JP2002259730A - 情報提供システム及び方法 - Google Patents

情報提供システム及び方法

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JP2002259730A
JP2002259730A JP2001054870A JP2001054870A JP2002259730A JP 2002259730 A JP2002259730 A JP 2002259730A JP 2001054870 A JP2001054870 A JP 2001054870A JP 2001054870 A JP2001054870 A JP 2001054870A JP 2002259730 A JP2002259730 A JP 2002259730A
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JP2001054870A
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English (en)
Inventor
Tadashi Fukawa
忠志 府川
Shuichi Shirai
秀一 白井
Masatoshi Kishino
政利 岸野
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ネットオークションの売り手など、情報を登
録した人の信頼度等を、その情報を検索した人が判断す
るのに有益な情報を提供する。 【解決手段】 人脈DB120には、各ユーザ間の知り
合い関係を示した人脈ネットワークの情報が格納されて
いる。ユーザが売りたい商品の情報は、登録情報DB1
40に格納されている。あるユーザが情報検索システム
106に対し、DB140に登録されている情報の検索
を要求すると、システム106は、登録情報管理サーバ
130を介してその要求に適合する登録情報を登録情報
DB140から検索すると共に、その検索結果の登録情
報の登録者と、リクエスト元のユーザとの人脈上のつな
がりの有無などを、人脈情報管理サーバ100を介して
人脈DB120から求める。そして、検索結果の登録情
報と人脈関係の情報とを関連づけて、リクエスト元のユ
ーザに提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数のユーザに関
する登録情報を保持したデータベースにおける情報検索
サービスを提供するシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】インターネット上には様々なサービスを
提供するウェブサイトが存在するが、その一つとしてユ
ーザ間の情報交換や交流の場を提供するものがある。例
えば、電子掲示板システムがその代表例である。この種
の情報提供システムでは、各ユーザから投稿された情報
を保管し、この保管情報をユーザ(投稿者の場合もあれ
ばそれ以外のユーザの場合もある)に対してウェブペー
ジとして提供する。ユーザからの情報の投稿は、例えば
JAVA(商標)やCGIなどを用いて実現される。情
報提供のためのウェブページでは、投稿情報についての
キーワード検索機能を備えるものもある。
【0003】この種の情報提供システムには、例えば、
ユーザから売りたい商品の情報や買いたい商品の情報の
投稿を受け付け、これに対する他のユーザからの購入又
は販売の申込みを受け付けるシステムもある。このシス
テムでは、購入や販売等を申込んだユーザの電子メール
アドレスを、当該商品の売買希望の投稿者に知らせるな
どにより、両者間での価格や配送方法の交渉ができるよ
うにしている。
【0004】近年盛んになっているインターネットオー
クションは、いわばこの種の情報提供システムの応用で
ある。インターネットオークションのホストシステム
は、出品された商品に対し期限内で最高額を入札したユ
ーザを落札者として選択し、その落札者の情報を出品者
に提供することで、両者間の売買交渉ができるようにす
るものが一般的である。
【0005】インターネットオークションは様々な利点
を備えているものの、落札者が代金を振り込んでも出品
者から商品が届かなかったり、出品者が商品を送っても
落札者からその代金が送金されなかったり、等といった
トラブルも多い。このようなトラブルを解消する手段と
して、各出品者や各入札者の評価を求めて公開するとい
うことも行われている。各ユーザの評価は、個々の売買
の際の相手(例えば、出品者の評価は、相手である落札
者)によって行われる。この個々の売買時の評価がユー
ザごとに蓄積され、希望者に対して提供される。売買を
行おうとする相手の評価情報は、この相手が信用できる
かどうかの判断の有力な材料となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述した売買相手の評
価に基づくユーザ信頼度情報を提供する仕組みでは、そ
の情報を閲覧する人からすれば、個々の評価者がどの程
度信頼できるかが分からないので、その情報が信用でき
ない場合も出てくる。もっと別の観点から売買相手の信
頼性の判断できる情報があると便利である。
【0007】これは、インターネットオークションに限
ったことではなく、投稿情報やその投稿者の情報をユー
ザに提供するシステムにおいて、その提供情報の信頼性
が問題となる場合には、その信頼性の判断基準をどのよ
うな形でユーザに提供するかは一つの課題となってい
る。
【0008】本発明はこのような問題に鑑みなされたも
のであり、情報を検索したユーザに対して、その情報や
その情報の登録者の情報を提供する際に、提供情報の信
