JP7077298B2 - クロック位相生成のための方法および装置 - Google Patents

クロック位相生成のための方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7077298B2
JP7077298B2 JP2019500595A JP2019500595A JP7077298B2 JP 7077298 B2 JP7077298 B2 JP 7077298B2 JP 2019500595 A JP2019500595 A JP 2019500595A JP 2019500595 A JP2019500595 A JP 2019500595A JP 7077298 B2 JP7077298 B2 JP 7077298B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
phase
clock
supply voltage
circuit
cmos
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019500595A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019525570A (ja
Inventor
ジンユン ナムグン,
マヤンク ラジ,
パラッグ ウパディヤヤ,
ヴァンシ マンセナ,
キャサリン ハーン,
マーク エレット,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Xilinx Inc
Original Assignee
Xilinx Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Xilinx Inc filed Critical Xilinx Inc
Publication of JP2019525570A publication Critical patent/JP2019525570A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7077298B2 publication Critical patent/JP7077298B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/085Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal
    • H03L7/089Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses
    • H03L7/0891Details of the phase-locked loop concerning mainly the frequency- or phase-detection arrangement including the filtering or amplification of its output signal the phase or frequency detector generating up-down pulses the up-down pulses controlling source and sink current generators, e.g. a charge pump
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/0805Details of the phase-locked loop the loop being adapted to provide an additional control signal for use outside the loop
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/06Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal applied to a frequency- or phase-locked loop
    • H03L7/08Details of the phase-locked loop
    • H03L7/099Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop
    • H03L7/0995Details of the phase-locked loop concerning mainly the controlled oscillator of the loop the oscillator comprising a ring oscillator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03LAUTOMATIC CONTROL, STARTING, SYNCHRONISATION OR STABILISATION OF GENERATORS OF ELECTRONIC OSCILLATIONS OR PULSES
    • H03L7/00Automatic control of frequency or phase; Synchronisation
    • H03L7/24Automatic control of frequency or phase; Synchronisation using a reference signal directly applied to the generator
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M9/00Parallel/series conversion or vice versa

