JP7165918B2 - 電気便座一体型便器 - Google Patents

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Description

本発明は、通信を実行する電気便座一体型便器に関する。
電力制御システム(EMS:Energy Management System)は、電力の需要家施設に設けられ、複数の機器を制御する機器制御装置を備える。複数の機器と機器制御装置との間のメッセージフォーマットは共通化される。共通化されたメッセージフォーマットにより、燃料電池も制御可能である(例えば、特許文献1参照)。
特開2017-11994号公報
機器制御装置が複数の機器を制御するために、電力制御システムに通信プロトコルが導入される。通信プロトコルの1つであるECHONET Lite(登録商標)は、機器の種別ごとに機器クラスを規定し、機器が持つ情報および制御対象をプロパティとして機器クラスごと規定する。電力制御システムは、電力会社等からの電力の供給を受けている施設である需要家内に設置される。このような需要家内には電気便座一体型便器も設置される。電気便座一体型便器の利便性を向上させるためには、電気便座一体型便器をネットワーク連携させる方が望ましい。
本発明はこうした状況に鑑みなされたものであり、その目的は、電気便座一体型便器をネットワーク連携させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の電気便座一体型便器は、電気便座部と便器部とが一体となった電気便座一体型便器であって、機器の種別ごとに機器クラスを規定するとともに、当該機器に関するパラメータをプロパティとして機器クラスごとに規定する通信プロトコルにしたがって、(i)機器クラス、(ii)プロパティを識別するためのプロパティIDと、当該プロパティIDに対するプロパティ値とが含まれたプロパティの情報、(iii)プロパティ値に対する操作内容を識別するためのコマンドの種別が含まれた共通フォーマットのメッセージを使用して通信対象となる装置との通信を行う通信部を備え、通信部は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の設定を要求する設定要求、あるいは電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の読み出しがコマンドとして含まれたメッセージを要求する読み出し要求を通信対象となる装置から受信する電気便座一体型便器であって、電気便座部および便器部の少なくとも一方を制御する制御部をさらに備え、制御部は、電気便座部および便器部の少なくとも一方における状態の変化を受けつけ、通信部は、制御部が受けつけた状態の変化に対するプロパティIDとプロパティ値が含まれたメッセージを送信する。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、コンピュータプログラム、またはコンピュータプログラムを記録した記録媒体などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、電気便座一体型便器をネットワーク連携させることができる。
実施例に係る通信システムの構成を示す図である。 図1の電気便座一体型便器と端末装置の構成を示す図である。 図1の通信システムにおいて使用されるメッセージのフォーマットを示す図である。 図1の通信システムにおいて規定されるプロパティのデータ構造を示す図である。 図2の記憶部に記憶される管理テーブルのデータ構造を示す図である。 図6(a)-(c)は、図1の通信システムにおいて規定される別のプロパティのデータ構造を示す図である。 図1の通信システムによる通信手順を示すシーケンス図である。 図8(a)-(b)は、図1の通信システムによる別の通信手順を示すシーケンス図である。 図9(a)-(b)は、図1の通信システムによるさらに別の通信手順を示すシーケンス図である。 変形例に係る通信システムの構成を示す図である。
本発明の実施例を具体的に説明する前に、本実施例の概要を説明する。実施例は、住宅等の需要家内に設置される通信システムに関する。通信システムは、これまでと同様にEMSに使用されてもよいが、ここでは、特に、電気便座一体型便器を接続する。通信システムに電気便座一体型便器を接続することによって、スマートフォン等の端末装置を使用して、電気便座一体型便器から情報を読み出したり、電気便座一体型便器に情報を設定したりすることが可能になる。このような通信システムの通信プロトコルとして、例えばECHONET Lite(登録商標)の使用が想定される。ECHONET Lite(登録商標)は、OSI参照モデルの第5層および第6層に相当する通信ミドルウェアの仕様を規定する。また、ECHONET Lite(登録商標)は、機器の種別ごとに機器クラスを規定し、当該機器に関するパラメータをプロパティとして機器クラスごとに規定する。
