JP6996097B2 - 仲介装置、情報処理システム及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムにおける仲介装置、情報処理システム及びプログラムに関する。
従来、機械同士が通信を介して情報をやり取りするM2M(Machine-to-Machine)や、家電や自動車等多種多様な機械がインターネットにつながり、お互いに情報をやり取りするIoT(Internet of Things)技術が既に知られている(例えば、特許文献1)。また、M2MやIoTを実現するために、TCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)ネットワークで利用できる通信プロトコルMQTT(Message Queueing Telemetry Transport)が知られている。MQTTの「Message Queueing」とは、送信側が送るデータをデータ領域に一旦保持しながら、受信側の処理が完了するのを待たずに次の処理へ移る方式をいい、「Telemetry Transport」とは、遠隔測定用の通信を意味する。すなわち、MQTTは、遠隔にあるセンサやデバイス等が収集したデータを、受信側の処理状況を気にせず効率よく送信することができるプロトコルである。MQTTのヘッダサイズは2バイトであり、トラフィック量はHTTPの10分の1になる。つまり、CPU負荷、電力消費量を10分の1に抑えることができる。
しかしながら、MQTTを使用したサービスでは、MQTTブローカに機器又はセンサ等のMQTTパブリッシャが直接接続する構成を採るため、MQTTパブリッシャ同時接続数のスケーラビリティを確保する場合に、MQTTブローカをサポートするサーバに掛かるコストが増大する問題があった。また、MQTTパブリッシャから直接インターネット上のMQTTブローカまでの通信を行うため、セキュリティ面のリスクが増大するといった問題があった。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、機器間の通信効率の向上を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、仲介装置は、第1の装置から送信されるデータのうち、第2の装置から要求されているデータを前記第2の装置へ送信する送信装置にネットワークを介して接続され、前記第1の装置から送信されるデータを受信する受信部と、前記データの内容に応じて前記送信装置への送信の要否が定義されているルール情報のうち、前記受信部によって受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、当該データの送信の要否を判定する判定部と、前記判定部によって送信が必要であると判定されたデータを、前記送信装置に送信する送信部と、前記第1の装置に係る情報に基づいて抽出した利用可能な前記ルール情報及び前記利用可能なルール情報に関連付けられる使用頻度に応じたランクをネットワークを介して取得する取得部と、を有し、前記受信部は、当該データに適用されるルール情報に含まれる要求応答時間以下の間隔で当該データを継続して受信し、前記判定部は、当該データを受信した時点から前記要求応答時間が経過するまでに当該データに適用されるルール情報に基づいた処理を実行し、前記取得部は、前記ランクの高い前記利用可能な前記ルール情報を優先して前記第2の装置に送信することを特徴とする。
機器間の通信効率の向上を図ることができる。
第1の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるゲートウェイ5001のハードウェア構成例を示す図である。 第1の実施の形態におけるゲートウェイ5001の機能構成例を示す図である。 第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第1の図である。 第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第2の図である。 第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第3の図である。 第1の実施の形態における情報処理システムにおいて実行されるルール集計・判定処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 第1の実施の形態におけるMQTTトピックに適用されるルールの例を示す図である。 第1の実施の形態における情報処理システムにおいて実行されるルール共有処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。 第2の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。
図1は、第1の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図1において、情報処理システムは、端末装置1001-1、1001-2及び1001-3、クラウド2000、サーバ2001、ルール共有サーバ2002、ロードバランサ2003、広域ネットワーク3000、ファイアウォール4001及び4002、イントラネット5000及び5100、ゲートウェイ5001及び5101、機器5002-1及び5002-2、センサ5003-1、5003-2、5003-3及び5003-4を含む。
端末装置1001-1、1001-2及び1001-3(以下、それぞれを区別しない場合「端末装置1001」という。)は、例えば、スマートフォン、テレビ会議装置等の端末装置である。当該端末装置では、必要な機能を実現するアプリケーションプログラムが動作している。以下、端末装置1001-1、1001-2及び1001-3に処理を実行させるアプリケーションプログラムを、アプリ1001-1、1001-2及び1001-3といい、それぞれを区別しない場合、アプリ1001という。アプリ1001は、MQTT(Message Queueing Telemetry Transport)サブスクライバ機能を有する。MQTTサブスクライバ機能とは、MQTTプロトコルを使用して、当該MQTTサブスクライバが指定するMQTTトピックに関するメッセージの配信をMQTTブローカから受ける機能である。MQTTブローカは、MQTTパブリッシャから当該MQTTパブリッシャが指定したMQTTトピックに関するメッセージを受信し、MQTTサブスクライバへ当該メッセージを配信する機能を有する。なお、アプリ1001は、ソリューション別に作成されており、例えば、会議室利用アプリ、広告配信アプリ等がある。情報処理システムの利用者は、アプリ1001が提供するユーザインタフェースを介して、機器5002-1やセンサ5003-1から機器情報や状態等を取得し制御する。
