JP5773956B2 - 楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム - Google Patents
楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP5773956B2 JP5773956B2 JP2012157947A JP2012157947A JP5773956B2 JP 5773956 B2 JP5773956 B2 JP 5773956B2 JP 2012157947 A JP2012157947 A JP 2012157947A JP 2012157947 A JP2012157947 A JP 2012157947A JP 5773956 B2 JP5773956 B2 JP 5773956B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- timing
- additional
- reproduction
- additional track
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
Description
を備える楽曲演奏制御方法。
[楽曲演奏装置の構成例]
図1は、第1の実施形態における楽曲演奏装置100の構成例を示している。本実施形態の楽曲演奏装置100は、基本トラックの再生と並行して、ユーザが再生タイミングを指示する操作を行って追加トラックを再生するというものである。ただし、ユーザが操作により指示した再生タイミングが基本トラックのリズムに合っていればその追加トラックが指示されたタイミングで再生されるが、基本トラックのリズムに合っていなければ再生されない。この点で、本実施形態の楽曲演奏装置100による演奏はゲーム性を有している。
タイミング判定部103は、操作入力部102が入力した操作により指示された再生タイミングが基本トラックのリズムに合っているか否かについて判定する。
追加トラックを再生するにあたり、再生制御部104は、指示された再生タイミングが基本トラックのリズムに合っていないとタイミング判定部103により判定された場合には追加トラックの再生を行わない。これに対して、再生制御部104は、指示された再生タイミングが基本トラックのリズムに合っているとタイミング判定部103により判定された場合には、指示された再生タイミングにしたがって追加トラックを再生する。
図2は、第1の実施形態におけるトラック情報テーブル150の構造例を示している。
トラック情報テーブル150は、複数のテーブルセットTSを備える。これら複数のテーブルセットTSは、それぞれが異なる再生内容を有する基本トラックごとに対応する。
また、1つのレコードは、トラック識別子151とトラック再生データ152とを含む。なお、以降の説明にあたり、基本トラックと追加トラックを特に区別する必要のない場合には「トラック」と記載する。
トラック再生データ152は、対応のトラックの再生データである。この再生データは、例えば、対応のトラックを再生するのに必要な音源と、その音源を再生するための再生制御データを含む。なお、再生制御データとしては、例えばMIDI(Musical Instrument Digital Interface)に対応した形式であってもよいし、他の形式に対応したものであってもよく、特に限定されるものではない。
基本トラックのトラック再生データ152は、所定の演奏パターンが予め定められている。この演奏パターンには、例えば楽曲としてのテンポと拍子も含まれる。基本トラックのトラック再生データ152は、例えば4小節や8小節などの所定の単位による演奏パターンであり、再生制御部104はこの演奏パターンを繰り返し再生する。
前述したように、追加トラックのトラック再生データ152は、追加トラックの種類ごとに対応している。追加トラックは種類ごとに再生される内容(例えば、音色、フレーズ、和音構成など)が異なる。
また、追加トラックには、1回の再生タイミング指示操作に応じて再生される時間長(再生時間)が予め定められている。この再生時間は、追加トラックの種類ごとに異なっていてよい。追加トラックとしては、この再生時間にわたって1つの演奏パターンで完結するように演奏されるものであってもよいし、再生時間において演奏パターンがループして演奏されるようなものであってもよい。また、追加トラックによっては、例えば1回の再生タイミング指示が行われるのに応じて、基本トラックの再生が終了するまで継続して再生されるようなものがあってもよい。
図3を参照して、本実施形態の楽曲演奏の態様例について説明する。
例えばユーザが本実施形態の楽曲演奏装置100により楽曲演奏を行う場合、まず、ユーザは、再生させたい基本トラックを選択する。この操作に応じて、再生制御部104は、選択された基本トラックを再生する。
基本トラックについて定められたテンポと拍子に応じてその基本トラックに合うリズムは決まる。図3においては、基本トラックにおいて示される等間隔のゲージの表記がリズムの合っているタイミングを示している。
次に、ユーザは、時刻t2において或る種類の追加トラックに対する再生タイミングの指示操作を行っている。しかし、この時刻t2のタイミングは基本トラックのリズムに合っていない。そこで、再生制御部104は、時刻t2に対応しては、追加トラックの再生を開始させない。
