JP5857988B2 - スイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、スイッチ、特に押しボタンスイッチに関する。
押圧操作で接点を開閉できるスイッチとして、例えば特許文献1の平形キースイッチが従来技術として知られている。図11は、特許文献1の平形キースイッチの構成を示す分解斜視図である。
図11に示されるように、特許文献1のキースイッチ100は、下部110及び下部110を覆う蓋部120からなるハウジング内に収容されている。キースイッチ100の開閉は、固定接触片144と接触子146との接触及び非接触の切り替えによって実現される。接触子146は、環状薄板150で構成されている。押棒130を押し込むと、押棒130に備えられた開閉カム140によって、環状薄板150は、押棒130を押し込む方向と垂直な方向に撓む。そして、環状薄板150からなる接触子146は、固定接触片144に対して相対的に移動し、固定接触片144と接触する、あるいは離間する(非接触となる)。このように、特許文献1のキースイッチ100の開閉は、押棒130を押し込む方向と垂直な方向における固定接触片144と接触子146との接触及び非接触の切り替えによって実現されている。このため、キースイッチ100は、外観が平形構造であるスイッチに適している。
特表平8−504050号公報(1996年 4月30日公表)
しかしながら、特許文献1のキースイッチでは、キースイッチの中心に部材を配置する場合、外観の寸法を大きくしなければならないという問題がある。
特許文献1のキースイッチ100では、環状薄板150からなる接触子146は、下部110の四角柱形状を形成する1側面側に配置されている。さらに、この環状薄板150は、押棒130を押し込む方向と垂直な方向に撓むために環状構造となっている。環状構造に対しある程度の可撓性を付与するため、環状薄板150の寸法は、押棒130を押し込む方向と垂直な方向において大きくなる。
このように特許文献1のキースイッチでは、環状薄板150からなる接触子146のスペースが大きくなる。それゆえ、外観の寸法を変えずに、キースイッチの中心に部材を配置することが困難になる。例えば、照光式押しボタンスイッチにおいて、光源であるLEDは、ボタン操作面が均一に発光するように、操作面に対し中心位置に配置されることが望ましい。特許文献1のキースイッチを照光式押しボタンスイッチに適用した場合、外観の寸法を変えずに、LEDをキースイッチの操作面の中心に配置することは困難である。LEDをキースイッチの操作面の中心に配置するためには、キースイッチの外観の寸法を大きくする必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、外観の寸法を変えることなく中央に部材の配置スペースを確保することができるスイッチを提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明のスイッチは、可動接点及び固定接点からなる開閉部を有する接点機構を備えたスイッチであって、多角柱の箱形状であり、かつ内部壁によって中央スペースが規定された筐体と、上記筐体の空間内において上記多角柱の軸方向に上下動可能に取り付けられ、該軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なるカム形状を有する押圧部材と、を備え、上記接点機構は、上記筐体に支持される支持部を有する板状部材を備え、該板状部材は、上記カム形状に当接し上記上下動に連動して上記横方向に弾性変形する、上記可動接点が設けられた可動接触部を有し、上記可動接触部の弾性変形によって、上記可動接点が横方向に移動し上記固定接点に接触する、あるいは離間するようになっており、上記可動接触部は、上記内部壁と上記多角柱を構成する側壁との間の外周スペースに曲がって配置されており、上記支持部が配置される位置に最も近い上記側壁と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記側壁とが異なっていることを特徴としている。
上記の構成によれば、上記接点機構は、上記筐体に支持される支持部を有する板状部材を備えている。そして、この板状部材は、上記可動接点が設けられた可動接触部を有する。そして、この可動接触部は、押圧部材における、上記軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なるカム形状に当接する。そして、上記上下動に連動して上記横方向に弾性変形する。上記接点機構では、上記可動接触部の弾性変形によって、上記可動接点が横方向に移動し上記固定接点に接触する、あるいは離間するようになっている。本発明のスイッチでは、押圧部材による上下動の方向の力を上下動の方向と垂直な横方向に変換して、固定接点と可動接点とを接触させる、あるいは離間させて、電気接触の開閉を実現している。このため、上記上下動の方向におけるスイッチの寸法を小さくすることができる。
ここで、上記の構成によれば、上記可動接触部は、上記内部壁と上記多角柱を構成する側壁との間の外周スペースに曲がって配置されており、上記支持部が配置される位置に最も近い上記側壁と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記側壁とが異なっている。それゆえ、支点としての支持部と、力点としての「カム形状に接触する部分」との間の距離を長くすることができるので、可動接触部の弾性変形を生じさせるために必要な力を低減することができる。また、支点(上記支持部)と力点(カム形状に接触する部分)との間の距離を稼ぐ手法として、上記可動接触部を例えば上記側壁に沿わせて屈曲させるような構成とすることかできるので、上記内部壁と上記多角柱を構成する側壁との間の外周スペースを小さくすることができる。その結果、上記の構成によれば、上記筐体の寸法を変えることなく中央スペースの体積を大きくすることができる。よって、上記の構成によれば、スイッチの外観の寸法を変えることなく、筐体の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
