JP7072502B2 - アクチュエータ - Google Patents

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Description

本発明は、各種振動を発生させるアクチュエータに関するものである。
磁気駆動機構によって振動を発生させる機器として、磁石を備えた支持体と、磁石と対向するコイルを備えた可動体とを有し、可動体と支持体との間に弾性部材が配置されたアクチュエータが提案されている(特許文献1参照)。また、特許文献1に記載のアクチュエータでは、第1方向に板厚方向を向けたホルダにおいて、第1方向に直交する第2方向で離間する位置に2つの第1コイルが設けられている一方、第1方向および第2方向に対して直交する第3方向で離間する位置に2つの第2コイルを設けられている。また、支持体には、第1コイルに対して第1方向の両側に第1磁石が配置され、第2コイルに対して第1方向の両側に第2磁石が配置されている。したがって、第1コイルおよび第1磁石は、可動体を第2方向に振動させる第1磁気駆動機構を構成し、第2コイルおよび第2磁石は、可動体を第3方向に振動させる第2磁気駆動機構を構成している。それゆえ、アクチュエータによって、第2方向の振動や第3方向の振動を発生させる。
特開2016-127789号公報
特許文献1に記載のアクチュエータにおいて、可動体では、第1方向に板厚方向を向けたホルダに対して第1コイルおよび第2コイルが平面的に設けられているため、可動体の平面積が大きい。このため、アクチュエータの平面積が大となってしまうという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、本発明の課題は、平面積を縮小することのできるアクチュエータを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係るアクチュエータは、支持体と、前記支持体に対して移動可能な可動体と、前記可動体を駆動する駆動機構と、を有し、前記駆動機構は、第1方向で対向する第1コイルおよび第1磁石を備え、前記可動体を前記第1方向に対
して直交する第2方向に駆動する第1磁気駆動回路と、前記第1磁気駆動回路に対して前記第1方向で重なる位置に前記第1方向で対向する第2コイルおよび第2磁石を備え、前記可動体を前記第1方向と直交し、前記第2方向に交差する第3方向に駆動する第2磁気駆動回路と、からなり、前記第1コイルを保持する第1コイルホルダと、前記第2コイルを保持する第2コイルホルダと、を備え、前記第1コイルホルダおよび前記第2コイルホルダは、前記第1方向に重ねて配置されて連結されており、前記第1磁石は、前記第1コイルの前記第3方向に延在する第1有効辺部分に前記第1方向で対向し、前記第2磁石は、前記第2コイルの前記第2方向に延在する第2有効辺部分に前記第1方向で対向し、前記第1コイルホルダは、前記第1磁石に前記第3方向で対向して前記可動体の前記第3方向への可動範囲を規定する第1ストッパ部を備え、前記第2コイルホルダは、前記第2磁石に前記第2方向で対向して前記可動体の前記第2方向への可動範囲を規定する第2ストッパ部を備えていることを特徴とする。
本発明では、可動体を第2方向に振動させる第1磁気駆動回路、および可動体を第3方向に振動させる第2磁気駆動回路が設けられているため、可動体を第2方向および第3方向に振動させることができる。したがって、使用者に第2方向の振動、第3方向の振動、第2方向の振動と第3方向の振動とを組み合わせた振動を体感させることができる。また、第1磁気駆動回路、および第2磁気駆動回路が第1方向に重ねて配置されているため、アクチュエータを第1方向からみたときのサイズ(平面積)が小さい。それゆえ、本発明を適応したアクチュエータは、手に持つコントローラ等の機器に搭載するのに適している。さらに、駆動機構は、第1磁気駆動回路および第2磁気駆動回路からなるため、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)を小型化することができる。
本発明では、前記第1コイルを保持する第1コイルホルダと、前記第2コイルを保持する第2コイルホルダと、を備え、前記第1コイルホルダおよび前記第2コイルホルダは、前記第1方向に重ねて配置されて連結されている。したがって、第1コイルホルダおよび第2コイルホルダを一体のコイルホルダとして、支持体や可動体に用いることができる。
本発明では、前記第1磁石は、前記第1コイルの前記第3方向に延在する第1有効辺部分に前記第1方向で対向し、前記第2磁石は、前記第2コイルの前記第2方向に延在する第2有効辺部分に前記第1方向で対向し、前記第1コイルホルダは、前記第1磁石に前記第3方向で対向して前記可動体の前記第3方向への可動範囲を規定する第1ストッパ部を備え、前記第2コイルホルダは、前記第2磁石に前記第2方向で対向して前記可動体の前記第2方向への可動範囲を規定する第2ストッパ部を備えている。したがって、可動体を第2方向に駆動する第1磁気駆動回路に用いた第1磁石は、第2方向の寸法より第3方向の寸法が短いことから、第1磁石の第3方向の両側のスペースを利用して第1ストッパ機構を構成することができる。また、可動体を第3方向に駆動する第2磁気駆動回路に用いた第2磁石は、第3方向の寸法より第2方向の寸法が短いことから、第2磁石の第2方向の両側のスペースを利用して可動体の第2方向への可動範囲を規制する第2ストッパ機構を構成することができる。このため、第1磁気駆動機構や第2磁気駆動機構に対して第1方向で重なる位置にストッパ機構を設けることが容易である。それゆえ、アクチュエータを第1方向からみたときのサイズ(平面積)をより小型化することができる。
本発明において、前記第1コイルホルダは、前記第1コイルを内側に保持する第1枠部と、前記第1枠部の端部から前記第1方向に突出した複数の第1柱状部と、を備え、前記第2コイルホルダは、前記第2コイルを内側に保持する第2枠部と、前記第2枠部の端部から前記第1方向に突出した複数の第2柱状部と、を備え、前記複数の第1柱状部と前記複数の第2柱状部とが各々、連結されている態様を採用することができる。かかる構成によれば、第1コイルと第2コイルとの間にヨーク等を配置するスペースを確実に確保することができる。
