JP2014025442A - ポンプ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】
従来自動式ポンプ装置で汲み上げられた水に薬液を自動除菌装置で注入することが必要である為、自動式ポンプ装置と自動除菌装置が必要となり設置面積の確保や高価な設備の導入が必要である。
【解決手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、水を吸い込む吸込口と、羽根車を回転駆動するモータと、前記羽根車の回転させることで前記吸込口から吸込んだ水を蓄える圧力タンクと、該圧力タンクに蓄えられた水を吐き出す吐出口と、流水に紫外線を照射する紫外線除菌装置と、前記モータおよび前記紫外線除菌装置を制御するコントローラと、を具備することで飲料水を除菌するポンプ装置である。
【選択図】 図1
従来自動式ポンプ装置で汲み上げられた水に薬液を自動除菌装置で注入することが必要である為、自動式ポンプ装置と自動除菌装置が必要となり設置面積の確保や高価な設備の導入が必要である。
【解決手段】
本発明は上記の課題を解決するためになされたものであり、水を吸い込む吸込口と、羽根車を回転駆動するモータと、前記羽根車の回転させることで前記吸込口から吸込んだ水を蓄える圧力タンクと、該圧力タンクに蓄えられた水を吐き出す吐出口と、流水に紫外線を照射する紫外線除菌装置と、前記モータおよび前記紫外線除菌装置を制御するコントローラと、を具備することで飲料水を除菌するポンプ装置である。
【選択図】 図1
Description
本発明はポンプ装置に係わり、特に、紫外線による除菌を可能とするポンプ装置に関するものである。
従来の除菌機能付ポンプ装置として、揚水に薬液タンクからの薬液を注入して除菌するポンプ装置が知られている。
従来の除菌装置を備えたポンプシステムの概略を図1〜図3を用いて説明する。図1に示すように、ポンプ装置1の吸込み口4を介して汲み上げられた水は、ポンプ装置1の吐出口5から吐き出され、仕切弁2を介して除菌器3の吸込み口6に供給される。除菌器3の吸込み口6に水が供給されると、図2に示す除菌器コントローラ11がポンプ装置1の運転状態を検知し、薬液注入チューブ13を介して薬液タンク10内の薬液を除菌機器内の配管内へ注入し、配管を通る水を除菌する。そして、除菌された水は、除菌器3の吐出口7から飲料水として供給される。ここで示した除菌器3では、図3に示すように、薬液を薬液タンク10へ充填する必要がある。薬液を薬液タンク10へ充填するときには、例えば、液面計42を見ながらホースポンプ41を使用して充填をしなければならない。
その他の従来技術として、特許文献1には、揚水用のポンプと、このポンプの吐出圧力を検出する圧力センサと、前記ポンプを駆動するモータと、前記モータに供給する電力を制御する制御部とを有するポンプ装置であって、前記制御部は、前記ポンプが吐出する水に除菌用の薬液を注入する除菌装置に電力を供給する接続ケーブルが接続される除菌装置接続端子台を備えるとともに、前記圧力センサから出力される圧力値に基づいて前記除菌装置接続端子台に供給する電力を制御することにより前記除菌装置から投入する薬液量を変化させるよう構成されたものが開示されている。
また、特許文献2には、水を汲み上げるポンプと水栓との間の配水管に接続され、前記水に除菌用薬液を注入するように構成した除菌器において、前記除菌用薬液を備蓄する薬液槽と、該薬液槽を上方に載置するベースと、該ベースの上方に載置されたユニットとを有し、前記ユニットは前記ポンプ側の配水管と接続される流入フランジと、前記水栓側の配水管と接続される流出フランジと、前記流入フランジと前記流出フランジとを繋ぐ通水管と、前記薬液槽の薬液を前記通水管内の水に供給するポンプ装置とを有し、前記ユニットは前記ベースから着脱自在に設けられている除菌器が開示されている。
さらに、特許文献3には、機体内部に揚水ポンプから揚水される水を通水することが可能な通水部を具備し、前記通水部に除菌を目的とした薬液が注入できる注入口を具備し、さらに前記薬液を注入する為の注入ポンプを具備し、前記薬液の備蓄をする薬液タンクを備えた除菌器において、前記注入口を前記通水管の異径部近傍や屈曲部近傍に設けた除菌器が開示されている。
上述した従来技術では、ポンプ装置で汲み上げた水に薬液を自動注入する必要があるため、ポンプ装置と自動除菌装置の両方が必要となり、設置面積が広くなるという問題や、設備導入、ランニングコストが高価になるという問題があった。
また、ポンプ装置で汲み上げた水に薬液を自動除菌装置で注入する際、薬液注入ホースや注入ルートが目詰まりを起こす恐れがあり、それを避けるため十分なメンテナンスが必用だった。