このような機器クラスの共通(標準)化はEMSの普及に効果的である。温水洗浄便座、暖房便座が含まれた単独の電気便座については、上述機器クラスの共通(標準)化が行われている。しかしながら、電気便座一体型便器については、機器クラスの共通(標準)化がされておらず、これを実現するために、電気便座クラスにユーザ定義プロパティとして拡張する必要がある。この場合、システム初期状態において、通信システムに含まれる制御装置あるいはゲートウェイは、機器クラスを直接的に検出できない。そのため、制御装置あるいはゲートウェイは、電気便座の機器クラスを検出した後、製品品番プロパティ等の情報を取得して、予め保持している製品番号と機器クラスの対応テーブルを参照することによって、電気便座一体型便器を識別する必要がある。本実施例では、電気便座一体型便器をネットワーク連携させるために、電気便座一体型便器の機器クラスを規定する。
図1は、通信システム100の構成を示す。通信システム100は、電気便座一体型便器10、端末装置12、他機器14、ルータ16を含む。ルータ16は、住宅等の需要家内に設置される。ルータ16には、電気便座一体型便器10、端末装置12、他機器14が接続される。電気便座一体型便器10、端末装置12、他機器14は、いずれも通信機能、例えば、無線LAN等の無線通信機能あるいは有線通信機能を備える。このような構成によって、電気便座一体型便器10は、ルータ16を介して端末装置12からアクセスされる。また、他機器14は、例えば、太陽光発電装置、蓄電池装置である。ここでは、それぞれ1つの電気便座一体型便器10、端末装置12、他機器14が示されるが、これらの数は「1」に限定されない。また、電気便座一体型便器10、他機器14は機器と総称される。
図2は、電気便座一体型便器10と端末装置12の構成を示す。電気便座一体型便器10は、通信部300、制御部302、電気便座部310、便器部312を含み、電気便座部310は、おしり洗浄機能実行部320、温水機能実行部322、電気便座用センサ324を含み、便器部312は、洗浄機能実行部330、自動便器洗浄機能実行部332、便器用センサ334を含む。端末装置12は、通信部200、処理部202、操作部204、表示部206、記憶部208を含む。ここでは、説明を明瞭にするために、図1の他機器14、ルータ16を省略する。電気便座一体型便器10は、電気便座部310と便器部312とが一体となって構成される。電気便座部310では、おしり、ビデ洗浄、乾燥機能等が実行され、便器部312では、大洗浄、小洗浄機能等が実行される。電気便座部310と便器部312には、各種機能を実現するための制御回路およびセンサ回路が含まれる。
以下では、(1)初期登録、(2)プロパティ値の設定、(3)プロパティ値の読み出し、(4)状態変化によるイベント通知、(5)プロパティ情報の具体例の順に説明する。
(1)初期登録
初期登録とは、端末装置12から機器へのアクセスを可能にするために、端末装置12において機器を登録するための処理である。本実施例において機器は電気便座一体型便器10であるとする。この処理登録は、後述する(2)プロパティ値の設定、(3)プロパティ値の読み出し、(4)状態変化によるイベント通知を実行する前になされる。
端末装置12の操作部204は、タッチパネル、ボタン等により構成されており、端末装置12を使用するユーザによる操作を受けつける。操作部204は、ユーザからの操作を処理部202に出力する。表示部206は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等により構成されており、処理部202からの情報、画像を受けつけ、情報、画像を表示する。なお、操作部204がタッチパネルである場合、操作部204と表示部206とは一体的に構成される。処理部202は、操作部204からの操作を受けつけるとともに、表示部206に情報、画像を出力する。また、処理部202は、通信部200との間で、これらを入出力する。
表示部206において初期登録の設定画面が表示されている場合において、ユーザが、操作部204を使用して初期登録の実行を指示する。これは、ユーザによる機器の検索操作ともいえる。処理部202は、操作部204から受けつけた指示に応じて、電気便座一体型便器の機器クラスを有する機器に対して、機器IDプロパティを要求するためのメッセージを送信することを通信部200に指示する。なお、機器IDとは、通信システム100内で機器を一意に特定するための情報である。
通信部200は、処理部202からの指示に応じたメッセージの生成、メッセージの送受信、受信したメッセージの解析を実行する。ここでは、まずメッセージのフォーマットを説明する。図3は、通信システム100において使用されるメッセージのフォーマットを示す。メッセージは、IPアドレス、送信元クラスID、送信先クラスID、コマンド種別、プロパティ情報を先頭から順に配置する。IP(Internet Protocol)アドレスには、送信元のIPアドレスと送信先のIPアドレスが含まれる。送信元クラスIDは、送信元の機器クラスを識別するためのIDであり、送信先クラスIDは、送信先の機器クラスを識別するためのIDである。
コマンド種別は、後述のプロパティ値に対する操作内容を識別するための情報である。コマンド種別には、例えば、プロパティ値の設定要求である「Set」、あるいはプロパティ値の読み出し要求である「Get」等が設定される。プロパティ情報には、プロパティIDとプロパティ値との組合せが1つ以上含まれる。プロパティIDは、プロパティを識別するためのIDであり、プロパティ値は、当該プロパティIDに対する値である。このプロパティIDによって識別されるプロパティは、機器クラスごとに規定される。また、プロパティIDとプロパティ値との組合せの数がプロパティ数に示される。図2に戻る。
