JP2011249637A - 回路基板アッセンブリ - Google Patents

回路基板アッセンブリ Download PDF

Info

Publication number
JP2011249637A
JP2011249637A JP2010122401A JP2010122401A JP2011249637A JP 2011249637 A JP2011249637 A JP 2011249637A JP 2010122401 A JP2010122401 A JP 2010122401A JP 2010122401 A JP2010122401 A JP 2010122401A JP 2011249637 A JP2011249637 A JP 2011249637A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit board
element mounting
board assembly
mounting portion
pedestal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2010122401A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiro Niitsu
俊博 新津
Masako Nishikawa
雅子 西川
Hiroshi Ueno
弘 上野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Molex LLC
Original Assignee
Molex LLC
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Molex LLC filed Critical Molex LLC
Priority to JP2010122401A priority Critical patent/JP2011249637A/ja
Publication of JP2011249637A publication Critical patent/JP2011249637A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Structures For Mounting Electric Components On Printed Circuit Boards (AREA)
  • Structure Of Printed Boards (AREA)

Abstract

【課題】簡単な構造で回路素子の高さを適正化できる回路基板アッセンブリを提供する。
【解決手段】受光素子100が取り付けられる部分である素子取付部11は、その外周が回路基板10の残部10aから離れて位置するように形成されている。回路基板10は、素子取付部11の外周の一部と回路基板10の残部10aとを繋ぐとともに回路基板10の厚さ方向での素子取付部11の移動を許容するよう撓む連結部12を含んでいる。素子取付部11を挟んで受光素子100とは反対側には、素子取付部11を回路基板10の厚さ方向に押し上げる台座30が配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、センサ素子など、回路基板に取り付けられる回路素子の高さを適正化する技術に関する。
従来、受光素子などのセンサ素子が実装された回路基板が利用されている。センサ素子を用いる電子機器では、検知対象からセンサ素子までの距離、換言すると、回路基板の表面からのセンサ素子の高さを適正化するために、回路基板とセンサ素子との間にスペーサが配置される場合がある(例えば、下記特許文献1)。スペーサが利用される場合、センサ素子は、スペーサに形成された導体路を介して、回路基板の配線と電気的に繋がっている。
特許第3940852号公報
しかしながら、上記従来の構造は、センサ素子と回路基板とを繋ぐ導体路をスペーサに形成する必要があるので、コストや製造の容易さの点で好ましくない。
上記課題に鑑み、本発明の目的は、センサ素子などの回路素子の高さを簡単な構造で適正化できる回路基板アッセンブリを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る回路基板アッセンブリは、回路素子が取り付けられる部分である素子取付部を有する回路基板を有している。前記素子取付部は、当該素子取付部の外周が前記回路基板の残部から離れて位置するように形成されている。また、前記回路基板は、前記素子取付部の前記外周の一部と前記回路基板の前記残部とを繋ぐとともに前記回路基板の厚さ方向での前記素子取付部の移動を許容するよう撓む連結部を含んでいる。さらに前記回路基板アッセンブリは、前記素子取付部を挟んで前記回路素子とは反対側に位置し、前記素子取付部を前記回路基板の厚さ方向に押し上げる台座を備えている。
本発明によれば、回路素子は回路基板の一部である素子取付部に取り付けられているので、台座は従来のスペーサに形成されていたような導体路を必要とせず、簡単な構造で回路素子の高さが適正化され得る。なお、本発明の回路素子は、例えば、受光素子や磁気センサなどのセンサ素子、発光素子、及びスイッチを含む。