本発明において、前記第1コイルに対して前記第1方向の一方側、前記第1コイルと前記第2コイルとの間、前記第2コイルに対して前記第1方向の他方側に配置された複数のヨークを備え、前記第1磁石および前記第2磁石は各々、前記複数のヨークのいずれかに保持されている態様を採用することができる。
本発明において、前記第1コイルと前記第2コイルとの間には、前記ヨークが1つ配置されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、第1方向に重ねて配置するヨークの数を減らすことができるので、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)を小型化することができる。
本発明において、前記第1コイルに対して前記第2コイルとは反対側に前記第1磁石が配置され、前記第2コイルに対して前記第1コイルとは反対側に前記第2磁石が配置されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、第1磁気駆動回路における磁気的中心位置(駆動中心)および第2磁気駆動回路における磁気的中心位置(駆動中心)は、第1方向で近接している。このため、可動体を第2方向および第3方向に駆動した際、可動体が傾くことを抑制することができる。
本発明において、前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記支持体の側に設けられ、前記第1磁石および前記第2磁石は、前記可動体の側に設けられている態様を採用することができる。
本発明において、前記第1方向において前記可動体と前記支持体とが対向する部分に弾性または粘弾性を備えた弾性部材が配置されている態様を採用することができる。かかる態様によれば、可動体が支持体に対して第2方向および第3方向に振動するとき、粘弾性部材は、伸縮方向と直交するせん断方向に変形する。したがって、粘弾性部材は、線形性が高い範囲で変形するので、リニアリティが良好な振動特性を得ることができる。
本発明において、前記弾性部材は、前記可動体、および前記支持体において前記可動体に前記第1方向の一方側で対向する部分の双方に接する第1弾性部材と、前記可動体、および前記支持体において前記可動体に前記第1方向の他方側で対向する部分の双方に接する第2弾性部材として配置されている態様を採用することができる。この場合、前記弾性部材は、前記可動体に対する前記第1方向の一方側、および前記可動体に対する前記第1方向の他方側の各々において前記支持体および前記可動体に接着されていることが好ましい。かかる態様によれば、粘弾性部材は、可動体の移動に確実に追従するので、可動体の共振を効果的に防止することができる。
本発明において、前記弾性部材は、前記可動体に対する前記第1方向の一方側、および前記可動体に対する前記第1方向の他方側の各々において前記支持体と前記可動体との間で前記第1方向に圧縮された状態にあることが好ましい。かかる態様によれば、粘弾性部材は、可動体の移動に確実に追従するので、可動体の共振を効果的に防止することができる。
本発明において、前記弾性部材は、粘弾性部材である態様を採用することができる。粘弾性とは、粘性と弾性の両方を合わせた性質のことであり、ゲル状部材、プラスチック、ゴム等の高分子物質に顕著に見られる性質である。したがって、粘弾性部材として、シリコーン系ゲル等の各種ゲル状部材を用いることができる。
本発明を適用したアクチュエータの斜視図である。 図1に示すアクチュエータを第1方向および第2方向に切断したときの説明図である。 図1に示すアクチュエータを第1方向および第3方向に切断したときの説明図である。 図1に示す第1端板および第2端板を外した状態のアクチュエータの分解斜視図である。 図1に示すアクチュエータに用いた駆動機構を分解したときの分解斜視図である。 図5に示す第1磁気駆動回路の分解斜視図である。 図5に示す第2磁気駆動回路の分解斜視図である。 本発明を適用したアクチュエータに用いられる磁気駆動回路の変形例を模式的に示す説明図である。
図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。なお、以下の説明において、互いに交差する3つの方向を各々、X方向、Y方向およびZ方向として説明する。Z方向はX方向およびY方向に対して直交する方向である。また、X方向の一方側にX1を付し、X方向の他方側にX2を付し、Y方向の一方側にY1を付し、Y方向の他方側にY2を付し、Z方向の一方側にZ1を付し、Z方向の他方側にZ2を付して説明する。ここで、X方向、Y方向およびZ方向は各々、本発明における方向と以下の関係を有している。
X方向=本発明における「第2方向」
Y方向=本発明における「第3方向」
Z方向=本発明における「第1方向」
(全体構成)
図1は、本発明を適用したアクチュエータ1の斜視図である。図2は、図1に示すアクチュエータ1を第1方向(Z方向)および第2方向(X方向)に切断したときの説明図である。図3は、図1に示すアクチュエータ1を第1方向(Z方向)および第3方向(Y方向)に切断したときの説明図である。図4は、図1に示す第1端板28および第2端板29を外した状態のアクチュエータ1の分解斜視図である。
図1に示すように、本形態のアクチュエータ1は、略直方体形状を有しており、Y方向あるいはX方向に向く面には配線基板(図示せず)が貼付される。配線基板には、後述するコイルの端部が接続される。図1、図2および図3に示すように、アクチュエータ1は、支持体2と、可動体3と、支持体2と可動体3との間に配置された弾性部材4とを有しており、可動体3は、弾性部材4を介してZ方向、X方向およびY方向に移動可能に支持体2に支持されている。また、アクチュエータ1は、可動体3を支持体2に対して振動させる駆動機構を有している。本形態において、駆動機構は、可動体3を支持体2に対してX方向に駆動して振動させる第1磁気駆動回路6と、可動体3を支持体2に対してY方向に駆動して振動させる第2磁気駆動回路7とからなる。
支持体2は、Z方向の一方側Z1の端部および他方側Z2の端部に、第1端板28および第2端板29を有している。第1端板28は、可動体3に対してZ方向の一方側Z1で対向しており、可動体3と第1端板28との間に第1弾性部材41(弾性部材4)が配置されている。第2端板29は、可動体3に対してZ方向の他方側Z2で対向しており、可動体3と第2端板29との間に第2弾性部材42(弾性部材4)が配置されている。
