JP7076001B2 - スイッチ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ装置に関するものである。
電子機器等の制御を行う部品として、押しボタンスイッチがある。このような押しボタンスイッチは基板等に取り付けられており、押しボタンスイッチの押下部を上から押すことにより、スイッチを操作することができる。
特開2014-175180号公報
このような押しボタンスイッチを用いたスイッチ装置では、押しボタンスイッチが取り付けられた基板が筐体に覆われており、筐体の内部において基板が支持されている。このようなスイッチ装置では、押しボタンスイッチの押下部は、直接押されたり、押下部材等を介し押されるが、この際に基板が動いたり撓んだりすると、操作者がスイッチの押下部を押して、スイッチをオンにしたと思っても、実際にはスイッチがオンになっていない場合がある。また、上記のようなスイッチ装置は、小型化や低コスト化が求められている。
このため、基板が動いたり撓んだりすることなく確実にスイッチをオンすることができるものであって、小型で、かつ、低コストのスイッチ装置が求められている。
本実施の形態の一観点によれば、一方の面に押圧操作されるスイッチの搭載された基板と、第1の筐体部と、前記第1の筐体部との間で前記基板を収納する空間を形成する第2の筐体部と、ピン部材と、を有し、前記第1の筐体部は、前記ピン部材の少なくとも一部を前記空間に挿入可能とする開口を有し、前記第2の筐体部は、前記基板の他方の面を支持するための支持部を有し、前記ピン部材は、前記開口から前記空間に挿入されたとき、前記支持部を前記基板の前記他方の面側へ押して、前記支持部により前記基板の前記他方の面を支持させることを特徴とする。
開示のスイッチ装置によれば、押しボタンスイッチの押下部を押した際に、確実に押下することのできるスイッチ装置を、小型、かつ、低コストで提供することができる。
本実施の形態におけるスイッチ装置の斜視図 本実施の形態におけるスイッチ装置の分解斜視図 本実施の形態におけるスイッチの取り付けられた基板の上面図 本実施の形態におけるスイッチの取り付けられた基板の側面図 本実施の形態におけるスイッチの取り付けられた基板の斜視図 本実施の形態における上筐体部の斜視図(1) 本実施の形態における上筐体部の斜視図(2) 本実施の形態における上筐体部の断面斜視図 本実施の形態における下筐体部の斜視図 本実施の形態における下筐体部の上面図 本実施の形態における下筐体部の断面斜視図 本実施の形態におけるピン部材の斜視図 本実施の形態におけるピン部材の上面図 本実施の形態におけるピン部材の側面図 本実施の形態におけるスイッチ装置の説明図(1) 本実施の形態におけるスイッチ装置の説明図(2) 本実施の形態におけるスイッチ装置の説明図(3) 本実施の形態におけるスイッチ装置の説明図(4) 本実施の形態におけるスイッチ装置の説明図(5) 本実施の形態におけるスイッチ装置の断面斜視図(1) 本実施の形態におけるスイッチ装置の断面斜視図(2)
実施するための形態について、以下に説明する。尚、同じ部材等については、同一の符号を付して説明を省略する。また、本願においては、X1-X2方向、Y1-Y2方向、Z1-Z2方向を相互に直交する方向とする。また、X1-X2方向及びY1-Y2方向を含む面をXY面と記載し、Y1-Y2方向及びZ1-Z2方向を含む面をYZ面と記載し、Z1-Z2方向及びX1-X2方向を含む面をZX面と記載する。
上記のように、スイッチ装置においては、押しボタンスイッチが搭載されている基板が筐体内に納められているが、押しボタンスイッチの押下部を押した際に、基板が動いたり基板が撓んだりすると、操作者が、スイッチをオンにしたと思っても、実際にはスイッチがオンになってはいない場合がある。
このため、筐体の内部において、押しボタンスイッチが搭載されている基板を確実に固定することが検討されているが、一般的に、基板を確実に固定するためには、様々な部材が必要となり、また、形状等が複雑化し、スイッチ装置が大型化し、このため、スイッチ装置を組み立てに手間と時間を要し、高コストなものとなる。
よって、押しボタンスイッチが搭載されている基板が、筐体の内部の所望の位置に確実に固定されているものであって、小型、かつ、低コストで製造することのできるものが求められている。
(スイッチ装置)