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

本開示は、一般に、デジタル通信の分野に関し、より詳細には、位相補間回路によるクロック位相生成に関する。
高速デジタル通信に使用される数多くのシリアライザ/デシリアライザ(SERDES)の実装は、位相補間回路を利用して任意のクロック位相を生成する。任意のクロック位相を生成するために、位相補間回路は通常、固定されたクロック位相のセットを入力として必要とする。固定されたクロック位相のセットは、中央で生成され、その後、グローバル分配によって複数の通信路の中で共有され得る。あるいは、クロック固定された位相のセットは、目的地近くの各通信路内で局所的に生成されてもよい。
固定されたクロック位相の中央で生成されたセットは、複数の通信路の中で電力コストを償却しているが、固定されたクロック位相のセットを分配するために必要な全体的なバッファリング電力および位相誤差の蓄積を増大させている。固定されたクロック位相の局所的に生成されたセットは、全体的なバッファリング電力の消費は少ないが、固定されたクロック位相のセットを生成する電力コストを償却することはできない。したがって、固定されたクロック位相のセットを中央でまたは局所的に生成することの決定は、電力およびパフォーマンスの考慮事項のバランスをとるものである。
クロック位相生成のための方法、非一過性コンピュータ可読媒体、および回路が、開示される。1つの例では、回路は、注入同期発振器と、ループコントローラと、位相補間回路とを含む。注入同期発振器は、注入されたクロック信号を受け取るための入力部と、固定されたクロック位相のセットを転送するための出力部とを含む。ループコントローラは、固定されたクロック位相の位相分離誤差を受け取るための入力部と、位相分離誤差から導出された電源電圧を転送するための出力部とを含む。電源電圧は、注入同期発振器の自走周波数を注入されたクロック信号の周波数に一致させる。位相補間回路は、固定されたクロック位相のセットを注入同期発振器から直接受け取るための入力部と、電源電圧をループコントローラから受け取るための入力部と、任意のクロック位相を転送するための出力部とを含む。
任意選択により、ループコントローラは、位相分離誤差をゼロに向かって駆動することによって電源電圧を見い出す。
任意選択により、回路は、固定されたクロック位相のセットを受け取るための位相分離誤差検出器と、固定されたクロック位相のセットの位相分離誤差を転送するための出力部とをさらに含むことができる。
任意選択により、注入同期発振器、位相分離誤差検出器、およびループコントローラは、位相分離誤差検出器によって駆動される周波数ロッキングループを形成することができる。
任意選択により、位相分離誤差検出器は、固定されたクロック位相のセットに対して、同相および直交位相の誤差検出を実行するようにプログラムされ得る。
任意選択により、回路は、さらに、任意のクロック位相を受け取るための入力部と、電源電圧を受け取るための入力部とを有するバッファのセットを含むことができる。
任意選択により、回路は、シリアライザ/デシリアライザの一部であってよい。
任意選択により、ループコントローラは、チャージポンプと、ループフィルタとを含むことができる。
任意選択により、ループコントローラは、アキュムレータを含むことができる。
任意選択により、注入同期発振器は、電圧制御された発振器を形成するように構成された複数の相補型金属酸化膜半導体インバータを含むことができ、複数の相補型金属酸化膜半導体インバータの各々は、固定されたクロック位相のセットのうち1つのクロック位相を転送するための出力部を含む。単一の相補型金属酸化膜半導体インバータは、注入されたクロック信号を受け取るための入力部を有することができる。
任意選択により、単一の相補型金属酸化膜半導体は、固定されたクロック位相のセットのうち1つのクロック位相に短絡された出力部をさらに含むことができる。
任意選択により、位相補間回路は、複数のマルチプレクサを含むことができ、複数のマルチプレクサの各マルチプレクサは、複数の入力部を含み、複数の入力部の各入力部は、固定されたクロック位相のセットのうち1つのクロック位相を受け取るように設定される。位相補間回路は、さらに、複数のインバータを含むことができ、複数のインバータの各インバータは、複数のマルチプレクサのうち1つのマルチプレクサの出力を受け取るための入力部を有する。
任意選択により、複数のマルチプレクサの各マルチプレクサは、複数の相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータを使用して実装され得る。
任意選択により、複数のインバータの各インバータは、相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータのアレイとして実装されてよく、固定されたクロック位相のセットの位相混合は、複数のインバータ内で異なる数の相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータを作動させることによって達成される。
1つの例では、方法は、注入されたクロック信号を使用して、固定されたクロック位相のセットを注入同期発振器によって生成することを含む。注入同期発振器の自走周波数を注入されたクロック信号の周波数に一致させる、注入同期発振器のための電源電圧が見い出される。注入同期発振器の自走周波数は、電源電圧を使用して、注入されたクロック信号の周波数にロックされる。注入同期発振器は、次いで、自走周波数のロッキングに続いて、固定されたクロック位相の新しいセットを生成する。固定されたクロック位相の新しいセットは、直接注入同期発振器から位相補間回路に転送される。
任意選択により、方法は、固定されたクロック位相の新しいセットを使用して、任意のクロック位相を位相補間回路によって生成することをさらに含むことができる。
任意選択により、方法は、さらに、電源電圧を、任意のクロック位相を受け取るバッファのセットに転送することを含むことができる。
任意選択により、方法は、さらに、電源電圧を位相補間回路に転送することを含むことができる。
