JP4042445B2 - 検索方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術的な分野】
本発明は、インターネット等のネットワーク網において、サーバ側で色々な情報をデータベース化して保存し、顧客の必要とする検索条件に合う情報を前記データベースから検索して顧客に提示する検索サービスに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来ビジネスを推進していく上でまたは知識の向上のために、いろいろな情報網から必要とする情報を持っている人を人づてに探したりすることがある。しかしながら、人づてによるコネクションは意外と範囲が狭く、身近な知人から未知の人へと繋がる可能性は非常に少ない。
【0003】
そこで現在ではインターネット等のネットワーク網によって世界的な情報がいつでも得られる状態にあるので、ある特定の会員向けに会員ごとの得意な分野を予めデータベース化して記憶しておき、会員から特定の分野に特化した人を探しているといった検索条件を受信したときに、記憶してあるデータベースから該当する会員を検索し、紹介するといったサービスを提供しているところもある。
【0004】
また、ネットワーク上のあるポータルサイトの掲示板において、個人がある特定の分野に特化した人を探している等の情報を載せると、その掲示板を見て自ら名乗り出たり、知人を紹介したりしてくれるようにして特定の人を探し出すような方法も存在する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ポータルサイトの掲示板に載せるということは個人情報が漏れる恐れがあり、その個人情報を悪用されることも考えられるので非常に危険である。しかも入手した情報が悪意にまたは偶然にして間違った情報である場合があり、確実な情報を得られるという補償はない。
【0006】
また限定会員での検索では、会員という限られた人のみでの検索になってしまうので、検索範囲が狭く、適当な人を探すのが難しい。しかも会員はそんなに急激に変化するわけではないので、得られる情報がマンネリ化することも考えられる。
【0007】
よって人づてやネットワーク網を利用しても個人が知りたい情報を広範囲の中から得られないのが現状であり、問題となっている。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであって、たくさんの個人情報の中からある分野に特化した人を探すために、予め会員登録するときに自分の得意とする分野を会員情報データベースとして登録しておき、また会員は自分の知人等で他人に紹介しても良いと思うような得意分野を持つ人がいた場合、その会員の知人情報として得意とする分野を知人情報データベースとして登録しておく。
【0009】
そして個人からある特定の分野に特化した人を探して欲しいといった検索依頼を受信したときに、検索サーバは会員情報データベースから該当する人がいるかどうか検索し、検索結果を提示する。個人がその情報に満足した場合はそれでいいが、満足しなかった場合には、同じ検索条件で知人情報データベースを検索し、その結果を提示する。その中で紹介して欲しい人が存在した場合に、その情報を提供する。
【0010】
つまり、会員情報とともに会員の知人情報をもデータベース化して記憶しておき、会員の情報内で検索結果に満足しなかった場合には会員の知人情報から検索をして、検索条件にあった人を紹介するという方法に関する。
【0011】
このように会員以外の知人情報をもデータベース化しておくことにより、会員以外の人の中から希望する人を検索することが可能であり、しかもその会員以外の人は会員の知人であるので、情報の発信元が確実であることから、正確な情報のみが集まっていると考えられ、検索する人も安心して検索依頼をすることができる。
【0012】
また本発明に付属する発明として、検索した結果検索者に知人を紹介した会員に対して何かしらのインセンティブを与える方法を付加することにより、会員はより多くの知人情報を登録することになり、より情報量が増えるといった効果が得られる。
【0013】
また本発明に付随する発明として、会員情報データベースおよび知人情報データベースに登録する情報として、得意とする分野とともにその知識を表すレベルを対にして登録しておくことにより、検索する条件をより細かく設定でき、しかもより高精度な検索結果を得られることが可能になる。
【0014】
また本発明に付随する発明として検索結果で得られた人の中で紹介して欲しい人が存在した場合に、その紹介者である会員に紹介可否を伺うメールを発信し、紹介可であるとの返事を受けた時にだけ検索者に紹介することにより、例えば会員が知人情報を登録していたのを忘れていたり、古い情報を更新していなかった場合に、確認をしてから紹介するのでより正確な情報を検索者に提供することが可能になる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1に本発明の一実施形態であるシステムの全体図を示す。検索サーバ1はインターネット等のネットワーク網により無数のクライアント端末31,32および33と接続可能な構成である。
