JP7070879B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、ソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理装置、情報処理方法およびプログラムに関する。
従来から、ソーシャルネットワークサービスにおけるユーザの検索方法に関する技術が提案されている。例えば、特許文献1は、検索結果の有効性の向上を目的とするユーザ検索方法を開示する。このユーザ検索方法では、クライアント装置はユーザによる検索コマンドの送信を検知した後、ユーザの地理的位置情報を取得し、サーバへユーザの地理的位置情報とユーザ識別子とを含む検索依頼を送信する。そして、サーバは受信した検索依頼が持つ地理的位置情報とユーザ識別子と、検索依頼を受信した受信時間とを含む検索依頼情報を記憶し、以前に記憶した様々な検索依頼情報に、要件を充足する検索依頼情報が存在するか否か判断し、要件を充足する検索依頼情報がある場合、要件を充足する検索依頼情報に対応するユーザに関連する情報をクライアント装置へ返信する。
特表2015-507295号公報
従来技術のように多くのユーザが登録されたソーシャルネットワークサービスにおいては、そのソーシャルネットワークサービスに登録された会員であるユーザを検索する精度が求められる。そして、検索してヒットしたユーザの中に関心のあるユーザがいれば、そのユーザにコミュニケーションを取るためにメッセージやメールなどを送信する。
しかし、業務を中心として繋がっているソーシャルネットワークでは、以前にメッセージ等を送信または受信した関係か否かを確認した上で新たなコミュニケーションを行いたいところ、関心のあるユーザと以前にコミュニケーションしたことがあるかどうかを確認するためには、別途メーラーやメッセンジャ等のコミュニケーションツールを使い、そのツール内で再度検索する必要があり、手間がかかっていた。
本発明は、かかる事情を鑑みて考案されたものであり、ソーシャルネットワークサービスにおいてユーザを検索した場合、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供するものである。
上記課題を解決するために、ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理装置であって、ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報記憶部と、登録ユーザ間でメッセージを送受信するメッセージ送受信部と、メッセージ送受信部が送受信したメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、登録ユーザである検索者から、検索者以外の登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付ける入力部と、入力部に入力された検索条件に基づき、ユーザ情報記憶部内の登録ユーザを検索する検索部と、検索部が検索した結果該当した登録ユーザが、メッセージ記憶部において検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査するメッセージ履歴検査部と、メッセージ履歴検査部が検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、該当した登録ユーザを出力する出力部と、を備える情報処理装置が提供される。
これによれば、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできる情報処理装置を提供することができる。
さらに、標識は、該当した登録ユーザが送信者と受信者のいずれかまたは両方であることを区別して出力されることを特徴としてもよい。
これによれば、ヒットした登録ユーザが送信者か受信者かを区別して標識を出力することで、以前どちらが関心を有していたのかを明確にすることができる。
上記課題を解決するために、ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理方法であって、ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶し、登録ユーザ間でメッセージを送受信し、送受信したメッセージを記憶し、登録ユーザである検索者から、検索者以外の登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付け、受け付けた検索条件に基づき、登録ユーザを検索し、検索した結果該当した登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査し、検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、該当した登録ユーザを出力する情報処理方法が提供される。
これによれば、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできる情報処理方法を提供することができる。
上記課題を解決するために、ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶し、登録ユーザ間でメッセージを送受信し、送受信したメッセージを記憶し、登録ユーザである検索者から、検索者以外の登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付け、受け付けた検索条件に基づき、登録ユーザを検索し、検索した結果該当した登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査し、検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、該当した登録ユーザを出力する情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムが提供される。
これによれば、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできるプログラムを提供することができる。
以上説明したように、本発明によれば、ソーシャルネットワークサービスにおいてユーザを検索した場合、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することができる。
