JP2006133841A - 情報共有システムおよび情報共有方法、サーバ装置、情報端末ならびにプログラム - Google Patents

情報共有システムおよび情報共有方法、サーバ装置、情報端末ならびにプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 実世界の場所や物に関連する情報を利用者間で手軽に共有できる情報共有システムを提供する。
【解決手段】 レストランの表看板などの実世界の場所や物にユニークなIDを持ったRFタグ101を取り付けてあり、その物に関連する情報を提供したい利用者が自身の情報端末102でRF端末101のIDを読み取り、他の利用者に提供したい情報を添えてサーバ装置112へ送信すると、共有情報データベース108にRFタグ101のIDに対応して情報が登録される。別の利用者が、表看板にRFタグ101の付いたレストランなどの物に関連する情報を参照したい場合、自身の情報端末102でRFタグ101のIDを読み取ってサーバ装置112へ送信すると、共有情報データベースから前記IDに対応して登録された情報が検索され、取得要求元の情報端末102へ送られる。
【選択図】 図1

Description

本発明は、実世界の物に対してIDを添付可能なRFIDタグなどのデバイスにより特定される物に関連して利用者間で情報を共有するシステムに関する。
従来の情報共有システムの一例が、特許文献1、特許文献2、特許文献3に記載されている。
特許文献1には、閲覧利用者が媒体に記された識別IDコードをネットワークに接続できる端末に入力して、情報を取得するシステムについて記載しており、データベース参照をWebサーバに接続して行うことについて記載している。また、情報提供者、および情報のデータベースへの登録者間相互において、アクセス仲介した際の手数料徴収などの課金システムを備えることについて記載している。
特許文献2には、ICカードなどの携帯蓄積装置を用いてユーザの行動履歴を収集し、このユーザの情報を提供された情報の確証とすることにより、プライバシーを保護しつつ情報の信頼性を高める方法について記載されている。そのために氏名や住所といったサービスの提供に必要な個人情報と活動の履歴を示す履歴情報を保持し、個人IDにより特定される個人の個人情報、履歴情報を用いて、個人IDにより特定される個人に適応したサービスを提供する方法、コミュニティ情報を提供した報酬としてクーポンを与える方法について記載されている。
特許文献3には、端末装置から入力されるグループ属性情報およびグループ識別情報をグループ情報格納手段に格納されたグループ情報と照合する認証手段と、前記端末装置からグループ属性情報に関連付けされて入力される報知情報を格納する報知情報格納手段と、前記認証手段により前記端末装置から入力されるグループ属性情報およびグループ識別情報が前記グループ情報格納手段に格納されたグループ情報と同一であると認識することにより、前記報知情報格納手段に格納された報知情報のうちグループ属性情報に関連付けされた報知情報のみを前記グループ属性情報および前記グループ識別情報が入力された前記端末装置に出力させる情報開示手段について記載されている。
特開2002−169736号公報 特開2002−352010号公報 特開2003−263549号公報
街中で例えば洒落たレストランの看板が目に留まったとき、食通ならば、どんな料理を出すのだろうとか、評判の良い料理はどれかなどと興味が沸くものである。このような興味に応えてくれる情報共有システムの代表例は、特許文献2に見られるようなWeb上に開設された掲示板システムであり、その店の話題を取り上げた掲示板に運良くたどり着ければ、その店に関する他の者の意見などを知ることができる。しかしながら、どのような内容をキーに検索すればその店の情報にたどり着けるかは一通りでないため、そのようなケースは稀か、極めて困難である。また、特許文献1では、閲覧可能な情報はIDによりインデックス化されて参照可能であるが、情報の登録者はシステムの提供者でしかないため、他の利用者との間で情報を共有することはできない。更に、特許文献3でも実世界の或る特定の場所や物に対する情報共有を不特定多数の者と行う概念はない。
また、特許文献2では、コミュニティに情報を提供した報酬としてクーポンを与えているが、あくまでも情報提供システムを提供する管理者から報酬を与えるという一方向の報酬でしかないため、情報を提供した利用者とその情報を参照した利用者間で報酬を授受し合うことによる情報共有は行えない。
本発明の目的は、実世界の物に対してID(Identification)を添付可能なRF(Radio Frequency)タグなどのデバイスにより、実世界の物や場所に関連する情報を利用者間で共有することのできる情報共有システムを提供することにある。
本発明の別の目的は、実世界の物や場所に関連する情報に対して価値を与え、その価値を利用者間で交換可能な情報共有システムを提供することにある。
本発明の第1の情報共有システムは、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備え、前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の情報共有システムは、第1の情報共有システムにおいて、前記サーバ装置は、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報の配信を要求した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報の登録を要求した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部を備えることを特徴とする。