上記課題は、水を吸い込む吸込口と、羽根車を回転駆動するモータと、前記羽根車の回転させることで前記吸込口から吸込んだ水を蓄える圧力タンクと、該圧力タンクに蓄えられた水を吐き出す吐出口と、流水に紫外線を照射する紫外線除菌装置と、前記モータおよび前記紫外線除菌装置を制御するコントローラと、を具備するポンプ装置によって解決することができる。
また、前記紫外線除菌装置は、紫外線を照射する直管状のUV照射装置と、該UV照射装置を覆うとともに紫外線を透過する内管と、該内管を覆う筒状の外管と、前記内管と前記外管の間に形成された通水用管と、該通水用管の入口となる通水用管入口と、該通水用管の出口となる通水用管出口と、で構成されているポンプ装置によって解決することができる。
本発明によれば自動式ポンプにおいて、薬液による自動除菌装置を併用することがなく、小額の設備投資でポンプ装置より汲み上げられた水を除菌することが可能となり、且つ自動除菌装置の設置を必要としないため、据付面積を低減可能とする。
又、薬液を使用しない為、メンテナンス性の向上も図れる。
以下、本発明の実施例を図面に従って説明する。
図4は、一実施例の自動式ポンプ装置概略図である。本実施例の自動式ポンプ装置は、吸込口56を介して汲み上げられた水を、圧力タンク66へ送り、吐出口55から吐出するものである。図4において、51は使用者がポンプ装置を操作するときに用いる操作コントローラ、52は揚水に用いる羽根車を回転駆動させるDCブラシレスモータ、53はポンプ装置を覆うポンプカバー、54はリアクトル、57はモータ52等を制御する自動式ポンプコントローラ、58はホッパーキャップ、59は逆支弁、60は自動空気補給装置、61はサーミスタ、62は圧力センサ、63はポンプヘッド、64はアース金具、65はアース線である。
図5は、紫外線除菌装置A71と紫外線除菌装置B72の取付け構造図である。ここに示すように、紫外線除菌装置A71は吸込口56に取り付けられる。また、紫外線除菌装置B72は圧力タンク66の前段に取り付けられる。
図7を用いて紫外線除菌装置A71の構造を詳細に説明する。なお、紫外線除菌装置B72の構造は同等であるので説明を省略する。
図7(a)は紫外線除菌装置A71の断面図であり、ここに示すように、汲み上げられた水は、通水用管入口79a、通水用管79、通水用管出口79bを通って、吸込口56へ送られる。紫外線除菌装置A71の内部に直管状のUV照射装置78を設けたので、通水用管入口79aから流入する水に細菌が含まれる場合であっても、UV照射装置78から照射される紫外線により殺菌され、綺麗な水になって通水用管出口79bから排出される。図7(b)は紫外線除菌装置A71の軸に垂直な断面図である。ここに示すように、直管状のUV照射装置78は筒状の石英保護管75で覆われており、両者の間に空気層77が形成される。また、石英保護管75は筒状のSUS管76で覆われており、両者の間に通水用管79が形成される。また、SUS管76の両端には、通水用管入口79aと通水用管出口79bが設けられる。
石英保護管75は紫外線を透過する特性を持っているので、UV照射装置78が照射した紫外線82は、石英保護管75を透過し、通水用管79を流れる水に照射され、水を殺菌することができる。なお、ここでは、内管である石英保護管75と外管であるSUS管76の間に通水用管78を形成する構成としたが、内管が紫外線を透過するものであれば、石英保護管75とSUS管76の組み合わせに代えて他の素材の組み合わせを用いても良いことは言うまでも無い。
紫外線除菌装置A71、B72は、自動式ポンプ装置コントローラ57によって制御される。自働式ポンプコントローラ57から紫外線除菌装置A71(またはB72)へ紫外線除菌装置制御信号を信号線81を介しUV照射装置78へ送信し、その信号によりUV照射装置78は、動作し紫外線82を発生させる。汲み上げられた水はSUS管76、石英保護管75、との間にある通水用管を通る際、紫外線除菌装置a71が動作している為、発生している紫外線82を浴び除菌される。除菌された水は同様に配管内にある紫外線除菌装置72により除菌され圧力タンク66へ送られ、吐出口55から水が吐出される。吐出された水は、飲料水として供給される。
なお、本実施例のポンプ装置では揚水量が増加したときに紫外線の照射量を増加させる。このようにすることで、揚水量が増えた場合であっても十分な除菌を行うことができる。
