JP7078983B2 - 水処理装置 - Google Patents

水処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7078983B2
JP7078983B2 JP2018080009A JP2018080009A JP7078983B2 JP 7078983 B2 JP7078983 B2 JP 7078983B2 JP 2018080009 A JP2018080009 A JP 2018080009A JP 2018080009 A JP2018080009 A JP 2018080009A JP 7078983 B2 JP7078983 B2 JP 7078983B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
tank
softener
soft
raw water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018080009A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019188270A (ja
Inventor
義生 津山
Original Assignee
日本ウォーターシステム株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 日本ウォーターシステム株式会社 filed Critical 日本ウォーターシステム株式会社
Priority to JP2018080009A priority Critical patent/JP7078983B2/ja
Publication of JP2019188270A publication Critical patent/JP2019188270A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7078983B2 publication Critical patent/JP7078983B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
  • Treatment Of Water By Ion Exchange (AREA)

Description

本発明は、透析治療に用いられる人工透析用水等を製造するための水処理装置に関する。
従来の人工透析用水製造装置について、図2を用いて説明する。図2に示すように、人工透析用水は、典型的には水道水や井戸水である原水から製造される。
原水は、まず、例えば不図示の原水タンクに貯留され、加温用ヒータ等によって25℃にまで加温される。原水の温度が25℃よりも低いままでは、後続の装置内において、原水中のシリカ成分等が析出して不具合を発生させるおそれがあるからである。
25℃に加温された原水は、前処理ユニット53に送られる。前処理ユニット53は、プレフィルタ53aと、軟水機53bと、軟水タンク53cと、軟水加圧ポンプ53dと、カーボンフィルタ53eと、を当該順序で有している。プレフィルタ53aは、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過し、軟水機53bは、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去し、カーボンフィルタ53eは、主として原水中の残留塩素(HClO等)を除去する。
前処理ユニット53での前処理が終わった原水(軟水)は、ROユニット54(逆浸透膜処理装置)に送られる。ROユニット54は、ROポンプ54pを用いて、前処理が終わった原水(軟水)をROモジュール54m内に供給する。ROモジュール54mは、原水(軟水)内に含まれる無機イオン全般を除去する。ROモジュール54mでの処理を終えたRO水(原水の15~48%程度)は、RO水供給ユニット55に送られ、ROモジュール54mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5~80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ54pを介してROモジュール54m内に再投入され、他の一部(原水の5~48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排水処理される。
RO水供給ユニット55は、RO水が貯留されるRO水タンク55tを有している。RO水タンク55t内には、UV照射装置55uが設けられていて、RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク55tには、当該RO水タンク55t内のRO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ55fが設けられている。
RO水タンク55tに貯留されたRO水は、送水ポンプ56を介して、UF57(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に送られる。UF57は、RO水から生物学的不純物を除去する。UF57によって生物学的不純物を除去されたRO水は、透析用水として、透析治療用の各種の医療機器に送られる。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃前後にまで加温されて、各種の透析治療に利用される。そして、透析用水は、医療機器循環後、UF58(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に戻ってきて、更にRO水タンク55tに戻される。