頼性を把握するのに有用な情報を提供できるシステムを
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係る情報提供システムは、各ユーザごと
に、そのユーザに関連づけられた登録情報を保持する登
録情報データベースと、それら各ユーザの間に形成され
る人脈ネットワークの情報を保持する人脈データベース
と、ユーザから前記登録情報データベースの登録情報群
に関する検索要求を受け付け、その要求に適合する登録
情報を前記登録情報データベースから検索し、その検索
により得られた登録情報に関連づけられたユーザと検索
要求元のユーザとの間の人脈上のつながりを示す人脈関
係情報を前記人脈データベースを参照して求め、検索に
より得られた登録情報と、これに対応して求められた人
脈関係情報とに基づき、検索要求元のユーザに提供する
回答情報を生成する検索システムと、を備える。
【0010】本発明の好適な態様では、情報提供システ
ムは、検索要求元のユーザと、検索要求に応じて検索さ
れた登録情報に関連づけられたユーザと、の間が、2ユ
ーザ間の直接の知り合い関係の連鎖により結ばれる場合
に、その連鎖を示す情報を検索要求元のユーザに提供す
る。
【0011】また本発明の別の好適な態様では、情報提
供システムは、検索要求に応じて検索された登録情報の
うち、その登録情報に関連づけられたユーザと検索要求
元のユーザとの間の人脈関係情報が所定条件を満足する
ものを選び出し、選び出した登録情報を検索要求元のユ
ーザに回答する。
【0012】また本発明の別の好適な態様では、各ユー
ザ間の通信を監視し、その監視結果に基づき各ユーザ間
の人脈上の関係の強さを示す指標情報を求めて前記人脈
データベースに登録する人脈情報収集システムを更に備
える。
【0013】また、本発明に係る情報提供方法は、各ユ
ーザごとに、そのユーザに関連づけられた登録情報を保
持する登録情報データベースを備える情報提供システム
において、ユーザに対してその登録情報データベースに
対する検索サービスを提供する方法であって、それら各
ユーザの間に形成される人脈ネットワークの情報を保持
する人脈データベースを用意し、ユーザから前記登録情
報データベースの登録情報群に関する検索要求を受け付
け、その要求に適合する登録情報を前記登録情報データ
ベースから検索し、その検索により得られた登録情報に
関連づけられたユーザと検索要求元のユーザとの間の人
脈上のつながりを示す人脈関係情報を前記人脈データベ
ースを参照して求め、検索により得られた登録情報と、
これに対応して求められた人脈関係情報とに基づき、検
索要求元のユーザに提供する回答情報を生成する。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態(以下
実施形態という)について、図面に基づいて説明する。
【0015】図1は、本発明を具現化した情報提供サー
ビスシステム10の概略構成を示す図である。
【0016】図1において、情報提供サービスシステム
10は、インターネット等の通信ネットワーク20に接
続されている。また、パーソナルコンピュータや電話
機、携帯電話機などのユーザ装置30も通信ネットワー
ク20に接続されている。
【0017】情報提供サービスシステム10は、各ユー
ザが登録した登録情報を保持する登録情報DB(データ
ベース)140と、各ユーザ間の人間関係についての情
報を保持する人脈DB120を備える。
【0018】情報提供サービスシステム10は、通信ネ
ットワーク20を介してユーザ装置30から登録情報D
B140の登録情報についての検索リクエストを受け付
け、そのリクエストに適合する登録情報を検索するとと
もに、その登録情報を登録したユーザ(情報登録者と呼
ぶ)とそのリクエストを発信したユーザ(リクエスト発
信者と呼ぶ)との人脈関係を求める。そして、検索した
登録情報にその人脈関係情報を反映させて加工した情報
を、そのリクエスト発信者に対して回答する。
【0019】以下、このシステム10を含んだ情報提供
のスキームについて詳細に説明する。
【0020】情報提供サービスシステム10において、
ユーザ登録システム102は、このシステム10の提供
するサービスへのユーザ登録処理を実行するシステムで
ある。ユーザデータベース110は、このユーザ登録に
より登録されたユーザの基礎情報を登録するデータベー
スである。
【0021】ユーザ登録では、少なくともユーザの基礎
情報と、通信アドレスを登録してもらう。基礎情報は、
例えば、当該ユーザの氏名、住所、生年月日、職業など
の情報である。通信アドレスは、電子メール(Eメー
ル)アドレス、電話番号、FAX番号など、そのユーザ
が通信に利用するアドレスである。通信アドレスとして
Eメールアドレスと電話番号など、複数種類のアドレス
を登録できる。この通信アドレスの情報は、検索リクエ
ストに対する登録情報の回答を行う際、リクエスト発信
者がその登録情報の登録者と連絡を取れるようにするた
めに、リクエスト発信者に対して提供される。また、提
供する情報の信頼性を増すために、ユーザ登録に際して
当該ユーザの身元保証情報を登録してもらうようにする
ことも可能である。身元保証情報は、住所、氏名などの
ような基礎情報に対する裏付けとなるクレジットカード
番号やデビットカード番号、運転免許証番号などであ
る。なお、これらの情報の他に、ユーザの自己紹介など
の情報を登録してももちろん良い。
【0022】このユーザ登録は、例えばユーザが、ユー
ザ装置30から通信ネットワーク20を介してユーザ登
録システム102にアクセスし、登録システム102が
提供するフォームに対して必要事項(基礎情報や通信ア
