JP7087311B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents
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Description
このため、衛生洗浄装置では、洗浄水に紫外線を照射する紫外線照射部を設置し、該設置位置を流路切替部よりも上流側に紫外線照射部を設けることで、洗浄水に含まれる菌をより低減させることが提案されている。(例えば、特許文献1)
このように、除菌エリアを通過する単位時間当たりの洗浄水の流量が多い場合より除菌エリアを通過する単位時間当たりの洗浄水の流量が少ない場合のほうが、紫外線照射部から照射される紫外線の積算照射照度が高くなるように制御しているため、除菌エリアを通過する単位時間当たりの流量が少ないため流速が低下することで、吐水初期に導水部内に滞留していた洗浄水を新たに給水源から供給された洗浄水と置換するまでの時間が長くかかる場合であっても、長時間滞留する虞のある洗浄水をしっかりと除菌することができる。
従って、常に清潔な洗浄水で人体を洗浄することができ衛生上好ましい。
このように、除菌エリアを通過する洗浄水の流量によらず積算照射照度が一定の場合と比較して、除菌エリアを通過する洗浄水の流量が減少するに伴い、紫外線照射部への通電量が高くなるように制御しているため、吐水初期の長時間滞留する虞のある洗浄水に対して、より確実に除菌することができ、常に清潔な洗浄水で人体を洗浄することができる。
従って、常に清潔な洗浄水で人体を洗浄することができ衛生上好ましい。
図1は、本発明の実施形態における衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視模式図である。
図1に表したように、トイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
図2に表したように、衛生洗浄装置100は、水道や貯水タンクなどの給水源10からノズル473に至る導水部20を有する。つまり、導水部20は、給水源10から供給された水Wをノズル473に導く。導水部20は、例えば、以下に説明する電磁弁431、熱交換器440、流路切替部472などの各部と、これらの各部を接続する複数の配管である給水路20aによって形成される。
図3は、本発明の実施形態における除菌エリアを通過する水が受ける紫外線の積算照射照度と除菌率の関係である。図4は、本発明の実施形態における除菌エリアを通過する水が受ける紫外線の積算照射照度と除菌エリアを通過する単位時間当たりの流量との関係である。図5は、本発明の実施形態における紫外線照射部への投入電力と除菌エリアを通過する単位時間当たりの流量との関係である。図6は、本発明の実施形態における制御部による紫外線照射部への制御動作を示すフローチャートである。図7は、図6に示す紫外線照射動作に係るサブルーチンのフローチャートである。
除菌エリア462を通過する水Wが受ける紫外線Sの積算照射照度Iの増加に伴い、除菌エリア462を通過する水Wの除菌率は増加する。
ここで、積算照射照度Iは、水Wが除菌エリア462を通過するまでに要する時間と紫外線照射部460への投入電力P(紫外線の照射量)により算出される。
図6に示すように、紫外線照射部460に対する制御動作は全体としてステップS101~S106からなる処理である。
ステップS101において、制御部405は、制御部405に内蔵されたタイマーをスタートさせ吐水開始から経過した時間を計測する。
図7に示すように、紫外線照射部460に対する制御動作は全体としてステップS201~S206からなる処理である。
タイマーの経過時間が所定時間経過した場合(S201:Yes)は、ステップS202へ進み、タイマーの経過時間が所定時間経過していない場合(S201:No)は、ステップS203へ進む。
この所定時間は、単位時間当たりの流量が最小であるモード1において電磁弁431から流路切替部472までの間に滞留した水が新たに給水源10から供給された水Wに置換されるまでに要する程度である。
具体的には、制御部405は、紫外線照射部460への投入電力Pを単位時間当たりの流量が同条件での補正値を基準値に変更する。
流量変更指示がある場合(S203:Yes)は、ステップS204へ進み、流量変更指示がない場合(S203:No)は、図6に示すメインのフローへ戻る。
タイマーの経過時間が所定時間経過した場合(S204:Yes)は、ステップS205へ進み、タイマーの経過時間が所定時間経過していない場合(S204:No)は、ステップS206へ進む。
このようにすることで、特に、単位時間当たりの流量を小さいモードへ変更した場合、滞留した状態が維持されていた虞のある水Wのエネルギー損失が小さくなることで、一時的に滞留水が増加し除菌率が大きく低下したとしても、紫外線照射部460への投入電力Pを基準値よりも高めているため除菌率を高めることができる。
20 導水部
20a 給水路
21 おしり洗浄流路
22 やわらか洗浄流路
23 ビデ洗浄流路
24 表面洗浄流路
100 衛生洗浄装置
200 便座
300 便蓋
400 ケーシング
401 電源回路
404 着座検知センサ
405 制御部
431 電磁弁
440 熱交換器
442 流量センサ
450 流量調整部
460 紫外線照射部
462 除菌エリア
472 流路切替部
473 ノズル
476 ノズルモータ
478 ノズル洗浄室
480 ノズルユニット
800 便器
801 ボウル
I 積算照射照度
S 紫外線
W 水
P 投入電力
Claims (1)
- ノズルの吐水口から人体局部へ向けて洗浄水を吐水する衛生洗浄装置であって、
給水源から供給された洗浄水を前記ノズルに導く導水部と、
前記導水部を流れる洗浄水に紫外線を照射する紫外線照射部と、
前記導水部に設けられ、前記紫外線照射部から照射された紫外線を受ける除菌エリアと、
前記紫外線照射部からの紫外線の照射量及び前記除菌エリアを通過する洗浄水の流量を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、人体局部へ向けての洗浄水の吐水の開始から所定時間が経過する間、前記除菌エリアを通過する洗浄水の単位時間当たりの流量が多い場合より前記除菌エリアを通過する洗浄水の単位時間当たりの流量が少ない場合のほうが、前記除菌エリアに対する積算照射照度が高くなるように制御することを特徴とする衛生洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017181813A JP7087311B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 衛生洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2017181813A JP7087311B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 衛生洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2019056250A JP2019056250A (ja) | 2019-04-11 |
JP7087311B2 true JP7087311B2 (ja) | 2022-06-21 |
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ID=66107387
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017181813A Active JP7087311B2 (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 衛生洗浄装置 |
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JP2007245097A (ja) | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Toshiba Corp | 紫外線消毒装置 |
JP2014025442A (ja) | 2012-07-30 | 2014-02-06 | Hitachi Appliances Inc | ポンプ装置 |
JP2014233646A (ja) | 2013-05-30 | 2014-12-15 | 日機装株式会社 | 水浄化装置 |
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JP2016186174A (ja) | 2015-03-27 | 2016-10-27 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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