本実施の形態におけるスイッチ装置について説明する。本実施の形態におけるスイッチ装置は、図1及び図2に示されるように、押しボタンスイッチ10(請求項記載の押圧操作されるスイッチの一例)が搭載されている基板20、上筐体部30、下筐体部40、ピン部材50、押下部材60、スライダ70等を有している。図1は、本実施の形態におけるスイッチ装置の斜視図であり、図2は、分解斜視図である。尚、本願においては、上筐体部30を第1の筐体部と記載し、下筐体部40を第2の筐体部と記載する場合がある。
本実施の形態におけるスイッチ装置は、押しボタンスイッチ10が搭載されている基板20が、上筐体部30と下筐体部40とに囲まれた空間内に設置され収納されている。上筐体部30は基板20の上側の一方の面20aとなるZ1側を覆い、下筐体部40は基板20の下側となるZ2側を覆っている。押しボタンスイッチ10は、基板20の一方の面20aとなるZ1側の面に取り付けられており、押しボタンスイッチ10の上には上筐体部30の内部にスライダ70が設けられており、更に、スライダ70の上には、上筐体部30よりも外に出た押下部材60が設けられている。
本実施の形態におけるスイッチ装置においては、押下部材60を下方向、即ち、Z2方向に押すことにより、押下部材60を介してスライダ70のZ1側の端部がZ2方向に押される。これにより、スライダ70の全体がZ2方向に動き、スライダ70のZ2側の端部により押しボタンスイッチ10の押下部11が押され、押しボタンスイッチ10がオンとなる。
下記の説明では、押下部材60及びスライダ70が設けられている場合について説明するが、本実施の形態におけるスイッチ装置は、押下部材60及びスライダ70は設けられてはおらず、押しボタンスイッチ10の押下部11を直接押す構造のものであってもよい。
(各構成部材)
次に、押しボタンスイッチ10及び基板20について、図3から図5に基づき説明する。図3は、押しボタンスイッチ10が取り付けられた基板20の上面図であり、図4は側面図であり、図5は斜視図である。押しボタンスイッチ10は、基板20の一方の面20aのX1側に取り付けられている。押しボタンスイッチ10はZ1側に押下部11が設けられており、押しボタンスイッチ10の押下部11がZ2方向に押されることにより、押しボタンスイッチ10をオンにすることができる。基板20はガラスエポキシ樹脂等の絶縁体材料により、略長方形の形状で形成されている。また、基板20には、押しボタンスイッチ10が取り付けられている部分の近傍には、貫通穴21が設けられており、更に、基板20の一方の面20aの押しボタンスイッチ10が取り付けられている部分の近傍には、LED等の発光素子22が搭載されている。
次に、上筐体部30について、図6から図8に基づき説明する。図6は、上筐体部30を上面側から見た斜視図であり、図7は底面側から見た斜視図であり、図8は断面斜視図である。上筐体部30は、内部に基板20を入れられるように、樹脂材料等により箱形に形成されている。また、上筐体部30のX1側にはZ2方向に延びる壁部31が形成されており、壁部31にはピン部材50を挿入するための第1の挿入穴32(請求項記載の開口の一例)が設けられている。この第1の挿入穴32はピン部材50を上筐体部30の内方側(X1側)に挿入できればよいので、壁部31のZ2側の端部に形成して一部が切り欠かかれた開口としてもよい。また、上筐体部30の内側には、Z2方向に延びる、即ち、上筐体部30の内側には、下筐体部40に向けて延在する支持板部33が設けられており、支持板部33のZ2側にはピン部材50が挿入される第2の挿入穴34が設けられている。また、上筐体部30には、Z1-Z2方向に筒状となるスライダ70が入れられる筒部35が形成されており、上筐体部30のX1側の壁部31の内側には、基板20を位置決めするための位置決め部36が設けられている。
次に、下筐体部40について、図9から図11に基づき説明する。図9は、下筐体部40を上面側から見た斜視図であり、図10は上面図であり、図11は断面斜視図である。下筐体部40は、樹脂材料等により形成されており、下筐体部40のX1側には、基板20をZ2方向から支持する支持部41が形成されている。支持部41のZ1側には基板20に対向する第1の面41aが形成されており、第1の面41aには、Z1側に凸となる複数の凸部42が設けられている。凸部42は、直径が2mm、高さ0.5mmの円柱形の形状のものであり、本実施の形態においては、凸部42は4つ設けられている。支持部41は凸部42の先端が基板20のZ2側の面に当接して基板20を支持する。凸部42を用いて基板20を支持する構成とすることにより、基板20を支持するために加える力の位置と大きさとを調節し易くなる。尚、凸部42の先端側には丸面取り等の丸みを帯びた形状が設けられていても良い。それによれば、凸部42と基板20とが共に樹脂材料等の硬質な材料によって形成されている場合であっても、当接部位が破損する虞は小さくなる。尚、上筐体部30と下筐体部40とにより、本実施の形態におけるスイッチ装置の筐体が形成される。
