JP2023168212A - 情報処理装置、方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、方法、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】企業、または個人に対するユーザの活動を効率化する技術を提供する。
【解決手段】本開示の一態様のプログラムは、コンピュータを、企業情報が格納された企業データベースを参照する手段、ユーザが閲覧しているWebコンテンツである対象Webコンテンツに関する情報を取得する手段、対象Webコンテンツが企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業または当該企業に属する個人に関連するWebコンテンツであるかを特定する手段、対象Webコンテンツに対して特定された企業または個人である対象企業または対象個人に関するユーザの活動を補助するための情報処理を行う手段として機能させる。
【選択図】図4

Description

本開示は、情報処理装置、方法、およびプログラムに関する。
従来、営業活動を支援するための様々な技術が提案されている。
特許文献1には、ホームページを活用した営業効率を向上するに好適なアクセス元企業情報通知システムについて開示されている。特許文献1の技術では、ホームページに対するアクセス元のアドレス情報からアクセス元企業が特定され、当該アクセス元企業の企業情報がクライアント端末に通知される。
特開2017-084310号公報
特許文献1の技術では、アクセス元企業が能動的にホームページにアクセスしない限り、当該アクセス元企業の企業情報をクライアント端末に通知することはできない。このような能動的な行動を起こすに至っていないが潜在的な営業先となり得る企業を見つけ出すには、例えば各企業のWebサイトを閲覧して企業情報を分析するなどの、営業側の能動的な活動が必要となる。
本開示の目的は、企業、または個人に対するユーザの活動を効率化する技術を提供することである。
本開示の一態様のプログラムは、コンピュータを、企業情報が格納された企業データベースを参照する手段、ユーザが閲覧しているWebコンテンツである対象Webコンテンツに関する情報を取得する手段、対象Webコンテンツが企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業または当該企業に属する個人に関連するWebコンテンツであるかを特定する手段、対象Webコンテンツに対して特定された企業または個人である対象企業または対象個人に関するユーザの活動を補助するための情報処理を行う手段として機能させる。
本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。 本実施形態のクライアント装置の構成を示すブロック図である。 本実施形態のサーバの構成を示すブロック図である。 本実施形態の一態様の説明図である。 本実施形態の企業データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の企業特定テーブルのデータ構造を示す図である。 本実施形態の営業先データベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の営業タスクデータベースのデータ構造を示す図である。 本実施形態の情報処理のフローチャートである。 図9におけるユーザ活動の補助の第1例を示すフローチャートである。 プラグイン用領域とWebブラウザ用領域との関係を例示する図である。 図9におけるユーザ活動の補助の第1例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。 図9におけるユーザ活動の補助の第2例を示すフローチャートである。 図9におけるユーザ活動の補助の第2例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。 図9におけるユーザ活動の補助の第2例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。 図9におけるユーザ活動の補助の第3例を示すフローチャートである。 図9におけるユーザ活動の補助の第3例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。
以下、本発明の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。なお、実施形態を説明するための図面において、同一の構成要素には原則として同一の符号を付し、その繰り返しの説明は省略する。
(1)情報処理システムの構成
情報処理システムの構成について説明する。図1は、本実施形態の情報処理システムの構成を示すブロック図である。
図1に示すように、情報処理システム1は、クライアント装置10と、サーバ30とを備える。
クライアント装置10及びサーバ30は、ネットワーク(例えば、インターネット又はイントラネット)NWを介して接続される。
クライアント装置10は、サーバ30にリクエストを送信する情報処理装置の一例である。クライアント装置10は、例えば、スマートフォン、タブレット端末、又は、パーソナルコンピュータである。
クライアント装置10のユーザは、例えば営業活動を行う事業体(以下、単に「営業主体」という)に属する人、または当該事業体から営業活動の委託を受けた事業体(すなわち、営業活動を代行する事業体)に属する人、などである。以降の説明において、ユーザが属している事業体、または当該事業体に営業活動を委託している他の事業体を、「ユーザに対応する営業主体」という。なお、事業体とは、例えば企業であってもよいし、企業の一部(例えば営業部などの部署)であってもよい。
サーバ30は、クライアント装置10から送信されたリクエストに応じたレスポンスをクライアント装置10に提供する情報処理装置の一例である。サーバ30は、例えば、ウェブサーバである。
(1-1)クライアント装置の構成
クライアント装置の構成について説明する。図2は、本実施形態のクライアント装置の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、クライアント装置10は、記憶装置11と、プロセッサ12と、入出力インタフェース13と、通信インタフェース14とを備える。クライアント装置10は、ディスプレイ21に接続される。
