に対応した押鍵指示ランプ12、カラー表示器
13を備えている。この電子楽器に内蔵されたマイクロ
コンピュータは、RAMなどのメモリに記憶した演奏デ
ータを時間経過に従って順次読み出し、同演奏データに
従って押鍵指示ランプ12を点灯して押鍵指示する。ま
た、同コンピュータは、演奏データを用いてカラー表示
器13に楽譜を表示する。この押鍵指示及び楽譜表示に
おいては、演奏データに含まれるノート番号を用いて、
カラー表示器13における表示楽譜の音符の色と、押鍵
指示ランプ12の点灯色とを、音名ごとに異なる同一色
に制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも音名を
表すノート番号を含み一連の音符をそれぞれ表す一連の
音符データからなる楽曲データに対応した楽譜を表示す
る楽譜表示装置、楽譜表示方法及び同方法をコンピュー
タで実現させる楽譜表示プログラム、並びに前記楽曲デ
ータを用いて演奏を支援する演奏支援装置、演奏支援方
法及び同方法をコンピュータで実現させる演奏支援プロ
グラムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、実公昭29−8926号公報
に示されているように、「ド」は赤色、「レ」はレモン
色、「ミ」は緑色というように、鍵盤の各鍵の幅分だけ
各音名ごとに色分けした色分け板を鍵盤に並べて配置す
るとともに、音符の色を前記と同様に各音名ごとに色分
けして印刷した楽譜を用意して、楽譜の音符の色を見な
がら同一色の鍵を演奏するようにした音楽教習具は知ら
れている。
【0003】一方、近年においては、電子楽器や、パー
ソナルコンピュータなどに適用される楽譜表示装置にお
いては、一連の音符をそれぞれ表す一連の音符データか
らなる楽曲データを用いて、同楽曲データに対応した楽
譜を表示器にて表示することも行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記前者の従来技術
は、子供、初心者などにとって、音符の位置を理解し易
くて有効なものであるが、音名ごとに音符の色を異なら
せて印刷した楽譜を種々の楽曲に対して準備するには手
間がかかるし、そのような楽譜は製造コストが高くなっ
て現実的ではない。
【0005】また、後者の従来技術においては、表示器
は単色(白・黒)で楽譜を表示しており、子供、初心者
にとっては音符の位置を判読し難いという問題がある。
また、この従来技術において、楽曲データ中に音符の表
示色情報を含ませることも考えられるが、この場合には
表示色情報を各音符ごとに設ける必要があり、楽曲デー
タが多くなり、また特別の楽曲データを用意しなければ
ならないので、好ましくない。
【0006】
【発明の概要】本発明は、上記問題に対処するためにな
されたもので、その目的は、楽曲データとして特別のも
のを用意することなく、通常の楽曲データを用いて音符
の色を音名に応じて異ならせた楽譜を表示器にて表示さ
せるようにして、子供、初心者などでも、音符を認識し
易くした楽譜表示装置、楽譜表示方法及び同方法をコン
ピュータで実現させる楽譜表示プログラムを提供しよう
とするものである。また、本発明の他の目的は、鍵盤な
どの演奏操作子の演奏操作を前記楽譜表示の音符の色に
合わせて指示することにより、教習効果に優れた演奏支
援装置、演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現
させる演奏支援プログラムを提供することにある。
【0007】上記目的を達成するために、本発明の構成
上の特徴は、少なくとも音名を表すノート番号を含み一
連の音符をそれぞれ表す一連の音符データからなる楽曲
データに対応した楽譜を表示する楽譜表示装置におい
て、少なくとも楽譜を表示し得るカラー表示器と、前記
楽曲データに基づいて前記カラー表示器を制御し、同楽
曲データに対応した楽譜を同カラー表示器に表示させる
とともに、同カラー表示器にて表示される音符の色を、
前記一連の音符データに含まれるノート番号により、音
名ごとに異なる色に指定する楽譜表示制御手段とを備え
たことにある。
【0008】前記のように構成した本発明の構成上の特
徴においては、楽譜表示制御手段が、カラー表示器にて
表示される音符の色を一連の音符データに含まれるノー
ト番号により音名ごとに異なる色に指定する。この場
合、ノート番号は音名を表しているので、カラー表示器
さえ用意すれば、楽譜における各音符の色を音名ごとに
簡単に異ならせることができる。また、通常の楽曲デー
タは必ずノート番号を含むものであるので、特別の楽曲
データを用意することもなく、また楽曲データの量を増
大させることもなく、各音符を認識し易い楽譜表示を簡
単に実現できる。
【0009】また、この場合、前記表示制御手段によっ
て指定される表示音符の色を音名ごとに予め決めておく
ことも可能であるが、前記表示制御手段によって指定さ
れる表示音符の色を音名ごとに指定して変更可能にする
こともできる。このように音名ごとに表示音符の色を変
更できるようにすれば、特定の色を判別し難い色弱者で
も、判別し易い色を各音符に割り当てることができて便
利である。
【0010】また、本発明の他の構成上の特徴は、少な
くとも音名を表すノート番号を含み一連の音符をそれぞ
れ表す一連の音符データからなる楽曲データを用いて演
奏を支援する演奏支援装置において、複数の音名にそれ
ぞれ対応して設けられていて演奏操作により同複数の音
名にそれぞれ対応した複数の楽音の発生を指示するため
の複数の演奏操作子と、前記複数の演奏操作子にそれぞ
れ対応して設けられて演奏操作されるべき演奏操作子を
音名ごとに異なる色で指示する複数の演奏指示器と、前
記楽曲データに基づいて前記複数の演奏指示器を制御し
て演奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる色
で指示させる演奏指示制御手段と、少なくとも楽譜を表
示し得るカラー表示器と、前記楽曲データに基づいて前
記カラー表示器を制御し、同楽曲データに対応した楽譜
を同カラー表示器に表示させるとともに、同カラー表示
器にて表示される音符の色を、前記一連の音符データに
含まれるノート番号により、前記演奏指示器における音
名と色との関係に合わせた色に指定する楽譜表示制御手
段とを備えたことにある。
【0011】前記のように構成した本発明の他の構成上
の特徴においては、演奏指示制御手段が、楽曲データに
基づいて演奏指示器を制御し、同演奏指示器が演奏操作
されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる色で指示す
る。一方、楽譜表示制御手段は、楽曲データに基づいて
カラー表示器を制御し、同楽曲データに対応した楽譜を
同カラー表示器に表示させるとともに、同カラー表示器
にて表示される音符の色を、一連の音符データに含まれ
るノート番号により、演奏指示器における音名と色との
関係に合わせた色に指定する。したがって、演奏指示器
による演奏操作されるべき演奏操作子の音名ごとの指示
色と、カラー表示器にて表示される楽譜の音名ごとの音
符の色とが一致する。
【0012】これにより、演奏指示に従って演奏練習を
する者は、演奏操作子と楽譜との対応付けを簡単に行え
るので、教習効果が向上する。また、特別の楽曲データ
を用意することもなく、楽曲データの量を増大させるこ
ともなく、各音符を認識し易い楽譜表示を簡単に実現で
きる点は、前記した場合と同様である。
【0013】また、この場合、前記複数の演奏指示器
を、単色光しか発光できないが、複数の異なる発光色の
発光素子を用意し、音名ごとに異なる発光色の発光素子
を異なる音名に割り当てるようにしてもよい。この場
合、楽譜表示制御手段によるカラー表示器に対する音符
の色の指定を、前記音名に対する異なる発光色の発光素
子の割り当てに対応させるとよい。
【0014】また、一方では、前記各演奏指示器を、異
なる色の複数の発光素子(例えば、赤色、青色及び緑色
の光をそれぞれ発光する3個の発光素子)の組み合わせ
でそれぞれ構成しておき、演奏指示制御手段が楽曲デー
タに基づいて演奏指示器による演奏指示を制御する際
に、ノート番号により音名ごとに異なる色を指定するよ
うにする。そして、この指定に応じて複数の発光素子の
各輝度をそれぞれ異ならせることにより、各演奏指示器
は、種々の色を発光する。また、この場合、楽譜表示制
御手段がカラー表示器を制御して楽譜を表示させる際に
も、音符の色をノート番号により前記演奏指示制御手段
と同一の基準で音名ごとに異なる色を指定するようにす
ればよい。
【0015】また、前記のように、各演奏指示器を異な
る色の複数の発光素子の組み合わせで構成した場合、前
記演奏指示制御手段によって指示制御される演奏操作子
の指示色及び表示制御手段によって指定制御される音符
の色を音名ごとにそれぞれ予め決めておくことも可能で
あるが、これらの色を音名ごとに指定して変更可能にす
るようにすることもできる。これによれば、前述のよう
に、特定の色を判別し難い色弱者でも、判別し易い色を
各音符に割り当てることができて便利である。
【0016】さらに、本発明の他の構成上の特徴は、前
記楽譜表示装置と同様な機能を達成する楽譜表示方法及
び同方法をコンピュータで実現させる楽譜表示プログラ
ムにもあるとともに、前記演奏支援装置と同様な機能を
達成する演奏支援方法及び同方法をコンピュータで実現
させる演奏支援プログラムにもある。これによっても、
前記と同様な機能が達成されて、前記と同様な効果を期
待できる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態に係
り、本発明の楽譜表示装置及び演奏支援装置を適用した
電子楽器を図面を用いて説明する。
【0018】この電子楽器は、図1に上面概観を示すよ
うに、手前位置にて横方向に配列され、C0,C0#,D
0・・C1,C1#,D1・・などの各音名にそれぞれ対応
した複数オクターブにわたる演奏操作子としての複数の
白鍵及び黒鍵からなる鍵盤11を備えている。鍵盤11
の後方には、各鍵に対応した演奏指示器としての複数の
押鍵指示ランプ12が配置されている。各押鍵指示ラン
プ12は、図2に詳細に示すように、赤色、青色及び緑
色の光をそれぞれ発光する3個の発光素子12a,12
b,12cをそれぞれ内蔵しており、各発光素子12
a,12b,12cの輝度の組み合わせにより種々色で
発光可能である。少なくとも、赤色、黄色、緑色、オレ
ンジ色、青色、紫色及び白色からなる7色で発光可能で
ある。
【0019】これらの鍵盤11及び押鍵指示ランプ12
の後方には操作パネルが設けられている。操作パネル上
には、その中央位置にてカラー表示器13が配置され、
その両側にて一対のスピーカ14,14が配置され、カ
ラー表示器13と一対のスピーカ14,14の各間の位
置にて操作子スイッチ群15,15が配置されている。
カラー表示器13は、カラー液晶ディスプレイ装置によ
って構成されており、楽譜を表示可能であるとともに、
各種情報を文字又は数字表示するものである。スピーカ
14は、楽音、音声などを発音するものである。操作子
スイッチ群15は、それらの操作により発生楽音の音
色、音量などを指定したり、カラー表示器13の表示内
容を指示したり、自動演奏のスタート及びストップを指
示したりする各種スイッチからなる。
【0020】次に、この電子楽器の回路構成について、
図3を用いて説明する。この電子楽器は、バス20にそ
れぞれ接続されてマイクロコンピュータ本体部を構成す
るCPU21、タイマ22、ROM23、RAM24を
備えている。また、バス20には、このマイクロコンピ
ュータ本体部に付属する装置として、記憶装置25が接
続されている。記憶装置25は、この電子楽器に予め組
み込まれているハードディスクHD、同電子楽器に装着
可能なコンパクトディスクCD、ミニディスクMD、フ
レキシブルディスクFDなどの種々の記録媒体と、同各
記録媒体に対するドライブユニットを含むものであり、
大量のデータ及びプログラムを記憶及び読み出し可能に
している。
【0021】本実施形態の場合、ハードディスクHDに
は、図4〜7のプログラムと、同プログラムの実行時に
利用される色テーブル及び楽曲データとが記憶されてい
る。これらのプログラム、色テーブル及び楽曲データ
は、コンパクトディスクCD、ミニディスクMD、フレ
キシブルディスクFDからハードディスクHDに供給さ
れたり、後述する外部機器42又は通信ネットワーク4
3を介した外部からハードディスクHDに供給されるも
のである。
【0022】色テーブルは各音名C〜Bに対して異なる
色を対応付けるもので、詳しくは後述する。楽曲データ
は、図8に示すように、楽曲名を表す楽曲名データ及び
楽曲の調を表す調データと、初期に発生される楽音の音
色、初期の楽曲の再生テンポなどを決定する初期データ
と、楽曲の進行にしたがった楽器の演奏操作を表す演奏
イベントデータ及び前記各演奏の時間間隔を表す相対時
間データを対にした演奏データと、楽曲の終了を示すエ