図2に示す以上のような人工透析用水製造装置50は、すでに実用化されていて、透析治療のための人工透析用水を安定的に製造している。
その他、特許文献1は、人工透析用水中の細菌由来のDNA断片を簡単な設備、操作で効率よく除去できる方法及び浄化装置を提案している。
特開2010-279461
本件出願人は、図2に示す人工透析用水製造装置50を製造する製造メーカーである。そして、本件発明者は、図2の人工透析用水製造装置50を更に改良することについて、鋭意検討を重ねてきた。そして、軟水タンク53cの利用態様に関して、改善の余地があることを見出した。
軟水タンク53cが渇水状態となった時には、上流側における原水の供給系に異常が生じたことが疑われ、人工透析用水製造装置50の各種の構成要素に故障が生じないように人工透析用水製造装置50の稼働を停止させる必要がある。
しかしながら、軟水タンク53cの軽度の異常によって、軟水タンク53cが渇水状態であると誤検出される場合がある。具体的には、ボールタップを介して原水(軟水)が流入するように構成された軟水タンク53cの場合には、ボールタップの動作異常によって原水(軟水)の流入状態が不安定になると、上流側における原水の供給系には異常が無いのに、軟水タンク53cが一時的に渇水状態となることがある。
本件発明者は、そのような状態が判別される場合には、人工透析用水製造装置50の稼働を停止させないで、軟水タンク53cをバイパスさせることが好適であることを知見した。(人工透析用水製造装置50の稼働を停止させれば、人工透析治療の遅延等が生じるため、真に必要な時以外は、装置の稼働を継続したいという事情がある。)
具体的には、軟水タンク53c内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサを設けておいて、当該フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいて、軟水タンク53cをバイパスさせることが好適であることを知見した。この知見は、軟水用のタンクに限られず、原水全般用のタンクにおいても同様に適用される。
本発明は、以上の知見に基づいて創案されたものである。本発明の目的は、軟水タンク等の原水タンクの利用態様が改善された人工透析用水製造装置を提供することである。なお、本発明によって製造されるRO水は、人工透析用水に限定されず、器具洗浄用水、検査用水、手洗い用水、調剤用水、等としても利用できる。すなわち、本発明は、広くは、軟水タンク等の原水タンクの利用態様が改善された水処理装置を提供することである。
本発明は、原水を前処理する前処理ユニットと、前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、ボールタップを介して原水が流入するように構成された原水タンクを含むタンク経路と、前記原水タンクを迂回するタンクバイパス経路と、前記原水タンク内に設けられ、当該原水タンク内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサと、前記タンク経路の原水の通流を制御するタンク通流弁と、前記タンクバイパス経路の原水の通流を制御するタンクパイパス弁と、前記フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいて、前記タンク通流弁と前記タンクバイパス弁とを自動制御するタンク通流制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
本発明によれば、フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいてタンク通流弁とタンクバイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることもなく、原水タンクのバイパス制御を効果的に実施することができる。
好ましくは、前記フロートセンサは、前記原水タンクの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねる位置に設けられており、前記タンク通流制御部は、前記原水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが判別している状態の継続時間が所定の渇水判別時間を超えた時、渇水を判別するようになっている。
このようにして渇水が判別された場合には、上流側における原水の供給系に異常が生じたことが疑われるため、水処理装置の各種の構成要素に故障が生じないように水処理装置の稼働を停止させることが好ましい。
また、フロートセンサが、渇水を判別するセンサを兼ねることにより、装置構成の複雑化を抑制でき、コストダウンにも貢献できる。もっとも、少なくとも本件出願の時点においては、フロートセンサとは別個に渇水を判別するセンサを設ける態様も、本発明の範囲から排除されない。
前記原水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、前記原水タンク内の水量が前記所定量以下でないことを前記フロートセンサが再び判別した場合には、前記原水タンクにおける前記ボールタップの動作異常等が疑われる。従って、そのような場合には、前記タンク通流制御部が、前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっていることが更に好ましい。