本形態において、弾性部材4は、粘弾性を備えた粘弾性体であり、本形態では、弾性部材4(粘弾性体)として板状のゲル状ダンパー部材が用いられている。第1弾性部材41は、Z方向の両面が各々、可動体3および第1端板28に接着等の方法で接続されている。第2端板29は、第2弾性部材42は、Z方向の両面が各々、可動体3および第2端板29に接着等の方法で接続されている。すなわち、弾性部材4は、可動体3に対する第1方向Zの一方側Z1、および可動体3に対する第1方向Zの他方側Z2の各々に設けられた板状のゲル状部材である。また、弾性部材4は、可動体3、および支持体2において可動体3に第1方向Zの一方側Z1で対向する部分(第1端板28)の双方に接する第1弾性部材41と、可動体3、および支持体2において可動体3に第1方向Zの他方側Z2で対向する部分(第2端板29)の双方に接する第2弾性部材42として配置されている。
ゲル状ダンパー部材は、その伸縮方向によって、線形あるいは非線形の伸縮特性を備える。例えば、板状のゲル状ダンパー部材は、その厚さ方向(軸方向)に押圧されて圧縮変形する際は、線形の成分よりも非線形の成分が大きい伸縮特性を備える一方、厚さ方向(軸方向)に引っ張られて伸びる場合は、非線形の成分よりも線形の成分が大きい伸縮特性を備える。また、厚さ方向(軸方向)と交差する方向(せん断方向)に変形する場合も、非線形の成分よりも線形の成分が大きい変形特性を持つ。本形態において、可動体3がX方向およびY方向に振動した際、弾性部材4(粘弾性体)は、せん断方向に変形するように構成されている。
複数の磁気駆動回路(第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7)はいずれも、コイルと、コイルの各々と対向する磁石とを有している。コイルは、支持体2および可動体3の一方側部材に設けられ、磁石は、他方側部材に設けられる。本形態では、以下に説明するように、コイル(第1コイル61および第2コイル71)、およびコイルホルダ(第1コイルホル65および第2コイルホルダ75)が支持体2に設けられている。また、磁石(第1磁石621、622、および第2磁石721、722)、およびヨーク(第1ヨーク64、および第2ヨーク74)が可動体3に設けられている。また、第1磁気駆動回路6は、第2磁気駆動回路7に対してZ方向の一方側Z1で重ねて配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6、および第2磁気駆動回路7は、Z方向の一方側Z1から他方側Z2に順に重ねて配置されている。
(駆動機構の構成)
図5は、図1に示すアクチュエータ1に用いた駆動機構を分解したときの分解斜視図である。図2、図3、図4および図5に示すように、第1磁気駆動回路6は、第1コイル61と、第1コイル61にZ方向の一方側Z1で対向する第1磁石621と、第1コイル61にZ方向の他方側Z2で対向する第1磁石622とを有している。第2磁気駆動回路7は、第2コイル71と、第2コイル71にZ方向の一方側Z1で対向する第2磁石721と、第2コイル71にZ方向の他方側Z2で対向する第2磁石722とを有しており、第2磁気駆動回路7(第2コイル71、および第2磁石721、722)は、第1磁気駆動回路6に対してZ方向の他方側Z2で重なる位置に設けられている。
このように構成した第1磁気駆動回路6、および第2磁気駆動回路7をZ方向に重ねて配置するために、支持体2は、第1コイル61を保持する第1コイルホルダ65と、第2コイル71を保持する第2コイルホルダ75と有しており、第1コイルホルダ65、および第2コイルホルダ75は、Z方向の一方側Z1から他方側Z2に順に重ねて配置されている。また、第1コイルホルダ65、および第2コイルホルダ75は連結されている。
また、可動体3は、第1コイル61に対してZ方向の一方側Z1、第1コイル61と第2コイル71との間、および第2コイル71に対してZ方向の他方側Z2に配置された複数のヨーク(第1ヨーク64および第2ヨーク74)を備えており、第1磁石621、622、および第2磁石721、722は各々、複数のヨークのいずれかに保持されている。また、複数のヨークは、Z方向で隣り合うヨーク同士が連結されている。本形態において、複数のヨークには、第1コイル61に対してZ方向の両側に配置された第1ヨーク64と、第2コイル71に対してZ方向の両側に配置された第2ヨーク74とが含まれている。第1ヨーク64は、第1コイル61に対してZ方向の両側に配置された第1磁石621、622を保持している。第2ヨーク74は、第2コイル71に対してZ方向の両側に配置された第2磁石721、722を保持している。
(第1磁気駆動回路6の詳細構成)
図6は、図5に示す第1磁気駆動回路6の分解斜視図である。図4、図5および図6に示すように、第1コイルホルダ65は、第1コイル61を内側に保持する第1枠部66と、第1枠部66の端部(4つの角)からZ方向の両側に向けて突出した複数の第1柱状部69とを備えており、第1柱状部69は、第1端板28と連結されている。第1コイルホルダ65は、樹脂製あるいは金属製である。本形態において、第1コイルホルダ65は、樹脂製である。
第1磁気駆動回路6に用いた第1コイル61は、Y方向に延在する第1有効辺部分611、612(長辺部分)を有する長円形状の空芯コイルである。かかる形状に対応して、第1コイルホルダ65の第1枠部66には、Y方向に長径方向を向けた長円形状の第1開口部67が形成されており、第1開口部67の内側に第1コイル61が接着等により固定される。
第1コイルホルダ65において、第1枠部66に対してZ方向の一方側Z1には、第1開口部67のY方向の両端部と重なる位置に、第1コイル61の両端部でX方向に延在する第1無効辺部分613、614(短辺部分)をZ方向の一方側Z1で支持する第1座部681、682が形成されている。第1座部681、682は、第1枠部66からZ方向の一方側Z1に突出し、第1開口部67のY方向の両端部でZ方向の一方側Z1の底部を構成している。第1枠部66のZ方向の他方側Z2の面には、第1開口部67からX方向の他方側X2かつY方向の一方側Y1に向けて溝661が延在しており、かかる溝661は、第1コイル61の巻き始めの引き出し部分を通すためのガイド溝である。第1枠部66の厚さ(Z方向の寸法)は、第1コイル61の厚さ(Z方向の寸法)より大である。このため、第1開口部67の内側に第1コイル61が収容された状態で、第1コイル61は、第1枠部66からZ方向の他方側Z2に突出していない。