また、本発明の一態様では、前記素子取付部は、前記回路基板の前記残部に囲まれるように形成されてもよい。この態様によれば、回路基板の収容に必要なスペースの拡大を抑えることができる。
また、本発明の他の態様では、前記連結部は、前記素子取付部の前記外周の前記一部から前記回路基板の前記残部に延びる細長形状を有してもよい。この態様によれば、台座によって素子取付部が押し上げられた時の連結部の傾斜を低減でき、素子取付部を水平に保ちやすくなる。
また、この態様では、さらに、前記連結部は、その途中の位置で屈曲してもよい。こうすることによって、連結部の傾斜をさらに低減でき、素子取付部を水平に保ちやすくなる。
また、本発明の他の態様では、前記回路基板アッセンブリは裏側部材をさらに備え、前記裏側部材は、前記素子取付部との間に前記台座が位置するように配置され、前記回路基板の前記残部に固定されて前記台座を押し上げている。この態様によれば、台座が素子取付部を押し上げた状態が維持される。なお、裏側部材は、台座を押し上げる専用の部材でもよいし、回路基板アッセンブリを収容する電子機器の筐体の壁でもよい。
また、この態様において、さらに、前記台座は前記裏側部材とは別体に構成されてもよい。こうすることによって、素子取付部の高さ調整が容易になる。つまり、高さの異なる複数の台座を用意し、素子取付部に取り付ける台座を適宜交換することによって、素子取付部の高さを調整できる。
また、この態様において、前記台座は前記裏側部材に形成されてもよい。こうすることによって、部品数を低減できる。
本発明の他の態様では、前記台座は、前記素子取付部に押し付けられる平らな表面を有してもよい。この態様によれば、素子取付部が傾き難くなる。
また、この態様において、前記台座の前記表面は前記素子取付部に接着されてもよい。こうすることによって、さらに素子取付部が傾き難くなる。
また、この態様において、前記台座は前記素子取付部に引っ掛かる係合部を有してもよい。こうすることによっても、素子取付部がさらに傾き難くなる。
また、本発明の他の態様では、前記回路基板の前記残部と前記素子取付部と前記連結部は、同じ材料によって形成されてもよい。こうすることによって、回路基板のコストを抑えることができる。
本発明の実施形態に係る回路基板アッセンブリの斜視図である。 上記回路基板アッセンブリの分解斜視図である。 上記回路基板アッセンブリを構成する回路基板の平面図であり、受光素子が取り付けられる部分である素子取付部が示されている。 上記回路基板アッセンブリの側面図である。図4(a)では、補強板は回路基板から取り外されており、図4(b)では、補強板は回路基板に取り付けられている。 本発明の他の実施形態に係る回路基板の平面図である。 図5に示すVI−VI線での断面図である。 本発明の他の実施形態に係る回路基板の平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回路基板の平面図である。 本発明のさらに他の実施形態に係る回路基板の平面図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は本発明の実施形態の例である回路基板アッセンブリ1の斜視図である。図2は回路基板アッセンブリ1の分解斜視図である。図3は回路基板アッセンブリ1を構成する回路基板10の平面図であり、同図では受光素子100が取り付けられる部分である素子取付部11が示されている。図4は回路基板アッセンブリ1の側面図である。図4(a)では、補強板21が取り外された回路基板10が示され、図4(b)では補強板21は回路基板10に取り付けられている。
図1又は図2に示すように、回路基板アッセンブリ1は、上面に受光素子100が取り付けられる回路基板10を有している。回路基板10は、例えば、ガラスコンポジット基板や、ガラスエポキシ基板、紙フェノール基板、紙エポキシ基板などのリジット基板である。また、回路基板アッセンブリ1は、回路基板10を挟んで受光素子100とは反対側に配置される台座30と、補強板21とを有している。補強板21は、当該補強板21と回路基板10との間に台座30を挟むように配置されている。
回路基板10は、その一部の領域に、受光素子100が取り付けられる部分である素子取付部11を有している。素子取付部11は、その外周が回路基板10の残部(素子取付部11と後述する連結部12以外の部分)13から離れて位置するように、形成されている。この例では、図2又は図3に示すように、素子取付部11は、回路基板10の残部10aに取り囲まれる位置に設けられており、素子取付部11の周りには、素子取付部11を取り囲む溝10bが形成されている。溝10bは回路基板10をその厚さ方向に貫通している。
素子取付部11は受光素子100に対応する大きさしか有しておらず、受光素子100以外の電子部品は素子取付部11には実装されていない。この例では、受光素子100は略直方体の部品であり、素子取付部11は、平面視において受光素子100よりも僅かに大きい矩形である。