また、前記タンク経路は、前記原水タンク内に貯留されていた原水を送り出す原水加圧ポンプを有しており、前記原水加圧ポンプには、当該原水加圧ポンプの故障を検知する故障センサが設けられており、前記タンク通流制御部は、前記故障センサが前記原水加圧ポンプの故障を検知した場合に、前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっていることが好ましい。
原水加圧ポンプの故障が判別された場合には、原水タンク内に貯留した原水を後続の装置に供給することが困難である。従って、原水タンクのバイパス制御を実施することが有効である。
また、タンク通流制御部による自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチを更に備えていることが好ましい。この場合、ユーザの希望に応じて、原水タンクのバイパス機能を一時的に不能化することができる。
また、前記前処理ユニットは、前記タンク経路及び前記タンクバイパス経路の上流側において、軟水機を含む軟水機経路と、前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、前記軟水機バイパス経路の原水の通流を制御する軟水機バイパス弁と、前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力と前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力との差圧を検出する差圧センサと、前記差圧センサの検出結果に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機バイパス弁とを自動制御する軟水機通流制御部と、を更に備えることが好ましい。
例えば、軟水機通流制御部は、差圧センサの検出値が所定量以上である時、軟水機通流弁を閉鎖させて、軟水機バイパス弁を開放するようになっている。差圧センサの検出値が所定量以上である時には、軟水機の内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いため、水処理の継続を優先するべく、軟水機のバイパス制御を実施することが有効である。
なお、軟水機通流制御部よる自動制御機能を一時的に不能化できる第2手動スイッチを更に備えていることが好ましい。この場合、ユーザの希望に応じて、軟水機のバイパス機能を一時的に不能化することができる。
また、本発明は、軟水機を有する前処理ユニットと、前記前処理ユニットから送られる軟水に対して逆浸透膜を用いて当該軟水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、を備え、前記前処理ユニットは、ボールタップを介して軟水が流入するように構成された軟水タンクを含むタンク経路と、前記軟水タンクを迂回するタンクバイパス経路と、前記軟水タンク内に設けられ、当該軟水タンク内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサと、前記タンク経路の軟水の通流を制御するタンク通流弁と、前記タンクバイパス経路の原水の通流を制御するタンクバイパス弁と、前記フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいて、前記タンク通流弁と前記タンクバイパス弁とを自動制御するタンク通流制御部と、を有していることを特徴とする水処理装置である。
この場合、好ましくは、前記フロートセンサは、前記軟水タンクの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねる位置に設けられており、前記タンク通流制御部は、前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが判別している状態の継続時間が所定の渇水判別時間を超えた時、渇水を判別するようになっている。
更にこの場合、好ましくは、前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下でないことを前記フロートセンサが再び判別した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている。
また、好ましくは、前記タンク経路は、前記軟水タンク内に貯留されていた軟水を送り出す軟水加圧ポンプを有しており、前記軟水加圧ポンプには、当該軟水加圧ポンプの故障を検知する故障センサが設けられており、前記故障センサが前記軟水加圧ポンプの故障を検知した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている。
本発明によれば、フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいてタンク通流弁とタンクバイパス弁とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることもなく、原水タンクのバイパスを効果的に実施することができる。
本発明の一実施形態に係る水処理装置の概略説明図である。 従来の人工透析用水製造装置の概略説明図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る水処理装置の概略説明図である。図1に示すように、本実施形態の水処理装置10は、例えば原水タンク(不図示)において加温された原水を前処理する前処理ユニット13と、前処理ユニット13によって前処理された原水に対して逆浸透膜(ROM)を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュール14mと、を備えている。