図3において、追加トラック1は、時刻t1から再生が開始され、追加トラック1に設定された再生時間T1を経過したタイミングで再生が終了する。また、追加トラック2は、時刻t3から再生が開始され、追加トラック2に設定された再生時間T2を経過したタイミングで再生が終了する。
そのうえで、本実施形態では、ユーザが指示した再生タイミングが基本トラックのリズムとずれていれば、その再生タイミングの指示に応じた追加トラックの再生は行われないようになっている。これにより、楽曲演奏に際してゲーム性が与えられることとなって、楽曲演奏に際しての興趣性が高められる。
上記の説明より理解されるように、本実施形態の楽曲演奏装置100における楽曲演奏は、予め定められた演奏手順、つまり、予め定められた特定のリズムパターンやメロディパターンなどに合わせるようにユーザが演奏するというものではない。本実施形態において、ユーザは、基本トラックのリズムに合わせてさえいれば、自分の好きなタイミング(つまり、符割り)で追加トラックの再生タイミングを指示する操作を行うだけで追加トラックが再生される。これにより、本実施形態では高い自由度で楽曲演奏が行える。
本実施形態では、例えば基本トラックにおける1小節に対して所定の分解数(分解能)を設定する。この図の例では、基本トラックは4/4拍子である。そのうえで、1小節という所定の分節に対して、240の分解数を設定している。
ここで、リズムが合っているか否かの判定にあたって判定基準とする音符(基準音符)について、2連符系では16分音符を設定し、3連符系では4分音符を3分割した1拍3連における1つ分の音符を設定する。
つまり、タイミング判定部103は、ユーザの操作により再生タイミングが指示されるのに応じて、この指示された再生タイミングが、基準音符分解数の整数倍である分解位置番号のタイミングに設定した誤差範囲内(例えばmsec単位による一定時間内)であるか否かについて判定する。
また、指示された再生タイミングの分解位置番号が、1拍3連における1つの音符の基準音符分解数である20の整数倍であれば、その指示された再生タイミングは、1小節を3連符により12分割したタイミングのうちのいずれかと一致している。この場合にも、タイミング判定部103は、指示された再生タイミングが基本トラックにおける3連符系のリズムと合っていると判定する。
一方、指示された再生タイミングの分解位置番号が、16分音符の基準音符分解数である15の整数倍でもなく、1拍3連における1つの音符の基準音符分解数である20の整数倍でもない場合には、その指示された再生タイミングは、2連符系と3連符系のいずれのリズムとしてもずれている。この場合、タイミング判定部103は、指示された再生タイミングが基本トラックのリズムと合っていないと判定する。
このように、タイミング判定部103は、任意に演奏されたリズムパターンを対象として基本トラックのリズムに合っているか否かの判定を行うことができる。
図5のフローチャートは、第1の実施形態における楽曲演奏装置100が実行する処理手順例を示している。なお、この図に示す処理は、基本トラックの再生中において実行されるものである。
次に、操作入力部102は、ステップS101により選択された種類の追加トラックについての再生タイミングを指示するためにユーザが操作部101に対して行った操作を入力する(ステップS102)。
なお、前述もしたように、追加トラックの種類の選択とその再生タイミングの指示とが同じ操作により同時に行われてもよいが、ここでは、上記の各操作をそれぞれ個別に行う例を示している。
リズムが合っているとの判定結果である場合(ステップS104−YES)、再生制御部104は、ステップS101により指定された種類の追加トラックを、ステップS102により指示された再生タイミングにより再生する(ステップS105)。
これに対して、リズムが合っていないとの判定結果である場合(ステップS104−NO)、再生制御部104は、ステップS105をスキップする。つまり、この場合の再生制御部104は、ステップS101により指定された種類の追加トラックの再生を行わない。
タイミング判定部103は、指示された再生タイミングが、基準音符分解数の整数倍である分解位置番号のタイミングに設定した誤差範囲内であるか否かについて判定する (ステップS201)。
[概要]
次に、第2の実施形態について説明する。
本実施形態において楽曲演奏を行うにあたっては、種類の異なる追加トラックについては再生時間が重複して再生されてもよい。
例えば、図7(a)の例では、時刻t1において追加トラック1の再生タイミングが指示されている。なお、この図の基本トラックにおいて示されるゲージは、この基本トラックのリズムに合うタイミングを示す。つまり、基本トラックのゲージは、基準音符分解数の整数倍である分解位置番号に対して設定された誤差範囲内に対応するタイミングを示す。
この追加トラック1について指示された時刻t1の再生タイミングは基本トラックにおいて示されるゲージのタイミングと一致している。つまり、時刻t1において指示された再生タイミングは基本トラックのリズムに合っている。これにより、時刻t1から再生時間T1を経過するまでの間において追加トラック1が再生される。なお、再生時間T1は、追加トラック1について予め定められた再生時間を示す。