記憶装置11は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置11は、例えば、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OS(Operating System)のプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えば、ウェブブラウザ、およびプラグイン)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理を実行することによって得られるデータ(つまり、情報処理の実行結果)
プロセッサ12は、記憶装置11に記憶されたプログラムを起動することによって、クライアント装置10の機能を実現するコンピュータである。プロセッサ12は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・CPU(Central Processing Unit)
・GPU(Graphic Processing Unit)
・ASIC(Application Specific Integrated Circuit)
・FPGA(Field Programmable Array)
入出力インタフェース13は、クライアント装置10に接続される入力デバイスから情報(例えばユーザの指示)を取得し、かつ、クライアント装置10に接続される出力デバイスに情報(例えば画像)を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイ21、スピーカ、又は、それらの組合せである。
通信インタフェース14は、クライアント装置10と外部装置(例えばサーバ30)との間の通信を制御するように構成される。
ディスプレイ21は、画像(静止画、または動画)を表示するように構成される。ディスプレイ21は、例えば、液晶ディスプレイ、または有機ELディスプレイである。
(1-2)サーバの構成
サーバの構成について説明する。図3は、本実施形態のサーバの構成を示すブロック図である。
図3に示すように、サーバ30は、記憶装置31と、プロセッサ32と、入出力インタフェース33と、通信インタフェース34とを備える。
記憶装置31は、プログラム及びデータを記憶するように構成される。記憶装置31は、例えば、ROM、RAM、及び、ストレージ(例えば、フラッシュメモリ又はハードディスク)の組合せである。
プログラムは、例えば、以下のプログラムを含む。
・OSのプログラム
・情報処理を実行するアプリケーション(例えばプラグイン)のプログラム
データは、例えば、以下のデータを含む。
・情報処理において参照されるデータベース
・情報処理の実行結果
プロセッサ32は、記憶装置31に記憶されたプログラムを起動することによって、サーバ30の機能を実現するコンピュータである。プロセッサ32は、例えば、以下の少なくとも1つである。
・CPU
・GPU
・ASIC
・FPGA
入出力インタフェース33は、サーバ30に接続される入力デバイスからユーザの指示を取得し、かつ、サーバ30に接続される出力デバイスに情報を出力するように構成される。
入力デバイスは、例えば、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル、又は、それらの組合せである。
出力デバイスは、例えば、ディスプレイである。
通信インタフェース34は、サーバ30とクライアント装置10との間の通信を制御するように構成される。
(2)実施形態の一態様
本実施形態の一態様について説明する。図4は、本実施形態の一態様の説明図である。
図4に示すように、ユーザUS10は、クライアント装置10上で実行されるWebブラウザを介して、WebコンテンツWC11(例えば、企業のWebサイト(企業の製品、またはサービスのWebサイトを含み得る)、またはSNS(Social Networking Service)ページ、など)を閲覧する。Webブラウザのプラグインが起動されると、クライアント装置10は、WebコンテンツWC11に関連する企業(以下、「対象企業」という)の特定をサーバ30に要求する。ここで、対象企業は、例えば、WebコンテンツWC11の発信者に相当する。具体的には、対象企業は、WebコンテンツWC11を運営する企業、またはWebコンテンツWC11に対応するアカウントを保有する企業、を含み得る。クライアント装置10は、企業の特定要求に、WebコンテンツWC11の所在に関するアドレス情報(例えば、ドメイン名、URL(Uniform Resource Locator)(クエリ文字列を含み得る)、IP(Internet Protocol)アドレス、またはそれらの組み合わせ)を含める。
サーバ30は、クライアント装置10から企業の特定要求を取得する。サーバ30は、企業特定テーブルTB12を参照し、WebコンテンツWC11のアドレス情報に対応する企業IDを特定する。企業特定テーブルTB12は、企業データベースDB13に格納されている企業情報に対応する企業を、当該企業に関連するWebコンテンツのアドレス情報をキーとして検索可能に構成されている。これにより、サーバ30は、対象企業が、企業データベースDB13に格納されている企業情報に対応する企業TC14であると特定する。サーバ30は、企業TC14に対するユーザUS10の活動を補助するために様々な情報処理を行う。例えば、サーバ30は、企業データベースDB13、または後述する営業プロジェクトデータベースに格納されている企業TC14に関する情報をユーザUS10に提示したり、営業プロジェクトデータベースにおける企業TC14に関する情報を更新するためのユーザUS10の負担を軽減したりする。
(3)データベース
本実施形態のデータベースについて説明する。以下のデータベースは、記憶装置31に記憶される。
(3-1)企業データベース
本実施形態の企業データベースについて説明する。図5は、本実施形態の企業データベースのデータ構造を示す図である。
企業データベースには、企業情報が格納される。企業情報は、企業に関する情報である。企業データベースは、例えばサーバ30の管理者からの情報入力によって、またはサーバ30において実行されるスクレイピング用のプログラムによって更新され得る。企業データベースは、サーバ30からサービスの提供を受ける様々な営業主体のユーザから参照可能に構成されてよい。
図5に示すように、企業データベースは、「企業ID」フィールドと、「社名」フィールドと、「連絡先」フィールドと、「組織」フィールドと、「資産」フィールドと、「業績」フィールドと、「ニュース」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「企業ID」フィールドには、企業IDが格納される。企業IDは、企業情報に対応する企業を識別する情報である。