クラウド2000は、広域ネットワーク3000と接続しているサーバコンピュータ群(データセンタ)であり、ロードバランサ2003、サーバ2001及びルール共有サーバ2002を含む。ロードバランサ2003は、アクセス負荷を分散させる目的で、広域ネットワーク3000とサーバ2001又はルール共有サーバ2002との間に設置される。サーバ2001は、MQTTブローカ機能を有し、ゲートウェイ5001又は5101が実現するMQTTパブリッシャからメッセージを受信し、アプリ1001が実現するMQTTサブスクライバへメッセージを配信する。すなわち、アプリ1001は、要求したメッセージをサーバ2001から受信することができる。ルール共有サーバ2002は、MQTTトピックに適用されるルールを情報処理システムの利用者全体で共有するためのサーバである。MQTTトピックに適用されるルールの詳細については後述する。
広域ネットワーク3000は、例えば、インターネットであり、公開されたネットワークである。広域ネットワーク3000は、専用回線ではなく、公衆回線であるため、セキュリティ対策をしない場合、改ざん、なりすまし、盗聴等の脅威を受ける可能性が有る。
ファイアウォール4001及び4002は、広域ネットワーク3000からのセキュリティの脅威からイントラネット5000又は5100内を守るために設置される。
イントラネット5000及び5100は、企業等の組織内で運用されるネットワークやM2Mデバイスが接続されるローカルエリアネットワーク等を指す。イントラネット5000及び5100と広域ネットワーク3000とは、ファイアウォール4001又は4002を介して接続される。イントラネット5000及び5100の内部では、ルータやPC(Personal Computer)等様々な機器がネットワークを介して相互に接続されている。イントラネット5000では、ゲートウェイ5001、ゲートウェイ5001が監視する機器5002-1及び5002-2(以下、それぞれを区別しない場合「機器5002」という。)、センサ5003-1等が接続される。イントラネット5100では、ゲートウェイ5101、ゲートウェイ5101が監視するセンサ5003-2、5003-3及び5003-4(以下、センサ5003-1~5003-4のそれぞれを区別しない場合「センサ5003」という。)等が接続される。
ゲートウェイ5001及びゲートウェイ5101は、MQTTパブリッシャ機能を有し、機器5002又はセンサ5003から受信するデータに基づき、MQTTブローカへデータを送信する。なお、MQTTサービスがイントラネット5000又は5100内で運用される場合は、ゲートウェイ5001又はゲートウェイ5101がMQTTブローカ機能を有してもよい。
機器5002は、例えば、MFP(Multi-Function Peripheral)、IWB(Interactive White Board)、ネットワーク照明機器、ネットワーク空調機器等である。センサ5003は、例えば、人感センサ、温度センサ、椅子の着座センサ等のセンサである。
図2は、第1の実施の形態におけるゲートウェイ5001のハードウェア構成例を示す図である。図2のゲートウェイ5001は、それぞれバスBで相互に接続されているCPU(Central Processing Unit)5011、ネットワークインタフェース5012、入出力インタフェース5013、補助記憶装置5014及びメモリ装置5015等を有する。
ゲートウェイ5001での処理を実現するプログラムは、補助記憶装置5014に格納される。補助記憶装置5014は、インストールされたプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置5015は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置5014からプログラムを読み出して格納する。CPU5011は、メモリ装置5015に格納されたプログラムに従ってゲートウェイ5001に係る機能を実行する。
ネットワークインタフェース5012は、アプリ1001、クラウド2000、機器5002及びセンサ5003等と通信を行うための有線又は無線のインタフェースである。
入出力インタフェース5013は、USB(Universal Serial Bus)機器、ハードウェアキー、状態通知用LED、液晶ディスプレイ等の様々な入出力装置との接続を行うためのインタフェースである。
なお、ゲートウェイ5101、サーバ2001、ルール共有サーバ2002、アプリ1001が動作している端末装置も図2と同様のハードウェア構成を有していてもよい。
図3は、第1の実施の形態におけるゲートウェイ5001の機能構成例を示す図である。図3に示されるゲートウェイ5001は、システム監視部501、ユーザインタフェース502、証明書管理部503、通信部504、MQTTパブリッシャ506、コマンド実行メカニズム507、スケジューラ508、通信プロトコル管理部509、MQTTトピックルール管理部510、MQTTトピック集計判定部511、MQTTトピックリコメンド部512等を有する。これら各部は、ゲートウェイ5001にインストールされた1以上のプログラムがCPU5011に実行させる処理により実現される。またゲートウェイ5001は、データベース505を有する。データベース505は、メモリ装置5015又は補助記憶装置5014等を用いて実現可能である。
システム監視部501は、ゲートウェイ5001のシステムのリソースの状態を監視して異常があればリブートやユーザインタフェース502を用いて管理者への通知を行う。システムのリソースとは、例えば、CPU5011の処理能力及びメモリ装置5015の容量等である。
