JP7167762B2 - 情報処理システム、情報処理方法、および情報処理装置 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、および情報処理装置 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理方法、および情報処理装置に関する。
下記特許文献1には、アプリケーションが通信に用いる無線通信網が変更された場合、アドレス変換テーブルに基づいて、アプリケーションが通信に用いる情報を、変更後の鵜線通信網に対応する情報に変換する技術が開示されている。
しかしながら、特許文献1の技術は、アプリケーションやリージョンに応じて動的にアドレスを解決しアクセスすることができない。
本発明は、上述した従来技術の課題を解決するため、アプリケーションやリージョンに応じて動的にアドレスを解決しアクセスすることができるようにすることを目的とする。
上述した課題を解決するために、本発明の情報処理システムは、アプリと、デバイスと、アプリとデバイスとの通信を仲介するゲートウェイとを備えた情報処理システムであって、デバイスとアプリのエンドポイントとゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を管理し、デバイスからの取得要求に応じて、ゲートウェイ宛先情報に基づき、デバイスのアクセス先のゲートウェイおよびエンドポイントを、デバイスに通知するゲートウェイ宛先管理部を備える。
本発明によれば、アプリケーションやリージョンに応じて動的にアドレスを解決しアクセスすることができる。
本発明の一実施形態に係る情報処理システムのシステム構成を示す図 本発明の一実施形態に係る通信管理装置のハードウェア構成図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第1実施例の概要を示す図 本発明の第1実施例に係る情報処理システムにおける処理のシーケンスを示す図 本発明の第1実施例に係る情報処理システムにおいて用いられるゲートウェイ宛先登録要求の一例を示す図 本発明の第1実施例に係る情報処理システムにおいて用いられるゲートウェイ宛先登録応答の一例を示す図 本発明の第1実施例に係る情報処理システムにおいて用いられるゲートウェイ宛先取得要求の一例を示す図 本発明の第1実施例に係る情報処理システムにおいて用いられるゲートウェイ宛先取得応答の一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第2実施例の概要を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第3実施例の概要を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第4実施例の概要を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第4実施例におけるゲートウェイ宛先変更処理のシーケンスを示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第5実施例の概要を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムの第6実施例の概要を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいて用いられるゲートウェイ宛先管理部のインターフェースを定義するWebAPI(REST API)の一覧を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先解決部から送信される取得リクエストの一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先解決部へ送信される取得レスポンスの一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおけるデータベースを設計するための概念モデルの一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先管理部に用いられる設定画面の一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先管理部に用いられる設定画面の一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先管理部に用いられる設定画面の一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先管理部に用いられる設定画面の一例を示す図 本発明の一実施形態に係る情報処理システムにおいてゲートウェイ宛先管理部に用いられる設定画面の一例を示す図
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態について説明する。
(情報処理システム10のシステム構成)
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10のシステム構成を示す図である。図1に示すように、情報処理システム10は、通信管理システム100、アプリケーション群20、およびデバイス群30を備えて構成されている。
アプリケーション群20は、複数のアプリケーション(以下、単に「アプリ」と示す)を有する。各アプリは、例えばIoTアプリとして事業毎に設けられるものであり、通信管理システム100を介して、デバイス群30が備える各デバイスとの間で相互通信を行うことができる。図1に示す例では、アプリケーション群20は、機器管理アプリ21、監視アプリ22、工場向けアプリ23、および医療向けアプリ24を有する。機器管理アプリ21は、例えば、MFP32等の複数のデバイスを一元的にリモート管理するアプリである。監視アプリ22は、例えば、遠隔地からの現場の稼働状況を、映像で確認したり、異常を自動で検知したりするアプリである。工場向けアプリ23は、例えば、産業機器の稼働状況を監視し故障等の予兆を検知して通知する、保守業務用アプリである。医療向けアプリ24は、例えば、患者や被介護者の健康状態をベッドセンサー35で把握し、異常を検知したり通知したりする、病院向けのアプリである。