【0016】
検索サーバ1は情報処理装置であり、例えばパーソナルコンピュータ等である。検索サーバ1はプログラムを読み込むことによって、このプログラムに従った処理をする処理部分と、会員ごとおよび会員の知人ごとの得意分野やその知識度を示すためのレベルを含んだ情報を記憶してある記録媒体から構成されている。
【0017】
このプログラムは、クライアント端末31,32もしくは33から検索依頼の入力がインターネット2を経由して検索サーバ1にされたときに、会員情報データベースから検索条件に該当する会員を検索し、その結果をインターネット2を経由してクライアント端末31,32もしくは33へ通知する。
【0018】
クライアント端末31,32もしくは33は検索結果に満足しなかった場合に知人情報データベースから検索してもらうよう依頼する。依頼を受信した検索サーバ1は、次に同じ条件で知人情報データベースより検索し、検索結果をクライアント端末31,32もしくは33へ通知処理を行うものである。
【0019】
以下図面に基づいて本発明の一実施形態による検索サーバについて説明する。
【0020】
図1に示されるようにこの検索サーバ1は構成されており、大別すると会員情報が記憶されている会員情報データベース11と会員の知人情報が記憶されている知人情報データベース12、クライアントの保持する端末であるクライアント端末31、32および33から検索条件を受信する検索条件入手プログラム13、会員情報データベース11から検索条件にあった会員を抽出する第1次検索実行プログラム14、第1次検索実行プログラム14の検索の結果に納得がいかない場合に知人情報データベース12から検索条件にあった知人を抽出する第2次検索実行プログラム15、第2次検索実行プログラム15で紹介して欲しい人が存在した場合に、その人を紹介してもいいかどうかの可否を伺うメールを知人を紹介した会員へ送信する紹介可否依頼メール送信プログラム16、紹介可否依頼メール送信プログラム16の送信したメールの返答を検索者へ送信する紹介者可否結果送信プログラム16、キーボードやマウス等の入力手段18、プリンタやディスプレイ等の出力手段19とに分けることができる。以下にその内容を説明する。
【0021】
検索条件入手プログラム13はクライアント端末31、32および33から入力された図5のような検索条件を入手する。図5の検索条件はユーザが自由に入力する方法でも良いし、選択BOXの中から該当するものを選択する方法でも良い。
【0022】
検索条件入手プログラム13は検索の条件として分野とレベルを第1次検索実行プログラム14へ渡し、第1次検索実行プログラム14を実行する。
【0023】
第1次検索実行プログラム14は、会員情報データベース11内にクライアント端末31、32および33から入手した検索条件とレベルに合致する会員がいるかどうかを抽出する。存在した場合でもしない場合でもその検索結果をクライアント端末31、32および33へ返送し、その結果、会員から紹介を受けるか、更に会員の知人情報から検索をするかを選択する。会員の紹介の場合は会員情報を提示し、会員の知人情報からの再検索の場合は、第2次検索実行プログラム15を実行する。
【0024】
第2次検索実行プログラム15は、知人情報データベース12内にクライアント端末31、32および33から入手した検索条件とレベルに合致する会員の知人がいるかどうかを抽出する。存在した場合でもしない場合でもその検索結果をクライアント端末31、32および33へ返送し、その結果、検索を中止するか、会員の知人を紹介してもらうかを選択する。検索を中止する場合は、そのままプログラムを中止し、会員の知人を紹介してもらう場合は、紹介可否依頼メール送信プログラム16を実行する。
【0025】
紹介可否依頼メール送信プログラム16は、第2次検索実行プログラム15で検索した知人情報の中で誰を紹介して欲しいかの知人情報を入手し、その知人情報からその知人を紹介した会員を抽出し、該当する会員に知人を紹介してよいかどうかの確認のメールを送信する。
【0026】
紹介可否依頼メール送信プログラム16の回答を受け取ったら、紹介可否結果送信プログラム17を実行し、紹介不可ならば不可であるメールを、紹介可能であればその情報とともに会員の情報をクライアント端末31、32および33へ送信する。
【0027】
クライアント端末31、32および32は本サービスを利用する会員の持っている端末であり、それはデスクトップパソコンのようなものから、携帯電話やPDAなどの携帯端末でもよい。ユーザはクライアント端末31、32および33から本検索サーバ1にインターネット2経由で接続し、サービスを受けられるようになっている。
【0028】
以下順次図面の詳細を説明する。
【0029】