ユーザインタフェース502は、第1の実施の形態における情報処理システムのサービスの開始に伴うユーザの入力操作を受け付ける。例えば、ユーザインタフェース502は、情報処理システム設置時のネットワーク等の初期設定、クラウド2000とゲートウェイ5001のアクティベーション処理等を可能とする。
証明書管理部503は、ゲートウェイ5001と、クラウド2000、アプリ1001、機器5002及びセンサ5003等との通信を暗号化し、相互に認証された状態でセキュアに通信するための情報(CA(Certification Authority)証明書、クライアント証明書、秘密鍵等)を補助記憶装置5014等を用いて管理する。
通信部504は、クラウド2000、アプリ1001、機器5002及びセンサ5003等との通信を行う。通信部504は、通信が正常に完了しなかった場合に当該通信の再試行等の機能を有する。
データベース505は、ゲートウェイ5001が管理する機器5002及びセンサ5003の情報、機器5002及びセンサ5003と通信するためのデバイス通信定義情報、ユーザインタフェース502にアクセスできるようにログインするためのアカウント情報、クラウド2000とのサービスを開通させるためのパスワード情報、クラウド2000と通信するための宛先情報、定期実行するタスクのスケジュール情報、MQTTトピックに適用されるルール情報、MQTTトピックの集計判定結果、MQTTトピックのリコメンド情報等を記憶する。デバイス通信定義情報、MQTTトピックに適用されるルール情報、MQTTトピックの集計判定結果及びMQTTトピックのリコメンド情報の詳細については後述する。
MQTTパブリッシャ506は、機器5002及びセンサ5003等から送信されたデータに基づいて、MQTTトピックルール管理部510で通知すると設定されたデータを、クラウド2000内のサーバ2001(MQTTブローカ)へ送信する。MQTTパブリッシャ506は、通信が正常に完了しなかった場合に当該通信の再試行等の機能を有する。
コマンド実行メカニズム507は、アプリ1001がクラウド2000を介して機器5002又はセンサ5003に対して発行したコマンドを実行する。当該コマンドは、通信部504にて受信されると、非同期処理のためFIFO(First In First Out)方式でキューイングされる。キューから当該コマンドが取り出されると、コマンド実行メカニズム507は、機器5002又はセンサ5003に対して、当該コマンドの指示に基づき、情報取得、設定又は制御等を実行する。また、コマンド実行メカニズム507は、クラウド2000を介して当該コマンドの実行結果をアプリ1001に通知する。
スケジューラ508は、ゲートウェイ5001と接続される機器5002及びセンサ5003の状態を監視するタスクを定期的に起動して、当該タスクに機器5002及びセンサ5003と通信を行わせ、クラウド2000を介して機器5002及びセンサ5003から送信されたデータをアプリ1001に通知させる。また、スケジューラ508は、MQTTトピック集計判定部511に属するタスクを所定のタイミングで起動させる。所定のタイミングは、周期的であってもよい。
通信プロトコル管理部509は、機器5002及びセンサ5003との通信に必要な通信プロトコル情報を管理する。通信プロトコル情報は、通信ライブラリ及びデバイス通信定義情報を含む。
図4は、第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第1の図である。
図4では、通信プロトコル管理部509が、ボディ部がJSON(JavaScript Object Notation)であるHTTP(Hypertext Transfer Protocol)又はSNMP(Simple Network Management Protocol)によって、機器5002又はセンサ5003と通信可能であることを示す。各通信プロトコルによる通信は、当該通信プロトコルに対応した通信ライブラリを用いて実現される。通信ライブラリは、特定の通信プロトコルに特化した通信を実行するプログラムモジュールである。
各通信プロトコルで使用されるパラメータと、通信対象を示すデバイス及び通信目的を示すアクションとを含むデバイス通信定義情報は、通信プロトコルごとに定義される。例えば、テーブルT1に示されるデバイス通信定義情報は、通信対象が「プロジェクタ」であること、通信目的が「状態取得」であること及びHTTP通信を行う際のパラメータを示す。すなわち、テーブルT1は、プロジェクタの状態の取得に利用される通信定義情報である。HTTP通信を行う際には、当該パラメータに基づいて、「メソッド」、「リソースURI(Uniform Resource Identifier)」、「ヘッダ」及び「ボディ」が指定される。なお、デバイス通信定義情報は、データベース505に記憶されている。
また、図5は、第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第2の図である。図5では、HTTP+JSONの通信プロトコルに対して、テーブルT2で示されるデバイス通信定義情報が追加された例が示されている。当該デバイス通信定義情報は、通信対象が「プロジェクタ」であること、通信目的が「機器情報取得」であること及びHTTP通信を行う際のパラメータが、メソッドは「GET」、リソースURIが「/property」、ヘッダ及びボディは「無し」であることを示す。当該デバイス通信定義情報が、通信ライブラリ「HTTP+JSON」に関連付けて追加される。当該追加により、ゲートウェイ5001(通信プロトコル管理部509)は、更に、プロジェクタの機器情報を取得することができる。
なお、デバイス通信定義情報の追加は、アプリ1001からの要求に基づき、クラウド2000を介して、ゲートウェイ5001の動作設定時又はコマンド実行要求時等に実行されてもよい。デバイス通信定義情報がアプリ1001からゲートウェイ5001への通信時に追加又は変更されることによって、ゲートウェイ5001(通信プロトコル管理部509)は、ゲートウェイ5001のファームウェアを更新せずに、デバイス通信定義情報を容易に拡張できる。