通信部200は、処理部202からの指示に応じて、機器IDプロパティのメッセージを生成する際、通信システム100に含まれるすべての機器に対して問合せを行うために、送信先のIPアドレスにマルチキャストアドレスを設定する。また、通信部200は、送信先クラスIDに、電気便座一体型便器の機器クラスを設定し、コマンド種別に、プロパティ値の読み出し要求である「Get」を設定する。ここで、機器IDプロパティは図4のように示される。図4は、通信システム100において規定されるプロパティのデータ構造を示す。これは、機器IDプロパティを示す。プロパティ値には機器IDが設定されるが、この段階においては機器IDが未知であるので、プロパティ値にはダミー値が設定される。図2に戻る。
これに続いて、通信部200は、所定の通信プロトコルにしたがって、通信システム100に含まれる各機器との通信を行う。所定の通信プロトコルの一例は、前述のごとく、ECHONET Lite(登録商標)である。ここでは、機器IDプロパティのメッセージをマルチキャスト送信する。
電気便座一体型便器10の通信部300は、通信部200と同様に、所定の通信プロトコルにしたがって、通信システム100に含まれる各機器との通信を行う。また、通信部300は、メッセージの送受信、受信したメッセージの解析、送信すべきメッセージの生成を実行する。なお、通信部300が受信するメッセージを「要求メッセージ」と呼び、通信部300が送信するメッセージを「応答メッセージ」と呼ぶこともある。さらに、通信部300は、クラスIDとして電気便座一体型便器の機器クラスを保持するとともに、機器IDをプロパティ値として保持する。
通信部300は、端末装置12から受信した要求メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDおよびプロパティ値を特定する。また、通信部300は、要求メッセージに含まれたコマンド種別をもとに、プロパティ値に対する操作内容を識別する。具体的に説明すると、通信部300は、端末装置12から受信した要求メッセージにおけるにおけるプロパティIDから機器IDプロパティを特定する。また、通信部300は、要求メッセージにおけるコマンド種別から、プロパティ値の読み出し要求であることを識別する。
これに応じて、通信部300は、電気便座一体型便器10の機器IDプロパティのプロパティ値を取得し、当該プロパティ値を格納した応答メッセージを生成する。応答メッセージにおける送信元のIPアドレスには、電気便座一体型便器10のIPアドレスが設定され、送信先のIPアドレスには、端末装置12のIPアドレスが設定される。また、送信元クラスIDには、電気便座一体型便器の機器クラスが設定され、プロパティ情報のプロパティIDには「0x00」が設定される。通信部300は、応答メッセージを端末装置12に送信する。なお、通信部300は、電気便座一体型便器10に外付けされていてもよい。
端末装置12の通信部200は、電気便座一体型便器10からの応答メッセージを受信する。通信部200は、応答メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDおよびプロパティ値を特定する。具体的に説明すると、通信部200は、電気便座一体型便器10から受信した応答メッセージにおけるプロパティIDから機器IDプロパティを特定し、プロパティ値から機器IDプロパティのプロパティ値を特定する。通信部200は、電気便座一体型便器10の機器IDと、応答メッセージにおける送信元のIPアドレスとを処理部202に出力する。
処理部202は、通信部200から受けつけた電気便座一体型便器10の機器IDを表示部206に表示させる。ユーザは、表示部206に表示された機器IDを確認し、これに対応した機器の名称を操作部204により入力する。処理部202は、操作部204において受けつけた機器の名称と、機器IDと、通信部200から受けつけたIPアドレスとを対応づけて、記憶部208の管理テーブルに記憶させる。図5は、記憶部208に記憶される管理テーブルのデータ構造を示す。管理テーブルには、図示のごとく、機器ID、機器名称、IPアドレスの組合せが記憶される。図2に戻る。
(2)プロパティ値の設定
ユーザは、端末装置12の表示部206に表示された画面を見ながら、操作部204を使用して、電気便座一体型便器10に設定すべき内容を入力する。この入力において、電気便座一体型便器10の機器IDも特定される。処理部202は、操作部204から受けつけた内容に応じて、電気便座一体型便器10に対して、プロパティ値の設定を要求するための要求メッセージを送信することを通信部200に指示する。その際、処理部202は、操作部204から受けつけた機器IDをもとに記憶部208の管理テーブルを検索することによって、電気便座一体型便器10のIPアドレスを取得し、これも通信部200に出力する。
