JP2004015782A - メールサーバおよび端末 - Google Patents

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Masaru Ise
伊勢 勝
Noriaki Saito
斉藤 典明
Keiji Besshi
別司 啓次
Eri Sano
佐野 恵理
Daizo Kuroyanagi
黒柳 大造
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

【目的】「午前中は、取引先が送信した電子メールのみを受信したい」や「午後の会議中は、家族からの電子メールを携帯電話ではなく机上のパソコンで受信したい」や「Aさんからの電子メールは、1日おきに受信したい。」や「日曜日は、Aさんからの電子メールを机上のパソコンで受信し、Bさんからの電子メールをPDAで受信したい」などの電子メール利用者の多様なニーズに応えることができるメールサーバおよび端末を提供することを目的とする。
【構成】メールスプール部に蓄積されている電子メールを、電子メールの送信を依頼した端末に対して送信ルールに従い送信するメールサーバであって、
前記送信ルールは、日ごとに設定され、または時間帯ごとに設定され、または日ごとにかつ時間帯ごとに設定される、ように構成する。
【選択図】     図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、メールサーバおよび端末に関し、特に、電子メールを送信ルールに従い送信するメールサーバおよび当該メールサーバから送信される電子メールを受信する端末に関する。
【0002】
なお、本明細書において、端末とは、パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(PDA:Personal Digital(Data) Assistants)、携帯電話、PHS(Personal Handyphone System)などをいう。
【0003】
【従来の技術】
近年、電子メールが、パーソナルコンピュータや携帯電話などの端末間でテキストや画像などのデータをやり取りする手段として、急速に普及している。この電子メールは、従来、送信者から受信者へ次の方式により届けられていた。
【0004】
すなわち、送信者は、テキストや画像などのデータを、電子メールとして、自己の端末から最寄りのメールサーバ(以下、「送信側メールサーバ」という。)に送信する。
送信側メールサーバは、受信した電子メールを、受信者に最寄りのメールサーバ(以下、「受信側メールサーバ」という。)に送信する。
【0005】
受信側メールサーバは、受信した電子メールをメールスプール部に蓄積する。受信側メールサーバは、受信者から電子メールの送信の依頼があった場合に、上記蓄積している電子メールを受信者により設定・変更された送信ルールに従って、受信者の端末に送信する。
ここで、送信ルールとは、たとえば、「送信者Aの電子メールは受信しない」や「送信者Bの電子メールは携帯電話に送信する」などのルールをいう。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、数多くの受信者の中には、たとえば、「午前中は、取引先が送信した電子メールのみを受信したい」や「午後の会議中は、家族からの電子メールを携帯電話ではなく机上のパソコンで受信したい」や「Aさんからの電子メールは、1日おきに受信したい。」や「日曜日は、Aさんからの電子メールを机上のパソコンで受信し、Bさんからの電子メールをPDAで受信したい」という人がいる。
【0007】
したがって、上記従来のメールサーバでは、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯において、特定の送信者の電子メールのみを受信することができなかった。
【0008】
また、上記従来のメールサーバでは、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯にのみ電子メールを送信するよう、電子メールの送信者にあらかじめ連絡して依頼しておかなければならなかった。
【0009】
また、上記従来のメールサーバでは、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯に電子メールを送信する場合には特定の端末に送信するよう、あらかじめ電子メールの送信者に連絡して依頼しておかなければならなかった。
【0010】
よって、上記従来のメールサーバでは、急速に増えつつある電子メールの利用者の多様なニーズに応えることができないという問題があった。
【0011】
そこで、本発明は、かかる事情に鑑み、急速に増えつつある電子メールの利用者の多様なニーズに応えることができるメールサーバおよび端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記課題は、前記特許請求の範囲に記載の手段により解決される。
【0013】
すなわち、請求項1に記載の発明は、メールスプール部に蓄積されている電子メールを、電子メールの送信を依頼した端末に対して送信ルールに従い送信するメールサーバであって、前記送信ルールは、日ごとに設定され、または時間帯ごとに設定され、または日ごとにかつ時間帯ごとに設定される、ことを特徴とするメールサーバである。
【0014】