本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービスシステムの構成概要図。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置の機能ブロック図。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置におけるメッセンジャ機能と検索機能を説明するための構成図。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置のハードウェア構成図。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置における検索機能を説明するためのフローチャート。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置が出力する主要な表示画面。(A)ホームページ、(B)ブログ機能のメイン画面、(C)つぶやき機能のメイン画面、(D)Q&A機能のメイン画面、(E)コミュニティ機能のメイン画面、(F)ニュース機能のメイン画面、(G)資産分析機能のメイン画面、(H)検索機能のメイン画面、(I)メッセンジャ機能のメイン画面。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置の出力部の出力表示例。 本発明に係る第一実施例の変形例のソーシャルネットワークサービス処理装置の出力部の出力表示例。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置のメッセージ記憶部におけるメッセージスペースの管理情報のテーブルの例。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置のメッセージ記憶部におけるメッセージスペースのデータベースのテーブルの例。 本発明に係る第一実施例のソーシャルネットワークサービス処理装置のユーザ情報記憶部におけるユーザ情報のテーブルの例。
以下では、図面を参照しながら、本発明に係る実施例について説明する。
<第一実施例>
図1乃至図11を参照し、本実施例におけるソーシャルネットワークサービスシステム1およびソーシャルネットワークサービス処理装置100(情報処理装置)を説明する。本明細書では、ソーシャルネットワークサービス処理装置をSNS処理装置とも言う。
ソーシャルネットワークサービスシステム1は、図1に示すように、ネットワーク300に接続することで相互に通信が可能なSNS処理装置100と複数の端末200を含むシステムである。SNS処理装置100は、ソーシャルネットワークサービスの機能を処理し、実行、制御する。端末200は、ソーシャルネットワークサービスを利用するユーザにソーシャルネットワークサービスに関する情報を表示し、ユーザの操作を受け付ける。
ネットワーク300は、SNS処理装置100と端末200の間の、情報処理やデータに係る通信を可能にする任意の通信回線または通信網である。したがって、ネットワーク300は、ワイドアクセスネットワーク(WAN)、有線ネットワーク、ファイバーネットワーク、無線ネットワーク(たとえば、モバイルまたはセルラーネットワーク)、セルラーまたは電気通信ネットワーク(たとえば、WIFI、ロングタームエボリューション(LTE)ネットワーク)、またはそれらの任意の適切な組み合わせであり得る。ネットワーク300は、プライベートネットワーク、パブリックネットワーク(たとえば、インターネット)の1つ以上の部分、またはそれらの任意の適切な組み合わせを含み得る。なお、これらは例示であり、これらに限定されることはない。
図4は、サーバであるSNS処理装置100のハードウェア構成の一例を示す。SNS処理装置100は、たとえばサーバコンピュータであり、複数の端末200からアクセスされて、ソーシャルネットワークサービスの機能を実現する。端末200は、たとえばパーソナルコンピュータやスマートフォン等の情報処理装置であって、ソーシャルネットワークサービスの会員であるユーザによって操作される。サーバは、例えばウェブサーバとしての機能を有し、ブラウザを通じて端末200のユーザに対してソーシャルネットワークサービスに関するサービスを提供する。
SNS処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)から構成される演算装置110(制御部10)、ROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等のメモリ111およびハードディスクやストレージ等の外部記憶装置120から構成される記憶部20、上記のネットワーク300と繋がるネットワークインターフェースの通信装置130(通信部30)と、サーバの管理者等が使用するためのキーボードやマウス等の入力装置150と、様々な情報を表示するためのディスプレイやプリンタ等の出力装置140と、DVD(Digital Versatile Disk)やCD-ROM(Compact Disk Read Only Memory)などの一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体を駆動し、当該記録媒体に記録されたソフトウェアやプログラムを読み書きする媒体駆動装置122と、を含み、これらが、内部バス、外部バス、拡張バス等を含むシステムバスといった伝送路101を介して互いに接続されたものである。
制御部10は、演算装置110(CPU:Central Processing Unit)によりその機能が実現され、SNS処理装置100を統括的に制御する。制御部10は、OS(Operating System)等の制御プログラム・各種の処理手順等を規定したプログラム・所要データなどを格納するための内部メモリを有し、格納されているこれらのプログラムに基づいて種々の情報処理を実行する。
記憶部20は、メモリ111および外部記憶装置120によりその機能を実現され、各種のデータベース、テーブル、およびファイルなどを格納する。記憶部20には、OSと協働して制御部10に命令を与えて各種処理を行うためのコンピュータプログラムが記録される。これらのコンピュータプログラムは、ウェブサイト提供に用いる各種のプログラムや、ソーシャルネットワークサービスのサービスとして提供される機能を実現するプログラムである。