図2に示すように、素子取付部11の表面には、受光素子100の端子(不図示)と電気的に接続される複数(この例では6つ)の導体パッド11aが形成されている。この例では、素子取付部11の表面の左右のそれぞれに、3つの導体パッド11aが並んでいる。受光素子100の端子は、例えば半田によって各導体パッド11aに取り付けられる。なお、導体パッド11aの位置や形状、数は、受光素子100の端子の位置等に合わせて適宜変更される。
図1乃至図3に示すように、回路基板10は、素子取付部11の外周の一部と、回路基板10の残部10aとを繋ぐ連結部12を有している。素子取付部11は、この連結部12だけで回路基板10の残部10aに繋がっている。すなわち、素子取付部11の外周の一部のみが回路基板10の残部10aと繋がっており、その他の部分と残部10aとの間に溝10bが介在している。この例では、素子取付部11は矩形に形成されており、その外周として4つの辺を有している。また、回路基板10は2つの連結部12を有している。2つの連結部12は、素子取付部11の4辺のうち互いに対向する2辺の端部に接続されている。なお、溝10bは、例えば、平板状の回路基板10を形成した後、回路基板10に機械加工を施すことによって形成される。また、溝10bは、回路基板10を成型する過程で形成されてもよい。
素子取付部11の上面及び連結部12の上面には各導体パッド11aに繋がる配線パターン11bが形成されている。各配線パターン11bは連結部12を通って回路基板10の残部10aまで伸びている。回路基板10の残部10aには、他の電子部品が実装されており、これらの電子部品に配線パターン11bは繋がっている。
図1及び図4に示すように、連結部12は、回路基板10の厚さ方向での素子取付部11の移動に応じて撓むように形成されている。すなわち、連結部12は素子取付部11の上方への移動を許容するように撓む。この例では、連結部12は、素子取付部11の外周の一部から回路基板10の残部10aに延びる細長形状を有し、連結部12の太さが、素子取付部11の移動に応じて連結部12が撓むことができるように設計されている。連結部12は細長い棒状の延伸部12a,12bを有している。この延伸部12a,12bは、回路基板10の厚さ方向での素子取付部11の移動に応じて弾性的に傾斜する。延伸部12a,12bは細長い棒状であり、それらの断面は素子取付部11の断面よりも小さくなっている。そのため、連結部12は回路基板10の残部10aや素子取付部11に比べて撓み易い。
また、図3に示すように、連結部12は、その途中の位置で屈曲しているため、連結部12の長さが確保し易くなっている。具体的には、延伸部12a,12bは互いに平行に形成され、且つ、素子取付部11の一辺11dと平行となっている。これら2つの延伸部12a,12bの端部は、折り返し部12cを介して繋がっている。これによって、素子取付部11の一辺11dから回路基板10の残部10aまでの距離Lを小さくしながら、連結部12の長さを確保できている。なお、延伸部12aは、回路基板10の残部10aの内周から折り返し部12cまで一辺11dと平行に伸び、延伸部12bは折り返し部12cから延伸部12aとは反対方向に伸びている。
また、連結部12は、延伸部12bの端部で屈曲した後に、素子取付部11の外周に接続されている。詳細には、延伸部12bの端部には、延伸部12a,12bよりも短い接続部12dが設けられている。接続部12dは延伸部12bの長さ方向(延伸方向)に対して直角な方向に僅かに伸び、素子取付部11の一辺11dに垂直に接続されている。上述したように、素子取付部11が上方に移動すると、延伸部12a,12bは傾斜する(図4参照)。延伸部12bが当該延伸部12bに対して垂直な接続部12dを介して素子取付部11の外周に接続されているので、延伸部12bの傾斜が素子取付部11に伝わり難く、素子取付部11を水平に保ちやすくなっている。
延伸部12a,12bが傾斜した時、延伸部12a,12bの先端の位置は、延伸部12a,12bの基部を中心にして動く。そのため、それらの先端の位置は水平方向に僅かにずれる。つまり、水平方向での延伸部12aの先端(換言すると折り返し部12c)の位置は、当該延伸部12aの基部側に(すなわち、図1においてD1の示す方向に)、僅かにずれる。一方、水平方向での延伸部12bの先端(換言すると接続部12d)の位置は、折り返し部12c側に(すなわち図1においてD2の示す方向に)、僅かにずれる。このように2つの延伸部12a,12bが折り返し部12cを介して繋がっているので、延伸部12a,12bの先端の位置は反対方向にずれる。その結果、素子取付部11は真っ直ぐ上方に移動し易くなる。
上述したように、回路基板10は2つの連結部12を有している。2つの連結部12は素子取付部11を挟んで互いに反対側に位置し、それらの端部は、素子取付部11の対向する2辺に接続されている。そのため、素子取付部11が水平を維持したまま上方に移動し易くなっている。この例では、2つの連結部12は、素子取付部11の中心Cに対して対称となるように形成されている。連結部12の配置はこれに限定されず、例えば、2つの連結部12は中心Cを通る直線L1に対して対称となるように形成されてもよい。
