JP7079597B2 - 水中油型乳化化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、水中油型乳化化粧料に関する。
水中油型乳化化粧料は、みずみずしい感触、使用感に優れることから、広く用いられている。
例えば、特許文献1には、水溶性多糖誘導体、特定のフッ素変性シリコーン、トリデカフルオロオクチルトリエトキシシランで処理した粉体、微粒子酸化亜鉛を含有する水中油型乳化化粧料が、耐水性、耐皮脂性を維持しつつ、仕上がりの肌のかさつき感が抑制され、仕上がった肌に、滑らかさやしっとり感が得られることが記載されている。
特開2015-44759号公報
本発明者は、疎水化処理された着色顔料と、パラメトキシケイ皮酸オクチルを含有する水中油型乳化化粧料は、製造時に色なきが発生し、保存安定性に劣るという課題を見出した。
本発明者は、疎水化処理された着色顔料と、パラメトキシケイ皮酸オクチルを含有する水中油型乳化化粧料に、特定のエステル油と、シリコーン油を特定の割合で配合することにより、製造時の色なきの発生が抑制され、乳化状態や顔料の油相安定性に優れることを見出した。
本発明は、次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
(A)疎水化処理された着色顔料 1~25質量%、
(B)シリコーン油 2~40質量%、
(C)パラメトキシケイ皮酸オクチル 1~20質量%、
(D)成分(C)以外で、IOB値が0.10~0.38のエステル油 0.2~15質量%
を含有し、成分(C)に対する成分(B)の質量割合(B)/(C)が、1以上である水中油型乳化化粧料に関する。
本発明の水中油型乳化化粧料は、製造時の色なきの発生が抑制され、保存安定性に優れたものである。また、均一な仕上がりが得られるものである。
なお、「色なき」とは、乳化物から油相が浮き上がり移動して色が泣き出したように見えることである。具体的には、油相が染みだし、外観に濃淡のある斑状の色むらが見える状態を言う。
油滴が合一し、乳化粒子が大きくなるといった場合、色なきがひどくなり、濃淡のある斑状の色むらが目立ち、外観が汚く見えるようになる。
本発明で用いる成分(A)は、疎水化処理された着色顔料である。
着色顔料としては、通常の化粧料に用いられるもので、例えば、酸化チタン、酸化亜鉛、酸化セリウム、酸化アルミニウム、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラ、紺青、群青、酸化クロム、水酸化クロム等の金属酸化物、マンガンバイオレット、チタン酸コバルト等の金属錯体、更にカーボンブラック等の無機顔料;赤色3号、赤色104号、赤色106号、赤色201号、赤色202号、赤色204号、赤色205号、赤色220号、赤色226号、赤色227号、赤色228号、赤色230号、赤色401号、赤色405号、赤色505号、橙色203号、橙色204号、橙色205号、黄色4号、黄色5号、黄色401号、青色1号、青色404号等の合成有機顔料;β-カロチン、カラメル、パプリカ色素等の天然有機色素等が挙げられ、これらの着色顔料の複合体、これらの着色顔料とパール顔料とを組み合わせた複合顔料などが挙げられる。処理されるパール顔料としては、例えば、雲母、金雲母、タルク、シリカ、セリサイト、マイカ、ガラス、カオリン、オキシ塩化ビスマス、酸化セリウム、硫酸カルシウム、硫酸バリウム、硫酸マグネシウム、板状アルミナ粉末等の天然又は合成の無機粉体が挙げられる。複合顔料の具体例としては、酸化チタン被覆雲母、酸化鉄被覆雲母、酸化鉄被覆雲母チタン、酸化鉄被覆合成金雲母、酸化クロム被覆雲母チタン、酸化チタン被覆ガラス末、酸化鉄被覆ガラス末、酸化チタン内包ガラス末、酸化鉄内包ガラス末等が挙げられる。
成分(A)の着色顔料としては、酸化チタン、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラから選ばれる少なくとも1種又は2種以上が好ましく、少なくとも酸化チタン、黄酸化鉄、黒酸化鉄、ベンガラを含むことがより好ましい。
これらの着色顔料の疎水化処理としては、例えば、フッ素化合物処理、シリコーン処理、アルキル処理、アルキルシラン処理、金属石鹸処理、水溶性高分子処理、アミノ酸処理、アシル化アミノ酸処理、レシチン処理、有機チタネート処理、ポリオール処理、アクリル樹脂処理、メタクリ樹脂処理、ウレタン樹脂処理等の表面処理が挙げられる。なかでも、シリコーン処理、アルキルシラン処理、アミノ酸処理、アシル化アミノ酸処理を1種又は2種以上含むことが好ましい。