本発明のスイッチにおいて、上記支持部が配置される位置に最も近い上記多角柱の角部と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記多角柱の角部とが異なっていることが好ましい。これによって、支点としての支持部と、力点としての「カム形状に接触する部分」との間の距離をさらに長くすることができる。
なお、本発明のスイッチにおける押圧部材の「カム形状」は、上記軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なり、かつ、可動接触部に対し横方向の弾性変形を生じさせる形状であればよい。このような「カム形状」としては、例えば、上記横方向に凹凸に形成された凹凸面を有する形状、上記軸方向に対し傾斜した傾斜面を有する形状が挙げられる。
本発明のスイッチにおいて、上記接点機構は、上記板状部材を2つ備え、各板状部材に対応して、上記開閉部を2つ有することが好ましい。
上記の構成によれば、上記接点機構は、上記板状部材を2つ備え、各板状部材に対応して、上記開閉部を2つ有するので、スイッチの可動接点及び固定接点間の接触信頼性を向上させることができる。
また、本発明のスイッチにおいて、2つの上記開閉部は、上記上下動の方向の中央軸に対して軸対称になるように配されていることが好ましい。
上記の構成によれば、2つの上記開閉部は、上記上下動の方向の中央軸に対して軸対称になるように配されているので、スイッチの押圧操作のときに、押圧部材は、上記上下動の方向に垂直な方向において、一方向に偏って力がかかることなく、均等に力がかかる。それゆえ、上記の構成によれば、押圧部材における特定部分の摩耗を防止することができ、スイッチの寿命を長くすることができる。
また、本発明のスイッチにおいて、各板状部材には、上記固定接点を固定する固定支持部が形成されており、2つの板状部材のうち、一方の第1板状部材の固定支持部に設けられた固定接点は、他方の第2板状部材の可動接触部に設けられた可動接点と第1開閉部を構成し、上記第2板状部材の固定支持部に設けられた固定接点は、第1板状部材の可動接触部に設けられた可動接点と第2開閉部を構成することが好ましい。
上記の構成によれば、各板状部材に可動接点及び固定接点を設け、これら可動接点及び固定接点について、互いに異なる板状部材に備えられた接点によって第1開閉部及び第2開閉部を構成している。このように上記の構成によれば、可動接点を可動するための部材や固定接点を固定する部材を別途設ける必要なく、1つの板状部材に可動接点及び固定接点を設けているので、部品点数を小さくすることができる。その結果、上記の構成によれば、さらに、筐体の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
また、本発明のスイッチにおいて、上記筐体の中央のスペースに、上記上下動の方向の上側に向けて光を照射する光源部が設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、上述のように確保された筐体の中央スペースに、上記上下動の方向の上側に向けて光を照射する光源部が設けられている。これによって、上記の構成によれば、外観寸法を変えることなく、ボタン操作面が均一に発光する照光式押しボタンスイッチを実現することができる。
本発明のスイッチにおいて、上記光源部は、基板に実装されたLEDと、該LEDに光結合する導光棒と、を備えていてもよい。
また、本発明のスイッチにおいて、上記光源部は、砲弾型LEDで構成されていてもよい。これによって、光の光利用効率を向上させることかできる。
また、本発明のスイッチにおいて、上記筐体の中央のスペースに、小型スイッチが設けられており、上記小型スイッチは、上記可動接点及び上記固定接点の電気接触により電気回路がオンになった後に、別の電気回路を開閉するように構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、上述のように確保された筐体の中央スペースに、小型スイッチが設けられている。そして、上記小型スイッチは、上記可動接点及び上記固定接点の電気接触により電気回路がオンになった後に、別の電気回路を開閉するように構成されているので、本発明のスイッチを2段スイッチとして利用することができる。
また、本発明のスイッチでは、上記板状部材において、上記カム形状に当接する当接部、及び上記支持部は、上記筐体における角のスペースに配置されていることが好ましい。
上記の構成によれば、上記板状部材において、上記カム形状に当接する当接部、及び上記支持部は、上記筐体における角のスペースに配置し、上記筐体における角のスペースを有効利用している。それゆえ、上記の構成によれば、さらに、筐体の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
本発明のスイッチは、以上のように、多角柱の箱形状であり、かつ内部壁によって中央スペースが規定された筐体と、上記筐体の空間内において上記多角柱の軸方向に上下動可能に取り付けられ、該軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なるカム形状を有する押圧部材と、を備え、上記接点機構は、上記筐体に支持される支持部を有する板状部材を備え、該板状部材は、上記カム形状に当接し上記上下動に連動して上記横方向に弾性変形する、上記可動接点が設けられた可動接触部を有し、上記可動接触部の弾性変形によって、上記可動接点が横方向に移動し上記固定接点に接触する、あるいは離間するようになっており、上記可動接触部は、上記内部壁と上記多角柱を構成する側壁との間の外周スペースに曲がって配置されており、上記支持部が配置される位置に最も近い上記側壁と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記側壁とが異なっている構成である。
それゆえ、本発明によれば、外観の寸法を変えることなく中央に部材の配置スペースを確保することができるという効果を奏する。