原水タンクを用いないで、水道設備から供給される水道水を直接に原水として用いてもよいし、給湯設備から供給される湯を水道水と混合させて25℃に調温した水を原水として用いてもよい。
例えば25℃に調温された原水は、前処理ユニット13に送られる。前処理ユニット13は、プレフィルタ13aと、軟水機13bと、軟水タンク13c(原水タンクの一例)と、軟水加圧ポンプ13d(原水加圧ポンプの一例)と、カーボンフィルタ13eと、を当該順序で有している。プレフィルタ13aは、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過するようになっており、軟水機13bは、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去するようになっており、カーボンフィルタ53eは、主として原水中の残留塩素(HClO等)を除去するようになっている。軟水タンク13cは、ボールタップ21を介して原水(軟水)が流入するように構成されている。
前処理ユニット13での前処理が終わった原水(軟水)は、ROユニット14(逆浸透膜処理装置)に送られるようになっている。ROユニット14は、ROポンプ14pを用いて、前処理が終わった原水(軟水)をROモジュール14m内に供給するようになっている。ROモジュール14mは、原水(軟水)内に含まれる無機イオン全般を除去するようになっている。ROモジュール14mでの処理を終えたRO水(原水の15~48%程度)は、RO水供給ユニット15に送られるようになっており、ROモジュール14mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5~80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ14pを介してROモジュール14m内に再投入されるようになっており、他の一部(原水の5~48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排水処理されるようになっている。
RO水供給ユニット15は、RO水が貯留されるRO水タンク15tを有している。RO水タンク15t内には、UV照射装置15uが設けられていて、RO水にUV照射処理を行なえるようになっている。また、RO水タンク15tには、当該RO水タンク15t内のRO水の水位変化に依存して流入する外部空気中の浮遊菌やゴミを除去するために、エアーフィルタ15fが設けられている。
RO水タンク15tに貯留されたRO水は、送水ポンプ16を介して、UF17(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に送られるようになっている。UF17は、RO水から生物学的不純物を除去するようになっている。UF17によって生物学的不純物を除去されたRO水は、透析用水として、透析治療用の各種の医療機器(不図示)に送られるようになっている。通常、それらの医療機器において、透析用水は36℃にまで加温されて、各種の透析治療に利用されるようになっている。そして、透析用水は、医療機器循環後、UF18(ウルトラフィルタ、「限界濾過膜」とも呼ばれる)に戻ってきて、更にRO水タンク15tに戻されるようになっている。
そして、本実施形態の水処理装置10の特徴は、軟水タンク13cをバイパスさせることが好ましい場合に自動的に軟水タンク13cのバイパス制御を実施する機能を備えることである。
当該機能のため、本実施形態の前処理ユニット13は、軟水機13bとカーボンフィルタ15eとの間に延びて軟水タンク13c及び軟水加圧ポンプ13dを含むタンク経路21と、軟水タンク13c及び軟水加圧ポンプ13dを迂回するタンクバイパス経路23と、を備えている。タンク経路21には、当該タンク経路21の原水の通流を制御するタンク通流弁22が設けられており、タンクバイパス経路23には、当該タンクバイパス経路23の原水の通流を制御するタンクバイパス弁24が設けられている。
そして、軟水タンク13c内には、当該軟水タンク13c内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサ26が設けられている。所定量とは、例えば約72Lであり、所定の判別時間毎とは、例えば1分毎である。後述される通り、本実施形態のフロートセンサ26は、軟水タンク13cの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねるようになっている。
フロートセンサ26は、例えばコンピュータからなるタンク通流制御部27に接続されている。タンク通流制御部27は、フロートセンサ26の判別結果の時間経過に基づいて、タンク通流弁22とタンクバイパス弁24とを自動制御するようになっている。
また、軟水加圧ポンプ13dには、当該軟水加圧ポンプ13dの故障を検知する故障センサ29が設けられている。例えば、故障センサ29は、軟水加圧ポンプ13d内での過電流を検知することによって、故障を検知することができる。そして、タンク通流制御部27は、故障センサ29が軟水加圧ポンプ13dの故障を検知した場合においても、タンク通流弁22を閉鎖させてタンクバイパス弁24を開放するようになっている。
また、本実施形態の水処理装置10は、軟水機13bをバイパスさせることが好ましい場合に、自動的に軟水機13bをバイパスさせる機能をも備えている。