請求項2に記載の発明は、前記送信ルールは、「メールサーバは、特定の者が送信した電子メールのみを送信する」というルール、または、「メールサーバは、特定の者以外の者が送信した電子メールのみを送信する」というルール、または、「メールサーバは、すべての電子メールを送信する」というルール、であることを特徴とする請求項1に記載のメールサーバである。
【0015】
請求項3に記載の発明は、前記送信ルールは、「メールサーバは、特定の者が送信した電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、または、「メールサーバは、特定の者以外の者が送信した電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、または、「メールサーバは、すべての電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、であることを特徴とする請求項1に記載のメールサーバである。
【0016】
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載のメールサーバに対して電子メールの送信を依頼し、または、請求項1に記載のメールサーバが前記送信ルールに従って送信する電子メールを受信する、ことを特徴とする端末である。
【0017】
本発明によれば、特定の送信者からの電子メールのみを端末へ送信するというメールサーバ上の送信ルールにおいて、当該特定の送信者を日ごとに、又は時間帯ごとに、異なった送信者とすることができ、また、特定の送信者からの電子メールを特定の端末へ送信するというメールサーバ上の送信ルールにおいて、当該特定の送信者または特定の端末を日ごとに、又は時間帯ごとに、異なった送信者または端末とすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下に、添付した図面を参照しつつ、本発明に係るメールサーバおよび端末の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0019】
図1は、本発明の実施の形態に係るメールサーバおよび端末を用いた電子メール配信システムを示す図である。
【0020】
図1に示すように、本電子メール配信システムは、実施の形態に係るメールサーバ(以下、単に「メールサーバ」という。)と、実施の形態に係る端末(以下、単に「端末」という。)と、ネットワークとを有している。
【0021】
端末は、通信IF(Intermediate Frequency)部と、メール送信部と、メール受信部と、メール受信部が受信したメールを蓄積するメールボックスとを備えている。
【0022】
メールサーバは、通信IF部と、メール配信部と、メールスプール部と、メール解析部と、送信ルールデータベース(以下、「送信ルールDB」という。)と、を備えている。
【0023】
図1において、メールサーバのメール配信部は、ネットワークから通信IF部を介して電子メールを受信し、これをメールスプール部に蓄積する。また、メール配信部は、メールスプール部に蓄積されている電子メールを読み出し、これをメール解析部に転送する。また、メール配信部は、メール解析部が後記判断結果とともに送り返してきた電子メールを、通信IF部を介してネットワークへ送信する。
【0024】
なお、メール配信部は、送信ルールDBからメールスプール部の変換送信ルールを読み出し、電子メールを読み出すメールスプール部を変換し、変換後のメールスプール部から電子メールを読み出すこともできる。
【0025】
メールスプール部は、メール配信部から転送された電子メールを蓄積する。また、メールスプール部に蓄積されている電子メールは、メール配信部によって読み出される。
【0026】
メール解析部は、メール配信部から電子メールを転送された場合に、送信ルールDBから送信ルールを読み出し、メール配信部から転送された電子メールをメールサーバから端末に対して送信することが送信ルール上許容されるか否かを判断する。
【0027】
この送信ルール上許容されるか否かの判断は、たとえば、電子メールの送信を依頼してきた端末のメールアドレスや電子メールの送信者などを用いて行われる。メール解析部は、この判断した結果とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部へ転送する。
【0028】
送信ルールDBは、送信ルールを、日ごとにかつ時間帯ごとに管理する。
図2は、受信者αが自己の端末を用いて送信ルールDBに設定した送信ルールを示す図である。
図2に示すように、受信者αは、4月1日用の送信ルール、4月2日用の送信ルール、・・・、というように、送信ルールを日ごとのスケジュールとして設定することができる。
【0029】
図2に記載の送信ルールは、4月1日用の送信ルールである。この4月1日用の送信ルールは、送信元許容アドレスに関する送信ルール(以下、「送信元許容アドレス送信ルール」という。)と、受信先アドレスに関する送信ルール(以下、「受信先アドレス送信ルール」という。)とを有している。
【0030】
4月1日の0時から1時の時間帯における送信元許容アドレス送信ルールは、「メールサーバは、受信者αの端末に対して、送信元のアドレスがb@dot.jp、c@dot.jpの電子メールのみを送信する」というものである。
これに対し、4月1日の1時から2時の時間帯における送信元許容アドレス送信ルールは、「メールサーバは、受信者αの端末に対して、送信元のアドレスがb@dot.jp、c@dot.jp、d@dot.jpの電子メールのみを送信する」というものである。