任意選択により、見い出すことは、固定されたクロック位相のセットの位相分離誤差を決定することと、位相分離誤差をゼロに向かって駆動することによって電源電圧を決定することとを含むことができる。
任意選択により、均一な位相分離が、クロック位相の新しいセット内の個々のクロック位相間に維持される。
他の特徴は、詳細な説明および特許請求の範囲の考慮から認識されるであろう。
添付の図は、本開示の1つまたは複数の態様による例となる実施形態を図示するが、この添付の図は、本開示を図示する実施形態に限定すると解釈されるべきではなく、説明および理解のためにすぎない。
上位レベルの、クロック位相生成のための例となる回路の図である。 図1の相補型金属酸化膜半導体ベースの注入同期発振器の2段階の例となる実装のより詳細な図である。 図1の相補型金属酸化膜半導体ベースの位相補間回路の例となる実装のより詳細な図である。 クロック位相生成のための方法400の流れ図である。 本明細書に説明する機能を実行する際に使用するのに適した汎用コンピュータの上位レベルのブロック図である。
理解を容易にするために、可能なところでは、同一の参照番号を使用して図に共通する同一の要素を指定している。
これ以後、さまざまな特徴が図を参照して説明される。図は、原寸に比例するか、または比例しないことがあり、類似の構造または機能の要素は、図を通じて同じ参照番号によって表されることに留意されたい。図は、特徴の説明を容易にするよう意図されるにすぎないことに留意されたい。これらは、特許請求する本発明の網羅的な説明として、または特許請求する本発明の範囲の限定として意図されるものではない。加えて、示す実施形態は、図示する態様または利点をすべて有する必要はない。特定の実施形態と併用して説明する態様または利点は、必ずしもその実施形態に限定されるのではなく、任意の他の実施形態において、そのように示されなくても、またはそのように明示的に説明されなくても実践することができる。
本開示は、注入同期発振器を使用して周波数追跡電源電圧を導く、クロック位相発生のための方法、非一過性コンピュータ可読媒体、および回路を広く開示する。上記で論じたように、位相補間回路への入力として使用される固定されたクロック位相のセットは、中央でまたは局所的に生成されてよく、中央でまたは局所的に生成することの決定は、電力およびパフォーマンスの考慮事項のバランスをとるものである。たとえば、固定されたクロック位相のセットを局所的に生成することは、より多くの電力を消費するが、局所的に生成されたクロック位相のその後の分配の電力の消費は、少ない。
本開示の1つの例は、周波数ロッキングループ内に相補型金属酸化膜半導体(CMOS)ベースの注入同期発振器(ILO)およびCMOSベースの位相補間回路を提供する。周波数ロッキングループによって見い出された周波数追跡電源電圧は、類似のCMOS回路構造を含むILOおよび位相補間回路の両方に使用することができる。したがって、ILOに入来するクロック周波数を追跡する電源電圧が見い出されると、同じ電源電圧を位相補間回路に適用してその回路帯域が周波数を追跡することを確実にすることもできる。別の例では、この同じ周波数追跡電源電圧はまた、CMOSバッファのセットにも使用することができる。ILOは、位相補間回路によって使用するための固定されたクロック位相のセットを生成する。周波数追跡電源電圧は、固定されたクロック位相の位相分離誤差から見い出され、位相分離誤差をゼロに駆動するように設定され、それにより、均一な位相分離が、固定されたクロック位相間に維持される。均一な位相分離は、さらに、位相補間回路によって生成されたクロック位相の線形性を向上させる。
図1は、クロック位相生成のための、(たとえば、SERDESなどのデジタル通信デバイス内に部分的にまたは全体的に実装される)例となる回路100を上位レベルで示す。1つの例では、回路100は、CMOSベースの注入同期発振器(ILO)102と、位相分離誤差検出器104と、電圧レギュレーター106と、CMOSベースの位相補間回路(PI)108と、他のCMOS回路網110と、ループコントローラ116とを含む。
CMOSベースのILO 102は、注入されたグローバルクロック信号ck_inj 112を受け取るための入力部を含む。CMOSベースのILOは、グローバルクロック信号112を使用して、固定されたクロック位相のセットを出力として生成する。CMOSベースのILO 102として配備され得るCMOSベースのILOの1つの例が、図2にさらに詳細に示される。
位相分離誤差検出器104は、CMOSベースのILO 102の出力部に結合された少なくとも1つの入力部を含む。位相分離誤差検出器104は、CMOSベースのILO 102によって生成された固定されたクロック位相のセットを受け取り、これらの位相分離誤差を決定するために固定されたクロック位相を処理する。本開示の内容において、「位相分離誤差」は、固定されたクロック位相間の間隔が(たとえば、4つの固定されたクロック位相のセットの場合は90度の)均一間隔から逸出する量を指す。たとえば、位相分離誤差は、同相(I)クロック(たとえばゼロ度)と直交位相(Q)クロック(たとえば90度)との間の分離、ならびにQクロックと逆転させたIクロック(たとえば180度)との間の分離を測定することができる。これら分離のどちらが大きいかに応じて、位相誤差を導くことができる。したがって、1つの例では、位相分離誤差検出器104は、CMOSベースのILO 102の出力上で同相および直交位相(IQ)の誤差検出を実行するが、クロック位相間の90度分離をとらない、位相分離誤差検出のための他の技術を実装することもできる。