更に、図6は、第1の実施の形態においてゲートウェイ5001が機器5002又はセンサ5003と通信するための仕組みを説明するための第3の図である。図6では、通信プロトコルMQTT及びZigBee(登録商標)のそれぞれに対応した通信プロトコルが追加された例が示されている。すなわち、使用可能な通信プロトコルの追加は、デバイス通信定義情報の追加では対応できないため、当該通信プロトコルに対応する通信ライブラリの追加(アドオン)が必要とされる。当該追加により、ゲートウェイ5001(通信プロトコル管理部509)は、MQTT又はZigBee(登録商標)によって通信する機器5002及びセンサ5003と通信することが可能となる。また当該追加は、通信プロトコルを実現するバイナリプログラムである通信ライブラリを動的に読み込むことで実行されるため、ゲートウェイ5001をシャットダウンする必要がない。なおZigBee(登録商標)に関して、ネットワークインタフェース5012がハードウェア仕様としてZigBee(登録商標)に対応していることがZigBee(登録商標)による通信を実行するために必要である。
図3に戻る。MQTTトピックルール管理部510は、機器5002及びセンサ5003から送信されるMQTTトピックに係るデータをMQTTパブリッシャ506へ出力するか否かを指定し、当該データに基づいて機器5002及びセンサ5003を制御するルールを設定する。なお、ルール共有サーバ2002から取得したルール(詳細は後述)がデータベース505に保存された場合であっても、MQTTトピックルール管理部510が当該ルールを有効とするよう設定しない限り、当該ルールはMQTTトピック集計判定部511で使用されない。
MQTTトピック集計判定部511は、MQTTトピックルール管理部510がMQTTトピックに適用されるルールを有効とするよう設定すると、機器5002及びセンサ5003から送信されるMQTTトピックに係るデータに当該ルールが定義する処理手順を実行する。MQTTトピック集計判定部511に属する各ルールが定義する処理手順を実行するタスクは、スケジューラ508から起動される。
MQTTトピックリコメンド部512は、ルール共有サーバ2002から送信される、MQTTトピックに適用されるルールの使用頻度情報において、使用頻度の上位にランキングされているルールから、ゲートウェイ5001が管理する機器5002及びセンサ5003の構成で利用可能なルールを抽出し、抽出結果をアプリ1001へ送信する。MQTTトピックリコメンド部512は、通信が正常に完了しなかった場合に当該通信の再試行等の機能を有する。
以下、情報処理システムにおいて実行される処理手順の一例について説明する。
図7は、第1の実施の形態における情報処理システムにおいて実行されるルール集計・判定処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。図7に示されるシーケンスにおいて、MQTTトピックルール管理部510は、ステップS102以前に「会議室A」ルール、ステップS104以前に「体育館」ルール、ステップS108以前に「応接室」ルールをそれぞれ有効とするよう設定している。
例えば、定期的に訪れるステップS100において、センサ5003は、ゲートウェイ5001の通信部504へセンサデータを送信する。当該送信は、機器5002又はセンサ5003からの自発的な送信であってもよいし、ゲートウェイ5001から機器5002又はセンサ5003へ問合せた結果による送信であってもよい。通信部504は、機器5002又はセンサ5003と通信する際に、当該通信に必要な通信ライブラリ等を通信プロトコル管理部509を介して利用する。
続いて、通信部504は、当該センサデータをデータベース505へ記憶させる(S101)。
ステップS102において、センサデータの受信と並行して、スケジューラ508は、事前に設定されたスケジュール情報に基づいて、MQTTトピックに適用されるルールのうちのいずれかのルールに関するタスクを起動する。当該タスクは、MQTTトピック集計判定部511に含まれる。スケジュール情報は、各ルールに関するタスクの起動タイミング及びタスクの実行期間を示す情報である。
図8は、第1の実施の形態におけるMQTTトピックに適用されるルールの例を示す図である。図8に示されるように、MQTTトピックに適用されるルールは、「ルール名称」、「クラウド転送」、「共有範囲」、「履歴」、「リコメンド」、「ルール定義」及び「要求応答時間」を属性として有するデータ構造をとる。当該ルールは、MQTTトピックごとに定義されるが、1対1で対応しなくてもよい。
「ルール名称」は、ルールを識別するための任意の文字列である。「クラウド転送」は、センサ5003又は機器5002から送信されたセンサデータをクラウド2000へ送信するか否かを示す情報である。「共有範囲」は、情報処理システムのユーザ間で意図しないルールの共有が行われないようにするためのセキュリティ設定である。例えば、情報処理システムがある会社で運用されている場合、「共有範囲」として、アプリ1001を使用する利用者の社内の利用者の間でのみルールが共有される「社内限定」、又はルールの共有に制限が無い「公開」等が設定される。
「履歴」は、センサデータがデータベース505に記憶される期間を示し、例えば、「履歴」には「1年間」~「10年間」等が設定され、センサデータを受信した時点から設定された期間が経過すると、MQTTトピック集計判定部511により当該センサデータはデータベース505から削除される。情報処理システムの利用者又は管理者は、必要に応じてセンサデータが記憶される期間を設定することで、補助記憶装置5014の使用量を制御してコストの増大を防ぐことができる。
「リコメンド」は、情報処理システムの利用者の間でルールを共有するか否かを示す。「リコメンド」に「する」が設定されたルールは、アプリ1001を介して、情報処理システムの利用者へ公開又は推薦される。なお、当該ルールは、ルール共有サーバ2002から取得したルールでもよいし、情報処理システムの利用者が作成(後述)したルールでもよい。一方、「リコメンド」に「しない」が設定されたルールは、情報処理システムの利用者へ公開又は推薦されない。ルール共有サーバ2002から取得したルールのうち、データベース505に保存されるルールをリコメンド情報という(詳細は後述のステップS204参照)。