当該機能のため、本実施形態の前処理ユニット13は、プレフィルタ13aからタンク経路21及びタンクバイパス経路23の分岐部まで延びて軟水機13bを含む軟水機経路31と、軟水機13bを迂回する軟水機バイパス経路33と、を備えている。軟水機経路31には、当該軟水機経路31の原水の通流を制御する軟水機通流弁32が設けられており、軟水機バイパス経路33には、当該軟水機バイパス経路33の原水の通流を制御する軟水機バイパス弁34が設けられている。
そして、軟水機経路31内の軟水機13bの入口側には、当該入口側の圧力を所定の時間間隔で検出する第1圧力センサ41が設けられており、軟水機経路31内の軟水機13bの出口側には、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で検出する第2圧力センサ42が設けられており、これらの圧力センサ41、42に接続された軟水機通流制御部37が、(圧力センサ41、42と協働して)両者間の差圧を検出する差圧センサとして機能すると共に、当該検出結果(差圧)に基づいて軟水機通流弁32と軟水機バイパス弁34とを自動制御するようになっている。
次に、本実施形態の水処理装置10の作用について説明する。
例えば25℃に調温された原水が、前処理ユニット13に送られる。前処理ユニット13において、プレフィルタ13aが、主として原水中の不純物(ゴミ)を濾過して除去し、軟水機13bが、主として原水中のカルシウムイオン(Ca2+ )及びマグネシウムイオン(Mg2+ )を除去し、カーボンフィルタ13eが、主として原水中の塩素イオン(Cl- )を除去する。
前処理ユニット13での前処理が終わった原水(軟水)は、ROユニット14(逆浸透膜処理装置)に送られる。ROユニット14は、ROポンプ14pを用いて、前処理が終わった原水(軟水)をROモジュール14m内に供給する。ROモジュール14mは、原水(軟水)内に含まれる無機イオン全般を除去する処理を実施し、ROモジュール14mでの処理を終えたRO水(原水の15~48%程度)は、RO水供給ユニット15に送られる。
一方、ROモジュール14mでの処理によって生成されたRO排水は、一部(原水の5~80%程度、「循環水」とも呼ばれる)がROポンプ14pを介してROモジュール14m内に再投入され、他の一部(原水の5~48%程度、「濃縮水」とも呼ばれる)が排出される。
RO水供給ユニット15では、RO水タンク15tにRO水が貯留される。必要に応じて、UV照射装置15uによってUV照射処理が行なわれる。
その後、RO水タンク15tに貯留されたRO水は、送水ポンプ16を介して、UF17(ウルトラフィルタ)に送られる。UF17は、RO水から生物学的不純物を除去する。UF17によって生物学的不純物を除去されたRO水は、例えば透析用水として、透析治療用の各種の医療機器(不図示)に送られる。当該透析用水は、医療機器循環後、UF18(ウルトラフィルタ)に戻ってきて、更にRO水タンク15tに戻される。
本実施形態では、水処理装置10の稼働中、軟水タンク13c内のフロートセンサ26が、原水タンク13c内の水量が所定量(例えば約72L)以下であるか否かを、少なくとも所定の判別時間毎に(例えば1分毎に)判別する。
本実施形態のフロートセンサ26は、軟水タンク13cの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねるべく、前記の通り、軟水タンク13c内の水量が所定量(例えば約72L)以下であるか否かを判別可能な位置に設けられている。そして、本実施形態のタンク通流制御部27は、軟水タンク13c内の水量が当該所定量以下であることをフロートセンサ26が判別している状態の継続時間が所定の渇水判別時間(例えば2回分の判別を含む時間:本実施形態では1分間)を超えた時、渇水を判別するようになっている。
渇水が判別された場合には、上流側における原水の供給系に異常が生じたことが疑われる。従って、この場合には、本実施形態の水処置装置10は、各構成要素に故障が生じないように稼働が停止される。
一方、軟水タンク13c内の水量が前記所定量以下であることをフロートセンサ26が一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、軟水タンク13c内の水量が前記所定量以下でないことをフロートセンサ26が再び判別した場合には、軟水タンク13cおけるボールタップ25の動作異常等が疑われる。
そのような場合、タンク通流制御部27が、タンク通流弁22を閉鎖させてタンクパイパス弁24を開放する。このバイパス機能こそ、本実施形態の特徴である。このような場合には、上流側における原水の供給系には異常が無いと推定されるため、軟水タンク13cをバイパスすることによって、水処理装置10の稼働を有効に継続することができる。
また、本実施形態の軟水加圧ポンプ13dには、当該軟水加圧ポンプ13dの故障を検知する故障センサ29が設けられている。そして、当該故障センサ29が軟水加圧ポンプ13dの故障を検知した場合にも、タンク通流制御部27がタンク通流弁22を閉鎖させてタンクバイパス弁24を開放する。
軟水加圧ポンプ13dの故障が判別された場合には、軟水タンク13c内に貯留した軟水を後続の装置に供給することが困難であるため、本実施形態のようにタンク通流弁22を閉鎖させ且つタンクバイパス弁24を開放して、軟水タンク13cのバイパス制御を実施することが有効である。
更に本実施形態では、軟水機経路31内の軟水機13bの入口側の第1圧力センサ41が、当該入口側の圧力を所定の時間間隔で自動的に検出し、軟水機経路31内の軟水機13bの出口側の第2圧力センサ42が、当該出口側の圧力を所定の時間間隔で自動的に検出し、軟水機通流制御部37が、第1圧力センサ41の検出値と第2圧力センサ41の検出値との差(差圧)が所定量以上、例えば0.3MPa以上、である時、軟水機通流弁32を閉鎖させて軟水機バイパス弁34を開放する。