ドレス、身元保証情報など)を入力することにより行う
ことができる。必要事項が入力されると、登録システム
102は、入力された身元保証情報を調べて、その正当
性を検査する。ここでは例えば、登録システム102か
らクレジットカード会社の顧客管理サーバなどに対し、
住所、氏名などとクレジットカード番号の組合せを送
り、そのような組合せに該当する顧客が登録されている
かどうかを照会することにより行うことができる。この
ような正当性検査により正当なユーザの登録申込みと判
断されると、このユーザは正規ユーザとして情報提供サ
ービスシステム10の各種サービスを享受可能となる。
また、正当なユーザ登録と判断された場合、登録システ
ム102は、そのユーザに対して認証情報を付与する。
この認証情報は、例えば、登録システム102が自動的
に付与した一意なユーザIDと、ユーザが入力したパス
ワードなどの組から構成される。もちろんパスワード以
外にも指紋など様々な個人認証方式を利用することがで
きる。この認証情報は、例えばリクエストの受付などの
際のユーザ認証などに用いられる。
【0023】このようにして登録されたユーザ情報は、
ユーザデータベース110に登録され、サービスシステ
ム10内の各サブシステムからの利用に供される。な
お、図1では、煩雑さを避けるため、ユーザDB110
と他の各サブシステムとの間での情報のやり取りの関係
の図示は省略している。図2は、ユーザデータベース1
10に登録される情報の例である。この図に示すよう
に、データベース110には、各ユーザごとに、ユーザ
IDとパスワード等からなる認証情報が登録される。ま
たこの例では、各ユーザの通信アドレスとしては、電話
番号、FAX番号、Eメールアドレスの3種類が登録可
能である。また、身元保証情報としてはクレジットカー
ド番号が登録されている。なお、図2に示したデータ項
目は一部に過ぎず、例えばこのほかに各ユーザの住所や
氏名、自己紹介などの情報がデータベース110に登録
されていてもよい。
【0024】人脈DB120は、ユーザDB110に登
録された各ユーザの同士の人間関係の情報を蓄積したデ
ータベースである。1つの例として、人間関係の情報
は、図3に示すように、各ユーザ(A,B,C,・・
・)をそれぞれノード200とし、2人のユーザの間の
知り合い関係をエッジ210としたネットワークで表現
できる。この場合、人脈DB120には、知り合い関係
にあるユーザのペア毎に、図4に示すような知り合い関
係情報が登録される。この知り合い関係情報には、互い
に知り合いである2人のユーザのユーザIDがそれぞれ
設定される。
【0025】人間関係情報は、例えば、ユーザ登録時な
どにユーザに対して知り合いを尋ねるアンケートを行
い、そのアンケート結果を分析して求めればよい。この
ようにして求めた情報が、例えば図4に示した形式のデ
ータとして人脈DB120に登録される。もちろん、シ
ステム10の運営主体が独自に各ユーザ間の人間関係を
調べ、それを人脈DB120に登録するようにしてもよ
い。
【0026】人脈情報管理サーバ100は、人脈DB1
20に対する人間関係情報の登録や、人脈DB120に
登録された情報に基づく分析などの処理を実行する装置
である。このサーバ100の詳細な処理内容について
は、後で改めて説明する。
【0027】登録情報DB140に登録される登録情報
は、このシステム10が提供する情報提供サービスの主
題となる情報である。例えば、「売ります、買います」
などの売買情報を提供するためにシステム10を用いる
場合には、個々のユーザが登録した「売りたい物件」や
「買いたい物件」の情報が登録情報DB140に登録さ
れる。例えば「売りたい物件」の情報は、売りたい物件
の名前や希望販売価格、その物件の詳細内容の説明、こ
の情報の登録日などの情報を含む。また、質問者の質問
内容に適した質問相手を紹介するためにシステム10を
用いる場合は、各ユーザの専門分野やよく知っている分
野などの情報が登録情報DB140に登録される。登録
情報DB140の登録情報群は、例えば、階層的なカテ
ゴリ群に分類され、ディレクトリ検索方式で検索可能と
なっている。例えば売買情報提供サービスに用いる場
合、売買物件の種類ごとにカテゴリが用意される。登録
情報のカテゴリは、例えばユーザがその情報を登録する
際に選択できるようにすることができる。また、各登録
情報は、全文検索やキーワード検索などの検索方式で検
索可能とすることもできる。後者の場合、ユーザが情報
登録時にキーワードを付与すればよい。
【0028】登録情報DB140に情報を登録できるの
は、ユーザDB110にユーザ登録を行ったユーザに限
定される。そして、個々の登録情報には、その情報を登
録したユーザのユーザIDが対応付けて記録される。情
報登録システム108は、ユーザから、この登録情報D
B140への情報登録を受け付けるシステムである。例
えば、ユーザが、ユーザ装置30から通信ネットワーク
20を介して情報登録システム108にアクセスする
と、登録システム108は、まずそのユーザに対し、ユ
ーザIDとパスワード(又は他の登録した認証情報)の
入力を求める。これに対してユーザがそれらを入力する
と、登録システム108はその入力されたユーザID、
認証情報の組合せが正しいかどうか、ユーザDB110
を参照して求める。正しい認証情報が入力されたと判定
した場合は、アクセスしてきたユーザがユーザ登録済の
正当なユーザであると判断し、情報登録用の入力フォー
ムをそのユーザ装置30に送信する。入力フォームは、
例えばCGIなどを用いたウェブページなどの形で提供
することができる。ユーザは、ユーザ装置30上で、こ
の入力フォームに対し、登録したい情報の内容(例えば