疎水化処理としては、顔料の油相安定性に優れる点から、シリコーン処理、アミノ酸処理、アシル化アミノ酸処理から選ばれる少なくとも1種又は2種以上が好ましく、少なくともアシル化アミノ酸処理を含むことがより好ましい。
着色顔料を処理するアミノ酸としては、例えば、プロリン、ヒドロキシプロリン、アラニン、グリシン、サルコシン、リジン、アスパラギン酸、グルタミン酸等が挙げられ、これらの塩が含まれる。また、アシル化アミノ酸のアシル基を構成する脂肪酸は、炭素数1~23の脂肪酸が好ましく、炭素数8~20の脂肪酸がより好ましく、なかでも、ステアロイルグルタミン酸、ラウロイルアスパラギン酸、ジラウロイルグルタミン酸リシン、ラウロイルリジンがさらに好ましい。これらの塩としては、Na、Ca、Al、Mg、Zn、Zr、Ti塩が挙げられる。
具体的には、顔料の油相安定性に優れる点から、ステアロイルグルタミン酸2Na、ラウロイルアスパラギン酸Na等で処理されたものが好ましく、なかでも、ステアロイルグルタミン酸2Naで処理されたものがより好ましい。
着色顔料を疎水化処理するには、通常の方法により、行うことができる。
成分(A)としては、疎水化処理された黄酸化鉄、疎水化処理された黒酸化鉄、疎水化処理されたベンガラから選ばれる1種または2種以上と疎水化処理された酸化チタンを組み合わせて用いるのが好ましく、アシル化アミノ酸処理された黄酸化鉄、アシル化アミノ酸処理された黒酸化鉄、アシル化アミノ酸処理されたベンガラから選ばれる1種または2種以上とアシル化アミノ酸処理された酸化チタンを組み合わせて用いるのがより好ましい。
成分(A)は、1種又は2種以上を用いることができ、肌を綺麗なメイクアップ効果で仕上げる点から、含有量は、水中油型乳化化粧料中に1質量%以上であるのが好ましく、3質量%以上がより好ましく、4質量%以上がさらに好ましく、25質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましく、15質量%以下がさらに好ましい。また、成分(A)の含有量は、水中油型乳化化粧料中に1~25質量%であるのが好ましく、3~20質量%がより好ましく、4~15質量%がさらに好ましい。
成分(B)のシリコーン油は、通常の化粧料に用いられるもので、揮発性シリコーン油、不揮発性シリコーン油のいずれでも良く、25℃で液状のものが好ましい。液状とは、流動性を有するもので、クリーム状やペースト状のものも含まれる。
揮発性シリコーン油において、揮発性とは、35~87℃の引火点を有するものである。
揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン(1cs)、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、ジメチルポリシロキサン(2cs)等の直鎖状ジメチルポリシロキサン;メチルトリメチコン、トリス(トリメチルシリル)メチルシラン、テトラキス(トリメチルシリル)シラン等の分岐状シロキサン;オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサシロキサン等の環状ジメチルシロキサンなどが挙げられる。
これらのうち、ジメチルポリシロキサン(1cs)、ジメチルポリシロキサン(1.5cs)、メチルトリメチコン、デカメチルシクロペンタシロキサンが好ましく、デカメチルシクロペンタシロキサンを含むことがより好ましい。
不揮発性シリコーン油において、不揮発性とは、25℃で5mm2/s以上の動粘度を有するものである。
不揮発性シリコーン油としては、例えば、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、メチルハイドロジェンポリシロキサン;フェニルトリメチコン、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン、トリメチルシロキシフェニルジメチコン、ジフェニルジメチコン、トリメチルペンタフェニルトリシロキサン等のフェニル変性シリコーン;ポリエーテル変性シリコーン、アルキル変性シリコーン、高級脂肪酸エステル変性シリコーン、高級アルコキシ変性シリコーン、フッ素変性シリコーン、架橋型オルガノポリシロキサン等の変性シリコーン油などが挙げられる。