デバイス群30は、デバイス31、MFP32、センサー33、カメラ34、ベッドセンサー35、仲介エージェント36、デバイス36A,36B,36Cを有する。デバイス31は、IoT接続可能なネットワーク機能を備えた様々な機器である。MFP32は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能、FAX機能等を有する、いわゆる複合機である。センサー33は、人感・圧力・気温・照度等様々な環境情報をセンシングして通知するデバイスである。仲介エージェント36は、複数のデバイス(デバイス36A,36B,36C)を一括で管理するためのモジュールである。仲介エージェント36は、PCやMFPの操作部等にサービスとしてインストールされ、バックグラウンドで通信管理システム100との通信を行う。
各デバイスは、ゲートウェイ宛先解決部30Aを備える。ゲートウェイ宛先解決部30Aは、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行い、ゲートウェイ宛先情報を取得する。ゲートウェイ宛先情報は、そのデバイスがアクセスすべきゲートウェイおよびアプリのエンドポイントを示す情報である。そして、ゲートウェイ宛先解決部30Aは、ゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、アクセス先のゲートウェイおよびアプリのエンドポイントを設定する。これにより、デバイスは、ゲートウェイおよびアプリのエンドポイントにアクセス可能となる。なお、ゲートウェイ宛先解決部30Aは、運用中にアプリからの指示でゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う、ジョブ受付機能およびジョブ実行結果通知機能を備える。
通信管理システム100は、アプリとデバイスとを相互に接続するセキュアな通信経路を提供するシステムである。通信管理システム100は、データのコンテンツ形式、頻度、サイズに柔軟に対応できるように、複数のゲートウェイグループ120(ゲートウェイグループ120A,120B,120C)を備える。各ゲートウェイグループ120は、ゲートウェイを束ねるグループであり、事業単位、リージョン単位、パブリッククラウドのアカウント単位等、様々な単位で設けられ得る。ゲートウェイは、アプリとデバイスとを多対多で相互に通信する通信経路を提供するモジュールである。例えば、各ゲートウェイグループ120は、ゲートウェイとして、MQTT(Message Queuing Telemetry Transport)ブローカー121、ファイル転送ゲートウェイ122、およびストリーミングゲートウェイ123の少なくともいずれか一つを有する。MQTTブローカー121は、JSON(JavaScript(登録商標) Object Notation)等の軽量なテキストメッセージをアプリとデバイスとの間で送受信するためのモジュールである。ファイル転送ゲートウェイ122は、ファイル形式のデータを双方向に送受信するためのモジュール(一定期間の蓄積も行う)である。ストリーミングゲートウェイ123は、デバイス(例えば、カメラ等)から絶え間なく送り続けてくるデータをアプリに転送するモジュールである。
通信管理システム100は、図2に示す通信管理装置100A(「情報処理装置」の一例)によって実現される。但し、これに限らず、通信管理システム100は、複数のコンピューティングデバイスによって実現されてもよい。例えば、複数のコンピューティングデバイスは、ネットワークや共有メモリなどを含む任意のタイプの通信リンクを介して互いに通信するように構成されている。
通信管理システム100は、証明書管理部131、モノ登録管理部132、およびゲートウェイ宛先管理部133を備える。証明書管理部131は、アプリとデバイスとが相互に認証し通信パケットの暗号化してセキュアに通信するための情報を管理する。モノ登録管理部132は、アプリとモノの登録情報を管理する。本書では、センサーを含む何らかのデバイスを、「モノ」と示す場合がある。モノ登録管理部132は、登録、登録レコード情報の参照、更新、削除、検索ができる。
ゲートウェイ宛先管理部133は、デバイスと、アプリのエンドポイントと、ゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を管理する。ゲートウェイ宛先管理部133は、デバイスからの取得要求に応じて、そのデバイスのアクセス先とすべきゲートウェイおよびエンドポイントが設定されたゲートウェイ宛先情報を、そのデバイスに通知する。なお、ゲートウェイ宛先情報は、各種画面(図19~図23参照)により、運用担当者からの登録、参照、更新、削除が可能である。
なお、上記で説明した実施形態の各機能は、一又は複数の処理回路によって実現することが可能である。ここで、本明細書における「処理回路」とは、電子回路により実装されるプロセッサのようにソフトウェアによって各機能を実行するようプログラミングされたプロセッサや、上記で説明した各機能を実行するよう設計されたASIC(Application Specific Integrated Circuit)、DSP(digital signal processor)、FPGA(field programmable gate array)や従来の回路モジュール等のデバイスを含むものとする。
(通信管理装置100Aのハードウェア構成)
図2は、本発明の一実施形態に係る通信管理装置100Aのハードウェア構成図である。図2に示されているように、通信管理装置100Aは、コンピュータによって構築されており、図2に示されているように、CPU101、ROM102、RAM103、HD104、HDD(Hard Disk Drive)コントローラ105、ディスプレイ106、外部機器接続I/F(Interface)108、ネットワークI/F109、バスライン110、キーボード111、ポインティングデバイス112、DVD-RW(Digital Versatile Disk Rewritable)ドライブ114、メディアI/F116を備えている。
これらのうち、CPU101は、通信管理装置100A全体の動作を制御する。ROM102は、IPL等のCPU101の駆動に用いられるプログラムを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。HD104は、プログラム等の各種データを記憶する。HDDコントローラ105は、CPU101の制御にしたがってHD104に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。ディスプレイ106は、カーソル、メニュー、ウィンドウ、文字、又は画像などの各種情報を表示する。外部機器接続I/F108は、各種の外部機器を接続するためのインターフェースである。この場合の外部機器は、例えば、USB(Universal Serial Bus)メモリやプリンタ等である。ネットワークI/F109は、通信ネットワーク12を利用してデータ通信をするためのインターフェースである。バスライン110は、図2に示されているCPU101等の各構成要素を電気的に接続するためのアドレスバスやデータバス等である。