図2は、会員情報データベース11のデータ構成図である。左側から順に、ID、氏名、メールアドレス、分野1、レベル1、分野2、レベル2、分野3、レベル3という構成になっている。IDは会員ごとに付与された個人を表すコードであって、IDでログインや検索をすることにより、いちいち氏名を提示しなくても、サービスが受けられるようになっている。氏名はIDを持った会員の氏名である。この氏名はメールを送信したりするときの宛名作成時に使用する。メールアドレスはIDを持った会員ごとのメールアドレスであり、メール送信時のアドレスを表している。分野1乃至3には、IDを持つ会員ごとの得意とする分野を記憶しておく。レベル1乃至3は分野1乃至3のそれぞれの得意とする分野をどの程度得意としているかを表すものである。会員情報データベース11ではここに図示したもの以外に例えば住所や電話番号等の個人情報を記憶しておいてもよいし、得意とする分野を3つ以上記憶してもかまわない。
【0030】
図3は知人情報データベース12の構成図である。左側から順に、親ID、ID、氏名、分野1、レベル1、分野2、レベル2、分野3、レベル3という構成になっている。親IDは知人情報データベースに登録した紹介会員のIDである。例えば、親IDが001である場合、会員情報データベース11からID=001の会員を検索すれば親ID=001が誰なのかわかるような仕組みになっている。IDは、親IDが登録した知人ごとに付与された番号であって、親ID+IDにより知人を特定することが可能になっている。氏名はその個人を特定する氏名である。分野1乃至3およびレベル1乃至3は会員情報データベース11と同じ内容のものである。
【0031】
また、知人情報データベース12は、会員情報データベース11と同様にここに図示したもの以外に例えば住所や電話番号等の個人情報を記憶しておいてもよいし、得意とする分野を3つ以上記憶してもかまわない。
【0032】
図4は、検索サーバ1の全体の流れ図である。
【0033】
まずクライアント端末31、32および33から検索依頼の情報を検索サーバ1が受信すると、検索条件入手プログラム13がその検索条件を受けつける(Step10)。次に会員情報データベース11の中から検索条件に一致する人がいるかどうかを検索する(Step20)。検索した結果を検索依頼者に提示し、その内容で満足すればStep40へ、満足しなければStep50へ移動する(Step30)。
【0034】
Step40では、Step30で満足した会員の連絡先等を会員情報データベース11から抽出し、検索依頼者に通知して、終了する。
【0035】
Step50では、Step20で検索した時の検索条件で、知人情報データベース12の中から、一致する人を検索する。検索結果を検索依頼者に提示し、その内容で満足すればStep70へ満足しなければ、所望する検索結果が得られなかったとして終了する(Step60)。
【0036】
Step60で検索依頼者が紹介して欲しいと指摘した人の親IDを知人情報データベース12から求め、親IDの連絡先を会員情報データベース11から抽出し、紹介可否依頼のメールを親IDのアドレスに送信する(Step70)。
【0037】
紹介可否依頼のメールの返信を受信し、親IDの会員が紹介を了解した場合はStep90へ移動する。親IDの会員が紹介を認めなかった場合には、紹介不可ということで、終了する(Step80)。
【0038】
Step90では検索依頼者が照会して欲しいと依頼した人の連絡先を知人情報データベース12、および会員情報データベース11より抽出して検索依頼者へ通知する。以上の方法により、検索依頼者へ会員の知人である情報を通知することが可能になる。
【0039】
図5は、検索依頼者が検索条件を入力する画面例である。検索の条件は該当する分野を入力してもよいし、選択BOXになっていてその中から1つを選択するようにしてもよい。レベルも同様である。また、レベルに関しては、どのレベルでもよいから検索したいという人のために、全てのレベルの人を検索するようにしておいてもよい。また、レベルは5までとは限らず、予め設定しておいた数値にあわせて会員が登録すればよい。
【0040】
図6は、第1次検索実行プログラム14の結果を検索依頼者に提示するための画面例である。第1次検索実行プログラム14での検索の結果該当する人を全て検索依頼者に提示し、検索依頼者は3つの選択肢の中から、どのような処理を実行するのかを選択する。3つの選択肢とは、「現在の検索結果から紹介してもらう」、「会員のコネクション情報から検索してもらう」、そして「検索を中止する」、の3つである。
【0041】
「現在の検索結果から紹介してもらう」を選択した場合には、検索依頼者が選択した必要な会員情報を会員情報データベース11から抽出し、表示させる。「会員のコネクション情報から検索してもらう」を選択した場合には、第2次検索実行プログラム15を実行する。「検索を中止する」を選択した場合には、本検索サービスを終了する。
【0042】
図7は、第2次検索実行プログラム15の結果を検索依頼者に提示するための画面例である。第2次検索実行プログラム15での検索の結果該当する人を全て検索依頼者に提示し、検索依頼者は2つの選択肢の中から、どのような処理を実行するのかを選択する。2つの選択肢とは、「現在の検索結果から紹介してもらう」と「検索を中止する」である。