これらのうち、ジフェニルシロキシフェニルトリメチコンが好ましい。
成分(B)は、1種又は2種以上を用いることができ、少なくとも揮発性シリコーン油を含有するのが好ましい。
成分(B)の含有量は、成分(C)を水中油型乳化物の油相へ安定化させる点から、水中油型乳化化粧料中に2質量%以上であり、3質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、40質量%以下であり、30質量%以下が好ましく、20質量%以下がより好ましい。また、成分(B)の含有量は、水中油型乳化化粧料中に2~40質量%であり、3~30質量%が好ましく、4~20質量%がより好ましい。
成分(C)のパラメトキシケイ皮酸オクチルの含有量は、紫外線防止効果を高める点から、水中油型乳化化粧料中に1質量%以上であり、3質量%以上が好ましく、4質量%以上がより好ましく、20質量%以下であり、15質量%以下が好ましく、10質量%以下がより好ましい。また、成分(C)の含有量は、水中油型乳化化粧料中に1~20質量%であり、3~15質量%が好ましく、4~10質量%がより好ましい。
本発明において、成分(C)に対する成分(B)の質量割合(B)/(C)は、製造時の色なきの発生が抑制され、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、1以上であり、1.2以上が好ましく、1.4以上がより好ましく、5以下であり、3以下が好ましく、2.2以下がより好ましい。また、成分(C)に対する成分(B)の質量割合(B)/(C)は、1~5であり、1.2~3が好ましく、1.4~2.2がより好ましい。
成分(D)のエステル油は、成分(C)以外のもので、IOB値が0.10~0.38のものである。
IOB値とは、Inorganic/Organic Balance(無機性/有機性比)の略であって、無機性値の有機性値に対する比率を表す値であり、有機化合物の極性の度合いを示す指標となるものである。IOB値は、具体的には、IOB値=無機性値/有機性値として表される。ここで、「無機性値」、「有機性値」のそれぞれについては、例えば、分子中の炭素原子1個について「有機性値」が20、同水酸基1個について「無機性値」が100といったように、各種原子又は官能基に応じた「無機性値」、「有機性値」が設定されており、有機化合物中の全ての原子及び官能基の「無機性値」、「有機性値」を積算することによって、当該有機化合物のIOB値を算出することができる(例えば、甲田善生著、「有機概念図-基礎と応用-」p11~17、三共出版1984年発行参照)。
成分(D)のエステル油としては、例えば、パルミチン酸オクチル(IOB=0.13)、2-エチルヘキサン酸セチル(IOB=0.13)、オクタン酸セチル(IOB=0.13)、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン(IOB=0.14)、イソノナン酸イソトリデシル(IOB=0.15)、ジイソステアリン酸プロピレングリコール(IOB=0.15)、ジステアリン酸グリコール(IOB=0.16)、ミリスチン酸イソプロピル(IOB=0.18)、トリイソステアリン酸グリセリル(IOB=0.18)、イソノナン酸イソノニル(IOB=0.20)、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン(IOB=0.20)、イソノナン酸イソノニル(IOB=0.20)、イソデシルベンゾエート(IOB=0.23)、ジカプリル酸ネオペンチルグリコール(IOB=0.25)、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール(IOB=0.25)、リンゴ酸ジイソステアリル(IOB=0.27)、ジイソステアリン酸グリセリル(IOB=0.29)、トリエチルヘキサン酸トリメチロールプロパン(IOB=0.31)、トリオクタン酸トリメチロールプロパン(IOB=0.31)、トリ(カプリル・カプリン酸)グリセリル(IOB=0.32)、ジカプリン酸プロピレングリコール(IOB=0.32)、コハク酸ジ2-エチルヘキシル(IOB=0.32)、テトラ(ベヘン酸/安息香酸/エチルヘキサン酸)ペンタエリスリット(IOB=0.35)、トリオクタノイン(IOB=0.35)、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチル(IOB=0.35)、テトラオクタン酸ペンタエリスリット(IOB=0.35)、テトラ2-エチルヘキサン酸ペンタエリスリット(IOB=0.35)、トリ2-エチルヘキサン酸グリセリル(IOB=0.36)等のエステル油などが挙げられる。