本発明の実施形態1に係る押しボタンスイッチの構成を示す分解斜視図である。 図1に示す押しボタンスイッチの外観を示す斜視図である。 図1に示す押しボタンスイッチの構成を示す断面斜視図である。 図1〜3に示す押しボタンスイッチにおけるプランジャ本体の構成を示し、(a)は斜視図であり、(b)は下側から見た平面図である。 図1〜3に示す押しボタンスイッチにおいて、下部ケースに収容された接点機構の構成を上側から見た平面図である。 図1〜3に示す押しボタンスイッチにおいて、基板に設けられた接点機構の構成を示し、(a)は斜視図であり、(b)は側面図である。 図1〜3に示す押しボタンスイッチの操作前におけるプランジャ本体と可動プレートとの係合状態を示す側面図である。 (a)及び(c)は、図1〜3に示す押しボタンスイッチの操作過程を示す断面斜視図であり、(b)及び(d)は、動作プレートの当接部及びプランジャ本体のカム部の動作を示す部分拡大図である。 本発明の実施形態2に係る押しボタンスイッチの構成を示す断面斜視図である。 本発明の実施形態3に係る押しボタンスイッチの構成を示す断面斜視図である。 特許文献1の平形キースイッチの構成を示す分解斜視図である。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。図1は、本実施形態に係る押しボタンスイッチ10の構成を示す分解斜視図である。図2は、押しボタンスイッチ10の外観を示す斜視図である。図3は、押しボタンスイッチ10の構成を示す断面斜視図である。なお、図2及び図3は、非押圧時の状態を示している。
本実施形態の押しボタンスイッチ10は、有接点式のスイッチであり、特にキーボード、産業用操作パネル、業務用映像機器の操作パネル、民生機器等に組み込まれる照光スイッチに適した構成になっている。
図1〜図3に示されるように、押しボタンスイッチ10は、キートップ1と、上部ケース20(筐体)と、プランジャ部30と、光源部40と、接点機構50と、下部ケース60(筐体)と、基板7と、を備えている。上部ケース20は、下部ケース60に嵌合して接点機構50を被覆するとともに、プランジャ部30を上下動可能に支持する。光源部40は、LED41及び導光棒42からなる。LED41は、図3に示されるように、基板7に実装されている。また、プランジャ部30は、プランジャ本体(押込部材)31と、コイルバネ32とを備えている。ここでは、押しボタンスイッチを押し込む方向をZ方向とする。そして、Z方向において、キートップ1側を上側とし、基板7側を下側とする。
上部ケース20には、プランジャ本体31の上側部分31Aが挿通可能な穴部21が形成されている。プランジャ本体31の上側部分31Aには、キートップ1と係合する係合溝33が形成されている。それゆえ、プランジャ本体31の上側部分31Aは、上部ケース20の穴部21を挿通した状態でキートップ1と係合することになる。
下部ケース60は、四角柱の箱形状になっており、図1に示されるように、基板7に取り付けられている。そして、上側から見て、下部ケース60の略中心には、基板7まで連通する連通管61(内部壁)が形成されている。連通管61には、光源部40が収容されている。具体的には、基板7に実装されたLED41は、連通管61の真上に配置されている。そして、導光棒42は、連通管61に挿入され、係止部42aと連通管61との係合によって、所定の位置に支持されている。LED41からの光は、導光棒42に結合し、導光棒42内を導光し上側へ出射するようになっている。
また、下部ケース60には、連通管61を取り囲むように、挿入管62(内部壁)が形成されている。この挿入管62は、下部ケース60の底面を貫通せず、基板7まで連通しない構成になっている。プランジャ部3のコイルバネ32は、連通管61の外壁と挿入管62の内壁との間の空間内に収容されている。すなわち、下部ケース60においては、連通管61及び挿入管62によって、中央スペースが規定されている。また、接点機構50は、挿入管62の外壁(内部壁)及び下部ケース60の側壁63によって囲まれた空間(外周スペース)内に収容される。
また、上側から見て、壁63が形成する矩形形状の各角部には、角部の形状を保ちながら上側へ突出した突出角部64が形成されている。プランジャ部30におけるプランジャ本体31の下部は、4つの突出角部64によって支持可能な形状を有する。この突出角部64は、押しボタンスイッチ10を押圧するに際し、プランジャ本体31を下側へ案内する案内部として機能する。また、プランジャ本体31は、コイルバネ32の上側部分に接触して配置されている。コイルバネ32は、プランジャ本体31が押圧されたときに、押圧する力と反対方向の弾性力が働くように、下部ケース60内に収容されている。
図4は、プランジャ本体31の構成を示し、図4の(a)は斜視図であり、図4の(b)は下側から見た平面図である。図4の(a)及び(b)に示されるように、プランジャ本体31は、その下側部分31Bに、接点機構50と係合するカム部34(カム形状)が形成されている。また、プランジャ本体31の中央部には、導光棒42が挿通可能な穴部35が形成されている。また、カム部34は、図4の(b)に示されるように、Z方向に垂直な横方向に凹凸に形成された凹凸面(カム形状)34aを有する。
ここで、図5、並びに図6の(a)及び(b)を参照して、接点機構50の構成について、詳述する。図5は、下部ケース60に収容された接点機構50の構成を上側から見た平面図である。図6は、基板7に設けられた接点機構50の構成を示し、図6の(a)は斜視図であり、図6の(b)は側面図である。
図5並びに図6の(a)及び(b)に示されるように、接点機構50は、2つの可動プレート51・52と、固定接点53・54と、可動接点55・56とを備えている。可動プレート51には、固定接点53及び可動接点55が設けられており、可動プレート52には、固定接点54及び可動接点56が設けられている。可動プレート51・52は、
また、図6の(a)及び(b)に示されるように、基板7には、可動プレート51・52を支持するための貫通孔7aが形成されている。そして、可動プレート51・52は、貫通孔7aを貫通し外部に接続する突出端子部51A・52A(支持部)を有している。可動プレート51・52は、突出端子部51A・52Aを介して、基板7に支持されている。なお、可動プレート51・52は、導電材から構成されている。