例えば、SNS処理装置100が備える処理機能、特に制御部10にて行われる各処理機能については、その全部または任意の一部を、CPUおよび当該CPUにて解釈実行されるプログラムにて実現してもよく、また、ワイヤードロジックによるハードウェアとして実現してもよい。なお、プログラムは、本実施例で説明する処理をCPUに実行させるためのプログラム化された命令を含む一時的でないコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよく、必要に応じて媒体駆動装置122を介してSNS処理装置100に読み取られる。記録媒体とは、DVD等の任意の「可搬用の物理媒体」を含むものとする。したがって、本明細書で説明する処理または処理方法を実行するためのプログラムを格納した記録媒体もまた本発明を構成することとなる。このコンピュータプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部10を構成する。
また、プログラムは、SNS処理装置100に対して任意のネットワークを介して接続されたアプリケーションプログラムサーバに記憶されていてもよく、必要に応じてその全部または一部をダウンロードすることも可能である。また、「プログラム」とは、任意の言語または記述方法にて記述されたデータ処理方法であり、ソースコードまたはバイナリコード等の形式を問わない。なお、「プログラム」は必ずしも単一的に構成されるものに限られず、複数のモジュールやライブラリとして分散構成されるものや、OSに代表される別個のプログラムと協働してその機能を達成するものをも含む。なお、上述した各装置において記録媒体を読み取るための具体的な構成および読み取り手順ならびに読み取り後のインストール手順等については、周知の構成や手順を用いることができる。
また、SNS処理装置100は、既知のパーソナルコンピュータまたはワークステーション等の情報処理装置として構成してもよく、また、任意の周辺装置が接続された当該情報処理装置として構成してもよい。また、SNS処理装置100は、上述したように処理を実現させるソフトウェア(プログラムまたはデータ等を含む)を実装することにより実現してもよい。SNS処理装置100の具体的形態は図示するものに限られず、その全部または一部を、機能の負荷に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
通信装置130は、ネットワーク300を介して端末200からデータ等を受信して演算装置110へ送り、演算装置110が生成したデータ等を、ネットワーク300を介して端末200へ送信する。通信装置130は、ネットワーク300を介して端末200と繋がるためのネットワークインターフェースであり、より具体的には、たとえばLAN(Local Area Network)カード等の通信デバイスである。
入力装置150と出力装置140は、入出力インターフェイスを介して演算装置110により制御される。演算装置110は、入力装置150からデータ等を取得し、出力装置140に対して生成したデータ等を出力する。入力装置150は、典型的にはキーボードやマウス、タッチパネルなどのサーバに直接ローカル接続された装置であるが、ネットワーク300を経由してリモートからアクセスしてSNS処理装置100を操作する装置であってもよい。出力装置140は、同様に、典型的にはディスプレイやプリンタなどのサーバに直接ローカル接続された装置であるが、ネットワーク300を経由してリモート接続された装置であってもよい。
なお、本明細書において、「出力する」とは、演算装置110が演算装置110以外の装置に出力することを含むものとする。たとえば、「出力する」とは、演算装置110(制御部10)が伝送路101および通信装置130を経由して端末200が接続されたネットワーク300に出力すること、演算装置110(制御部10)が伝送路101および出力装置140を経由してリモートの装置に出力すること、また、演算装置110(制御部10)が伝送路101を経由して外部記憶装置120や書き込み可能な記録媒体がロードされた媒体駆動装置122に出力することなどを含む。
図2を参照して、SNS処理装置100の機能について説明する。SNS処理装置100は、投資用不動産の取り引きや維持管理に関係する事業者、その事業者を支援する弁護士や司法書士、保険の代理店などの事業者(狭義のユーザ)、さらにはこれら事業者からサービスの提供をうける一般消費者(広義のユーザ)を会員とする、仕事や業務に関連するソーシャルネットワークサービスを提供する。SNS処理装置100では、ユーザは、ソーシャルネットワークサービスを受けるために登録し、会員となる。SNS処理装置100は、より具体的には、メッセンジャ機能F10と、検索機能F20と、ブログ機能F30と、つぶやき機能F40と、Q&A機能F50と、コミュニティ機能F60と、ニュース機能F70と、資産分析機能F80とを有する。
メッセンジャ機能F10は、狭義のユーザ間、広義のユーザ間、および狭義のユーザと広義のユーザとの間でのコミュニケーションを支援する機能であり、対話的にメッセージをやり取りする所謂チャット機能である。メッセンジャ機能F10は、ユーザ間で送受信されたメッセージを蓄え、当該ユーザのみが閲覧/編集できるメッセージスペースを有する。メッセージスペースのメッセージは記憶部20に記憶され、当該ユーザから要求があった場合、制御部10が記憶部20から当該ユーザのメッセージスペース内のメッセージを読み出し、通信部30を介してそのメッセージを出力する。メッセンジャ機能F10は、当該ユーザ間で送受信されたメッセージを時系列に並べて表示するユーザインタフェースを有する。
検索機能F20は、ソーシャルネットワークサービスに登録された会員を検索するための機能である。主に、広義および狭義のユーザが、狭義のユーザの中から見つけたい狭義のユーザの検索条件を入力することにより検索する。検索機能F20は、ユーザが入力した検索条件を受け付け、ソーシャルネットワークサービスの会員であるユーザの情報を記憶するデータベース(図3に示すユーザ情報記憶部22)においてその検索条件に適合する狭義のユーザを検索し、検索条件を満たしたユーザを出力する。詳細は後述する。
ブログ機能F30は、ユーザが業務や個人的な体験、仕事に関連するニュースや時事などの話題等について、時系列に表示されるウェブサイトを提供する機能である。ブログ機能F30は、インターネットで一般的に提供されているブログと同じ機能である。ブログ機能F30は、あるユーザが当該ソーシャルネットワークサービスに登録された不特定のユーザまたはインターネットにアクセスする不特定多数に向けて話題や記事を発信することを支援する。ブログを読んだユーザは、ブログ機能F30により提供された記事等に共感を得たり、仕事で相談してみたいと感じた場合、発信したユーザとまず新しい人間関係を構築するために、後述するつぶやき機能F40でその発信したユーザをフォローしたり、Q&A機能F50でその発信したユーザに質問を投げたりすることできる。