ループコントローラ116は、位相分離誤差検出器104の出力部に結合された少なくとも1つの入力部を含む。ループコントローラ116は、CMOSベースのILO 102によって生成された、固定されたクロック位相の位相分離誤差を受け取り、この位相分離誤差から、CMOSベースのILO 102の自走周波数を入来するグローバルクロック112の周波数に一致させる電源電圧を決定する。1つの例では、電源電圧は、位相分離誤差をゼロに向かって直接駆動することによって見い出される。位相分離誤差をゼロに向かって駆動することによって電源電圧を見い出すための1つの方法は、Rajらの「A4-to-11 GHz Injection-Locked Quarter-Rate Clocking for an Adaptive 153fJ/b Optical Receiver in 28nm FDSOI CMOS」、2015年、IEEE International Solid-State Circuits Conferenceによって詳細に説明されている。ループコントローラ116は、アナログまたはデジタル回路網内に実装され得る。たとえば、アナログベースのループコントローラ116は、一部のアナログ位相同期ループに使用されるものなどのチャージポンプおよびループフィルタの組み合わせを備えてもよい。デジタルベースのループコントローラ116は、一部のデジタルフィルタに使用されるものなどの簡単なアキュムレータを備えてもよい。この場合、位相分離誤差が正である場合、ループコントローラ116の出力(すなわち電源電圧)は増大する。位相分離誤差が負である場合、ループコントローラ116の出力は低下する。ループコントローラ116の出力は、入力電圧として電圧レギュレーター106に提供される。
電圧レギュレーター106は、ループコントローラ116の出力部に結合された少なくとも1つの入力部を含む。電圧レギュレーター106は、ループコントローラ116によって生成された入力電圧を受け取り、この入力電圧を使用して、固定された電源電圧(avcc_reg)を出力として維持する。電圧レギュレーター106は、電力供給ノイズなどの他の外乱に拘わらず、この固定された電源電圧を維持する。1つの例では、ループコントローラ116から受け取られた入力電圧は、電圧レギュレーター106によって出力された、固定された電源電圧avcc_regと同じである。
電圧レギュレーターの出力(すなわち電源電圧avcc_reg)は、CMOSベースのILO 102、CMOSベースのPI 108、および他のCMOS回路網110を含むサブ回路114に直接送られる。1つの例では、電源電圧avcc_regは、CMOSベースのILO 102に直接、CMOSベースのPI 108に直接、および他のCMOS回路網110に直接送られる。しかし、別の例では、電源電圧avcc_regは、CMOSベースのPI 108および他のCMOS回路網110に、電源電圧avcc_regを用いて追跡する別個の電源電圧として送られる。たとえば、電源電圧間にいくらかのずれが存在することがあり(たとえば、CMOSベースのPI 108への電源電圧は、電源電圧avcc_regより10ミリボルト高い)、または電源電圧の比が存在することがある(たとえば、CMOSベースのPI 108への電源電圧は、電源電圧avcc_regより10%高い)。しかし、いずれの場合も、電源電圧は一緒に動く。したがって、電源電圧avcc_regが上がる場合、CMOSベースのPI 108への電源電圧もまた上がる。
CMOSベースのILO 102では、電源電圧を使用してCMOSベースのILO 102の自走周波数(すなわち固有振動数)を、注入されたグローバルクロック信号112の周波数に周波数ロックし、これは、図2に関連してさらに詳細に説明する。
CMOSベースのPI 108は、CMOSベースのILO 102の出力部および電圧レギュレーター106の出力部の両方に結合された入力部を含む。追加的に、CMOSベースのPI 108は、制御入力118(たとえば、クロックおよびデータ再生(CDR)回路からのデジタルビットのセット)を受け取るための入力部を含む。CMOSベースのPI 108は、CMOSベースのILO 102の出力を受け取り、制御入力118を使用して、これらの出力のうちどちらを任意のクロック位相として出力するかを決定する。CMOSベースのPI 108として配備され得るCMOSベースのPIの1つの例が、図3にさらに詳細に示される。
他のCMOS回路網110は、CMOSバッファまたはCMOSベースのPI 108の出力部に連結された、固定されたクロック位相のセットを受け取るための入力部を有する他の回路網を含むことができる。他のCMOS回路網110の少なくとも一部は、追加的に、電圧レギュレーター106の出力部に連結された、電源電圧avcc-regを受け取るための入力部を含む。
したがって、CMOSベースのILO 102の出力から導出された電源電圧avcc_regは、CMOSベースのPI 108および他の回路網110を含む、回路帯域が作動周波数を追跡することが望ましくなり得るその後のCMOSブロックに使用される。特に、周波数追跡電源電圧avcc_regを、類似のCMOS回路構造を含むCMOSベースのILO 102およびCMOSベースのPI 108の両方に使用することができる。ILOおよびPIの両方がCMOSゲートを使用するとき、共通電源電圧を使用することは、回路帯域を制御するための簡単で効果的な方法である。特に、CMOSベースのILO 102に入来するクロック周波数を追跡する電源電圧が見い出されたとき、同じ電源電圧をCMOSベースのPI 108にも適用して、回路帯域が周波数を追跡することを確実にすることができる。
回路帯域が周波数を追跡すると、CMOSベースのPIの出力の線形性が向上する。良好な線形性のために、クロック上昇時間は、クロック位相分離に類似するものでなければならない。たとえば、90度離れた2つのクロック位相を混合する場合、クロック上昇時間は、クロック期間の25パーセントより長くなければならず、45度離れた2つのクロック位相を混合する場合、クロック上昇時間は、クロック期間の12.5%より長くなければならないなどとなる。周波数追跡電源電圧avcc_reg以外の固定された電圧を使用してCMOSベースのPI 108に電力を供給した場合、クロック上昇時間は、遅いクロックには早すぎる場合があり、その結果、線形でないPI出力が生じる場合がある。
回路100は、こうして、CMOSベースのILO 102を、位相分離誤差検出器104によって駆動される周波数ロッキングループ設定内に置く。この設定は、CMOSベースのILO 102のロッキング範囲を増大させ、位相誤差を最少にする。周波数ロッキングループは、CMOSベースのILO 102の電源電圧avcc_regを調整して、位相分離誤差がゼロであるところでロックする。こうして、電圧レギュレーター106によって見い出された電源電圧は、クロック注入周波数と共に追跡する。