可動プレート51・52は、上側から見て、突出端子部51A・52Aから略L字形状に屈曲した可動接触部51B・52Bを有する。また、可動接触部51B・52Bにおける突出端子部51A・52Aと反対側の端部には、プランジャ本体31のカム部34に当接する当接部51C・52Cが設けられている。この当接部51C・52Cは、外側に突出したV字形状を有する。押しボタンスイッチ10においては、V字形状の当接部51C・52Cの頂部51C・52Cが、カム部34の凹凸面34aに当接した状態になっている。当接部51C・52Cの頂部51C・52Cが凹凸面34aに当接した状態では、可動接触部51B・52Bは、Z方向に対し垂直な方向の外側へ付勢している。すなわち、可動接触部51B・52Bは、スイッチの押圧動作中、突出端子部51A・52Aを支点とし、当接部51C・52Cを力点として、Z方向に垂直な方向に弾性変形する板バネとして機能する。
このように、可動接触部51B・52Bは、挿入管62と側壁63の間の外周スペースに曲がって配置されている。可動接触部51B・52Bにおける曲がった部分は、図5及び図6に示すような、プレート(板部分)が折れ曲がって屈曲した構成に限定されず、例えば、プレート(板部分)が湾曲して形成された曲面で構成されてもよい。
また、可動プレート51・52は、突出端子部51A・52Aにおける可動接触部51B・52Bが設けられた部分と異なる部分に固定支持部51D・52Dが形成されている。この固定支持部51D・52Dは、可動接触部51B・52Bと異なり、スイッチの押圧動作中、変形しない構成になっている。また、固定支持部51D・52Dは、可動接触部51B・52Bよりも下側から起立した起立片として形成されており、Z方向に延びた面51D・52Dを有する。
可動プレート51において、固定接点53は、固定支持部51Dの面51Dに取り付けられている。可動接点55は、可動接触部51Bにおける外側の面に取り付けられている。また、可動プレート52において、固定接点54は、固定支持部52Dの面52Dに取り付けられている。可動接点56は、可動接触部52Bにおける外側の面に取り付けられている。
ここで、下部ケース60内における、可動プレート51及び52の位置関係について説明する。図5に示されるように、可動プレート51・52の可動接触部51B・52Bはそれぞれ、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースに屈曲して配置されている。そして、突出端子部51A・52Aが配置される位置に最も近い側壁63と、凹凸面34aに接触する当接部51C・52Cが配置される位置に最も近い側壁63とが異なっている。
図5に示されるように、可動プレート51の突出端子部51Aは、下部ケース60の四角柱形状における角部Iのスペースに配置されている。この突出端子部51Aから、可動接触部51Bは、下部ケース60の側壁63によって形成された四角形の4辺のうち、辺I−IV及びIV−IIIの2辺に沿って配置されている。すなわち、可動接触部51Bは、突出端子部51Aから角部IVをまたがって延びている。そして、可動接触部51Bにおける突出端子部51Aと反対側の端部である当接部51Cは、角部IIIのスペースに配置されている。また、可動プレート52の突出端子部52Aは、下部ケース60の四角柱形状における角部IIIのスペースに配置されている。この突出端子部52Aから、可動接触部52Bは、下部ケース60の側壁63によって形成された四角形の4辺のうち、辺III−II及びII−Iの2辺に沿って配置されている。すなわち、可動接触部52Bは、突出端子部52Aから角部IIをまたがって延びている。そして、可動接触部52Bにおける突出端子部52Aと反対側の端部である当接部52Cは、角部Iのスペースに配置されている。
固定支持部51Dは、突出端子部51Aにおける可動接触部51Bが設けられた部分と異なる部分に形成されており、角部Iのスペースに配置されている。固定支持部52Dは、突出端子部52Aにおける可動接触部52Bが設けられた部分と異なる部分に形成されており、角部IIIのスペースに配置されている。
このように、押しボタンスイッチ10の構成によれば、接点機構50における主要な構成要素である可動プレート51及び52は、下部ケース60の中央スペースを避け、側壁63に沿って配置されている。さらに、可動プレート51及び52は、特許文献1のような環状でなく、板状である。また、可動接触部51B・52Bは、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースに屈曲して配置されている。そして、突出端子部51A・52Aが配置される位置に最も近い側壁63と、凹凸面34aに接触する当接部51C・52Cが配置される位置に最も近い側壁63とが異なっている。それゆえ、支点としての突出端子部51A・52Aと、力点としての当接部51C・52Cとの間の距離を長くすることができるので、可動接触部51B・52Bの弾性変形を生じさせるために必要な力を低減することができる。また、支点と力点との間の距離を稼ぐ手法として、可動接触部51B・52Bを例えば側壁63に沿わせて屈曲させるような構成とすることかできるので、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースを小さくすることができる。
このため、下部ケース60内部における可動プレート51及び52のスペースを小さくすることができるとともに、下部ケース60の寸法を変えることなく中央スペースの体積を大きくすることができる。
その結果、押しボタンスイッチ10の構成によれば、スイッチの外観の寸法を変えることなく、下部ケース60の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
図1〜3に示されるように、本実施形態の押しボタンスイッチ10では、このように確保された下部ケース60中央のスペースに、LED41及び導光棒42からなる光源部40が配置されている。これによって、外観寸法を変えることなく、ボタン操作面(キートップ1の上面)が均一に発光する照光式押しボタンスイッチを実現することができる。