成分(D)としては、IOB値が0.13~0.33のものが好ましい。
成分(D)は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、含有量は、製造時の色なきの発生が抑制され、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、水中油型乳化化粧料中に0.2質量%以上であり、0.4質量%以上が好ましく、1質量%以上がより好ましく、15質量%以下であり、10質量%以下が好ましく、5質量%以下がより好ましい。また、成分(D)の含有量は、水中油型乳化化粧料中に0.2~15質量%であり、0.4~10質量%が好ましく、1~5質量%がより好ましい。
なお、成分(D)に含まれる2以上のエステル油を用いる場合、それら混合物のIOB値は、それぞれの混合割合の加重平均値で示される。また、任意成分として、成分(D)で規定するIOB値に含まれないエステル油を配合することもできるが、その時のIOB値の加重平均値には含めない。
本発明において、成分(D)に対する成分(B)の質量割合(B)/(D)は、製造時の色なきの発生が抑制され、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、0.5以上が好ましく、1以上がより好ましく、2以上がさらに好ましく、30以下が好ましく、15以下がより好ましく、9以下がさらに好ましい。また、成分(D)に対する成分(B)の質量割合(B)/(D)は、0.5~30であるのが好ましく、1~15がより好ましく、2~9がさらに好ましい。
本発明において、成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)は、製造時の色なきの発生が抑制され、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、0.3以上が好ましく、0.5以上がより好ましく、1以上がさらに好ましく、20以下が好ましく、10以下がより好ましく、5以下がさらに好ましい。また、成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)は、0.3~20であるのが好ましく、0.5~10がより好ましく、1~5がさらに好ましい。
本発明の水中油型乳化化粧料は、さらに、(E)の有機シリコーン樹脂を含有することができ、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる。有機シリコーン樹脂は、通常化粧料に用いられるものであればいずれのものも使用することができ、例えば、トリメチルシロキシケイ酸、フッ素変性シリコーン樹脂等が挙げられる。
成分(E)のうち、成分(E-1)トリメチルシロキシケイ酸としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、シロキサン構造を主骨格とした架橋構造を持つ化合物で、[(CH33SiO1/2a[SiO2b(aは1~3、bは0.5~8)で表されるものが好ましい。
成分(E-1)トリメチルシロキシケイ酸は、使用感と化粧持ちの点から、質量平均分子量が1000~10000のものが好ましく、2000~9000のものがより好ましく、3000~6000のものがさらに好ましい。また、その性状は、25℃で液状、ガム状、ペースト状、固体状などのいずれでも良いが、得られる化粧持ちの観点から、固体状のものが好ましい。また、配合性の観点から、溶剤によって希釈された溶液や分散液であること、または、事前に混合して得られる溶液や分散液の状態で使用することも可能である。希釈又は分散させる溶剤としては、ジメチルポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、イソドデカンから選ばれる1種又は2種以上が好ましく、揮発性のジメチルポリシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサンがより好ましい。なお、揮発性とは、35~87℃の引火点を有するものである。