第1磁石621、622は各々、長方形の平面形状を有しており、X方向に長辺が延在し、Y方向に短辺が延在している。第1磁石621、622は各々、X方向に分極着磁されており、N極およびS極が各々、第1コイル61の第1有効辺部分611、612に対向している。したがって、第1コイル61に通電すると、第1磁気駆動回路6は、可動体3をX方向に駆動する駆動力を発生させる。第1磁気駆動回路6において、第1ヨーク64は、第1コイル61に対してZ方向の一方側Z1に配置されたヨーク板641と、第1コイル61に対してZ方向の他方側Z2に配置されたヨーク板642とからなる。ヨーク板641は、第1磁石621をZ方向の他方側Z2の面で保持する平板状の磁石保持部641aと、磁石保持部641aのX方向の両端部からZ方向の他方側Z2に向けて折れ曲がった側板部641b、641cとを有している。ヨーク板642は、第1磁石622をZ方向の一方側Z1の面で保持する平板状の磁石保持部642aと、磁石保持部642のX方向の両端部からX方向の一方側X1および他方側X2に突出した連結板部642b、642cとを有している。本形態では、ヨーク板641の側板部641bの先端部とヨーク板642の連結板部642bの先端部とが溶接やカシメ等によって連結され、ヨーク板641の側板部641cの先端部とヨーク板642の連結板部642cの先端部とが溶接やカシメ等によって連結されている。
(第2磁気駆動回路7の詳細構成)
図7は、図5に示す第2磁気駆動回路7の分解斜視図である。図4、図5および図7に示すように、第2コイルホルダ75は、第2コイル71を内側に保持する第2枠部76と、第2枠部76の端部(4つの角)からZ方向の両側に突出した複数の第2柱状部79とを備えており、第2柱状部79は、Z方向の一方側Z1で隣り合う第1コイルホルダ65の第1柱状部69と連結されている。また、第2柱状部79は、第2端板29と連結されている。第2コイルホルダ75は、樹脂製あるいは金属製である。本形態において、第2コイルホルダ75は、樹脂製である。
第2磁気駆動回路7に用いた第2コイル71は、X方向に延在する第2有効辺部分711、712(長辺部分)を有する長円形状の空芯コイルである。かかる形状に対応して、第2コイルホルダ75の第2枠部76には、X方向に長径方向を向けた長円形状の第2開口部77が形成されており、第2開口部77の内側に第2コイル71が接着等により固定される。
第2コイルホルダ75において、第2枠部76に対してZ方向の一方側Z1には、第2開口部77のX方向の両端部と重なる位置に、第2コイル71の両端部でY方向に延在する第2無効辺部分713、714(短辺部分)をZ方向の一方側Z1で支持する第2座部781、782が形成されている。第2座部781、782は、第2枠部76からZ方向の一方側Z1に突出し、第2開口部77のX方向の両端部でZ方向の一方側Z1の底部を構成している。第2枠部76のZ方向の他方側Z2の面には、第2開口部77からX方向の一方側X1かつY方向の一方側Y1に向けて溝(図示せず)が延在しており、かかる溝は、第2コイル71の巻き始めの引き出し部分を通すためのガイド溝である。第2枠部76の厚さ(Z方向の寸法)は、第2コイル71の厚さ(Z方向の寸法)より大である。このため、第2開口部77の内側に第2コイル71が収容された状態で、第2コイル71は、第2枠部76からZ方向の他方側Z2に突出していない。
第2磁石721、722は各々、長方形の平面形状を有しており、Y方向に長辺が延在し、X方向に短辺が延在している。第2磁石721、722は各々、Y方向に分極着磁されており、N極およびS極が各々、第2コイル71の第2有効辺部分711、712に対向している。したがって、第2コイル71に通電すると、第2磁気駆動回路7は、可動体3をY方向に駆動する駆動力を発生させる。第2磁気駆動回路7において、第2ヨーク74は、第2コイル71に対してZ方向の一方側Z1に配置されたヨーク板741と、第2コイル71に対してZ方向の他方側Z2に配置されたヨーク板742とからなる。ヨーク板742は、第2磁石722をZ方向の一方側Z1の面で保持する平板状の磁石保持部742aと、磁石保持部742aのY方向の両端部からZ方向の一方側Z1に向けて折れ曲がった側板部742b、742cとを有している。ヨーク板741は、第2磁石721をZ方向の他方側Z2の面で保持する平板状の磁石保持部741aと、磁石保持部741aのY方向の両端部からY方向の一方側Y1および他方側Y2に突出した連結板部741b、741cとを有している。本形態では、ヨーク板742の側板部742bの先端部とヨーク板741の連結板部741bの先端部とが溶接やカシメ等によって連結され、ヨーク板742の側板部742cの先端部とヨーク板741の連結板部741cの先端部とが溶接やカシメ等によって連結されている。ヨーク板741およびヨーク板642には穴741e、642eが形成されており、ヨーク板741とヨーク板642とは、穴741e、642eを基準に位置決めした後、穴741e、642eの内部で溶接やカシメ等により連結される。
(磁気駆動回路の磁気的中心と可動体3の重心との位置関係)
このように構成したアクチュエータ1において、第1コイル61、第2コイル71、第1コイルホルダ65、および第2コイルホルダ75は、可動体3のX方向の中心を通ってY方向に延在する仮想線の中心とする線対称、かつ、Y方向の中心を通ってX方向に延在する仮想線の中心とする線対称に構成されている。また、第1磁石621、622、第2磁石721、722、第1ヨーク64、および第2ヨーク74は、可動体3のX方向の中心を通ってY方向に延在する仮想線の中心とする線対称、かつ、Y方向の中心を通ってX方向に延在する仮想線の中心とする線対称に構成されている。
したがって、第1磁気駆動回路6の磁気的中心位置(駆動中心)は、X方向およびY方向において可動体3の重心と一致する位置、またはほぼ一致する位置にある。また、第2磁気駆動回路7の磁気的中心位置(駆動中心)は、X方向およびY方向において可動体3の重心と一致する位置、またはほぼ一致する位置にある。
(基本動作)