本発明の第3の情報共有システムは、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供した共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備え、前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第4の情報共有システムは、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備え、前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第5の情報共有システムは、第3または第4の情報共有システムにおいて、前記サーバ装置は、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段を備え、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものであることを特徴とする。
本発明の第6の情報共有システムは、第1、第3または第4の情報共有システムにおいて、前記サーバ装置は、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースと、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子と前記開示制限データベースに記憶された第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部とを備えることを特徴とする。
本発明の第7の情報共有システムは、第1、第3または第4の情報共有システムにおいて、前記情報端末は、前記第2の識別子として、内蔵するメモリに記憶された識別子を使用することを特徴とする。
本発明の第8の情報共有システムは、第1、第3または第4の情報共有システムにおいて、前記情報端末は、前記第2の識別子として、利用者の指示に従って外部のデバイスから読み取った識別子を使用することを特徴とする。
本発明の第1の共有情報方法は、a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録するステップ、c)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、d)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第2の情報共有方法は、第1の情報共有方法において、前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算することを特徴とする。
本発明の第3の情報共有方法は、a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から前記共有情報の信頼度を計算するステップ、c)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算された前記共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録するステップ、d)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、e)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、f)前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第4の情報共有方法は、a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から前記共有情報の信頼度を計算するステップ、c)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算された前記共有情報の信頼度および前記共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録するステップ、d)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、e)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、f)前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算するステップ、を含むことを特徴とする。
本発明の第5の情報共有方法は、第3または第4の情報共有方法において、前記サーバ装置は、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートし、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信することを特徴とする。