素子取付部11及び連結部12は、回路基板10の残部10aと同じ材料によって形成されている。すなわち、上述したように、回路基板10はガラスコンポジット基板などのリジット基板であり、リジット基板である残部10aと同じ材料によって素子取付部11及び連結部12は形成されている。
なお、素子取付部11や連結部12は、回路基板10の残部10aと異なる材料によって形成されてもよい。すなわち、連結部12は、素子取付部11の移動に応じた連結部12の撓みを許容する材料で形成され、素子取付部11は連結部12よりも堅い材料で形成されてもよい。例えば、連結部12として、ポリイミドフィルムなどを材料とするフレキシブルプリント基板が利用され、素子取付部11には、フレキシブルプリント基板に設ける補強板が利用されてもよい。そうすることで、受光素子100を安定的に支持できる。
図1又は図2に示すように、素子取付部11を挟んで受光素子100とは反対側には、台座30が配置されている。台座30は素子取付部11を回路基板10の厚さ方向に押し上げるための部材である。台座30は、素子取付部11に対応する大きさを有している。この例では、素子取付部11が略矩形であり、台座30は、その平面視で、素子取付部11と概ね同じ大きさを有し、且つ、受光素子100よりも僅かに大きい略直方体に形成されている。台座30は、互いに平行な上面と下面とを有している。また、台座30は例えば樹脂や金属によって形成される。
上述したように、回路基板アッセンブリ1は補強板21を有している。この例の補強板21は台座30とは別体に構成されている。補強板21は、回路基板10の下面(裏面)側に配置され、当該補強板21と素子取付部11との間に台座30が位置している。補強板21は素子取付部11や台座30よりも大きい板状の部材である。この例の補強板21は回路基板10に対応する大きさを有している。補強板21は金属によって形成されており、回路基板10を補強している。なお、補強板21の材料は金属に限られず、樹脂でもよい。
補強板21は回路基板10の残部10aに複数の箇所で固定され、補強板21の上面は残部10aの下面に接している。補強板21は、連結部12の弾性力に抗して、台座30と素子取付部11とを押し上げる。これによって、素子取付部11は、回路基板10の残部10aとは独立して上方に移動し、残部10aよりも高い位置に位置する。その結果、回路基板アッセンブリ1が電子機器内に配置されたとき、受光素子100は検知対象に対して適切な位置に配置される。
なお、補強板21は、例えば、ネジやリベット(不図示)などによって回路基板10に取り付けられる。また、補強板21に孔を形成し、その孔の周りに立ち上がり部を形成するバーリング加工を行ってもよい。そして、補強板21の立ち上がり部を回路基板10の残部10aに形成された孔に嵌め、立ち上がり部の上縁をかしめることによって、補強板21を回路基板10に固定してもよい。
台座30が補強板21によって押し上げられるとき、台座30の上面は素子取付部11の下面に押し付けられている。台座30の上面には接着剤が設けられており、台座30の上面は素子取付部11の下面に接着剤によって取り付けられる。また、台座30の上面は平ら且つ水平な面に形成されている。そのため、素子取付部11が押し上げられた時、素子取付部11の水平が維持される。また、台座30の下面にも接着剤が設けられており、台座30の下面は接着剤によって補強板21に固定されている。
以上説明したように、回路基板アッセンブリ1は、受光素子100が取り付けられる回路基板10を有している。受光素子100が取り付けられる部分である素子取付部11は、その外周が回路基板10の残部10aから離れて位置するように、形成されている。回路基板10は、素子取付部11の外周の一部と回路基板10の残部10aとを繋ぐとともに回路基板10の厚さ方向での素子取付部11の移動を許容するように撓む連結部12を含んでいる。また、回路基板アッセンブリ1は、素子取付部11を挟んで受光素子100とは反対側に位置し、素子取付部11を回路基板10の厚さ方向に押し上げる台座30を有している。このような回路基板アッセンブリ1によれば、台座30は配線を要しないので、簡単な構造で受光素子100の高さを適正化できる。
なお、本発明は以上説明した回路基板アッセンブリ1に限られず、種々の変更が可能である。
例えば、以上の説明では、台座30は補強板21と別体に構成されていた。しかしながら、台座30は補強板21と一体的に形成されてもよい。すなわち、補強板21に凸部を形成し、この凸部を台座30としてもよい。このような凸部は、例えば、板金加工によって形成される。また、台座30は、回路基板10と一体的に形成されてもよい。すなわち、素子取付部11の下面に凸部が形成され、この凸部が台座30として機能してもよい。
また、回路基板アッセンブリ1には、回路基板10に取り付けられて台座30を押し上げる部材として補強板21が設けられていた。しかしながら、回路基板10が電子機器の筐体の壁に固定される場合には、その壁が、回路基板10に取り付けられ台座30を押し上げる部材として機能してもよい。