ンドデータとからなる。演奏イベントデータには、演奏
音を表すノートイベントデータの他に、前記音色、再生
テンポの変更を表す音色データ、テンポデータなどを含
まれるが、ここでは本件に直接関係するノートイベント
データについてのみ詳細に説明する。
【0023】ノートイベントデータは、C0,C0#,D
0・・C1,C1#,D1・・などの各音名を表すノート番
号NNと、各音の押鍵時間を表すゲートタイムと、各音
の発音音量(押鍵の強さ)を表すベロシティとによって
構成されている。また、このノートイベントデータの後
続の相対時間データに関しては、演奏イベントデータに
対応した相対時間データが、ノート番号NNによって表
された音の音符長を表しているので、同相対時間データ
を今後デュレーションデータとも言う。そして、これら
のノートイベントデータ及びデュレーションデータが、
本件の音符データに対応する。なお、一曲分の楽曲デー
タ中には、右手パート(メロディパート)に関する演奏
データと、左手パート(伴奏パート)に関する演奏デー
タが含まれている。
【0024】ふたたび、図3の説明に戻ると、この電子
楽器は、バス20に接続された押鍵検出回路31、点灯
制御回路32、表示制御回路33及び操作子検出回路3
4を備えている。押鍵検出回路31は、鍵盤11におけ
る各鍵の押離鍵を検出して、同押離鍵を表す押離鍵情報
をCPU21に出力する。点灯制御回路32は、CPU
21からの押鍵指示情報に従って、押鍵指示ランプ12
の点灯および点灯色を制御する。表示制御回路33は、
CPU21からの指示情報に従って、カラー表示器13
における表示状態を制御する。操作子検出回路34は、
操作子スイッチ群15の操作を検出して、同操作を表す
操作子情報をCPU21に出力する。
【0025】また、バス20には、音源回路35及び通
信インターフェース41も接続されている。音源回路3
5は、CPU21からの演奏情報(ノート番号NN、キ
ーオン信号、キーオフ信号、ゲートタイム、ベロシテ
ィ、音色データなど)に基づいて楽音信号を形成して、
同楽音信号をサウンドシステム36に出力する。サウン
ドシステム36は、前述したスピーカ14,14のほか
に、効果回路、アンプなどを含んでいて、音源回路35
からの楽音信号に音楽的効果を付加して同楽音信号に対
応した楽音を発音する。通信インターフェース41は、
他の電子楽器、パーソナルコンピュータなどの外部機器
42に接続可能となっていて、この電子楽器が外部機器
42と各種プログラム及びデータを交信可能となってい
る。また、通信インターフェース41は、通信ネットワ
ーク43を介して外部と接続可能となっていて、この電
子楽器が外部と各種プログラム及びデータを交信可能と
なっている。
【0026】次に、上記のように構成した実施形態の動
作を説明する。まず、ユーザは、電子楽器の電源スイッ
チ(図示しない)を投入し、演奏支援動作を行わせるた
めに操作子スイッチ群15を操作する。これにより、C
PU21は、ROM23に記憶された図示しないプログ
ラムの実行により、記憶装置25のハードディスクHD
に記憶されている図4の演奏支援プログラム(図5〜図
7のサブルーチンを含む)及び同プログラムの実行時に
利用される色テーブルを読み出してRAM24に記憶さ
せ、同RAM24に記憶された演奏支援プログラムを起
動する。なお、演奏支援プログラムがハードディスクH
Dに記憶されていない場合には、コンパクトディスクC
D、ミニディスクMD、フレキシブルディスクFDなど
に記憶されている演奏支援プログラムをハードディスク
HDに記憶させた後、又は外部機器42又は通信ネット
ワーク43を介した外部から前記演奏支援プログラムを
ハードディスクHDにダウンロードした後、前記演奏支
援プログラムをRAM24に転送して起動する。
【0027】この演奏支援プログラムの実行は、図4の
ステップS10にて開始され、ステップS12に初期設
定処理を実行する。この初期設定処理においては、バス
20に接続されている各種回路に対する初期設定処理を
行うとともに、プログラムの実行時に使用される各種変
数を初期値に設定する。この初期設定処理後、後述する
ステップS14のモード設定処理ルーチン、ステップS
16の楽譜表示処理ルーチン、ステップS18の演奏ガ
イド及び自動演奏処理ルーチン、及びステップS20の
その他の処理を繰り返し実行する。その他の処理におい
ては、操作子スイッチ群15の操作に応じて鍵盤11に
よる演奏音の音色、発生楽音の音量などに関する処理を
行ったり、電子楽器に本発明に係る演奏支援以外の動作
をさせるための処理などを行う。
【0028】ステップS14のモード設定処理ルーチン
は、演奏支援動作における各種モードを設定するもの
で、その実行は、図5のステップS100にて開始され
る。この実行開始後、ステップS102にて対象となる
楽曲を選択する。この選択においては、CPU21が、
記憶装置25のハードディスクHDに記憶されている複
数の楽曲データ中の各楽曲名データを読み出して、同楽
曲名データに基づいてカラー表示器13に複数の楽曲名
を表示する。そして、ユーザが、表示されている複数の
楽曲名の中から一つの楽曲を操作子スイッチ群15を操
作することにより選択する。これにより、選択された楽
曲の楽曲データが、RAM24に転送記憶される。ま
た、ユーザが所望とする楽曲に関する楽曲データがハー
ドディスクHDに記憶されていない場合には、他の楽曲
データを記憶したコンパクトディスクCD、ミニディス
クMD、フレキシブルディスクFDから所望の楽曲に関
する楽曲データをRAM24に読み込んだり、通信ネッ
トワーク43を介して外部から所望の楽曲に関する楽曲
データをRAM24に読み込んだりしてもよい。ただ
し、この場合には、楽曲データの繰り返し利用を実現す
るために、RAM24に書き込んだ楽曲データをハード
ディスクHDにも書き込んでおくとよい。
【0029】次に、ステップS104にて、カラー表示
器13にて表示される質問に沿ったユーザによる操作子
スイッチ群15の操作に応じて、楽譜表示に関する表示
フラグSC、カラーフラグCR及びサイズフラグSZを
“1”又は“0”に設定する。表示フラグSCは、
“1”により楽譜を表示することを表し、“0”により
楽譜を表示しないことを表す。カラーフラグCRは、
“1”により楽譜をカラーで表示することを表し、
“0”により楽譜を単色(白・黒)表示することを表
す。サイズフラグSZは、“1”により楽譜を大きく表
示(例えば、2小節2段を表示)することを表し、
“0”により楽譜を小さく表示(例えば、4小節4段を