本発明の第6の情報共有方法は、第1、第3または第4の情報共有方法において、前記サーバ装置の情報開示制限部が、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースに記憶された第2の識別子と、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限することを特徴とする。
本発明の第1のサーバ装置は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2のサーバ装置は、第1のサーバ装置において、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部を備えることを特徴とする。
本発明の第3のサーバ装置は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えることを特徴とする。
本発明の第4のサーバ装置は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えることを特徴とする。
本発明の第5のサーバ装置は、第3または第4のサーバ装置において、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段を備え、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものであることを特徴とする。
本発明の第6のサーバ装置は、第1、第3または第4のサーバ装置において、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースと、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子と前記開示制限データベースに記憶された第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部とを備えることを特徴とする。
本発明の第1のプログラムは、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第2のプログラムは、第1のプログラムにおいて、前記コンピュータを更に、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第3のプログラムは、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第4のプログラムは、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第5のプログラムは、第3または第4のプログラムにおいて、前記コンピュータを更に、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段として機能させ、且つ、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものであることを特徴とする。
本発明の第6のプログラムは、第1、第3または第4のプログラムにおいて、前記コンピュータを更に、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースに記憶された第2の識別子と、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部、として機能させることを特徴とする。
本発明の第1の情報端末は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第2の情報端末は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする。
本発明の第3の情報端末は、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする。
『作用』
本発明にあっては、レストランの表看板などの実世界の場所や物にユニークなIDを持ったRFタグなどのデバイスが取り付けられており、その場所や物に関連する情報を提供したい利用者が自身の情報端末でそのデバイスのIDを読み取り、他の利用者に提供したい情報と前記IDとを含む共有情報登録要求を情報端末からサーバ装置へ送信すると、共有情報データベースに前記IDに対応して共有情報が登録され、また、その場所や物に関連する情報を参照したい利用者が自身の情報端末でそのデバイスのIDを読み取り、このIDを含む共有情報取得要求を情報端末からサーバ装置へ送信すると、共有情報データベースから前記IDに対応して登録された共有情報が検索され、取得要求元の情報端末へ送られてくるため、実世界の場所や物に関連する情報を利用者間で手軽に共有することができる。
本発明によれば、以下のような効果が得られる。
第1の効果は、情報共有にRFタグなどUIDを持ったデバイスを用いることで、物や場所などの実世界の物をきっかけに簡単に情報交換を行うための仕組みを提供できることにある。その理由は、RFタグなどのデバイスを物に貼り付け、そのUIDと物や場所に対する情報を関連付けて、UIDをインデックスとしてUIDに連動した情報を引き出せるためである。
第2の効果は、実世界の物や場所に関連する情報に対して価値を与え、その価値を利用者間で交換可能な仕組みを提供できることにある。その理由は、情報提供者や情報利用者が情報を登録または取得する際に使用する情報端末にユニークなIDを割り付けることで、情報の提供者および情報の利用者を特定し、そのID毎にポイントを管理し、提供される情報に対してポイントを付与し、提供した情報が利用されることに対し情報提供者のポイントを加算、情報を利用することに対し情報利用者のポイントを減算するためである。