ここで、接点機構50における、可動プレート51及び52の位置関係について説明する。図5、並びに図6の(a)及び(b)に示されるように、可動プレート51と可動プレート52とは、上側から見て、Z方向に延びる中央軸Oに対して軸対称となる位置関係になっている。
可動プレート51は、可動接触部51Bに設けられた可動接点55が、可動プレート52における固定支持部52Dの面52Dに設けられた固定接点54と対向するように配置されている。一方、可動プレート52は、可動接触部52Bに設けられた可動接点56が、可動プレート51における固定支持部51Dの面51Dに設けられた固定接点53と対向するように配置されている。
押しボタンスイッチ10では、可動プレート51に設けられた可動接点55と可動プレート52に設けられた固定接点54との電気接触、及び可動プレート52に設けられた可動接点56と可動プレート51に設けられた固定接点53との電気接触を開閉している。このように接点機構50が2つの接点開閉機構を有しているので、押しボタンスイッチ10の可動接点及び固定接点間の接触信頼性を向上させることができる。また、可動プレート51及び可動プレート52は、互いに同一形状である。それゆえ、部品の共用化を図れるとともに、製造コストを小さくすることができる。
また、押しボタンスイッチ10では、可動プレート51と可動プレート52とは、上側から見て、Z方向に延びる中央軸Oに対して軸対称となる位置関係になっている。そして、可動接点55と固定接点54とが接触開閉する点、及び可動接点56と固定接点53とが接触開閉する点も、Z方向に延びる中央軸Oに対して軸対称となる位置関係になっている。すなわち、可動接点55と固定接点54とによって構成される開閉部、及び可動接点56と固定接点53とによって構成される開閉部は、中央軸Oに対して軸対称となっている。これによって、押しボタンスイッチ10を押圧し電気接触の開閉を行うに際し、接触開閉する2つの点にかかる力の向きは、中央軸Oに対して軸対称となる。このため、押しボタンスイッチ10の押圧操作のときに、プランジャ本体31は、Z方向に垂直な方向において、一方向に偏って力がかかることなく、均等に力がかかる。それゆえ、プランジャ本体31は、例えば上部ケース20のある特定の位置に接触した状態で押圧されることがなくなる。その結果、プランジャ本体31における特定部分の摩耗を防止することができ、スイッチの寿命を長くすることができる。
ここで、押しボタンスイッチ10の組立て方法の一例について、説明する。まず、接点機構50を組み付けた下部ケース60をLED41が実装された基板7に装着する。
次に、下部ケース60の連通管61に導光棒42を挿入し、LED41と導光棒42とを光学結合させる。次に、下部ケース60の挿入管62にコイルバネ32を挿入する。このとき、コイルバネ32内に導光棒42が収容された状態になる。
次に、コイルバネ32の上側から、プランジャ本体31の4つの角部がそれぞれ4つの突出角部64に収まるように、プランジャ本体31を下部ケース60に装着する。このとき、可動プレート51・52における当接部51C・52Cの頂部51C・52Cを、カム部34の凹凸面34aに当接し、可動接触部51B・52Bが外側へ変位するように付勢する。このため、可動接触部51Bに設けられた可動接点55は、固定支持部52Dに設けられた固定接点54から開離している。また、可動接触部52Bに設けられた可動接点56は、固定支持部51Dに設けられた固定接点53から開離している。
次いで、上部ケース20及びキートップ1を順に装着することによって、押しボタンスイッチ10が完成する。
次に、押しボタンスイッチ10の操作方法について、説明する。図7は、押しボタンスイッチ10の操作前におけるプランジャ本体31と可動プレート51との係合状態を示す側面図である。図8の(a)及び(c)は、図1〜3に示す押しボタンスイッチ10の操作過程を示す断面斜視図であり、図8の(b)及び(d)は、可動プレート51の当接部51C及びプランジャ本体31のカム部34の動作を示す部分拡大図である。なお、以下では、押しボタンスイッチ10の押圧による可動接点55及び固定接点54の開閉動作について説明する。なお、可動接点56及び固定接点53の開閉動作は、可動接点55及び固定接点54の開閉動作と同様であるので、説明を省略する。
まず、図7及び図8の(a)に示されるように、押しボタンスイッチ10の操作前においては、コイルバネ32のバネ力によって、プランジャ本体31の下側部分31Bには上方の力が働いており、プランジャ本体31は、上方へ付勢された状態になっている。また、押しボタンスイッチ10の操作前において、可動プレート51の当接部51Cは、頂部51Cを介してプランジャ本体31のカム部34の凹凸面34aの凸面34aに当接している。
ここで、可動プレート51の可動接触部51Bは、当接部51Cを介したカム部34との当接によって、Z方向に対し垂直な方向(以下、横方向とする)の内側に弾性変形した状態になっている。それゆえ、押しボタンスイッチ10の操作前においては、可動接触部51Bの弾性力によって、可動プレート51の当接部51Cには、横方向外側の力が働いている。このため、当接部51Cは、横方向外側へ付勢された状態になっている。すなわち、当接部51Cは、カム部34を外側へ押している状態になっている。プランジャ本体31のカム部34は、凹凸面34aを介して可動プレート51の当接部51Cの頂部51Cに当接することによって、当接部51Cの横方向外側への付勢を係止している。このとき、可動接触部51Bに設けられた可動接点55は、固定支持部52Dに設けられた固定接点54から開離している。
そして、図8の(c)に示されるように、プランジャ本体31の上側部分31Aを押しさげると、コイルバネ32が撓むとともに、当接部51Cの頂部51Cは、横方向外側へ付勢された状態で、カム部34の凹凸面34aをスライドする。そして、プランジャ本体31の上側部分31Aを押しさげ、可動プレート51の当接部51Cがカム部34よりも上側に位置したとき、カム部34による当接部51Cの横方向外側への付勢の係止動作が解除される。このとき、可動接触部51Bに設けられた可動接点55は、固定支持部52Dに設けられた固定接点54と電気接触した状態になる。