さらに、CMOSベースのPI 108を、CMOSベースのILO 102の後、かつ(電圧レギュレーター106によって見い出された)CMOSベースのILO 102と同じ電源電圧下に置くことにより、CMOSベースのPI 108の線形性を、CMOSベースのPI 108の前に別個の位相分離誤差補正ブロックを使用することなく向上させることができる(CMOSベースのILOの出力の位相分離誤差は、出力がCMOSベースのPI 108に転送される前にループによってすでに最小にされているため)。
したがって、CMOSベースのPI 108によって使用するための固定されたクロック位相のセットを、局所的に生成することができ、グローバル分配は、単一の位相または位相の対を利用して周波数情報を運ぶことになる。これは、クロック位相生成段階および分配段階の両方の電力消費を最小にする。
図2は、図1のCMOSベースのILO 102の2つの段階の例となる実装をより詳細に示す。図2は、CMOSベースのILO 102のための例となる設定を1つだけ提示しており、他の異なる設定もまた可能になり得ることに留意されたい。たとえば、CMOSベースのILO 102は、任意の数の段階を含むことができる。さらに、シングルエンド式出力が示されているが、別の例では、CMOSベースのILO 102は、差動出力の対を生み出すことができる。上記で論じたように、CMOSベースのILO 102は、CMOSベースのPI 108のための固定されたクロック位相のセットを生成するように設定され、示す例では、90度で分離される4つのクロック位相ck0~ck3が生成される。
1つの例では、CMOSベースのILO 102は、複数のインバータ200a~200eを備える(これ以後、集合的に「インバータ200」と称する)。図2は、5つのインバータ200(これに加えて2つのたすきがけの設定に構成されたさらに4つの非標識のインバータ)を示すが、任意の数のインバータを使用することもできる。インバータ200a~200dは、電圧制御された発振器に類似する方法で設定され、その一方でインバータ200eは、クロック信号ck_injの注入のために含まれる。示す例では、クロック注入は、インバータ200eの出力部をクロック位相ck3に短絡することによって達成される。しかし、他の例では、クロック注入は、異なる方法で達成され得る。
インバータ200eからのクロック注入が無い場合、CMOSベースのILO 102はその自走周波数で発振し、この自走周波数は、電源電圧avcc_regを調整することによって制御される。しかし、クロック信号ck_injがインバータ200eにおいて注入され、注入されたクロック信号の周波数がロッキング範囲内(すなわち、CMOSベースのILO 102の自走周波数近くの特定の周波数範囲内)にあるとき、CMOSベースのILO 102の出力周波数は、注入されたクロック信号ck_injの周波数と同じになる。図1に示す例では、CMOSベースのILOの出力(たとえばクロック位相ck0~ck3)の位相分離誤差を使用して、CMOSベースのILOの自走周波数を注入されたクロック信号ck_injの周波数に一致させる電源電圧avcc_regを見い出し、この電源電圧avcc_regは、CMOSベースのILO 102に送り返されて自走周波数を制御する。
加えて、位相ノイズ、位相誤差(すなわち固定されたクロック位相の出力セット間の分離がどれだけ均一であるか)およびCMOSベースのILO 102の他のパフォーマンス対策が、自走周波数が注入されたクロック信号の周波数と一致したときに向上し得る。
図3は、図1のCMOSベースのPI 108の例となる実装をより詳細に示す。図3は、CMOSベースのPI 108の例となる設定を1つ提示するだけであり、他の異なる設定も可能になり得ることに留意されたい。上記で論じたように、CMOSベースのPI 108は、CMOSベースのILO 102から受け取られた、固定されたクロック位相のセットを使用して任意のクロック位相を生成するように設定される。示す例では、90度で分離された4つの固定されたクロック位相ck0~ck3を使用して、任意のクロック位相PI_outを生成する。
1つの例では、CMOSベースのPI 108は、2つのマルチプレクサ300および300(これ以後集合的に、「マルチプレクサ300」と称する)と、2つのインバータ302および302(これ以後集合的に「インバータ302」と称する)とを備える。
各マルチプレクサ300は、CMOSベースのILO 102によって生成された、固定されたクロック位相の少なくとも一部を受け取るための複数の入力部と、単一の出力部であって、固定されたクロック位相の1つが位相混合のためにそれを介して転送される、出力部とを備える。たとえば、示す例では,各マルチプレクサ300は、2入力1出力のマルチプレクサである。各マルチプレクサ300は、複数のCMOSトライステートインバータを使用して実装され得る。
各マルチプレクサ300の出力部は、インバータ302の1つの入力部に結合される。1つの例では、各インバータ302は、CMOSトライステートインバータのアレイとして実装される。たとえば、CMOSトライステートインバータの合計が32個ある場合、各インバータ302は、16個のCMOSトライステートインバータを備えることができる。任意の所与の時間において、CMOSトライステートインバータの半分が、作動される。次いで、位相混合が、2つのインバータ302内で異なる数のCMOSトライステートインバータを作動させることによって達成される。上記の例にしたがい、インバータ302の対間に、16個の異なる任意のクロック位相を生成することができる(64個のクロック位相を各クロック期間内で生成することができる)。