そこで、第2の実施形態の再生制御部104は、或る追加トラックの再生中において、この再生中の追加トラックと種類が同じ追加トラックの再生を開始させるように再生タイミング指示操作が行われた場合には、以下のようにこれらの追加トラックの再生を制御する。
このように再生制御が行われることで、種類が同じ複数の追加トラックが重複して再生されることが無くなり、楽曲の雰囲気が損なわれるのを避けることができる。
図8のフローチャートは、第2の実施形態における楽曲演奏装置100が実行する処理手順例を示している。なお、この図8において、図6と同様の処理となるステップについては同一符号を付して説明を省略する。
同じ種類の追加トラックが再生中である場合(ステップS104A−YES)、再生制御部104は、再生中の追加トラックの再生をステップS102により指定された再生タイミングに応じて停止させる(ステップS104B)。
そのうえで、再生制御部104は、ステップS101により指定された種類の追加トラックを、同じステップS102により指示された再生タイミングで再生する(ステップS105)。
このように、ステップS104A、S104BからS105の処理が実行されることで、図7(b)に示したように、種類が同じ追加トラックの再生時間が重複して再生されないようにすることができる。
[概要]
続いて、第3の実施形態について説明する。
これまでに説明したように、ユーザは、操作部101であるタッチパネルに対して指を当てることにより再生タイミング指示操作を行う。そのうえで、第3の実施形態では、再生タイミング指示操作に際して指が当てられたタッチパネル(操作部101)上の位置に応じて、追加トラックの再生音の出力態様を変更させるものである。
この場合において、例えば指定された種類の追加トラックが、所定の音源を使用して単音を再生するものであるとする。そして、この追加トラックにより再生される単音は、再生タイミング指示操作のためにタッチパネルに当てられた指が座標P(x1,y1)の場合と座標P(x2,y2)の場合とでその音の高さが異なるように変更される。
あるいは、指定された種類の追加トラックには、元の音源の波形に対して所定の音響効果やフィルターなどの音響効果が与えられているものとする。そして、この追加トラックにより再生される音は、再生タイミング指示操作のためにタッチパネルに当てられた指が座標P(x1,y1)の場合と座標P(x2,y2)の場合とで、その音響効果のかかり方や強さが異なるように変更されるというものである。
図10では、まず、操作部101としてのタッチパネル上の座標P(x11,y11)に対して指が当てられ、ここから破線で示す軌跡によりユーザの指がタッチパネル上で移動されている。そして、座標P(x12,y12)においてタッチパネルから指を離したものである。
なお、このように指をドラッグさせる場合には、はじめに指をタッチパネルに当てたときのタイミングと、ドラッグの後にタッチパネルから指を離したときのタイミングのいずれもが基本トラックのリズムに合っていれば、追加トラックが再生されるようにすればよい。
第3の実施形態における楽曲演奏装置100の構成は図1と同様でよい。ただし、第3の実施形態においては、トラック情報テーブル150の構造が以下のように異なる。
図11は、第3の実施形態におけるトラック情報テーブル150の構造例を示している。なお、この図において、図2と同一部分は同一符号を付して説明を省略する。
この図に示すトラック情報テーブル150のテーブルセットTSにおける1レコードは、トラック識別子151とトラック再生データ152に加えて、座標対応再生制御情報153をさらに含む。
そして、再生制御部104は、追加トラックとしてトラック再生データを再生するにあたり、そのトラック再生データに対して読み出した再生制御情報を適用する。これにより、追加トラックは、再生タイミング指示操作により指が接触した座標に応じた再生制御情報に応じた音高、音色、特殊効果などにより再生される。
再生タイミング指示操作がタッチパネル(操作部101)をタップする操作である場合には、そのタップされたタッチパネル(操作部101)の座標153aに対応付けられた再生制御情報が適用されたトラック再生データの音が再生される。
また、再生タイミング指示操作がドラッグ操作である場合には、そのドラッグ操作に応じたタッチパネル(操作部101)の座標153aの軌跡に応じてトラック再生データの音に適用される再生制御情報が変化していくように再生が行われる。
一例として、例えばトラック再生データとしての音源に設定すべき音の高さ(音高)を再生制御情報として定義することができる。この場合には、再生タイミング指示操作によりタッチパネル(操作部101)に指が接触している座標が異なるのに応じて異なる音高で追加トラックが再生される。
また、例えばトラック再生データとしての音源にかけるべき所定の音響効果における所定のパラメータを再生制御情報として定義できる。一例として、音響効果がディレイなどである場合には、ディレイタイム(遅延時間)、ディレイの繰り返し回数、ディレイ音量(音響効果レベル)などのパラメータのうちのすべて又は一部を再生制御情報として定義できる。