通信部200は、処理部202からの指示に応じて、プロパティ値の設定を要求するための要求メッセージを生成する際、処理部202から受けつけたIPアドレスを送信先のIPアドレスに設定する。また、通信部200は、送信先クラスIDに、電気便座一体型便器の機器クラスを設定し、コマンド種別に、プロパティ値の設定要求である「Set」を設定する。さらに、通信部200は、設定対象となるプロパティIDおよび設定内容となるプロパティ値も設定するが、これらについては後述する。これに続いて、通信部200は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ値の設定を要求する設定要求が含まれた要求メッセージを通信対象となる電気便座一体型便器10に送信する。
電気便座一体型便器10の通信部300は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ値の設定を要求する設定要求が含まれた要求メッセージを端末装置12から受信する。通信部300は、端末装置12から受信した要求メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDおよびプロパティ値を特定する。また、通信部300は、要求メッセージに含まれたコマンド種別をもとに、プロパティ値に対する操作内容として、プロパティ値の設定要求であることを識別する。これに応じて、通信部300は、設定要求を制御部302に指示するとともに、プロパティIDとプロパティ値を制御部302に出力する。
制御部302は、通信部300からの設定要求にもとづいて、電気便座一体型便器10に対する設定を実行する。具体的に説明すると、制御部302は、通信部300からのプロパティIDをもとに、設定要求が電気便座部310に関するものか、あるいは便器部312に関するものかを特定する。また、制御部302は、特定した電気便座部310あるいは便器部312に対して、プロパティIDのプロパティ値にもとづいた設定を実行する。つまり、制御部302は、受信した設定要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方を制御する。具体的な処理は後述する。制御部302は、電気便座部310あるいは便器部312に対する設定が完了した場合、設定が完了したことを通信部300に通知する。通信部300は、設定の完了を制御部302から通知された場合に、応答メッセージを生成して、応答メッセージを端末装置12に送信する。
(3)プロパティ値の読み出し
ユーザは、端末装置12の表示部206に表示された画面を見ながら、操作部204を使用して、電気便座一体型便器10から読み出すべきプロパティ情報を入力する。この入力において、電気便座一体型便器10の機器IDも特定される。処理部202は、操作部204から受けつけた内容に応じて、電気便座一体型便器10に対して、プロパティ値の読み出しを要求するための要求メッセージを送信することを通信部200に指示する。その際、処理部202は、操作部204から受けつけた機器IDをもとに記憶部208の管理テーブルを検索することによって、電気便座一体型便器10のIPアドレスを取得し、これも通信部200に出力する。
通信部200は、処理部202からの指示に応じて、プロパティ値の読み出しを要求するための要求メッセージを生成する際、処理部202から受けつけたIPアドレスを送信先のIPアドレスに設定する。また、通信部200は、送信先クラスIDに、電気便座一体型便器の機器クラスを設定し、コマンド種別に、プロパティ値の読み出し要求である「Get」を設定する。さらに、通信部200は、制御対象となるプロパティIDも設定するが、これについては後述する。これに続いて、通信部200は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ値の読み出しを要求する読み出し要求が含まれた要求メッセージを通信対象となる電気便座一体型便器10に送信する。
電気便座一体型便器10の通信部300は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ値の読み出しを要求する読み出し要求が含まれた要求メッセージを端末装置12から受信する。通信部300は、端末装置12から受信した要求メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDを特定する。また、通信部300は、要求メッセージに含まれたコマンド種別をもとに、プロパティ値に対する操作内容として、プロパティ値の読み出し要求であることを識別する。これに応じて、通信部300は、読み出し要求を制御部302に指示するとともに、プロパティIDを制御部302に出力する。
制御部302は、電気便座一体型便器10の動作状態・設定状態の管理を行う。具体的に説明すると、制御部302は、通信部300からのプロパティIDをもとに、読み出し要求が電気便座部310に関するものか、あるいは便器部312に関するものかを特定する。また、制御部302は、特定した電気便座部310あるいは便器部312に対して、プロパティIDに対するプロパティ値の出力を要求する。つまり、制御部302は、受信した読み出し要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方を制御する。具体的な処理は後述する。制御部302は、プロパティ値を受けつけると、プロパティ値を通信部300に出力する。
