JP2023088539A - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】除菌光を効率よく照射できる衛生洗浄装置を提供する。【解決手段】使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する吐水口を有する局部洗浄ノズルと、前記局部洗浄ノズルを後退させた状態で、前記局部洗浄ノズルを収納可能なノズル収納部を有するケーシングと、前記ノズル収納部内に除菌作用を有する除菌光を照射する照光部と、人体を検知する人体検知センサと、前記人体検知センサの検知情報に基づいて、前記照光部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、1日を複数に区分けした区分期間内において、前記照光部が前記除菌光を照射する照射積算カウントを計測し、前記照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、前記区分期間内における前記除菌光の照射を停止させることを特徴とする衛生洗浄装置。【選択図】図6

Description

本発明の態様は、一般的に衛生洗浄装置に関する。
局部洗浄ノズルが収納されるノズル収納部内に向けて除菌光を照射する照光部を備えた衛生洗浄装置が知られている。特許文献1に記載された衛生洗浄装置は、照光部の積算作動時間が所定時間以上の場合に、照光部の作動を省エネモードで行って照光部の寿命低下を抑制している。
特開2021-85312号公報
例えば、照光部の積算作動時間が早くに所定時間に達した場合には、残りの時間帯が省エネモードになってしまう。そうすると、1日のうちで除菌光が照射される照射期間に偏りが発生してしまい、局部洗浄ノズルおよびノズル収納部を効率よく除菌することができない可能性がある。
本発明の態様は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、除菌光を効率よく照射できる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する吐水口を有する局部洗浄ノズルと、前記局部洗浄ノズルを後退させた状態で、前記局部洗浄ノズルを収納可能なノズル収納部を有するケーシングと、前記ノズル収納部内に除菌作用を有する除菌光を照射する照光部と、人体を検知する人体検知センサと、前記人体検知センサの検知情報に基づいて、前記照光部を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、1日を複数に区分けした区分期間内において、前記照光部が前記除菌光を照射する照射積算カウントを計測し、前記照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、前記区分期間内における前記除菌光の照射を停止させることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、人体非検知の場合に常時除菌光を照射させるときに比べて、照光部の寿命を向上させることができる。また、1日のなかで除菌光の照射期間の偏りを抑制できるので、局部洗浄ノズルやノズル収納部を効率よく除菌させることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記制御部は、各区分期間における前記照射積算カウントを合計した総照射カウントを計測することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、総照射カウントを計測することで、照光部から照射される除菌光の照射状況を管理することができる。
第3の発明は、第2の発明において、前記照射閾値は、第1照射閾値と、前記第1照射閾値よりも大きい第2照射閾値と、を有し、前記制御部は、1日における残区分期間での前記照射積算カウントが前記第1照射閾値に達したとしても、前記総照射カウントが1日の目標照射カウントに達しない場合に、前記照射閾値を前記第2照射閾値に設定することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、過去の区分期間で十分な除菌光の照射がなされていなくても、それ以降の区分期間で最終的に目標照射カウントに近づけることができる。また、第2照射閾値に設定されることにより、区分期間内で必要以上に除菌光が照射されるのを抑制することができる。
第4の発明は、第3の発明において、前記人体検知センサが人体検知状態から非検知状態になったときに、前記照光部が前記除菌光を照射可能となるまでのディレイ時間を有し、前記ディレイ時間は、第1ディレイ時間と、前記第1ディレイ時間よりも短い第2ディレイ時間と、を有し、前記制御部は、前記照射閾値が前記第1照射閾値に設定された場合には、前記ディレイ時間を前記第1ディレイ時間に設定し、前記照射閾値が前記第2照射閾値に設定された場合には、前記ディレイ時間を前記第2ディレイ時間に設定することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ディレイ時間が第2ディレイ時間に設定されることにより、区分期間内における除菌光の照射可能時間を第1ディレイ時間が設定された場合よりも長くすることができる。また、ディレイ時間が第2ディレイ時間に設定されることにより、人体検知センサが非検知状態となってから第1ディレイ時間が設定された場合よりも早期に除菌光を照射させることができる。これにより、目標照射カウントに達しない見込みの場合に、効果的に除菌光の照射を行うことができる。
第5の発明は、第3または第4の発明において、前記照光部は、第1照射強度と、前記第1照射強度よりも照射強度が大きい第2照射強度と、を有し、前記制御部は、前記照射閾値が前記第1照射閾値に設定された場合には、前記照光部の照射強度を前記第1照射強度に設定し、前記照射閾値が前記第2照射閾値に設定された場合には、前記照光部の照射強度を前記第2照射強度に設定することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、照射強度が第2照射強度に設定されることで、ノズル収納部や局部洗浄ノズルの菌の繁殖を効果的に抑制することができる。
本発明の態様によれば、除菌光を効率よく照射できる衛生洗浄装置が提供される。
実施形態に係る衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を示す斜視図である。 衛生洗浄装置の要部構成を示すブロック図である。 図3(a)および図3(b)は、衛生洗浄装置の局部洗浄ノズル周辺を示す断面図である。 衛生洗浄装置の内部構造を示す平面図である。 衛生洗浄装置のノズル蓋周辺を示す斜視図である。 照光部の作動制御を示す流れ図である。 除菌光照射中の照射カウント制御を示す流れ図である。 区分期間における照光部の作動制御の一例を示すタイムチャートである。 第1変形例に係る衛生洗浄装置の照射制御処理を示す流れ図である。 第2変形例に係る衛生洗浄装置の照射制御処理を示す流れ図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、実施形態に係る衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を示す斜視図である。