成分(E-1)の市販品としては、予め溶剤に溶解させたもので、KF-7312J(固形分50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、KF-9021(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)、X21-5249(50%デカメチルシクロペンタシロキサン溶液)(以上、信越化学工業社製)、SS4267(35%ジメチルポリシロキサン溶液)、SR1000(以上、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ・ジャパン合同会社製)、BY11-018(30%シクロペンタシロキサン溶液)(東レ・ダウコーニング・シリコーン社製)、BELSIL TMS 803(Wacker Chemie AG社製)等を使用することができる。
成分(E)のうち、成分(E-2)フッ素変性シリコーン樹脂としては、一般式(1)
1 aSiO(4-a)/2 (1)
(式中、R1は炭素数1~8の炭化水素基、フェニル基、水酸基又は一般式-R2-Rf(R2は炭素数2~6の2価のアルキレン基を示し、Rfは炭素数1~8のパーフルオロアルキル基を示す)であって、水酸基及び一般式-R2-Rfを必須とする官能基から任意に選ばれ、aは平均数で1.0≦a≦1.8である)
で表される構造を有するものが好ましい。
フッ素変性シリコーン樹脂は、皮膚や粉体に対する付着性の点から、分子内にシラノール基を有し、シラノール基中のOH基の割合が、樹脂質量に対して0.1~5質量%であるのが好ましく、0.5~5質量%がより好ましい。
成分(E-2)は、25℃で固体のものが好ましく、配合性の観点から、溶剤によって希釈された溶液や分散液であること、または、事前に混合して得られる溶液や分散液の状態で使用することも可能である。希釈又は分散させる溶剤としては、環状シリコーン、ジメチルポリシロキサン等に溶解して使用するのが好ましい。環状シリコーンとしては、オクタメチルシクロテトラシロキサン(D4)及びデカメチルシクロペンタシロキサン(D5)から選ばれる1種以上に溶解して用いるのが好ましい。
このようなフッ素変性シリコーン樹脂としては、INCI名「トリフルオロプロピルジメチル/トリメチルシロキシシリケート(Trifluoropropyldimethyl/Trimethylsiloxysilicate)」である、XS66-B8226、XS66-C1191、XS66-B8636(以上、モメンティブ・パフォーマンス・マテリアルズ社製)等の市販品を用いることができる。
成分(E)としては、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、(E-1)トリメチルシロキシケイ酸を含むのが好ましい。
成分(E)の有機シリコーン樹脂は、1種又は2種以上を組み合わせて用いることができ、含有量は、乳化状態や顔料の油相安定性に優れる点から、水中油型乳化化粧料中に0.01質量%以上が好ましく、0.03質量%以上がより好ましく、0.05質量%以上がさらに好ましく、5質量%以下が好ましく、2質量%以下がより好ましく、0.5質量%以下がさらに好ましい。また、成分(E)の含有量は、水中油型乳化化粧料中に0.01~5質量%が好ましく、0.03~2質量%がより好ましく、0.05~0.5質量%がさらに好ましい。
本発明により得られる水中油型乳化化粧料は、さらに、成分(A)以外の任意の粉体を含有することができる。
任意の粉体としては、化粧料に通常用いられる粉体であれば、球状、板状、針状等の形状、煙霧状、微粒子、顔料級等の粒子径、多孔質、無孔質等の粒子構造等により特に限定されず用いることができる。