『第1の実施の形態』
次に、本発明の第1の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下の実施の形態においては、ユニークな識別子を持ったデバイスとしてRFIDタグを用いるが、ユニークに判別可能な識別子を持ったデバイスであれば、QRコードなどのバーコードを印刷した媒体でも構わない。
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、RFタグ101と、RFタグスキャン機能付き情報端末102と、サーバ装置112とから構成され、サーバ装置112は、情報登録および情報配信管理部103と、情報開示制限部104と、開示制限UIDデータベース111と、利用ポイント管理部105と、情報信頼性格付け部106と、共有情報管理部107と、共有情報データベース108と、個人情報管理部109と、個人情報データベース110とから構成される。
RFタグ101は、ユニークなID(以下UID(Unique IDentification)と称す)を持つRFIDタグである。RFタグ101は、実世界の物体に貼り付けられるなどして、実世界の物体に1対1に対応付けられている。これにより、RFタグ101が有するUIDは、そのRFタグ101が貼り付けられている実世界の物体を一意に識別する識別子となる。
RFタグスキャン機能付き情報端末(以下、単に情報端末と称す)102は、実世界の物に関して利用者間で情報を共有するために個々の利用者が使用する携帯型の端末装置である。情報端末102は、RFタグ101をスキャンしてUIDを取得する機能、有線または無線の通信機能を用いてネットワークを通じてサーバ装置112の情報登録および情報配信管理部103にアクセスする機能、共有情報の参照機能、つまりRFタグ101のUIDをサーバ装置112に送信し、そのUIDに関連付けられた実世界の物に対して他の利用者が入力した共有情報をサーバ装置112から受信して利用者に提示する機能、共有情報の登録機能、つまりRFタグ101と関連付けられた実世界の物に対して利用者が入力した共有情報をRFタグ101のUIDと共にサーバ装置113に送信する機能を持つ。また、共有情報の参照時には、その参照のために支払ったポイントの情報を利用者に提示し、共有情報の登録時には、その登録に対して付与されたポイントの情報を利用者に提示する機能を持つ。
図2を参照すると、情報端末102の一例は、MPU121とそのバス122に接続されたROM123、RAM124、RFタグ読取部125、通信部126、入力部127および表示部128とから構成されている。RFタグ読取部125は、RFタグ101に記録されているUIDを読み取る機能を有する。入力部127は、利用者からの指示およびデータを入力するキーボードなどで構成される。表示部128は、利用者に対して共有情報などを表示するLCDなどで構成される。通信部126は、無線LANや携帯電話通信などによる無線または有線によりサーバ装置112と相互に通信する機能を有する。RAM124は、入力部127から入力された登録対象となる共有情報およびサーバ装置112から受信した共有情報などを一時的に記憶するために利用され、ROM123は、MPU121で実行する各種プログラム、当該情報端末102を一意に識別可能とするユニークな識別子(端末のUID)などを記憶する。MPU121は、ROM123に記憶されたプログラムを実行することにより当該情報端末全体を制御する。
再び図1を参照すると、情報登録および情報配信管理部103は、利用ポイント管理部105、情報信頼性格付け部106、共有情報管理部107および個人情報管理部109を管理制御し、情報端末102からその情報端末102のUIDとRFタグ101のUIDを受信し、その結果として個人情報データベース110に当該RFタグ101のUIDに関連して記憶されている共有情報と必要に応じて個人情報データベース110に記憶されている当該共有情報を登録した個人の情報を情報端末102に配信する機能、および情報端末102からRFタグ101のUIDとその情報端末102のUIDとRFタグ101に関連付けられた共有情報とその情報端末102を保有する利用者が入力した個人情報を受信し、その結果として共有情報データベース108に共有情報および個人情報データベース110に個人情報を登録する機能などを備えている。
情報開示制限部104は、共有情報データベース108に登録された共有情報を利用者に提供する際、共有情報の取得を要求した情報端末102のUIDを確認し、例えば情報開示を禁止された端末のUIDの場合は、共有情報を見せないなどの処理を行う、共有情報の開示制限を行う機能を備えている。
開示制限UIDデータベース111は、例えば情報開示を禁止する端末のUIDを保持するデータベースであり、情報開示制限部104により使用され、任意の端末に対して共有情報の開示/非開示を決定づけるために利用される。共有情報の開示と非開示の2通りでなく、開示する場合の開示レベルを保持するものであっても良い。開示制限UIDデータベース111の構成例を図3に示す。
図3に示す開示制限UIDデータベース111は、共有情報取得端末UID701と情報開示レベル702の2つのデータベースフィールドを持つ。
共有情報提供端末UID701は、共有情報を提供する者を識別するためのユニークな番号であり、その者が保有する情報端末102のUIDが設定される。