売りたい物件の希望価格や説明など)を入力し、その入
力情報を情報登録システム108に送信する。その情報
を受信した情報登録システム108は、その情報と当該
ユーザのユーザIDの組を登録情報管理サーバ130に
渡し、登録情報DB140への登録を依頼する。
【0029】登録情報管理サーバ130は、登録情報D
B140への情報登録や、登録情報DB140に登録さ
れた登録情報の検索を行う装置である。DB140に登
録する情報は情報登録システム108から与えられ、D
B140に対する検索条件は情報検索システム106か
ら与えられる。
【0030】情報検索システム106は、ユーザに対
し、登録情報DB140の登録情報についての検索サー
ビスを提供する装置である。情報検索システム106
は、例えば、登録情報についての検索条件などを示した
リクエストを入力するためのウェブページをユーザに提
供する。このウェブページは、階層的にカテゴリを絞り
込んでいくディレクトリ検索方式、キーワードによる全
文検索方式、又は登録情報に対して予めユーザが設定し
たキーワードに基づくキーワード検索方式、などの各種
検索方式に対応した条件を受付可能なように構成され
る。
【0031】この情報検索のサービスも、ユーザDB1
10に登録されたユーザにのみ提供される。したがっ
て、情報検索システム106は、通信ネットワーク20
を介してアクセスしてきたユーザに対しユーザ認証を行
い、認証の結果正当なユーザと判断した場合にのみ、検
索サービスを提供する。このユーザ認証は、前述の情報
登録システム108の場合と同様の一般的なものでよ
い。
【0032】ユーザ認証が成功した場合の情報検索シス
テム106による検索処理の手順を、図5を参照して説
明する。この手順では、情報検索システム106は、ま
ずユーザから、キーワードなどの検索条件の入力を受け
付ける(S10)。例えば事務机が欲しいユーザなら
ば、システム106が提供する検索用ウェブページのキ
ーワード入力欄に対し、「机」、「事務用」などのキー
ワードを入力する。検索条件の入力を受け付けると、シ
ステム106は、その検索条件を登録情報管理サーバ1
30に渡し、登録情報DB140の検索を依頼する(S
12)。これを受けた登録情報管理サーバ130は、こ
の検索条件に適合する登録情報を登録情報DB140か
ら検索し、その検索結果を情報検索システム106に渡
す。
【0033】検索条件に適合する登録情報が無ければ、
その旨を示す情報が検索結果としてシステム106に渡
される。この場合、システム106は、検索条件に適合
する情報がない旨を、検索リクエストを発信したユーザ
に対して返す(図5には不図示)。
【0034】検索条件に適合する登録情報があれば、適
合するそれらすべての登録情報(その情報の登録者のユ
ーザIDも含む)が検索結果としてシステム106に渡
される。これを受けた情報検索システム106は、それ
ら各登録情報ごとに、その情報登録者と、この検索リク
エストの発信者との間の人脈関係を求めるよう、人脈情
報管理サーバ100に依頼する(S14)。この依頼に
おいて、システム106は、リクエスト発信者のユーザ
IDと、検索結果の各登録情報の情報登録者のユーザI
Dとを人脈情報管理サーバ100に渡す。
【0035】人脈情報管理サーバ100は、各登録情報
毎に、その情報登録者とリクエスト発信者との間に、直
接又は間接的な知り合い関係が存在するかどうかを、人
脈DB120を参照して求める。ここでは、人脈DB1
20に登録された二者間の知り合い関係(図4参照)を
直接的な知り合い関係と呼び、このような直接的な関係
を複数連鎖的に介して結ばれる2ユーザの関係を間接的
な知り合い関係と呼ぶ。例えば、図3の人脈ネットワー
クの例では、例えばエッジ210で結ばれる2人のユー
ザAとBは直接的な知り合い関係であり、ユーザAとD
とは、ユーザA・B間の関係,B・C間の関係、C・D
間の関係、を介した間接的な知り合い関係である。一
方、ユーザAからKへは、エッジ210群をどのように
たどってもたどり着けないので、それら両者間には知り
合い関係はない。このように、人脈情報管理サーバ10
0は、人脈DB120に形成された人脈ネットワークに
おいて、リクエスト発信者から情報登録者へのパス(経
路)が存在するかどうかを判定することで、それら両者
間に直接又は間接的な知り合い関係が存在するか否かを
判定できる。このパスの存在の有無の判定は、グラフ理
論における周知のアルゴリズムを用いて行うことができ
る。そして、人脈情報管理サーバ100は、このような
パスが見つかればそのパスの情報を、パスが見つからな
ければリクエスト発信者と情報登録者との間に知り合い
関係が存在しない旨の情報を、情報検索システム106
に渡す。パスの情報としては、そのパス上に存在する各
ユーザのユーザIDをその経路順に並べたものなどを用
いることができる。例えば、図3の例でユーザAとDの
間のパスは、(A,B,C,D)(ただしA,B・・・
はユーザIDであるとする)というデータで表される。
このようなリクエスト発信者と情報登録者との間のパス
の情報、又はそれら両者間にパスがない旨を示す情報
を、ここでは人脈関係情報と呼ぶことにする。人脈関係
情報は検索された登録情報ごとに求められ、情報検索シ
ステム106に渡される。
【0036】検索結果の各登録情報に対応する人脈関係
情報を受け取った情報検索システム106は、それら各
登録情報を、それに対応する人脈関係情報と関連づけ
て、リクエスト発信者であるユーザに提供する(S1
6)。これらの情報は、例えばウェブページの形でユー
ザに提供される。
【0037】情報検索システム106から検索結果の登