また、キーボード111は、文字、数値、各種指示などの入力のための複数のキーを備えた入力手段の一種である。ポインティングデバイス112は、各種指示の選択や実行、処理対象の選択、カーソルの移動などを行う入力手段の一種である。DVD-RWドライブ114は、着脱可能な記録媒体の一例としてのDVD-RW113に対する各種データの読み出し又は書き込みを制御する。なお、DVD-RWに限らず、DVD-R等であってもよい。メディアI/F116は、フラッシュメモリ等の記録メディア115に対するデータの読み出し又は書き込み(記憶)を制御する。
〔第1実施例〕
図3は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第1実施例の概要を示す図である。
まず、運用担当者が、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に対して、ゲートウェイ宛先情報を登録する(1)。
次に、産業機器37のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う(2)。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、産業機器37に対応するゲートウェイ宛先情報を、産業機器37に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、産業機器37のアクセス先とすべき、工場向けアプリ23のエンドポイントが設定されている。
産業機器37は、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、ファイルアップロード先として、工場向けアプリ23のエンドポイントを設定する。これにより、産業機器37は、工場向けアプリ23のエンドポイント(ファイル蓄積部23A)へ、ファイルをアップロード可能となる(3)。
このように、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、運用担当者がゲートウェイ宛先情報をゲートウェイ宛先管理部133に登録しておくことにより、産業機器37の設置担当者が産業機器37に対して手作業でアクセス先の設定を行うことなく、産業機器37がファイルアップロード先を自発的に解決することができる。
(処理のシーケンス)
図4は、本発明の第1実施例に係る情報処理システム10における処理のシーケンスを示す図である。
まず、事前準備として、通信管理システム100において、ゲートウェイ宛先管理部133が、ゲートウェイ宛先を登録する(1.1)。次に、アプリが、モノ登録要求を、通信管理システム100へ送信する(1.2)。モノ登録要求は、モノ名称、メーカー名、機種、機番、およびゲートウェイを含む。
通信管理システム100では、モノ登録管理部132が、アプリからのモノ登録要求に応じてモノ登録を行い、モノ登録に成功すると、登録成功をアプリへ通知する(1.3)。次に、アプリが、アプリ通知先設定要求を、通信管理システム100へ送信する(1.4)。アプリ通知先設定要求は、アプリID、モノID、およびアプリ通知先を含む。
続いて、現場作業として、設置担当者が、モノに対してモノ登録情報設定要求を行う(1.5)。モノ登録情報設定要求は、モノID、証明書、および秘密鍵を含む。また、設置担当者が、モノに対してネットワーク設定要求を行う(1.6)。ネットワーク設定要求は、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイ、リージョン、および目的を含む。
モノは、ネットワーク設定要求に応じて、通信管理システム100に対して、ゲートウェイ宛先取得要求を行う(1.7)。ゲートウェイ宛先取得要求は、モノID、リージョン、および目的を含む。
通信管理システム100では、ゲートウェイ宛先管理部133が、ゲートウェイ宛先取得要求に応じて、モノに対して、ゲートウェイ宛先リストを通知する(1.8)。
ここで、接続確認を行う場合、モノが、通信管理システム100に対して、接続要求を行う(1.9)。接続要求は、モノID、証明書、および秘密鍵を含む。通信管理システム100は、接続要求に応じて接続確認を行い、接続に成功すると、接続成功をモノに通知する(1.10)。
さらに、モノは、通信管理システム100に対して、アプリ通知先取得要求を行う(1.11)。アプリ通知先取得要求は、モノIDを含む。通信管理システム100は、アプリ通知先取得要求に応じて、アプリ通知先をモノに通知する(1.12)。
(ゲートウェイ宛先登録要求の一例)
図5は、本発明の第1実施例に係る情報処理システム10において用いられるゲートウェイ宛先登録要求の一例を示す図である。図5に示すゲートウェイ宛先登録要求500は、ゲートウェイ宛先情報を登録するために、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に送信される情報である。
図5に示すように、ゲートウェイ宛先登録要求500は、"gatewayName"(ゲートウェイ名)に"File Transfer Gateway"が設定されている。また、"region"(リージョン)に"na"が設定されている。また、"scope"(目的)に"/app/factory"が設定されている。"scope"では、スラッシュ区切りにより、利用用途の範囲を階層的に指定することができる。例えば、"scope"に"/app/factory"を設定することにより、利用用途の範囲を全体とすることができる。また、例えば、"scope"に"/app/factory/user001"を設定することにより、利用用途の範囲を"user001"に限定することができる。
また、ゲートウェイ宛先登録要求500は、"endpoints"(エンドポイント)として、"address"(アドレス)に"foo.abc.com"が設定されている。また、"protocol"(プロトコル)に"https"が設定されている。また、"port"(ポート)に8444が設定されている。また、"contentType"(コンテンツタイプ)に["file"]が設定されている。また、"things"(モノ)に"000001"、"000003"、および "000007"が設定されている。なお、"protocol"には、アプリとデバイスとの通信に用いられる任意の通信プロトコルを設定可能である。