情報開示レベル702は、共有情報取得端末UID701の情報端末102を持つ利用者に対して、共有情報を開示するか否か、開示する場合にはどのレベルの情報まで開示するかを示す情報である。本実施の形態では、情報開示レベル702は、レベル0、レベル1、レベル2の3レベルあり、レベル0は共有情報を一切開示しないレベル、レベル1は共有情報の一部(例えば共有情報が見出し部分と本体部分とから成るテキストの場合、見出し部分)だけを開示するレベル、レベル2は共有情報の全てを開示するレベル、となっている。この場合、いわゆるブラックリストに載っている利用者には共有情報を一切開示しないレベル0を設定し、それ以外の利用者でも、共有情報の利用時に正規の利用ポイントより少ないポイントしか支払わないことを条件に本システムを利用する利用者にはレベル1、正規の利用ポイントを支払うことを条件に本システムを利用する利用者にはレベル2を設定することができる。このように情報開示レベル702のフィールドを用いることで例えば情報利用者の支払うポイント量が多ければ、より多い情報を開示するなどポイント量に併せて開示する情報量を変化させることができる。
利用ポイント管理部105は、共有情報データベース108に登録されている情報を或る利用者が閲覧した場合に、その閲覧利用者が保有するポイントを減算すると共に、閲覧された共有情報を登録した利用者が保有するポイントを加算する機能を備えている。各利用者毎の最新の累計ポイントは、図4に示されるように、利用ポイント管理部105によりアクセス可能なポイント記憶部131に、端末UID132に対応するポイント133として記憶されている。本実施の形態では、このポイント記憶部131に記憶されたポイントに対して加算や減算を行う。サーバ装置112が提供する情報共有サービスを利用する利用者が現金やクレジットカードにより購入したポイントは、ポイント記憶部131に記憶され、そのポイント分のサービスを受けることができる。また、ポイントを現金に交換するサービスをサーバ装置112の運営者であるサービス提供者が提供することで、共有情報の提供により獲得したポイントを現金に交換することも可能である。ポイントを現金に交換する場合は、一定割合の交換手数料をサービス提供者が取得することで、サービス提供者が差益を得ることが可能である。ここでは、サーバ装置112において各利用者の累計ポイントを一括管理する構成を採用しているが、いわゆる電子マネーの授受と同様に利用者の情報端末102とサーバ装置112との間でポイント情報を授受する構成を採用してもよい。
情報信頼性格付け部106は、或る利用者が共有情報データベース108に登録した共有情報の信頼度を計算する機能を備える。情報信頼性格付け部106は、共有情報データベース108に登録された共有情報と共に個人情報データベース110に登録された個人情報の開示レベルに応じて、個人情報の開示量が多い場合は情報信頼性の格付けを高く設定し、個人情報の開示レベルが少ない場合は情報信頼性の格付けを低く設定する処理を行う。個人情報から計算された共有情報の信頼度は、後述するように、共有情報を参照した利用者が支払うポイント量、共有情報を登録した利用者が獲得するポイント量に反映され、また同じRFタグ101のUIDに関連して複数の共有情報が登録されている場合の共有情報間の参照時の優先度に反映される。
共有情報データベース108は、実世界の物に関して利用者間で共有する情報を蓄積するデータベースであり、共有情報管理部107は、この共有情報データベース108への共有情報の登録機能および参照機能を有する管理部である。共有情報データベース108は、最低限のデータベースのフィールドとして物や場所に関連付けられたUIDをインデックスとする共有情報を持つ。共有情報データベース108の構成例を図5に示す。
図5に示す共有情報データベース108は、6つのデータベースフィールド、即ち、共有情報番号501、場所や物に割り当てられたUID502、共有情報503、共有情報提供端末UID504、情報信頼度505および個人情報開示フラグ506を持つ。
共有情報番号501は、共有情報提供者が保有する情報端末102から受ける共有情報に対して付与したユニークな番号である。この番号501は、登録された共有情報に対してユニークな番号体系であれば何でもよく、例えば、提供された共有情報を共有情報データベース108に新たに登録する度にインクリメントされるようなシリアル番号でよい。ただし、データベースに登録可能な番号は有限であることから、実装形態によっては時間経過と共に古い情報から削除し、先の削除した番号を流用してもよい。
場所や物に割り当てられたUID502は、場所や物をユニークに区別するために貼り付けられたRFタグ101のUIDである。
共有情報503は、利用者間で共有する情報そのものである。共有情報503は、実世界の物や場所に関連付けられた情報であればテキストや画像など何でもよい。
共有情報提供端末UID504は、共有情報503を提供した情報提供者が保有する情報端末102のユニークな識別子である。
情報信頼度505は、共有情報503の信頼度を示す指数である。前述したように情報信頼度505は、共有情報503を登録した利用者の個人情報の開示レベルに応じて格付け(計算)される。
個人情報開示フラグ506は、共有情報503の提供者(登録者)がその共有情報503と共に提供する個人情報の開示/非開示を示すフラグである。