CMOSベースのPI 108によって出力された任意のクロック位相PI_outの良好な線形性は、CMOSベースのILO 102によって生成された、固定されたクロック位相間に均一な位相分離(たとえば、示す例では90度)を維持することによって達成することができる。開示する例では、これは、位相分離誤差検出器104をCMOSベースのILO 102とCMOSベースのPI 108との間に位置決めすることによって達成され、それにより、位相分離誤差検出および固定されたクロック位相のセットの補正が、固定されたクロック位相のセットをCMOSベースのPI 108が受け取る前に行われる。
図4は、クロック位相生成のための方法400の流れ図を示す。1つの実施形態では、方法400は、図1に示すように回路100の構成要素によって、または図5に示す以下で論じるコンピューティングデバイスのプロセッサによって実行され得る。説明のために、方法400の論議において、図1に示す回路100のさまざまな要素に参照がなされるが、方法400は、図1に示す設定とは異なる設定を有する回路またはデバイスによって実行することもできる。
方法400はステップ402で開始する。ステップ404では、CMOSベースのILO 102は、注入されたクロック信号(たとえばck_inj)を受け取る。ステップ406では、CMOSベースのILO 102は、注入されたクロック信号を使用して、固定されたクロック信号のセットを生成する。
ステップ408では、位相分離誤差検出器104は、固定されたクロック信号のセットの位相分離誤差を決定する。
ステップ410では、ループコントローラ116は、CMOSベースのILO 102の自走周波数を注入されたクロック信号の周波数に一致させる電源電圧(たとえばavcc_reg)を見い出す。1つの例では、ループコントローラ116は、この電源電圧を、ステップ408において位相分離誤差検出器104によって決定された位相分離誤差から見い出す。たとえば、ループコントローラ116は、固定されたクロック信号の位相分離誤差をゼロに向かって駆動することによって電源電圧を見い出すことができる。
ステップ412では、CMOSベースのILO 102は、ステップ410においてループコントローラ116によって見い出された電源電圧を使用して、CMOSベースのILO 102の自走周波数を注入されたクロック信号の周波数にロックする。
ステップ414では、CMOSベースのILO 102は、固定されたクロック位相の新しいセットを生成し、このときCMOSベースのILOの自走周波数は、注入されたクロック信号の周波数にロックされている。ステップ410~414は、ステップの別個のセットではなく連続プロセスとして実行され得ることが留意される。たとえば、1つの例では、CMOSベースのILO 102は、常にその現在の電源電圧に基づいて固定されたクロック位相のセットを出力する。しかし、CMOSベースのILO 102の自走周波数が注入されたクロックの周波数に一致する場合、固定されたクロック位相のセットの位相は、均一に離間されることになる。
上記で論じたように、任意のクロック位相は、ステップ414においてCMOSベースのILO 102によって生成された、固定されたクロック信号の新しいセットから(たとえばCMOSベースのPI 108によって)生成され得る。加えて、CMOSベースのILO 102によって生成された、固定されたクロック信号の新しいセットは、位相分離誤差検出器104に送り返される。こうして、方法400は、ステップ408に戻り、固定されたクロック信号の新しいセットを使用して上記で説明したように進んで、位相分離誤差、その後に電源電圧を導く。
明示的に明記していないが、上記で説明した方法400の1つまたは複数のステップ、ブロックまたは機能は、特定の用途の必要に応じて、記憶するステップ、表示するステップおよび/または出力するステップを含むことができることに留意されたい。換言すれば、この方法において論じる任意のデータ、記録、フィールド、および/または中間結果を、特定の用途の必要に応じて、記憶し、表示し、および/または別の装置に出力することができる。さらに、決定作動を列挙し、または決定を伴う図4のステップ、ブロック、または機能は、決定作動の両方の分岐を実践することを必ずしも必要としない。換言すれば、決定作動の分岐の1つは、任意選択のステップとみなすことができる。
図5は、本明細書に説明する機能を実行するに使用するのに適した汎用コンピュータまたはシステムの上位レベルのブロック図を示す。図5に示すように、システム500は、ハードウェアプロセッサ要素(たとえばCPU)またはハードウェアメモリ制御装置502、メモリ504、たとえばランダムアクセスメモリ(RAM)および/または読み取り専用メモリ(ROM)、クロック位相を生成するためのモジュール505、およびさまざまな入力/出力装置506、たとえば任意のタイプの記憶装置、出力ポート、入力ポート、および任意の数のインターフェースを備える。
本開示を、たとえば特定用途向け集積回路(ASIC)、汎用コンピュータ、または任意の他のハードウェア等価物、たとえば、上記で開示した方法のステップまたは機能を実行するようにハードウェアプロセッサを設定するために使用することができる、上記で論じた方法に関係するコンピュータ可読命令を使用して、ソフトウェアおよび/またはソフトウェアおよびハードウェアの組み合わせに実装できることに留意されたい。1つの例では、クロック位相を生成するための本発明のモジュールまたはプロセス505をメモリ504にロードし、ハードウェアプロセッサ/コントローラ502によって遂行して上記で論じたような機能を実装することができる。したがって、本開示の(関連するデータ構造を含む)方法400において上記で論じたような、クロック位相を生成するための本発明のプロセス505を、非一過性(たとえばタンジブルまたは物理型)コンピュータ可読記憶媒体、たとえばRAMメモリ、磁気もしくは光学ドライブ、またはディスケットなど上に記憶することができる。
前述は、本開示の1つまたは複数の態様による例となる実施形態を説明してきたが、本開示の1つまたは複数の態様による他のおよびさらなる実施形態を、後続の特許請求の範囲およびその等価物によって決定される本開示の範囲から逸出することなく考案することができる。ステップを挙げる特許請求の範囲は、ステップの順番を示唆するものではない。商標は、そのそれぞれの所有者の所有権である。