第3の実施形態において楽曲演奏装置100が実行する処理手順としては、例えば図5と同様でよい。そのうえで、操作入力部102は、ステップS102の再生タイミング指示操作入力のための処理として、図13のフローチャートに示す手順を実行する。また、再生制御部104は、ステップS105の追加トラックの再生処理として、図14に示す処理を実行する。
上記のように、操作入力部102は、押圧操作が解除されるまで、ステップS303によりタッチパネル(操作部101)において検出される座標を時間情報とともに保持する。
そして、再生時間が終了するのに応じて(ステップS403−YES)、ステップS401により開始させた追加トラックの再生を終了する(ステップS404)。
[楽曲演奏装置の構成例]
次に、第4の実施形態について説明する。
図15は、第4の実施形態における楽曲演奏装置100の構成例を示している。なお、この図において、図1と同一部分には同一符号を付して説明を省略する。
第4の実施形態における楽曲演奏装置100は、表示制御部107と表示部108をさらに備える。そのうえで、第4の実施形態における楽曲演奏装置100は、タッチパネルとしての操作部101と表示部108とが組み合わされたタッチパネル付表示部110を備える。
アバター情報160は、表示制御部107がアバターを表示させるにあたって利用するアバターの画像情報などを含む。
図16は、タッチパネル付表示部110の表示部108におけるアバターAVTの表示態様例を示している。基本トラックが再生されているとき、表示部108の画面にはアバターAVTが表示される。このアバターAVTは、例えば表示部108の画面内で基本トラックのリズムに合わせて踊るようなイメージで動くアニメーション画像として表示される。
図17は、第4の実施形態の楽曲演奏装置100における表示制御部107がアバターAVTの表示のために実行する処理手順例を示している。
これまでの説明から理解されるように、タイミング判定部103は、1回の再生タイミング指示操作が行われるごとに、そのタイミングが基本トラックのリズムに合っているか否かについて判定している。表示制御部107は、この再生タイミング指示操作ごとに応じたタイミング判定部103による判定結果が入力されるのを待機している(ステップS501−NO)。
また、例えばアバターAVTについて複数のキャラクターを用意して、これら複数のキャラクターのうちからユーザが選択して表示させることができるようにしてもよい。
また、例えばアバターAVTが好みの追加トラックを予め設定しておき、その追加トラックが多く再生されるほどアバターAVTの機嫌が良くなるように表示させてもよい。これにより、ユーザは、例えばアバターAVTが好みの追加トラックを見つけることを目的としながら演奏することができるようになり、パズル的なゲーム要素が付加される。
[概要]
次に、第5の実施形態について説明する。なお、第5の実施形態に対応する楽曲演奏装置100の構成は、例えば図15と同様でよい。
第5の実施形態においては、第4の実施形態のアバターAVTに加えて、さらに追加トラックごとの種類に対応するオブジェクトをタッチパネル付表示部110の表示部108に表示させる。
例えば、基本トラックが再生中であるとき、タッチパネル付表示部110の画面にはオブジェクトパレット領域AR1が表示される。オブジェクトパレット領域AR1には、再生中の基本トラックに対応する追加トラックの種類ごとに対応するオブジェクトが配列される。図18のオブジェクトパレット領域AR1には、4つのオブジェクトOBJ1〜OBJ4が配置されている。
これにより、再生タイミングを指示して再生すべき追加トラックが指定される。また、上記のようにタッチ操作を行ったときには、その追加トラックに設定された音(トラック再生データ)が再生されるようになっている。この再生音を聴くことで、ユーザは、指定したオブジェクトOBJに対応する追加トラックがどのような音であるのかを確認できる。
また、オブジェクトパレット領域AR1におけるオブジェクトOBJに対するタッチ操作は、追加トラックを指定する操作であって、そのタイミングが基本トラックのリズムに合っているか否かについての判定対象ではない。
次に、ユーザは、タッチパネル付表示部110の画面におけるオブジェクトパレット領域AR1以外の領域に対して再生タイミング指示操作を行う。この再生タイミング指示操作が基本トラックのリズムに合っていれば、その再生タイミング指示操作のタイミングにしたがって、指定した追加トラックの再生が行われる。
また、再生タイミング指示操作が行われたタッチパネル付表示部110上の位置には、指定された追加トラックに対応するオブジェクトが配置されるように表示される。また、例えば図10に示したように再生タイミング指示操作としてドラッグ操作が行われた場合には、そのドラッグ操作の軌跡にしたがってオブジェクトOBJが移動していくように表示される。
つまり、ユーザは、オブジェクトパレット領域AR1のうちから選択したオブジェクトOBJを、オブジェクトパレット領域AR1以外の画面領域に配置させるようなイメージで再生タイミング指示操作を行うことができる。