【0031】
また、4月1日の0時から1時の時間帯における受信先アドレス送信ルールは、「メールサーバは、受信者αから電子メールの送信の依頼があった場合に、送信元のアドレスがb@dot.jpの電子メールをp@dot.comの受信先アドレスに送信し、送信元のアドレスがc@dot.jpの電子メールをs@dot.comの受信先アドレスに送信しなければならない」というものである。これに対し、4月1日の1時から2時の時間帯における受信先アドレス送信ルールは、「メールサーバは、受信者αから電子メールの送信の依頼があった場合に、送信元のアドレスがb@dot.jp、d@dot.jpの電子メールをp@dot.comの受信先アドレスに送信し、送信元のアドレスがc@dot.jpの電子メールをs@dot.comの受信先アドレスに送信しなければならない」というものである。
【0032】
送信ルールDBは、メール解析部が送信ルールの読み出しをしてきた場合、当該読み出しの日および時間帯における送信ルールを当該メール解析部に送信する。したがって、たとえば、メール解析部が4月1日の1時30分に受信者αについての送信ルールの読み出しをしてきた場合、送信ルールDBは、上記「メールサーバは、受信者αの端末に対して、送信元のアドレスがb@dot.jp、c@dot.jp、d@dot.jpの電子メールを送信する」という送信元許容アドレス送信ルールと、「メールサーバは、受信者αから電子メールの送信の依頼があった場合に、送信元のアドレスがb@dot.jp、d@dot.jpの電子メールをp@dot.comの受信先アドレスに送信し、送信元のアドレスがc@dot.jpの電子メールをs@dot.comの受信先アドレスに送信しなければならない」受信先アドレス送信ルールをメール解析部に送信する。
【0033】
なお、本実施の形態における送信ルールは、その内容が日ごとにかつ時間帯ごとに異なっているが、本発明はこれに限られるものではない。したがって、本発明に係る送信ルールには、その内容が、日ごとに異なっているが時間帯ごとには異なっていないルール、日ごとに異なってはいないが時間帯ごとには異なっているルールも含まれる。
【0034】
また、本発明における送信ルールは、その内容が、日ごとや時間帯ごとに必ずや異なっていなければならないというものではない。したがって、本発明に係るメールサーバには、送信ルールを、日ごとに、または時間帯ごと、または日ごとにかつ時間帯ごとに異なった内容のものとして設定することができる、すべてのメールサーバが含まれる。
【0035】
また、送信ルールDBは、メールスプール部変換送信ルールを有することもできる。このメールスプール部変換送信ルールは、電子メールを読み出すメールスプール部を変換する送信ルールである。
【0036】
以下に、本電子メール配信システムにおける動作シーケンスの一例を簡単に説明する。
【0037】
図1の送信者が作成した電子メールは、送信側の端末のメール送信部から、端末の通信IF部を介して、ネットワークに送信される。
送信側の端末からネットワークに送信された電子メールは、メールサーバの通信IF部を介して、メール配信部において受信される。メール配信部において受信された電子メールは、メールスプール部において蓄積される。
メールスプール部に蓄積されている電子メールは、受信者が受信側の端末からメールサーバに電子メールの送信を依頼してきた場合に、メール配信部に読み出される。
メール配信部に読み出された電子メールは、メール配信部からメール解析部に転送される
【0038】
なお、メール配信部は、メールスプール部変換送信ルールの下、電子メールを読み出すメールスプール部を変換することができる。この場合、読み出される電子メールは、変換後のメールスプール部に蓄積されている電子メールとなる。

【0039】
メール配信部から電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。
メール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの受信側の端末へ送信が、上記読み出した送信ルール上、許容されるか否かを判断する。
【0040】
メール解析部により、上記受信者側の端末への送信が、送信ルール上許容されないと判断された電子メールは、メール配信部に戻された後、再度、メールスプール部に蓄積される。
他方、メール解析部により、上記受信者側の端末への送信ルール上、送信が許容されると判断された電子メールは、メール解析部からメール配信部に転送された後、このメール配信部から、通信IF部を介して、ネットワークに送信される。
【0041】
このネットワークに送信された電子メールは、電子メールの送信を依頼した受信側の端末のメール受信部において受信された後、端末のメールボックスに蓄積される。
【0042】
図3は、図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第1の実施例を示す図である。
なお、本第1の実施例においては、説明を簡単にするため、上記図2とは異なり、受信者Aは、図3に示すように、送信ルールDBにおいて、各時間帯ごとに送信ルールを設定している。
【0043】
図3の送信者Bの端末におけるメール送信部から通信IF部(図示せず)を介して送信された電子メールは、SMTP(Simple Mail Transfer Protocol)の下、ネットワーク上の他のメールサーバを介して(図示せず)、または、直接に、図3のメールサーバのメール配信部に受信される。メール配信部で受信された電子メールは、メールスプール部において蓄積される。