また、以上の説明では、台座30の上面は接着剤によって素子取付部11の下面に取り付けられ、これによって、素子取付部11に対する台座30の上面の位置が規定され、素子取付部11が水平に維持されていた。しかしながら、台座30には、接着剤に替えて或いは接着剤とともに、素子取付部11に引っ掛かる係合部が形成されてもよい。図5はこの形態に係る台座30Aが取り付けられた回路基板10Aの平面図であり、図6は図5に示すVI−VI線での断面図である。これらの図において、以上説明した箇所と同一箇所には同一符号を付している。
図5及び図6に示すように、台座30Aは上方に突出する複数の係合部30aを有している。この例では、係合部30aは、台座30Aの上面の4辺のそれぞれに形成されている。対向する2辺に形成された2つの係合部30aは互いに向き合っている。素子取付部11は、4つの係合部30aの内側に嵌められており、これら係合部30aによって保持されている。すなわち、係合部30aの上端部には、素子取付部11の縁に引っ掛かる爪部30bが形成されている。台座30Aの上面も、台座30の上面と同様に、水平且つ平らに形成されている。そのため、台座30Aが素子取付部11を押し上げたときに素子取付部11が傾斜することが抑えられている。
また、図6に示すように、台座30Aは下方に突出する複数(図6では2つ)係合部30cを有している。2つの係合部30cは互いに向き合うように形成され、補強板21に取り付けられている。この例では、係合部30cの下端部には爪部30dが形成されている。係合部30cは補強板21の形成された孔21aに嵌められ、爪部30dは孔21aの縁に引っ掛かっている。
以上の説明では、素子取付部11の全周が残部10aに取り囲まれていた。しかしながら、素子取付部11は、その外周の一部のみが残部10aによって囲まれるように形成されてもよい。図7はこの形態に係る回路基板10Bを示す平面図である。この図においても、以上説明した箇所と同一箇所には同一符号を付している。
図7に示すように、回路基板10Bでは、素子取付部11Bは回路基板10Bの縁10dに沿って形成されている。すなわち、素子取付部11Bの4辺のうち3辺のみが残部10aによって囲まれ、素子取付部11Bの残りの一辺11cは、回路基板10Bの縁10dと同一直線上に配置されている。なお、素子取付部11の上記残りの一辺11cは、回路基板10Bの縁10dよりも外側に位置してもよい。
また、回路基板10では2つの連結部12が設けられていた。しかしながら、回路基板10には、図7に示すように、1つの連結部12Bのみが設けられてもよい。この連結部12Bは上述した連結部12とは異なって、その途中の1つの位置でのみ屈曲している。すなわち、連結部12Bは、素子取付部11の一辺に沿って伸びるとともに、回路基板10の残部10aに接続された延伸部12hと、延伸部12hの端部から、延伸部12hに対して垂直に伸び、素子取付部11に接続される接続部12iとを含んでいる。
また、以上の説明では、連結部12は平行に配置される2つの延伸部12a,12bを有し、それらは折り返し部12cを介して繋がっていた。しかしながら、連結部12にはそのような折り返し部は形成されていなくてもよい。
図8はこの形態に係る連結部12Cを備える回路基板10Cの平面図である。同図に示すように、連結部12Cは、2つの延伸部12e,12fを有し、それらは概ね直角に配置されている。延伸部12e,12fは、素子取付部11の互いに直交する2辺に沿って伸びている。なお、延伸部12fの端部には、延伸部12fに対して垂直な方向に伸び、回路基板10Cの残部10aに接続される接続部12gを有している。
また、以上の説明では、回路基板10には2つの連結部12が設けられていた。しかしながら、連結部12の数はこれに限られず、2つよりも多くの連結部12が回路基板10に設けられてもよい。図9はこの形態に係る連結部12Dを備える回路基板10Dの平面図である。
図9に示すように、回路基板10Dは4つの連結部12Dを有している。連結部12Dは、矩形の素子取付部11の各辺から伸びている。各連結部12Dは、その途中の2つの位置で直角に曲がっている。また、4つの連結部12Dは、素子取付部11の中心に対して対称に形成されている。なお、この例では、4つの連結部12Dのうち2つの連結部12Dに、配線パターン11bが形成され、残りの2つの連結部12Dにはそのような配線パターンは形成されていない。
1 回路基板アッセンブリ、10,10A,10B,10C,10D 回路基板、10a 残部、10b 溝、10d 縁、11,11B 素子取付部、11a 導体パッド、11b 配線パターン、11c,11d 素子取付部の辺、12,12B,12C,12D 連結部、12a,12b,12e,12f,12h 延伸部、12c 折り返し部、12d,12i 接続部、21 補強板、21a 孔、30,30A 台座、30a,30c 係合部、30b,30d 爪部、30c 係合部、30d 爪部、100 受光素子。