「ルール定義」は、センサデータをどのように判断してどのように通知又は制御するかを具体的に定義したものである。「ルール定義」は、ルール共有サーバ2002から取得したルールの「ルール定義」を選択して作成されてもよいし、予め設定されたセンサデータに関する条件及び処理手順が組み合わされて作成されてもよいし、又はプログラミングによってセンサデータに関する条件及び処理手順が組み合わされて作成されてもよい。
「要求応答時間」は、センサデータが変化してから「ルール定義」に基づく処理を実行するまでの許容可能な遅延時間を設定する。例えば、「会議室A」ルールでは、1(min)以下が設定されているため、入室検知、着座検知及び表示デバイス利用状況について、通信部504は、1分以下の間隔で当該センサデータを継続して取得する。当該センサデータを取得するトリガは、スケジューラ508による通信部504への指示でもよいし、センサ5003の自発的な送信でもよい。取得した当該センサデータに「ルール定義」に定められた変化が検出された場合、MQTTトピック集計判定部511は、「ルール定義」に定められた手順に基づいて処理を行う。
図8に示される「応接室」ルールの「ルール定義」を作成する例を説明する。ルール共有サーバ2002から取得したルールに基づいて「ルール定義」を作成する場合、情報処理システムの利用者は、当該ルールに含まれる「ルール定義」から「人の存在検知:誰かいる→照明ON及び空調ON」「人の存在検知:誰もいない→照明OFF及び空調OFF」の2つをそのまま含む「ルール定義」を作成する。
予め設定されたセンサデータに関する条件及び処理手順を組み合わせて「ルール定義」を作成する場合、予め設定されたセンサデータに関する条件は「人の存在検知:誰かいる」「人の存在検知:誰もいない」であり、予め設定された処理手順は、「照明ON」「照明OFF」「空調ON」「空調OFF」である。情報処理システムの利用者は、これらのうち、「人の存在検知:誰かいる」「照明ON」「空調ON」を一つの組み合わせとし、また他の一つの組み合わせを「人の存在検知:誰もいない」「照明OFF」「空調OFF」として、「ルール定義」を作成する。
プログラミングによって「ルール定義」を作成する場合、例えば、センサデータの変数及び処理手順のAPI(Application Programming Interface)等が与えられ、情報処理システムの利用者は、任意のプログラミング言語でセンサデータの判定条件及び処理手順等を記述したプログラムを作成して、ルール定義を作成する。
なお、情報処理システムの利用者は、「ルール定義」以外のルールの属性、すなわち「ルール名称」、「クラウド転送」、「共有範囲」、「履歴」、「リコメンド」及び「要求応答時間」を決定して、当該「ルール定義」を含む新たなルールを作成してもよい。
図7に戻る。ステップS102では、例えば、スケジュール情報に基づいて、MQTTトピック集計判定部511の「会議室A」ルールに関するタスクが起動される。当該タスクは、当該ルールの「ルール定義」に基づいた集計及び判定を行う。(S103)。具体的には、MQTTトピック集計判定部511は、当該「ルール定義」に含まれている「入室検知:あり→会議室予約システムを「利用中」に更新」に基づいて、入室検知を示すセンサデータが受信されると、会議室予約システムを「利用中」に更新する。また、MQTTトピック集計判定部511は、当該「ルール定義」に含まれている「着座検知:あり→座っている人数と配置を記録」に基づいて、着座検知を示すセンサデータが受信されると、会議室予約システムを「利用中」に更新する。更に、MQTTトピック集計判定部511は、当該「ルール定義」に含まれている「表示デバイス利用状況:通知受信→利用時間、操作種別を記録」に基づいて、表示デバイスが所定の通知を受信したことを示すセンサデータが受信されると、当該表示デバイスの利用時間及び操作種別を記録する。
なお、「会議室A」ルールは、図8に示されるように「クラウド転送」に「しない」が設定されているため、MQTTトピック集計判定部511は、受信されたセンサデータについて、MQTTパブリッシャ506を介したクラウド2000への送信は行わない。これにより、不要なセンサデータがMQTTパブリッシャからMQTTブローカへ送信されないようにすることができる。
また、ステップS104では、スケジュール情報に基づいて、MQTTトピック集計判定部511の「体育館」ルールに関するタスクが起動される。当該タスクは、当該ルールの「ルール定義」に基づいた集計及び判定を行う。(S105)。具体的には、MQTTトピック集計判定部511は、当該「ルール定義」に含まれている「利用検知:あり→予約で申請のあった設備をON(照明や空調等)」に基づいて、体育館の利用の検知を示すセンサデータが受信されると、予約で申請のあった設備の照明や空調等の電源を入れる。
ここで、ルール「体育館」では、図8に示されるように「クラウド転送」に「する」が設定されているため、MQTTトピック集計判定部511は、当該センサデータをMQTTパブリッシャ506を介してクラウド2000に送信する(S106、S107)。
更に、ステップS108では、スケジュール情報に基づいて、MQTTトピック集計判定部511の「応接室」ルールに関するタスクが起動される。当該タスクは、当該ルールの「ルール定義」に基づいた集計及び判定を行う。(S109)。具体的には、MQTTトピック集計判定部511は、当該「ルール定義」に含まれている「人の存在検知:あり→照明ON、空調ON」に基づいて、応接室における人の存在の検知を示すセンサデータが受信されると、応接室の照明及び空調の電源を入れる(S110)。また、MQTTトピック集計判定部511は、「人の存在検知:なし→照明OFF、空調OFF」に基づいて、応接室における人の存在が検知されなくなったことを示すセンサデータが受信されると、応接室の照明及び空調の電源を切る(S110)。なお、応接室の照明及び空調は、機器5002の一例である。すなわち、ステップS108~S110では、ルールに基づいて機器5002の制御も行われうることが示されている。