つぶやき機能F40は、ミニブログとも呼ばれる機能であり、ユーザが、短い文章で自分の意見や感想、状況などを投稿し、そのユーザをフォローするユーザなどがその投稿を閲覧等することができる機能である。投稿内容が短いテキストであり更新が容易であるため、多数投稿することができると共にその投稿に対して返信もできるのでリアルタイムに近いやり取りもすることができる。
Q&A機能F50は、ユーザが特定のユーザや不特定のユーザに対して疑問に思っていることや業務上必要なことなどについて質問をし、その質問に対して他のユーザが応答することを支援する機能である。たとえば、一般のユーザ(広義のユーザ)が、他の一般のユーザ(広義のユーザ)に自分の疑問に思っていることを尋ねてもよいし、投資用不動産の購入に関して当該物件を扱っている事業者(狭義のユーザ)に問い合わせてもよい。また、事業者(狭義のユーザ)が不動産の登記に関して司法書士(狭義のユーザ)に問い合わせる機能を有してもよい。問い合わせを受けたユーザは、その問い合わせに対して迅速に適切な返答をすることで、人間関係が構築されていく。
コミュニティ機能F60は、特定の興味や話題に興味のあるユーザのグループに対して、そのグループ内のコミュニケーションを促進する機能である。そのグループに属するユーザのみがアクセスできる掲示板やコミュニケーションのためのツールであり、そのグループに属するユーザのみがアクセスできるメッセージスペースを備えていてもよい。
ニュース機能F70は、ソーシャルネットワークサービスやSNS処理装置100を提供している事業者が、ソーシャルネットワークサービスやSNS処理装置100に関する連絡事項/告知事項などを会員に対して掲示するための機能である。
資産分析機能F80は、一般のユーザが、自分の所有する投資用不動産の投資分析を支援する機能である。当該ユーザは、自分の所有する物件について総合的で多様な観点からの分析を行うことができる。
上述したそれぞれの機能は、図6に示すような、端末200であるスマートフォンの画面(ユーザインタフェース)を出力する。もちろん、SNS処理装置100は、パーソナルコンピュータに対しても画面を出力する機能を有していてもよい。SNS処理装置100は、提供するソーシャルネットワークサービスにアクセスしたユーザに対して、本図(A)に示すようなホームページを出力し、ユーザのスマートフォンに表示させる。ホームページでは、「ニュース」、「ブログ」、「コミュニティ」、「みんなのQ&A」、「事業者を探す」、「マイ資産」、「つぶやき」、「メッセージ」と言った名前の付いたアイコンが表示され、ユーザがそのアイコンにタッチすることで対応する機能が呼び出される。
たとえば、ユーザがホームページで「ニュース」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がネットワーク300を介してSNS処理装置100に伝達されニュース機能F70が呼び出される。呼び出されたニュース機能F70は、本図(F)に示されるような画面を出力し、連絡事項/告知事項などをユーザに対して掲示する。
また、ユーザがホームページで「ブログ」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達されブログ機能F30が呼び出される。呼び出されたブログ機能F30は、本図(B)に示されるような画面を出力し、購読するブログのリストを出力する。ブログ機能F30は、この画面でタッチされたブログの内容を出力し、適宜スマートフォンに表示させる。
また、ユーザがホームページで「コミュニティ」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達されコミュニティ機能F60が呼び出される。呼び出されたコミュニティ機能F60は、本図(E)に示されるような画面を出力し、参加しているコミュニティのリストを出力する。コミュニティ機能F60は、この画面でタッチされたコミュニティにおける内容を出力し、適宜スマートフォンに表示させる。
また、ユーザがホームページで「みんなのQ&A」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達されQ&A機能F50が呼び出される。呼び出されたQ&A機能F50は、本図(D)に示されるような画面を出力し、関心のあるQ&Aのリストを出力する。Q&A機能F50は、この画面でタッチされたQ&Aの内容を出力し、適宜スマートフォンに表示させる。
また、ユーザがホームページで「マイ資産」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達され資産分析機能F80が呼び出される。呼び出された資産分析機能F80は、本図(G)に示されるような画面を出力し、操作するユーザに関係する投資用不動産である資産のリストやその収支状況などの情報を出力し、適宜スマートフォンに表示させる。
また、ユーザがホームページで「つぶやき」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達されつぶやき機能F40が呼び出される。呼び出されたつぶやき機能F40は、本図(C)に示されるような画面を出力し、フォローするユーザのリストや自分がつぶやくための画面を出力する。つぶやき機能F40は、この画面でタッチされたユーザの投稿内容を出力し、適宜スマートフォンに表示させる。また、つぶやき機能F40は、操作するユーザが投稿するための入力領域を含むユーザインタフェースの画面を出力し、自分が投稿した内容も出力して表示させる。
また、ユーザがホームページで「メッセンジャ」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達されメッセンジャ機能F10が呼び出される。呼び出されたメッセンジャ機能F10は、本図(I)に示されるような画面を出力し、メッセージのやり取りのあるユーザのリストや自分が新規にメッセージを作成するための画面を出力する。メッセンジャ機能F10は、この画面でタッチされたユーザとやり取りされたメッセージを出力し、適宜スマートフォンに表示させる。
また、ユーザがホームページで「事業者を探す」のアイコンをタッチすると、そのタッチした信号がSNS処理装置100に伝達され検索機能F20が呼び出される。呼び出された検索機能F20は、本図(H)に示されるような画面を出力し、検索条件に合致した事業者(狭義のユーザ)の事業者一覧を出力する。検索機能F20は、この画面でタッチされた事業者の情報を出力し、適宜スマートフォンやパーソナルコンピュータの画面に表示させる。詳細は後述する。