次いで、プランジャ本体31の上側部分31Aへの押圧を解除すると、コイルバネ32がプランジャ本体31を上方へ押し上げるようになる。このとき、当接部51Cは、プランジャ本体31のカム部34の凹凸面34aをスライドする。そして、凹凸面34aの凸面34aにて係止される。これによって、プランジャ本体31及び可動プレート51は、押しボタンスイッチ10の操作前の位置に復帰する。
なお、押しボタンスイッチ10においては、プランジャ本体31のカム部34は、Z方向に垂直な方向に凹凸になった凹凸面34aを有する形状であった。しかし、プランジャ本体31のカム部34の形状は、この形状に限定されず、Z方向に対し垂直な横方向の寸法がZ方向において異なり、かつ、可動接触部51B・52Bに対し横方向の弾性変形を生じさせる形状であればよい。プランジャ本体31のカム部34の形状は、例えば、Z方向に対し傾斜した傾斜面を有する形状であってもよい。より具体的には、カム部34の形状は、上側から下側へ向かうに従い内側へ出っ張るように傾斜した傾斜面を有する形状であってもよい。
このように、本実施形態の押しボタンスイッチ10は、可動接点55(可動接点56)及び固定接点54(固定接点53)からなる開閉部を有する接点機構50を備えたスイッチである。そして、押しボタンスイッチ10は、四角柱の箱形状の下部ケース60と、下部ケース60の空間内において四角柱の軸方向(すなわちZ方向)に上下動可能に取り付けられたプランジャ本体31と、を備えている。下部ケース60には、連通管61及び挿入管62によって中央スペースが規定されている。プランジャ本体31は、Z方向に対し垂直な横方向に凹凸になった凹凸面34aを有するカム部34を備えている。接点機構50は、下部ケース60に支持される突出端子部51A・52Aを有する可動プレート51・52を備えている。可動プレート51・52は、可動接点55・56が設けられた可動接触部51B・52Bを有する。可動接触部51B・52Bは、凹凸面34aに当接しプランジャ本体31の上下動に連動して横方向に弾性変形する。そして、可動接触部51B・52Bの弾性変形によって、可動接点55・56が横方向に移動し固定接点54・53に接触する、あるいは離間するようになっている。このような押しボタンスイッチ10において、可動接触部51B・52Bは、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースに屈曲して配置されており、突出端子部51A・52Aが配置される位置に最も近い側壁63と、凹凸面34aに接触する部分(当接部51C・52C)が配置される位置に最も近い側壁63とが異なっている。
押しボタンスイッチ10では、プランジャ本体31によるZ方向の力をZ方向と垂直な横方向に変換して、可動接点55(可動接点56)と固定接点54(固定接点53)とを接触させる、あるいは離間させて、電気接触の開閉を実現している。このため、押しボタンスイッチ10は、Z方向における寸法を小さくすることができる。
ここで、可動接触部51B・52Bは、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースに屈曲して配置されており、突出端子部51A・52Aが配置される位置に最も近い側壁63と、凹凸面34aに接触する部分(当接部51C・52C)が配置される位置に最も近い側壁63とが異なっている。それゆえ、支点としての突出端子部51A・52Aと、力点としての「凹凸面34aに接触する部分」との間の距離を長くすることができるので、可動接触部51B・52Bの弾性変形を生じさせるために必要な力を低減することができる。また、支点(突出端子部51A・52A)と力点(凹凸面34aに接触する部分)との間の距離を稼ぐ手法として、可動接触部51B・52Bを例えば側壁63に沿わせて屈曲させるような構成とすることかできるので、挿入管62と下部ケース60の四角柱を構成する側壁63との間の外周スペースを小さくすることができる。その結果、スイッチの外観の寸法を変えることなく、下部ケース60の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
押しボタンスイッチ10において、突出端子部51Aが配置される位置に最も近い四角柱の角部Iと、凹凸面34aに接触する部分(当接部51C)が配置される位置に最も近い四角柱の角部IIIとが異なっている。また、突出端子部52Aが配置される位置に最も近い四角柱の角部IIIと、凹凸面34aに接触する部分(当接部52C)が配置される位置に最も近い四角柱の角部Iとが異なっている。これによって、支点としての突出端子部51A・52Aと、力点としての「凹凸面34aに接触する部分」との間の距離をさらに長くすることができる。
押しボタンスイッチ10において、接点機構50は、2つの可動プレート51・52を備え、各可動プレート51・52に対応して、上記開閉部を2つ有する。これによって、スイッチの可動接点及び固定接点間の接触信頼性を向上させることができる。
押しボタンスイッチ10において、2つの上記開閉部は、Z方向の中央軸に対して軸対称になるように配されている。
このように、2つの上記開閉部は、Z方向の中央軸に対して軸対称になるように配されているので、押しボタンスイッチ10の押圧操作のときに、プランジャ本体31は、Z方向に垂直な方向において、一方向に偏って力がかかることなく、均等に力がかかる。それゆえ、プランジャ本体31における特定部分の摩耗を防止することができ、スイッチの寿命を長くすることができる。
また、押しボタンスイッチ10において、各可動プレート51・52には、固定接点53・54を固定する固定支持部51D・52Dが形成されている。そして、2つの可動プレート51・52のうち、一方の可動プレート51の固定支持部51Dに設けられた固定接点53は、他方の可動プレート52の可動接触部52Bに設けられた可動接点56と第1開閉部を構成する。また、可動プレート52の固定支持部52Dに設けられた固定接点54は、可動プレート51の可動接触部51Bに設けられた可動接点55と第2開閉部を構成する。