図9は、第1の実施の形態における情報処理システムにおいて実行されるルール共有処理手順の一例を説明するためのシーケンス図である。第1の実施の形態における情報処理システムのアプリ1001のユーザとして、ルール提供者及びルール利用者が存在する。以下、ルール提供者が提供するルールが共有され、ルール利用者によって当該ルールが利用される処理手順を説明する。
ステップS201において、ルール提供者が利用するアプリ1001-1は、クラウド2000内のルール共有サーバ2002に対してルール共有を行う。ルール共有では、MQTTトピックに適用される1以上のルールがルール共有サーバ2002に送信される。図8に示されるように、当該ルールは「ルール名称」、「クラウド転送」、「共有範囲」、「履歴」、「リコメンド」、「ルール定義」及び「要求応答時間」を含む。当該ルール共有により、ルール共有サーバ2002は、送信されたMQTTトピックに適用される1以上のルールを記憶する。また、ルール共有サーバ2002は、当該ルール共有によって記憶されたルールに対して、使用頻度に応じたランクを付与してもよい。使用頻度は、アプリ1001-1から与えられてもよいし、ルール共有サーバ2002が当該ルールの情報取得(S203で後述)を受ける頻度に基づいて算出されてもよい。なお、ルール共有サーバ2002は、当該ルール共有を行った時点以前から記憶されているルールに対しても、使用頻度に応じたランクを任意の時点で更新してもよい。
続いて、ゲートウェイ5001のスケジューラ508は、MQTTトピックリコメンド部512を起動する(S202)。MQTTトピックリコメンド部512は、起動されると、クラウド2000内のルール共有サーバ2002から、ステップS201において記憶されたルールを取得し、各ルールに対応付けられたランクが存在する場合はランクも取得する(S203)。ステップS203において、MQTTトピックリコメンド部512は、ランクの高いルールを優先して取得してもよい。ルール共有サーバ2002から取得したルールには当該ゲートウェイ5001で利用できないルールも含まれているため、MQTTトピックリコメンド部512は、当該ルールから当該ゲートウェイ5001で利用できるルールのみを抽出して、データベース505に保存する(S204)。例えば、取得したルールが入室検知に関するものであり、ゲートウェイ5001に接続されるセンサ5003に入室検知を行うセンサが含まれていない場合、当該ルールはゲートウェイ5001で利用できないルールと判定されてもよい。また、例えば、MQTTトピックリコメンド部512は、ゲートウェイ5001に接続される機器5002又はセンサ5003の情報、すなわち、機器の可能な処理又はセンサの種別等、に基づいて、取得したルールからゲートウェイ5001で利用できるルールを抽出してもよい。ステップS204でデータベース505に保存されたルールを、リコメンド情報という。ステップS201~S204は、ルール共有のための事前準備であり、ステップS201は、複数回行われてもよく、ステップS202~S204は、定期的に行われてもよい。
ステップS205において、ルール利用者が利用するアプリ1001-2は、ゲートウェイ5001のMQTTトピックリコメンド部512へリコメンド情報の取得要求を送信する。続いて、MQTTトピックリコメンド部512は、データベース505から、ステップS204で保存されたリコメンド情報を読み出して(S206)、当該リコメンド情報をアプリ1001-2に送信する(S207)。当該リコメンド情報に基づき、アプリ1001-2が動作する端末装置の表示画面等にルールが表示されてもよい。なお、MQTTトピックリコメンド部512は、ランクの高いルールを含むリコメンド情報を優先してアプリ1001-2に送信してもよい。ステップS207においてリコメンド情報を送信する前に、MQTTトピックリコメンド部512は、当該ルールの「共有範囲」に基づいて、アプリ1001-2が「共有範囲」に含まれるか否かを確認する。例えば、図8に示される「居室」ルールにおいては、「共有範囲」が「社内」であるため、当該アプリ1001-2が「社内」に含まれる場合、MQTTトピックリコメンド部512は、当該リコメンド情報を当該アプリ1001-2へ送信する。一方、当該アプリ1001-2が「社内」に含まれない場合、MQTTトピックリコメンド部512は、当該リコメンド情報を当該アプリ1001-2へ送信しない。アプリ1001が「社内」に含まれるか含まれないかの判別は、例えば、ルール利用者が、アプリ1001の起動の際「社内」として使用する場合は認証情報の入力を必須として、当該認証情報が入力済であるか否かを示す情報をリコメンド情報の取得要求に含めることによって行われてもよい。
続いて、アプリ1001-2は、ルール変更・追加要求をゲートウェイ5001のMQTTトピックルール管理部510に送信する(S208)。当該ルール変更・追加要求には、ステップS207で取得したリコメンド情報に基づき、アプリ1001-2が動作する端末装置の表示画面等に表示されたルールから、ルール利用者が選択したルールが含まれる。また当該ルール変更・追加要求には、当該リコメンド情報に基づいて取得したルールの一部をアプリ1001-2にて変更を加えたルールが含まれてもよい。
なお、図9に示されるシーケンスを、ゲートウェイ5001以外のゲートウェイ5101等他のゲートウェイで同様に実行することで、使用頻度の高いMQTTトピックに関するルールを複数のゲートウェイ間で共有することができる。
上述したように、第1の実施の形態によれば、情報処理システムは、機器5002又はセンサ5003から送信されるMQTTトピックに関するセンサデータにルールを適用することにより、不要なセンサデータをMQTTパブリッシャからMQTTブローカへ送信しないようにすることができる。すなわち、不要な通信を実行しないことにより、当該通信に係るコスト及びセキュリティリスクを減少させる。その結果、情報処理システムは、機器間の通信効率の向上を図ることができる。
また、第1の実施の形態によれば、情報処理システムは、ルール共有サーバ2002を介して、MQTTトピックに関するルールを効率的に情報処理システムの利用者又は複数のゲートウェイ間で共有できる。その結果、情報処理システムは、機器間の通信の利便性の向上を図ることができる。