このような表示の一例としては、アバターAVTがオブジェクトOBJを食べてしまうことにより、そのオブジェクトOBJを消去するというものである。この場合、再生タイミング指示操作がリズムに合っている場合が多くなるほど、アバターAVTもオブジェクトを食べる機会が増える。つまり、このような表示は、オブジェクトOBJを食べて栄養分とすることで、アバターAVTが成長し、さらに活気付いていくというイメージである。このように表示が行われることにより、ユーザは、例えばアバターAVTをさらに活発にさせようとしながら演奏することになり、ゲーム性やおもしろみがさらに増す。
図19は、第5の実施形態に対応するトラック情報テーブル150の構造例を示している。なお、この図において図11と同一部分については同一符号を付して説明を省略する。
図19に示すトラック情報テーブル150においては、この図に示すトラック情報テーブル150のテーブルセットTSにおける1レコードは、トラック識別子151とトラック再生データ152と座標対応再生制御情報153に加えて、オブジェクトデータ154の情報をさらに含む。
なお、このオブジェクトデータ154も、座標対応再生制御情報153と同様に、追加トラックのみに対応して設けられればよく、基本トラックに対応して設けられる必要はない。
なお、オブジェクトデータ154は、例えばトラック情報テーブル150とは異なる個別の情報として記憶部105に記憶されてもよい。この場合には、例えばオブジェクトデータ154とトラック情報テーブル150とをトラック識別子により対応付けるようにすればよい。
図20は、図18にて説明したようにアバターAVTが追加トラックの再生時間の終了に応じて、その追加トラックのオブジェクトOBJを食べるように消去するという態様の表示を実現するために表示制御部107が実行する処理手順例を示している。
次に、表示制御部107は、ステップS501の監視結果に基づいて、表示部108に表示中のオブジェクトOBJのうちで消去対象のオブジェクトOBJが有るか否かについて判定する(ステップS502)。消去対象のオブジェクトOBJとは、ステップS501により監視された再生時間が一定以下になった追加トラックに対応するオブジェクトOBJである。
一方、消去対象オブジェクトが有る場合(ステップS502−YES)、表示制御部107は、消去対象オブジェクトが対応する追加トラックの再生時間の終了タイミングに同期させて消去対象オブジェクトの表示を消去するための表示制御を実行する(ステップS503)。この際、表示制御部107は、アバターAVTが消去対象オブジェクトを食べるという態様により消去対象オブジェクトを消去する。
なお、アバターAVTが消去対象オブジェクトを消去する態様としては、アバターAVTが消去対象オブジェクトを食べるという態様以外であってもよい。例えば、アバターAVTが消去対象オブジェクトに体当たりしたりパンチなどを当てるという態様によって消去対象オブジェクトを消去してもよい。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。また上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良く、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
101 操作部
102 操作入力部
103 タイミング判定部
104 再生制御部
105 記憶部
106 音声出力部
107 表示制御部
108 表示部
110 タッチパネル付表示部
120 操作入力部
150 トラック情報テーブル
151 トラック識別子
152 トラック再生データ
153 座標対応再生制御情報
153a 座標
153b 再生制御情報
154 オブジェクトデータ
160 アバター情報
Claims (9)
- 演奏パターンが予め定められた基本トラックと並行して1以上の追加トラックを再生させる楽曲演奏装置であって、
追加トラックの再生タイミングを指示する操作を入力する操作入力部と、
指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っているか否かについて判定するタイミング判定部と、
前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていないと前記タイミング判定部により判定された場合には追加トラックの再生を行わず、前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていると前記タイミング判定部により判定された場合には、前記指示された再生タイミングにしたがって追加トラックを再生する再生制御部と、
前記タイミング判定部の判定結果に応じて表示態様が変化するタイミング反映画像を表示部に表示させる表示制御部とを備え、
前記表示制御部は、
追加トラックが再生されているときに、当該追加トラックに対応するオブジェクトをさらに表示させる
楽曲演奏装置。 - 前記表示制御部は、
前記タイミング反映画像としてアバターを表示させるとともに、前記追加トラックの再生が終了するのに応じて、前記追加トラックに対応するオブジェクトが前記アバターにより消去される態様の画像を表示させる
請求項1に記載の楽曲演奏装置。 - 前記表示制御部は、
好みの追加トラックが予め設定された前記タイミング反映画像としてのアバターについて、前記好みの追加トラックが多く再生されるほど機嫌が良くなるように表示させる