本実施の形態においては、図11に示されるように、下筐体部40の支持部41の厚さ、即ち、支持部41の第1の面41aと第2の面41bとの間の厚さは、入口側となるX1側が薄く、内部側となるX2側が厚くなるように形成されている。具体的には、下筐体部40の支持部41は、外側となるX1側の入口側41cの厚さが1mmであり、その奥のX2側の内部側41dの厚さが1.25mmであり、入口側41cから内部側41dに向かって、第1の面41aを基準として、徐々に厚くなるように形成されている。
次に、ピン部材50について、図12から図14に基づき説明する。図12は、ピン部材50の斜視図であり、図13は上面図であり、図14は側面図である。ピン部材50は、樹脂材料等により形成されており、図12から図14に示されるように、X1側が頭部51、X2側が胴部52となっている。頭部51及び胴部52は、YZ面における断面の形状が略長方形となるように形成されている。頭部51におけるZ1-Z2方向における幅は約5mmである。胴部52は、頭部51と接続されているX1側からX2側に向かって、第1胴部53、第2胴部54、第3胴部55の順に形成されている。第1胴部53におけるZ1-Z2方向における幅は約3mmであり、第2胴部54におけるZ1-Z2方向における幅は約2.8mmであり、第3胴部55におけるZ1-Z2方向における幅は約2.6mmとなるように形成されている。これによって、胴部52のZ1側の面は、第1胴部53よりも第2胴部54、第2胴部54よりも第3胴部55の方がZ1-Z2方向での高さが低くなるように形成されている。第1胴部53のZ1側の面と第1胴部53のZ2側の面とには、突起部56が各々設けられている。突起部56の高さは、例えば、0.15mm~0.2mmである。尚、本願においては、第1胴部53を頭部側の胴部、第3胴部55を先端側の胴部または胴部の先端側と記載する場合がある。
(スイッチ装置の構造)
次に、本実施の形態におけるスイッチ装置の構造について説明する。本実施の形態におけるスイッチ装置は、図15に示されるように、基板20は、概ね基板20のZ1方向に配置された上筐体部30と、概ね基板20のZ2方向に配置された下筐体部40との間に挟まれた状態で固定されている。そして、図20に示されるように第1の挿入穴32は押しボタンスイッチ10の近傍に設けられており、第1の挿入穴32に挿入されたピン部材50が、図18及び図19に示されるように、支持部41を上筐体部30側(Z1側)に付勢する。これにより、基板20は押しボタンスイッチ10の近傍の部位が上筐体部30側(Z1側)に付勢され、位置決め部36に押圧付勢されてZ軸方向の位置が正確に位置決めされる。尚、本実施形態では、上筐体部30及び下筐体部40の外縁部に設けられたスナップイン形状により上筐体部30と下筐体部40と基板20とが固定され、更に、ピン部材50が第1の挿入穴32に挿入されたとき、基板20がZ1側に付勢される構成になっている。
より詳細に説明すると、図16及び図17に示されるように、下筐体部40のZ1側の面と基板20の他方の面20bとが対向するように、下筐体部40に基板20を載せ、この上に、上筐体部30を被せる。これにより、基板20に設けられた貫通穴21に、上筐体部30の内部に設けられた支持板部33が入り込み、貫通穴21に貫通して配置されることによって、支持板部33の先端(Z2側)及び第2の挿入穴34は下筐体部40の支持部41よりもX2側に配置される。このようにして、上筐体部30の第1の挿入穴32、第2の挿入穴34、下筐体部40の支持部41の第2の面41bよりもZ2側の領域に、ピン部材50が挿入される空間が形成される。尚、ピン部材50が挿入される当該空間は、上筐体部30と下筐体部40とに囲まれ、基板20が設置される空間(請求項記載の空間)の一部である。図16は、この状態の断面図であり、図17は断面斜視図である。尚、上筐体部30の第1の挿入穴32は、X1側のピン部材50の頭部51の形状に対応した幅広穴部32aと、X2側の支持穴部32bとにより形成されており、下筐体部40の支持部41の第2の面41bのX1側には、ピン部材50の突起部56の形状に対応した切り欠き部43が形成されている。