なお、情報処理システムの構成は、図1に示したものに限定されない。例えば、当該情報処理システムに含まれる機器は、機器5002又はセンサ5003に限られない。機器は、ネットワーク家電、自動販売機、医療機器、産業機械、電源装置、空調システム、ガス・水道・電気等の計量システム等に通信機能を持たせた機器であってもよい。例えば、産業機械としては、加工装置、検査装置、搬送装置、ピッキング装置等が挙げられる。また、これら機器の周辺に設置され機器の状態を把握するための撮像装置や集音装置が情報処理システムに含まれてもよい。産業機械は、当該機器の識別情報、当該機器の稼働状況や異常動作の有無、消耗品の交換時期に関する情報、当該機器による検査結果等を、数値データ、テキストデータ又は画像データ等の種々のデータ形式を用いてゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)80を経由してサーバ(MQTTブローカ)89に送信する。また、例えば、医療機器としては、眼底検査装置、X線検査装置、血圧計、体脂肪計、視力計、ペースメーカ等が挙げられる。医療機器は、当該機器の識別情報、当該機器の稼働状況や異常動作の有無、当該機器による測定結果等を、数値データ、テキストデータ又は画像データ等の種々のデータ形式を用いてゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)80を経由してサーバ(MQTTブローカ)89に送信する。
図10は、第2の実施の形態における情報処理システムの構成例を示す図である。図10において、情報処理システムは、施設91及び施設92、ファイアウォール93及びファイアウォール94、インターネット95を含む。アプリ(MQTTサブスクライバ)90は、例えばスマートフォン、テレビ会議装置等の端末装置で動作するアプリケーションソフトウェアであり、MQTTサブスクライバ機能を有する。施設91は、ゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)80、産業機械81、撮像装置82、集音装置83を含む。ゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)80は、有線又は無線LAN等を介して産業機械81、撮像装置82、集音装置83と通信可能である。またゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)80はファイアウォール93を経由してインターネット95上にあるサーバ(MQTTブローカ)89、ルール共有サーバ88及びアプリ(MQTTサブスクライバ)90と通信可能である。施設92は、ゲートウェイ機能付き機器(MQTTパブリッシャ)84、医療機器85、ネットワーク家電86、自動販売機87を含む。ゲートウェイ機能付き機器(MQTTパブリッシャ)84は、ゲートウェイの機能に加えて機器5002としての機能も併せ持つ機器である。ゲートウェイ機能付き機器(MQTTパブリッシャ)84は、有線又は無線LAN等を介して医療機器85、ネットワーク家電86、自動販売機87と通信可能である。またゲートウェイ機能付き機器(MQTTパブリッシャ)84はファイアウォール94を経由してインターネット95上にあるサーバ(MQTTブローカ)89、ルール共有サーバ88及びアプリ(MQTTサブスクライバ)90と通信可能である。なお、サーバ(MQTTブローカ)89、ルール共有サーバ88は、それぞれ複数のサーバから構成されてもよい。
また、ゲートウェイ5001は、複数の装置によって構成されてもよい。
なお、第1及び第2の実施の形態において、機器5002又はセンサ5003は、第1の装置の一例である。端末装置1001は、第2の装置の一例である。センサデータは、データの一例である。サーバ2001は、送信装置の一例である。広域ネットワーク3000は、ネットワークの一例である。ゲートウェイ5001は、仲介装置の一例である。通信部504又は通信プロトコル管理部509は、受信部の一例である。MQTTトピックに適用されるルールは、ルール情報又はルールデータの一例である。MQTTトピック集計判定部511は、判定部、制御部又は削除部の一例である。MQTTパブリッシャ506は、送信部の一例である。データベース505は、記憶部の一例である。MQTTトピックリコメンド部512は、取得部の一例である。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
80 ゲートウェイ(MQTTパブリッシャ)
81 産業機械
82 撮像装置
83 集音装置
84 ゲートウェイ機能付き機器(MQTTパブリッシャ)
85 医療機器
86 ネットワーク家電
87 自動販売機
88 ルール共有サーバ
89 サーバ(MQTTブローカ)
90 アプリ(MQTTサブスクライバ)
91 施設
92 施設
93 ファイアウォール
94 ファイアウォール
95 インターネット
501 システム監視部
502 ユーザインタフェース
503 証明書管理部
504 通信部
505 データベース
506 MQTTパブリッシャ
507 コマンド実行メカニズム
508 スケジューラ
509 通信プロトコル管理部
510 MQTTトピックルール管理部
511 MQTTトピック集計判定部
512 MQTTトピックリコメンド部
1001-1 アプリ
1001-2 アプリ
1001-3 アプリ
2000 クラウド
2001 サーバ
2002 ルール共有サーバ
2003 ロードバランサ
3000 広域ネットワーク
4001 ファイアウォール
4002 ファイアウォール
5000 イントラネット
5001 ゲートウェイ
5100 イントラネット
5101 ゲートウェイ
5002-1 機器
5002-2 機器
5003-1 センサ
5003-2 センサ
5003-3 センサ
5003-4 センサ
B バス
5011 CPU
5012 ネットワークインタフェース
5013 入出力インタフェース
5014 補助記憶装置
5015 メモリ装置
特開2016-052119号公報

Claims (7)

  1. 第1の装置から送信されるデータのうち、第2の装置から要求されているデータを前記第2の装置へ送信する送信装置にネットワークを介して接続される仲介装置であって、
    前記第1の装置から送信されるデータを受信する受信部と、