Claims (14)

  1. クロック位相生成のための回路であって、
    注入されたクロック信号を受け取るための第1の入力部と、電源電圧を受け取るための第2の入力部と、固定されたクロック位相のセットを出力するための出力部とを含む注入同期発振器と、
    固定されたクロック位相の前記セットの位相分離誤差を受け取るための入力部と、前記位相分離誤差から導出された第1の電圧を出力するための出力部とを含むループコントローラであって、前記第1の電圧は、電圧レギュレーターに入力されて、該電圧レギュレーターにより前記電源電圧が出力され、前記電源電圧は、前記注入同期発振器の自走周波数を前記注入されたクロック信号の周波数に一致させる、ループコントローラと、
    固定されたクロック位相の前記セットを前記注入同期発振器から直接に受け取るための入力部と、前記電圧レギュレーターからの前記電源電圧を受け取るための入力部と、任意のクロック位相を出力するための出力部とを含む位相補間回路と
    備え、
    前記電圧レギュレーターは、前記位相補間回路及び前記注入同期発振器に前記電源電圧を出力する、回路。
  2. 前記ループコントローラが、前記位相分離誤差をゼロに近付けることによって前記第1の電圧を見い出す、請求項1に記載の回路。
  3. 固定されたクロック位相の前記セットを受け取るための入力部と、固定されたクロック位相の前記セットの前記位相分離誤差を出力するための出力部とを含む位相分離誤差検出器をさらに備える、請求項1に記載の回路。
  4. 前記注入同期発振器、前記位相分離誤差検出器、および前記ループコントローラが、前記位相分離誤差検出器によって駆動される周波数ロッキングループを含み、前記位相分離誤差検出器は、固定されたクロック位相の前記セットに対して、同相および直交位相の誤差検出を実行するようにプログラムされている、請求項3に記載の回路。
  5. 前記任意のクロック位相を受け取るための入力部と、前記電源電圧を受け取るための入力部とを有するバッファのセットをさらに備える、請求項1に記載の回路。
  6. 前記ループコントローラが、チャージポンプおよびループフィルタ、またはアキュムレータを備える、請求項1に記載の回路。
  7. 前記注入同期発振器が、
    電圧制御された発振器を形成するように構成された複数の相補型金属酸化膜半導体インバータであって、各々が、固定されたクロック位相の前記セットのうち1つのクロック位相を出力するための出力部を含む、複数の相補型金属酸化膜半導体インバータと、
    前記注入されたクロック信号を受け取るための入力部を有する単一の相補型金属酸化膜半導体インバータとを備える、請求項1に記載の回路。
  8. 前記単一の相補型金属酸化膜半導体インバータが、固定されたクロック位相の前記セットのうちの1つのクロック位相に短絡された出力部をさらに含む、請求項7に記載の回路。
  9. 前記位相補間回路が、
    複数のマルチプレクサであって、各マルチプレクサが、複数の入力部を含み、前記複数の入力部の各入力部は、固定されたクロック位相の前記セットのうち1つのクロック位相を受け取るように設定されている、複数のマルチプレクサと、
    複数のインバータであって、各インバータが、前記複数のマルチプレクサのうち1つのマルチプレクサの出力を受け取るための入力部を有する、複数のインバータとを備える、請求項1に記載の回路。
  10. 前記複数のマルチプレクサの各マルチプレクサが、複数の相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータを使用して実装されている、請求項9に記載の回路。
  11. 前記複数のインバータの各インバータが、相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータのアレイとして実装され、固定されたクロック位相の前記セットの位相混合が、前記複数のインバータ内で、異なる数の相補型金属酸化膜半導体トライステートインバータを作動させることによって達成される、請求項9に記載の回路。
  12. クロック位相生成のための方法であって、
    第1の入力部において受け取られた、注入されたクロック信号、および第2の入力部において受け取られた電源電圧を使用して、固定されたクロック位相のセットを注入同期発振器によって生成することと、
    前記注入同期発振器の自走周波数を前記注入されたクロック信号の周波数に一致させる、前記注入同期発振器のための前記電源電圧を見い出すことであって、ループコントローラの入力部において、固定されたクロック位相の前記セットの位相分離誤差を受け取り、前記ループコントローラによって前記位相分離誤差から第1の電圧を導出して電圧レギュレーターへと出力し、前記電圧レギュレーターにより前記電源電圧が出力される、前記電源電圧を見い出すことと、
    前記電源電圧を使用して、前記注入同期発振器の前記自走周波数を前記注入されたクロック信号の前記周波数にロックすることと、
    前記ロックすることに続いて、前記注入同期発振器によって、固定されたクロック位相の新しいセットを生成することと、
    固定されたクロック位相の前記新しいセットを前記注入同期発振器から直接に位相補間回路に出力することと
    含み、
    前記電源電圧は、前記電圧レギュレーターにより前記位相補間回路及び前記注入同期発振器に出力される、方法。
  13. 固定されたクロック位相の前記新しいセットを使用して、任意のクロック位相を前記位相補間回路によって生成することと、前記電源電圧を、前記任意のクロック位相を受け取るバッファのセットに出力することとをさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記見い出すことが、
    固定されたクロック位相の前記セットの位相分離誤差を決定することと、
    前記位相分離誤差をゼロに近付けることによって前記第1の電圧を決定することとを含む、請求項12に記載の方法。
JP2019500595A 2016-07-11 2017-05-31 クロック位相生成のための方法および装置 Active JP7077298B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US15/206,634 2016-07-11
US15/206,634 US9954539B2 (en) 2016-07-11 2016-07-11 Method and apparatus for clock phase generation
PCT/US2017/035236 WO2018013241A1 (en) 2016-07-11 2017-05-31 Method and apparatus for clock phase generation