表示)することを表す。
【0030】次に、ステップS106にて、カラー表示
器13にて表示される質問に沿ったユーザによる操作子
スイッチ群15の操作に応じて、演奏ガイド(押鍵指
示)に関するガイドフラグPG、右手フラグRH及び左
手フラグLHを“1”又は“0”に設定する。ガイドフ
ラグPGは、“1”により演奏ガイドを行うことを表
し、“0”により演奏ガイドを行わないことを表す。右
手フラグRHは、“1”により右手パート(メロディパ
ート)の演奏ガイドを行うことを表し、“0”により右
手パートの演奏ガイドを行わないことを表す。左手フラ
グLHは、“1”により左手パート(伴奏パート)の演
奏ガイドを行うことを表し、“0”により左手パートの
演奏ガイドを行わないことを表す。
【0031】次に、ステップS108にて、カラー表示
器13にて表示される質問に対するユーザによる操作子
スイッチ群15の操作に応じて、自動演奏に関する自動
演奏フラグAPを“1”又は“0”に設定する。自動演
奏フラグAPは、“1”により自動演奏を行うことを表
し、“0”により自動演奏を行わないことを表す。前記
ステップS108の処理後、ステップS110にてカラ
ー表示器13による表示に従ったユーザによる操作子ス
イッチ群15の操作に応じて、自動演奏のテンポが設定
される。次に、ステップS112にて、自動演奏のスタ
ートスイッチ及びストップスイッチを含む操作子スイッ
チ群15の操作を検出する。
【0032】前記ステップS112の処理後、ステップ
S114にて作動フラグRUNが“0”であるかを判定
する。この作動フラグRUNは、“0”により自動演奏
の停止状態を表し、“1”により自動演奏の作動状態を
表す。自動演奏が停止状態にあって作動フラグRUNが
“0”に設定されていれば、ステップS114にて「Y
ES」と判定し、ステップS116にて前記ステップS
112の処理によってスタートスイッチのオン操作が検
出されているかを判定する。ステップS112の処理に
よってスタートスイッチのオン操作が検出されていなけ
れば、ステップS116にて「NO」と判定して、ステ
ップS128にてこのモード設定処理ルーチンの実行を
終了する。
【0033】これに対して、ステップS112の処理に
よってスタートスイッチのオン操作が検出されている
と、ステップS116にて「YES」と判定して、ステ
ップS118にて作動フラグRUNを“1”に設定す
る。このステップS118の処理後、表示フラグSCが
“1”であることを条件に、ステップS120にて「Y
ES」と判定し、ステップS122の初期楽譜の表示処
理を実行して、ステップS128にてこのモード設定処
理ルーチンの実行を終了する。しかし、表示フラグSC
が“0”であれば、ステップS120にて「NO」と判
定して、ステップS122の初期楽譜の表示処理を実行
しないで、ステップS128にてこのモード設定処理ル
ーチンの実行を終了する。
【0034】ステップS122の初期楽譜の表示処理に
おいては、RAM24から、楽曲名データ、調データ、
再生テンポなどを読み出すとともに、曲の頭から前記設
定されたサイズフラグSZに対応した量の演奏データを
読み出す。この演奏データの量とは、例えば、サイズフ
ラグSZが“1”ならば曲の頭から2小節2段分(4小
節分)の演奏データであり、サイズフラグSZが“0”
ならば曲の頭から4小節4段分(16小節分)の演奏デ
ータである。そして、これらのRAM24から読み出し
たデータを、サイズフラグSZ及びカラーフラグCRに
従って画像情報に変換して、同画像情報を表示制御回路
33に出力する。表示制御回路33は、この画像情報に
よりカラー表示器13を制御して、同表示器13上に初
期楽譜を表示する(図9参照)。
【0035】この場合、サイズフラグSZが“1”であ
れば、少ない音符が大きく(2小節2段)表示されるよ
うな画像情報に変換され、カラー表示器13にて楽譜が
大きく表示される。サイズフラグSZが“0”であれ
ば、多くの音符が小さく(4小節4段)表示されるよう
な画像情報に変換され、カラー表示器13にて楽譜が小
さく表示される。また、カラーフラグCRが“0”であ
れば、単色の楽譜を表す画像情報に変換され、カラー表
示器13にて楽譜が単色(白・黒)で表示される。カラ
ーフラグCRが“1”であれば、前記単色の楽譜を表す
画像情報にカラー情報が付加され、カラー表示器13に
て楽譜がカラーで表示される。そして、最後に、カーソ
ルXを楽譜の先頭に表示する。
【0036】この楽譜を表す画像情報に対するカラー情
報の付加においては、前述したプログラムとともに記憶
装置25のハードディスクHDから転送された色テーブ
ルが参照されて、演奏データのノート番号NN(ノート
イベント)に基づいて、各音符の表示位置を表す画像情
報中に音名ごとに異なる色を示すカラー情報が付加され
る。
【0037】ここで、ノート番号NNと色テーブルにつ
いて一例を上げて説明しておく。ノート番号NNの割り
当てに関しては、例えば、低音から高音に向かう各音名
C0,C0#,D0・・・C1,C1#,D1・・に対して、
「0」から「1」ずつ順に大きくなる整数0,1,2・
・・12,13,14・・がノート番号NNとして割り
当てられている。したがって、各音名のノート番号NN
を正の整数k(k=1,2,3・・)で除算した余り
は、平均率音階の12個の各音名C,C#,D・・・B
に対して0,1,2・・・11のようになり、オクター
ブが異なっても変わらない。この余りの数値と色との対
応関係を定めることにより、色テーブルは、長音階又は
短音階の7個の各音名C,D・・Bに対して赤色、黄色
・・白色からなる7色を割り当てたものである(下記表
1の太線枠内参照)。なお、下記表1においては、前記
余り及び色に加えて、長音階又は短音階の7個の各音名
及びノート番号NNも併せて示している。
【0038】
【表1】
【0039】したがって、前記カラー情報の付加におい
ては、各音符に対応した演奏データ中のノート番号NN
を正の整数kで除算した余りを求め、色テーブルを参照
して前記求めた余りに対応した色を表す色データを導出
する。そして、導出した色データ(各音符の音名に対
応)を各音符の位置を示す画像情報に付加して、同色デ
ータの付加された画像情報を表示制御回路33に出力す
る。したがって、カラー表示器13にて表示される楽譜
においては、各音符がその音名(長音階又は短音階の7
個の音名のいずれか)に対応した色で表示されるように
なる。
【0040】なお、前記説明では、前記7音名すなわち