再び図1を参照すると、個人情報データベース110は、共有情報を提供した利用者の個人情報を記憶するデータベースであり、個人情報管理部109は、この個人情報データベース110への個人情報の登録および参照機能を有する管理部である。個人情報データベース110は、共有情報と共に情報信頼性の格付け処理のために使用され、情報端末102により提供される個人情報を蓄える。個人情報データベース110の構成例を図6に示す。
図6に示す個人情報データベース110は、共有情報提供端末UID601と個人情報602との2つのデータベースフィールドを持つ。
共有情報提供端末UID601は、共有情報を提供した者を識別するためのユニークな番号であり、その者が保有する情報端末102のUIDが設定される。
個人情報602は、共有情報を提供した者に関する情報そのものである。個人情報602としては、氏名、年齢、職業、住所、電話番号、メールアドレスその他各種の情報が考えられる。この個人情報602は、その共有情報提供端末UID601を有する情報端末102の利用者によって提供された共有情報が図5の共有情報503とするとき、個人情報開示フラグ506が開示する旨を示す値になっていれば、その共有情報が他の利用者に提供される際に利用者に同時に提供される。個人情報開示フラグ506が不開示を示す値になっていれば、個人情報602は開示されないが、情報信頼性格付け部106により個人情報の開示レベルに応じて共有情報503の信頼性が格付けされるため、共有情報提供時に個人情報を明かさずに提供された共有情報であっても、個人情報の代わりに情報信頼度505を提供することにより、共有情報の信頼度を利用者は確認可能である。
個人情報データベース110の他の構成例を図7に示す。図7に示す個人情報データベース110は、図6に示した個人情報データベースが有する2つのデータベースフィールド(共有情報提供端末UID601と個人情報602)に加えて、共有情報番号603のデータベースフィールドを持つ。
共有情報番号603は、図5に示した共有情報データベース108における共有情報番号501に相当する。図6の場合は、共有情報提供端末UID601毎(従って情報提供者毎)に個人情報が管理されるが、図7の場合は、同じ情報提供者であっても、提供される共有情報毎に個人情報が管理される。このため、情報提供者は、提供する共有情報毎に個人情報の開示レベルを変更することが可能である。本実施の形態においては、個人情報データベース110は図7に示す構成を持つものとして説明する。
上述したような機能を有するサーバ装置112は、コンピュータとプログラムとで実現することができる。サーバ装置112を実現するコンピュータのハードウェア構成例を図8に示す。同図を参照すると、サーバ装置112を実現するコンピュータの一例は、MPU141とそのバス142に接続されたROM143、RAM144、通信部145、ディスク制御部146、入力部147および表示部148と、ディスク制御部146に接続されたHDD等のディスク装置149とから構成されている。通信部126は、無線LANや携帯電話通信などによる無線または有線により情報端末102と相互に通信する機能を有する。RAM144は、情報端末102から受信した共有情報などを一時的に記憶するために利用される。ディスク制御部146によって制御されるディスク装置149は、共有情報データベース108、個人情報データベース110、開示制限UIDデータベース111およびポイント記憶部131の記憶域などとして利用される。入力部147は、サーバ管理者からの指示およびデータを入力するキーボードなどで構成され、表示部148は、サーバ管理者に対して管理情報などを表示するLCDなどで構成される。ROM143は、MPU141で実行する各種プログラムを記憶し、MPU141は、ROM123に記憶されたプログラムを実行することによりコンピュータ全体を制御する。特に、ROM143に記憶されているサーバプログラムをMPU141が実行することにより、コンピュータ上に、情報登録および情報配信管理部103、情報開示制限部104、利用ポイント管理部105、情報信頼性格付け部106、共有情報管理部107、個人情報管理部109が実現される。
次に本実施の形態の動作を説明する。
まず図9を参照して、或る利用者が実世界における或る場所や物に関連する情報を自己の情報端末102からサーバ装置112の共有情報データベース108に共有情報として登録する際の動作を説明する。ここで、共有情報を登録する利用者が使用する情報端末102と共有情報を参照する利用者が使用する情報端末102とを区別するために、前者の情報端末の符号を102−1、後者の情報端末の符号を102−2とする。
共有情報利用サービスに加入し、共有情報の登録を行う利用者は、情報端末102−1の表示部128に表示されたメニュー画面から共有情報提供サービスを選択すると、情報端末102−1はRFタグのスキャンモードに入る。利用者が、例えば「本日のお勧めメニュー」のようなレストラン等の入り口に立てかけられている立て看板に貼り付けられているRFタグ101を情報端末102−1によりスキャンすると、RFタグ101はRFタグのユニークな識別子であるUID−Tを情報端末102−1に応答する(図9のステップS1)。情報端末102−1は、受信したRFタグ101のUID−TをRAM124の受信タグ記憶域に保存し、表示部128に共有情報入力画面を表示する。この共有情報入力画面は情報端末102−1のROM123に予め記憶された共有情報サービスを提供するソフトウェアの一部として蓄積されている。勿論、共有情報提供サービスを選択されることで情報端末102−1が前記サービスを提供するウェブサイトなどのサーバに接続するような仕組みでもよい。