「社名」フィールドには、社名情報が格納される。社名情報は、企業情報に対応する企業の名称に関する情報である。
「連絡先」フィールドには、連絡先情報が格納される。連絡先情報は、企業情報に対応する企業の連絡先に関する情報である。連絡先は、例えば、電話番号、電子メールアドレス、住所、FAX番号、ウェブサイトのアドレス、またはこれらの組み合わせを含むことができる。
「組織」フィールドには、組織情報が格納される。組織情報は、企業情報に対応する企業の組織体制に関する情報である。組織体制は、例えば、代表者名、従業員数、事業所数、拠点数、店舗数、またはこれらの組み合わせを含むことができる。
「資産」フィールドには、資産情報が格納される。資産情報は、企業情報に対応する企業の資産に関する情報である。資産は、例えば、貸借対照表の記載事項(一例として資本金)を含むことができる。
「業績」フィールドには、業績情報が格納される。業績情報は、企業情報に対応する企業の業績に関する情報である。業績は、例えば、損益計算書の記載事項(一例として売上高)を含むことができる。
「ニュース」フィールドには、ニュース情報が格納される。ニュース情報は、企業情報に対応する企業のニュースに関する情報である。ニュースは、例えば、プレスリリース、Webニュース記事、SNSのメッセージ投稿、求人情報、Webサイトの更新情報、などを含むことができる。
(3-2)企業特定テーブル
本実施形態の企業特定テーブルについて説明する。図6は、本実施形態の企業特定テーブルのデータ構造を示す図である。
企業特定テーブルは、Webコンテンツのアドレス情報と、当該Webコンテンツに関連する企業の企業IDとを関連付ける。企業特定テーブルは、例えばサーバ30の管理者からの情報入力によって、またはサーバ30において実行されるスクレイピング用のプログラムによって更新され得る。企業特定テーブルは、サーバ30からサービスの提供を受ける様々な営業主体のユーザからプラグインを介して参照可能に構成されてよい。
図6に示すように、企業特定テーブルは、「アドレス」フィールドと、「企業ID」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「アドレス」フィールドには、アドレス情報が格納される。アドレス情報は、企業データベースに登録されているいずれかの企業IDによって特定される企業に関連するWebコンテンツのアドレスに関する情報である。アドレス情報は、例えば、ドメイン名、URL、IPアドレス、またはそれらの組み合わせを含むことができる。
「企業ID」フィールドには、企業IDが格納される。企業IDは、アドレス情報に対応する企業を識別する情報であり、企業データベースを参照するための外部キーとして用いることができる。
(3-3)営業先データベース
本実施形態の営業先データベースについて説明する。図7は、本実施形態の営業先データベースのデータ構造を示す図である。
営業先データベースは、営業プロジェクトデータベースの一例である。各営業主体は、自らの1つまたは複数の営業プロジェクトの情報(「営業プロジェクト情報」)を管理するために、当該営業プロジェクトに対応する営業プロジェクトデータベースを構築することができる。
営業先データベースには、営業主体によって管理される営業先情報が格納されている。営業先情報は、営業先に関する情報であって、営業プロジェクト情報の一例である。営業先データベースは、プロジェクト毎に構築されてもよいし、プロジェクト横断で構築されてもよい。後者の場合に、営業先情報は、対応する営業先(つまり、特定の企業名、または特定の企業に所属する特定の個人)が属する営業プロジェクトを特定可能な情報(例えば、プロジェクトID)を含むことができる。
図7に示すように、営業先データベースには、「営業先ID」フィールドと、「名称」フィールと、「ステージ」フィールドと、「ランク」フィールドと、「獲得経路」フィールドと、「企業ID」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「営業先ID」フィールドには、営業先IDが格納される。営業先IDは、営業先情報に対応する営業先を識別する情報である。
「名称」フィールには、名称情報が格納される。名称情報は、営業先IDによって特定される営業先の名称に関する情報である。名称は、例えば、特定の企業名、または特定の企業に所属する特定の個人の氏名である。
「ステージ」フィールドには、ステージ情報が格納される。ステージ情報は、営業先IDによって特定される営業先に対する営業主体による営業進捗状況に関する情報である。サーバ30は、ステージ情報に対応する営業先に対して営業活動を行った、クライアント装置10のユーザ(営業担当者)からの指示に応じて、当該ステージ情報を編集(つまり、追加、変更、または削除)してもよい。
以下、ステージ情報の具体例を説明するが、ステージ情報の種類および定義はこれに限定されない。
ステージ情報が「コールド」または「リード」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先に対して未だアプローチ(電話等)を行っていない状態にあることを意味する。
ステージ情報が「アプローチ」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先に対してアプローチ済みであるが、これに対する反応を未だ受けていない状態にあることを意味する。
ステージ情報が「有効コネクト」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先に対してアプローチ済みであって、かつこれに対する反応を既に受けている状態にあることを意味する。
ステージ情報が「アポ獲得」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先との商談を予約済みである状態にあることを意味する。
ステージ情報が「有効商談」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先との商談を継続中の状態にあることを意味する。
ステージ情報が「失注」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先に対して失注した状態にあることを意味する。
ステージ情報が「NG」であることは、営業主体が当該ステージ情報に対応する営業先から営業活動を断られた状態にあることを意味する。