第1圧力センサ41の検出値と第2圧力センサ41の検出値との差(差圧)が所定量以上、例えば0.3MPa以上、である時には、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高いが、本実施形態の軟水機通流制御部37の前記制御によって、軟水機13bのバイパス機能を自動的に有効利用することができ、水処理を安定的に継続させることができる。
以上の通り、本実施形態によれば、フロートセンサ26の判別結果の時間経過に基づいてタンク通流弁22とタンクバイパス弁24とが自動制御されることにより、ユーザによる手動の切換操作を必要とすることもなく、軟水タンク13cのバイパス制御を効果的に実施することができる。
特に、本実施形態のフロートセンサ26は、軟水タンク13cの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねているため、装置構成の複雑化が抑制されており、コスト面でも優れている。
具体的には、軟水タンク13c内の水量が所定量以下である、とフロートセンサ26が判別している状態が所定の渇水判別時間(例えば1分間)を超えて継続した時、上流側における原水の供給系に異常が生じたことが疑われるため、タンク通流制御部27が渇水を判別して、水処理装置10の各種の構成要素に故障が生じないように水処理装置10の稼働が停止される。
一方で、軟水タンク13c内の水量が所定量以下である、とフロートセンサ26が一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、軟水タンク13c内の水量が所定量以下でない、とフロートセンサ26が再び判別した場合には、軟水タンク13cにおけるボールタップ25の動作異常等が疑われるため、タンク通流制御部27は、水処理装置10の稼働を停止させるのではなく、タンク通流弁22を閉鎖させてタンクバイパス弁24を開放する。
また、本実施形態のタンク経路21は、軟水タンク13c内に貯留されていた軟水を送り出す軟水加圧ポンプ13dを有しており、軟水加圧ポンプ13dには、当該軟水加圧ポンプ13dの故障を検知する故障センサ29が設けられており、タンク通流制御部27は、故障センサ29が軟水加圧ポンプ13dの故障を検知した場合にも、タンク通流弁22を閉鎖させてタンクバイパス弁24を開放する。これにより、軟水加圧ポンプ13dの故障が判別された場合においても、軟水タンク13cのバイパス制御を有効に実施することができる。
また、タンク通流制御部27よる自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチ27s(例えばLCD画面上のタッチパネル)を更に備えていることが好ましい。この場合、ユーザの希望に応じて、原水タンクのバイパス機能を一時的に不能化することができる。
また、本実施形態の前処理ユニット13は、タンク経路21及びタンクバイパス経路23の上流側において、軟水機13bを含む軟水機経路31と、軟水機13bを迂回する軟水機バイパス経路33と、軟水機経路31の原水の通流を制御する軟水機通流弁32と、軟水機バイパス経路33の原水の通流を制御する軟水機バイパス弁34と、軟水機経路31内の軟水機13bの入口側の圧力と軟水機経路31内の軟水機13bの出口側の圧力との差圧を検出する差圧センサとしての第1圧力センサ41、第2圧力センサ42及び軟水機通流制御部33と、を更に備えており、当該軟水機通流制御部33は、前記差圧が所定量以上である時、軟水機通流弁32を閉鎖させて軟水機バイパス弁34を開放する。これにより、前記差圧が所定量以上である場合において、すなわち、軟水機13bの内部に閉塞状態が存在する蓋然性が高い場合において、水処理の継続を優先するべく、軟水機13bのバイパス制御を有効に実施することができる。
更に、以上の実施形態において、軟水機通流制御部37による自動制御機能を一時的に不能化できる第2手動スイッチ37s(例えばLCD画面上のタッチパネル)を更に備えていることが好ましい。この場合、ユーザの希望に応じて、軟水機13bのバイパス機能を一時的に不能化することができる。
10 水処理装置
13 前処理ユニット
13a プレフィルタ
13b 軟水機
13c 軟水タンク
13d 軟水加圧ポンプ
13e カーボンフィルタ
14 ROユニット
14p ROポンプ
14m ROモジュール
15 RO水供給ユニット
15t RO水タンク
15u UV照射装置
15f エアーフィルタ
16 送水ポンプ
17 UF(ウルトラフィルタ)
18 UF(ウルトラフィルタ)
21 タンク経路
22 タンク通流弁
23 タンクバイパス経路
24 タンクバイパス弁
25 ボールタップ
26 フロートセンサ
27 タンク通流制御部
29 故障センサ
31 軟水機経路
32 軟水機通流弁
33 軟水機バイパス経路
34 軟水機バイパス弁
37 軟水機通流制御部
41 第1圧力センサ
42 第2圧力センサ
53 前処理ユニット
53a プレフィルタ
53b 軟水機
53c 軟水タンク
53d 軟水加圧ポンプ
53e カーボンフィルタ
54 ROユニット
54p ROポンプ
54m ROモジュール
55 RO水供給ユニット
55t RO水タンク
55u UV照射装置
55f エアーフィルタ
56 送水ポンプ
57 UF(ウルトラフィルタ)
58 UF(ウルトラフィルタ)