具体的には、ベンガラ、水酸化鉄、チタン酸鉄、黄酸化鉄、黒酸化鉄、カーボンブラック、紺青、群青、マンガンバイオレット、コバルトバイオレット、酸化クロム、水酸化クロム、酸化コバルト、チタン酸コバルト等の有色顔料類;酸化チタン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化マグネシウム、酸化セリウム、酸化アルミニウム、硫酸バリウム、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、炭酸マグネシウム、炭酸カルシウム、タルク、マイカ、カオリン、セリサイト、ケイ酸、無水ケイ酸、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸マグネシウム、ケイ酸アルミニウムマグネシウム、ケイ酸カルシウム、ケイ酸バリウム、ケイ酸ストロンチウム、タングステン酸金属塩、ヒドロキシアパタイト、バーミキュライト、ベントナイト、モンモリロナイト、ヘクトライト、スメクタイト、ゼオライト、セラミックスパウダー、第二リン酸カルシウム、アルミナ、シリカ、水酸化アルミニウム、窒化ホウ素、合成セリサイト等の白色又は体質顔料類;酸化チタン被覆雲母(雲母チタン)、魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆オキシ塩化ビスマス、酸化チタン被覆タルク、雲母、酸化チタン被覆板状シリカ、中空板状酸化チタン、酸化鉄被覆雲母、板状酸化鉄(MIO)、アルミニウムフレーク、ステンレスフレーク、酸化チタン被覆板状アルミナ、真珠殻、金箔、金蒸着樹脂フィルム、金属蒸着樹脂フィルム等のパール顔料(光輝性粉体)類;ポリメチルシルセスキオキサン、シリコーン樹脂パウダー、ナイロンパウダー、シルクパウダー、ウレタンパウダー、セルロースパウダー等の有機粉体類;赤色104号、赤色102号、赤色226号、赤色201号、赤色202号、黄色4号、黒色401号等の有機タール系顔料、有機色素及びそのレーキ化物類が挙げられ、これらを1種又は2種以上用いることができる。
これらの粉体は、そのまま使用することができるほか、疎水化処理、親水化処理を施して使用することができる。
本発明により得られる水中油型乳化化粧料は、さらに、成分(B)、(C)、(D)以外の油相成分を含有することができる。
かかる油相成分としては、化粧料に通常用いられるものであれば、制限されないが、25℃で液状の油成分を含有することができる。
25℃で液状の油成分としては、成分(B)、(C)、(D)以外のエステル油、アルコール油、エーテル油、炭化水素油、シリコーン油、フッ素油を含有することができる。
また、本発明の水中油型乳化化粧料は、さらに、非イオン界面活性剤を含有することができ、肌になじみ易く、使用感に優れた乳液やクリーム等の製剤をつくることができる。
非イオン界面活性剤としては、通常の化粧料に用いられるものであれば制限されず、例えば、ポリオキシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンソルビトール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレングリセリン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンプロピレングリコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油脂肪酸エステル、ポリオキシエチレンフィトスタノールエーテル、ポリオキシエチレンフィトステロースエーテル、ポリオキシエチレンコレスタノールエーテル、ポリオキシエチレンコレステリルエーテル、ポリオキシアルキレン変性オルガノポリシロキサン、ポリオキシアルキレン・アルキル共変性オルガノポリシロキサン等が挙げられる。
これらのうち、乳化安定性に優れ、肌になじみ易く、使用感に優れる点から、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油を1種又は2種以上含むことが好ましい。
非イオン界面活性剤は、さらに乳化安定性の点から、HLBが9以上、19以下が好ましく、HLBが12以上、18以下がより好ましい。
ここで、HLB(親水性-親油性のバランス〈Hydrophilic-Lipophilic Balance〉)は、界面活性剤の全分子量に占める親水基部分の分子量を示すものであり、非イオン界面活性剤については、グリフィン(Griffin)の式により求められるものである。
2種以上の非イオン界面活性剤から構成される混合界面活性剤のHLBは、次のようにして求められる。混合界面活性剤のHLBは、各非イオン界面活性剤のHLB値をその配合比率に基づいて相加算平均したものである。
混合HLB=Σ(HLBx×Wx)/ΣWx
HLBxは、非イオン界面活性剤XのHLB値を示す。
Wxは、HLBxの値を有する非イオン界面活性剤Xの重量(g)を示す。