幹音についてのみ異なる色を割り当てたが、この演奏支
援装置を利用する者は、子供、初心者などであって、演
奏に利用される楽曲も単純であるので、前記幹音に対す
る色の割り当てで通常は十分である。しかしながら、前
記7音名よりも半音高い又は半音低い音名すなわち派生
音が登場した場合には、これらの派生音を全て前記7音
名(幹音)に対して半音高い音名として扱う。例えば、
音名Dよりも半音低い音名は音名C#として扱い、音名
Dよりも半音高い音名は音名D#として扱うことにして
いる。そして、これらの「#」の付された前記7音名以
外の音名C#,D#・・A#に関しては、半音だけ低い
音名C,D・・Aと同一の色を割り当て、楽譜上の音符
を前記割り当てた色で表示するとともに、同音符に
「#」の符号を付けて表示する。
【0041】また、前記ステップS114の判定処理に
おいて、「NO」すなわち作動フラグRUNが“0”で
ないと判定された場合には、ステップ124にて、前記
ステップS112の処理によってストップスイッチのオ
ン操作が検出されているかを判定する。ストップスイッ
チのオン操作が検出されていなければ、ステップ124
にて「NO」と判定して、ステップ128にてこのモー
ド設定処理ルーチンの実行を終了する。これに対して、
ストップスイッチのオン操作が検出されていれば、ステ
ップ124にて「YES」と判定して、ステップ126
にて作動フラグRUNを“0”に変更した後、ステップ
128にてこのモード設定処理ルーチンの実行を終了す
る。
【0042】次に、図4のステップS16の楽譜表示処
理ルーチンについて説明する。この楽譜表示処理ルーチ
ンは、楽曲データの読み出しに対応した時間経過に従っ
て楽譜表示を更新していくもので、その実行は、図6の
ステップS200にて開始される。この実行開始後、ス
テップS202にて作動フラグRUNが“1”であるか
を判定する。自動演奏が作動状態になくて作動フラグR
UNが“0”であれば、ステップS202にて「NO」
と判定して、ステップS216にてこの楽譜表示処理ル
ーチンの実行を終了する。
【0043】一方、作動フラグRUNが“1”に設定さ
れていれば、ステップS202にて「YES」と判定し
て、ステップS204にて表示フラグSCが“1”であ
るかを判定する。表示フラグSCが“0”であれば、同
ステップS204にて「NO」と判定して、ステップS
216にてこの楽譜表示処理ルーチンの実行を終了す
る。これに対して、表示フラグSCが“1”であれば、
ステップS204にて「YES」と判定し、ステップS
206にて前回の楽譜表示処理ルーチンの実行から所定
時間が経過したかを判定する。このステップS206の
判定処理は、タイマ22との協働によって行われるもの
である。前回の楽譜表示処理ルーチンの実行から所定時
間が経過していなければ、同ステップS206にて「N
O」と判定して、ステップS216にてこの楽譜表示処
理ルーチンの実行を終了する。
【0044】一方、前回の楽譜表示処理ルーチンの実行
から所定時間が経過していれば、ステップS206にて
「YES」と判定して、ステップS208にて、自動演
奏のテンポを考慮して、前記所定時間に対応した分だ
け、カラー表示器13に表示されている楽譜上にて楽曲
の進行位置を表すマークであるカーソルX(図9参照)
を移動させる。このカーソルXの移動は、移動した位置
のカーソルXを示す画像情報を表示制御回路33に出力
することによって実現される。これにより、楽曲の時間
経過に従った進行位置が、カーソルXによって常に指示
されることになる。
【0045】前記ステップS208の処理後、ステップ
S210にて、カーソルXが表示されている楽譜の最後
に達したか否かを判定する。なお、この判定において
は、カーソルXの位置が表示楽譜の最後の位置に達して
いるか、又はカーソルXで指示される音符が演奏データ
中の表示されている最後の音符に対応するものであるか
を調べる。カーソルXが表示されている楽譜の最後に達
していなければ、ステップS210にて「NO」と判定
して、ステップS216にてこの楽譜表示処理ルーチン
の実行を終了する。
【0046】一方、カーソルXが表示されている楽譜の
最後に達していれば、ステップS210にて「YES」
と判定して、ステップS212にて楽譜が最後まで表示
されているかを判定する。この判定においては、表示楽
譜の最後の音符が、演奏データ中の最後の音符であるか
を調べる。楽譜が最後まで表示されていれば、ステップ
S212にて「YES」と判定して、ステップS216
にてこの楽譜表示処理ルーチンの実行を終了する。
【0047】楽譜が最後まで表示されていなければ、ス
テップS212にて「NO」と判定して、ステップS2
14の処理後、ステップS216にてこの楽譜表示処理
ルーチンの実行を終了する。ステップS214の処理に
おいては、RAM24から、現在表示されている楽譜の
最後の音符の次の音符からサイズフラグSZに対応した
量の演奏データを読み出す。例えば、サイズフラグSZ
が“1”ならば前記次の音符から2小節2段分(4小節
分)の演奏データを読み出し、サイズフラグSZが
“0”ならば前記次の音符から4小節4段分(16小節
分)の演奏データを読み出す。
【0048】そして、これらのRAM24から読み出し
た演奏データを、図5のステップS122の場合と同様
に、サイズフラグSZ及びカラーフラグCRに従って画
像情報に変換して、同画像情報を表示制御回路33に出
力する。表示制御回路33は、カラー表示器13上に今
まで表示されていた楽譜に代えて新たな楽譜を表示させ
る。したがって、新たに表示される楽譜も、カラーフラ
グCRが“1”であれば、音符が音名ごとに異なる色で
表示される。なお、音符に対する色の指定については、
図5のステップS122の処理の場合と同じである。そ
して、最後に、カーソルXを楽譜の先頭に表示する。
【0049】このようにして、カラー表示器13上に
は、楽譜が、時間経過すなわち楽曲の進行に従って順次
更新されながら表示される。そして、この楽譜において
は、カラーフラグCRが“1”に設定されていれば、音
符が音名ごとに異なる色で表示されるので、子供及び初
心者でも、音符を認識し易くなる。
【0050】次に、図4のステップS18の演奏ガイド
及び自動演奏処理ルーチンについて説明する。この演奏
ガイド及び自動演奏処理ルーチンは、楽曲データ中の演
奏データを時間経過に従って順次読み出して、同演奏デ
ータ中のノート番号NNに応じた押鍵指示を行ったり、
ノート番号NN(ノートイベントデータ)に応じた楽音
信号を発生させたりするものである。この演奏ガイド及