本形態のアクチュエータ1において、第1コイル61に交流を印加する一方、第2コイル71への通電を停止すると、可動体3は、X方向に振動するため、アクチュエータ1における重心がX方向に変動する。このため、利用者は、X方向の振動を体感することができる。その際、第1コイル61に印加する交流波形を調整して、可動体3がX方向の一方側X1に移動する加速度と、可動体3が第2方向の他方側X2に移動する加速度とを相違させれば、利用者は、X方向において方向性を有する振動を体感することができる。また、第2コイル71に交流を印加する一方、第1コイル61への通電を停止する。その結果、可動体3は、Y方向に振動するため、アクチュエータ1における重心がY方向に変動する。このため、利用者は、Y方向の振動を体感することができる。その際、第2コイル71に印加する交流波形を調整して、可動体3がY方向の一方側Y1に移動する加速度と、可動体3が第3方向の他方側Y2に移動する加速度とを相違させれば、利用者は、Y方向において方向性を有する振動を体感することができる。
また、第1コイル61と第2コイル71への通電とを組み合わせれば、利用者は、X方向での振動とY方向での振動とを組み合わせた体感を得ることができる。
(ストッパ機構)
本形態のアクチュエータ1では、可動体3が支持体2に対して過度に移動した際、強度の弱い個所が当接しないように、図2および図3に示すストッパ機構が設けられている。より具体的には、図3に示すように、第1磁石621に対してY方向の一方側Y1で所定の間隔を介して対向する位置には、第1コイルホルダ65の第1座部681が位置し、第1磁石621に対してY方向の他方側Y2で所定の間隔を介して対向する位置には、第1コイルホルダ65の第1座部682が位置している。本形態において、第1座部681、682のY方向で第1磁石621と対向する側端部が第1ストッパ部683、684として機能する。したがって、第2磁気駆動回路7によって可動体3をY方向に駆動した際の可動体3のY方向への可動範囲は、第1磁気駆動回路6の第1磁石621と第1コイルホルダ65の第1座部681、682(第1ストッパ部683、684)とによって構成された第1ストッパ機構によって規制されている。
本形態において、第1ストッパ部683、684は、第1コイル61の第1無効辺部分613、614の内縁より第1磁石621の側に位置している。このため、第1コイル61の巻き始め側の引き出し部分が、例えば、第1無効辺部分613の内縁から第1コイル61と第1座部681との間を通っている場合でも、第1コイル61の巻き始め側の引き出し部分に第1磁石621が接触するという事態が発生しにくい。それゆえ、第1コイル61の巻き始め側の引き出し部分が断線するという事態が発生しにくい。
また、図2に示すように、第2磁気駆動回路7の第2磁石721に対してX方向の一方側X1で所定の間隔を介して対向する位置には、第2コイルホルダ75の第2座部781が位置し、第2磁石721に対してX方向の他方側X2で所定の間隔を介して対向する位置には、第2コイルホルダ75の第2座部782が位置している。本形態において、第2座部781および第2座部782のX方向で第2磁石721と対向する側端部が第2ストッパ部783、784として機能する。したがって、第1磁気駆動回路6によって可動体3をX方向に駆動した際の可動範囲は、第2磁気駆動回路7の第2磁石721と第2コイルホルダ75の第2座部781、782(第2ストッパ部783、784)とによって構成された第2ストッパ機構によって規制されている。
本形態において、第2ストッパ部783、784は、第2コイル71の第2無効辺部分713、714の内縁より第2磁石721の側に位置している。このため、第2コイル71の巻き始め側の引き出し部分が、例えば、第2無効辺部分713の内縁から第2コイル71と第2座部781との間を通っている場合でも、第2コイル71の巻き始め側の引き出し部分に第2磁石721が接触するという事態が発生しにくい。それゆえ、第2コイル71の巻き始め側の引き出し部分が断線するという事態が発生しにくい。
(本形態の主な効果)
以上説明したように、本形態のアクチュエータ1において、可動体3をX方向に振動させる第1磁気駆動回路6(駆動機構)、および可動体3をY方向に振動させる第2磁気駆動回路7(駆動機構)が設けられているため、可動体3をX方向およびY方向に振動させることができる。したがって、使用者にX方向の振動、Y方向の振動、X方向の振動とY方向の振動とを組み合わせた振動を体感させることができる。また、第1磁気駆動回路6、および第2磁気駆動回路7がZ方向に重ねて配置されているため、アクチュエータ1をZ方向からみたときのサイズ(平面積)が小さい。それゆえ、本形態のアクチュエータ1は、手に持つコントローラ等の機器に搭載するのに適している。また、アクチュエータ1は、Z方向に重ねて配置された第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7からなるため、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)を小型化することができる。
また、第2磁気駆動回路7によって可動体3をY方向に駆動した際の可動体3のY方向への可動範囲は、第1磁気駆動回路6の第1磁石621と第1コイルホルダ65の第1座部681、682とによって構成された第1ストッパ機構によって規制されている。また、第1磁気駆動回路6によって可動体3をX方向に駆動した際の可動範囲は、第2磁気駆動回路7の第2磁石721と第2コイルホルダ75の第2座部781、782とによって構成された第2ストッパ機構によって規制されている。それゆえ、可動体3が過度に移動した場合でも、強度が弱い個所同士が当接しにくいので、アクチュエータ1の信頼性が高い。しかも、第1磁石621、第1コイルホルダ65の第1座部681、682、および第2磁石721を利用してストッパ機構が構成されているため、第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7に対してZ方向で重なる位置にストッパ機構を設けることができる。それゆえ、Z方向からみたときのアクチュエータ1の平面積を縮小することができる。
また、可動体3をX方向に駆動する第1磁気駆動回路6に用いた第1磁石621は、X方向の寸法よりY方向の寸法が短いことから、第1磁石621のY方向の両側のスペースを利用して可動体3のY方向への可動範囲を規制する第1ストッパ機構を構成することができる。また、可動体3をY方向に駆動する第2磁気駆動回路7に用いた第2磁石721は、Y方向の寸法よりX方向の寸法が短いことから、第2磁石721のX方向の両側のスペースを利用して可動体3のX方向への可動範囲を規制する第2ストッパ機構を構成することができる。このため、第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7に対してZ方向で重なる位置にストッパ機構を設けることが容易である。