「ランク」フィールドには、ランク情報が格納される。ランク情報は、営業先IDによって特定される営業先に対する営業活動の優先度に関する情報である。サーバ30は、ランク情報に対応する営業先に対して営業活動を行った、クライアント装置10のユーザ(営業担当者)からの指示に応じて、当該ランク情報を編集してもよい。一例として、営業担当者は、ランク判断基準に従って、サーバ30に対してランク情報に関する指示を行ってよい。
「獲得経路」フィールドには、獲得経路情報が格納される。獲得経路情報は、営業先IDによって特定される営業先がどのような経路で獲得されたか関する情報である。サーバ30は、営業先情報を営業先データベースに登録する時に、クライアント装置10のユーザからの指示に応じて、獲得経路情報を設定してもよい。或いは、サーバ30は、所定のアルゴリズムに従って、営業主体に対して関心を示すアクション(例えば、資料請求を行った、セミナーに参加した、広告に埋め込まれたリンクを選択した、など)を自動的に検知し、当該アクションを行った営業先の営業先情報を営業先データベースに登録する場合に、当該営業先について検知したアクションの種類に応じて獲得経路情報を自動的に設定してもよい。
「企業ID」フィールドには、企業IDが格納される。企業IDは、営業先IDによって特定される営業先に関する企業を識別する情報である。営業先が特定の企業に所属する個人に相当する場合に、企業IDは当該特定の企業を識別する情報である。営業先が特定の企業である場合に、企業IDは当該特定の企業を識別する情報である。
図7に例示した情報要素のほか、営業先情報には、営業先の属性に関する情報が含まれ得る。営業先の属性とは、例えば、営業先としての企業の属する業種、もしくは当該企業の業績、または営業先としての個人の役職、もしくは所属部門、などである。サーバ30は、企業情報が格納された、図示しない企業データベースを参照して、営業先情報に対する名寄せ処理を行ってよい。名寄せ処理により、営業先としての企業が属する業種、または当該企業の業績を特定したり、営業先としての個人が所属する企業、当該個人の役職、または所属部門を特定したりすることができる。名寄せ処理は、営業先データベースに新たに登録される営業先情報に対応する営業先に対して一回的に行われてもよいし、営業先データベースに既に登録されている営業先情報に対応する営業先に対して繰り返し行われてもよい。
(3-4)営業タスクデータベース
本実施形態の営業タスクデータベースについて説明する。図8は、本実施形態の営業タスクデータベースのデータ構造を示す図である。
営業タスクデータベースは、営業プロジェクトデータベースの一例である。営業タスクデータベースには、営業タスク情報が格納されている。営業タスク情報は、営業タスクに関する情報であって、営業プロジェクト情報の一例である。営業タスクデータベースは、プロジェクト毎に構築されてもよいし、プロジェクト横断で構築されてもよい。後者の場合に、営業タスク情報は、対応する営業タスクが属する営業プロジェクトを特定可能な情報(例えば、プロジェクトID)を含むことができる。
営業タスクデータベースには、営業タスク情報が格納される。営業タスク情報は、営業主体における営業タスクに関する情報である。
図8に示すように、営業タスクデータベースは、「タスクID」フィールドと、「名称」フィールドと、「担当者ID」フィールドと、「期日」フィールドと、「完了日時」フィールドと、「営業先ID」と、「種別」フィールドとを含む。各フィールドは、互いに関連付けられている。
「タスクID」フィールドには、タスクIDが格納される。タスクIDは、営業タスク情報に対応する営業タスクを識別する情報である。担当者IDは、担当者情報が格納された、図示しない担当者データベースを参照するための外部キーとして利用可能である。
「名称」フィールドには、名称情報が格納される。名称情報は、タスクIDによって特定される営業タスクの名称に関する情報である。
「担当者ID」フィールドには、担当者IDが格納される。担当者IDは、タスクIDによって特定される営業タスクが割り当てられている営業担当者を識別する情報である。
「期日」フィールドには、期日情報が格納される。期日情報は、タスクIDによって特定される営業タスクの実行期日に関する情報である。
「完了日時」フィールドには、完了日時情報が格納される。完了日時情報は、タスクIDによって特定される営業タスクの実行が完了した日時に関する情報である。「完了日時」フィールドに具体的な日時の値が設定されている場合、対応する営業タスクが当該日時に完了していることを意味する。「完了日時」フィールドの値が空の場合、対応する営業タスクが完了していないことを意味する。
「営業先ID」には、営業先IDが格納される。営業先IDは、タスクIDによって特定される営業タスクが対象とする営業先を識別する情報である。
「種別」フィールドには、種別情報が格納される。種別情報は、タスクIDによって特定される営業タスクの種別に関する情報である。
図8に例示した情報要素のほか、営業タスク情報には、営業タスクの内容を特定可能な情報(例えば、テキスト、音声、画像、またはそれらを参照するためのアドレス情報)が含まれ得る。
(4)情報処理
本実施形態の情報処理について説明する。図9は、本実施形態の情報処理のフローチャートである。
図9の情報処理は、例えばクライアント装置10上で実行されるWebブラウザにおいて、プラグインが起動されることで開始する。クライアント装置10(プラグイン)は、Webブラウザにおいて表示されている(つまり、ユーザが閲覧中の)Webコンテンツに関する情報(例えばアドレス情報)を取得し、当該情報を含む要求をサーバ30へ送信する。
図9に示すように、サーバ30は、Webコンテンツの情報の取得(S130)を実行する。
具体的には、サーバ30は、クライアント装置10からの要求に含まれるWebコンテンツに関する情報を取得する。
ステップS130の後に、サーバ30は、対象企業の特定(S131)を実行する。
具体的には、サーバ30は、企業特定テーブル(図6)を参照し、ステップS130において取得したWebコンテンツの情報に対応する企業IDを特定する。対象企業(つまり、Webコンテンツの発信者)は、この企業IDによって特定される。
ステップS131の後に、サーバ30は、ユーザの活動の補助(S132)を実行する。
具体的には、サーバ30は、ステップS131において特定した対象企業に対する、クライアント装置10のユーザの活動を補助する。以下、ユーザの活動の補助(S132)の詳細について複数の例を後述する。
ステップS132の後に、クライアント装置10のユーザが閲覧するWebコンテンツが変更されると、サーバ30は、Webコンテンツの情報の取得(S130)を再実行する。