Claims (11)

  1. 回路素子が取り付けられる部分である素子取付部を有する回路基板であって、前記素子取付部の外周が前記回路基板の残部から離れて位置するように前記素子取付部が形成され、前記素子取付部の前記外周の一部と前記回路基板の前記残部とを繋ぐとともに前記回路基板の厚さ方向での前記素子取付部の移動を許容するよう撓む連結部を含む回路基板と、
    前記素子取付部を挟んで前記回路素子とは反対側に位置し、前記素子取付部を前記回路基板の厚さ方向に押し上げる台座と、
    を備えることを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  2. 請求項1に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記素子取付部は、前記回路基板の前記残部に囲まれるように形成されている、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  3. 請求項1に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記連結部は、前記素子取付部の前記外周の前記一部から前記回路基板の前記残部に延びる細長形状を有している、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  4. 請求項3に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記連結部は、その途中の位置で屈曲している、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  5. 請求項1に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記素子取付部との間に前記台座が位置するように配置され、前記回路基板の前記残部に固定されて前記台座を押し上げる裏側部材をさらに備える、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  6. 請求項5に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記台座は前記裏側部材とは別体に構成されている、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  7. 請求項5に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記台座は前記裏側部材に形成されている、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  8. 請求項1に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記台座は、前記素子取付部に押し付けられる平らな表面を有している、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  9. 請求項8に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記台座の前記表面は前記素子取付部に接着されている、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  10. 請求項8に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記台座は前記素子取付部に引っ掛かる係合部を有している、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
  11. 請求項1に記載の回路基板アッセンブリにおいて、
    前記回路基板の前記残部と前記素子取付部と前記連結部は、同じ材料によって形成されている、
    ことを特徴とする回路基板アッセンブリ。
JP2010122401A 2010-05-28 2010-05-28 回路基板アッセンブリ Pending JP2011249637A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122401A JP2011249637A (ja) 2010-05-28 2010-05-28 回路基板アッセンブリ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010122401A JP2011249637A (ja) 2010-05-28 2010-05-28 回路基板アッセンブリ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2011249637A true JP2011249637A (ja) 2011-12-08