また、第1コイル61を支持する第1コイルホルダ65の第1座部681、682を利用して第1ストッパ部683、684を構成し、第2コイル71を支持する第2コイルホルダ75の第2座部781、782を利用して第2ストッパ部783、784を構成している。このため、第1コイルホルダ65、および第2コイルホルダ75に第1座部681、682、および第2座部781、782とは別の凸部(ストッパ部)を設ける必要がない。それゆえ、第1コイルホルダ65、および第2コイルホルダ75の構成を簡素化することができる。
また、第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7の磁気的中心位置(駆動点)は、X方向およびY方向において可動体3の重心と一致する位置、またはほぼ一致する位置にあるため、可動体3をX方向およびY方向に振動させた際、可動体3が傾く等の事態が発生しにくい。
また、支持体2では、第1コイルホルダ65と、第2コイルホルダ75とがZ方向に順に重ねて配置されて連結されている。このため、第1コイルホルダ65および第2コイルホルダ75を一体のコイルホルダとして支持体2に用いることができる。その際、第1コイルホルダ65の第1柱状部69、および第2コイルホルダ75の第2柱状部79によって連結しているので、第1コイル61と第2コイル71との各間に磁石やヨークを配置するスペースを確保した状態で、第1コイルホルダ65および第2コイルホルダ75を一体化することができる。
また、可動体3では、複数のヨーク(第1ヨーク64および第2ヨーク74)は、Z方向で隣り合うヨーク同士が連結されているため、複数のヨーク(第1ヨーク64および第2ヨーク74)を一体のヨークとして可動体3に用いることができる。
また、弾性部材4は、粘弾性を備えた粘弾性部材であって、可動体3に対するZ方向の一方側Z1、および可動体3に対するZ方向の他方側Z2の各々に設けられている。このため、可動体3が支持体2に対してX方向およびY方向に振動するとき、弾性部材4は、伸縮方向と直交するせん断方向に変形する。したがって、弾性部材4は、線形性が高い範囲で変形するので、リニアリティが良好な振動特性を得ることができる。
すなわち、弾性部材4(第1弾性部材41および第2弾性部材42)は、板状の粘弾性部材であって、その伸縮方向によって、線形あるいは非線形の伸縮特性を備える。例えば、その厚さ方向(軸方向)に押圧されて圧縮変形する際は、線形の成分(バネ係数)よりも非線形の成分が大きい伸縮特性を備える一方、厚さ方向(軸方向)に引っ張られて伸びる場合は、非線形の成分(バネ係数)よりも線形の成分(バネ係数)が大きい伸縮特性を備える。また、厚さ方向(軸方向)と交差する方向(せん断方向)に変形する場合、いずれの方向に動いても、引っ張られて伸びる方向の変形であるため、非線形の成分(バネ係数)よりも線形の成分(バネ係数)が大きい変形特性を持つ。本形態において、可動体3がX方向およびY方向に振動した際、弾性部材4(粘弾性部材)は、せん断方向に変形するように構成されている。したがって、弾性部材4では、可動体3がX方向およびY方向に振動した際、運動方向によるバネ力が一定となる。それゆえ、弾性部材4のせん断方向のバネ要素を用いることにより、入力信号に対する振動加速度の再現性を向上することができるので、微妙なニュアンスをもって振動を実現することができる。
また、弾性部材4は、可動体3と支持体2との間で第1方向Zに伸縮するように取り付けられ、弾性部材4が可動体3と支持体2との間で厚さ方向(軸方向)に押圧されて圧縮変形する際は、線形の成分(バネ係数)よりも非線形の成分(バネ係数)が大きい伸縮特性を備える。したがって、可動体3の駆動方向と直交するZ方向では、弾性部材4が大きく変形することを抑制できるので、可動体3と支持体2とのギャップが大きく変化することを抑制できる。
また、第1弾性部材41は、Z方向の両面が各々、可動体3および第1端板28に接着等の方法で接続され、第2弾性部材42は、Z方向の両面が各々、可動体3および第2端板29に接着等の方法で接続されている。したがって、弾性部材4は、可動体3の移動に確実に追従するので、可動体3の共振を効果的に防止することができる。
(第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7の変形例)
図8は、本発明を適用したアクチュエータ1に用いられる磁気駆動回路の変形例を模式的に示す説明図であり、図8(a)、(b)、(c)、(d)には第1変形例、第2変形例、第3変形例、および第3変形例を示してある。
上記実施の形態では、Z方向の一方側Z1から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1磁石621、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、第1磁石622、ヨーク板642(第1ヨーク64)、ヨーク板741(第2ヨーク74)、第2磁石721、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、第2磁石722、およびヨーク板742(第2ヨーク74)を順に配置して、第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7を構成したが、図8に示す構成によって、第1磁気駆動回路6および第2磁気駆動回路7を構成してもよい。
例えば、図8(a)に示す態様では、Z方向の一方側から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1磁石621、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、第1磁石622、ヨーク板645(第1ヨーク64、第2ヨーク74)、第2磁石721、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、第2磁石722、およびヨーク板742(第2ヨーク74)が順に配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6は、ヨーク板641、第1磁石621、第1コイル61、第1磁石622、およびヨーク板645によって構成され、第2磁気駆動回路7は、ヨーク板645、第2磁石721、第2コイル71、第2磁石722、およびヨーク板742によって構成されている。