51 操作コントローラ、52 DCブラシレスモータ、53 ポンプカバー、54 リアクトル、55 吐出口、56 吸込口、57 自動式ポンプコントローラ、58 ホッパーキャップ、59 逆支弁、60 自動空気補給装置、61 サーミスタ、62 圧力センサ、63 ポンプヘッド、64 アース金具、65 アース線、66 圧力タンク、71 紫外線除菌装置A、72 紫外線除菌装置B、73 紫外線除菌装置吸込み口、75 石英保護管、76 SUS管、77 空気層、78 UV照射装置、79 通水用管、79a 通水用管入口、79b 通水用管出口
Claims (5)
- 水を吸い込む吸込口と、
羽根車を回転駆動するモータと、
前記羽根車の回転させることで前記吸込口から吸込んだ水を蓄える圧力タンクと、
該圧力タンクに蓄えられた水を吐き出す吐出口と、
流水に紫外線を照射する紫外線除菌装置と、
前記モータおよび前記紫外線除菌装置を制御するコントローラと、
を具備することを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1に記載のポンプ装置において、
前記紫外線除菌装置は、
紫外線を照射する直管状のUV照射装置と、
該UV照射装置を覆うとともに紫外線を透過する内管と、
該内管を覆う筒状の外管と、
前記内管と前記外管の間に形成された通水用管と、
該通水用管の入口となる通水用管入口と、
該通水用管の出口となる通水用管出口と、
で構成されていることを特徴とするポンプ装置。 - 請求項2に記載のポンプ装置において、
前記紫外線除菌装置は、前記吸込口に取り付けられていることを特徴とするポンプ装置。 - 請求項2に記載のポンプ装置において、
前記紫外線除菌装置は、前記圧力タンクの前段に取り付けられていることを特徴とするポンプ装置。 - 請求項1〜4何れか一項に記載のポンプ装置において、
揚水量が増加したときに前記紫外線除菌装置が照射する紫外線量が増加することを特徴とするポンプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012167901A JP2014025442A (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | ポンプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012167901A JP2014025442A (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | ポンプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2014025442A true JP2014025442A (ja) | 2014-02-06 |
Family
ID=50199285
Family Applications (1)
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JP2012167901A Pending JP2014025442A (ja) | 2012-07-30 | 2012-07-30 | ポンプ装置 |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019056250A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP2019056251A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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2012
- 2012-07-30 JP JP2012167901A patent/JP2014025442A/ja active Pending
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JP2019056251A (ja) * | 2017-09-21 | 2019-04-11 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP7003524B2 (ja) | 2017-09-21 | 2022-01-20 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP7087311B2 (ja) | 2017-09-21 | 2022-06-21 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
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