図3を参照し、検索機能F20に焦点を当てて、制御部10と、記憶部20と、通信部30とを有するSNS処理装置100について説明する。検索機能F20は、ソーシャルネットワークサービスに登録された会員が、検索条件に従って他の会員を検索することを支援する。かかる検索機能F20を有するSNS処理装置100は、記憶部20の中にソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報記憶部22と、制御部10の中に端末200を操作する登録ユーザの間で送受信されるメッセージを送受信するメッセージ送受信部11と、記憶部20の中にメッセージ送受信部11が受信したメッセージを記憶するメッセージ記憶部21と、制御部10の中に登録ユーザである検索者から検索者以外の登録ユーザを検索するための検索条件の入力を受け付ける入力部14と、制御部10の中に入力部14に入力された検索条件に基づきユーザ情報記憶部22内の登録ユーザを検索する検索部12と、制御部10の中に検索部12が検索した結果該当した登録ユーザがメッセージ記憶部21において検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査するメッセージ履歴検査部13と、制御部10の中にメッセージ履歴検査部13が検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に該当した登録ユーザを出力する出力部15と、を備える。
メッセージ送受信部11は、通信部30を経由して端末200から送られてくるユーザからのメッセージを待機し、送られてきた場合には受信する。送られてくるメッセージは、どのメッセージスペースに対するどのユーザからのメッセージであるのかを示すメッセージメタ情報とメッセージの内容(ユーザが送信するテキスト情報やイメージ情報など)から構成される。メッセージ送受信部11は、メッセージを受信すると、ユーザ情報記憶部22に記憶されているメッセージスペース管理情報(図9に示す)とユーザ情報(図11に示す)を参照し、どのメッセージスペースに対するメッセージか、どのユーザからのメッセージかを検査する。
メッセージ記憶部21は、メッセージ送受信部11が受信した、あるユーザとその他のユーザとが送受信したメッセージをメッセージスペース毎に記憶する。図9と図10を参照し、メッセージ記憶部21におけるメッセージスペースの管理情報のテーブルとメッセージスペースのメッセージを含むデータベースのテーブルの例を説明する。図9に示すメッセージスペース管理情報のテーブルは、メッセージスペースを作成したときに採番される固有のメッセージスペースIDと、そのメッセージスペースにアクセス可能なアクセスユーザのリストと、アクセス可能なユーザにとっての当該メッセージスペースIDに対する名前であるメッセージスペースネームと、当該メッセージスペースにおけるメッセージが格納されるデータベース名とをカラムに有する。本図においては、例として、6つのメッセージスペースIDがレコードとして格納されており、新たにメッセージスペースが作成された時にメッセージスペースIDが採番され、レコードが追加される。
メッセージ送受信部11とメッセージ記憶部21をより具体的に説明する。たとえば、メッセージ送受信部11は、ユーザ情報に登録されているUID0001から、UID0001がアクセス可能でないメッセージスペースのMS0002に対してメッセージの送信があっても当該メッセージを受信しない。一方、メッセージ送受信部11は、UID0001から、UID0001がアクセス可能なメッセージスペースのMS0001に対してメッセージの送信があった場合には当該メッセージを受信する。このように、メッセージ送受信部11は、正規のメッセージスペースに対する正規のユーザである場合、記憶部20のメッセージ記憶部21に、メッセージスペース、送信ユーザ、メッセージ内容を伝達する。
また、メッセージ送受信部11は、メッセージ記憶部21が伝達したメッセージを記憶した後、メッセージスペース管理情報を参照し、当該送信者であるUID0001以外の当該メッセージスペースにアクセス可能なユーザにメッセージを送信する。たとえば、UID0001がメッセージスペースのMS0001にメッセージを送信した場合、メッセージ送受信部11は、受信したメッセージをUID0002に送信する。また、UID0001がメッセージスペースのMS0006にメッセージを送信した場合、メッセージ送受信部11は、受信したメッセージをUID0006とUID0009に送信する。このように、会員であるユーザと他の会員のユーザの間で互いにメッセージスペースを介してメッセージがやり取りされるので、メッセージ送受信部11は、メッセージスペースにおいて会員ユーザ間で送受信されるメッセージを送受信する。
第1レコードには、メッセージスペースIDとしてMS0001、アクセスユーザのリストとしてUID0001とUID0002、UID0001のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてUID0002、UID0002のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてUID0001、データベース名としてDB0001が格納されている。第2レコードは、同様に、メッセージスペースIDとしてMS0002、アクセスユーザのリストとしてUID0003とUID0004とUID0005、UID0003のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてグループA、UID0004のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてグループB、UID0005のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてグループC、データベース名としてDB0002が格納されている。
第3レコードには、同様に、メッセージスペースIDとしてMS0003、アクセスユーザのリストとしてUID0001とUID0006、UID0001のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてUID0006、UID0006のユーザにとってのメッセージスペースの名前としてUID0001、データベース名としてDB0003が格納されている。以下のレコードについては説明を省略するが、このテーブル例においては、UID0001のユーザは、4つのメッセージスペース(MS0001、MS0003、MS0004、MS0006)にアクセス可能であり、UID0002のユーザは、2つのメッセージスペース(MS0001、MS0005)にアクセス可能であることを示す。なお、このメッセージスペース管理情報のテーブルは一例であり、たとえば、本実施例では、メッセージが格納されるデータベースをメッセージスペース毎に設けたが、これに限定されず、1つのデータベースの中にメッセージスペース毎にテーブルを設けてもよい。