図8(b)に示す態様では、Z方向の一方側から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1磁石621、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、第1磁石622、ヨーク板645(第1ヨーク64、第2ヨーク74)、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、第2磁石722、およびヨーク板742(第2ヨーク74)が順に配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6は、ヨーク板641、第1磁石621、第1コイル61、第1磁石622、およびヨーク板645によって構成され、第2磁気駆動回路7は、ヨーク板645、第2コイル71、第2磁石722、およびヨーク板742によって構成されている。
図8(c)に示す態様では、Z方向の一方側から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1磁石621、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、ヨーク板645(第1ヨーク64、第2ヨーク74)、第2磁石721、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、第2磁石722、およびヨーク板742(第2ヨーク74)が順に配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6は、ヨーク板641、第1磁石621、第1コイル61、およびヨーク板645によって構成され、第2磁気駆動回路7は、ヨーク板645、第2磁石721、第2コイル71、第2磁石722、およびヨーク板742によって構成されている。
図8(d)に示す態様では、Z方向の一方側から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、第1磁石622、ヨーク板645(第1ヨーク64、第2ヨーク74)、第2磁石721、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、およびヨーク板742(第2ヨーク74)が順に配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6は、ヨーク板641、第1コイル61、第1磁石622、およびヨーク板645によって構成され、第2磁気駆動回路7は、ヨーク板645、第2磁石721、第2コイル71、およびヨーク板742によって構成されている。
図8(e)に示す態様では、Z方向の一方側から他方側Z2に向かって、ヨーク板641(第1ヨーク64)、第1磁石621、第1コイル61(第1コイルホルダ65)、ヨーク板645(第1ヨーク64、第2ヨーク74)、第2コイル71(第2コイルホルダ75)、第2磁石722、およびヨーク板742(第2ヨーク74)が順に配置されている。したがって、第1磁気駆動回路6は、ヨーク板641、第1磁石621、第1コイル61、およびヨーク板645によって構成され、第2磁気駆動回路7は、ヨーク板645、第2コイル71、第2磁石722、およびヨーク板742によって構成されている。
かかる態様によれば、第1コイル61と第2コイル71との間に1つのヨーク板645(ヨーク)が配置されており、ヨーク板645は、第1磁気駆動回路6の第1ヨーク64と、第2磁気駆動回路7の第2ヨーク74として機能している。したがって、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)を小型化することができる。また、図8(b)、(c)、(d)、(e)に示す態様では、磁石の数が少ないため、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)をさらに小型化することができる。
また、図8(e)に示す態様では、第1コイル61に対して第2コイル71とは反対側のみに第1磁石621が配置され、第2コイル71に対して第1コイル61とは反対側のみに第2磁石722が配置されている。このため、第1磁気駆動回路6における磁気的中心位置(駆動中心)および第2磁気駆動回路7における磁気的中心位置(駆動中心)は、Z方向で近接し、かつ、可動体3の重心に近接している。このため、可動体3をX方向およびY方向に駆動した際、可動体3が傾くことを抑制することができる。
[他の実施の形態]
上記実施の形態では、弾性部材4(粘弾性部材)を可動体3のZ方向の両側に配置したが、可動体3のX方向の両側、および可動体3のY方向の両側に弾性部材4(粘弾性部材)を配置してもよい。また、上記実施の形態では、弾性部材4としてゲル状ダンパー部材を用いたが、ゴムやバネ等を弾性部材4として用いてもよい。ゲル状部材(ゲル状ダンパー部材)としては、シリコーン系ゲルを例示することができる。より具体的には、弾性部材4として、針入度が10度から110度であるシリコーン系ゲルを用いることができる。針入度とは、JIS-K-2207やJIS-K-2220で規定されており、この値が小さい程、硬いことを意味する。
また、粘弾性とは、粘性と弾性の両方を合わせた性質のことであり、ゲル状部材、プラスチック、ゴム等の高分子物質に顕著に見られる性質である。したがって、粘弾性を備えた弾性部材4として、天然ゴム、ジエン系ゴム(例えば、スチレン・ブタジエンゴム、イソプレンゴム、ブタジエンゴム)、クロロプレンゴム、アクリロニトリル・ブタジエンゴム等)、非ジエン系ゴム(例えば、ブチルゴム、エチレン・プロピレンゴム、エチレン・プロピレン・ジエンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム等)、熱可塑性エラストマー等の各種ゴム材料及びそれらの変性材料を用いてもよい。