請求項1または2に記載の楽曲演奏装置。 - 前記再生制御部は、
複数種類の追加トラックのうちの1つの種類の追加トラックの再生を開始させる際に、前記1つの種類の追加トラックと同じ種類の追加トラックが再生中である場合には、前記同じ種類の追加トラックの再生を停止させ、前記1つの種類の追加トラックと異なる種類の追加トラックが再生中である場合には、前記異なる種類の追加トラックの再生を停止させない
請求項1から3のいずれか一項に記載の楽曲演奏装置。 - 前記タイミング判定部は、
前記指示された再生タイミングが、前記基本トラックにおける所定の分節単位を分解する所定の分解数に応じて前記分節単位に設定した分解位置番号のうちのいずれに対応するのかを認識し、当該認識した分解位置番号が、判定基準音符として設定された所定の音符の長さを示す音符対応分解数の倍数である場合に、前記指示された追加トラックの再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていると判定する
請求項1から4のいずれか一項に記載の楽曲演奏装置。 - 前記操作入力部は、
タッチパネルに対して行われる操作を入力し、
前記再生制御部は、
追加トラックの再生タイミングを指示する操作が行われた前記タッチパネルの位置に応じて、当該追加トラックの再生音の態様が変化するように制御する
請求項1から5のいずれか一項に記載の楽曲演奏装置。 - 前記再生制御部は、
追加トラックの再生タイミングを指示する操作としてのドラッグ操作に応じて変化する前記タッチパネルの位置に応じて、当該追加トラックの再生音の態様が変化するように制御する
請求項6に記載の楽曲演奏装置。 - 演奏パターンが予め定められた基本トラックと並行して1以上(1または複数)の追加トラックを再生させる楽曲演奏制御方法であって、
追加トラックの再生タイミングを指示する操作を入力する操作入力ステップと、
指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っているか否かについて判定するタイミング判定ステップと、
前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていないと前記タイミング判定ステップにより判定された場合には追加トラックの再生を行わず、前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていると前記タイミング判定ステップにより判定された場合には、前記指示された再生タイミングにしたがって追加トラックを再生する再生制御ステップと、
前記タイミング判定ステップの判定結果に応じて表示態様が変化するタイミング反映画像を表示部に表示させる表示制御ステップとを備え、
前記表示制御ステップは、
追加トラックが再生されているときに、当該追加トラックに対応するオブジェクトをさらに表示させる
楽曲演奏制御方法。 - 演奏パターンが予め定められた基本トラックと並行して1以上(1または複数)の追加トラックを再生させる楽曲演奏制御装置としてのコンピュータに、
追加トラックの再生タイミングを指示する操作を入力する操作入力ステップと、
指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っているか否かについて判定するタイミング判定ステップと、
前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていないと前記タイミング判定ステップにより判定された場合には追加トラックの再生を行わず、前記指示された再生タイミングが前記基本トラックのリズムに合っていると前記タイミング判定ステップにより判定された場合には、前記指示された再生タイミングにしたがって追加トラックを再生する再生制御ステップと、
前記タイミング判定ステップの判定結果に応じて表示態様が変化するタイミング反映画像を表示部に表示させ、追加トラックが再生されているときに、当該追加トラックに対応するオブジェクトをさらに表示させる表示制御ステップと
を実行させるためのプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157947A JP5773956B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012157947A JP5773956B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014021206A JP2014021206A (ja) | 2014-02-03 |
JP5773956B2 true JP5773956B2 (ja) | 2015-09-02 |
Family
ID=50196157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012157947A Active JP5773956B2 (ja) | 2012-07-13 | 2012-07-13 | 楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5773956B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6481822B2 (ja) * | 2015-04-30 | 2019-03-13 | 株式会社コナミデジタルエンタテインメント | ゲーム装置及びプログラム |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09101780A (ja) * | 1995-10-03 | 1997-04-15 | Roland Corp | 楽音制御装置 |