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019525570A JP2019525570A (ja) 2019-09-05
JP7077298B2 true JP7077298B2 (ja) 2022-05-30

Family

ID=59034935

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019500595A Active JP7077298B2 (ja) 2016-07-11 2017-05-31 クロック位相生成のための方法および装置

Country Status (6)

Country Link
US (1) US9954539B2 (ja)
EP (1) EP3482496A1 (ja)
JP (1) JP7077298B2 (ja)
KR (1) KR102396799B1 (ja)
CN (1) CN109478890B (ja)
WO (1) WO2018013241A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10476434B1 (en) 2018-05-25 2019-11-12 Qualcomm Incorporated Quadrature clock generation with injection locking
CN113364433B (zh) * 2021-06-25 2022-09-27 中国电子科技集团公司第二十四研究所 一种高线性度的相位插值电路、方法及电子设备
US11398934B1 (en) * 2021-09-18 2022-07-26 Xilinx, Inc. Ultra-high-speed PAM-N CMOS inverter serial link

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206311A (ja) 2009-02-27 2010-09-16 Sony Corp クロック位相調整回路
US20140241442A1 (en) 2013-02-28 2014-08-28 Broadcom Corporation Compact low-power fully digital cmos clock generation apparatus for high-speed serdes
WO2015073189A1 (en) 2013-11-18 2015-05-21 California Institute Of Technology Quadrature-based injection locking of ring oscillators

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6477200B1 (en) * 1998-11-09 2002-11-05 Broadcom Corporation Multi-pair gigabit ethernet transceiver
JP2000357951A (ja) * 1999-06-15 2000-12-26 Mitsubishi Electric Corp 遅延回路、クロック生成回路及び位相同期回路
JP3495311B2 (ja) * 2000-03-24 2004-02-09 Necエレクトロニクス株式会社 クロック制御回路
US6901126B1 (en) * 2000-06-30 2005-05-31 Texas Instruments Incorporated Time division multiplex data recovery system using close loop phase and delay locked loop
US6552619B2 (en) * 2001-02-05 2003-04-22 Pmc Sierra, Inc. Multi-channel clock recovery circuit
US6774686B2 (en) 2001-09-28 2004-08-10 Intel Corporation Method for minimizing jitter using matched, controlled-delay elements slaved to a closed-loop timing reference
US6998888B1 (en) 2004-03-05 2006-02-14 Marvell International Ltd. Scalable integrated circuit architecture with analog circuits
KR100905440B1 (ko) * 2008-01-08 2009-07-02 주식회사 하이닉스반도체 클럭 동기화 회로와 그의 구동 방법
TWI630798B (zh) * 2014-02-07 2018-07-21 美商線性科技股份有限公司 任意相位軌道的頻率合成器
CN105099444B (zh) * 2014-04-29 2018-05-25 龙芯中科技术有限公司 环路滤波方法、环路滤波器及锁相环

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010206311A (ja) 2009-02-27 2010-09-16 Sony Corp クロック位相調整回路
US20140241442A1 (en) 2013-02-28 2014-08-28 Broadcom Corporation Compact low-power fully digital cmos clock generation apparatus for high-speed serdes
WO2015073189A1 (en) 2013-11-18 2015-05-21 California Institute Of Technology Quadrature-based injection locking of ring oscillators

Also Published As

Publication number Publication date
KR20190027842A (ko) 2019-03-15
EP3482496A1 (en) 2019-05-15
CN109478890B (zh) 2023-10-24
WO2018013241A1 (en) 2018-01-18
CN109478890A (zh) 2019-03-15
US9954539B2 (en) 2018-04-24
KR102396799B1 (ko) 2022-05-10
JP2019525570A (ja) 2019-09-05
US20180013435A1 (en) 2018-01-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10425070B2 (en) Systems and methods involving lock-loop circuits, clock signal alignment, phase-averaging feedback clock circuitry
US10873444B2 (en) Frequency/phase lock detector for clock and data recovery circuits
CN103684436B (zh) 锁相环电路和使用锁相环来生成时钟信号的方法
US8457269B2 (en) Clock and data recovery (CDR) architecture and phase detector thereof
JP7077298B2 (ja) クロック位相生成のための方法および装置
US7432752B1 (en) Duty cycle stabilizer
CN104539285A (zh) 数据时钟恢复电路
TW201041313A (en) Digital phase-locked loop circuit including a phase delay quantizer and method of use
US9124250B2 (en) Clock doubler including duty cycle correction
US20170041005A1 (en) New fractional phase locked loop (pll) architecture
US8169241B2 (en) Proportional phase comparator and method for phase-aligning digital signals
KR101202084B1 (ko) 뱅뱅 위상 검출기를 이용한 향상된 지터 특성을 갖는 클록 데이터 복원 회로
US10536151B1 (en) Ultra-low-power injection locked oscillator for IQ clock generation
US20230275587A1 (en) Self-referenced delay cell-based time-to-digital converter
US6650146B2 (en) Digital frequency comparator
US20180054208A1 (en) Fast-response hybrid lock detector
WO2007076007A2 (en) Method and apparatus for pre-clocking
TWI434514B (zh) 時間放大電路及應用該時間放大電路之鎖相迴路
TWI630799B (zh) Phase detector and clock and data recovery device
US7777541B1 (en) Charge pump circuit and method for phase locked loop
US9148276B2 (en) Half-rate clock and data recovery circuit
US11398826B1 (en) Half rate bang-bang phase detector
US6806740B1 (en) Reduced complexity linear phase detector
TWI330466B (en) All-digital phase-locked loop circuit and control method thereof
JP2015015647A (ja) チャージポンプ回路

Legal Events

Date Code Title Description
A529 Written submission of copy of amendment under article 34 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A529

Effective date: 20190304

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200415

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20210426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210921

A524 Written submission of copy of amendment under article 19 pct

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A524

Effective date: 20211221

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220426

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220518

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7077298

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150