Claims (11)

  1. 原水を前処理する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットによって前処理された原水に対して逆浸透膜を用いて当該原水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    ボールタップを介して原水が流入するように構成された原水タンクを含むタンク経路と、
    前記原水タンクを迂回するタンクバイパス経路と、
    前記原水タンク内に設けられ、当該原水タンク内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサと、
    前記タンク経路の原水の通流を制御するタンク通流弁と、
    前記タンクバイパス経路の原水の通流を制御するタンクバイパス弁と、
    前記フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいて、前記タンク通流弁と前記タンクバイパス弁とを自動制御するタンク通流制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  2. 前記フロートセンサは、前記原水タンクの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねる位置に設けられており、
    前記タンク通流制御部は、前記原水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが判別している状態の継続時間が所定の渇水判別時間を超えた時、渇水を判別するようになっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の水処理装置。
  3. 前記原水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、前記原水タンク内の水量が前記所定量以下でないことを前記フロートセンサが再び判別した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項2に記載の水処理装置。
  4. 前記タンク経路は、前記原水タンク内に貯留されていた原水を送り出す原水加圧ポンプを有しており、
    前記原水加圧ポンプには、当該原水加圧ポンプの故障を検知する故障センサが設けられており、
    前記故障センサが前記原水加圧ポンプの故障を検知した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の水処理装置。
  5. 前記タンク通流制御部による自動制御機能を一時的に不能化できる手動スイッチ
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の水処理装置。
  6. 前記前処理ユニットは、前記タンク経路及び前記タンクバイパス経路の上流側において、
    軟水機を含む軟水機経路と、
    前記軟水機を迂回する軟水機バイパス経路と、
    前記軟水機経路の原水の通流を制御する軟水機通流弁と、
    前記軟水機バイパス経路の原水の通流を制御する軟水機バイパス弁と、
    前記軟水機経路内の前記軟水機の入口側の圧力と前記軟水機経路内の前記軟水機の出口側の圧力との差圧を検出する差圧センサと、
    前記差圧センサの検出結果に基づいて、前記軟水機通流弁と前記軟水機バイパス弁とを自動制御する軟水機通流制御部と、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の水処理装置。
  7. 前記軟水機通流制御部による自動制御機能を一時的に不能化できる第2手動スイッチ
    を更に備えたことを特徴とする請求項6に記載の水処理装置。
  8. 軟水機を有する前処理ユニットと、
    前記前処理ユニットから送られる軟水に対して逆浸透膜を用いて当該軟水をRO水とRO排水とに分離するROモジュールと、
    を備え、
    前記前処理ユニットは、
    ボールタップを介して軟水が流入するように構成された軟水タンクを含むタンク経路と、
    前記軟水タンクを迂回するタンクバイパス経路と、
    前記軟水タンク内に設けられ、当該軟水タンク内の水量が所定量以下であるか否かを少なくとも所定の判別時間毎に判別可能なフロートセンサと、
    前記タンク経路の軟水の通流を制御するタンク通流弁と、
    前記タンクバイパス経路の原水の通流を制御するタンクバイパス弁と、
    前記フロートセンサの判別結果の時間経過に基づいて、前記タンク通流弁と前記タンクバイパス弁とを自動制御するタンク通流制御部と、
    を有している
    ことを特徴とする水処理装置。
  9. 前記フロートセンサは、前記軟水タンクの渇水状態を判別するための渇水センサを兼ねる位置に設けられており、
    前記タンク通流制御部は、前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが判別している状態の継続時間が所定の渇水判別時間を超えた時、渇水を判別するようになっている
    ことを特徴とする請求項8に記載の水処理装置。
  10. 前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下であることを前記フロートセンサが一旦判別した後、当該判別状態の継続時間が前記渇水判別時間を超える前に、前記軟水タンク内の水量が前記所定量以下でないことを前記フロートセンサが再び判別した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項9に記載の水処理装置。
  11. 前記タンク経路は、前記軟水タンク内に貯留されていた軟水を送り出す軟水加圧ポンプを有しており、
    前記軟水加圧ポンプには、当該軟水加圧ポンプの故障を検知する故障センサが設けられており、
    前記故障センサが前記軟水加圧ポンプの故障を検知した場合に、前記タンク通流制御部は前記タンク通流弁を閉鎖させて前記タンクバイパス弁を開放するようになっている
    ことを特徴とする請求項9乃至11のいずれかに記載の水処理装置。
JP2018080009A 2018-04-18 2018-04-18 水処理装置 Active JP7078983B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018080009A JP7078983B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 水処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018080009A JP7078983B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 水処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019188270A JP2019188270A (ja) 2019-10-31
JP7078983B2 true JP7078983B2 (ja) 2022-06-01