他方、プラグインが終了されると、図9の情報処理は終了する。
或いは、ステップS132の後に、後述するプラグイン画面に対するクライアント装置10のユーザの操作に応じて、サーバ30は、ユーザの活動の補助(S132)を再実行してもよく、これにより例えばプラグイン画面の内容を切り替えることができる。
(4-1)ユーザの活動の補助(S132)の第1例
ユーザの活動の補助(S132)の第1例について説明する。ユーザの活動の補助(S132)の第1例では、サーバ30は、特定された企業に関する情報をクライアント装置10のユーザに提示する。図10は、図9におけるユーザ活動の補助の第1例を示すフローチャートである。図11は、プラグイン用領域とWebブラウザ用領域との関係を例示する図である。図12は、図9におけるユーザ活動の補助の第1例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。
ユーザの活動の補助(S132)が開始すると、サーバ30は、図10の処理を開始する。
図10に示すように、サーバ30は、企業情報の取得(S1321)を実行する。
具体的には、サーバ30は、ステップS131において特定した企業IDに対応する企業情報を企業データベース(図5)から取得する。
ステップS1321の後に、サーバ30は、企業情報の提示(S1322)を実行する。
具体的には、サーバ30は、ステップS1321において取得した企業情報をクライアント装置10のユーザに提示する。一例として、サーバ30は、企業情報の表示のための情報(例えば、後述するプラグイン画面のデータであってもよいし、プラグイン画面をクライアント装置10において生成するためのデータ(例えば企業情報)であってもよい)をクライアント装置10へ送信する。クライアント装置10は、サーバ30から受信した情報に基づいてプラグイン画面をディスプレイ21に表示する。
以降の説明において、プラグイン画面は、図11に示すプラグイン用領域DA21に表示されることとする。プラグイン用領域DA21は、Webブラウザ用領域DA20の一部に重畳するように配置されてよい。Webブラウザ用領域DA20には、ユーザが閲覧中のWebコンテンツの画面が表示される。これにより、クライアント装置10のユーザは、Webコンテンツを閲覧しながらプラグイン画面の内容を確認できる。
クライアント装置10は、例えば図12に示すプラグイン画面SC211をディスプレイ21に表示する。プラグイン画面SC211は、ステップS1321において取得した企業情報を表示するオブジェクトを含む。
(4-2)ユーザの活動の補助(S132)の第2例
ユーザの活動の補助(S132)の第2例について説明する。ユーザの活動の補助(S132)の第2例では、サーバ30は、特定された企業に対応する営業プロジェクト情報をクライアント装置10のユーザに提示する。図13は、図9におけるユーザ活動の補助の第2例を示すフローチャートである。図14は、図9におけるユーザ活動の補助の第2例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。図15は、図9におけるユーザ活動の補助の第2例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。
ユーザの活動の補助(S132)が開始すると、サーバ30は、図13の処理を開始する。
図13に示すように、サーバ30は、営業プロジェクト情報の取得(S2321)を実行する。
具体的には、営業プロジェクト情報の取得(S2321)の第1例として、サーバ30は、ステップS131において特定した企業IDを含む営業先情報を営業先データベースから取得する。
営業プロジェクト情報の取得(S2321)の第2例として、サーバ30は、営業先データベース(図7)を参照し、ステップS131において特定した企業IDに対応する営業先ID(つまり、特定した企業IDを含む営業先情報を識別する営業先ID)を特定する。サーバ30は、特定した営業先IDに対応する営業タスク情報(つまり、特定した営業先IDを含む営業タスク情報)を営業タスクデータベース(図8)から取得する。
ステップS2321の後に、サーバ30は、営業プロジェクト情報の提示(S2322)を実行する。
具体的には、サーバ30は、ステップS2321において取得した営業プロジェクト情報をクライアント装置10のユーザに提示する。一例として、サーバ30は、営業プロジェクト情報の表示のための情報をクライアント装置10へ送信する。クライアント装置10は、サーバ30から受信した情報に基づいてプラグイン画面をディスプレイ21に表示する。
営業プロジェクト情報の提示(S2322)の第1例では、クライアント装置10は、例えば図14に示すプラグイン画面SC212をディスプレイ21に表示する。プラグイン画面SC212は、オブジェクトA2121を含む。
オブジェクトA2121は、ステップS2321において取得した対象企業に属する1以上の営業先(個人)の各々に関する営業先情報および営業タスク情報の概要をリスト形式で表示する。
営業プロジェクト情報の提示(S2322)の第2例では、クライアント装置10は、例えば図15に示すプラグイン画面SC213をディスプレイ21に表示する。例えば、ユーザが図14のプラグイン画面SC212のオブジェクトA2121上で特定の営業先を選択すると、クライアント装置10はプラグイン画面SC213をディスプレイ21に表示してもよい。プラグイン画面SC213は、オブジェクトA2131~A2132と、オブジェクトB2133とを含む。
オブジェクトA2131は、ステップS2321において取得した対象企業に属するいずれかの営業先(個人)(例えば、プラグイン画面SC212上で、クライアント装置10によって選択された営業先)に関する営業先情報の詳細を表示する。
オブジェクトA2132は、ステップS2321において取得した対象企業に属するいずれかの営業先(個人)(例えば、プラグイン画面SC212上で、クライアント装置10によって選択された営業先)に関する営業タスク情報の詳細をタイムライン形式で表示する。すなわち、オブジェクトA2132は、営業先に対して営業主体が実施した営業活動の履歴の情報(例えば、タスクの種別、担当者名(担当者IDから特定可能)、完了日時、およびタスクの内容)を時系列順で表示する。
オブジェクトB2133は、コメントを登録するためのユーザ指示を受け付ける。オブジェクトB2133が選択されると、クライアント装置10は、コメントを登録するためのオブジェクトをディスプレイ21に表示してもよい。このオブジェクトは、コメントを指定するためのテキストフィールドを含み得る。