次に利用者は、入力部127の操作によって共有情報入力画面から他の利用者に公開する共有情報、例えばレストランの看板にRFタグが付いている前記の例では、他の利用者がそのレストランを利用する際に参考となるお勧めメニューやレストランに関する感想などを入力する。利用者から入力された共有情報はRAM124の共有情報記憶域に保存される。
情報端末102−1は、共有情報の入力が終了して情報送信が利用者によって選択されると、RAM124の受信タグ記憶域に記憶されているRFタグ101のUID−T、ROM123の情報端末ID格納域に記憶されている情報端末102−1のユニークな識別子であるUID−S、RAM124の共有情報記憶域に記憶されている共有情報、および予めROM123の個人情報記憶域に登録済みまたは前記共有情報入力画面から派生する個人情報入力画面により入力された個人情報および個人情報開示可否フラグ値を含む共有情報登録要求を作成し、通信部126を通じてサーバ装置112の情報登録および情報配信管理部103に送信する(ステップS2)。
情報登録および情報配信管理部103は、情報端末102−1から受信した共有情報登録要求をRAM124の受信メッセージ記憶域に一旦記憶し、その共有情報登録要求中の個人情報を含む格付け指示を情報信頼性格付け部106に送信する(ステップS3)。情報信頼性格付け部106は、受信した格付け指示に含まれる個人情報を解析して、今回の共有情報に対する信頼度を示す指数である情報信頼度を計算し、計算した情報信頼度を含む格付け結果を情報登録および情報配信管理部103に通知する(ステップS4)。
情報信頼性格付け部106における情報信頼度の計算では、開示される個人情報が多いほど、また重要度の高い項目が開示されるほど、情報信頼度を高く計算する。例えば、開示される個人情報を、氏名、年齢、職業、住所、電子メールアドレスの5項目とし、氏名は0.5、年齢は0.1、職業は0.3、住所は0.5、電子メールアドレスは0.5という重み係数を設定し、実際に開示された項目により以下の式で情報信頼度を計算する。
情報信頼度= 氏名係数+年齢係数+職業係数+住所係数+電子メールアドレス係数
…(1)
例えば、個人情報として氏名だけを開示した場合、その情報信頼度は0.5と計算される。また、氏名、年齢、職業、住所の4項目を開示した場合、その情報信頼度は0.5+0.1+0.3+0.5=1.4と計算される。
情報登録および情報配信管理部103は、情報信頼性格付け部106から受信した格付け結果に含まれる情報信頼度をその元となった共有情報登録要求と対応付けてRAM144の受信メッセージ記憶域に保存した後、その共有情報登録要求中のUID−T、UID−S、個人情報開示フラグ値および共有情報ならびに情報信頼性格付け部106で計算された情報信頼度を含む共有情報登録指示を情報開示制限部104を通じて共有情報管理部107に通知する(ステップS5)。
共有情報管理部107は、共有情報データベース108に1共用情報分のエントリ(行)を追加し、そのエントリにおける共有情報番号フィールド501に新たに採番した共有情報番号を登録し、共有情報フィールド503に共有情報登録要求に含まれる共有情報を登録し、場所や物に割り当てられるUIDフィールド502に共有情報登録要求に含まれるUID−Tを登録し、共有情報提供端末UIDフィールド504に共有情報登録要求に含まれるUID−Sを登録し、情報信頼度フィールド505に共有情報登録要求に含まれる情報信頼度を登録し、個人情報開示フラグフィールド506に共有情報登録要求に含まれる個人情報開示可否フラグ値を登録し、前記採番した共有情報番号を含む共有情報登録結果通知を情報登録および情報配信管理部103に通知する(ステップS6)。
情報登録および情報配信管理部103は、共有情報管理部107から通知された共有情報番号をその元となった共有情報登録要求と対応付けてRAM144の受信メッセージ記憶域に保存した後、受信メッセージ記憶域中の共有情報登録要求に含まれる個人情報とUID−Sと前記共有情報番号とを含む個人情報登録要求を情報開示制限部104を通じて個人情報管理部109に通知する(ステップS7)。個人情報管理部109は、個人情報データベース110に1個人情報分のエントリを追加し、そのエントリにおける個人情報フィールド602に個人情報登録要求に含まれる個人情報を登録し、共有情報提供端末UIDフィールド601にUID−Sを登録し、共有情報番号フィールド603に共有情報番号を登録し、個人情報登録結果を情報登録および情報配信管理部103に通知する(ステップS8)。
情報登録および情報配信管理部103は、個人情報管理部109からの個人情報登録結果を受けると、共有情報登録要求元の情報端末102−1に共有情報の登録を終えた旨の共有情報登録結果を通知する(ステップS9)。
次に、上述のようにして情報端末102−1の利用者がRFタグ101のUID−Tに関連付けて共有情報データベース108に登録した共有情報を、別の利用者が情報端末102−2を用いて参照する際の動作を図10を参照して説明する。