図10においては、メッセージスペースMS0001におけるメッセージが格納されるデータベースDB0001と、メッセージスペースMS0003におけるメッセージが格納されるデータベースDB0003が例として示されている。データベースDB0001のテーブルは、メッセージを受信した日付と、メッセージを受信した時刻と、メッセージを送信した送信ユーザと、メッセージを受信した受信ユーザと、メッセージの内容とをカラムに有する。データベースDB0003も同じカラムを有する。
データベースDB0001においては、UID0002のユーザからUID0001のユーザへ、「お世話になっております。」(MSG1)という最初のメッセージが送られたため、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、メッセージメタ情報からメッセージスペースMS0001に対するUID0002からのメッセージであると認識し、メッセージスペースMS0001に対応するデータベースDB0001に当該メッセージを格納する。この際、メッセージ記憶部21は、その時のタイムスタンプと、送信ユーザであるUID0002も送信ユーザのカラムに格納する。また、メッセージ送受信部11は、メッセージスペースMS0001にアクセスできる他のユーザのUID0001を受信するユーザとしてメッセージ記憶部21に格納すると共に、UID0001に対して、当該メッセージを送信する。
UID0001のユーザは、UID0002のユーザの上記メッセージに対して、「こちらこそ今日はどうもありがとうございました。」(MSG2)とすぐさま返事を送信したので、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、同様に、メッセージスペースMS0001に対応するデータベースDB0001に当該メッセージを格納する。そして、暫くして、UID0002のユーザからUID0001のユーザへ、「今日の議事録を後日送付させていただきます。」(MSG3)というメッセージが送られてので、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、同様に、データベースDB0001に当該メッセージを格納する。そのメッセージに対応して、UID0001のユーザは、「お手数をおかけしますが、よろしくお願いいたします。」(MSG4)と返答し、MS0001においては、このメッセージが最後のメッセージとして格納されている。
データベースDB0003においては、UID0001のユーザからUID0006のユーザへ、「お世話になっております。今日はありがとうございました。」(MSG11)という最初のメッセージが送られたため、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、メッセージスペースMS0003に対するUID0001からのメッセージであると認識し、メッセージスペースMS0003に対応するデータベースDB0003に当該メッセージを格納する。この際、メッセージ記憶部21は、その時のタイムスタンプと、送信ユーザであるUID0001も送信ユーザのカラムに格納する。同様に、メッセージ送受信部11は、メッセージスペースMS0003にアクセスできる他のユーザのUID0006を受信するユーザとしてメッセージ記憶部21に格納すると共に、UID0006に対して、当該メッセージの内容を送信する。
UID0006のユーザは、UID0001のユーザの上記メッセージに対して、「こちらこそどうもありがとうございました。」(MSG22)と返事を送信したので、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、同様に、データベースDB0003に当該メッセージを格納する。そして、UID0001のユーザからUID0006のユーザへ、「ご要望に基づき見積書を後日送付させていただきます。」(MSG33)というメッセージが送られてので、メッセージ送受信部11は、当該メッセージを受信し、同様に、データベースDB0003に当該メッセージを格納する。そのメッセージに対応して、UID0006のユーザは、「よろしくお願いいたします。」(MSG44)と返答し、MS0003においては、このメッセージが最後のメッセージとして格納されている。
入力部14は、端末200において登録ユーザである検索者が検索条件を入力した画面(図6(H)に示す事業者一覧画面など)で検索の指示をしたとき、通信部30を介して、検索者以外の登録ユーザを検索するための検索条件の入力を受け付ける。検索部12は、入力部14が受け付けた検索条件を取得する。
検索部12は、入力部14から取得した検索条件に基づき、ソーシャルネットワークサービスの会員であるユーザの情報を記憶するユーザ情報記憶部22においてその検索条件に適合するユーザを検索し、図7または図8に示すように検索条件を満たしたユーザを出力する。ユーザ情報記憶部22は、ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶する。登録ユーザに関する情報は、図11に示すように、ユーザ情報のテーブルに格納される。ユーザ情報のテーブルは、ユーザを新規に登録した時に採番される固有のユーザIDと、名前、メールアドレス、住所、最寄駅、休業日、業種、自身の紹介文などのユーザIDの属性とをカラムに有する。本図においては、例として、4人の会員ユーザがレコードとして格納されており、新たに会員登録があるとユーザIDが採番され、レコードが追加される。
従来の検索機能は、検索条件に基づきユーザ情報を検索し、検索条件に合致したものを通常そのまま出力する。しかし、SNS処理装置100のように業務を中心として繋がっているソーシャルネットワークでは、検索してヒットした会員ユーザが以前にメッセージ等をやり取りした関係か否かを知りたい場合がある。そのような場合、ヒットして関心のあるユーザと以前にコミュニケーションしたことがあるかどうかを確認するためには、別途メーラーやメッセンジャ等のコミュニケーションツールを使い、そのツール内で再度検索する必要があり、手間がかかっていた。本願発明における検索機能F20は、ソーシャルネットワークサービスにおいてユーザを検索した場合、以下のようにしてヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することができる。