(4-3)ユーザの活動の補助(S132)の第3例
ユーザの活動の補助(S132)の第3例について説明する。ユーザの活動の補助(S132)の第3例では、サーバ30は、対象企業に属する個人に対するクライアント装置10のユーザによる営業活動の実施を検出し、当該営業活動の実施が検出された場合に当該営業活動の実施のログを記録するように営業タスクデータベースを更新する。図16は、図9におけるユーザ活動の補助の第3例を示すフローチャートである。図17は、図9におけるユーザ活動の補助の第3例においてプラグイン用領域に表示される画面例である。
ユーザの活動の補助(S132)が開始すると、サーバ30は、図16の処理を開始する。
図16に示すように、サーバ30は、プラグイン画面の提示(S3321)を実行する。
具体的には、サーバ30は、クライアント装置10のユーザの営業活動を補助するためのプラグイン画面を当該ユーザに提示する。一例として、サーバ30は、かかるプラグイン画面の表示のための情報をクライアント装置10へ送信する。クライアント装置10は、サーバ30から受信した情報に基づいてプラグイン画面をディスプレイ21に表示する。
一例として、クライアント装置10は、例えば図17に示すプラグイン画面SC214をディスプレイ21に表示する。プラグイン画面SC214は、クライアント装置10のユーザによる、対象Webコンテンツに含まれるフォーム(例えば問い合わせフォーム)に対する入力補助を行う。プラグイン画面SC214は、オブジェクトB2141~B2142を含む。
オブジェクトB2141は、既定の情報を入力するためのユーザ指示を受け付ける。オブジェクトB2141が選択されると、クライアント装置10は、既定の情報を、Webブラウザ用領域DA20(図11)に表示されるWebコンテンツ中の指定されたテキストフィールドに入力する。既定の情報は、例えば以下の少なくとも1つを含むことができる。
・クライアント装置10のユーザ(担当者)に関する情報
・クライアント装置10のユーザ(担当者)に対応する営業主体に関する情報
・定型文
既定の情報は、例えば営業プロジェクト単位で、または複数の営業プロジェクトを横断して、管理されてよい。既定の情報は、クライアント装置10のユーザ(担当者)によって編集されてよい。
オブジェクトB2142は、フォーム送信の完了を報告するためのユーザ指示を受け付ける。オブジェクトB2142が選択されると、サーバ30は、フォーム送信が実施されたことを、クライアント装置10を介して検出する。
或いは、図示しないが、クライアント装置10は、クライアント装置10のユーザによる、対象企業、または対象企業に属する特定の個人に対する電子メールの送信を補助するためのプラグイン画面を提示してもよい。例えば、プラグイン画面は、電子メールの宛先アドレスの候補の情報を表示したり、電子メールのタイトルまたは本文に設定可能な定型文の情報を表示したりしてもよい。
ステップS3322の後に、サーバ30は、営業活動の実施の検出(S3322)を実行する。
具体的には、サーバ30は、クライアント装置10のユーザによる営業活動の実施を、例えばクライアント装置10からの情報(例えば、プラグイン画面上でユーザによって選択されたオブジェクトを示す情報、またはプラグイン画面におけるユーザの入力内容を示す情報)に基づいて検出する。一例として、サーバ30は、以下の少なくとも1つの実施を検出し得る。
・フォームの送信
・電子メールの送信
・SMS(short message service)メッセージの送信
・SNSメッセージの送信
・電話
ステップS3322の後に、サーバ30は、営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)を実行する。
具体的には、サーバ30は、ステップS3322において検出した営業活動の実施を反映するように営業タスクデータベース(図8)を更新する。
営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第1例として、サーバ30は、ステップS3322において検出した営業活動に対応する営業タスク情報を、営業タスクデータベースから検索する。サーバ30は、発見した営業タスク情報に含まれる完了日時情報に、営業活動の実施を検出した日時に対応する値を設定する。
営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第2例として、サーバ30は、ステップS3322において検出した営業活動に対応する営業タスク情報を生成し、営業タスクデータベースに追加する。サーバ30は、追加する営業タスク情報に含まれる完了日時情報に、営業活動の実施を検出した日時に対応する値を設定する。
営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第3例は、営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第1例および第2例の組み合わせである。すなわち、サーバ30は、サーバ30は、ステップS3322において検出した営業活動に対応する営業タスク情報を、営業タスクデータベースから検索する。かかる営業タスク情報が発見できた場合に、サーバ30は、営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第1例と同様の処理を行う。他方、かかる営業タスク情報が発見できなかった場合に、サーバ30は、営業プロジェクトデータベースの更新(S3323)の第2例と同様の処理を行う。
(4-4)ユーザの活動の補助(S132)の第4例
ユーザの活動の補助(S132)の第4例について説明する。ユーザの活動の補助(S132)の第4例では、前述のユーザの活動の補助(S132)の第1例~第3例のうち2以上が組み合わせられる。
(5)小括
以上説明したように、本実施形態のサーバ30は、クライアント装置10のユーザが閲覧しているWebコンテンツ(対象Webコンテンツ)が、企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業に関連するWebコンテンツであるかを特定する。サーバ30は、特定された企業(対象企業)に対するユーザの活動を補助するための情報処理を行う。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを閲覧しながら、効率的に活動を行うことができる。
サーバ30は、対象企業に関する情報(例えば企業データベース(図5)に格納されている企業情報)を提示してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを閲覧しながら、対象企業に関する情報を確認することができる。