(ゲートウェイ宛先登録応答の一例)
図6は、本発明の第1実施例に係る情報処理システム10において用いられるゲートウェイ宛先登録応答の一例を示す図である。図6に示すゲートウェイ宛先登録応答600は、ゲートウェイ宛先情報の登録結果を通知するために、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133から送信される情報である。
図6に示すように、ゲートウェイ宛先登録応答600は、ゲートウェイ宛先情報の登録内容(図5に示すゲートウェイ宛先登録要求500参照)が設定されているとともに、"gatewayId"(ゲートウェイID)に"gw000004"が設定されている。
(ゲートウェイ宛先取得要求の一例)
図7は、本発明の第1実施例に係る情報処理システム10において用いられるゲートウェイ宛先取得要求の一例を示す図である。図7に示すゲートウェイ宛先取得要求700は、ゲートウェイ宛先情報を取得するために、モノから、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に送信される情報である。
図7に示すように、ゲートウェイ宛先取得要求700は、「GET /gateways?region=na&scope=/app/factory&thingId=000001」という記述を含んでいる。この記述は、ゲートウェイ宛先情報の取得を要求するものであり、ゲートウェイ宛先情報の取得条件として、「region」(リージョン)を「na」とし、「scope」(目的)を「/app/factory」とし、「thingId」(モノID)を「000001」とすることが示されている。
(ゲートウェイ宛先取得応答の一例)
図8は、本発明の第1実施例に係る情報処理システム10において用いられるゲートウェイ宛先取得応答の一例を示す図である。図8に示すゲートウェイ宛先取得応答800は、ゲートウェイ宛先情報の取得結果を通知するために、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133から、モノに送信される情報である。
図8に示すように、ゲートウェイ宛先取得応答800は、図7に示すゲートウェイ宛先取得要求700にて示されている条件に合致する、ゲートウェイ宛先情報が示されている。ゲートウェイ宛先取得応答800は、"endpoints"(エンドポイント)として、"endpoints"(エンドポイント)として、"address"(アドレス)に"foo.abc.com"が設定されている。また、"protocol"(プロトコル)に"https"が設定されている。また、"port"(ポート)に8444が設定されている。また、"contentType"(コンテンツタイプ)に["file"]が設定されている。
〔第2実施例〕
図9は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第2実施例の概要を示す図である。
まず、運用担当者が、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に対して、ゲートウェイ宛先情報を登録する(1)。
次に、MFP32のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う(2)。このとき、ゲートウェイ宛先解決部30Aは、リージョンとして「na(北米)」を指定し、スコープとして「/app/factory」を指定する。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、MFP32に対応するゲートウェイ宛先情報を、MFP32に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、MFP32のアクセス先とすべき、ゲートウェイグループ2(北米リージョン)120Bのファイル転送ゲートウェイ122と、工場向けアプリ23のエンドポイントとが設定されている。
MFP32では、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、ファイルアップロード先として、ゲートウェイグループ2(北米リージョン)120Bのファイル転送ゲートウェイ122と、工場向けアプリ23のエンドポイントとを設定する。これにより、MFP32は、ゲートウェイグループ2(北米リージョン)120Bのファイル転送ゲートウェイ122を介して、工場向けアプリ23のエンドポイントへ、ファイルをアップロード可能となる(3)。
このように、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、宛先管理部113に取得要求時にリージョンを指定することで、デバイス設置時にエンドポイントの長い文字列を入力することなく、ゲートウェイのエンドポイントを解決できるため、エンドポイントの入力ミスや設置の手間を削減することができる。
〔第3実施例〕
図10は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第3実施例の概要を示す図である。ここでは、ゲートウェイグループ2(事業B)120Bに対し、ストリーミングゲートウェイ123を新たに設けてから、当該ストリーミングゲートウェイ123を介した通信接続を行う例を説明する。
まず、通信管理システム100のゲートウェイグループ2(事業B)120Bに対し、ストリーミングゲートウェイ123を手作業で作成および構築する(1)。
次に、運用担当者が、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に対して、ゲートウェイ宛先情報を登録する(2)。ここでは、上記(1)で作成および構築された、ストリーミングゲートウェイ123および監視アプリ22のエンドポイントを登録する。
次に、カメラ34の設置時に、カメラ34のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う(3)。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、カメラ34に対応するゲートウェイ宛先情報を、カメラ34に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、カメラ34のアクセス先とすべき、ゲートウェイグループ2(事業B)120Bのストリーミングゲートウェイ123と、監視アプリ22のエンドポイントとが設定されている。