メッセージ履歴検査部13は、検索部12がユーザ情報記憶部22を検索してヒットした登録ユーザを取得する。そして、メッセージ履歴検査部13は、ヒットしたユーザがメッセージ記憶部21において検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査する。たとえば、UID0001のユーザが「不動産販売」のユーザを検索した場合、入力部14から「不動産販売」という検索条件を取得した検索部12は、その検索条件で検索すると、図11に示すように、UID0002とUID0003のユーザがヒットする。そして、メッセージ履歴検査部13は、UID0002とUID0003のユーザが、検索者のUID0001のユーザと以前にコミュニケーションを取ったことがあるかを検査する。
具体的には、メッセージ履歴検査部13は、メッセージ記憶部21内のメッセージスペース管理情報(図9に示す)を参照し、UID0002またはUID0003のユーザが、UID0001のユーザがアクセス可能なメッセージスペースにアクセス可能か否かを検査する。UID0002のユーザはUID0001がアクセス可能なMS0001に対してアクセス可能なので、メッセージ履歴検査部13は、UID0002のユーザは検索者であるUID0001のユーザと送信者または受信者として存在すると認識する。一方、UID0003のユーザはUID0001がアクセス可能なメッセージスペースに対してアクセス可能ではないので、メッセージ履歴検査部13は、UID0003のユーザは検索者であるUID0001のユーザと送信者または受信者として存在しないことを認識する。
または、メッセージ履歴検査部13は、メッセージスペースのデータベース(図10に示す)において、UID0001が送信ユーザまたは受信ユーザに記憶されていて、かつUID0002またはUID0003が受信ユーザまたは送信ユーザに記憶されているか否かを検査してもよい。たとえば、DB0001のデータベースでは、UID0002はUID0001に対して送信者かつ受信者であると認識する。仮にこのデータベースにおいてMSG1しかやり取りがない場合には、UID0002は、UID0001に対して送信者のみであると認識する。
出力部15は、メッセージ履歴検査部13が検査した結果、検索部12が検索してヒットした登録ユーザが送信者や受信者として存在した場合にはその登録ユーザにはその旨の標識と共にその登録ユーザを出力し、存在しなかった場合はその標識無しに登録ユーザを出力する。たとえば、出力部15は、図7に示すように、検索条件にヒットした「リアンコネクション」、「(株)オーナーズガーデンAAA」、「(株)オーナーズガーデンBBB」の中で、検索者と以前メッセージのやり取りがあった「リアンコネクション」と「(株)オーナーズガーデンBBB」には、「メッセージのやり取りがあります」という標識と共にヒットしたユーザを出力し、検索者の端末200に表示させる。一方、出力部15は、検索条件にヒットしたけれど検索者と以前メッセージのやり取りがない「(株)オーナーズガーデンAAA」には、「メッセージのやり取りがあります」といったような標識を付けずにヒットしたユーザを出力し、端末200に表示させる。
すなわち、検索者は、検索の結果その旨の標識が付いた該当ユーザには以前コミュニケーションをしたことがあるユーザとしてさらなるコミュニケーションを行うことができ、逆にその標識が付いていない該当ユーザには初めてコミュニケーションを行うユーザとしてコミュニケーションを開始することができる。このように、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできるSNS処理装置100を提供することができる。
また、上述したように、メッセージ履歴検査部13が、ヒットした登録ユーザがメッセージスペースのデータベース(図10に示す)の送信ユーザまたは受信ユーザに記憶されているか否かを検査する場合には、その旨の標識は、該当した登録ユーザが送信者と受信者のいずれかまたは両方であることを区別して出力されてもよい。このように、ヒットした登録ユーザが送信者か受信者かを区別して標識を出力することで、以前どちらが関心を有していたのかを明確にすることができる。
図5を参照して、SNS処理装置100における制御フローを検索機能F20に焦点を当てて説明する。なお、フローチャートにおけるSはステップを意味するものとする。SNS処理装置100の入力部14は、S100において、検索者の端末200からネットワーク300と通信部30を経由して、検索者が指定する検索条件を受け付ける。検索部12は、S102において、入力部14が受け付けた検索条件に基づきユーザ情報記憶部22に記憶されているユーザ情報を検索する。
メッセージ履歴検査部13は、S104において、検索部12が検索して検索条件に合致した登録ユーザの情報を取得する。メッセージ履歴検査部13は、S106において、取得した登録ユーザの情報(ユーザID)に基づきメッセージ記憶部21を検索し、検索者と過去にメッセージを送受信したことがあるか否かを検査する。出力部15は、S108において、検索者と過去にメッセージを送受信したことがある登録ユーザであった場合にはその旨の標識を追加する。出力部15は、送受信したことがない登録ユーザであった場合にはS108をスキップしその旨の標識を追加しない。出力部15は、S110において、検索条件に合致した登録ユーザの一覧(リスト)を出力する。すなわち、出力部15は、過去にメッセージを送受信したことのある登録ユーザはその旨の標識を付けて、送受信したことのない登録ユーザはその旨の標識を付けずに出力し、検索者の端末200に表示させる。
上述したことは、ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供するSNS処理方法(情報処理方法)であって、ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶し、登録ユーザ間でメッセージを送受信し、送受信したメッセージを記憶し、登録ユーザである検索者から、検索者以外の登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付け、受け付けた検索条件に基づき、登録ユーザを検索し、検索した結果該当した登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査し、検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、該当した登録ユーザを出力することを含むSNS処理方法である。このように、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできるSNS処理方法を提供することができる。