【0044】
受信者Aが、端末のメール受信部からメールサーバに対して、POP(Post Office Protocol)の下、電子メールの送信を3時に依頼した場合、メールサーバのメールスプール部に蓄積されている電子メールは、メール配信部により読み出され、メール配信部からメール解析部に転送される。
【0045】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。本第1の実施例においては、受信者Aが3時に上記依頼をしている。したがって、本第1の実施例において読み出される送信ルールは「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、送信元のアドレスが送信者Bの電子メールアドレスである電子メールのみを送信する」という送信元許容アドレス送信ルールである。
【0046】
送信ルールDBから、「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、送信元のアドレスが送信者Bの電子メールアドレスである電子メールのみを送信できる」という送信元許容アドレス送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの送信が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。本第1の実施例においては、電子メールの送信者がBであるため、メール解析部は、転送が許容されると判断する。
【0047】
メール解析部は、この転送が許容されるという判断結果「許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。
メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「許容」であるため、メール解析部から転送されてきた電子メールを、POPの下、判断結果と共に通信IF部(図示せず)を介してネットワークに送信する。
【0048】
ネットワークに送信された電子メールは、POPの下、端末の通信IF部(図示せず)を介して端末のメール受信部により受信される。メール受信部は、受信した電子メールをメールボックスに蓄積する。
【0049】
なお、受信者Aが、電子メールの送信を3時にではなく15時に依頼した場合には、メールサーバにおいて、「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、すべての電子メールを送信できる」という送信ルールが採用される。したがって、受信者Aが15時に電子メールの送信を依頼した場合には、メールサーバは、送信者Bの電子メールのみならず、すべての電子メールを受信者Aの端末に送信する。
【0050】
以上説明したように、本第1の実施例によれば、電子メールの受信者は、特定の時間帯においては、特定の送信者の電子メールのみを受信することができる。
【0051】
図4は、図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第2の実施例を示す図である。
なお、本第2の実施例においても、説明を簡単にするため、受信者Aは、図4に示すように、送信ルールDBにおいて、時間帯ごとに送信ルールを設定している。
【0052】
図4の送信者Cの端末におけるメール送信部から通信IF部(図示せず)を介して送信された電子メールは、SMTPの下、ネットワーク上の他のメールサーバを介して(図示せず)、または、直接に、メールサーバのメール配信部に受信される。メール配信部で受信された電子メールは、メールスプール部において蓄積される。
【0053】
受信者Aが、端末のメール受信部からメールサーバに対して、POPの下、電子メールの送信を3時に依頼した場合、メールサーバのメールスプール部に蓄積されている電子メールは、メール配信部により読み出され、メール配信部からメール解析部に転送される。
【0054】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。受信者Aは、上記依頼を3時にしている。したがって、ここで読み出される送信ルールは「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、送信元のアドレスが送信者Bの電子メールアドレスである電子メールのみを送信する」というものである。
【0055】
送信ルールDBから、「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、送信元のアドレスが送信者Bの電子メールアドレスである電子メールのみを送信する」という送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの転送が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。
【0056】
本第2の実施例においては、電子メールの送信者がCであるため、メール解析部は、転送は許容されないと判断する。
メール解析部は、この転送が許容されないという判断結果「非許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。
【0057】
メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「非許容」であるため、当該メール解析部から転送されてきた電子メールを、ネットワークに送信することなく、再度、メールスプール部に蓄積する。
【0058】
時間が経過して、受信者Aが、6時に、端末のメール受信部からメールサーバに対して、POPの下、電子メールの送信を依頼した場合、メールサーバのメールスプール部に蓄積されている電子メールが、再度、メール配信部により読み出され、メール配信部からメール解析部に転送される。
【0059】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。受信者Aが、上記依頼をした時間は、3時ではなく6時である。したがって、ここで読み出される送信ルールは「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、すべての電子メールを送信する」というものである。
【0060】
送信ルールDBから、「メールサーバは、受信者Aの端末に対し、すべての電子メールを送信する」という送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの送信が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。この6時の場合は、上記3時の場合と異なり、電子メールの送信者はCであるため、メール解析部は、転送は許容されると判断する。
【0061】
メール解析部は、この転送が許容されるという判断結果「許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「許容」であるため、当該メール解析部から転送されてきた電子メールを、POPの下、通信IF部(図示せず)を介してネットワークに送信する。
【0062】
ネットワークに送信された電子メールは、POPの下、端末の通信IF部(図示せず)を介して端末のメール受信部により受信される。メール受信部は、受信した電子メールをメールボックスに蓄積する。
【0063】
以上説明したように、本第2の実施例によれば、電子メールの受信者は、特定の時間帯においては、特定の送信者の電子メールのみを受信することができる。
【0064】
図5は、図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第3の実施例を示す図である。
なお、本第3の実施例においても、説明を簡単にするため、受信者Dは、図5に示すように、送信ルールDBにおいて、時間帯ごとに送信ルールを設定している。
【0065】
図5の送信者Eの端末におけるメール送信部から通信IF部(図示せず)を介して送信された宛先がaaa@dot.comである電子メールは、SMTPの下、ネットワーク上の他のメールサーバを介して(図示せず)、または、直接に、メールサーバのメール配信部に受信される。
【0066】
メール配信部で受信された電子メールは、aaa@dot.comのメールスプール部において蓄積される。
【0067】
受信者Dが、bbb@dot.comというメールアドレスを有する端末bのメール受信部からメールサーバに対して、POPの下、電子メールの送信を15時に依頼した場合、メールサーバは、送信ルールDBからメールスプール部の変換送信ルール(以下、「メールスプール部変換送信ルール」という。)を読み出す。
【0068】
送信ルールDBには、「bbb@dot.comのメールスプール部を、aaa@dot.comのメールスプール部に変換する」というメールスプール部変換送信ルールが格納されているため、メール配信部は、このメールスプール部変換送信ルールを読み出して、電子メールを読み出すメールスプール部を、bbb@dot.comのメールスプール部からaaa@dot.comのメールスプール部に変換する。
【0069】
メールスプール部を変換したメール配信部は、変換されたメールスプール部、すなわち、aaa@dot.comのメールスプール部に蓄積されている電子メールを読み出しメール解析部に転送する。
【0070】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。受信者Dは、上記依頼を15時にしている。したがって、ここで読み出される送信ルールは「メールサーバは、送信元のアドレスが送信者Eの電子メールアドレスである電子メールを端末Bに送信し、送信者E以外の電子メールを端末Cに送信する」というものである。
【0071】
送信ルールDBから、「メールサーバは、送信元のアドレスが送信者Eの電子メールアドレスである電子メールを端末Bに送信し、送信者E以外の電子メールを端末Cに送信する」という送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの端末Dへの送信が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。
【0072】
本第3の実施例においては、電子メールの送信者がEであるため、メール解析部は、送信者Eからの電子メールの端末bへの送信が許容されると判断する。
メール解析部は、この転送が許容されるという判断結果「許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。
【0073】
メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「許容」であるため、メール解析部から転送されてきた電子メールを、ネットワークに送信する。