図1に示すように、トイレ装置は、腰掛大便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設置された衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの局部の洗浄を実現する局部洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、使用者の便座200への着座を検知する着座検知センサ404が設けられている。着座検知センサ404には、例えば接点のオン・オフによって着座を検知する機械式のスイッチや、静電容量の変化によって着座を検知する静電センサなどが用いられる。但し、着座検知センサ404は、これらに限ることなく、使用者の便座200への着座を検知可能な任意のセンサでよい。着座検知センサ404は、本発明の人体検知センサを構成している。
着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部500(図2参照)を操作すると、局部洗浄ノズル(以下説明の便宜上、単に「ノズル」と称する)473を便器800のボウル801内に進出させたり、ボウル801内から後退させたりすることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。
ノズル473は、人体局部に向けて水(洗浄水)を吐出し、人体局部の洗浄を行う。ノズル473の先端部には、ビデ洗浄吐水口474aおよびおしり洗浄吐水口474bが設けられている。ノズル473は、その先端に設けられたビデ洗浄吐水口474aから水を噴射して、便座200に座った女性の女性局部を洗浄することができる。あるいは、ノズル473は、その先端に設けられたおしり洗浄吐水口474bから水を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」を洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
「おしり」を洗浄するモードのなかには、例えば「おしり洗浄」と、「おしり洗浄」よりもソフトな水流で優しく洗浄する「やわらか洗浄」と、が含まれる。ノズル473は、例えば「ビデ洗浄」と、「おしり洗浄」と、「やわらか洗浄」と、を実行することができる。
なお、図1に表したノズル473では、ビデ洗浄吐水口474aがおしり洗浄吐水口474bよりもノズル473の先端側に設けられているが、ビデ洗浄吐水口474aおよびおしり洗浄吐水口474bの設置位置は、これだけに限定されるわけではない。ビデ洗浄吐水口474aは、おしり洗浄吐水口474bよりもノズル473の後端側に設けられていてもよい。また、図1に表したノズル473では、2つの吐水口が設けられているが、3つ以上の吐水口が設けられていてもよい。
図2は、衛生洗浄装置の要部構成を示すブロック図である。
図2では、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図2に示すように、衛生洗浄装置100は、導水部20を有する。導水部20は、水道や貯水タンクなどの給水源10からノズル473に至る管路20aを有する。導水部20は、管路20aにより、給水源10から供給された水をノズル473に導く。管路20aは、例えば以下に説明する電磁弁431、熱交換器ユニット440、流路切替部472などの各部と、これらの各部を接続する複数の配管と、によって形成される。
導水部20の上流側には、電磁弁431が設けられている。電磁弁431は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部405からの指令に基づいて水の供給を制御する。換言すれば、電磁弁431は、管路20aを開閉する。電磁弁431を開状態にすることにより、給水源10から供給された水が、管路20aに流れる。
電磁弁431の下流には、調圧弁432が設けられている。調圧弁432は、給水圧が高い場合に、管路20a内の圧力を所定の圧力範囲に調整する。調圧弁432の下流には、逆止弁433が設けられている。逆止弁433は、管路20a内の圧力が低下した場合などに、逆止弁433よりも上流側への水の逆流を抑制する。
逆止弁433の下流には、熱交換器ユニット440(加熱部)が設けられている。熱交換器ユニット440は、ヒータを有し、給水源10から供給された水を加熱して規定の温度まで昇温する。すなわち、熱交換器ユニット440は、温水を生成する。
熱交換器ユニット440は、例えばセラミックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器である。瞬間加熱式の熱交換器は、貯湯タンクを用いた貯湯加熱式の熱交換器と比較すると、短い時間で水を規定の温度まで昇温させることができる。なお、熱交換器ユニット440は、瞬間加熱式の熱交換器には限定されず、貯湯加熱式の熱交換器であってもよい。また、加熱部は、熱交換器に限ることなく、例えばマイクロ波加熱を利用するものなど、他の加熱方式を用いたものでもよい。
熱交換器ユニット440は、制御部405と接続されている。制御部405は、例えば使用者による操作部500の操作に応じて熱交換器ユニット440を制御することにより、操作部500で設定された温度に水を昇温する。
熱交換器ユニット440の下流には、流量センサ442が設けられている。流量センサ442は、熱交換器ユニット440から吐出された水の流量を検知する。すなわち、流量センサ442は、管路20a内を流れる水の流量を検知する。流量センサ442は、制御部405に接続されている。流量センサ442は、流量の検知結果を制御部405に入力する。
流量センサ442の下流には、電解槽ユニット450が設けられている。電解槽ユニット450は、内部を流れる水道水を電気分解することにより、水道水から次亜塩素酸を含む液(機能水)を生成する。電解槽ユニット450は、制御部405に接続されている。電解槽ユニット450は、制御部405による制御に基づいて、機能水の生成を行う。
電解槽ユニット450において生成される機能水は、例えば、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される機能水は、電解塩素やオゾンなどを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される機能水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。
電解槽ユニット450の下流には、バキュームブレーカ(VB)452が設けられている。バキュームブレーカ452は、例えば、水を流すための流路と、流路内に空気を取り込むための吸気口と、吸気口を開閉する弁機構と、を有する。弁機構は、例えば流路に水が流れている時に吸気口を塞ぎ、水の流れの停止とともに吸気口を開放して流路内に空気を取り込む。すなわち、バキュームブレーカ452は、導水部20に水の流れが無い時に、管路20a内に空気を取り込む。弁機構には、例えば、フロート弁が用いられる。
バキュームブレーカ452は、上記のように管路20a内に空気を取り込むことにより、例えば、管路20aのバキュームブレーカ452よりも下流の部分の水抜きを促進させる。バキュームブレーカ452は、例えばノズル473の水抜きを促進する。このように、バキュームブレーカ452は、ノズル473内の水を抜いてノズル473内に空気を取り込むことにより、例えばノズル473内の洗浄水やボウル801内に溜まった汚水などが、給水源10(上水)側に逆流してしまうことを抑制する。
バキュームブレーカ452の下流には、圧力変調部454が設けられている。圧力変調部454は、導水部20の管路20a内の水の流れに脈動または加速を与え、ノズル473のビデ洗浄吐水口474aおよびおしり洗浄吐水口474bやノズル洗浄部478の吐水部から吐水される水に脈動を与える。すなわち、圧力変調部454は、管路20a内を流れる水の流動状態を変動させる。圧力変調部454は、制御部405に接続されている。圧力変調部454は、制御部405による制御に基づいて、水の流動状態を変動させる。圧力変調部454は、管路20a内の水の圧力を変動させる。
圧力変調部454の下流には、流量調整部471が設けられている。流量調整部471は、水勢(流量)の調整を行う。流量調整部471の下流には、流路切替部472が設けられている。流路切替部472は、ノズル473やノズル洗浄部478への給水の開閉や切替を行う。流量調整部471および流路切替部472は、1つのユニットとして設けてもよい。流量調整部471および流路切替部472は、制御部405に接続されている。流量調整部471および流路切替部472の動作は、制御部405によって制御される。
流路切替部472の下流には、ノズル473、ノズル洗浄部478、および噴霧ノズル479が設けられている。ノズル473は、ノズルモータ476からの駆動力を受け、便器800のボウル801内に進出したり、ボウル801内から後退したりする。つまり、ノズルモータ476は、制御部405からの指令に基づいてノズル473を進出および後退させる駆動装置である。
ノズル洗浄部478は、例えば吐水部から機能水あるいは水を噴射することにより、ノズル473の外周表面(胴体)を洗浄する。噴霧ノズル479は、洗浄水や機能水をミスト状にしてボウル801に噴霧する。この例では、人体を洗浄するためのノズル473とは別に噴霧ノズル479を設けている。これに限ることなく、ミスト状の液体をボウル801に噴霧するための吐水口をノズル473に設けてもよい。
また、流路切替部472の下流には、おしり洗浄流路21と、やわらか洗浄流路22と、ビデ洗浄流路23と、が設けられている。おしり洗浄流路21およびやわらか洗浄流路22は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をおしり洗浄吐水口474bへ導く。ビデ洗浄流路23は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をビデ洗浄吐水口474aへ導く。
また、流路切替部472の下流には、表面洗浄流路24と、噴霧用流路25と、が設けられている。表面洗浄流路24は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をノズル洗浄部478の吐水部へ導く。噴霧用流路25は、導水部20を介して給水源10から供給される水や電解槽ユニット450において生成された機能水を噴霧ノズル479に導く。
制御部405は、流路切替部472を制御することにより、おしり洗浄流路21、やわらか洗浄流路22、ビデ洗浄流路23、表面洗浄流路24と、および噴霧用流路25の各流路の開閉を切り替える。このように、流路切替部472は、ビデ洗浄吐水口474a、おしり洗浄吐水口474b、ノズル洗浄部478、および噴霧ノズル479などの複数の吐水口のそれぞれについて、管路20aに連通させた状態と、管路20aに連通させない状態と、を切り替える。
制御部405は、電源回路401から電力を供給され、入室検知センサ403や、着座検知センサ404や、流量センサ442や、操作部500などからの信号に基づいて、電磁弁431や、熱交換器ユニット440や、電解槽ユニット450や、圧力変調部454や、流量調整部471や、流路切替部472や、ノズルモータ476などの動作を制御する。
また、制御部405は、入室検知センサ403や着座検知センサ404の検知情報に基づいて、照光部700を制御する。照光部700は、ノズル473の周辺(後述のノズル収納部など)に除菌作用を有する光である除菌光を照射する。照光部700については、後述する。なお、各機能部を制御する制御部は、1つの制御部405に集約されずに、複数設けられていてもよい。
入室検知センサ403は、トイレ室に入室した使用者を検知する。図1に示すように、入室検知センサ403は、ケーシング400の上面に形成された凹設部409に埋め込まれるように設けられ、便座200から離れた位置にいる使用者(人体)を検知する。換言すれば、入室検知センサ403は、衛生洗浄装置100の近傍にいる使用者を検知する。また、便蓋300の後部には透過窓310が設けられている。そのため、便蓋300が閉じた状態において、入室検知センサ403は、透過窓310を介して使用者の存在を検知することができる。
入室検知センサ403には、例えば赤外線を用いた測距センサ、焦電センサ、マイクロ波センサなどが用いられる。但し、入室検知センサ403は、これらに限ることなく、便座200から離れた位置にいる使用者を検知可能な任意のセンサでよい。入室検知センサ403は、本発明の人体検知センサを構成している。
衛生洗浄装置100は、開閉機構420と、便座位置検知センサ422と、をさらに備える。開閉機構420は、便蓋300を開閉駆動する。開閉機構420は、例えばモータなどによって構成される。開閉機構420は、制御部405と接続され、制御部405の制御に基づいて作動することにより、便蓋300を閉じ位置と開き位置とに移動させる。制御部405は、例えば入室検知センサ403による使用者の検知に応答して、便蓋300を自動的に開く。
便座位置検知センサ422は、便座200の開動作を検知する。便座位置検知センサ422は、制御部405と接続され、便座200の開動作の検知結果を制御部405に入力する。便座位置検知センサ422は、例えば便座200の閉じ位置から開き位置への移動の開始を便座200の開動作として検知する。換言すれば、便座位置検知センサ422は、便座200が閉じ位置から離れたことを便座200の開動作として検知する。
便座位置検知センサ422は、例えば便座200の開き位置への移動を便座200の開動作として検知してもよい。便座位置検知センサ422が検知する便座200の開動作は、閉じ位置から離れた任意の位置への便座200の移動でよい。換言すれば、便座位置検知センサ422は、便座200が閉じ位置に無いことを検知可能に構成されていればよい。なお、便座200の閉じ位置は、換言すれば、便座200を下げた状態であり、便座200の開き位置は、換言すれば、便座200を上げた状態である。
便座位置検知センサ422には、例えば機械式のスイッチ、磁気センサ、あるいは光学センサなどが用いられる。但し、便座位置検知センサ422は、これらに限ることなく、便座200の開動作を検知可能な任意のセンサでよい。
衛生洗浄装置100は、例えば便座200を開閉駆動する開閉機構や便蓋300の開動作を検知する検知センサなどをさらに備えてもよい。なお、開閉機構420および便座位置検知センサ422は、必要に応じて設けられ、省略可能である。衛生洗浄装置100は、必ずしも便座200や便蓋300の自動開閉機能を有していなくてもよい。衛生洗浄装置100は、必ずしも便座200や便蓋300の開動作の検知機能を有していなくてもよい。
また、ケーシング400には、便座200に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。この際、ケーシング400の側面には、脱臭ユニットからの排気口407および室内暖房ユニットからの排出口408が適宜設けられる。ただし、本発明においては、衛生洗浄機能部やその他の付加機能部は必ずしも設けなくてもよい。
図3(a)および図3(b)は、衛生洗浄装置の局部洗浄ノズル周辺を示す断面図である。
図4は、衛生洗浄装置の内部構造を示す平面図である。
図5は、衛生洗浄装置のノズル蓋周辺を示す斜視図である。
なお、図4では、衛生洗浄装置100のノズル473や照光部700以外の構成が省略されている。
図3(a)および図4に表したように、ケーシング400は、ノズル473を後退させた状態において、ノズル473の全体を収納可能なノズル収納部480を有する。ノズル収納部480は、ノズル473を収納するための収納空間となっている。ノズル収納部480には、ノズル支持部482およびノズル洗浄部478が設けられている。
ノズル支持部482は、ノズル473の下方においてノズル473を支持する。ノズル支持部482は、後方から前方に向かう方向において、下方に傾斜している。ノズル473は、ノズル支持部482に対して摺動しながら、進出および後退する。ノズル収納部480には、例えばノズル473を収納する筒状の部材が設けられてもよい。
ノズル洗浄部478は、ノズル支持部482の前端に取り付けられている。図3(a)および図3(b)に表したように、ノズル洗浄部478は、洗浄水を吐水する吐水穴が形成された吐水部478aと、その支持体478bと、を含む。図3(a)、図3(b)に表したように、ノズル収納部480の前端には、開口481が設けられている。開口481は、ケーシング400の前端の下部に設けられている。ノズル洗浄部478は、開口481の後方に位置する。ノズル洗浄部478は、例えばノズル473が進退する際に、吐水部478aから機能水あるいは水を噴射することにより、ノズル473の外周表面(胴体)を洗浄する(セルフクリーニング)。
ノズル473の前方には、ノズル蓋600が設けられている。ノズル蓋600は、ノズル収納部480の前端に設けられた開口481に対して開閉可能に設けられる。ノズル蓋600は、図3(b)に表すように、ノズル473が進出した状態では開口481を開く開状態であり、図3(a)に表すように、ノズル473の全体がノズル収納部480に収納された状態では開口481を閉じる閉状態である。例えば、ノズル蓋600が閉状態のとき、開口481の前方は、ノズル蓋600により塞がれている。
ノズル473は、使用されていない状態では、図3(a)に表すように、ノズル収納部480に収納されている。ノズル473によって局部洗浄が行われる場合、ノズル収納部480に対してノズル473が前下方に摺動する。ノズル473が前下方に摺動すると、ノズル473がノズル洗浄部478に接触して、ノズル洗浄部478の吐水部478aおよびノズル蓋600が上方に押し上げられる。例えば、ノズル473が所定の位置に到達するまでの間に、吐水部478aからの吐水によって、ノズル473が洗浄される。
図3(b)に表すように、ノズル473が所定の位置に到達すると、ビデ洗浄吐水口474aまたはおしり洗浄吐水口474bから使用者の局部に向けて水が吐出され、洗浄が行われる。局部洗浄が完了すると、ノズル473は、ノズル収納部480に向けて後上方に摺動する。例えば、ノズル473がノズル収納部480に収納されるまでの間に、吐水部478aからの吐水によって、ノズル473が洗浄される。ノズル473は、所定の位置まで後退し、図3(a)に表した状態のように、ノズル収納部480に収納される。
図3(a)、図3(b)、および図4に表したように、衛生洗浄装置100は、除菌作用を有する除菌光を照射する照光部700を備えている。照光部700は、例えばケーシング400の内部に設けられ、ノズル収納部480内に除菌光を照射する。図4に表したように、この例では、ケーシング400の内部に2つの照光部700が設けられている。
2つの照光部700は、ノズル支持部482の下方の左右の側部にそれぞれ設けられており、2つの照光部700の間の上方に位置するノズル支持部482およびノズル473に向けて除菌光を照射する。また、2つの照光部700は、ノズル収納部480の前方側(開口481側)にそれぞれ設けられており、ノズル収納部480の前方側に除菌光を照射する。
照光部700は、例えば発光素子720(発光体)を有する。発光素子720は、例えばLED(Light Emitting Diode)である。発光素子720は、LEDに限ることなく、例えば、LD(Laser Diode)やOLED(Organic Light Emitting Diode)などでもよい。発光素子720は、例えば冷陰極管や熱陰極管であってもよい。
発光素子720により放射される除菌光の波長は、例えば、250nm~480nmである。発光素子720は、例えば、基板を介して制御部405に接続されており、制御部405の制御に基づいて、点灯および消灯する。制御部405は、発光素子720の点灯および消灯を制御することで、照光部700の作動を制御する。また、制御部405は、例えば、発光素子720に印加する電圧を調整することで、発光素子720の放射強度を制御してもよい。
照光部700は、ノズル収納部480内に除菌光を照射する。これにより、ノズル収納部480は、除菌光によって除菌される。また、この例では、照光部700は、ノズル蓋600にも除菌光を照射する。これにより、ノズル蓋600も、除菌光によって除菌される。
照光部700は、例えば除菌光の照射により、ノズル収納部480およびノズル473などに付着した菌の少なくとも一部を死滅または不活性化させる。これにより、照光部700は、ノズル収納部480およびノズル473などに付着した生きた菌を減らす。このように、照光部700は、除菌光の照射により、ノズル収納部480およびノズル473などを除菌する。
制御部405は、人体検知センサ(着座検知センサ404や入室検知センサ403)の検知情報に基づいて、照光部700を制御する。制御部405は、例えば人体検知センサが人体を検知していない場合(非検知の場合)に、照光部700を作動(照射ON)させる。すなわち、制御部405は、トイレ装置が使用されていない期間に、ノズル収納部480およびノズル473に除菌光を照射させる。
制御部405は、人体検知センサのうち、少なくとも着座検知センサ404が人体を検知していない場合に、照光部700を作動(照射ON)させてもよいし、着座検知センサ404と入室検知センサ403との両方が人体を検知していない場合に、照光部700を作動(照射ON)させてもよい。
制御部405は、1日を複数に区分けした区分期間内において、照光部700が除菌光を照射する照射積算カウントを計測する。1つの区分期間は、例えば1日を2分割以上(好ましくは、16~96分割)した任意の時間とすることができる。一例を挙げると、区分期間は、例えば1時間とすることができる。区分期間を1時間とした場合には、1日を24区分に分割することになる。例えば、12:00~13:00までを1つの区分期間とし、13:00~14:00を次の区分期間とすることができる。照射積算カウントは、例えば1分ごとの時間のカウントとなっている。照射積算カウントは、時間当たりの照度(照射時間×除菌光の強度)などの仕事率としていてもよい。
制御部405は、区分期間において、照射積算カウントが照射閾値以上になるまで照光部700をON(除菌光照射)させる。制御部405は、区分期間内で照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、区分期間内における除菌光の照射を停止させる。すなわち、区分期間内で照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、人体検知センサが非検知の場合でも、除菌光の照射はしないようになっている。
照射閾値は、制御部405の記憶部にあらかじめ記憶されている。照射閾値は、設定された区分期間よりも短い時間となっている。照射閾値は、例えば1日の総照射カウントが目標照射カウントに近づくような値に設定されている。総照射カウントは、複数の区分期間における照射積算カウントを合計したものである。
一例を挙げると、区分期間が1時間の場合で、1日に必要な照射時間(目標照射カウント)を8時間で設定されたときには、照射閾値が20分に設定される。すなわち、照光部700は、各区分期間で除菌光を20分照射することにより、1日で除菌光を8時間照射させることができる。照射閾値は、例えば区分期間の1/3程度の時間に設定される。目標照射カウントおよび照射閾値は、除菌光の強度やトイレ装置の使用頻度などを考慮して、実験、シミュレーションにより設定される。
本発明の実施形態による衛生洗浄装置100は、上述の如き構成を有するもので、次に制御部405による除菌光の照射制御について説明する。
図6は、照光部の作動制御を示す流れ図である。
図6による制御処理は、例えば制御部405の記憶部にあらかじめ格納されている。図6による制御処理は、例えば衛生洗浄装置100の電源が投入されてから所定の周期で実行される。また、各ステップは、「S」で表している。
まず、S1では、区分期間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部405は、次の区分期間に移行したか否かを監視している。そして、S1で「YES」、すなわち区分期間が経過したと判定された場合には、S2に進む。一方、S1で「NO」、すなわち区分期間が経過していないと判定された場合には、S3に進む。
S2では、照射積算カウントを記憶するとともに、照射積算カウントをリセットする。すなわち、制御部405は、次の区分期間に移行した場合には、前回の区分期間で照射された除菌光の照射積算カウントを記憶部に記憶させる。この場合、照射積算カウントは、最大値で照射閾値となる。また、制御部405は、照射積算カウントをリセットして、今回の区分期間における照射積算カウントの計測を開始する。
S3では、人体検知か否かを判定する。すなわち、制御部405は、入室検知センサ403や着座検知センサ404から使用者(人体)を検知している検知信号を受信しているか否かを判定する。そして、S3で「YES」、すなわち人体検知があると判定された場合には、S6に進む。一方、S3で「NO」、すなわち人体検知がないと判定された場合には、S4に進む。
S4では、ディレイ時間が経過したか否かを判定する。ディレイ時間は、人体検知部が人体検知から人体非検知となった後に設定される猶予期間となっている。すなわち、ディレイ時間は、人体検知状態を意図的に継続させた遅延時間となっている。ディレイ時間は、数分(例えば、1分~5分)に設定されている。ディレイ時間を設けることにより、使用者に除菌光が照射されるのをより抑制することができる。なお、ディレイ時間は、必要に応じて設けられていればよく、設定されなくてもよい。
そして、S4で「YES」、すなわち、ディレイ時間が経過したと判定された場合には、S5に進む。一方、S4で「NO」、すなわち、ディレイ時間が経過していないと判定された場合には、S6に進む。
S5では、照射積算カウントが照射閾値以上か否かを判定する。すなわち、制御部405は、現在の区分期間内での除菌光の照射積算カウントと、記憶部に記憶された照射閾値と、を比較する。照射積算カウントは、後述する図7による制御処理で実行される。そして、S5で「YES」、すなわち照射積算カウントが照射閾値以上であると判定された場合には、S6に進む。一方、S5で「NO」、すなわち照射積算カウントが照射閾値未満であると判定された場合には、S7に進む。
S6では、照光部をOFF(消灯)とする。すなわち、制御部405は、人体検知がある場合(S3で「YES」)、ディレイ時間が経過していない場合(S4で「NO」)、および照射積算カウントが照射閾値以上となっている場合(S5で「YES」)のいずれか1つの条件を満たす場合には、除菌光の照射を禁止(停止)させて、エンドとする。
一方、S7では、照光部をON(照射)とする。すなわち、制御部405は、人体検知がない場合(S3で「NO」)、ディレイ時間が経過している場合(S4で「YES」)、および照射積算カウントが照射閾値以上となっていない場合(S5で「NO」)の全ての条件を満たす場合には、除菌光を照射させて、エンドとする。この場合、制御部405は、照射積算カウントの計測を行う。
次に、照光部700が除菌光を照射している場合(図6のS7が実行された場合)の照射カウント制御について、図7を参照して説明する。
図7は、除菌光照射中の照射カウント制御を示す流れ図である。
図7による制御処理は、例えば制御部405の記憶部にあらかじめ格納されている。図7による制御処理は、照光部700が除菌光の照射を始めてから所定の周期で実行され、照光部700が除菌光の照射を停止(図6のS6が実行された場合)したら終了する。また、図7では、各ステップを「S」で表している。
S11では、1分経過したか否かを判定する。すなわち、制御部405は、照光部700が除菌光の照射を始めてから1分ごとに時間を計測する。そして、S11で「YES」、すなわち1分経過したと判定された場合には、S12に進む。一方、S11で「NO」、すなわち1分経過していないと判定された場合には、エンドとなり、経過時間の監視を継続する。
S12では、照射積算カウントを1加算する。すなわち、制御部405は、照光部700が除菌光を照射している場合に、1分ごとに照射積算カウントを加算して、記憶部に記憶させる。制御部405は、記憶部に更新記憶された照射積算カウントと、照射閾値とを比較して、照光部700の作動を制御する(図6のS5参照)。
S13では、総照射カウントを1加算する。総照射カウントは、区分期間に関係なく、1日における照光部700が除菌光を照射したカウントとなっている。総照射カウントは、例えば衛生洗浄装置100の電源が投入された時刻から1日の照射時間(照射カウント)を計測してもよいし、あらかじめ設定された時刻から1日の照射時間(照射カウント)を計測してもよい。
制御部405は、照光部700が除菌光を照射している場合に、1分ごとに総照射カウントを加算して記憶部に記憶させる。総照射カウントは、1日の最後の区分期間が終了したときにリセットされるとともに、例えばその日付に対応させて記憶部に記憶される。そして、制御部405は、最後の区分期間が終了(24時間が経過)すると初期設定に戻り、次の日付の照射制御処理を開始する。なお、S13による総照射カウントは、必要に応じて実行されていてもよい。
衛生洗浄装置100の管理者は、記憶部に記憶された照射積算カウントや総照射カウントを確認することで、各区分期間における除菌光の照射状況や、1日における除菌光の総照射状況を認識することができる。
次に、1つの区分期間における除菌光の照射状況の一例について、図8を参照して説明する。
図8は、区分期間における照光部の作動制御の一例を示すタイムチャートである。
図8では、1つの区分期間が1時間(例えば、12:00~13:00)で設定された場合のタイムチャートを例に挙げて表している。この例では、照射閾値を20分、ディレイ時間を3分に設定している。
まず、12:00になったときに、制御部405は、前回の区分期間(11:00~12:00)における照射積算カウントをリセットする。また、制御部405は、前回の区分期間の照射積算カウントを、その区分期間に対応付けて記憶部に記憶させる。そして、制御部405は、12:00から新たに照射積算カウントを計測する。
12:00~12:05までは、人体検知センサが人体を検知(ON)している。従って、制御部405は、照光部700をOFF(消灯)にする。12:05に人体検知センサが人体非検知(OFF)となると、制御部405は、ディレイ時間の計測を開始する。12:05~12:08までは、ディレイ時間継続中となっているので、制御部405は、人体非検知でも照光部700をOFFに維持する。
12:08にディレイ時間が終了すると、制御部405は、人体検知センサが人体非検知であることおよび照射積算カウントが照射閾値(20分)以上となっていないことを確認して、照光部700をON(照射)させる。また、制御部405は、照光部700の作動中(照射中)に、1分ごとに照射積算カウントを加算する。
12:15に人体検知センサが人体を検知すると、制御部405は、照光部700をOFFにする。また、制御部405は、12:08~12:15までの照射積算カウントである7分を記憶部に記憶させる。12:15~12:35までは、人体検知センサが人体を検知しているので、制御部405は、照光部700をOFFにする。
そして、12:35に人体検知センサが人体非検知(OFF)となると、制御部405は、ディレイ時間の計測を開始する。12:35~12:38までは、ディレイ時間継続中となっているので、制御部405は、人体非検知でも照光部700をOFFに維持する。
12:38にディレイ時間が終了すると、制御部405は、人体検知センサが人体非検知であることおよび照射積算カウント(7分)が照射閾値(20分)以上となっていないことを確認して、照光部700をON(照射)させる。また、制御部405は、照光部700の作動中(照射中)に、記憶部に記憶された7分から1分ごとに照射積算カウントを加算する。
12:51になると、この区分期間での照射積算カウントが照射閾値である20分(7分+13分)に到達する。これにより、制御部405は、人体検知センサが人体非検知の状態であり、ディレイ時間継続中でなくても、照光部700をOFFにする。そして、制御部405は、今回の区分期間における除菌光の照射を停止(終了)させる。
かくして、実施形態による衛生洗浄装置100は、使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する吐水口(ビデ洗浄吐水口474aや洗浄吐水口474b)を有する局部洗浄ノズル473と、局部洗浄ノズル473を後退させた状態で、局部洗浄ノズル473を収納可能なノズル収納部480を有するケーシング400と、ノズル収納部480内に除菌作用を有する除菌光を照射する照光部700と、人体を検知する人体検知センサ(入室検知センサ403や着座検知センサ404)と、人体検知センサの検知情報に基づいて、照光部700を制御する制御部405と、を備え、制御部405は、1日を複数に区分けした区分期間内において、照光部700が除菌光を照射する照射積算カウントを計測し、照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、区分期間内における除菌光の照射を停止させる。
すなわち、衛生洗浄装置100は、1日を複数の区分期間に分割して、各区分期間で除菌光照射の最大照射時間(照射閾値)を決定している。これにより、1日の最大照射時間が決まっている場合に、例えばトイレが使用されない夜間などで除菌光の照射が集中するような照射期間の偏りを抑制できる。その結果、ノズル収納部480およびノズル473を効率よく除菌させることができる。また、必要以上に除菌光を照射させないので、照光部700の寿命を向上できる。
また、制御部405は、各区分期間における照射積算カウントを合計した総照射カウントを計測する。これにより、照光部700から照射される除菌光の照射状況を管理することができる。
図9は、第1変形例に係る衛生洗浄装置の照射制御処理を示す流れ図である。
第1変形例に係る照射制御処理は、除菌光の照射が1日の目標照射カウントに近づくように、各区分期間での照射閾値を変更させることができるようになっている。
照射閾値は、第1照射閾値と、第1照射閾値よりも大きい第2照射閾値と、を有している。また、ディレイ時間は、第1ディレイ時間と、第1ディレイ時間よりも短い第2ディレイ時間と、を有している。第1照射閾値および第1ディレイ時間は、初期設定時の値となっている。第2照射閾値および第2ディレイ時間は、総照射カウントを最終的に1日の目標照射カウントに近づけるために設定される値となっている。各区分期間では、第1照射閾値および第1ディレイ時間と、第2照射閾値および第2ディレイ時間と、が選択的に設定されるようになっている。
図9に示す制御処理は、例えば制御部405の記憶部にあらかじめ記憶されている。この例では、区分期間が60分(1時間)で24区分(第1~第24区分期間)、第1照射閾値が20分、第2照射閾値が25分、第1ディレイ時間が3分、第2ディレイ時間が1分、および1日の目標照射カウントが480分(第1照射閾値:20分×区分:24)に設定され、第2区分期間が終了(初期設定から2時間経過)した場合の制御処理について説明する。
S21では、区分期間が経過したか否かを判定する。すなわち、制御部405は、あらかじめ設定された1つの区分期間が終了したか否かを判定する。そして、S21で「YES」、すなわち、区分期間が経過したと判定された場合には、S22に進む。一方、S21で「NO」、すなわち、区分期間が経過していない判定された場合には、区分期間の経過を監視する。
S22では、残り総照射カウントを演算する。すなわち、制御部405は、あらかじめ設定された目標照射カウントから記憶部に記憶された総照射カウントを減算させて、残り総照射カウントを演算する。
例えば、例1として、第1区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達した20分で、第2区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達した20分であった場合には、総照射カウントが40分となる。この場合、残り総照射カウントは、目標照射カウント(480分)から総照射カウント(40分)を減算した440分となる。
一方、例2として、第1区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達した20分で、第2区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達せずに10分であった場合には、総照射カウントが30分となる。この場合、残り総照射カウントは、目標照射カウント(480分)から総照射カウント(30分)を減算した450分となる。
次のS23では、残区分期間枠数を演算する。すなわち、制御部405は、残り時間を区分時間で割ることにより、残区分期間枠数を演算する。この例では、第2区分期間が終了したときであるので、残り時間が22時間であり、区分時間が1時間であるので、残区分期間枠数は、22時間を1時間で割った22枠となる。なお、S23は、S22の前に実行されていてもよい。
S24では、残り照射可能カウントを演算する。すなわち、制御部405は、残区分期間枠数に第1照射閾値をかけて、残り照射可能カウントを演算する。換言すると、残り照射可能カウントは、1日における残区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達したと仮定した場合のカウントとなっている。この例では、残区分期間枠数が22枠であり、第1照射閾値が20分であるので、残り照射可能カウントは、22枠に20分をかけた440分となる。
S25では、残り照射可能カウントが残り総照射カウント未満か否かを判定する。すなわち、制御部405は、現在までの除菌光照射が順調になされているか否かを判定する。制御部405は、S24で演算された残り照射可能カウントと、S22で演算された残り総照射カウントと、を比較する。そして、S25で「NO」、すなわち残り照射可能カウントが残り総照射カウント以上になっていると判定された場合には、S26に進む。一方、S25で「YES」、すなわち残り照射可能カウントが残り総照射カウント未満になっていると判定された場合には、S28に進む。
例えば、例1の場合には、残り総照射カウントが440分であり、残り照射可能カウントが440分となっている。従って、例1の場合には、残り照射可能カウントが残り総照射カウント以上となっているので、S26に進むことになる。
一方、例2の場合には、残り総照射カウントが450分であり、残り照射可能カウントが440分となっている。従って、例2の場合には、残り照射可能カウントが残り総照射カウント未満となっているので、S28に進むことになる。
S26では、第1照射閾値に設定する。すなわち、制御部405は、今回の区分期間(例えば、第3区分期間)における照射閾値を、第1照射閾値(20分)に設定する。これにより、今回の区分期間では、除菌光の照射が最大で20分行われることになる。
S27では、第1ディレイ時間に設定する。すなわち、制御部405は、図6のS4での制御処理におけるディレイ時間を、第1ディレイ時間(3分)に設定して、エンドとする。このように、1日の目標照射カウントに向けて除菌光の照射が順調になされている場合には、通常の第1照射閾値および通常の第1ディレイ時間が設定される。
S28では、第2照射閾値に設定する。すなわち、制御部405は、今回の区分期間(例えば、第3区分期間)における照射閾値を、第2照射閾値(25分)に設定する。これにより、今回の区分期間では、通常時(第1照射閾値)である20分よりも長い25分の除菌光の照射が可能となる。
S29では、第2ディレイ時間に設定する。すなわち、制御部405は、図6のS4での制御処理におけるディレイ時間を、第2ディレイ時間(1分)に設定して、エンドとする。ディレイ時間を通常時(第1ディレイ時間)である3分よりも短い1分とすることで、人体検知センサが人体非検知(図6のS3で「NO」)となってから除菌光の照射を早期に開始させることができる。このように、1日の目標照射カウントに向けて除菌光の照射が順調になされていない場合には、第1照射閾値よりも大きい値の第2照射閾値および第1ディレイ時間よりも短い値の第2ディレイ時間が設定される。
かくして、第1変形例に係る衛生洗浄装置100によれば、照射閾値は、第1照射閾値と、第1照射閾値よりも大きい第2照射閾値と、を有し、制御部405は、1日における残区分期間での照射積算カウントが第1照射閾値に達したとしても、総照射カウントが1日の目標照射カウントに達しない場合に、照射閾値を第2照射閾値に設定する。
これにより、例えばトイレ装置を多くの使用者が使用して除菌光の照射が少なかったとしても、それ以降の区分期間で不足分の除菌光を照射させて、総照射カウントを最終的に目標照射カウントに近づけることができる。また、区分期間での除菌光の照射は、第2照射閾値以内となるので、除菌光の照射が必要以上に多くならない。これにより、1日における除菌光の照射期間を効率よく分散させることができる。その結果、ノズル収納部480およびノズル473を効率よく除菌させることができる。
また、人体検知センサが人体検知状態から非検知状態になったときに、照光部700が除菌光を照射可能となるまでのディレイ時間を有し、ディレイ時間は、第1ディレイ時間と、第1ディレイ時間よりも短い第2ディレイ時間と、を有し、制御部405は、照射閾値が第1照射閾値に設定された場合には、ディレイ時間を第1ディレイ時間に設定し、照射閾値が第2照射閾値に設定された場合には、ディレイ時間を第2ディレイ時間に設定する。
ディレイ時間を第2ディレイ時間に設定することにより、区分期間内における除菌光の照射可能時間を第1ディレイ時間が設定された場合よりも長くすることができる。また、ディレイ時間を第2ディレイ時間に設定することにより、人体検知センサが非検知状態となってから第1ディレイ時間が設定された場合よりも早期に除菌光を照射させることができる。これにより、目標照射カウントに達しない見込みの場合に、効果的に除菌光の照射を行うことができる。
なお、第1変形例では、第1ディレイ時間と第2ディレイ時間とのいずれか一方が選択される場合を例に挙げて説明した。しかし、ディレイ時間の変更は、なされなくてもよい。すなわち、第2照射閾値が選択された場合でも、第1ディレイ時間が設定されてもよい。
図10は、第2変形例に係る衛生洗浄装置の照射制御処理を示す流れ図である。
第2変形例に係る照射制御処理は、図9のS27、S29におけるディレイ時間の変更に変えて、照射強度を変更させるようにしたものである。
照射強度は、第1照射強度と、第1照射強度よりも照射強度が大きい第2照射強度を有している。第1照射強度は、初期設定時の値となっている。第2照射強度は、過去の区分期間での除菌光照射に不足が発生している場合に設定される値となっている。第1照射強度および第2照射強度は、例えば照光部700の設置位置や個数、ノズル収納部480およびノズル473の形状、大きさ、目標照射カウントなどを考慮して、実験、シミュレーションにより設定される。
図10に示す制御処理は、例えば制御部405の記憶部にあらかじめ記憶されている。図10に示すS21~S26、S28は、図9に示すS21~S26、S28と同様の制御処理が実行される。図10では、図9中のS27に変えてS31が設けられ、図9中のS29に変えてS32が設けられている。
S31では、第1照射強度に設定する。すなわち、制御部405は、照光部700から照射される除菌光の照射強度を第1照射強度に設定して、エンドとする。このように、1日の目標照射カウントに向けて除菌光の照射が順調になされている場合には、通常の第1照射閾値および第1照射強度が設定される。
S32では、第2照射強度に設定する。すなわち、制御部405は、照光部700から照射される除菌光の照射強度を第1照射強度よりも大きい第2照射強度に設定して、エンドとする。照射強度を通常時(第1照射強度)よりも大きい第2照射強度とすることで、過去の区分期間における除菌効果の不足を補充させることができる。このように、1日の目標照射カウントに向けて除菌光の照射が順調になされていない場合には、第1照射閾値よりも大きい値の第2照射閾値および第1照射強度よりも大きい第2照射強度が設定される。
かくして、第2変形例に係る衛生洗浄装置100によれば、照光部は、第1照射強度と、第1照射強度よりも照射強度が大きい第2照射強度と、を有し、制御部405は、照射閾値が第1照射閾値に設定された場合には、照光部700の照射強度を第1照射強度に設定し、照射閾値が第2照射閾値に設定された場合には、照光部700の照射強度を第2照射強度に設定する。
これにより、例えばトイレ装置を多くの使用者が使用して除菌光の照射が少なかったとしても、それ以降の区分期間で照射強度の大きい第2照射強度で除菌光を照射させて、ノズル収納部480やノズル473の菌の繁殖を効果的に抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、1分を単位として照射積算カウントおよび総照射カウントを計測した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明の態様はこれに限らず、例えば秒を単位として照射積算カウントおよび総照射カウントを計測してもよいし、2分以上を単位として照射積算カウントおよび総照射カウントを計測してもよい。
また、上述した第2変形例では、第1変形例によるディレイ時間の変更に変えて、照射強度の変更を実行した場合を例に挙げて説明した。しかし、本発明はこれに限らず、例えばディレイ時間の変更と照射強度の変更との両方を実行してもよい。
以上、本発明の実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、衛生洗浄装置100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 給水源
20 導水部
20a 管路
21 おしり洗浄流路
22 やわらか洗浄流路
23 ビデ洗浄流路
24 表面洗浄流路
25 噴霧用流路
100 衛生洗浄装置
200 便座
300 便蓋
310 透過窓
400 ケーシング
401 電源回路
403 入室検知センサ(人体検知センサ)
404 着座検知センサ(人体検知センサ)
405 制御部
407 排気口
408 排出口
409 凹設部
420 開閉機構
422 便座位置検知センサ
431 電磁弁
432 調圧弁
433 逆止弁
440 熱交換器ユニット
442 流量センサ
450 電解槽ユニット
452 バキュームブレーカ
454 圧力変調部
471 流量調整部
472 流路切替部
473 局部洗浄ノズル
474a ビデ洗浄吐水口
474b おしり洗浄吐水口
476 ノズルモータ
478 ノズル洗浄部
478a 吐水部
478b 支持体
479 噴霧ノズル
480 ノズル収納部
481 開口
482 ノズル支持部
500 操作部
600 ノズル蓋
700 照光部
720 発光素子
800 便器
801 ボウル

Claims (5)

  1. 使用者の局部に向けて洗浄水を吐出する吐水口を有する局部洗浄ノズルと、
    前記局部洗浄ノズルを後退させた状態で、前記局部洗浄ノズルを収納可能なノズル収納部を有するケーシングと、
    前記ノズル収納部内に除菌作用を有する除菌光を照射する照光部と、
    人体を検知する人体検知センサと、
    前記人体検知センサの検知情報に基づいて、前記照光部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    1日を複数に区分けした区分期間内において、前記照光部が前記除菌光を照射する照射積算カウントを計測し、
    前記照射積算カウントが照射閾値以上となった場合には、前記区分期間内における前記除菌光の照射を停止させることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記制御部は、各区分期間における前記照射積算カウントを合計した総照射カウントを計測することを特徴とする請求項1に記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記照射閾値は、第1照射閾値と、前記第1照射閾値よりも大きい第2照射閾値と、を有し、
    前記制御部は、
    1日における残区分期間での前記照射積算カウントが前記第1照射閾値に達したとしても、前記総照射カウントが1日の目標照射カウントに達しない場合に、前記照射閾値を前記第2照射閾値に設定することを特徴とする請求項2に記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記人体検知センサが人体検知状態から非検知状態になったときに、前記照光部が前記除菌光を照射可能となるまでのディレイ時間を有し、
    前記ディレイ時間は、第1ディレイ時間と、前記第1ディレイ時間よりも短い第2ディレイ時間と、を有し、
    前記制御部は、
    前記照射閾値が前記第1照射閾値に設定された場合には、前記ディレイ時間を前記第1ディレイ時間に設定し、
    前記照射閾値が前記第2照射閾値に設定された場合には、前記ディレイ時間を前記第2ディレイ時間に設定することを特徴とする請求項3に記載の衛生洗浄装置。
  5. 前記照光部は、第1照射強度と、前記第1照射強度よりも照射強度が大きい第2照射強度と、を有し、
    前記制御部は、
    前記照射閾値が前記第1照射閾値に設定された場合には、前記照光部の照射強度を前記第1照射強度に設定し、
    前記照射閾値が前記第2照射閾値に設定された場合には、前記照光部の照射強度を前記第2照射強度に設定することを特徴とする請求項3または4に記載の衛生洗浄装置。
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