このような、図16及び図17に示される状態より、上筐体部30の第1の挿入穴32及び第2の挿入穴34に、ピン部材50を第3胴部55の側より入れ、図18及び図19に示す状態にする。図18は、この状態の断面図であり、図19は断面斜視図である。具体的には、上筐体部30の第1の挿入穴32にピン部材50の第3胴部55の側をX2方向に向けて徐々に入れると、ピン部材50の胴部52のZ1側の面と下筐体部40の支持部41の第2の面41bとが接触する。支持部41は、開口に近い外方側(X1側)より開口から遠ざかる方向の内方側(X2側)が厚く形成されているため、ピン部材50をX2方向に入れることにより、ピン部材50の胴部52のZ1側の面が、下筐体部40の支持部41の第2の面41bを押し、支持部41が変形し、支持部41のX2側がZ1方向に持ち上げられる。尚、この状態では、ピン部材50は、上筐体部30の壁部31の近傍には頭部51側の第1胴部53が位置し、第1胴部53よりも上筐体部30の内側方向に先端側の第3胴部55が位置している。
支持部41のZ1側には、基板20が載置されており、基板20は、支持部41のZ1側に設けられた凸部42により押される。更に、ピン部材50をX2方向に入れることにより、第2の挿入穴34にピン部材50の第3胴部55が入り込み、第1胴部53に形成されている突起部56が、壁部31よりも奥の内部側となるX2側まで入り込む。このように、ピン部材50の胴部52に設けられた突起部56が、壁部31よりも奥の内部側となるX2側まで入り込むことにより、ピン部材50の突起部56がかえしとなり、ピン部材50が第1の挿入穴32より抜けにくくなり、ピン部材50が第1の挿入穴32に入れられた状態が維持される。
この際、上筐体部30のX1側の壁部31の内側には位置決め部36が設けられており、位置決め部36のZ2側の端部36aと基板20の一方の面20aとが接触する。これにより、基板20は、他方の面20bが支持部41の凸部42により、一方の面20aが位置決め部36の端部36aにより挟まれた状態となり、所定の位置で位置が決められ固定される。
この状態では、ピン部材50に設けられた突起部56は、下筐体部40の支持部41の第2の面41bに設けられた切り欠き部43に入り込んでおり、ピン部材50の頭部51は、第1の挿入穴32の幅広穴部32aに入り込んでおり、ピン部材50の第1胴部53は第1の挿入穴32の支持穴部32bに入り込んでいる。このように、ピン部材50は、少なくとも一部が第1の挿入穴32から上筐体部30と下筐体部40とにより形成された空間の内方側(X2側)に挿入されており、頭部51の一部が第1の挿入穴から外方側(X1側)に突出している。
本実施の形態におけるスイッチ装置においては、図20に示されるように、基板20の押しボタンスイッチ10の周辺部位は、ピン部材50により上筐体部30と下筐体部40との間の所定の位置に固定されている。このため、操作者がスイッチ装置の押下部材60をZ2方向に押したとき、押圧力によってスライダ70の全体がZ2方向に動き、スライダ70のZ2方向の端部が押しボタンスイッチ10の押下部11をZ2方向に押圧する。そして、余剰の押圧力が基板20へ伝達された場合であっても、基板20が上筐体部30及び下筐体部40の間でZ1方向に押されて固定されているため、基板20が大きく撓むことはない。これにより、押しボタンスイッチ10及び押下部11は位置決めされ固定された位置から動く虞は小さくなるので、押下部材60を押圧操作する操作者は確実にスイッチをオンすることができる。
上記においては、支持部41の厚さが入口側41cから内部側41dに向かって徐々に厚くなるように形成される場合について説明したが、本実施の形態は、支持部41は、徐々に厚く形成されるのではなく、ピン部材50に対応した一箇所、または、複数個所において厚くなるように形成されていてもよい。また、上記においては、ピン部材50は先端側(X2方向側)における胴部52のZ1側の面の高さが低くなるように形成されていたが、胴部52のZ1側の面の高さは同じであってもよい。この場合においても、上記と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態におけるスイッチ装置では、図21に示されるように、基板20の一方の面20aには発光素子22が取り付けられており、スライダ70は中空となっているものであってもよい。この場合、押下部材60において、文字を表示させたい部分が透明な材料により形成されており、発光素子22において発光した光は、スライダ70の内部を通り、押下部材60の透明な部分より出射されるため、発光素子22において発光した光により文字を表示させることができる。