通信部300は、制御部302から受けつけたプロパティ値を格納した応答メッセージを生成する。応答メッセージにおける送信元のIPアドレスには、電気便座一体型便器10のIPアドレスが設定され、送信先のIPアドレスには、端末装置12のIPアドレスが設定される。また、送信元クラスIDには、電気便座一体型便器の機器クラスが設定され、プロパティ情報のプロパティIDには要求メッセージでのプロパティIDが設定される。通信部300は、応答メッセージを端末装置12に送信する。このように、通信部300は、読み出し要求に応じて、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方のプロパティ情報を送信する。
端末装置12の通信部200は、電気便座一体型便器10からの応答メッセージを受信する。通信部200は、応答メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDおよびプロパティ値を特定する。通信部200は、特定したプロパティIDおよびプロパティ値を処理部202に出力する。処理部202は、例えば、プロパティIDおよびプロパティ値を表示部206に表示させる。処理部202におけるプロパティIDおよびプロパティ値に対する処理はこれに限定されない。
(4)状態変化によるイベント通知
制御部302は、電気便座用センサ324、便器用センサ334のそれぞれから受けつけた情報を監視する。制御部302は、監視している情報が変化した場合、変化した情報に対するプロパティIDおよびプロパティ値を特定する。つまり、制御部302は、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方における状態の変化を受けつける。これは、電気便座部310および便器部312では、内部異常状態の管理をしており、異常が発生した場合、異常に関する情報を制御部302に通知することに相当する。制御部302は、プロパティIDおよびプロパティ値を通信部300に出力する。このプロパティIDおよびプロパティ値は異常プロパティ情報あるいは変化情報ともいえる。
通信部300は、制御部302から受けつけたプロパティIDおよびプロパティ値を格納したメッセージを生成する。メッセージにおける送信元のIPアドレスには、電気便座一体型便器10のIPアドレスが設定され、送信先のIPアドレスには、端末装置12のIPアドレスが設定される。また、送信元クラスIDには、電気便座一体型便器の機器クラスが設定される。通信部300は、メッセージを端末装置12に送信する。
端末装置12の通信部200は、電気便座一体型便器10からのメッセージを受信する。通信部200は、メッセージに含まれたプロパティ情報をもとに、プロパティIDおよびプロパティ値を特定する。通信部200は、特定したプロパティIDおよびプロパティ値を処理部202に出力する。処理部202は、例えば、プロパティIDおよびプロパティ値を表示部206に表示させる。処理部202におけるプロパティIDおよびプロパティ値に対する処理はこれに限定されない。
(5)プロパティ情報の具体例
以下では、(2)プロパティ値の設定、(3)プロパティ値の読み出し、(4)状態変化によるイベント通知において処理対象とされるプロパティ情報を具体的に説明する。
図6(a)-(c)は、通信システム100において規定される別のプロパティのデータ構造を示す。図6(a)は、電気便座部310の機能の関連プロパティである「おしり洗浄水勢プロパティ」、「温水温度プロパティ」を一例として示す。おしり洗浄水勢プロパティは、電気便座部310の機能として、おしり洗浄時の水の勢いの強さレベルを設定するためのプロパティである。おしり洗浄機能実行部320はおしり洗浄機能を実行する。おしり洗浄機能実行部320にはおしり洗浄時の水の勢いの強さレベルが設定される。制御部302は、おしり洗浄機能実行部320における強さレベルの設定を動作状態・設定状態として管理する。おしり洗浄水勢プロパティは、プロパティ値の読み出し、プロパティ値の設定において使用される。
温水温度プロパティは、電気便座部310の機能として、洗浄時の温水温度レベルを設定するためのプロパティである。温水機能実行部322は洗浄時の温水を提供する機能を実行する。温水機能実行部322には洗浄時の温水温度レベルが設定される。制御部302は、温水機能実行部322における温水温度レベルの設定を動作状態・設定状態として管理する。温水温度プロパティは、プロパティ値の読み出し、プロパティ値の設定において使用される。
図6(b)は、便器部312の機能の関連プロパティである「洗浄水量プロパティ」、「自動便器洗浄プロパティ」を一例として示す。洗浄水量プロパティは、便器部312の機能として、便器洗浄時の水量レベルを設定するためのプロパティである。洗浄機能実行部330は便器洗浄機能を実行する。洗浄機能実行部330には便器洗浄時の水量レベルが設定される。制御部302は、洗浄機能実行部330における水量レベルの設定を動作状態・設定状態として管理する。洗浄水量プロパティは、プロパティ値の読み出し、プロパティ値の設定において使用される。
自動便器洗浄プロパティは、便器部312の機能として、便器洗浄を自動的に行う設定の入切を設定するためのプロパティである。自動便器洗浄機能実行部332は自動便器洗浄機能を実行する。自動便器洗浄機能実行部332には、便器洗浄を自動的に行う設定の入切が設定される。制御部302は、自動便器洗浄機能実行部332における入切の設定を動作状態・設定状態として管理する。自動便器洗浄プロパティは、プロパティ値の読み出し、プロパティ値の設定において使用される。