カメラ34では、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、画像データのストリーミング配信先として、ゲートウェイグループ2(事業B)120Bのストリーミングゲートウェイ123と、監視アプリ22のエンドポイントとを設定する。これにより、カメラ34は、ゲートウェイグループ2(事業B)120Bのストリーミングゲートウェイ123を介して、監視アプリ22のエンドポイントへ、画像データをストリーミング配信可能となる(4)。
〔第4実施例〕
図11は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第4実施例の概要を示す図である。ここでは、通信管理システム100に対し、MQTTブローカー121およびファイル転送ゲートウェイ122を含むゲートウェイグループ2を増設してから、当該ゲートウェイグループ2を介した通信接続に変更する例を説明する。
まず、通信管理システム100に対し、MQTTブローカー121およびファイル転送ゲートウェイ122を含むゲートウェイグループ2を増設する(1)。
次に、運用担当者が、通信管理システム100のゲートウェイ宛先管理部133に対して、ゲートウェイ宛先を変更する(2)。そして、運用担当者が、機器管理アプリ21およびゲートウェイグループ1のMQTTブローカー121を介して、MFP32へゲートウェイ宛先変更要求を送信する(3)~(5)。
次に、MFP32のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う(6)。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、MFP32に対応するゲートウェイ宛先情報を、MFP32に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、MFP32のアクセス先とすべき、ゲートウェイグループ2と、機器管理アプリ21のエンドポイントとが設定されている。
MFP32では、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、ファイルのアップロード先として、ゲートウェイグループ2と、機器管理アプリ21のエンドポイントとを設定する。また、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイグループ2を介して、機器管理アプリ21へ、ゲートウェイ宛先変更完了通知を送信する(7)~(8)。これにより、MFP32は、ゲートウェイグループ2を介して、機器管理アプリ21のエンドポイントへ、ファイルをアップロード可能となる。
なお、設定変更をミスした場合に自己復旧できるように、MFP32のゲートウェイ宛先解決部30Aは、MFP32がゲートウェイに一定期間接続できなくなった場合、自発的に、ゲートウェイ宛先管理部133に対して、定期的な取得要求を行うようにしてもよい。
また、MFP32のゲートウェイ宛先解決部30Aは、事前にアプリから設定されたスケジュール(時刻、インターバル間隔等)に従って、自発的に、ゲートウェイ宛先管理部133に対して、定期的な取得要求を行うようにしてもよい。
(ゲートウェイ宛先変更処理のシーケンス)
図12は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第4実施例におけるゲートウェイ宛先変更処理のシーケンスを示す図である。図12のシーケンスは、図11の(4)~(5)に対応するものである。
まず、アプリが、IoTプラットフォームに対して、ゲートウェイ宛先変更要求を送信する(2.1)。このゲートウェイ宛先変更要求は、アプリID、メーカー、機種、および機番を含む。
IoTプラットフォームは、モノに対して、ゲートウェイ宛先変更要求を送信する(2.2)。このゲートウェイ宛先変更要求は、アプリID、メーカー、機種、機番、およぎジョブIDを含む。
そして、IoTプラットフォームは、アプリに対して、ジョブ受付完了通知を送信する(2.3)。このジョブ受付完了通知は、ジョブIDを含む。
モノは、IoTプラットフォームに対して、ジョブ結果通知を送信する。(2.4)。このジョブ結果通知は、アプリID、ジョブID、およびジョブ結果を含む。
IoTプラットフォームは、アプリに対して、ジョブ結果通知を送信する。(2.5)。このジョブ受付完了通知は、ジョブIDおよびジョブ結果を含む。
〔第5実施例〕
図13は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第5実施例の概要を示す図である。ここでは、画面を有しないセンサー33のゲートウェイの宛先を解決する例を説明する。
まず、センサー33の電源がONに切り替わると(1)、センサー33のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に対して定期的に取得要求を行う(2)。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、センサー33に対応するゲートウェイ宛先情報を、センサー33に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、センサー33のアクセス先とすべき、ゲートウェイグループ1(事業A)のMQTTブローカー121と、機器管理アプリ21のエンドポイントとが設定されている。
センサー33では、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、アクセス先として、ゲートウェイグループ1(事業A)のMQTTブローカー121と、機器管理アプリ21のエンドポイントとを設定する。これにより、センサー33は、ゲートウェイグループ1(事業A)のMQTTブローカー121を介して、機器管理アプリ21のエンドポイントへアクセス可能となる。
〔第6実施例〕
図14は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10の第6実施例の概要を示す図である。ここでは、画面を有しない他社センサー38A,38Bのゲートウェイの宛先を解決する例を説明する。