【0074】
ネットワークに送信された電子メールは、POPの下、端末の通信IF部(図示せず)を介して端末のメール受信部により受信される。メール受信部は、受信した電子メールをメールボックスに蓄積する。
【0075】
一方、受信者Dが、15時に、bbb@dot.comというメールアドレスを有する端末cのメール受信部からメールサーバに対して、POPの下、電子メールの送信を依頼した場合、メールサーバは、送信ルールDBからメールスプール部変換送信ルールを読み出す。
【0076】
送信ルールDBには、「 ccc@dot.comのメールスプール部を、aaa@dot.comのメールスプール部に変換する」というメールスプール部変換送信ルールが格納されているため、メール配信部は、このメールスプール部変換送信ルールを読み出して、電子メールを読み出すメールスプール部を、ccc@dot.comのメールスプール部からaaa@dot.comのメールスプール部に変換する。
【0077】
電子メールを読み出すメールスプール部を変換したメール配信部は、変換されたメールスプール部、すなわち、aaa@dot.comのメールスプール部に蓄積されている電子メールを読み出しメール解析部に転送する。
【0078】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。受信者Dは、上記依頼を15時にしている。したがって、ここで読み出される送信ルールは「メールサーバは、送信元のアドレスが送信者Eの電子メールアドレスである電子メールを端末Bに送信し、送信者E以外の電子メールを端末Cに送信する」というものである。
【0079】
送信ルールDBから、「メールサーバは、送信元のアドレスが送信者Eの電子メールアドレスである電子メールを端末Bに送信し、送信者E以外の電子メールを端末Cに送信する」という送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの端末bへの送信が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。
【0080】
メール解析部は、送信者の電子メールアドレスと、メール配信部から転送されてきた電子メールのメールアドレスとを比較して、送信が許容されるか否かを判断する。
【0081】
この場合の電子メールの送信者はFであるため、メール配信部から転送されてきた電子メールは、送信ルール上の「送信者E以外の電子メール」に該当する。よって、メール解析部は、送信者Eからの電子メールの端末cへの送信が許容されると判断する。
【0082】
メール解析部は、この転送が許容されるという判断結果「許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。
メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「許容」であるため、メール解析部から転送されてきた電子メールを、ネットワークに送信する。
【0083】
ネットワークに送信された電子メールは、POPの下、端末の通信IF部(図示せず)を介して端末のメール受信部により受信される。メール受信部は、受信した電子メールをメールボックスに蓄積する。
【0084】
以上説明したように、本第3の実施例によれば、電子メールの受信者は、特定の時間帯においては、特定の送信者の電子メールを、特定の端末で受信することができる。
【0085】
図6は、図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第4の実施例を示す図である。
なお、本第4の実施例においても、説明を簡単にするため、受信者Dは、図6に示すように、送信ルールDBにおいて、時間帯ごとに送信ルールを設定している。
【0086】
図6の送信者Eの端末におけるメール送信部から通信IF部(図示せず)を介して送信された宛先がaaa@dot.comである電子メールは、SMTPの下、ネットワーク上の他のメールサーバを介して(図示せず)、または、直接に、メールサーバのメール配信部に受信される。
【0087】
メール配信部で受信された電子メールは、aaa@dot.comのメールスプール部において蓄積される。
【0088】
受信者Dが、ccc@dot.comというメールアドレスを有する端末bのメール受信部から、POPを用いて、メールサーバに対して電子メールの送信を20時に依頼した場合、メールサーバは、送信ルールDBからメールスプール部変換送信ルールを読み出す。
【0089】
送信ルールDBには、「ccc@dot.comのメールスプール部を、aaa@dot.comのメールスプール部に変換する」というメールスプール部変換送信ルールが格納されているため、メール配信部は、このメールスプール部変換送信ルールを読み出して、電子メールを読み出すメールスプール部を、ccc@dot.comのメールスプール部からaaa@dot.comのメールスプール部に変換する。
【0090】
電子メールを読み出すメールスプール部を変換したメール配信部は、変換されたメールスプール部、すなわち、aaa@dot.comのメールスプール部に蓄積されている電子メールを読み出しメール解析部に転送する。
【0091】
電子メールを転送されたメール解析部は、送信ルールDBから送信ルールを読み出す。受信者Dは、上記依頼を20時にしている。したがって、ここで読み出される送信ルールは「メールサーバは、全送信者の電子メールを端末Cに送信する」というものである。