図6(c)は、異常プロパティである「電気便座ブロック異常プロパティ」、「便器ブロック異常プロパティ」を一例として示す。電気便座ブロック異常プロパティは、電気便座ブロックのセンサ異常、回路異常を通知するためのプロパティである。電気便座用センサ324は、電気便座ブロックのセンサ異常、回路異常を検出する。制御部302は、電気便座用センサ324における検出結果、つまり異常検出を動作状態・設定状態として管理する。電気便座ブロック異常プロパティは、状態変化によるイベント通知において使用される。
便器ブロック異常プロパティは、便器ブロックのセンサ異常、回路異常を通知するためのプロパティである。便器用センサ334は、便器ブロックのセンサ異常、回路異常を検出する。制御部302は、便器用センサ334における検出結果、つまり異常検出を動作状態・設定状態として管理する。電気便座ブロック異常プロパティは、状態変化によるイベント通知において使用される。
本開示における装置、システム、または方法の主体は、コンピュータを備えている。このコンピュータがプログラムを実行することによって、本開示における装置、システム、または方法の主体の機能が実現される。コンピュータは、プログラムにしたがって動作するプロセッサを主なハードウェア構成として備える。プロセッサは、プログラムを実行することによって機能を実現することができれば、その種類は問わない。プロセッサは、半導体集積回路(IC)、またはLSI(Large Scale Integration)を含む1つまたは複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集積されてもよいし、複数のチップに設けられてもよい。複数のチップは1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に備えられていてもよい。プログラムは、コンピュータが読み取り可能なROM、光ディスク、ハードディスクドライブなどの非一時的記録媒体に記録される。プログラムは、記録媒体に予め格納されていてもよいし、インターネット等を含む広域通信網を介して記録媒体に供給されてもよい。
以上の構成による通信システム100の動作を説明する。図7は、通信システム100による通信手順を示すシーケンス図である。端末装置12は、機器IDプロパティの要求メッセージを電気便座一体型便器10、他機器14にブロードキャスト送信する(S10、S12)。電気便座一体型便器10は機器IDプロパティの応答メッセージを端末装置12に送信する(S14)。端末装置12は電気便座一体型便器10の機器ID等を登録する(S16)。端末装置12は設定要求メッセージを電気便座一体型便器10に送信する(S18)。電気便座一体型便器10は設定応答メッセージを端末装置12に送信する(S20)。端末装置12は読み出し要求メッセージを電気便座一体型便器10に送信する(S22)。電気便座一体型便器10は読み出し応答メッセージを端末装置12に送信する(S24)。
図8(a)-(b)は、通信システム100による別の通信手順を示すシーケンス図であり、これは(2)プロパティ値の設定の手順に相当する。図8(a)は、設定要求が電気便座部310に関する場合の手順を示す。端末装置12は、設定要求を受けつける(S50)。端末装置12は、設定要求メッセージを制御部302に出力する(S52)。制御部302は設定要求を電気便座部310に出力し(S54)、電気便座部310は設定応答を制御部302に出力する(S56)。制御部302は、設定応答メッセージを端末装置12に出力する(S58)。
図8(b)は、設定要求が便器部312に関する場合の手順を示す。端末装置12は、設定要求を受けつける(S100)。端末装置12は、設定要求メッセージを制御部302に出力する(S102)。制御部302は設定要求を便器部312に出力し(S104)、便器部312は設定応答を制御部302に出力する(S106)。制御部302は、設定応答メッセージを端末装置12に出力する(S108)。
図9(a)-(b)は、通信システム100によるさらに別の通信手順を示すシーケンス図であり、これは(3)プロパティ値の読み出しの手順に相当する。図9(a)は、読み出し要求が電気便座部310に関する場合の手順を示す。端末装置12は、読み出し要求を受けつける(S150)。端末装置12は、読み出し要求メッセージを制御部302に出力する(S152)。制御部302は読み出し要求を電気便座部310に出力し(S154)、電気便座部310は読み出し応答を制御部302に出力する(S156)。制御部302は、読み出し応答メッセージを端末装置12に出力する(S158)。
図9(b)は、読み出し要求が便器部312に関する場合の手順を示す。端末装置12は、読み出し要求を受けつける(S200)。端末装置12は、読み出し要求メッセージを制御部302に出力する(S202)。制御部302は読み出し要求を便器部312に出力し(S204)、便器部312は読み出し応答を制御部302に出力する(S206)。制御部302は、読み出し応答メッセージを端末装置12に出力する(S208)。