    前記データの内容に応じて前記送信装置への送信の要否が定義されているルール情報のうち、前記受信部によって受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、当該データの送信の要否を判定する判定部と、
    前記判定部によって送信が必要であると判定されたデータを、前記送信装置に送信する送信部と、
    前記第1の装置に係る情報に基づいて抽出した利用可能な前記ルール情報及び前記利用可能なルール情報に関連付けられる使用頻度に応じたランクをネットワークを介して取得する取得部と
    を有し、
    前記受信部は、当該データに適用されるルール情報に含まれる要求応答時間以下の間隔で当該データを継続して受信し、
    前記判定部は、当該データを受信した時点から前記要求応答時間が経過するまでに当該データに適用されるルール情報に基づいた処理を実行し、
    前記取得部は、前記ランクの高い前記利用可能な前記ルール情報を優先して前記第2の装置に送信することを特徴とする仲介装置。
  2. 前記判定部は、ルール情報ごとに予め定められた期間において当該ルール情報に基づく判定を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の仲介装置。
  3. 前記受信部によって受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、前記第1の装置を制御する制御部、
    を有することを特徴とする請求項1又は2記載の仲介装置。
  4. 前記受信部によって受信されたデータを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶されたデータに適用されるルール情報に指定された期間が経過すると、当該データを前記記憶部から削除する削除部、
    を有することを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の仲介装置。
  5. 第1の装置から送信されるデータのうち、第2の装置から要求されているデータを前記第2の装置へ送信する送信装置と、前記送信装置にネットワークを介して接続される仲介装置とを含む情報処理システムであって、
    前記第1の装置から送信されるデータを受信する受信部と、
    前記データの内容に応じて前記送信装置への送信の要否が定義されているルール情報のうち、前記受信部によって受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、当該データの送信の要否を判定する判定部と、
    前記判定部によって送信が必要であると判定されたデータを、前記送信装置に送信する送信部と、
    前記第1の装置に係る情報に基づいて抽出した利用可能な前記ルール情報及び前記利用可能なルール情報に関連付けられる使用頻度に応じたランクをネットワークを介して取得する取得部と
    を有し、
    前記受信部は、当該データに適用されるルール情報に含まれる要求応答時間以下の間隔で当該データを継続して受信し、
    前記判定部は、当該データを受信した時点から前記要求応答時間が経過するまでに当該データに適用されるルール情報に基づいた処理を実行し、
    前記取得部は、前記ランクの高い前記利用可能な前記ルール情報を優先して前記第2の装置に送信することを特徴とする情報処理システム。
  6. 第1の装置から送信されるデータのうち、第2の装置から要求されているデータを前記第2の装置へ送信する送信装置と、前記送信装置にネットワークを介して接続される仲介装置に処理を実行させるプログラムとを含む情報処理システムであって、
    前記プログラムは、
    前記第1の装置から送信されるデータを受信する受信手順と、
    前記データの内容に応じて前記送信装置への送信の要否が定義されているルール情報のうち、前記受信手順において受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、当該データの送信の要否を判定する判定手順と、
    前記判定手順において送信が必要であると判定されたデータを、前記送信装置に送信する送信手順と、
    前記第1の装置に係る情報に基づいて抽出した利用可能な前記ルール情報及び前記利用可能なルール情報に関連付けられる使用頻度に応じたランクをネットワークを介して取得する取得手順と
    当該データに適用されるルール情報に含まれる要求応答時間以下の間隔で当該データを継続して受信する手順と、
    当該データを受信した時点から前記要求応答時間が経過するまでに当該データに適用されるルール情報に基づいた処理を実行する手順と、
    前記ランクの高い前記利用可能な前記ルール情報を優先して前記第2の装置に送信する手順と、
    を前記仲介装置に実行させることを特徴とする情報処理システム。
  7. 第1の装置から送信されるデータのうち、第2の装置から要求されているデータを前記第2の装置へ送信する送信装置にネットワークを介して接続される仲介装置に、
    前記第1の装置から送信されるデータを受信する受信手順と、
    前記データの内容に応じて前記送信装置への送信の要否が定義されているルール情報のうち、前記受信手順において受信されたデータに適用されるルール情報に基づいて、当該データの送信の要否を判定する判定手順と、
    前記判定手順において送信が必要であると判定されたデータを、前記送信装置に送信する送信手順と、
    前記第1の装置に係る情報に基づいて抽出した利用可能な前記ルール情報及び前記利用可能なルール情報に関連付けられる使用頻度に応じたランクをネットワークを介して取得する取得手順と
    当該データに適用されるルール情報に含まれる要求応答時間以下の間隔で当該データを継続して受信する手順と、
    当該データを受信した時点から前記要求応答時間が経過するまでに当該データに適用されるルール情報に基づいた処理を実行する手順と、
    前記ランクの高い前記利用可能な前記ルール情報を優先して前記第2の装置に送信する手順と、
    を実行させることを特徴とするプログラム。
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