録情報及びそれに対応する人脈関係情報を受け取ったユ
ーザ装置30は、それらの情報をディスプレイ装置に表
示する。図6は、これら情報の表示例を示す図である。
この図の例は、売買情報を提供するシステムにおける検
索回答表示例である。この例は、ユーザA(userA)が
発したリクエストに対し、ユーザC(userC)が登録情
報DB140に登録した売りたい物件(事務机)の情報
が検索された場合のものである。この表示例には、登録
情報300と、その情報の登録者であるユーザCとリク
エスト発信者であるユーザAとの人脈関係情報310と
が表示されている。登録情報300には、商品の名称や
希望販売価格、詳細な<商品説明>や商品写真などが含
まれる。人脈関係情報310には、ユーザAからユーザ
Cにつながる人脈に現れる各ユーザのユーザ名が、その
人脈に現れる順番に従って表示される。特に、この人脈
関係情報310の表示において、その登録情報300の
登録者名(ユーザC)の表示320には、その登録者の
電子メールアドレスなどが関連づけられており、リクエ
スト者(ユーザA)は、マウスなどでこの登録者名をク
リックすることにより、メーラーソフトウエアを起動
し、その登録者宛に購入を打診する内容の電子メールを
作成することなどもできる。なお、情報登録者自身の電
子メールアドレスをリクエスト者に提供する代わりに、
情報提供サービスシステム10側が情報登録者とリクエ
スト者との間の通信を取り次ぐ仕組みにすることもでき
る。例えば、システム10内に各ユーザの本サービス専
用の電子メールアドレスを用意し、ユーザ間の通信は、
この本サービス専用の電子メールアドレスを介して、ユ
ーザ本人の電子メールアドレスにメール転送することで
実現するなどすればよい。
【0038】このような表示が、リクエストに対応して
検索された登録情報ごとに生成され、ユーザ装置30の
ディスプレイに表示される。なお、情報登録者とリクエ
スト発信者との間に人脈のつながりがない登録情報につ
いては、人脈関係情報310の表示をしないか、人脈関
係情報310として「人脈のつながりがない」旨の表示
を行えばよい。
【0039】この例は、本実施形態の情報提供サービス
システム10を売買情報提供に用いた場合の例であった
が、質問相手紹介についても同様にして情報提供を行う
ことができる。図7は、質問相手紹介の場合の、情報提
供サービスシステム10の提供情報の表示例である。こ
の例は、リクエスト者(ユーザA)が入力した検索条件
に適合する質問相手の候補としてユーザEが検索された
場合の表示情報の例を示している。この例では、登録情
報300として、候補者であるユーザEが登録情報DB
140に登録した得意分野やプロフィールなどの情報が
表示され、それに対応付けてリクエスト者(ユーザA)
からそのユーザEまでの人脈関係情報310が表示され
る。ユーザAは、この情報を参照して、ユーザEに対し
て電子メール等で質問を行うことができる。
【0040】本実施形態では、検索リクエストを行った
ユーザは、検索された登録情報に併せて、その情報の登
録者と自分との間の人脈的なつながりを示す人脈関係情
報310を得ることができるので、その人脈関係情報を
その情報登録者の信頼性の判断に用いることができる。
すなわち、システム10から提供された情報に図6に例
示したような人脈のつながりが示されていれば、リクエ
スト発信者は、提供された情報の情報登録者と自分とが
知人を介してつながっていることがわかり、情報登録者
に、より信頼を置くことができる。また、このように人
脈のつながりが判っていると、リクエスト者も情報登録
者もその人脈上での自分の評判の伝搬を意識するので、
両者間で誠実な応答がなされやすいと考えられる。ま
た、リクエスト者にとっては、情報登録者との間の人脈
のつながりが判っていると、情報登録者と電子メール等
で連絡を取る際、そのつながりを自分のいわば身元確認
の情報として相手に提示でき、相手の信頼を得やすくす
ることができるという利点もある。
【0041】なお、以上の例では、検索リクエストに応
じて検索された登録情報は、情報登録者とリクエスト者
との人脈上のつながりの有無にかかわらず、全てリクエ
スト者に回答された。一方この代わりに、情報検索シス
テム106が、検索された登録情報のうち、情報登録者
とリクエスト者との人脈上のつながりが存在するものだ
けを抽出し、リクエスト者に回答するようにすることも
好適である。この方法では、人脈上のつながりのある、
すなわちより信頼性が高いと考えられる情報登録者の情
報のみがリクエスト者に提供されることになり、効率的
である。
【0042】また、以上の例では、情報登録者とリクエ
スト者とがどれだけ多数のユーザを介してつながってい
ても、人脈上のつながりがあるして取り扱っていた。し
かしながら、両者の間に介在する人の数があまり多い
と、両者の関係を主張しにくくなる。そこで、リクエス
ト者から情報提供者までで経由するユーザの数に上限を
設け、その上限を超える数のユーザを介するつながりに
ついては、人脈上のつながりがない場合と同様に取り扱
うことも好適である。
【0043】次に、本発明の別の態様に関する実施形態
を、図8〜図12を参照して説明する。図8は、この実
施形態のシステム構成の一例を示す図である。図8にお
いて、図1に示したものと同等の構成要素については、
同じ番号を付してその説明を省略する。
【0044】この態様では、ユーザ装置30間の通信情
報を人脈情報収集システム104でモニタリングし、こ
のモニタリング結果を人脈DB120aに逐次反映させ
ていく。図1の実施例では、人脈DB120は、基本的
には、予め登録された情報に基づく静的なものであっ