また、上記実施の形態において、第1弾性部材41のZ方向の両面を各々、可動体3および第1端板28に接着により接続し、第2弾性部材42のZ方向の両面を各々、可動体3および第2端板29に接着により接続する際、弾性部材4(第1弾性部材41および第2弾性部材42)は、支持体2と可動体3との間でZ方向に圧縮された状態にある。したがって、弾性部材4は、可動体3の移動に確実に追従するので、可動体3の共振を効果的に防止することができる。
上記実施の形態では、コイルおよびコイルホルダが支持体2に設けられ、磁石およびヨークが可動体3に設けられていたが、コイルおよびコイルホルダが可動体3に設けられ、磁石およびヨークが支持体2に設けられている場合に本発明を適用してもよい。
本発明では、可動体を第2方向に振動させる第1磁気駆動回路、および可動体を第3方向に振動させる第2磁気駆動回路が設けられているため、可動体を第2方向および第3方向に振動させることができる。したがって、使用者に第2方向の振動、第3方向の振動、第2方向の振動と第3方向の振動とを組み合わせた振動を体感させることができる。また、第1磁気駆動回路、および第2磁気駆動回路が第1方向に重ねて配置されているため、アクチュエータを第1方向からみたときのサイズ(平面積)が小さい。それゆえ、本発明を適応したアクチュエータは、手に持つコントローラ等の機器に搭載するのに適している。さらに、駆動機構は、第1磁気駆動回路および第2磁気駆動回路からなるため、アクチュエータの第1方向のサイズ(厚さ)を小型化することができる。

Claims (13)

  1. 支持体と、
    前記支持体に対して移動可能な可動体と、
    前記可動体を駆動する駆動機構と、
    を有し、
    前記駆動機構は、
    第1方向で対向する第1コイルおよび第1磁石を備え、前記可動体を前記第1方向に対して直交する第2方向に駆動する第1磁気駆動回路と、
    前記第1磁気駆動回路に対して前記第1方向で重なる位置に前記第1方向で対向する第2コイルおよび第2磁石を備え、前記可動体を前記第1方向と直交し、前記第2方向に交差する第3方向に駆動する第2磁気駆動回路と、からなり、
    前記第1コイルを保持する第1コイルホルダと、前記第2コイルを保持する第2コイルホルダと、を備え、
    前記第1コイルホルダおよび前記第2コイルホルダは、前記第1方向に重ねて配置されて連結されており、
    前記第1磁石は、前記第1コイルの前記第3方向に延在する第1有効辺部分に前記第1方向で対向し、
    前記第2磁石は、前記第2コイルの前記第2方向に延在する第2有効辺部分に前記第1方向で対向し、
    前記第1コイルホルダは、前記第1磁石に前記第3方向で対向して前記可動体の前記第3方向への可動範囲を規定する第1ストッパ部を備え、
    前記第2コイルホルダは、前記第2磁石に前記第2方向で対向して前記可動体の前記第2方向への可動範囲を規定する第2ストッパ部を備えていることを特徴とするアクチュエータ。
  2. 前記第1コイルホルダは、前記第1コイルを内側に保持する第1枠部と、前記第1枠部の端部から前記第1方向に突出した複数の第1柱状部と、を備え、
    前記第2コイルホルダは、前記第2コイルを内側に保持する第2枠部と、前記第2枠部の端部から前記第1方向に突出した複数の第2柱状部と、を備え
    前記複数の第1柱状部と前記複数の第2柱状部とが各々、連結されていることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  3. 前記第1コイルに対して前記第1方向の一方側、前記第1コイルと前記第2コイルとの間、前記第2コイルに対して前記第1方向の他方側に配置された複数のヨークを備え、
    前記第1磁石および前記第2磁石は各々、前記複数のヨークのいずれかに保持されていることを特徴とする請求項1または2に記載のアクチュエータ。
  4. 前記第1コイルと前記第2コイルとの間には、前記ヨークが1つ配置されていることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  5. 前記第1コイルに対して前記第2コイルとは反対側に前記第1磁石が配置され、
    前記第2コイルに対して前記第1コイルとは反対側に前記第2磁石が配置されていることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  6. 前記第1コイルおよび前記第2コイルは、前記支持体の側に設けられ、
    前記第1磁石および前記第2磁石は、前記可動体の側に設けられていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  7. 前記第1方向において前記可動体と前記支持体とが対向する部分に弾性または粘弾性を備えた弾性部材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載のアクチュエータ。
  8. 前記弾性部材は、前記可動体、および前記支持体において前記可動体に前記第1方向の一方側で対向する部分の双方に接する第1弾性部材と、前記可動体、および前記支持体において前記可動体に前記第1方向の他方側で対向する部分の双方に接する第2弾性部材として配置されていることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  9. 前記弾性部材は、前記可動体に対する前記第1方向の一方側、および前記可動体に対する前記第1方向の他方側の各々において前記支持体および前記可動体に接着されていることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  10. 前記弾性部材は、前記可動体に対する前記第1方向の一方側、および前記可動体に対する前記第1方向の他方側の各々において前記支持体と前記可動体との間で前記第1方向に圧縮された状態にあることを特徴とする請求項に記載のアクチュエータ。
  11. 前記弾性部材は、粘弾性部材であることを特徴とする請求項10に記載のアクチュエータ。
  12. 前記粘弾性部材は、ゲル状部材であることを特徴とする請求項11に記載のアクチュエータ。
  13. 前記ゲル状部材は、シリコーン系ゲルであることを特徴とする請求項12に記載のアクチュエータ。
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