【0092】
送信ルールDBから、「メールサーバは、全送信者の電子メールを端末Cに送信する」という送信ルールを読み出したメール解析部は、メール配信部から転送されてきた電子メールの送信元アドレスをみて、当該電子メールの端末cへの送信が、当該送信ルール上、許容されるか否かを判断する。
【0093】
本第4の実施例においては、電子メールの送信者がEであるため、送信者Eは、送信ルール上の「全送信者」に該当する。したがって、メール解析部は、送信者Eからの電子メールの端末cへの送信が許容されると判断する。
【0094】
メール解析部は、この転送が許容されるという判断結果「許容」とメール配信部から転送されてきた電子メールとを、メール配信部に転送する。
メール配信部は、メール解析部から転送されてきた上記判断結果が「許容」であるため、メール解析部から転送されてきた電子メールを、ネットワークに送信する。
【0095】
ネットワークに送信された電子メールは、POPの下、端末の通信IF部(図示せず)を介して端末のメール受信部により受信される。メール受信部は、受信した電子メールをメールボックスに蓄積する。
【0096】
一方、送信者Fから送信された電子メールも、送信者Eから送信された電子メールと同様に、上記送信ルール上の「全送信者」に該当する。したがって、端末cは、上記送信者Eの電子メールとともに、送信者Fからの電子メールをも受信する。
【0097】
以上説明したように、本第4の実施例によれば、電子メールの受信者は、特定の時間帯においては、全送信者の電子メールを、特定の端末で受信することができる。
【0098】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、メールサーバにおける、端末への電子メールの送信ルールは、日ごとに、または時間帯ごとに、または日ごとにかつ時間帯ごとに設定される。
【0099】
したがって、本発明によれば、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯において、特定の送信者の電子メールのみを受信することができる。
【0100】
また、本発明によれば、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯にのみ電子メールを送信するよう、電子メールの送信者にあらかじめ連絡して依頼する必要がない
【0101】。
また、本発明によれば、電子メールの受信者は、特定の日または特定の時間帯に電子メールを送信する場合には特定の端末に送信するよう、あらかじめ電子メールの送信者に連絡して依頼する必要がない。
【0102】
よって、本発明によれば、近年、急速に増えつつある電子メールの利用者の多様なニーズに応えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るメールサーバおよび端末を用いた電子メール配信システムを示す図である。
【図2】受信者αが自己の端末を用いて送信ルールDBに設定した送信ルールを示す図である。
【図3】図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第1の実施例を示す図である。
【図4】図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第2の実施例を示す図である。
【図5】図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第3の実施例を示す図である。
【図6】図1の電子メール配信システムに係る動作シーケンスを詳細に説明するための第4の実施例を示す図である。

Claims (4)

  1. メールスプール部に蓄積されている電子メールを、電子メールの送信を依頼した端末に対して送信ルールに従い送信するメールサーバであって、
    前記送信ルールは、日ごとに設定され、または時間帯ごとに設定され、または日ごとにかつ時間帯ごとに設定される、
    ことを特徴とするメールサーバ。
  2. 前記送信ルールは、
    「メールサーバは、特定の者が送信した電子メールのみを送信する」というルール、
    または、「メールサーバは、特定の者以外の者が送信した電子メールのみを送信する」というルール、
    または、「メールサーバは、すべての電子メールを送信する」というルール、
    であることを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ。
  3. 前記送信ルールは、
    「メールサーバは、特定の者が送信した電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、
    または、「メールサーバは、特定の者以外の者が送信した電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、
    または、「メールサーバは、すべての電子メールを特定の端末に送信しなければならない」というルール、
    であることを特徴とする請求項1に記載のメールサーバ。
  4. 請求項1に記載のメールサーバに対して電子メールの送信を依頼し、または、請求項1に記載のメールサーバが前記送信ルールに従って送信する電子メールを受信する、ことを特徴とする端末。
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