サーバ30は、営業先(例えば、対象企業に属する個人)に対して営業タスクデータベースにおいて設定されている営業タスク情報を提示してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを閲覧しながら、対象企業における営業先に対して設定されている営業タスク情報を確認することができる。
サーバ30は、営業先(例えば、対象企業に属する個人)に対するクライアント装置10のユーザによる営業活動の実施を検出し、当該営業活動の実施が検出された場合に当該営業活動の実施のログを記録するように営業タスクデータベースを更新してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを確認しながら実施した営業活動のログを容易に記録することができる。また、サーバ30は、対象Webコンテンツに含まれるフォームに対する入力補助を行い、当該フォームの送信が検出された場合に、当該フォームの送信のログを記録するように営業タスクデータベースを更新してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツに含まれるフォーム送信を効率的に行い、かつ当該フォーム送信のログを容易に記録することができる。
サーバ30は、営業先(例えば、対象企業に属する個人)に対して営業主体が実施した営業活動の履歴を提示してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを閲覧しながら、対象企業に対する営業主体の営業活動の履歴を確認することができる。
サーバ30は、営業先(例えば、対象企業に属する個人)に対して営業先データベースに格納されている営業先情報を提示してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツと、対象企業における営業先に対応する営業先情報とを同時に確認することができる。
(6)その他の変形例
記憶装置11は、ネットワークNWを介して、クライアント装置10と接続されてもよい。ディスプレイ21は、クライアント装置10に内蔵されてもよい。記憶装置31は、ネットワークNWを介して、サーバ30と接続されてもよい。
上記の情報処理の各ステップは、クライアント装置10及びサーバ30の何れでも実行可能である。つまり、一部または全部のステップを、サーバ30に代わってクライアント装置が実行してもよいし、クライアント装置10およびサーバ30が協同して実行してもよい。
上記説明では、Webコンテンツのアドレス情報に基づいて、対象企業を特定する例を示した。しかしながら、アドレス情報に限らず、Webコンテンツに含まれる情報(例えばテキスト等)の解析に基づいて対象企業を特定してもよい。
上記説明では、特定の企業に属する特定の個人を営業先として、営業先データベースおよび営業タスクデータベースを構築する例を示した。しかしながら、例えば特定の企業を営業先として、営業先データベースおよび営業タスクデータベースを構築してもよい。この場合に、図7の営業先データベースおよび図8の営業タスクデータベースのフィールド構成は適宜変形されてよい。
上記説明では、Webコンテンツに関連する(典型的には、Webコンテンツの発信者に相当する)特定の企業を特定する例を示した。しかしながら、サーバ30は、Webコンテンツに関連する特定の個人(企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する特定の企業に所属する個人)を特定してもよい。この場合に、サーバ30は、Webコンテンツ(例えば個人サイト、またはSNSページ)のアドレス情報と、当該Webコンテンツに関連する個人を特定可能な情報(例えば営業先ID)とを関連付ける個人特定テーブル(図示しない)を参照してもよい。また、サーバ30は、特定された個人(対象個人)に関する情報(例えば、プロフィール、所属企業における役職、もしくは所属部門、来歴、または著作物)をクライアント装置10のユーザに提示してもよい。特定された対象個人に関する情報は、営業先データベースに格納されている情報であってもよいし、図示しない他のデータベースに格納されている情報であってもよい。
サーバ30は、特定された企業(対象企業)または個人(対象個人)に関する情報のうち所定期間内に追加、または更新された情報である動的情報を提示してもよい。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業または対象個人に関連するWebコンテンツの閲覧時に、対象企業または対象個人に関する情報のうち時間的に新しい動的情報を優先的に確認することができる。
上記説明では、ユーザの活動の補助(S132)の様々な例を述べた。しかしながら、サーバ30は、ユーザの活動の補助(S132)を他の態様で実行可能である。
一例として、サーバ30は、特定された企業(対象企業)または個人(対象個人)を営業先データベースに追加するための指示を受け付けるオブジェクトを含むプラグイン画面をクライアント装置10のユーザに提示してもよい。かかるオブジェクトが選択されると、サーバ30は対象企業または対象個人に対応する営業先情報を営業先データベースに追加する。これにより、クライアント装置10のユーザは、対象企業または対象個人に関連するWebコンテンツの閲覧時に、対象企業または対象個人に対応する営業先情報を営業先データベースに即座に追加することができる。
或いは、サーバ30は、営業先データベースに営業先として対象企業または対象個人の情報が登録されている場合に、当該対象企業または対象個人に設定されている営業タスク情報を提示してもよい。また、サーバ30は、営業先(対象企業、対象企業に属する個人、または対象個人の少なくとも1つ)に設定されている営業タスク情報のうち、未完了の営業タスクに対応する情報(つまり、ToDoリスト)を表示するオブジェクトを含むプラグイン画面をクライアント装置10のユーザに提示してもよい。
或いは、サーバ30は、営業活動(例えば、定形メッセージ(電子メール、SMSメッセージ、またはSNSメッセージ)の送信)の実施の指示を受け付けるオブジェクトを含むプラグイン画面をクライアント装置10のユーザに提示してもよい。かかるオブジェクトが選択されると、サーバ30は当該オブジェクトに対応する営業活動の実施のログを記録するように営業タスクデータベースを更新する。これによりクライアント装置10のユーザは、対象企業に関連するWebコンテンツを確認しながら営業活動を効率的に実施し、かつ当該営業活動のログを容易に記録することができる。