この構成によれば、各可動プレート51・52に可動接点55・56及び固定接点53・54を設け、これら可動接点55・56及び固定接点53・54について、互いに異なる可動プレート51・52に備えられた接点によって第1開閉部及び第2開閉部を構成している。このように、可動接点55・56を可動するための部材や固定接点53・54を固定する部材を別途設ける必要なく、可動プレート51・52にまとめて可動接点55・56及び固定接点53・54を設けているので、部品点数を小さくすることができる。その結果、上記の構成によれば、さらに、下部ケース60の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
また、押しボタンスイッチ10において、下部ケース60の中央スペースに、Z方向の上側に向けて光を照射する光源部40が設けられている。そして、光源部40は、基板7に実装されたLED41と、LED41に光結合する導光棒42と、を備えている。
上述のように確保された下部ケース60の中央スペースに、Z方向の上側に向けて光を照射する光源部40が設けられていることによって、外観寸法を変えることなく、ボタン操作面が均一に発光する照光式押しボタンスイッチを実現することができる。
また、押しボタンスイッチ10では、可動プレート51・52において、凹凸面34aに当接する当接部51C・52C、及び突出端子部51A・52Aは、下部ケース60における角部I〜IVのスペースに配置されている。
これによって、可動プレート51・52において、凹凸面34aに当接する当接部51C・52C、及び突出端子部51A・52Aは、下部ケース60における角部I〜IVのスペースに配置し、下部ケース60における角のスペースを有効利用している。それゆえ、さらに、下部ケース60の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
なお、図1〜3の構成では、上部ケース20及び下部ケース60は、四角柱の箱形状であった。しかし、上部ケース20及び下部ケース60の形状は、四角柱の箱形状に限定されず、多角柱の箱形状であればよい。上部ケース20及び下部ケース60が多角柱の箱形状であっても、可動接触部51B・52Bについて、突出端子部51A・52Aから、下部ケース60の多角柱を構成する側壁63のうち少なくとも隣接する2辺の側壁63に沿って延びる構成とすることによって、スイッチの外観の寸法を変えることなく、下部ケース60の中央に部材の配置スペースを確保することができる。
また、可動プレート51・52における可動接触部51B・52Bの寸法は、少なくとも隣接する2辺の側壁63に沿って延びる寸法であればよく、スイッチの開閉において必要とされる可動接触部51B・52Bの弾性力、スイッチの寸法等に応じて適宜設定することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、図9に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図9は、本実施形態に係る押しボタンスイッチ10の構成を示す断面斜視図である。なお、図9は、非押圧時の状態を示している。
上記実施の形態1の押しボタンスイッチ10においては、可動プレート51及び52によって確保された下部ケース60中央のスペースに、LED41及び導光棒42からなる光源部40が配置されていた。しかし、下部ケース60中央のスペースに配置される光源部40は、導光棒42を備えた構成に限定されない。光源部40は、押しボタンスイッチ10の寸法等に応じて適宜構成が設定される。光源部40は、下部ケース60中央のスペースに収容可能であれば、例えば砲弾型LED43から構成されていてもよい。
図9に示されるように、本実施形態の押しボタンスイッチ10では、下部ケース60の略中心に形成された連通管61には、砲弾型LED43が収容されている。砲弾型LED43は、基板7に取り付けられている。砲弾型LED43からの光は、上方へ出射し、キートップ1へ照射される。
本実施形態の押しボタンスイッチ10によれば、光結合するための導光棒42を必要としないので、砲弾型LED43からの光の光利用効率を向上させることかできる。
〔実施形態3〕
本発明のさらに他の実施形態について、図10に基づいて説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。図10は、本実施形態に係る押しボタンスイッチ10の構成を示す断面斜視図である。なお、図10は、非押圧時の状態を示している。
上記実施の形態1及び2の押しボタンスイッチ10においては、可動プレート51及び52によって確保された下部ケース60中央のスペースに、キートップ1へ光を照射する源部40が配置されていた。しかし、下部ケース60中央のスペースに配置される部材は、光源部に限定されず、押しボタンスイッチ10の寸法などに応じて適宜設定することができる。下部ケース60中央のスペースに収容可能であれば、下部ケース60中央のスペースに配置される部材として、例えば、タクタイルスイッチ44といった小型スイッチを設けることができる。
図10に示されるように、本実施形態の押しボタンスイッチ10では、下部ケース60の略中心に形成された連通管61の真下には、タクタイルスイッチ44が配置されている。タクタイルスイッチ44は、基板7に実装されている。また、キースイッチ1の中央部分には下方に突出して延びる押圧シャフト部1aが形成されている。この押圧シャフト部1aは、押しボタンスイッチ10の押圧操作によって、下部ケース60の連通管61に挿入されるようになっている。タクタイルスイッチ44は、上側にボタン部44aを備えている。押しボタンスイッチ10の押圧操作によって押圧シャフト部1aが連通管61に挿通しボタン部44aに接触することによって、タクタイルスイッチ44は、オンになる。
本実施形態の押しボタンスイッチ10では、プランジャ本体31の上側部分31Aを押しさげ、可動接点55・56が固定接点53・54と電気接触したとき、キースイッチ1の押圧シャフト部1aは、タクタイルスイッチ44のボタン部44aと接触していない。可動接点55・56が固定接点53・54と電気接触してから、さらにキートップ1’を押しさげることによって、押圧シャフト部1aをボタン部44aに接触させて、タクタイルスイッチ44をオンにしている。このように、本実施形態によれば、押しボタンスイッチ10を2段スイッチとして利用することができる。