【0043】
「現在の検索結果から紹介してもらう」を選択した場合には、紹介者である会員に了承を得る為の紹介可否依頼メール送信プログラム16を実行する。
【0044】
「検索を中止する」を選択した場合には、本検索サービスを終了する。
【0045】
図8は紹介可否依頼メール送信プログラム16でどの人を紹介して欲しいかを選択する画面例である。第2次検索実行プログラム15で抽出した、検索条件に一致する人の情報を表示し、複数人数存在する場合には、どの人を紹介して欲しいかを選択してもらい、回答を返送する検索依頼者のメールアドレスを入力してもらう。検索依頼者のメールアドレスは、既に会員であり、会員情報データベースに記憶されている場合には、本項目を省略してもいいし、記憶してあるメールアドレスとは別なメールアドレスを指定するようになっていてもよい。
【0046】
図9は紹介可否結果送信プログラム17で紹介者である会員から許可がおりた場合の検索依頼者に結果を送信するときの表示例である。表示例では、紹介者である会員のメールアドレスを表示しているが、電話番号等他の連絡方法を表示してもかまわないし、または直接紹介して欲しい人の情報を表示してもかまわない。
【0047】
図10は第1次検索実行プログラム14の詳細フローチャートである。検索条件入手プログラム13で入手した検索条件を基に会員情報データベース11から検索条件となる分野と指定レベル以上の会員を抽出する(Step101)。
【0048】
Step101で抽出した情報を検索依頼者に提示する(Step103)。抽出した結果は例えば図6のようなものである。
【0049】
提示した結果、検索依頼者がその結果に満足し、紹介して欲しい場合にはStep109へ、検索依頼者がその結果に満足せず、会員の知人情報から検索したい場合にはStep107へ移動する(Step105)。
【0050】
Step107では、第2次検索実行プログラム15へ移動する。
【0051】
Step109では、検索条件依頼者が選択した紹介して欲しい会員の連絡先の情報を会員情報データベース11から抽出し、検索依頼者へ提示する。
【0052】
以上のようにして第1次検索条件実行プログラム14は、検索依頼者からの検索条件に基づき、会員情報データベース11から該当する人を抽出して表示し、内容に満足した場合には、詳細情報を提示し、満足しない場合には第2次検索実行プログラム15を実行して知人情報データベースを検索するようになっている。
【0053】
図11は第2次検索実行プログラム15の詳細フローチャートである。検索条件入手プログラム13で入手した検索条件を基に知人情報データベース12から検索条件となる分野と指定レベル以上の会員を抽出する(Step111)。
【0054】
Step111で抽出した情報を検索依頼者に提示する(Step113)。抽出した結果は例えば図7のようなものである。
【0055】
提示した結果、顧客がその結果に満足し、紹介して欲しい場合にはStep117へ、顧客がその結果に満足しなかった場合には、紹介できる人がいないとしてプログラムを終了する(Step115)。
【0056】
Step117では、紹介可否依頼メール送信プログラム16へ移動する。
【0057】
以上のようにして第2次検索条件実行プログラム15は、検索依頼者からの検索条件に基づき、知人情報データベース12から該当する人を抽出して表示し、内容に満足した場合には、紹介可否依頼メール送信プログラム16を実行するようになっている。
【0058】
図12は、紹介可否依頼メール送信プログラム16の詳細フローチャートである。第2次検索実行プログラム15で抽出した中から紹介して欲しい人を入手し、その該当する人を紹介した会員のメールアドレスを会員情報データベース11から抽出する(Step121)。
【0059】
Step121で抽出した会員へ知人を紹介してもよいかを伺うメールを送信する(Step123)。
【0060】
返信メールが帰ってきたらStep127へ移動する(Step125)。
【0061】
Step127は、会員から返送された紹介可否の結果を検索依頼者へ送信する。送信例は例えば図9のようなものである。
【0062】
以上のようにして紹介可否依頼メール送信プログラム16は、第2次検索実行プログラム15で抽出した人の中から、紹介して欲しい人を選択してもらい、その連絡先である親の会員へ紹介可否を伺うメールを送信し、返信された内容に基づき検索依頼者へ返信するようになっている。
【0063】
図13は、紹介可否結果送信プログラムの詳細フローチャートである。紹介可否依頼メールの返信を受け取ると、紹介可能かどうかをチェックし、可能であればStep133へ、不可能であればStep135へ移動する(Step131)。
【0064】
Step133では、紹介可能であることと、その連絡先を検索依頼者へ通知し、Step135では紹介不可能であることを検索依頼者へ通知する。検索依頼者への通知は例えば図9のようなものである。
【0065】