び自動演奏処理ルーチンは、図7に詳細に示されてお
り、その実行は、ステップS300にて開始され、ステ
ップS302にて作動フラグRUNが“1”であるかを
判定する。自動演奏が作動状態になくて作動フラグRU
Nが“0”であれば、ステップS302にて「NO」と
判定して、ステップS320にてこの演奏ガイド及び自
動演奏処理ルーチンの実行を終了する。
【0051】一方、作動フラグRUNが“1”に設定さ
れていれば、ステップS302にて「YES」と判定し
て、ステップS304にて演奏イベントデータの読み出
し処理を行う。この演奏イベントデータの読み出し処理
においては、タイマ22による時間計測を用いるととも
にテンポデータにより表された演奏テンポを考慮して、
演奏データ中の相対時間データ(デュレーションデー
タ)に対応した時間経過ごとに演奏イベントデータ(ノ
ートイベントデータ)及びエンドデータを順次RAM2
4から読み出す。
【0052】そして、ステップS306にて、前記ステ
ップS304にてエンドデータが読み出されたか、すな
わち楽曲の最後であるかを判定する。エンドデータで読
み出されていれば、ステップS306にて「YES」と
判定して、ステップS308にて作動フラグRUNを
“0”に変更して、ステップS320にてこの演奏ガイ
ド及び自動演奏処理ルーチンの実行を終了する。これに
より、楽曲データの読み出しが終了する。
【0053】一方、前記読み出されたデータがエンドデ
ータなければ、ステップS306にて「NO」と判定し
て、ステップS310にて同データがノートイベントデ
ータであるかを判定する。ノートイベントデータでなけ
れば、ステップS310にて「NO」と判定して、ステ
ップS320にてこの演奏ガイド及び自動演奏処理ルー
チンの実行を終了する。これに対して、ノートイベント
データであれば、ステップS310にて「YES」と判
定して、ステップS312に進む。
【0054】ステップS312においては、ガイドフラ
グPGが“1”であるかを判定する。ガイドフラグPG
が“1”であれば、同ステップS312にて「YES」
と判定して、ステップS314の押鍵指示処理を実行し
て、ステップS316に進む。これに対して、ガイドフ
ラグPGが“0”であれば、同ステップS312にて
「NO」と判定して、ステップS316に直接進む。
【0055】ステップS314の押鍵指示処理において
は、まず、前記ステップS304にて読み出したノート
イベントデータに含まれるノート番号NNが、右手パー
ト(メロディパート)に属するか、左手パート(伴奏パ
ート)に属するかを判定する。この判定においては、前
記ノート番号NNが高音域に属する音符及び低音域に属
する音符のいずれかの音符を表しているかを判定するよ
うにしてもよいが、楽曲データがメロディパートと伴奏
パートとを区別して演奏データを記憶しているものであ
れば、その区別に従えばよい。
【0056】そして、右手ガイドフラグRHが“1”で
あり、左手ガイドフラグLHが“0”であれば、前記読
み出された全てのノート番号NNのうちの右手パートに
属するものだけを抽出する。右手ガイドフラグRHが
“0”であり、左手ガイドフラグLHが“1”であれ
ば、前記読み出された全てのノート番号NNのうちの左
手パートに属するものだけを抽出する。右手ガイドフラ
グRH及び左手ガイドフラグLHが共に“1”であれ
ば、前記読み出された全てのノート番号NNを抽出す
る。右手ガイドフラグRH及び左手ガイドフラグLHが
共に“0”であれば、ノート番号NNの抽出を行わない
で、ステップS316に進む。
【0057】次に、前記抽出したノート番号NNに基づ
いて押鍵指示ランプの点灯色を決定する。この点灯色の
決定においても、前記カラー表示器13における音符表
示の場合と同様に、前述した色テーブル(表1参照)を
参照して、ノート番号NNを整数kで除算した余りの数
に対応した色を決定する。また、この場合も、長音階又
は短音階の7音名C,D・・Bからなる幹音以外の音名
(派生音)の各音名C#,D#・・A#に対しては、半
音低い音名C,D・・Aに対応した色が割り当てられ
る。これにより、押鍵指示における音名の割り当て色
と、前記楽譜表示における音名に対する割り当て色とが
一致する。
【0058】そして、前記抽出したノート番号NN及び
同ノート番号NNに割り当てられた色を表す色彩制御デ
ータを一対にして、点灯制御回路32に出力する。点灯
制御回路32は、ノート番号NNにより表された音名に
対応した鍵の真上にある押鍵指示ランプ12を、色彩制
御データにより表された色で点灯させる。この色彩制御
データによる点灯色の制御においては、点灯制御回路3
2が、色彩制御データに基づいて点灯される押鍵指示ラ
ンプ12内の3個の発光素子12a,12b,12cの
各輝度をそれぞれ制御する。
【0059】その結果、右手フラグRH及び左手フラグ
LHによって指示されるパートに属するとともに演奏デ
ータ(ノート番号NN)によって演奏操作されるべき鍵
に対応した押鍵指示ランプ12が、時間経過に伴う楽曲
の進行に従って、音名ごとに異なるとともに、表示楽譜
の音符と同一の色で点灯することになる。したがって、
演奏者は、楽譜上の音符と押鍵指示される鍵との対応を
容易に認識できるので、演奏練習効果が向上する。な
お、この点灯された押鍵指示ランプ12は、図示しない
プログラム制御により、次に演奏されるべき鍵に対応し
た押鍵指示ランプ12が点灯されるとき、又は押鍵指示
されている鍵が演奏者によって押鍵操作されたときに消
灯する。
【0060】ステップS316においては、自動演奏フ
ラグAPが“1”であるかを判定する。自動演奏フラグ
APが“1”であれば、同ステップS316にて「YE
S」と判定して、ステップS318の自動演奏音の発音
処理を実行して、ステップS320にてこの演奏ガイド
及び自動演奏処理ルーチンの実行を終了する。これに対
して、自動演奏フラグAPが“0”であれば、同ステッ
プS316にて「NO」と判定して、ステップS320
にてこの演奏ガイド及び自動演奏処理ルーチンの実行を
終了する。
【0061】ステップS318の自動演奏音の発音処理
においては、前記ステップS304の処理によってRA
M24から読み出された演奏イベントデータ(ノートイ
ベントデータ)であって、前記ステップS314にて抽
出されなかったノート番号NNを含むノートイベントデ
ータ(ノート番号NN、ゲートタイム及びベロシティ)
が、音源回路35に出力される。そして、音源回路35
は、これらの出力されたノート番号NN、ゲートタイム