まず、仲介エージェント36のゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行う(2)。これに応じて、ゲートウェイ宛先管理部133が、仲介エージェント36に対応するゲートウェイ宛先情報を、仲介エージェント36に通知する。このゲートウェイ宛先情報には、仲介エージェント36のアクセス先とすべき、ゲートウェイグループ1(事業B)のMQTTブローカー121およびファイル転送ゲートウェイ122と、工場向けアプリ23のエンドポイントとが設定されている。
仲介エージェント36では、ゲートウェイ宛先解決部30Aが、ゲートウェイ宛先管理部133から取得したゲートウェイ宛先情報に基づいて、自装置に対して、センサーデータの通知先として、ゲートウェイグループ1(事業B)のMQTTブローカー121およびファイル転送ゲートウェイ122と、工場向けアプリ23のエンドポイントを設定する。これにより、仲介エージェント36は、他社センサー38A,38Bからセンサーデータを収集して(2)、収集されたセンサーデータを、ゲートウェイグループ1(事業B)のMQTTブローカー121およびファイル転送ゲートウェイ122を介して、工場向けアプリ23のエンドポイントへ通知可能となる(3)~(4)。なお、仲介エージェント36と他社センサー38A,38Bとの間の通信は、pushでもpullでもよい。
(ゲートウェイ宛先管理部133のインターフェースの実装例)
図15は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において用いられるゲートウェイ宛先管理部133のインターフェースを定義するWebAPI(REST API)の一覧を示す図である。図15のWebAPI一覧1500に示すように、ゲートウェイ宛先管理部133は、ゲートウェイ宛先登録APIと、ゲートウェイ宛先取得・検索APIと、ゲートウェイ宛先更新APIと、ゲートウェイ宛先削除APIとを有する。
図16は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10においてゲートウェイ宛先解決部30Aから送信される取得リクエストの一例を示す図である。図16に示す取得リクエスト1600は、ゲートウェイ宛先情報を取得するために、ゲートウェイ宛先解決部30Aからゲートウェイ宛先管理部133に送信される情報である。図16に示すように、取得リクエスト1600は、ゲートウェイ宛先情報の取得条件として、「region」(リージョン)、「scope」(目的)、および「thingId」(モノID)が設定可能である。
図17は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10においてゲートウェイ宛先解決部30Aへ送信される取得レスポンスの一例を示す図である。図17に示す取得レスポンス1700は、ゲートウェイ宛先情報を取得するために、ゲートウェイ宛先管理部133からゲートウェイ宛先解決部30Aに送信される情報である。図17に示すように、取得レスポンス1700は、複数のゲートウェイ宛先情報が設定されている。各ゲートウェイ宛先情報は、"gatewayId"(ゲートウェイID)、"gatewayName"(ゲートウェイ名)、"region"(リージョン)、"scope"(目的)、および、"endpoints"(エンドポイント)を含んでいる。"endpoints"(エンドポイント)は、1または複数のエンドポイントに関する情報を含んでいる。各エンドポイントに関する情報は、"address"(アドレス)、"protocol"(プロトコル)、"port"(ポート)、"endpointType"(エンドポイントタイプ)、および"contentType"(コンテンツタイプ)を含んでいる。
(概念モデル・データベース設計)
図18は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10におけるデータベースを設計するための概念モデルの一例を示す図である。図18に示すように、デバイスとゲートウェイとが関連を持っていることにより、通信管理システム100が、どのゲートウェイとどのデバイスとが接続関係にあるのかを管理できる。同様に、通信管理システム100が、どのゲートウェイとどのアプリとが接続関係にあるのかを管理できる。また、ゲートウェイは、複数のエンドポイントを持つ構成とすることができる。例えば、ステータス通知用やジョブ通信用等のように、ゲートウェイが、用途別に使用するエンドポイントを分けることができる。
(ゲートウェイ宛先管理部133の設定画面UI)
図19~図23は、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10においてゲートウェイ宛先管理部133に用いられる設定画面の一例を示す図である。
<ゲートウェイ管理・設定画面1900>
図19に示すゲートウェイ管理・設定画面1900では、複数のゲートウェイ情報が一覧表示されている。各ゲートウェイ情報は、ゲートウェイ名称、ゲートウェイ種別、リージョン、およびスコープを含んでいる。また、ゲートウェイ管理・設定画面1900では、各ゲートウェイ情報に対し、変更ボタン1902および削除ボタン1904が設けられている。図19に示すように、任意のゲートウェイ情報の変更ボタン1902が押下されることにより、そのゲートウェイ情報を編集するための、設定ダイアログ1920を表示することができる。設定ダイアログ1920は、ゲートウェイ名称、ゲートウェイ種別、リージョン、およびスコープを変更可能である。また、設定ダイアログ1920は、確認・編集ボタン1922と、確認・編集ボタン1924とが設けられている。確認・編集ボタン1922が押下されることにより、エンドポイント管理・設定画面2000(図20参照)に遷移することができる。また、確認・編集ボタン1924が押下されることにより、ゲートウェイ・デバイス設定画面2100(図21参照)に遷移することができる。
<エンドポイント管理・設定画面2000>
図20に示すエンドポイント管理・設定画面2000では、複数のエンドポイント情報が一覧表示されている。各エンドポイント情報は、エンドポイントID、宛先、プロトコル、ポート番号、コンテンツ形式、およびエンドポイント種別を含んでいる。また、エンドポイント管理・設定画面2000では、各エンドポイント情報に対し、変更ボタン2004および削除ボタン2006が設けられている。図20に示すように、任意のエンドポイント情報の変更ボタン2004が押下されることにより、そのエンドポイント情報を編集するための、変更ダイアログ2040を表示することができる。変更ダイアログ2040は、宛先、プロトコル、ポート番号、およびコンテンツ形式を変更可能である。また、エンドポイント管理・設定画面2000は、新規追加ボタン2002が設けられている。新規追加ボタン2002が押下されることにより、エンドポイント情報を追加するための、追加ダイアログ2020を表示することができる。追加ダイアログ2020では、新たに追加されるエンドポイント情報の、宛先、プロトコル、ポート番号、およびコンテンツ形式を設定可能である。