た。これに対し、この態様では、人脈DB120aは、
人脈情報収集システム104が収集するユーザ間の通信
の情報によって動的に更新されていく。
【0045】この実施形態の人脈DB120aには、ユ
ーザ間の知り合い関係の有無といった2値的な情報では
なく、ユーザ間のつき合いの深さの指標となる数値情報
を登録する。このような情報として、ここではユーザ間
の通信頻度を用いる。通信頻度としては、例えば、過去
所定期間(すなわち所定期間だけ前の時点から現時点ま
で)のユーザ間での通信の回数などを用いることができ
る。ユーザ間の通信頻度の数値が高ければ高いほど、そ
れら両者の間は連絡が密であり、互いによく知っている
と考えられる。
【0046】図9は、人脈DB120aに登録されるユ
ーザのペアごとの、相互関係の強さを表す情報の一例で
ある。この情報には、それら2人のユーザのユーザID
と、それら両者間の通信頻度の値が登録される。このう
ち、通信頻度の値は、時間の経過と、人脈情報収集シス
テム104が取得したユーザ間での通信の情報とに応じ
て順次更新されていく。
【0047】図9に示すような情報により、人脈DB1
20aには、図10に模式的に示すような人脈ネットワ
ークが形成されることになる。この例では、ユーザをノ
ード200で、ユーザ間の関係をエッジ210で示し、
そのエッジ210の近傍にそのユーザ間の関係の強さを
示す通信頻度220を示している。通信がない(すなわ
ち通信頻度が0)ユーザ同士の間はエッジを省略してい
る。
【0048】次に、人脈情報収集システム104による
情報収集処理について説明する。ここでは、電子メール
(Eメール)を用いたユーザ間の通信の情報を収集する
場合を例にとって説明する。この場合、各ユーザは、他
のユーザ宛に送信する電子メールのcc(カーボンコピ
ー:写し)やbcc(ブラインドカーボンコピー)の宛
先に情報収集システム104のメールアドレスを記入す
ることにより、そのメールの写しを情報収集システム1
04に送信する。これを受け取った情報収集システム1
04は、その電子メールの送信者と宛先を調べ、その両
者間に通信があったことを人脈情報管理サーバ100に
通知する。これを受けた人脈情報管理サーバ100は、
人脈DB120aに登録されたそれら両者間の通信頻度
の値を更新する。
【0049】なお、以上の例では電子メールのcc(写
し)を中央の人脈情報収集システム104に送信しても
らうことでユーザ間の通信情報の収集を行ったが、これ
以外の方式も可能である。代替方式には、例えば、図1
1に示すようなものがある。この代替方式では、各ユー
ザ装置30と通信ネットワーク20との間にそれぞれ通
信情報抽出装置32を設け、この装置32で各ユーザ装
置30と通信ネットワーク20との間を行き来する通信
情報(例えば電子メール)を収集し、それを情報提供サ
ービスシステム10の人脈情報収集システム104に送
信して集約する。この場合、通信情報抽出装置32は、
ユーザ装置30に対し、ソフトウエア又はハードウエア
として組み込んでもよいし、通信ネットワーク20上の
交換局に組み込んでもよい。この方式では、ユーザは電
子メールのccに人脈情報収集システム104のアドレ
スを指定する等の操作を行わなくても、ただ通信を行う
だけでその通信情報を人脈情報収集システム104に送
信することができる。
【0050】また、このように各ユーザ装置30と通信
ネットワーク20との間に通信情報抽出装置32を配置
する構成の場合、cc機能をサポートしない通信媒体を
用いた通信でも通信情報収集が可能となる。例えば、電
話や携帯電話、FAX、個人ホームページへのアクセ
ス、チャットによる会話、文書ファイルの交換などの通
信からも情報を収集できる。これらはいずれも送信者と
受信者のアドレスが何らかの形で受け渡されるので、通
信情報抽出装置32はその受け渡される情報の仲からそ
れら両者のアドレスの情報を抽出し、人脈情報収集シス
テム104に送信すればよい。
【0051】この実施形態では、ユーザ間のつながりの
強さの指標となる情報(すなわち通信頻度)が人脈情報
DB120aに登録されているので、リクエスト者への
情報提供の際に、つながりの強さを考慮した処理が可能
になる。その一例を図12を参照して説明する。
【0052】図12の手順は、情報検索システム106
の処理手順である。図12の手順において、図5に示し
たステップと同じ処理内容のステップには、同じ番号を
付してその説明を省略する。この手順では、ユーザから
の検索リクエストを取得し(S10)、それに適合する
登録情報を登録情報DB140から検索する(S12)
ところまでは、図5に示した処理手順と同じである。次
のステップ14aでは、検索された各登録情報ごとに、
その情報の登録者とリクエスト者との間の単なる人脈上
のつながりの有無を求めるのではなく、通信頻度の情報
に基づき、その人脈のつながりを経由したそれら両者間
の関係の強度(以下人脈強度と呼ぶ)を求める。情報登
録者とリクエスト者の人脈強度は、例えばその人脈のつ
ながりの間に現れる各々のユーザペアの通信頻度同士の
積として求めることができる。ただし、通信頻度同士を
単純に乗算すると、直接の知り合い関係より、間に他の
ユーザを介した関係の方が値が大きくなるという不合理
が起こる。これを解消するには、例えば各ペアの通信頻
度をその最大値で正規化すればよい。例えば図10の人
脈ネットワークの例では、通信頻度の最大値が20(ユ
ーザC、D間)なので、例えばユーザA、B間の人脈強
度は0.5、ユーザB、C間の人脈強度は0.6とな
り、ユーザBを経由したユーザA、C間の人脈強度は
0.3(=0.5*0.6)となる。なお、ここに示し