Family

ID=68388910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018080009A Active JP7078983B2 (ja) 2018-04-18 2018-04-18 水処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7078983B2 (ja)

Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167454A (ja) 2002-11-22 2004-06-17 Kurita Water Ind Ltd 純水製造装置
JP2005305361A (ja) 2004-04-23 2005-11-04 Samson Co Ltd 軟化装置
JP2007185577A (ja) 2006-01-12 2007-07-26 Miura Co Ltd 水処理システムの運転方法
WO2008002062A1 (en) 2006-06-26 2008-01-03 Irevo Ns, Inc. Water softening device
JP2009127568A (ja) 2007-11-26 2009-06-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 封水回収システムおよびこれを有する発電設備
JP2009221733A (ja) 2008-03-17 2009-10-01 Miura Co Ltd 水処理供給システム
WO2011010500A1 (ja) 2009-07-21 2011-01-27 東レ株式会社 造水システム
JP2016151153A (ja) 2015-02-18 2016-08-22 株式会社荏原製作所 給水システム

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3195037B2 (ja) * 1992-02-27 2001-08-06 フアミリー・サービス・エイコー株式会社 水処理装置
JPH1066971A (ja) * 1996-08-28 1998-03-10 Toray Ind Inc 純水製造装置および純水製造方法

Patent Citations (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004167454A (ja) 2002-11-22 2004-06-17 Kurita Water Ind Ltd 純水製造装置
JP2005305361A (ja) 2004-04-23 2005-11-04 Samson Co Ltd 軟化装置
JP2007185577A (ja) 2006-01-12 2007-07-26 Miura Co Ltd 水処理システムの運転方法
WO2008002062A1 (en) 2006-06-26 2008-01-03 Irevo Ns, Inc. Water softening device
JP2009127568A (ja) 2007-11-26 2009-06-11 Chugoku Electric Power Co Inc:The 封水回収システムおよびこれを有する発電設備
JP2009221733A (ja) 2008-03-17 2009-10-01 Miura Co Ltd 水処理供給システム
WO2011010500A1 (ja) 2009-07-21 2011-01-27 東レ株式会社 造水システム
JP2016151153A (ja) 2015-02-18 2016-08-22 株式会社荏原製作所 給水システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2019188270A (ja) 2019-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6725143B2 (ja) 水処理装置
JPH11267197A (ja) 精製済み透析液を供給するための方法及び装置
JP6964862B2 (ja) 水処理装置
JP4941042B2 (ja) 水処理装置
JP7078983B2 (ja) 水処理装置
KR102491063B1 (ko) 살균수를 공급하는 정수 장치
CN103936180B (zh) 饮用水处理设备
JP4239876B2 (ja) 水処理方法
CN103936179A (zh) 饮用水处理设备
KR20180052403A (ko) 수처리장치
CN203781936U (zh) 饮用水处理设备
JPH06226059A (ja) 濾過装置
KR102462653B1 (ko) 탄산수를 이용한 살균 정수기
JP2017164320A (ja) 水処理装置
JP2019536622A (ja) 水の浄化及び再利用又は水の分離を可能にするシステムのためのセンサシステム
JP4962366B2 (ja) 水処理供給システム
KR20120113164A (ko) 정수기용 위생키트
JP2023156020A (ja) 水処理装置
JP5256885B2 (ja) 潜熱回収熱源機
JP7345752B2 (ja) 水処理装置
JP2017148743A (ja) ろ過機
JP2015107476A (ja) 食品充填用容器洗浄設備
KR20190096763A (ko) 수처리장치의 살균방법
KR102540181B1 (ko) 냉온 정수기 및 이의 제어방법
KR100534572B1 (ko) 보일러의 경수 연화방법 및 장치

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210305

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211208

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220201

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220413

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220513

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7078983

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150