及びベロシティに応じて楽音信号を形成し、サウンドシ
ステム36を介して発音させる。
【0062】具体的には、右手ガイドフラグRHが
“1”であり、左手ガイドフラグLHが“0”であれ
ば、左手パートに属する楽音が発音される。右手ガイド
フラグRHが“0”であり、左手ガイドフラグLHが
“1”であれば、右手パートに属する楽音が発音され
る。右手ガイドフラグRH及び左手ガイドフラグLHが
共に“1”であれば、楽音は発音されない。右手ガイド
フラグRH及び左手ガイドフラグLHが共に“0”であ
れば、右手及び左手の両パートの楽音が発音される。
【0063】また、鍵盤11にて演奏された鍵に関する
押離鍵情報は、図示しないプログラム処理により、音源
回路25に供給される。そして、音源回路25は、この
供給された押離鍵情報に応じた楽音信号を形成してサウ
ンドシステム36に供給し、同サウンドシステム36か
ら同楽音信号に対応した楽音を発音させる。したがっ
て、演奏者は、押鍵指示されないパートの自動演奏音を
聞きながら、押鍵指示に従って演奏ガイド(押鍵指示)
の指定されたパートの演奏練習ができるとともに、複数
パートによる合奏も楽しむことができる。
【0064】なお、上記実施形態においては、楽譜表示
及び押鍵指示における音名と色との関係を固定するよう
にしたが、この音名と色との関係をユーザが変更できる
ようにしてもよい。この場合、図5のステップS104
の楽譜表示モードの選択処理時に、色テーブルの余りに
対する色を表すデータを変更すればよい。これによれ
ば、楽譜表示における音符の色及び押鍵指示における押
鍵指示ランプ12の点灯色が音名ごとに所望の色に同時
に設定されるので、特定の色を判別し難い色弱者でも、
判別し易い色を各音名に割り当てることができて便利で
ある。
【0065】さらに、例えば「A4」のような特定音名
の1音又は複数音に関する楽譜表示の音符の色及び押鍵
指示の点灯色を、他とは異なる特定の色に設定すること
もできる。これによれば、楽曲中の基準となる音名だけ
を認識し易くすることができる。
【0066】また、上記実施形態においては、各押鍵指
示ランプ12を3個の発光素子12a,12b、12c
で構成して、同ランプ12が種々の色で発光できるよう
にした。しかし、これに代えて、押鍵指示ランプ12と
して、単色光しか発光できないが、複数の異なる発光色
の発光素子を用意し、音名ごとに異なる発光色の発光素
子を有する押鍵指示ランプ12を異なる音名の鍵にそれ
ぞれ対応させて配置するようにしてもよい。そして、こ
の場合にも、色テーブルにおける余りの数値(音名)と
色との関係を、前記押鍵指示ランプ12に割り当てた音
名と色との関係に定めておけば、押鍵指示における点灯
色と表示楽譜における音符の色とを一致させることがで
きるので、楽譜上の音符と押鍵されるべき鍵との対応関
係が把握し易くなるという上記実施形態と同じ効果を期
待できる。
【0067】また、上記実施形態の楽譜表示及び押鍵指
示においては、12平均率音階の幹音である7音名C,
D・・Bに対して異なる7色を割り当てて、これらの派
生音C#,D#・・A#に対しては、派生音の音名より
も半音低い幹音の音名と同一の色を割り当てるようにし
た。しかし、これに代えて、平均率音階の12音名C,
C#,D・・・Bに対して異なる色をそれぞれ割り当て
るようにしてもよい。また、前記7音名又は12音名に
対してオクターブが異なる場合には、オクターブごとに
色を異ならせるようにしてもよい。
【0068】また、上記実施形態の楽譜表示において
は、派生音の音名C#,D#・・A#を、それよりも半
音低い幹音の音名C,D・・Aとみなして「#」を付す
るようにした。しかし、調に関するデータも考慮して、
幹音の7音名C,D・・Bよりも半音高いか又は半音低
いかを判定して、半音高い音名に対しては「#」を付
し、半音低い音名に対しては「♭」を付すようにしても
よい。
【0069】また、上記実施形態の押鍵指示において
は、楽曲の進行タイミングと同一のタイミングで押鍵さ
れるべき鍵に対応した押鍵指示ランプを点灯させるよう
にした。しかし、これに代えて、楽曲の進行タイミング
よりも所定時間だけ早いタイミング、又は楽曲進行タイ
ミングに対応した音符の一つ前の音符に対応したタイミ
ングで、押鍵されるべき鍵に対応した押鍵指示ランプを
点灯させるようにしてもよい。
【0070】また、上記実施形態においては、本発明に
係る楽譜表示装置又は演奏支援装置を演奏操作子として
の鍵盤を有する電子楽器に適用した例について説明した
が、本発明は、タッチプレート、押しボタン、弦などを
演奏操作子として有する種々の楽器に適用できるもので
ある。また、本発明に係る楽譜表示装置は、楽譜をカラ
ー表示可能であるディスプレイを有すると共に、コンピ
ュータ制御可能な装置であれば、パーソナルコンピュー
タなどの各種コンピュータ機器に適用することも可能で
ある。また、本発明に係る演奏支援装置は、楽音信号を
発生するための音源回路25を有していなくてもよく、
パーソナルコンピュータなどに演奏操作子装置(例え
ば、鍵盤)を接続したような装置にも適用可能である。
【0071】また、上記実施形態においては、楽曲デー
タとして図8に示すフォーマットのデータを用いるよう
にしたが、本発明の実施にあたっては、この種のフォー
マットに限らず種々のものを用いることができ、例えば
ゲートタイムに代えてキーオン及びキーオフに関するイ
ベントデータと、各イベントごとに次のイベントまでの
時間を表す時間データとを記憶しておくようなデータフ
ォーマットを用いることも可能である。
【0072】さらに、本発明の実施にあたっては、上記
実施形態及びその変形例に限定されるものではなく、本
発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係る電子楽器の上面外
観図である。
【図2】 図1の鍵盤及び押鍵指示ランプの拡大図であ
る。
【図3】 図1の電子楽器の電気回路構成を示すブロッ
ク図である。
【図4】 図1のCPUにより実行される演奏支援プロ
グラムのフローチャートである。
【図5】 図4のモード設定処理ルーチンの詳細フロー
チャートである。
【図6】 図4の楽譜表示処理ルーチンの詳細フローチ
ャートである。
【図7】 図4の演奏ガイド及び自動演奏処理ルーチン
の詳細フローチャートである。
【図8】 楽曲データのフォーマット図である。
【図9】 図1のカラー表示器における楽譜の表示例を
示す図である。
【符号の説明】
11…鍵盤、12…押鍵指示ランプ、13…カラー表示