た通信頻度からの人脈強度の評価方式はあくまで一例で
あり、本実施形態にはこれ以外の方式ももちろん適用可
能である。
【0053】検索結果の各登録情報ごとに、情報登録者
とリクエスト者との人脈強度が求められると、情報検索
システム106は、それら各登録情報を人脈強度順に順
位付けし(S22)、最上位(人脈強度が最も強い)か
ら所定順位までの所定数の登録情報とこれに対応する人
脈関係情報とをリクエスト者に対して提供する(S2
4)。これにより、リクエスト者は、自分とのつながり
が深い情報登録者の情報を受け取れるので、信頼性の高
い利用価値のある情報が得られる。また、人脈強度の値
の情報も併せて提供すれば、リクエスト者は、その値を
各情報提供者とのつながりの深さの判断に用いることが
できる。
【0054】なお、以上では、人脈強度の高い順に所定
数の登録情報を選んでリクエスト者に提供したが、この
代わりに、予め設定したしきい値よりも高い人脈強度を
持つ登録情報を選別して提供してもよい。また、このよ
うな選別を行わず、検索された登録情報(とそれに対応
する人脈関係情報)を、人脈強度の情報と対応付けて提
供する方式でも、リクエスト者にとって有益な情報が得
られる。
【0055】以上、本発明の好適な実施の形態を説明し
た。以上に説明したシステムにおいて、提供するサービ
スについてユーザに課金を行う機構を設けることも可能
である。課金は、例えば情報検索システム106による
検索サービスの実行に連動して行うことができる。この
場合、情報提供サービスシステム10に設けられた課金
システムは、情報検索システム106から、サービス提
供先のユーザのユーザIDと、そのユーザに提供したサ
ービスの内容とを示す情報を受け取り、その情報に基づ
き課金額を算定し、そのユーザIDに対応付けて記録す
る。
【0056】また、以上説明した情報提供サービスシス
テム10をネットオークションシステムに組み込むこと
も可能であり、これにより出品者の信頼度を判断する有
益な情報を提供できる。
【0057】また、上記実施形態の情報提供サービスシ
ステムは、上に例示した売買情報提供、質問相手紹介の
サービスだけでなく、検索リクエストに対して登録情報
の登録者の情報を含んだ回答を行うサービス一般に適用
可能であることは、当業者には明らかであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のシステム構成を表す図
である。
【図2】 ユーザDB(データベース)の登録データ内
容の一例を示す図である。
【図3】 人脈DBに登録されたデータ群により構成さ
れる人脈ネットワークの一例を模式的に示す図である。
【図4】 人脈DBに登録されるデータ内容の一例を示
す図である。
【図5】 ユーザから検索リクエストを受けた場合のシ
ステムの処理手順を示すフローチャートである。
【図6】 実施形態のシステムを売買情報提供サービス
に適用した場合の、システムからユーザに提供される情
報の表示例を示す図である。
【図7】 実施形態のシステムを質問相手紹介サービス
に適用した場合の、システムからユーザに提供される情
報の表示例を示す図である。
【図8】 本発明の別の態様の実施形態のシステム構成
を表す図である。
【図9】 人脈DBの登録データの内容の一例を示す図
である。
【図10】 人脈DBに登録されたデータ群により構成
される人脈ネットワークの一例を模式的に示す図であ
る。
【図11】 人脈情報を収集するための代替機構の一例
を示す図である。
【図12】 ユーザから検索リクエストを受けた場合の
システムの処理手順を示す図である。
【符号の説明】
10 情報提供サービスシステム、20 通信ネットワ
ーク、30 ユーザ装置、100 人脈情報管理サー
バ、102 ユーザ登録システム、106 情報検索シ
ステム、108 情報登録システム、110 ユーザD
B、120 人脈DB、130 登録情報管理サーバ、
140 登録情報DB。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岸野 政利 東京都港区赤坂二丁目17番22号 富士ゼロ ックス株式会社内 Fターム(参考) 5B075 ND20 UU08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 各ユーザごとに、そのユーザに関連づけ
    られた登録情報を保持する登録情報データベースと、 それら各ユーザの間に形成される人脈ネットワークの情
    報を保持する人脈データベースと、 ユーザから前記登録情報データベースの登録情報群に関
    する検索要求を受け付け、その要求に適合する登録情報
    を前記登録情報データベースから検索し、その検索によ
    り得られた登録情報に関連づけられたユーザと検索要求
    元のユーザとの間の人脈上のつながりを示す人脈関係情
    報を前記人脈データベースを参照して求め、検索により
    得られた登録情報と、これに対応して求められた人脈関
    係情報とに基づき、検索要求元のユーザに提供する回答
    情報を生成する検索システムと、 を備える情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記検索システムは、前記検索要求に応
    じて検索された登録情報と、これに対応して求められた
    人脈関係情報との組を前記回答情報として生成すること
    を特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  3. 【請求項3】 前記人脈データベースは、各ユーザ間の