これまでは、端末装置12が、ECHONET Lite(登録商標)に対応し、ルータ16を介して電気便座一体型便器10と通信を実行している。しかしながら、端末装置12が、ECHONET Lite(登録商標)に対応しなくてもよい。以下では、そのような場合の構成を説明する。図10は、変形例に係る通信システム100の構成を示す。通信システム100は、電気便座一体型便器10、端末装置12、他機器14、ルータ16、HEMS制御装置18、サーバ20を含む。端末装置12はHEMS制御装置18と通信し、HEMS制御装置18は電気便座一体型便器10と通信する。この場合、電気便座一体型便器10とHEMS制御装置18との間において、ECHONET Lite(登録商標)が使用される。端末装置12はサーバ20と通信し、サーバ20は電気便座一体型便器10と通信する。この場合、電気便座一体型便器10とサーバ20との間において、ECHONET Lite(登録商標)が使用される。
本実施例によれば、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ情報の設定を要求する設定要求を受信するので、電気便座一体型便器10をネットワーク連携させることができる。また、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ情報の読み出しを要求する読み出し要求を受信するので、電気便座一体型便器10をネットワーク連携させることができる。また、電気便座一体型便器10がネットワーク連携されるので、ネットワークを通じて、電気便座一体型便器10の機能の状態確認・設定したり、通知したりすることができる。また、電気便座一体型便器の機器クラスを規定するので、電気便座関連情報、便器関連情報をプロパティとして管理できる。
また、設定要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方を制御するので、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方をネットワーク経由で制御できる。また、外部機器は、電気便座一体型便器の機器クラスのプロパティを通じて、電気便座関連情報、便器関連情報を設定できる。また、読み出し要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方のプロパティの情報を送信するので、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方のプロパティの情報をネットワーク経由で取得できる。また、外部機器は、電気便座一体型便器の機器クラスのプロパティを通じて、電気便座関連情報、便器関連情報を取得できる。
また、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方における状態の変化に関する変化情報を送信するので、状態の変化をネットワーク経由で取得できる。また、外部機器は、電気便座一体型便器の機器クラスのプロパティを通じて、電気便座関連情報、便器関連情報の状態変化値を取得できる。また、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ情報の設定を要求する設定要求を送信するので、電気便座一体型便器10をネットワーク連携させることができる。また、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティ情報の読み出しを要求する読み出し要求を送信するので、電気便座一体型便器10をネットワーク連携させることができる。
本発明の一態様の概要は、次の通りである。本発明のある態様の電気便座一体型便器10は、電気便座部310と便器部312とが一体となった電気便座一体型便器10であって、所定の通信プロトコルにしたがって、通信対象となる装置との通信を行う通信部300を備える。通信部300は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の設定を要求する設定要求、あるいは電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の読み出しを要求する読み出し要求を通信対象となる装置から受信する。
通信部300は読み出し要求を受信し、通信部300は、通信部300において受信した読み出し要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方のプロパティの情報を送信してもよい。
電気便座部310および便器部312の少なくとも一方を制御する制御部302をさらに備えてもよい。
通信部300は設定要求を受信し、制御部302は、通信部300において受信した設定要求をもとに、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方を制御してもよい。
制御部302は、電気便座部310および便器部312の少なくとも一方における状態の変化を受けつけ、通信部300は、制御部302が受けつけた状態の変化に関する変化情報を送信してもよい。
本発明の別の態様は、通信装置である。この装置は、電気便座部310と便器部312とが一体となった電気便座一体型便器10に接続可能な通信装置であって、所定の通信プロトコルにしたがって、通信対象となる装置との通信を行う通信部300を備える。通信部300は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の設定を要求する設定要求、あるいは電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の読み出しを要求する読み出し要求を通信対象となる装置から受信する。