<ゲートウェイ・デバイス設定画面2100>
図21に示すゲートウェイ・デバイス設定画面2100では、複数のデバイス接続情報が一覧表示されている。各デバイス接続情報は、デバイスID、メーカー、機種、機番、・・・を含んでいる。また、ゲートウェイ・デバイス設定画面2100では、各デバイス接続情報に対し、接続削除ボタン2104が設けられている。また、ゲートウェイ・デバイス設定画面2100は、接続追加ボタン2102が設けられている。接続追加ボタン2102が押下されることにより、デバイス接続情報を追加するための、追加ダイアログ2120を表示することができる。追加ダイアログ2120では、ゲートウェイに対して追加されるデバイスのデバイスIDを設定可能である。
<デバイス登録設定画面2200>
図22に示すデバイス登録設定画面2200では、複数のデバイス情報が一覧表示されている。各デバイス情報は、デバイスID、メーカー、機種、機番、・・・を含んでいる。また、デバイス登録設定画面2200では、各デバイス情報に対し、編集ボタン2204および削除ボタン2206が設けられている。また、デバイス登録設定画面2200は、登録追加ボタン2202が設けられている。登録追加ボタン2202が押下されることにより、デバイス情報を登録するための、設定ダイアログ2220を表示することができる。設定ダイアログ2220では、新たに登録されるデバイス情報の、メーカー、機種、機番を設定可能である。また、設定ダイアログ2220は、確認・編集ボタン2222が設けられている。確認・編集ボタン2222が押下されることによりデバイス・ゲートウェイ接続・設定画面2300(図23参照)に遷移することができる。
<デバイス・ゲートウェイ接続・設定画面2300>
図23に示すデバイス・ゲートウェイ接続・設定画面2300では、複数のゲートウェイ接続情報が一覧表示されている。各ゲートウェイ接続情報は、ゲートウェイID、ゲートウェイ名称、ゲートウェイ種別、リージョン、スコープを含んでいる。また、デバイス・ゲートウェイ接続・設定画面2300は、接続追加ボタン2302が設けられている。図23に示すように、接続追加ボタン2302が押下されることにより、追加ダイアログ2320を表示することができる。追加ダイアログ2320は、デバイスに対して追加されるゲートウェイのゲートウェイIDを設定することができる。
以上説明したように、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、アプリと、デバイスと、アプリとデバイスとの通信を仲介するゲートウェイとを備えた情報処理システムであって、デバイスとアプリのエンドポイントとゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を管理し、デバイスからの取得要求に応じて、ゲートウェイ宛先情報に基づき、デバイスのアクセス先のゲートウェイおよびエンドポイントを、デバイスに通知するゲートウェイ宛先管理部133を備える。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、アプリケーションやリージョンに応じて動的にアドレスを解決しアクセスすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において、取得要求は、ゲートウェイ宛先情報の取得対象とする用途範囲を、階層的に指定可能である。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、取得要求によって用途範囲の任意の階層を指定することで、それよりも下位の階層に属する全ての用途範囲を、ゲートウェイ宛先情報の取得対象とすることができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、ゲートウェイ宛先情報におけるエンドポイントに、アプリとデバイスとの通信に用いられる任意の通信プロトコルを設定可能である。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、多様な通信プロトコルに対応することができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において、デバイスは、ゲートウェイに一定期間接続できなくなった場合、自発的に、ゲートウェイ宛先管理部133に対して定期的に取得要求を行うことができる。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、アプリからの設定変更をミスした場合であっても、デバイスが自己復旧できる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において、デバイスは、予め定められたスケジュールに従って、ゲートウェイ宛先管理部133に対して定期的に取得要求を行うことができる。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、アプリからデバイスに要求を送る通信のオーバーヘッド、回数を削減できる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において、デバイスは、当該デバイスの電源がONに切り替えられたタイミングで、ゲートウェイ宛先管理部133に対して定期的に取得要求を行うことができる。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、画面がないセンサーデバイスでもゲートウェイ宛先を解決できる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10において、ゲートウェイ宛先管理部133は、ゲートウェイ宛先情報において、1つのゲートウェイに対し、複数のエンドポイントを対応付け可能である。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、用途に応じて1つのゲートウェイが複数のエンドポイントに接続可能となるため、ゲートウェイの数が必要以上に増えてしまうことを抑制することができる。