    直接の知り合い関係についての情報を保持し、 前記検索システムは、前記検索要求元のユーザと前記検
    索要求に応じて検索された登録情報に関連づけられたユ
    ーザとの間が、前記直接の知り合い関係の連鎖により結
    ばれる場合に、その連鎖を示す情報を前記検索要求元の
    ユーザに提供する、 ことを特徴とする請求項1記載の情報提供システム。
  4. 【請求項4】 前記検索システムは、前記検索要求に応
    じて検索された登録情報のうち、その登録情報に関連づ
    けられたユーザと検索要求元のユーザとの間の人脈関係
    情報が所定条件を満足するものを選び出し、選び出した
    登録情報を検索要求元のユーザに回答することを特徴と
    する請求項1記載の情報提供システム。
  5. 【請求項5】 前記人脈データベースは、各ユーザ間の
    直接の知り合い関係の有無の情報を保持し、 前記人脈関係情報に関する所定条件は、登録情報に関連
    づけられたユーザと検索要求元のユーザとの間に、ユー
    ザ間の前記直接の知り合い関係を1つ又は複数経由した
    つながりがあることである、 ことを特徴とする請求項4記載の情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記人脈データベースは、各ユーザ間ご
    とに、その関係の強さの指標となる情報を保持し、 前記人脈関係情報に関する所定条件は、前記人脈データ
    ベースの情報から求められる、登録情報に関連づけられ
    たユーザと検索要求元のユーザとの間の関係の強さが所
    定値以上であることである、 ことを特徴とする請求項4記載の情報提供システム。
  7. 【請求項7】 前記各ユーザ間の通信を監視し、その監
    視結果に基づき各ユーザ間の人脈上の関係の強さを示す
    指標情報を求めて前記人脈データベースに登録する人脈
    情報収集システムを更に備える請求項1記載の情報提供
    システム。
  8. 【請求項8】 各ユーザごとに、そのユーザに関連づけ
    られた登録情報を保持する登録情報データベースを備え
    る情報提供システムにおいて、ユーザに対してその登録
    情報データベースに対する検索サービスを提供する方法
    であって、 それら各ユーザの間に形成される人脈ネットワークの情
    報を保持する人脈データベースを用意し、 ユーザから前記登録情報データベースの登録情報群に関
    する検索要求を受け付け、 その要求に適合する登録情報を前記登録情報データベー
    スから検索し、 その検索により得られた登録情報に関連づけられたユー
    ザと検索要求元のユーザとの間の人脈上のつながりを示
    す人脈関係情報を前記人脈データベースを参照して求
    め、 検索により得られた登録情報と、これに対応して求めら
    れた人脈関係情報とに基づき、検索要求元のユーザに提
    供する回答情報を生成する、 方法。
  9. 【請求項9】 前記回答情報を生成するステップでは、
    前記検索要求に応じて検索された登録情報と、これに対
    応して求められた人脈関係情報との組を前記回答情報と
    して生成することを特徴とする請求項8記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記人脈データベースは、各ユーザ間
    の直接の知り合い関係についての情報を保持し、 前記回答情報を生成するステップでは、前記検索要求元
    のユーザと前記検索要求に応じて検索された登録情報に
    関連づけられたユーザとの間が、前記直接の知り合い関
    係の連鎖により結ばれる場合に、その連鎖を示す情報を
    含んだ回答情報を生成する、 ことを特徴とする請求項8記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記回答を生成するステップは、前記
    検索要求に応じて検索された登録情報のうち、その登録
    情報に関連づけられたユーザと検索要求元のユーザとの
    間の人脈関係情報が所定条件を満足するものを選び出
    し、選び出した登録情報についての情報を含む回答情報
    を生成することを特徴とする請求項8記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記人脈データベースは、各ユーザ間
    の直接の知り合い関係の有無の情報を保持し、 前記人脈関係情報に関する所定条件は、登録情報に関連
    づけられたユーザと検索要求元のユーザとの間に、ユー
    ザ間の前記直接の知り合い関係を1つ又は複数経由した
    つながりがあることである、 ことを特徴とする請求項11記載の方法情報提供システ
    ム。
  13. 【請求項13】 前記人脈データベースは、各ユーザ間
    ごとに、その関係の強さの指標となる情報を保持し、 前記人脈関係情報に関する所定条件は、前記人脈データ
    ベースの情報から求められる、登録情報に関連づけられ
    たユーザと検索要求元のユーザとの間の関係の強さが所
    定値以上であることである、 ことを特徴とする請求項11記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記各ユーザ間の通信を監視し、その
    監視結果に基づき各ユーザ間の人脈上の関係の強さを示
    す指標情報を求めて前記人脈データベースに登録するス
    テップを更に含む、請求項8記載の方法。
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