本実施形態の押しボタンスイッチ10において、下部ケース60の中央のスペースに、小型スイッチとしてのタクタイルスイッチ44が設けられており、この小型スイッチは、可動接点55(可動接点56)と固定接点54(固定接点53)との電気接触により電気回路がオンになった後に、別の電気回路を開閉するように構成されている。これによって、押しボタンスイッチ10を2段スイッチとして利用することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、有接点式のスイッチに関するものであり、特にキーボード、産業用操作パネル、業務用映像機器の操作パネル、民生機器等に組み込まれるスイッチに利用することができる。
10 押しボタンスイッチ
1 キートップ
20 上部ケース(筐体)
21 穴部
30 プランジャ部
31 プランジャ本体(押圧部材)
32 コイルバネ
34 カム部(カム形状)
34a 凹凸面(カム形状)
40 光源部
41 LED
42 導光棒
43 砲弾型LED
44 タクタイルスイッチ
50 接点機構
51,52 可動プレート(板状部材)
51A,52A 突出端子部(支持部)
51B,52B 可動接触部
51C,52C 当接部(凹凸面と接触する部分)
51C,52C 頂部
51D,52D 固定支持部
51D・52D
53,54 固定接点
55,56 可動接点
60 下部ケース(筐体)
61 連通管(内部壁)
62 挿入管(内部壁)
7 基板

Claims (10)

  1. 可動接点及び固定接点からなる開閉部を有する接点機構を備えたスイッチであって、
    多角柱の箱形状であり、かつ内部壁によって中央スペースが規定された筐体と、
    上記筐体の空間内において上記多角柱の軸方向に上下動可能に取り付けられ、該軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なるカム形状を有する押圧部材と、を備え、
    上記接点機構は、上記筐体に支持される支持部を有する板状部材を備え、該板状部材は、上記カム形状に当接し上記上下動に連動して上記横方向に弾性変形する、上記可動接点が設けられた可動接触部を有し、上記可動接触部の弾性変形によって、上記可動接点が横方向に移動し上記固定接点に接触する、あるいは離間するようになっており、
    上記可動接触部は、上記内部壁と上記多角柱を構成する複数の側壁との間の外周スペースに曲がって配置されており、上記支持部から或る上記側壁に沿って延び上記多角柱の角部をまたがり、別の上記側壁に沿って延びて、上記カム形状に接触する部分に達することを特徴とするスイッチ。
  2. 上記支持部が配置される位置に最も近い上記多角柱の角部と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記多角柱の角部とが異なっていることを特徴とする請求項1に記載のスイッチ。
  3. 上記接点機構は、上記板状部材を2つ備え、各板状部材に対応して、上記開閉部を2つ有することを特徴とする請求項1または2に記載のスイッチ。
  4. 2つの上記開閉部は、上記上下動の方向の中央軸に対して軸対称になるように配されていることを特徴とする請求項3に記載のスイッチ。
  5. 可動接点及び固定接点からなる開閉部を有する接点機構を備えたスイッチであって、
    多角柱の箱形状であり、かつ内部壁によって中央スペースが規定された筐体と、
    上記筐体の空間内において上記多角柱の軸方向に上下動可能に取り付けられ、該軸方向に対し垂直な横方向の寸法が軸方向において異なるカム形状を有する押圧部材と、を備え、
    上記接点機構は、上記筐体に支持される支持部を有する板状部材を備え、該板状部材は、上記カム形状に当接し上記上下動に連動して上記横方向に弾性変形する、上記可動接点が設けられた可動接触部を有し、上記可動接触部の弾性変形によって、上記可動接点が横方向に移動し上記固定接点に接触する、あるいは離間するようになっており、
    上記可動接触部は、上記内部壁と上記多角柱を構成する側壁との間の外周スペースに曲がって配置されており、上記支持部が配置される位置に最も近い上記側壁と、上記カム形状に接触する部分が配置される位置に最も近い上記側壁とが異なっており、
    上記接点機構は、上記板状部材を2つ備え、各板状部材に対応して、上記開閉部を2つ有し、
    各板状部材には、上記固定接点を固定する固定支持部が形成されており、
    2つの板状部材のうち、一方の第1板状部材の固定支持部に設けられた固定接点は、他方の第2板状部材の可動接触部に設けられた可動接点と第1開閉部を構成し、
    上記第2板状部材の固定支持部に設けられた固定接点は、第1板状部材の可動接触部に設けられた可動接点と第2開閉部を構成することを特徴とするスイッチ。
  6. 上記中央スペースに、上記上下動の方向の上側に向けて光を照射する光源部が設けられていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のスイッチ。
  7. 上記光源部は、基板に実装されたLEDと、該LEDに光結合する導光棒と、を備えていることを特徴とする請求項6に記載のスイッチ。
  8. 上記光源部は、砲弾型LEDで構成されていることを特徴とする請求項6に記載のスイッチ。
  9. 上記中央スペースに、小型スイッチが設けられており、
    上記小型スイッチは、上記可動接点及び上記固定接点の電気接触により電気回路がオンになった後に、別の電気回路を開閉するように構成されていることを特徴とする請求項1〜5の何れか1項に記載のスイッチ。
  10. 上記板状部材において、上記カム形状に当接する当接部、及び上記支持部は、上記筐体における角のスペースに配置されていることを特徴とする請求項1〜9の何れか1項に記載のスイッチ。
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