上記説明では、クライアント装置10のユーザの活動が営業活動である例を示した。しかしながら、本実施形態は、営業活動に限らず、例えば投資活動、採用活動(就職、転職、またはヘッドハンティングを含み得る)、などの企業または個人の分析を伴う種々の活動に適用可能である。
以上、本発明の実施形態について詳細に説明したが、本発明の範囲は上記の実施形態に限定されない。また、上記の実施形態は、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更が可能である。また、上記の実施形態及び変形例は、組合せ可能である。
1 :情報処理システム
10 :クライアント装置
11 :記憶装置
12 :プロセッサ
13 :入出力インタフェース
14 :通信インタフェース
21 :ディスプレイ
30 :サーバ
31 :記憶装置
32 :プロセッサ
33 :入出力インタフェース
34 :通信インタフェース

Claims (12)

  1. コンピュータを、
    企業情報が格納された企業データベースを参照する手段、
    ユーザが閲覧しているWebコンテンツである対象Webコンテンツに関する情報を取得する手段、
    前記対象Webコンテンツが前記企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業または当該企業に属する個人に関連するWebコンテンツであるかを特定する手段、
    前記対象Webコンテンツに対して特定された企業または個人である対象企業または対象個人に関するユーザの活動を補助するための情報処理を行う手段
    として機能させるプログラム。
  2. 前記情報処理を行う手段は、特定された前記対象企業または前記対象個人に関する情報を提示する、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記情報処理を行う手段は、特定された前記対象企業または前記対象個人に関する情報のうち所定期間内に追加、または更新された情報である動的情報を提示する、
    請求項2に記載のプログラム。
  4. 前記コンピュータを、前記ユーザに対応する営業主体によって管理される営業先情報が格納された営業先データベースを参照する手段、としてさらに機能させ、
    前記情報処理を行う手段は、前記ユーザによる指示に応じて、前記対象企業、前記対象企業に所属する個人、または前記対象個人に対応する営業先情報を追加するように前記営業先データベースを更新する、
    請求項1に記載のプログラム。
  5. 前記コンピュータを、前記ユーザに対応する営業主体によって管理される営業タスク情報が格納された営業タスクデータベースを参照する手段、としてさらに機能させ、
    前記情報処理を行う手段は、前記対象企業、前記対象企業に所属する個人、または前記対象個人の少なくとも1つである営業先に対して前記営業タスクデータベースにおいて設定されている営業タスク情報を提示する、
    請求項1に記載のプログラム。
  6. 前記コンピュータを、
    前記ユーザに対応する営業主体によって管理される営業タスク情報が格納された営業タスクデータベースを参照する手段、
    前記対象企業、前記対象企業に所属する個人、または前記対象個人の少なくとも1つである営業先に対する前記ユーザによる営業活動の実施を検出する手段、としてさらに機能させ、
    前記情報処理を行う手段は、前記営業活動の実施が検出された場合に、前記営業活動の実施のログを記録するように前記営業タスクデータベースを更新する、
    請求項1に記載のプログラム。
  7. 前記情報処理を行う手段は、前記対象Webコンテンツに含まれるフォームに対する入力補助を行い、当該フォームの送信が検出された場合に、当該フォームの送信のログを記録するように前記営業タスクデータベースを更新する、
    請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記情報処理を行う手段は、前記ユーザによる指示に応じて、前記営業先に対する営業活動を実施し、かつ当該営業活動の実施のログを記録するように前記営業タスクデータベースを更新する、
    請求項6に記載のプログラム。
  9. 前記コンピュータを、前記ユーザに対応する営業主体によって管理される営業タスク情報が格納された営業タスクデータベースを参照する手段、としてさらに機能させ、
    前記情報処理を行う手段は、前記対象企業、前記対象企業に所属する個人、または前記対象個人の少なくとも1つである営業先に対して前記営業主体が実施した営業活動の履歴を提示する、
    請求項1に記載のプログラム。
  10. 前記コンピュータを、前記ユーザに対応する営業主体によって管理される営業先情報が格納された営業先データベースを参照する手段、としてさらに機能させ、
    前記情報処理を行う手段は、前記対象企業、前記対象企業に所属する個人、または前記対象個人の少なくとも1つである営業先に対して前記営業先データベースに格納されている情報を提示する、
    請求項1に記載のプログラム。
  11. 企業情報が格納された企業データベースを参照する手段と、
    ユーザが閲覧しているWebコンテンツである対象Webコンテンツに関する情報を取得する手段と、
    前記対象Webコンテンツが前記企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業または当該企業に属する個人に関連するWebコンテンツであるかを特定する手段と、
    前記対象Webコンテンツに対して特定された企業または個人である対象企業または対象個人に関するユーザの活動を補助するための情報処理を行う手段と
    を具備する、情報処理装置。
  12. コンピュータが、
    企業情報が格納された企業データベースを参照するステップと、
    ユーザが閲覧しているWebコンテンツである対象Webコンテンツに関する情報を取得するステップと、
    前記対象Webコンテンツが前記企業データベースに格納されているいずれかの企業情報に対応する企業または当該企業に属する個人に関連するWebコンテンツであるかを特定する手段と、
    前記対象Webコンテンツに対して特定された企業または個人である対象企業または対象個人に関するユーザの活動を補助するための情報処理を行う手段と
    を実行する、方法。
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