本発明のさらに別の態様もまた、通信装置である。この装置は、所定の通信プロトコルにしたがって、電気便座部310と便器部312とが一体となった電気便座一体型便器10に接続に接続された装置であって、かつ通信対象となる装置との通信を行う通信部200を備える。通信部200は、電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の設定を要求する設定要求、あるいは電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の読み出しを要求する読み出し要求を通信対象となる装置に送信する。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
本実施例において、電気便座部310に関するプロパティと、便器部312に関するプロパティとには異なったプロパティIDを付与することによって、異なったプロパティとして監視している。しかしながらこれに限らず例えば、電気便座部310に関するプロパティと、便器部312に関するプロパティとを一体化したプロパティとして定義してもよい。例えば、おしり洗浄水勢かつ自動便器洗浄を1つのプロパティとして管理してもよい。本変形例によれば、プロパティを効率的に定義できる。
10 電気便座一体型便器、 12 端末装置(通信装置)、 14 他機器、 16 ルータ、 18 HEMS制御装置(通信装置)、 20 サーバ(通信装置)、 100 通信システム、 200 通信部、 202 処理部、 204 操作部、 206 表示部、 208 記憶部、 300 通信部、 302 制御部、 310 電気便座部、 312 便器部、 320 おしり洗浄機能実行部、 322 温水機能実行部、 324 電気便座用センサ、 330 洗浄機能実行部、 332 自動便器洗浄機能実行部、 334 便器用センサ。

Claims (5)

  1. 電気便座部と便器部とが一体となった電気便座一体型便器であって、
    機器の種別ごとに機器クラスを規定するとともに、当該機器に関するパラメータをプロパティとして機器クラスごとに規定する通信プロトコルにしたがって、(i)機器クラス、(ii)プロパティを識別するためのプロパティIDと、当該プロパティIDに対するプロパティ値とが含まれたプロパティの情報、(iii)プロパティ値に対する操作内容を識別するためのコマンドの種別が含まれた共通フォーマットのメッセージを使用して通信対象となる装置との通信を行う通信部を備え、
    前記通信部は、前記電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の設定を要求する設定要求、あるいは前記電気便座一体型便器の機器クラスに対応するプロパティの情報の読み出しがコマンドとして含まれたメッセージを要求する読み出し要求を前記通信対象となる装置から受信する電気便座一体型便器であって、
    前記電気便座部および前記便器部の少なくとも一方を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記電気便座部および前記便器部の少なくとも一方における状態の変化を受けつけ、
    前記通信部は、前記制御部が受けつけた状態の変化に対するプロパティIDとプロパティ値が含まれたメッセージを送信することを特徴とする電気便座一体型便器。
  2. 前記通信部は前記読み出し要求がコマンドとして含まれたメッセージを受信し、
    前記通信部は、前記通信部において受信したメッセージに含まれた前記読み出し要求をもとに、前記電気便座部および前記便器部の少なくとも一方のプロパティ値が含まれたメッセージの情報を送信することを特徴とする請求項1に記載の電気便座一体型便器。
  3. 前記プロパティIDには、前記電気便座部および前記便器部の少なくとも一方に異常が発生した場合の異常プロパティを含んでおり、前記異常プロパティは、センサの異常検出を動作状態として管理するプロパティ値を有する請求項1または2に記載の電気便座一体型便器。
  4. 前記通信部は前記設定要求がコマンドとして含まれたメッセージを受信し、
    前記制御部は、前記通信部において受信したメッセージに含まれた前記設定要求をもとに、前記電気便座部および前記便器部の少なくとも一方に対してプロパティ値にもとづいた設定を実行することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の電気便座一体型便器。
  5. 前記電気便座部あるいは前記便器部に対する設定が完了した場合、設定が完了したことを前記通信部に通知し、前記通信部は、設定の完了を前記制御部から通知された場合に、応答メッセージを生成して、応答メッセージを端末装置に送信することを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電気便座一体型便器。
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