器、14…スピーカ、15…操作子スイッチ群、21…
CPU,23…ROM,24…RAM、25…記憶装
置、31…押鍵検出回路、32…点灯制御回路、33…
表示制御回路、34…操作子検出回路、35…音源回
路、41…通信インターフェース。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも音名を表すノート番号を含み一
    連の音符をそれぞれ表す一連の音符データからなる楽曲
    データに対応した楽譜を表示する楽譜表示装置におい
    て、 少なくとも楽譜を表示し得るカラー表示器と、 前記楽曲データに基づいて前記カラー表示器を制御し、
    同楽曲データに対応した楽譜を同カラー表示器に表示さ
    せるとともに、同カラー表示器にて表示される音符の色
    を、前記一連の音符データに含まれるノート番号によ
    り、音名ごとに異なる色に指定する楽譜表示制御手段と
    を備えたことを特徴する楽譜表示装置。
  2. 【請求項2】少なくとも音名を表すノート番号を含み一
    連の音符をそれぞれ表す一連の音符データからなる楽曲
    データを用いて演奏を支援する演奏支援装置において、 複数の音名にそれぞれ対応して設けられていて演奏操作
    により同複数の音名にそれぞれ対応した複数の楽音の発
    生を指示するための複数の演奏操作子と、 前記複数の演奏操作子にそれぞれ対応して設けられて演
    奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる色で指
    示する複数の演奏指示器と、 前記楽曲データに基づいて前記複数の演奏指示器を制御
    して演奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる
    色で指示させる演奏指示制御手段と、 少なくとも楽譜を表示し得るカラー表示器と、 前記楽曲データに基づいて前記カラー表示器を制御し、
    同楽曲データに対応した楽譜を同カラー表示器に表示さ
    せるとともに、同カラー表示器にて表示される音符の色
    を、前記一連の音符データに含まれるノート番号によ
    り、前記演奏指示器における音名と色との関係に合わせ
    た色に指定する楽譜表示制御手段とを備えたことを特徴
    する演奏支援装置。
  3. 【請求項3】少なくとも音名を表すノート番号を含み一
    連の音符をそれぞれ表す一連の音符データからなる楽曲
    データに対応した楽譜をカラー表示器にて表示する楽譜
    表示方法において、 前記楽曲データに基づいて前記カラー表示器を制御し、
    同楽曲データに対応した楽譜を同カラー表示器に表示さ
    せるとともに、同カラー表示器にて表示される音符の色
    を、前記一連の音符データに含まれるノート番号によ
    り、音名ごとに異なる色に指定するようにしたことを特
    徴する楽譜表示方法。
  4. 【請求項4】複数の音名にそれぞれ対応して設けられて
    いて演奏操作により同複数の音名にそれぞれ対応した複
    数の楽音の発生を指示するための複数の演奏操作子と、
    前記複数の演奏操作子にそれぞれ対応して設けられて演
    奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる色で指
    示する複数の演奏指示器と、少なくとも楽譜を表示し得
    るカラー表示器とを備えた演奏装置に適用され、少なく
    とも音名を表すノート番号を含み一連の音符をそれぞれ
    表す一連の音符データからなる楽曲データを用いて演奏
    を支援する演奏支援方法において、 前記楽曲データに基づいて前記複数の演奏指示器を制御
    して演奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる
    色で指示させ、かつ前記楽曲データに基づいて前記カラ
    ー表示器を制御し、同楽曲データに対応した楽譜を同カ
    ラー表示器に表示させるとともに、同カラー表示器にて
    表示される音符の色を、前記一連の音符データに含まれ
    るノート番号により、前記演奏指示器における音名と色
    との関係に合わせた色に指定するようにしたことを特徴
    する演奏支援方法。
  5. 【請求項5】少なくとも音名を表すノート番号を含み一
    連の音符をそれぞれ表す一連の音符データからなる楽曲
    データに対応した楽譜をカラー表示器にて表示すること
    を、コンピュータで実現させる楽譜表示プログラムにお
    いて、 前記楽曲データに基づいて前記カラー表示器を制御し、
    同楽曲データに対応した楽譜を同カラー表示器に表示さ
    せるとともに、同カラー表示器にて表示される音符の色
    を、前記一連の音符データに含まれるノート番号によ
    り、音名ごとに異なる色に指定するようにしたことを特
    徴する楽譜表示プログラム。
  6. 【請求項6】複数の音名にそれぞれ対応して設けられて
    いて演奏操作により同複数の音名にそれぞれ対応した複
    数の楽音の発生を指示するための複数の演奏操作子と、
    前記複数の演奏操作子にそれぞれ対応して設けられて演
    奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる色で指
    示する複数の演奏指示器と、少なくとも楽譜を表示し得
    るカラー表示器とを備えた演奏装置に適用され、少なく
    とも音名を表すノート番号を含み一連の音符をそれぞれ
    表す一連の音符データからなる楽曲データを用いて演奏
    を支援することを、コンピュータで実現させる演奏支援
    プログラムにおいて、 前記楽曲データに基づいて前記複数の演奏指示器を制御
    して演奏操作されるべき演奏操作子を音名ごとに異なる
    色で指示させ、かつ前記楽曲データに基づいて前記カラ
    ー表示器を制御し、同楽曲データに対応した楽譜を同カ
    ラー表示器に表示させるとともに、同カラー表示器にて
    表示される音符の色を、前記一連の音符データに含まれ
    るノート番号により、前記演奏指示器における音名と色
    との関係に合わせた色に指定するようにしたことを特徴
    する演奏支援プログラム。
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