また、上述したSNS処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムは、RAMにロードされることによって実行され、CPUと協働して制御部10を構成する。このようなプログラムは、検索してヒットした登録ユーザが検索者に対する送信者または受信者であるか否かを検査した後にヒットした登録ユーザを、存在した場合にはその旨の標識と共に出力することで、ソーシャルネットワークサービスにおいて、ヒットしたユーザと以前コミュニケーションを取ったことがあるか否かを迅速に区別することのできるSNS処理方法をコンピュータに実行させることができる。
なお、本発明は、例示した実施例に限定するものではなく、特許請求の範囲の各項に記載された内容から逸脱しない範囲の構成による実施が可能である。すなわち、本発明は、主に特定の実施形態に関して特に図示され、かつ説明されているが、本発明の技術的思想および目的の範囲から逸脱することなく、以上述べた実施形態に対し、数量、その他の詳細な構成において、当業者が様々な変形を加えることができるものである。
上記実施例では、投資用不動産の取り引きや維持管理に関係する事業者やその事業者を支援する事業者、並びにこれら事業者からサービスの提供を受ける一般消費者がユーザとなるソーシャルネットワークサービスを提供するSNS処理装置を例に説明したが、これに限定されないことは言うまでもない。たとえば、本発明が適用されるソーシャルネットワークサービスは、株の売買や運用に関係する事業者とこれらの事業者からサービスの提供を受ける一般消費者がユーザとなるソーシャルネットワークサービス、小売店や飲食店の事業者とその店を利用する一般消費者がユーザとなるソーシャルネットワークサービス、さらには、友達関係で繋がるソーシャルネットワークサービスなどであってもよい。
また、上記実施例では、ユーザ間でコミュニケーションを取る機能として対話的にメッセージをやり取りするメッセンジャ機能を主に説明したが、これに限定されず、たとえば、対話的と言うより、よりまとまった文章でコミュニケーションを交換するメール機能であってもよい。したがって、本明細書におけるメッセージは、メールを含むものとする。
1 ソーシャルネットワークサービスシステム(SNSシステム)
100 ソーシャルネットワークサービス(SNS)処理装置(情報処理装置)
10 制御部
11 メッセージ送受信部
12 検索部
13 メッセージ履歴検査部
14 入力部
15 出力部
20 記憶部
21 メッセージ記憶部
22 ユーザ情報記憶部
30 通信部
200 ユーザの端末
300 ネットワーク
F10 メッセンジャ機能
F20 検索機能
F30 ブログ機能
F40 つぶやき機能
F50 Q&A機能
F60 コミュニティ機能
F70 ニュース機能
F80 資産分析機能

Claims (4)

  1. ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理装置であって、
    前記ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶するユーザ情報記憶部と、
    前記登録ユーザ間でメッセージを送受信するメッセージ送受信部と、
    前記メッセージ送受信部が送受信したメッセージを記憶するメッセージ記憶部と、
    前記登録ユーザである検索者から、前記検索者以外の前記登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付ける入力部と、
    前記入力部に入力された検索条件に基づき、前記ユーザ情報記憶部内の前記登録ユーザを検索する検索部と、
    前記検索部が検索した結果該当した前記登録ユーザが、前記メッセージ記憶部において前記検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査するメッセージ履歴検査部と、
    前記メッセージ履歴検査部が検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、前記該当した前記登録ユーザを出力する出力部と、
    を備える情報処理装置。
  2. 前記標識は、前記該当した前記登録ユーザが送信者と受信者のいずれかまたは両方であることを区別して出力されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理方法であって、
    前記ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶し、
    前記登録ユーザ間でメッセージを送受信し、
    送受信したメッセージを記憶し、
    前記登録ユーザである検索者から、前記検索者以外の前記登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付け、
    受け付けた検索条件に基づき、前記登録ユーザを検索し、
    検索した結果該当した前記登録ユーザが前記検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査し、
    検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、前記該当した前記登録ユーザを出力する、
    情報処理方法。
  4. ユーザ間のコミュニケーションサービスとユーザを検索する検索サービスを少なくとも含むソーシャルネットワークサービスを提供する情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記ソーシャルネットワークサービスに登録された登録ユーザに関する情報を記憶し、
    前記登録ユーザ間でメッセージを送受信し、
    送受信したメッセージを記憶し、
    前記登録ユーザである検索者から、前記検索者以外の前記登録ユーザを検索する検索条件の入力を受け付け、
    受け付けた検索条件に基づき、前記登録ユーザを検索し、
    検索した結果該当した前記登録ユーザが前記検索者に対する送信者または受信者として存在するか否かを検査し、
    検査した結果送信者または受信者として存在した場合にはその旨の標識と共に、前記該当した前記登録ユーザを出力する、
    情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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