Family

ID=45414508

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010122401A Pending JP2011249637A (ja) 2010-05-28 2010-05-28 回路基板アッセンブリ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2011249637A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015033737A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 株式会社村田製作所 多層基板
JP6065119B2 (ja) * 2013-09-05 2017-01-25 株式会社村田製作所 多層基板
JP2021524674A (ja) * 2018-05-25 2021-09-13 ネーデルランセ オルハニサチエ フォール トゥーヘパスト−ナツールウェーテンシャッペルック オンデルズク テーエヌオーNederlandse Organisatie voor toegepast−natuurwetenschappelijk onderzoek TNO 伸縮可能な電子デバイス

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256694A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Fujikura Ltd フレキシブルプリント配線板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10256694A (ja) * 1997-03-14 1998-09-25 Fujikura Ltd フレキシブルプリント配線板

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6065119B2 (ja) * 2013-09-05 2017-01-25 株式会社村田製作所 多層基板
WO2015033737A1 (ja) * 2013-09-06 2015-03-12 株式会社村田製作所 多層基板
JP5924456B2 (ja) * 2013-09-06 2016-05-25 株式会社村田製作所 多層基板
US10575399B2 (en) 2013-09-06 2020-02-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Multilayer substrate
JP2021524674A (ja) * 2018-05-25 2021-09-13 ネーデルランセ オルハニサチエ フォール トゥーヘパスト−ナツールウェーテンシャッペルック オンデルズク テーエヌオーNederlandse Organisatie voor toegepast−natuurwetenschappelijk onderzoek TNO 伸縮可能な電子デバイス

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10916875B2 (en) Connector and connector assembly
US10606022B2 (en) Optical element driving module
CN113709964A (zh) 基板单元和基板组件以及使用其的摄像头模块
JP2007107953A (ja) 角速度センサ
EP2071721B1 (en) Piezoelectric resonator in a small-sized package
CN105656275A (zh) 一种线性振动马达
US6296494B1 (en) Printed-circuit module having a printed-circuit board mounted to a printing wiring board
JP2011249637A (ja) 回路基板アッセンブリ
EP3844548B1 (en) Micromirror actuator assembly
US9726810B2 (en) Lighting device and flat panel display having the lighting device
JP2009211930A (ja) キーボード
JP4680846B2 (ja) コンタクト及びこれを用いたicソケット
US7607923B2 (en) Electrical connecting device
US6512510B1 (en) Keyboard device with pointing device using strain gauges incorporated therein
US20120115350A1 (en) Electrical connector with improved alignment structure
US8833179B2 (en) Pressing type input device
JP6998725B2 (ja) 基板積層体、および、撮像装置
JP2012212613A (ja) フローティング機能付きカードエッジコネクタ
US8208269B2 (en) Composite structure of electronic component and supporting member
JP7076001B2 (ja) スイッチ装置
JP2014053273A (ja) 接触部材
JP6511101B2 (ja) 電子機器
JP5708002B2 (ja) ソケット
JP2019194973A (ja) スイッチ載置装置とこのスイッチ載置装置を備えたプッシュスイッチ
JP2660133B2 (ja) コネクター組立体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130724

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130730

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131030

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20131203