非イオン界面活性剤は、1種又は2種以上を用いることができ、含有量は、肌になじみ易く、使用感に優れる点から、含有量は、全組成中に0.1質量%以上が好ましく、0.3質量%以上がより好ましく、0.5質量%以上がさらに好ましく、5質量%以下が好ましく、3質量%以下がより好ましく、2質量%以下がさらに好ましい。また、非イオン界面活性剤の含有量は、全組成中に0.1~5質量%が好ましく、0.3~3質量%がより好ましく、0.5~2質量%がさらに好ましい。
本発明において、水の含有量は、水中油型乳化化粧料中に30質量%以上が好ましく、40質量%以上がより好ましく、45質量%以上がさらに好ましく、70質量%以下が好ましく、65質量%以下がより好ましく、60質量%以下がさらに好ましい。また、本発明において、水の含有量は、水中油型乳化化粧料中に30~70質量%が好ましく、40~65質量%がより好ましく、45~60質量%がさらに好ましい。
本発明の水中油型乳化化粧料は、前記成分以外に、通常化粧料に用いられる成分、例えば、前記以外の半固形・固形の油性成分、水溶性高分子、酸化防止剤、香料、色素、防腐剤、増粘剤、pH調整剤、血行促進剤、冷感剤、制汗剤、殺菌剤、皮膚賦活剤、保湿剤、清涼剤等を含有することができる。
本発明の水中油型乳化化粧料は、例えば、(A)疎水化処理された着色顔料及び(B)シリコーン油を撹拌混合してスラリー状分散液を調製し、これに、(C)パラメトキシケイ皮酸オクチル、(D)成分(C)以外で、IOB値が0.1~0.38のエステル油、及び(E)有機シリコーン樹脂を含む油相成分を混合し、さらに、水相成分を混合することにより、製造するのが好ましい。
成分(A)及び(B)のスラリー状分散液は、(A)疎水化処理された着色顔料及び(B)シリコーン油をボールミル法にて、撹拌混合してスラリー状分散液を調製することが好ましい。
また、成分(A)及び(B)のスラリー状分散液は、成分(A)を、あらかじめ成分(B)によって希釈された市販の分散液を使用することもできる。
本発明の水中油型乳化化粧料に、成分(A)以外の粉体を配合する場合には、成分(A)及び(B)のスラリー分散液を調製した後、当該スラリー分散液に添加混合して、調製するのが好ましい。
また、その他の任意成分については、油溶性のものは油相中に、水溶性のものは水相中に、それぞれ添加することにより、配合することができる。
本発明により得られる水中油型乳化化粧料は、液状、乳液液、ペースト状、クリーム状、ジェル状等の剤型にすることができ、乳液状、クリーム状が好ましい。
また、本発明により得られる水中油型乳化化粧料は、下地化粧料、ファンデーション、コンシーラー;ほお紅、アイシャドウ、マスカラ、アイライナー、アイブロウ、オーバーコート剤、口紅等のメイクアップ化粧料;日やけ止め乳液、日焼け止めクリーム等の紫外線防御化粧料;スキンケア乳液、スキンケアクリーム、BBクリーム、美容液等のスキンケア化粧料などとして適用することができる。なかでも、メイクアップ化粧料が好ましく、化粧下地、リキッドファンデーション、クリームファンデーションがより好ましい。
本発明により得られる水中油型乳化化粧料は、単品のみの使用においても、リキッドファンデーションやパウダーファンデーション・白粉等の粉体化粧料の重ね付けにおいても使用することができる。
実施例1~9、比較例1~2
表1に示す組成の水中油型乳化化粧料(化粧下地)を製造し、製造直後の外観の色なきのなさ、25℃・製造直後の乳化状態及び顔料の分散状態、45℃・1週間保存後の乳化状態及び顔料の分散状態を評価した。結果を表1に併せて示す。
(製造方法)
成分(A)及び(B)を撹拌混合して得られたスラリー状分散液に、成分(C)、(D)及び(E)を含む油相成分を加えて混合し、その後、水相成分を添加し、ディスパーで混合した後、さらに、ホモミキサーで撹拌することにより、水中油型乳化化粧料を得た。
(評価方法)
(1)製造直後の外観の色なきのなさ:
製造直後の水中油型乳化化粧料の外観の色なきを、目視により、以下の基準で評価した。
3;外観に濃淡のある斑状の文様がない。
2;外観の一部に濃淡のある斑状の文様が見える。
1;外観の全体に濃淡のある斑状の文様が顕著に見える。
(2)25℃・製造直後の乳化状態:
25℃・製造直後の水中油型乳化化粧料を、顕微鏡(KEYENCE社製デジタルマイクロスコープVHX-900を用い、500倍率と2000倍率)で観察したときの乳化状態を、以下の基準で評価した。
4;平均乳化粒子が3μm未満である。