以上のようにして、紹介もとの会員から紹介可否の返信メールが帰ってきたときに検索依頼者へ紹介可否の通知を行う。
【0066】
以下検索サーバ1の処理の動作を図を用いて説明する。
【0067】
検索依頼者が検索サーバ1にアクセスし、検索条件を図5のように入力して検索依頼をしたとする。
【0068】
検索依頼を受け取った検索サーバ1の検索条件入手プログラム13は、第1次検索実行プログラム13を実行する。第1次検索実行プログラム13は、会員情報データベース11のデータの中で、検索条件である「分野」=「映画」と「レベル」=「3」以上の条件を満たす会員を抽出する。図2に図示されている会員情報データベース11の中で本条件を満たしている人は一人存在したのでその結果を検索依頼者に図6のように提示する。検索依頼者は、この人を紹介してもらうか会員のコネクション情報から再度検索してもらうかを選択する。
【0069】
ここで今提示されている会員を紹介して欲しいと選択したら、会員情報データベース11のID=001の氏名およびメールアドレスを抽出し、検索依頼者に提示する。
【0070】
「会員のコネクション情報から検索してもらう」を選択した場合は、第2次検索実行プログラム15を実行し、知人情報データベース12から検索条件に一致する人を検索する。図3に図示されている知人情報データベース12の中で、検索条件に該当する人は、2人存在するので、その結果を図7のように提示する。
【0071】
提示された結果を見て検索依頼者は現在の検索結果から紹介してもらうかどうかを選択し、紹介してもらう場合には、図8の画面において紹介して欲しい人を選択し、返送用のメールアドレスを入力して依頼してもらう。ここでは「紹介ID:001さん レベル5」の人を紹介してもらうように依頼を受信する。
【0072】
紹介可否結果メール送信プログラム16は紹介ID:001である人のメールアドレスを会員情報データベース11から抽出し、ID=001の青山一平さんへ紹介可否依頼メールを送信する。
【0073】
青山一平さんからの返信メールを受信すると紹介可否結果送信プログラム17が起動し、紹介可否結果を検索依頼者へ通知する。図9は紹介可との返信を受けたときの検索依頼者への通知例である。
【0074】
以上のようにして検索依頼者はまず会員である人の中から検索条件に該当する人を抽出し、その検索結果に満足しない場合には、会員の知人データベースを検索して会員以外の情報から検索が可能になる。
【0075】
尚、本発明はさらに図2の会員情報データベースにおいて会員ごとにポイントを記憶する領域を持ち、図13のStep133において、検索依頼者に紹介可能メールを送信する際に、その知人を紹介した会員にポイントを付与する等のインセンティブを与えることも可能である。
【0076】
(付記1)
顧客端末にネットワークを介して接続される検索サーバによって、顧客からの検索依頼に基づいて実行する検索方法であって、
顧客端末からの検索条件を入手するステップと、
前記検索条件に基づき、会員の得意とする分野が登録されている会員情報データベースから、前記検索条件に該当する会員情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知するステップと、
前記通知された検索結果に顧客が満足しないことを受信したときに、会員の知人と得意とする分野が登録されている知人情報データベースから、前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知するステップと
を有することを特徴とする検索方法。
【0077】
(付記2)
前記会員情報データベースおよび前記知人情報データベースは、得意とする分野ごとにその知識度を表すレベルとを有し、前記検索条件に得意とする分野とそのレベルを指定して検索することを特徴とする付記1記載の検索方法。
【0078】
(付記3)
付記1記載の検索方法は、前記知人情報データベースから前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知された結果に前記顧客が満足した時に、該当する会員の知人情報を前記顧客端末に通知するステップをさらに有することを特徴とする付記1記載の検索方法。
【0079】
(付記4)
付記1記載の検索方法は、前記知人情報データベースから前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知し、前記通知された結果に前記顧客が満足した時に、該当する会員の知人情報を前記顧客端末に通知してもよいかを伺うメールを前記知人を登録した会員に送信するステップと、前記会員が紹介してもよいとの情報を受信したときに、該当する会員の知人情報を前記顧客端末に通知するステップをさらに有することを特徴とする付記1記載の検索方法。
【0080】
(付記5)
付記4記載の検索方法において前記会員の知人情報を前記顧客端末に通知したときに、前記会員に対してインセンティブを付与することを特徴とする付記4記載の方法。
【0081】
(付記6)