また、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、デバイスとゲートウェイとの通信を仲介する仲介エージェント36をさらに備え、仲介エージェント36は、ゲートウェイ宛先管理部133に取得要求を行うことができる。
これにより、本発明の一実施形態に係る情報処理システム10は、ゲートウェイ宛先管理部133に対して取得要求を行う機能を有しないデバイスであっても、仲介エージェント36を介在させることにより、アプリケーションやリージョンに応じて動的にアドレスを解決しアクセスすることができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
なお、情報処理装置は、例えば、画像形成装置、PJ(Projector:プロジェクタ)、IWB(Interactive White Board:相互通信が可能な電子式の黒板機能を有する白板)、デジタルサイネージ等の出力装置、HUD(Head Up Display)装置、産業機械、撮像装置、集音装置、医療機器、ネットワーク家電、自動車(Connected Car)、ノートPC(Personal Computer)、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末、ゲーム機、PDA(Personal Digital Assistant)、デジタルカメラ、ウェアラブルPCまたはデスクトップPC等であってもよい。
10 情報処理システム
20 アプリケーション群
21 機器管理アプリ
22 監視アプリ
23 工場向けアプリ
24 医療向けアプリ
30 デバイス群
30A ゲートウェイ宛先解決部
31 デバイス
32 MFP
33 センサー
34 カメラ
35 ベッドセンサー
36 仲介エージェント
36A,36B,36C デバイス
37 産業機器
38A,38B 他社センサー
100 通信管理システム
100A 通信管理装置(情報処理装置)
131 証明書管理部
132 モノ登録管理部
133 ゲートウェイ宛先管理部
120 ゲートウェイグループ
特開2013-141166号公報

Claims (10)

  1. アプリと、
    デバイスと、
    前記アプリと前記デバイスとの通信を仲介するゲートウェイと
    を備えた情報処理システムであって、
    前記デバイスと前記アプリのエンドポイントと前記ゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を管理し、前記デバイスからの取得要求に応じて、前記ゲートウェイ宛先情報に基づき、前記デバイスのアクセス先の前記ゲートウェイおよび前記エンドポイントを、前記デバイスに通知するゲートウェイ宛先管理部
    を備えることを特徴とする情報処理システム。
  2. 前記取得要求は、
    前記ゲートウェイ宛先情報の取得対象とする用途範囲を、階層的に指定可能である
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理システム。
  3. 前記ゲートウェイ宛先情報における前記エンドポイントに、前記アプリと前記デバイスとの通信に用いられる任意の通信プロトコルを設定可能である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の情報処理システム。
  4. 前記デバイスは、
    ゲートウェイに一定期間接続できなくなった場合、自発的に、前記ゲートウェイ宛先管理部に対して定期的な前記取得要求を行うことができる
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  5. 前記デバイスは、
    予め定められたスケジュールに従って、前記ゲートウェイ宛先管理部に対して定期的に前記取得要求を行うことができる
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  6. 前記デバイスは、
    当該デバイスの電源がONに切り替えられたタイミングで、前記ゲートウェイ宛先管理部に対して定期的に前記取得要求を行うことができる
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  7. 前記ゲートウェイ宛先管理部は、
    前記ゲートウェイ宛先情報において、1つの前記ゲートウェイに対し、複数の前記エンドポイントを対応付け可能である
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  8. 前記デバイスと前記ゲートウェイとの通信を仲介する仲介エージェントをさらに備え、
    前記仲介エージェントは、
    ゲートウェイ宛先管理部に前記取得要求を行うことができる
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理システム。
  9. アプリと、
    デバイスと、
    前記アプリと前記デバイスとの通信を仲介するゲートウェイと
    を備えた情報処理システムによる情報処理方法であって、
    前記デバイスと前記アプリのエンドポイントと前記ゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を登録するゲートウェイ宛先情報登録工程と、
    前記デバイスからの取得要求に応じて、前記ゲートウェイ宛先情報に基づき、前記デバイスのアクセス先の前記ゲートウェイおよび前記エンドポイントを、前記デバイスに通知するゲートウェイ宛先情報通知工程と
    を含むことを特徴とする情報処理方法。
  10. アプリと、
    デバイスと、
    前記アプリと前記デバイスとの通信を仲介するゲートウェイと
    を備えた情報処理システムに用いられる情報処理装置であって、
    前記デバイスと前記アプリのエンドポイントと前記ゲートウェイとの対応付けがなされたゲートウェイ宛先情報を管理し、前記デバイスからの取得要求に応じて、前記ゲートウェイ宛先情報に基づき、前記デバイスのアクセス先の前記ゲートウェイおよび前記エンドポイントを、前記デバイスに通知するゲートウェイ宛先管理部
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
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