3;平均乳化粒子が3μm以上5μm未満である。
2;平均乳化粒子が5μm以上である。
1;乳化不良を起こしている。
(3)25℃・製造直後の顔料の分散状態:
25℃・製造直後の水中油型乳化化粧料を、顕微鏡(KEYENCE社製デジタルマイクロスコープVHX-900を用い、500倍率と2000倍率)で観察したときの顔料の分散状態を、以下の基準で評価した。
4;顔料が油滴の中にきちんと包含されている。
3;顔料が油滴の中にほぼ包含されている。
2;顔料の一部が油滴から漏れている 。
1;顔料が油滴の中に内包されていない。
(4)45℃・1週間保存後の乳化状態:
45℃で1週間保存した後の水中油型乳化化粧料を、顕微鏡(KEYENCE社製、デジタルマイクロスコープVHX-900を用い、500倍率と2000倍率)で観察したときの乳化状態を、以下の基準で評価した。
4;平均乳化粒子が3μm未満である。
3;平均乳化粒子が3μm以上5μm未満である。
2;平均乳化粒子が5μm以上である。
1;乳化不良を起こしている。
(5)45℃・1週間保存後の顔料の分散状態:
45℃で1週間保存した後の水中油型乳化化粧料を、顕微鏡(KEYENCE社製デジタルマイクロスコープVHX-900を用い、500倍率と2000倍率)で観察したときの顔料の分散状態を、以下の基準で評価した。
4;顔料が油滴の中にきちんと包含されている。
3;顔料が油滴の中にほぼ包含されている。
2;顔料の一部が油滴から漏れている。
1;顔料が油滴の中に内包されていない。
Figure 0007079597000001
実施例10
実施例1と同様にして、表2に示す組成の水中油型乳化化粧料(化粧下地)を製造した。
得られた化粧料は、製造直後の外観の色なきが抑制され、25℃製造直後の乳化状態及び顔料の分散状態、45℃1週間保存後の乳化状態及び顔料の分散状態に優れたものである。
Figure 0007079597000002
実施例11
実施例1と同様にして、表3に示す組成の水中油型乳化化粧料(リキッドタイプのファンデーション)を製造した。
得られた化粧料は、製造直後の外観の色なきが抑制され、25℃製造直後の乳化状態及び顔料の分散状態、45℃1週間保存後の乳化状態及び顔料の分散状態に優れたものである。
Figure 0007079597000003
実施例12
実施例1と同様にして、表4に示す組成の水中油型乳化化粧料(リキッドタイプのファンデーション)を製造した。
得られた化粧料は、製造直後の外観の色なきが抑制され、25℃製造直後の乳化状態及び顔料の分散状態、45℃1週間保存後の乳化状態及び顔料の分散状態に優れたものである。
Figure 0007079597000004

Claims (7)

  1. 次の成分(A)、(B)、(C)及び(D):
    (A)少なくともアシル化アミノ酸処理を含む疎水化処理された着色顔料 1~25質量%、
    (B)シリコーン油 2~40質量%、
    (C)パラメトキシケイ皮酸オクチル 1~20質量%、
    (D)成分(C)以外で、IOB値が0.10~0.38のエステル油 0.2~15質量%
    を含有し、成分(C)に対する成分(B)の質量割合(B)/(C)が、1以上である水中油型乳化化粧料。
  2. 成分(B)のシリコーン油が、少なくとも環状のシリコーン油を1種又は2種以上含有する請求項1記載の水中油型乳化化粧料。
  3. 成分(D)に対する成分(C)の質量割合(C)/(D)が、0.3~20である請求項1又は2記載の水中油型乳化化粧料。
  4. 成分(D)に対する成分(B)の質量割合(B)/(D)が、0.5~30である請求項1~3のいずれか1項記載の水中油型乳化化粧料。
  5. 成分(A)が、アシル化アミノ酸処理された黄酸化鉄、アシル化アミノ酸処理された黒酸化鉄、アシル化アミノ酸処理されたベンガラから選ばれる1種または2種以上とアシル化アミノ酸処理された酸化チタンを含む請求項1~4のいずれか1項記載の水中油型乳化化粧料。
  6. さらに、(E)有機シリコーン樹脂 0.01~5質量%を含有する請求項1~5のいずれか1項記載の水中油型乳化化粧料。
  7. 成分(E)の有機シリコーン樹脂が、少なくとも(E-1)トリメチルシロキシケイ酸を含有する請求項6記載の水中油型乳化化粧料。
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