顧客端末にネットワークを介して接続される検索サーバによって、顧客からの検索依頼に基づいて実行する為の処理を行わせるためのプログラムであって、該検索サーバに、
顧客端末からの検索条件を入手するステップと、
前記検索条件に基づき、会員の得意とする分野が登録されている会員情報データベースから、前記検索条件に該当する会員情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知するステップと、
前記提示された検索結果に顧客が満足しないことを受信したときに、会員の知人の得意とする分野が登録されている知人情報データベースから、前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知するステップと
を有することを特徴とする検索処理プログラム。
【0082】
(付記7)
顧客端末にネットワークを介して接続され、顧客からの検索依頼に基づいて実行する検索処理を行う装置であって、
顧客端末からの検索条件を入手する手段と、
前記検索条件に基づき、会員の得意とする分野が登録されている会員情報データベースから、前記検索条件に該当する会員情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知する手段と、
前記提示された検索結果に前記顧客が満足しないことを受信したときに、会員の知人の得意とする分野が登録されている知人情報データベースから、前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知する手段と
を有することを特徴とする検索装置。
【0083】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように本発明によれば、ある分野に特化した人を探したいとしたときに、会員の得意とする分野の情報とともに会員の知人の得意とする分野の情報をもデータベース化して記憶しておき、会員の情報内で検索結果に満足しなかった場合には会員の知人情報から検索をして、検索条件にあった人を紹介することが可能となる。
【0084】
また会員以外の知人情報をもデータベース化しておくことにより、会員以外の人の中から希望する人を検索することが可能であり、しかもその会員以外の人は会員の知人であるので、情報の発信元が確実であることから、正確な情報のみが集まっていると考えられ、検索する人も安心して検索依頼をすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態の全体図
【図2】 会員情報データベース
【図3】 知人情報データベース
【図4】 検索サーバでの処理の流れ図
【図5】 検索条件入力画面
【図6】 第1次検索結果表示画面
【図7】 第2次検索結果表示画面
【図8】 紹介依頼画面
【図9】 紹介許可画面
【図10】 第1次検索実行プログラム
【図11】 第2次検索実行プログラム
【図12】 紹介可否依頼メール送信プログラム
【図13】 紹介可否結果送信プログラム
【符号の説明】
1: 検索サーバ
2: ネットワーク網
11: 会員情報データベース
12: 知人情報データベース
13: 検索条件入手プログラム
14: 第1次検索実行プログラム
15: 第2次検索実行プログラム
16: 紹介可否依頼メール送信プログラム
17: 紹介可否結果送信プログラム
18: 入力手段
19: 出力手段
31: クライアント端末
32: クライアント端末
33: クライアント端末
Claims (1)
- 顧客端末にネットワークを介して接続される検索サーバによって、顧客からの検索依頼に基づいて実行する検索方法であって、
顧客端末からの検索条件を入手するステップと、
前記検索条件に基づき、会員を識別する情報、メールアドレスおよび会員の得意とする分野とその知識度を表わすレベルが登録されている会員情報データベースから、前記検索条件に該当する会員情報を検索してその結果を前記顧客端末に通知するステップと、
前記通知された検索結果に顧客が満足しないことを受信したときに、知人を登録した会員を識別する情報、該登録された知人を識別する情報およびその知人が得意とする分野とその知識度を表わすレベルが登録されている知人情報データベースから、前記検索条件に該当する会員の知人情報を検索して検索条件に合う知人の分野の知識度を表わすレベルを前記顧客端末に通知するステップと、
前記検索条件に合う知人の分野の知識度を表わすレベルを前記顧客が満足した時に、前記知人を登録した会員を識別する情報を知人情報データベースから抽出し、会員情報データベースから該会員を識別する情報のメールアドレスを抽出して、該当する知人情報を前記顧客端末に紹介してもよいかを伺うメールを前記知人を登録した会員に送信するステップと、
前記知人を登録した会員から紹介してもよいとの情報を受信したときに、該当する会員の知人情報を前記顧客端末に通知するステップと
を有することを特徴とする検索方法。
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