以上、実施の形態について詳述したが、特定の実施形態に限定されるものではなく、請求の範囲に記載された範囲内において、種々の変形及び変更が可能である。
尚、本国際出願は、2018年9月18日に出願した日本国特許出願第2018-173997号に基づく優先権を主張するものであり、その出願の全内容は本国際出願に援用する。
10 押しボタンスイッチ
11 押下部
20 基板
20a 一方の面
20b 他方の面
21 貫通穴
22 発光素子
30 上筐体部
31 壁部
32 第1の挿入穴
33 支持板部
34 第2の挿入穴
35 筒部
36 位置決め部
40 下筐体部
41 支持部
41a 第1の面
41b 第2の面
41c 入口側
41d 内部側
42 凸部
50 ピン部材
51 頭部
52 胴部
53 第1胴部
54 第2胴部
55 第3胴部
56 突起部
60 押下部材
70 スライダ

Claims (8)

  1. 一方の面に押圧操作されるスイッチの搭載された基板と、
    第1の筐体部と、
    前記第1の筐体部との間で前記基板を収納する空間を形成する第2の筐体部と、
    ピン部材と、
    を有し、
    前記第1の筐体部は、前記ピン部材の少なくとも一部を前記空間に挿入可能とする開口を有し、
    前記第2の筐体部は、前記基板の他方の面を支持するための支持部を有し、
    前記ピン部材は、前記開口から前記空間に挿入されたとき、前記支持部を前記基板の前記他方の面側へ押して、前記支持部により前記基板の前記他方の面を支持させることを特徴とするスイッチ装置。
  2. 前記支持部は、前記基板の前記他方の面を支持するための第1の面を有し、
    前記ピン部材は、前記開口から前記空間に挿入されたとき、前記第2の筐体部の前記支持部の第2の面と接触し、前記支持部の前記第2の面を支持して前記支持部の前記第1の面で前記基板の前記他方の面を支持させることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ装置。
  3. 前記支持部は、前記空間の外方側よりも前記空間の内方側が厚く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のスイッチ装置。
  4. 前記ピン部材は、前記開口の側よりも前記空間の内方側が細く形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ装置。
  5. 前記第1の筐体部には、位置決め部が設けられており、
    前記支持部により前記他方の面が押された前記基板の前記一方の面を前記位置決め部に接触させることにより、前記基板の位置が決められることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載のスイッチ装置。
  6. 前記ピン部材は、頭部と前記頭部よりも細い胴部とにより形成されており、
    前記ピン部材の前記胴部には、前記ピン部材の前記胴部が前記開口から前記空間に挿入されている状態を維持するための突起部が設けられていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスイッチ装置。
  7. 前記第1の筐体部は前記第2の筐体部に向けて延在する支持板部を有し、
    前記基板には貫通穴が形成されており、
    前記支持板部は、前記貫通穴の内部を通って前記基板を貫通して配置されていることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載のスイッチ装置。
  8. 前記支持板部には前記ピン部材が挿入される第2の挿入穴が設けられており、
    前記ピン部材の胴部が前記開口と前記第2の挿入穴に挿入された状態で、前記胴部により前記支持部が押されることを特徴とする請求項7に記載のスイッチ装置。
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