JP3849132B2 (ja) * | 1998-05-20 | 2006-11-22 | 株式会社セガ | ゲーム装置およびゲーム処理方法ならびにプログラムを記録した記録媒体 |
-
2012
- 2012-07-13 JP JP2012157947A patent/JP5773956B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014021206A (ja) | 2014-02-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5351373B2 (ja) | 演奏装置および演奏制御プログラム | |
US8858330B2 (en) | Music video game with virtual drums | |
US8696456B2 (en) | Music-based video game with user physical performance | |
US6634886B2 (en) | Amusement system having type practice function, typing practice system, and computer readable storage medium | |
JP2006192157A (ja) | ゲーム装置、ゲーム制御方法及びプログラム | |
JP6724879B2 (ja) | 再生制御方法、再生制御装置およびプログラム | |
JP5257966B2 (ja) | 音楽再生制御システム、音楽演奏プログラム、および演奏データの同期再生方法 | |
CN101506870A (zh) | 便携式和弦输出设备、计算机程序和记录介质 | |
EP1132443A2 (en) | Method for producing water based coating compositions | |
JP2004198759A (ja) | 楽音再生装置及び楽音再生プログラム | |
WO2015194509A1 (ja) | 動画像生成装置、動画像生成方法、プログラム、及び情報記憶媒体 | |
US8496516B2 (en) | Game device, tempo announcement method, information recording medium and program | |
JP5773956B2 (ja) | 楽曲演奏装置、楽曲演奏制御方法及びプログラム | |
JP2006187413A (ja) | プログラム、情報記憶媒体及びゲームシステム | |
JP2016198536A (ja) | プログラム、ゲーム装置及びゲーム進行方法 | |
JP7107720B2 (ja) | 運指表示プログラム | |
JP5399831B2 (ja) | 音楽ゲームシステム及びそのコンピュータプログラム並びに効果音データの生成方法 | |
JP4648707B2 (ja) | プログラム、情報記憶媒体及びゲームシステム | |
JP2004287144A (ja) | 音楽再生と動画表示の制御装置およびそのプログラム | |
JP7174456B1 (ja) | ゲームシステム、それに用いるコンピュータプログラム、及び制御方法 | |
JP6163755B2 (ja) | 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム | |
JP7107719B2 (ja) | 運指表示プログラム | |
JP5236559B2 (ja) | 音楽演奏ゲーム装置及び音楽演奏ゲーム装置の表示制御方法 | |
JP7092537B2 (ja) | 運指表示装置及び運指表示プログラム | |
KR101926421B1 (ko) | 음악 연주 게임장치, 게임방법 및 기록매체 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131218 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20141120 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150120 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150609 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150630 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5773956 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |