JP6668925B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、一般的に、衛生洗浄装置に関し、具体的には洋式腰掛便器に腰掛けた使用者の「おしり」などを水で洗浄する衛生洗浄装置に関する。
衛生洗浄装置の洗浄水として使用される水道水では、病気や腐敗を起こす可能性のある菌(微生物)を塩素によって死滅又は不活性化させることにより、菌を減らすことが行われている。現状、人体に害を及ぼさないレベルまで、菌を取り除けているが、塩素の混入のみで水道水中に含まれる菌を完全に取り除けるわけではない。近年の清潔志向にともない、より菌が少ない洗浄水が求められており、衛生洗浄装置では、洗浄水に紫外線を照射する紫外線照射部を設け、洗浄水に含まれる菌をより低減させることが提案されている(特許文献1)。
衛生洗浄装置は、十数年使用される場合もあり、極力長い時間、故障などにともなうメンテナンスを行わなくても正常に使用できることが求められる。一方、紫外線照射部の発光部には寿命があり、照明などに用いられる可視光領域の光を照射する光源と比較しても寿命が短いことが一般的である。そのため、紫外線照射部を有する衛生洗浄装置では、装置自体の耐用年数よりも紫外線照射部の発光部の寿命の方が短くなり、発光部の交換などを行わなければならない可能性があった。
特公平05−004499号公報
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、紫外線照射部の発光部の寿命を長くした衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、人体局部に向けて水を吐出するノズルと、給水源から前記ノズルに至る管路を有し、前記給水源から供給された水を前記ノズルに導く導水部と、前記管路を開閉する電磁弁と、前記導水部の経路上において前記電磁弁よりも下流側に設けられ、水を流す流路と、前記流路を流れる水に紫外線を照射する発光部と、を有する紫外線照射部と、前記電磁弁の開閉、及び前記発光部からの紫外線の照射の駆動を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記人体局部に向けて前記ノズルより水を吐出する前に、前記電磁弁を開状態にして前記発光部を駆動し、水に紫外線を照射しつつ前記導水部の水を排水する準備モードと、前記準備モードの後に前記電磁弁の開状態を維持、又は前記準備モードの後に前記電磁弁を閉状態として再度前記電磁弁を開状態とし、前記発光部を駆動し、水に紫外線を照射して前記人体局部に向けて前記ノズルより水を吐出する人体洗浄モードと、を有し、前記人体洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度は、前記準備モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、準備モードよりも比較的照射時間の長い人体洗浄モードにおいて放射照度を下げているので、発光部の劣化を抑制し、発光部の寿命を長くすることができる。紫外線照射部の寿命を長くし、発光部の交換などのメンテナンスの手間を抑制することができる。また、準備モードにおいては、導水部内に残った菌の多い可能性のある水に紫外線を照射する。一方、人体洗浄モードにおいては、準備モード時に水に紫外線を照射して排水しているので、導水部内の水が、菌を減らされた後の水に置換されているとともに、給水源から新たに供給された菌の少ない水に紫外線を照射する。従って、人体洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果の低下を抑制することができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記導水部の経路上に設けられた流路切替部をさらに備え、前記ノズルは、複数の吐水口を有し、前記流路切替部は、前記管路に連通させた状態と、前記管路に連通させない状態と、を前記複数の吐水口のそれぞれについて切り替え可能であり、前記紫外線照射部は、前記電磁弁と前記流路切替部との間に設けられ、前記制御部は、前記流路切替部の前記複数の吐水口の切り替えを制御し、前記準備モード時には、前記複数の吐水口のそれぞれを前記管路と連通させた状態とし、前記人体洗浄モード時には、前記複数の吐水口のいずれか1つを前記管路と連通させた状態とすることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、電磁弁と流路切替部との間に紫外線照射部を設けることで、複数の吐水口のどの吐水口から吐出される洗浄水でも菌を減らすことができる。従って、1つの紫外線照射部で複数の吐水口に対応することができる。また、複数の吐水口のいずれか1つを管路と連通させる人体洗浄モードでは、複数の吐水口のそれぞれを管路と連通させる準備モードに比べて、管路を流れる水の流速が遅くなる。従って、人体洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、紫外線が水に照射される時間が長くなり、発光部の寿命を長くしつつ、人体洗浄モードにおける菌を減らす効果の低下をより抑制することができる。
第3の発明は、第1又は第2の発明において、前記電磁弁と前記紫外線照射部との間に設けられ、前記導水部を流れる水を加熱する加熱部をさらに備え、前記制御部は、前記準備モード時及び前記人体洗浄モード時に、前記加熱部を動作させて水を加熱することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、人体洗浄モード時においては、準備モード時に十分に加熱された水に対して紫外線を照射することができる。そのため、加熱部の加熱によって、ある程度、菌を減らされた水に紫外線を照射するので、放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果の低下をより抑制することができる。
第4の発明は、第1〜第3の発明のいずれか1つにおいて、前記制御部は、前記人体洗浄モードの後に、前記ノズルを洗浄するノズル洗浄モードをさらに有し、前記制御部は、前記ノズル洗浄モード時においても前記発光部を駆動し、前記ノズル洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度は、前記人体洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ノズル洗浄モード時に、さらに放射照度を下げているので、発光部の寿命をより長くすることができる。また、次の使用者が使用する際に、使用前の準備モードにおいて再度紫外線を照射するので、ノズル洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果に与える影響を抑えることができる。
本発明の態様によれば、紫外線照射部の発光部の寿命を長くした衛生洗浄装置が提供される。
本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を表すブロック図である。 図3(a)及び図3(b)は、本実施形態にかかる紫外線照射部を表す断面図及び分解断面図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置の動作の具体例を例示するタイミングチャートである。 本実施形態にかかる紫外線照射部の動作の一例を表すグラフ図である。 本実施形態にかかる衛生洗浄装置の別の動作を表すタイミングチャートである。 図7(a)及び図7(b)は、本実施形態にかかる紫外線照射部の変形例を表す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、本発明の実施の形態にかかる衛生洗浄装置を備えたトイレ装置を表す斜視図である。
図1に表したように、トイレ装置は、洋式腰掛便器(以下説明の便宜上、単に「便器」と称する)800と、その上に設けられた衛生洗浄装置100と、を備える。衛生洗浄装置100は、ケーシング400と、便座200と、便蓋300と、を有する。便座200と便蓋300とは、ケーシング400に対して開閉自在にそれぞれ軸支されている。
ケーシング400の内部には、便座200に座った使用者の「おしり」などの洗浄を実現する身体洗浄機能部などが内蔵されている。また、例えばケーシング400には、使用者が便座200に座ったことを検知する着座検知センサ404が設けられている。着座検知センサ404が便座200に座った使用者を検知している場合において、使用者が例えばリモコンなどの操作部500(図2参照)を操作すると、洗浄ノズル(以下説明の便宜上、単に「ノズル」と称する)473を便器800のボウル801内に進出させることができる。なお、図1に表した衛生洗浄装置100では、ノズル473がボウル801内に進出した状態を表している。
ノズル473は、人体局部に向けて水を吐出し、人体局部の洗浄を行う。ノズル473の先端部には、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bが設けられている。ノズル473は、その先端に設けられたビデ洗浄吐水口474aから水を噴射して、便座200に座った女性の女性局部を洗浄することができる。あるいは、ノズル473は、その先端に設けられたおしり洗浄吐水口474bから水を噴射して、便座200に座った使用者の「おしり」を洗浄することができる。なお、本願明細書において「水」という場合には、冷水のみならず、加熱されたお湯も含むものとする。
「おしり」を洗浄するモードのなかには、例えば、「おしり洗浄」と、「おしり洗浄」よりもソフトな水流で優しく洗浄する「やわらか洗浄」と、が含まれる。ノズル473は、例えば、「ビデ洗浄」と、「おしり洗浄」と、「やわらか洗浄」と、を実行することができる。
なお、図1に表したノズル473では、ビデ洗浄吐水口474aがおしり洗浄吐水口474bよりもノズル473の先端側に設けられているが、ビデ洗浄吐水口474aおよびおしり洗浄吐水口474bの設置位置は、これだけに限定されるわけではない。ビデ洗浄吐水口474aは、おしり洗浄吐水口474bよりもノズル473の後端側に設けられていてもよい。また、図1に表したノズル473では、2つの吐水口が設けられているが、3つ以上の吐水口が設けられていてもよい。
図2は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の要部構成を表すブロック図である。
図2では、水路系と電気系の要部構成を併せて表している。
図2に表したように、衛生洗浄装置100は、導水部20を有する。導水部20は、水道や貯水タンクなどの給水源10からノズル473に至る管路20aを有する。導水部20は、管路20aにより、給水源10から供給された水をノズル473に導く。管路20aは、例えば、以下に説明する電磁弁431、熱交換器ユニット440、流路切替部472などの各部と、これらの各部を接続する複数の配管と、によって形成される。
導水部20の上流側には、電磁弁431が設けられている。電磁弁431は、開閉可能な電磁バルブであり、ケーシング400の内部に設けられた制御部405からの指令に基づいて水の供給を制御する。換言すれば、電磁弁431は、管路20aを開閉する。電磁弁431を開状態にすることにより、給水源10から供給された水が、管路20aに流れる。
電磁弁431の下流には、調圧弁432が設けられている。調圧弁432は、給水圧が高い場合に、管路20a内の圧力を所定の圧力範囲に調整する。調圧弁432の下流には、逆止弁433が設けられている。逆止弁433は、管路20a内の圧力が低下した場合などに、逆止弁433よりも上流側への水の逆流を抑制する。
逆止弁433の下流には、熱交換器ユニット440(加熱部)が設けられている。熱交換器ユニット440は、ヒータを有し、給水源10から供給された水を加熱して例えば規定の温度まで昇温する。すなわち、熱交換器ユニット440は、温水を生成する。
本実施形態の熱交換器ユニット440は、例えばセラミックヒータなどを用いた瞬間加熱式(瞬間式)の熱交換器であり、貯湯タンクを用いた貯湯加熱式熱交換器と比較すると、短い時間で水を規定の温度まで昇温させることができる。なお、熱交換器ユニット440は、瞬間加熱式の熱交換器には限定されず、貯湯加熱式の熱交換器であってもよい。また、加熱部は、熱交換器に限ることなく、例えば、マイクロ波加熱を利用するものなど、他の加熱方式を用いたものでもよい。
熱交換器ユニット440は、制御部405と接続されている。制御部405は、例えば、使用者による操作部500の操作に応じて熱交換器ユニット440を制御することにより、操作部500で設定された温度に水を昇温する。
熱交換器ユニット440の下流には、流量センサ442が設けられている。流量センサ442は、熱交換器ユニット440から吐出された水の流量を検知する。すなわち、流量センサ442は、管路20a内を流れる水の流量を検知する。流量センサ442は、制御部405に接続されている。流量センサ442は、流量の検知結果を制御部405に入力する。
流量センサ442の下流には、電解槽ユニット450が設けられている。電解槽ユニット450は、内部を流れる水道水を電気分解することにより、水道水から次亜塩素酸を含む液(機能水)を生成する。電解槽ユニット450は、制御部405に接続されている。電解槽ユニット450は、制御部405による制御に基づいて、機能水の生成を行う。
電解槽ユニット450において生成される機能水は、例えば、銀イオンや銅イオンなどの金属イオンを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される機能水は、電解塩素やオゾンなどを含む溶液であってもよい。あるいは、電解槽ユニット450において生成される機能水は、酸性水やアルカリ水であってもよい。
電解槽ユニット450の下流には、バキュームブレーカ(VB)452が設けられている。バキュームブレーカ452は、例えば、水を流すための流路と、流路内に空気を取り込むための吸気口と、吸気口を開閉する弁機構と、を有する。弁機構は、例えば、流路に水が流れている時に吸気口を塞ぎ、水の流れの停止とともに吸気口を開放して流路内に空気を取り込む。すなわち、バキュームブレーカ452は、導水部20に水の流れが無い時に、管路20a内に空気を取り込む。弁機構には、例えば、フロート弁が用いられる。
バキュームブレーカ452は、上記のように管路20a内に空気を取り込むことにより、例えば、管路20aのバキュームブレーカ452よりも下流の部分の水抜きを促進させる。バキュームブレーカ452は、例えば、ノズル473の水抜きを促進する。このように、バキュームブレーカ452は、ノズル473内の水を抜いてノズル473内に空気を取り込むことにより、例えば、ノズル473内の洗浄水やボウル801内に溜まった汚水などが、給水源10(上水)側に逆流してしまうことを抑制する。
バキュームブレーカ452の下流には、圧力変調部454が設けられている。圧力変調部454は、導水部20の管路20a内の水の流れに脈動または加速を与え、ノズル473のビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bやノズル洗浄室478の吐水部から吐水される水に脈動を与える。すなわち、圧力変調部454は、管路20a内を流れる水の流動状態を変動させる。圧力変調部454は、制御部405に接続されている。圧力変調部454は、制御部405による制御に基づいて、水の流動状態を変動させる。圧力変調部454は、管路20a内の水の圧力を変動させる。
圧力変調部454の下流には、紫外線照射部460が設けられている。紫外線照射部460は、導水部20の管路20a内を流れる水に紫外線を照射する。紫外線照射部460は、例えば、紫外線の照射により、管路20a内を流れる水に含まれる菌の少なくとも一部を死滅又は不活性化させる。これにより、紫外線照射部460は、管路20a内を流れる水に含まれる生きた菌を減らす。紫外線照射部460は、例えば、紫外線の照射により、洗浄水を除菌する。紫外線照射部460は、制御部405に接続されている。紫外線照射部460は、制御部405による制御に基づいて、紫外線の照射を行う。
紫外線照射部460の位置は、上記に限ることなく、導水部20の経路上において電磁弁431よりも下流の任意の位置でよい。換言すれば、紫外線照射部460の位置は、電磁弁431とノズル473との間の任意の位置でよい。また、熱交換器ユニット440の位置は、上記に限ることなく、電磁弁431と紫外線照射部460との間の任意の位置でよい。
紫外線照射部460の下流には、流量調整部471が設けられている。流量調整部471は、水勢(流量)の調整を行う。流量調整部471の下流には、流路切替部472が設けられている。流路切替部472は、ノズル473やノズル洗浄室478への給水の開閉や切替を行う。流量調整部471及び流路切替部472は、1つのユニットとして設けてもよい。流量調整部471及び流路切替部472は、制御部405に接続されている。流量調整部471及び流路切替部472の動作は、制御部405によって制御される。
流路切替部472の下流には、ノズル473、ノズル洗浄室478、及び噴霧ノズル479が設けられている。ノズル473は、ノズルモータ476からの駆動力を受け、便器800のボウル801内に進出したり後退したりする。つまり、ノズルモータ476は、制御部405からの指令に基づいてノズル473を進退させる。
ノズル洗浄室478は、その内部に設けられた吐水部から機能水あるいは水を噴射することにより、ノズル473の外周表面(胴体)を洗浄する。噴霧ノズル479は、洗浄水や機能水をミスト状にしてボウル801に噴霧する。この例では、人体を洗浄するためのノズル473とは別に噴霧ノズル479を設けている。これに限ることなく、ミスト状の液体をボウル801に噴霧するための吐水口をノズル473に設けてもよい。
また、流路切替部472の下流には、おしり洗浄流路21と、やわらか洗浄流路22と、ビデ洗浄流路23と、が設けられている。おしり洗浄流路21及びやわらか洗浄流路22は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をおしり洗浄吐水口474bへ導く。ビデ洗浄流路23は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をビデ洗浄吐水口474aへ導く。
また、流路切替部472の下流には、表面洗浄流路24と、噴霧用流路25と、が設けられている。表面洗浄流路24は、導水部20を介して給水源10から供給された水や電解槽ユニット450において生成された機能水をノズル洗浄室478の吐水部へ導く。噴霧用流路25は、導水部20を介して給水源10から供給される水や電解槽ユニット450において生成された機能水を噴霧ノズル479に導く。
制御部405は、流路切替部472を制御することにより、おしり洗浄流路21、やわらか洗浄流路22、ビデ洗浄流路23、表面洗浄流路24と、及び噴霧用流路25の各流路の開閉を切り替える。このように、流路切替部472は、ビデ洗浄吐水口474a、おしり洗浄吐水口474b、ノズル洗浄室478、及び噴霧ノズル479などの複数の吐水口のそれぞれについて、管路20aに連通させた状態と、管路20aに連通させない状態と、を切り替える。
制御部405は、電源回路401から電力を供給され、人体検知センサ403や、着座検知センサ404や、流量センサ442や、操作部500などからの信号に基づいて、電磁弁431や、熱交換器ユニット440や、電解槽ユニット450や、圧力変調部454や、紫外線照射部460や、流量調整部471や、流路切替部472や、ノズルモータ476などの動作を制御する。
人体検知センサ403は、図1に表したように、ケーシング400の上面に形成された凹設部409に埋め込まれるように設けられ、便座200に近づいた使用者(人体)を検知する。また、便蓋300の後部には透過窓310が設けられている。そのため、便蓋300が閉じた状態において、人体検知センサ403は、透過窓310を介して使用者の存在を検知することができる。制御部405は、例えば、人体検知センサ403による使用者の検知に応答して、便蓋300を自動的に開く。
また、ケーシング400には、便座200に座った使用者の「おしり」などに向けて温風を吹き付けて乾燥させる「温風乾燥機能」や「脱臭ユニット」や「室内暖房ユニット」などの各種の機構が適宜設けられていてもよい。この際、ケーシング400の側面には、脱臭ユニットからの排気口407及び室内暖房ユニットからの排出口408が適宜設けられる。ただし、本発明においては、衛生洗浄機能部やその他の付加機能部は必ずしも設けなくてもよい。
図3(a)及び図3(b)は、本実施形態にかかる紫外線照射部を表す断面図及び分解断面図である。
図3(a)及び図3(b)に表したように、紫外線照射部460は、流路461と、発光素子462(発光部)と、を有する。流路461は、例えば、圧力変調部454から送られた水を内部に流し、流量調整部471に送る。発光素子462は、流路を流れる水に紫外線を照射する。発光素子462の照射する紫外線の波長は、例えば、200nm以上400nm以下である。好ましくは、250nmである。これにより、流路461を流れる水に含まれる菌を適切に減らすことができる。発光素子462は、例えば、LED(Light Emitting Diode)である。発光素子462は、LEDに限ることなく、例えば、LD(Laser Diode)やOLED(Organic Light Emitting Diode)などでもよい。
流路461は、直管状である。流路461の一端には、開口461aが設けられている。流路461の他端には、開口461bが設けられている。流路461は、開口461aと開口461bとの間に水を流す。開口461aは、例えば、圧力変調部454に接続される。開口461bは、例えば、流量調整部471に接続される。これにより、圧力変調部454を出た水が、開口461aから流路461内に入り、開口461bを介して流量調整部471に流れる。すなわち、流路461は、管路20aの一部を形成する。流路461において、水は、開口461aから開口461bに向かって流れる。これとは反対に、開口461bから開口461aに向かって水を流してもよい。
開口461bは、流路461の延びる方向と同じ方向を向く。一方、開口461aは、流路461の延びる方向に対して直交する方向を向く。すなわち、この例において、流路461は、略L字状の管路である。流路461の形状は、これに限ることなく、内部に水を流すことが可能な任意の形状でよい。
また、流路461の開口461aが設けられた一端には、開口461cがさらに設けられている。開口461cは、流路461の延びる方向と同じ方向を向く。開口461cの外縁には、凹部461dが設けられている。凹部461dには、照射窓463が嵌め込まれる。照射窓463の形状は、凹部461dの形状と実質的に同じである。照射窓463は、発光素子462の照射する紫外線に対して透過性である。照射窓463は、流路461の外部に配置される発光素子462の紫外線を流路461の内部に入射させる。照射窓463には、例えば、石英ガラスなどの無機ガラスが用いられる。
このように、この例では、発光素子462が流路461の外側に設けられている。これに限ることなく、例えば、発光素子462が樹脂や金属などのパッケージで封止されている場合には、発光素子462の少なくとも一部を流路461内に配置してもよい。この場合、照射窓463は、発光素子462のパッケージに設けられたものでもよい。このように、発光素子462(発光部)は、照射窓463を有してもよい。
凹部461dには、さらに凹部461eが設けられている。凹部461eは、開口461cの外縁を囲む環状である。凹部461eには、パッキン464が嵌め込まれる。パッキン464には、ゴムなどの弾性のある材料が用いられる。パッキン464は、凹部461eに入り込み、流路461と照射窓463とに挟まれて僅かに弾性変形し、流路461と照射窓463との間に空く隙間を塞ぐ。これにより、パッキン464は、照射窓463からの水漏れを抑制する。
また、流路461の一端には、蓋部465が取り付けられる。蓋部465は、流路461の一端に取り付けられ、流路461とともに照射窓463及びパッキン464を挟む。これにより、蓋部465は、照射窓463及びパッキン464を保持する。蓋部465には、照射窓463と対向する位置に、開口465aが設けられている。
発光素子462は、基板466に実装されている。基板466は、流路461と反対側から蓋部465に取り付けられる。発光素子462は、基板466が蓋部465に取り付けられた状態で、蓋部465の開口465aに入り込む。これにより、発光素子462が、照射窓463と対向し、発光素子462から照射された紫外線が、照射窓463を介して流路461内に入射する。
このように、発光素子462は、直管状の流路461の一端に取り付けられる。従って、発光素子462の紫外線を照射する方向は、流路461の延びる方向と同じである。例えば、発光素子462の光軸は、流路461の延びる方向と略平行である。
発光素子462の紫外線の照射方向は、上記に限ることなく、流路461を流れる水に対して紫外線を照射可能な任意の方向でよい。但し、上記のように、発光素子462の紫外線を照射する方向を、流路461の延びる方向と同じとする。例えば、発光素子462から照射される紫外線の方向が、少なくとも流路461の延びる方向と同じ方向に向かう成分を有するようにする。これにより、紫外線が水に当たる時間が長くなり、水に含まれる菌をより適切に減らすことができる。
この例では、直管状の流路461を示しているが、流路461の形状は、水を流すことが可能な任意の形状でよい。流路461の少なくとも一部に直管状の部分を設け、この直管状の部分の延びる方向が、発光素子462の紫外線の照射方向と同じになるようにしてもよい。
流路461は、本体部467と、反射部468と、を有する。反射部468は、本体部467の内側に設けられる。反射部468は、流路461の内面の少なくとも一部を形成する。反射部468は、発光素子462から照射される紫外線に対して反射性である。発光素子462から照射される紫外線に対し、反射部468の反射率は、本体部467の反射率よりも高い。本体部467には、例えば、樹脂材料が用いられる。反射部468には、例えば、アルミニウム、ステンレス、銀などの金属材料が用いられる。反射部468の材料は、金属材料に限ることなく、例えば、誘電体多層膜などでもよい。反射部468の材料は、発光素子462から照射される紫外線に対して反射性であり、かつ本体部467よりも高い反射率を有する任意の材料でよい。
基板466は、駆動回路420に接続されている。駆動回路420は、基板466を介して発光素子462と接続されている。また、駆動回路420は、制御部405と接続されている。駆動回路420は、制御部405からの指示に応じて発光素子462に電力を供給することにより、発光素子462を点灯させ、制御部405からの指示に応じて発光素子462への電力の供給を停止することにより、発光素子462を消灯させる。すなわち、駆動回路420は、発光素子462を駆動する。制御部405は、駆動回路420を介して発光素子462の駆動を制御する。
また、駆動回路420は、例えば、制御部405からの指示に応じて、発光素子462に供給する電流及び印加する電圧の少なくとも一方を変化させることにより、発光素子462から照射される紫外線の放射照度を変化させる。駆動回路420は、例えば、発光素子462の点灯及び消灯のデューティ比を変化させる、いわゆるPWM(Pulse Width Modulation)制御によって発光素子462の放射照度を変化させてもよい。
このように、制御部405は、発光素子462の点灯及び消灯を制御するとともに、発光素子462から照射される紫外線の放射照度を制御する。駆動回路420は、紫外線照射部460に設けてもよいし、紫外線照射部460とは別に設けてもよい。駆動回路420は、例えば、基板466に実装してもよい。
次に、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の動作の具体例について、図面を参照しつつ説明する。
図4は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の動作の具体例を例示するタイミングチャートである。
図4に表したように、着座検知センサ404が使用者を検知する前の待機状態では、ノズル473は、ケーシング400に収納されている(タイミングt0〜t1)。
人体検知センサ403がトイレ室に入室した使用者を検知すると、制御部405は、電磁弁431を開くとともに、噴霧ノズル479のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動することにより、上水をボウル801の表面に噴霧する(タイミングt1)。上水が噴霧される時間は、例えば約4秒間程度である(タイミングt1〜t2)。このように、使用者が便器800を使用する前に、ボウル801の表面を濡らすことで、ボウル801の表面に付着する汚物を軽減させることができる。
制御部405は、使用者の操作に応じて操作部500から人体洗浄の指示が入力されると、電磁弁431を開くとともに、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのそれぞれを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動する(タイミングt3)。これにより、制御部405は、ノズル473を収納した状態で、給水源10からビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bへと至る経路を洗浄する。また、これにより、制御部405は、導水部20内に残った水をボウル801に排水し、導水部20内の水を給水源10から供給された新たな水に置換する。
また、制御部405は、このタイミングで熱交換器ユニット440を動作させることにより、温水の生成を開始するとともに、紫外線照射部460の発光素子462を点灯させ、流路461に流れる水に対する紫外線の照射を開始する。これにより、流路461に流れる水に含まれる菌を減らし、安全な洗浄水をノズル473に供給することができる。
制御部405は、所定時間洗浄を行った後、ノズル洗浄室478のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動するとともに、ノズルモータ476を駆動することにより、ノズル473の胴体洗浄を行いながらノズル473をボウル801内に進出させる(タイミングt4)。
制御部405は、ノズル473をボウル内に進出させた後、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのいずれか一方のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動することにより、人体洗浄を開始する(タイミングt5)。
制御部405は、操作部500から人体洗浄の停止が指示されると、ノズル洗浄室478のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動するとともに、ノズルモータ476を駆動することにより、ノズル473の胴体洗浄を行いながらノズル473をケーシング400内に収納する(タイミングt6)。
制御部405は、ノズル473の収納を完了させた後、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動することにより、給水源10からノズル473へと至る経路を洗浄する(タイミングt7)。
制御部405は、所定時間洗浄を行った後、電磁弁431を閉じるとともに、熱交換器ユニット440及び紫外線照射部460の動作を停止させる(タイミングt8)。
制御部405は、人体検知センサ403による使用者の検知の解除から所定時間経過した後、ビデ洗浄吐水口474a、おしり洗浄吐水口474b、ノズル洗浄室478、及び噴霧ノズル479のそれぞれを管路20aと連通させるように流路切替部472を駆動することにより、ノズル473内に溜まった水の水抜き動作を行う(タイミングt9)。この時、バキュームブレーカ452内の水が減ると、バキュームブレーカ452の吸気口が開き、管路20a内に空気が取り込まれる。これにより、バキュームブレーカ452よりも下流の部分の水抜きが促進される。
制御部405は、所定時間水抜きを行った後、流路切替部472を駆動し、ビデ洗浄吐水口474a、おしり洗浄吐水口474b、ノズル洗浄室478、及び噴霧ノズル479のそれぞれと管路20aとの連通を閉じる(タイミングt10)。
制御部405は、水抜き動作からさらに所定時間経過した後、電磁弁431を開くとともに、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動する(タイミングt11)。また、制御部405は、電解槽ユニット450を動作させる。これにより、制御部405は、ノズル473を収納した状態で、給水源10からビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bへと至る経路を機能水で洗浄する。制御部405は、例えば、電解槽ユニット450とノズル473との間の経路を機能水で除菌する。
制御部405は、所定時間洗浄を行った後、ノズル洗浄室478のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動するとともに、ノズルモータ476を駆動することにより、ノズル473を進退させ、ノズル473の胴体を機能水で洗浄する(タイミングt11〜t12)。例えば、ノズル473の胴体を機能水で除菌する。
制御部405は、ノズル473の胴体を洗浄した後、電解槽ユニット450とノズル473との間の経路を再び機能水で洗浄し、電磁弁431を閉じるとともに、電解槽ユニット450の動作を停止させる(タイミングt13〜t14)。
制御部405は、ノズル473の除菌を行った後、再び水抜き動作を行う(タイミングt15)。この時、制御部405は、ノズルモータ476を駆動し、ノズル473を進退させる(タイミングt16〜t17)。これにより、例えば、バキュームブレーカ452と各吐水口474a、474bとの間の高低差が大きくなり、バキュームブレーカ452よりも下流の部分の水抜きをより確実に行うことができる。
このように、制御部405は、準備モードと、人体洗浄モードと、ノズル洗浄モードと、を有する。
準備モードは、人体局部に向けてノズル473より水を吐出する前に、電磁弁431を開状態にして、紫外線照射部460の発光素子462を駆動し、水に紫外線を照射しつつ導水部20の水を排水するモードである。この例においては、タイミングt3〜t5の動作が、準備モードの動作に相当する。このように、導水部20の水を排水するタイミングで紫外線の照射を開始することにより、排水した後に導水部20内に残る水を、紫外線の照射によって菌を減らした後の水とすることができる。これにより、紫外線を照射する前の水が使用者にかかってしまうことを抑制することができる。
人体洗浄モードは、準備モードの後に、電磁弁431の開状態を維持しつつ紫外線照射部460の発光素子462を駆動し、水に紫外線を照射して人体局部に向けてノズル473より水を吐出するモードである。この例においては、タイミングt5〜t6の動作が、人体洗浄モードの動作に相当する。
ノズル洗浄モードは、人体洗浄モードの後に、ノズル473を洗浄するモードである。この例においては、タイミングt6〜t8の動作が、ノズル洗浄モードの動作に相当する。
図5は、本実施形態にかかる紫外線照射部の動作の一例を表すグラフ図である。
図5の横軸は、時間(s)であり、縦軸は、紫外線照射部460の発光素子462の放射照度(mW/cm)である。すなわち、図5は、発光素子462の放射照度の経時的な変化を表している。なお、図5では、発光素子462の駆動(点灯)を開始した時点を0(s)として図示している。
図5に表したように、人体洗浄モードの期間において発光素子462から照射される紫外線の平均の放射照度は、準備モードの期間において発光素子462から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低い。換言すれば、人体洗浄モード時の発光素子462の平均の照射強度は、準備モード時の発光素子462の平均の照射強度よりも低い。そして、ノズル洗浄モードの期間において発光素子462から照射される紫外線の平均の放射照度は、人体洗浄モードの期間において発光素子462から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低い。
制御部405及び駆動回路420は、例えば、発光素子462に供給する電流及び発光素子462に印加する電圧の少なくとも一方を変化させることにより、上記のように、人体洗浄モード時の平均の放射照度を、準備モード時の平均の放射照度よりも低くする。
制御部405及び駆動回路420は、図5に表したように、電流及び電圧の少なくとも一方を連続的に低下させることにより、発光素子462の放射照度を、発光素子462の点灯のタイミングから連続的に低下させる。これにより、人体洗浄モード時の平均の放射照度を、準備モード時の平均の放射照度よりも低くし、ノズル洗浄モード時の平均の放射照度を、人体洗浄モード時の平均の放射照度よりも低くすることができる。
制御部405及び駆動回路420は、例えば、電流及び電圧の少なくとも一方を段階的に変化させることによって、上記のように放射照度を変化させてもよい。例えば、準備モードにおいては、発光素子462に第1電流を供給し、人体洗浄モードにおいては、第1電流よりも小さい第2電流を発光素子462に供給する。そして、ノズル洗浄モードにおいては、第2電流よりもさらに小さい第3電流を発光素子462に供給する。これにより、人体洗浄モード時の平均の放射照度を、準備モード時の平均の放射照度よりも低くし、ノズル洗浄モード時の平均の放射照度を、人体洗浄モード時の平均の放射照度よりも低くすることができる。
なお、人体洗浄モード時の放射照度は、少なくとも平均値が、準備モード時の平均の放射照度よりも低ければよい。人体洗浄モード時の放射照度は、瞬時的に準備モード時の放射照度よりも高い部分を含んでもよい。同様に、ノズル洗浄モード時の放射照度は、瞬時的に人体洗浄モード時の放射照度よりも高い部分を含んでもよい。
以上、説明したように、衛生洗浄装置100では、準備モードよりも比較的照射時間の長い人体洗浄モードにおいて放射照度を下げているので、発光素子462の劣化を抑制し、発光素子462の寿命を長くすることができる。紫外線照射部460の寿命を長くし、発光素子462の交換などのメンテナンスの手間を抑制することができる。また、準備モードにおいては、導水部20内に残った菌の多い可能性のある水に紫外線を照射する。一方、人体洗浄モードにおいては、準備モード時に水に紫外線を照射して排水しているので、導水部20内の水が、菌を減らされた後の水に置換されているとともに、給水源10から新たに供給された菌の少ない水に紫外線を照射する。従って、人体洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果の低下を抑制することができる。
また、衛生洗浄装置100では、電磁弁431と流路切替部472との間に紫外線照射部460を設けることで、複数の吐水口474a、474bのどの吐水口から吐出される洗浄水でも菌を減らすことができる。従って、1つの紫外線照射部460で複数の吐水口に対応することができる。
また、複数の吐水口474a、474bのいずれか1つを管路20aと連通させる人体洗浄モードでは、複数の吐水口474a、474bのそれぞれを管路20aと連通させる準備モードに比べて、管路20aを流れる水の流速が遅くなる。従って、人体洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、紫外線が水に照射される時間が長くなり、発光素子462の寿命を長くしつつ、人体洗浄モードにおける菌を減らす効果の低下をより抑制することができる。
また、衛生洗浄装置100では、人体洗浄モード時においては、準備モード時に熱交換器ユニット440によって十分に加熱された水に対して紫外線を照射することができる。そのため、熱交換器ユニット440の加熱によって、ある程度、菌を減らされた水に紫外線を照射するので、放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果の低下をより抑制することができる。例えば、熱交換器ユニット440に瞬間加熱式の熱交換器を用いた場合には、ヒータとの接触部分において水の温度が急激に上昇する。瞬間加熱式の熱交換器では、例えば、ヒータとの接触部分において水が高温になる。これにより、瞬間加熱式の熱交換器では、ヒータの近傍を流れる水に含まれる菌を減らすことができる。
また、衛生洗浄装置100では、ノズル洗浄モード時に、さらに放射照度を下げているので、発光素子462の寿命をより長くすることができる。また、次の使用者が使用する際に、使用前の準備モードにおいて再度紫外線を照射するので、ノズル洗浄モードにおいて放射照度を下げたとしても、菌を減らす効果に与える影響を抑えることができる。
図6は、本実施形態にかかる衛生洗浄装置の別の動作を表すタイミングチャートである。
図6に表したように、この例において、制御部405は、着座検知センサ404による使用者の着座の検知に応答して、電磁弁431を開くとともに、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのそれぞれを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動する。これにより、給水源10からビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bへと至る経路を洗浄するとともに、導水部20内に残った水をボウル801に排水する(タイミングt23)。
また、制御部405は、このタイミングで熱交換器ユニット440を動作させることにより、温水の生成を開始するとともに、紫外線照射部460の発光素子462を点灯させ、流路461に流れる水に対する紫外線の照射を開始する。これにより、導水部20内に残る水を、紫外線の照射によって菌を減らした後の水に置換することができる。
制御部405は、所定時間洗浄を行った後、電磁弁431を閉じるとともに、発光素子462及び熱交換器ユニット440の駆動を停止させる(タイミングt24)。
制御部405は、使用者の操作に応じて操作部500から人体洗浄の指示が入力されると、再度電磁弁431を開き、ノズル洗浄室478のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動するとともに、ノズルモータ476を駆動することにより、ノズル473の胴体洗浄を行いながらノズル473をボウル801内に進出させる(タイミングt25〜t26)。
また、制御部405は、このタイミングで熱交換器ユニット440を動作させることにより、温水の生成を開始するとともに、紫外線照射部460の発光素子462を点灯させ、流路461に流れる水に対する紫外線の照射を開始する。
制御部405は、ノズル473をボウル内に進出させた後、ビデ洗浄吐水口474a及びおしり洗浄吐水口474bのいずれか一方のみを導水部20の管路20aに連通させるように流路切替部472を駆動することにより、人体洗浄を開始する(タイミングt26)。以下、タイミングt27〜t38の動作は、図4に関して説明したタイミングt6〜t17の動作と実質的に同じであるから、詳細な説明は省略する。
この例では、タイミングt23〜t24の動作が、準備モードの動作に相当する。このように、準備モードは、人体洗浄の指示の入力に限ることなく、着座検知センサ404による使用者の着座の検知に応答して開始してもよい。また、準備モードは、例えば、人体検知センサ403による使用者の検知に応答して開始してもよい(タイミングt21)。
また、この例では、タイミングt25〜t27の動作が、人体洗浄モードの動作に相当する。このように、人体洗浄モードは、準備モードの後に、電磁弁431を閉状態として再度電磁弁431を開状態とし、紫外線照射部460の発光素子462を駆動し、水に紫外線を照射して人体局部に向けてノズル473より水を吐出するモードでもよい。
なお、この例では、タイミングt24において、洗浄の終了とともに、発光素子462及び熱交換器ユニット440の駆動を停止させている。発光素子462及び熱交換器ユニット440は、準備モードと人体洗浄モードとの間において停止させることなく、準備モードの開始(タイミングt23)から人体洗浄モードの終了(タイミングt27)まで駆動させ続けてもよい。この際、使用者から人体洗浄の指示が入力されなかった場合には、例えば、着座検知センサ404による使用者の着座の検知の停止、あるいは人体検知センサ403による使用者の検知の停止に応じて、発光素子462及び熱交換器ユニット440の駆動を停止させてもよい。
図7(a)及び図7(b)は、本実施形態にかかる紫外線照射部の変形例を表す断面図である。
図7(a)に表したように、紫外線照射部600は、流路601と、冷陰極管602(発光部)と、を有する。流路601は、内部に水を流す。冷陰極管(CCFL:Cold Cathode Fluorescent Lamp)602は、流路601を流れる水に紫外線を照射する。冷陰極管602は、一方向に延びる。冷陰極管602は、例えば、円柱状の直管である。冷陰極管602は、流路601内に挿通されている。流路601は、冷陰極管602の長手方向(冷陰極管602の延びる方向)に沿う形で形成されている、流路601は、冷陰極管602の長手方向に沿って水を流す。
冷陰極管602は、ガスなどを封止するガラス管602aを有する。冷陰極管602は、ガラス管602aを介して流路601を流れる水に紫外線を照射する。このように、冷陰極管602を流路601内に挿通する場合には、冷陰極管602自体のガラス管602aを照射窓として用いてもよい。
流路601は、冷陰極管602の長手方向に延びる本体部601aを有する。冷陰極管602は、本体部601aに挿通されている。流路601の一端には、開口601bが設けられている。流路601の他端には、開口601cが設けられている。各開口601b、601cは、本体部601aの延びる方向に対して略直交する方向を向く。すなわち、この例において、流路601は、断面略U字状の管路である。流路601の形状は、これに限ることなく、冷陰極管602の長手方向に沿う任意の形状でよい。
流路601には、例えば、金属材料などの冷陰極管602から照射される紫外線に対して反射性の材料を用いることが好ましい。流路601は、例えば、上記実施形態に関して説明した本体部467及び反射部468のように、反射性の部分と、樹脂材料などを用いた反射性の低い部分と、を有してもよい。例えば、樹脂材料を用いた基材に、メッキ処理などの表面処理を施すことによって、紫外線に対する反射性を持たせてもよい。
図7(b)に表したように、紫外線照射部610は、流路611と、冷陰極管612(発光部)と、照射窓613と、を有する。冷陰極管612は、上記と同様に、直管状である。流路611は、長手方向に延びる本体部611aと、一対の開口611b、611cと、を有する断面略U字状の管路である。また、流路611の本体部611aには、長手方向に沿う開口611dが設けられている。
照射窓613は、流路611の開口611dを塞ぐ。照射窓613は、冷陰極管612から照射される紫外線に対して透過性である。冷陰極管612は、照射窓613を挟んで流路611の本体部611aと対向する。これにより、冷陰極管612は、照射窓613を介して流路611を流れる水に紫外線を照射する。
このように、冷陰極管612は、流路611の外側に設けてもよい。この場合、照射窓613で流路611の開口611dを塞ぎ、照射窓613を介して紫外線を流路611内に入射させる。例えば、冷陰極管612のガラス管612aで開口611dを塞ぎ、ガラス管612aを照射窓として紫外線を流路611内に入射させてもよい。例えば、流路611自体を石英ガラスなどの紫外線に対して透過性の材料で形成することにより、流路611の一部を照射窓として用いてもよい。
紫外線照射部610は、反射材614をさらに有する。反射材614は、冷陰極管612を挟んで照射窓613と対向する。反射材614は、冷陰極管612から照射される紫外線に対して反射性である。反射材614は、冷陰極管612から流路611と反対側に向かって照射される紫外線を反射させ、流路611側に向かわせる。これにより、冷陰極管612から照射される紫外線の利用効率を高めることができる。反射材614は、必要に応じて設けられ、省略可能である。
このように、流路に流れる水に紫外線を照射する発光部は、発光素子に限ることなく、例えば、冷陰極管などの水銀灯でもよい。冷陰極管612を用いた場合にも、例えば、供給する電流及び印加する電圧の少なくとも一方を変化させることによって、人体洗浄モード時の平均の放射照度を、準備モード時の平均の放射照度よりも低くし、ノズル洗浄モード時の平均の放射照度を、人体洗浄モード時の平均の放射照度よりも低くすることができる。
水銀灯とは、例えば、高圧水銀灯や低圧水銀灯などである。高圧水銀灯とは、例えば、メタルハライドランプなどである。低圧水銀灯とは、例えば、冷陰極管や熱陰極管などである。発光部に水銀灯を用いる場合、水銀灯は、流路内に挿通してもよいし、照射窓を介して流路内に紫外線を照射してもよい。また、長手方向に延びた水銀灯を用いる場合、流路は、長手方向に沿う形に形成する。これにより、例えば、流路を流れる水に紫外線が当たる時間を長くすることができる。例えば、水銀灯から照射された紫外線を流路を流れる水に効率よく入射させることができる。これにより、水銀灯を発光部に用いた場合において、より確実に菌を減らすことができる。
発光部に用いられる発光素子や水銀灯などの一部には、実質的に一定の電流や実質的に一定の電圧を供給している場合にも、図5に表したように、点灯開始の時点から時間の経過とともに放射照度の低下する特性を有するものがある。このような特性を有する光源を発光部に用いる場合には、制御部405や駆動回路420の制御によらず、発光部の特性によって、人体洗浄モード時の平均の放射照度を、準備モード時の平均の放射照度よりも低くし、ノズル洗浄モード時の平均の放射照度を、人体洗浄モード時の平均の放射照度よりも低くしてもよい。この場合には、例えば、制御部405や駆動回路420に電流や電圧の制御を行う機能を持たせる必要が無くなる。例えば、駆動回路420に定電流回路や定電圧回路を用いることができる。これにより、制御部405や駆動回路420の構成を簡単にすることができる。発光部の寿命を長くした衛生洗浄装置を簡単な構成で実現することができる。
上記実施形態では、衛生洗浄装置100と便器800とが一体になった一体型のトイレ装置を例示している。衛生洗浄装置は、例えば、便器に対して着脱自在に取り付けられる、いわゆるシート型の便座装置でもよい。
以上、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、衛生洗浄装置100などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置、設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
10 給水源、 20 導水部、 21 おしり洗浄流路、 22 やわらか洗浄流路、 23 ビデ洗浄流路、 24 表面洗浄流路、 25 噴霧用流路、 100 衛生洗浄装置、 200 便座、 300 便蓋、 310 透過窓、 400 ケーシング、 401 電源回路、 403 人体検知センサ、 404 着座検知センサ、 405 制御部、 407 排気口、 408 排出口、 409 凹設部、 420 駆動回路、 431 電磁弁、 432 調圧弁、 433 逆止弁、 440 熱交換器ユニット、 442 流量センサ、 450 電解槽ユニット、 452 バキュームブレーカ、 454 圧力変調部、 460 紫外線照射部、 461 流路、 462 発光素子、 463 照射窓、 464 パッキン、 465 蓋部、 466 基板、 467 本体部、 468 反射部、 471 流量調整部、 472 流路切替部、 473 ノズル、 474a ビデ洗浄吐水口、 474b おしり洗浄吐水口、 476 ノズルモータ、 478 ノズル洗浄室、 479 噴霧ノズル、 500 操作部、 600 紫外線照射部、 601 流路、 602 冷陰極管、 610 紫外線照射部、 611 流路、 612 冷陰極管、 613 照射窓、 614 反射材、 800 便器、 801 ボウル

Claims (4)

  1. 人体局部に向けて水を吐出するノズルと、
    給水源から前記ノズルに至る管路を有し、前記給水源から供給された水を前記ノズルに導く導水部と、
    前記管路を開閉する電磁弁と、
    前記導水部の経路上において前記電磁弁よりも下流側に設けられ、水を流す流路と、前記流路を流れる水に紫外線を照射する発光部と、を有する紫外線照射部と、
    前記電磁弁の開閉、及び前記発光部からの紫外線の照射の駆動を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記人体局部に向けて前記ノズルより水を吐出する前に、前記電磁弁を開状態にして前記発光部を駆動し、水に紫外線を照射しつつ前記導水部の水を排水する準備モードと、
    前記準備モードの後に前記電磁弁の開状態を維持、又は前記準備モードの後に前記電磁弁を閉状態として再度前記電磁弁を開状態とし、前記発光部を駆動し、水に紫外線を照射して前記人体局部に向けて前記ノズルより水を吐出する人体洗浄モードと、
    を有し、
    前記人体洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度は、前記準備モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低いことを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 前記導水部の経路上に設けられた流路切替部をさらに備え、
    前記ノズルは、複数の吐水口を有し、
    前記流路切替部は、前記管路に連通させた状態と、前記管路に連通させない状態と、を前記複数の吐水口のそれぞれについて切り替え可能であり、
    前記紫外線照射部は、前記電磁弁と前記流路切替部との間に設けられ、
    前記制御部は、前記流路切替部の前記複数の吐水口の切り替えを制御し、前記準備モード時には、前記複数の吐水口のそれぞれを前記管路と連通させた状態とし、前記人体洗浄モード時には、前記複数の吐水口のいずれか1つを前記管路と連通させた状態とすることを特徴とする請求項1記載の衛生洗浄装置。
  3. 前記電磁弁と前記紫外線照射部との間に設けられ、前記導水部を流れる水を加熱する加熱部をさらに備え、
    前記制御部は、前記準備モード時及び前記人体洗浄モード時に、前記加熱部を動作させて水を加熱することを特徴とする請求項1又は2に記載の衛生洗浄装置。
  4. 前記制御部は、前記人体洗浄モードの後に、前記ノズルを洗浄するノズル洗浄モードをさらに有し、
    前記制御部は、前記ノズル洗浄モード時においても前記発光部を駆動し、
    前記ノズル洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度は、前記人体洗浄モードの期間において前記発光部から照射される紫外線の平均の放射照度よりも低いことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
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