共有情報利用サービスに加入し、共有情報取得を行う利用者が、情報端末102−2の表示部128に表示されたメニュー画面から共有情報取得サービスを選択すると、情報端末102−2はRFタグのスキャンモードに入る。そして利用者が、例えば「本日のお勧めメニュー」のようなレストラン等の入り口に立てかけられている立て看板に貼り付けられているRFタグ101に情報端末102−2をかざすと、情報端末102−2がRFタグ101に対してUID取得要求を発行する。これにより、RFタグ101は、RFタグのユニークな識別子であるUID−Tを情報端末102−2に応答する(図10のステップS11)。
情報端末102−1は、受信したRFタグ101のUID−TをRAM124の受信タグ記憶域に保存した後、このUID−Tと、ROM123の情報端末ID格納域に記憶されている情報端末102−2のユニークな識別子であるUID−Sとを含む共有情報取得要求を作成し、通信部126を通じてサーバ装置112の情報登録および情報配信管理部103に送信する(ステップS12)。
情報登録および情報配信管理部103は、情報端末102−2から受信した共有情報取得要求をRAM124の受信メッセージ記憶域に一旦記憶し、その共有情報取得要求中の情報端末102−2のUID−SとRFタグ101のUID−Tとを含む共有情報取得指示を情報開示制限部104へ通知する(ステップS13)。
情報開示制限部104は、共有情報取得指示に含まれる情報端末102−2のUID−Sをキーに開示制限UIDデータベース111を検索し、そのUID−Sと一致する共有情報取得端末UIDフィールド701に対応する情報開示レベル702を参照して、情報端末102−2に対して共有情報を提供してよいかどうかを判断する。若し、情報開示レベル702が提供を許可しないレベルであれば、図10には示されていないが、共有情報の提供を拒否する旨が情報登録および情報配信管理部103を通じて情報端末102−2に通知される。他方、共有情報の提供が許可されている場合、情報開示制限部104は、共有情報取得指示に含まれるRFタグ101のUID−Tを含む共有情報参照指示を共有情報管理部107へ送信する(ステップS14)。また、この情報開示レベル702を後のステップS18で利用するので、保存しておく。
共有情報管理部107は、共有情報参照指示に含まれるRFタグ101のUID−Tをキーに共有情報データベース108を検索し、場所や物に割り当てられたUIDフィールド502に同じUIDが登録されている全てのエントリを読み出し、共有情報参照結果として情報開示制限部104に通知する(ステップS15)。このとき共有情報管理部107は、読み出した全てのエントリをRAM144上のソート領域に一旦格納して情報信頼度フィールド505の昇順にソートし、情報信頼度の値が大きいものから順に優先的に情報開示制限部104へ通知する。
情報開示制限部104は、共有情報管理部306から通知された最初の共有情報にかかるエントリについて、その中の個人情報開示フラグ506を参照し、若し個人情報の開示を許可している場合には、そのエントリの共有情報番号501と共有情報提供端末UID504とを含む個人情報参照指示を個人情報管理部109へ送信する(ステップS16)。個人情報管理部109は、個人情報参照指示に含まれる共有情報番号および共有情報提供端末UIDをキーに個人情報データベース110を検索し、共有情報番号フィールド603および共有情報提供端末UIDフィールド601が一致するエントリの個人情報フィールド602に登録されている個人情報を個人情報参照結果として情報開示制限部104へ通知する(ステップS17)。個人情報開示フラグ506が個人情報の開示を禁止している場合、ステップS16、S17は省略される。
次に情報開示制限部104は、最初の共有情報にかかるエントリと個人情報が取得されている場合にはその個人情報と更に保存してある情報開示レベルとを共有情報取得結果として情報登録および情報配信管理部103へ通知する(ステップS18)。このとき、情報開示制限部104は、保存してある情報開示レベル702を参照して、情報開示レベル702がレベル1ならば、共有情報フィールド503に登録されている共有情報中の一部(例えば概要と詳細があれば、詳細部分)を削除し、レベル2ならば、そのような削除は行わない。
情報登録および情報配信管理部103は、情報開示制限部104から共有情報を含む共有情報取得結果を受信すると、情報端末102−2のUID−Tと共有情報取得結果に含まれる共有情報にかかるエントリ中の情報信頼度505と情報端末102−2の情報開示レベルとを含むポイント減算指示を利用ポイント管理部105へ送信する(ステップS19)。利用ポイント管理部105は、情報信頼度505と情報開示レベルと予め設定された標準ポイントとから今回の共有情報の参照に必要なポイントを計算し、情報端末102−2のUID−Tをキーにポイント記憶部131を検索し、現在のポイント133から前記計算したポイントを減じ、減算したポイントを含むポイント減算結果を情報登録および情報配信管理部103へ通知する(ステップS20)。
減算するポイントは、情報信頼度および情報開示レベルが高いほど高くなるように、例えば次式により計算する。
ポイント=標準ポイント×情報信頼度×情報開示レベルによる補正係数
…(2)
ここで、情報開示レベルによる補正係数は、例えば情報開示レベル1=0.5、情報開示レベル2=1.0である。従って、標準ポイントを20ポイント、情報信頼度を1.4、情報開示レベル2とすると、減算ポイントは20×1.4×1.0=28となる。なお、共有情報サービス提供者(サーバ装置112の運用事業者)に対する手数料分のポイントを加えるようにしてもよい。
また情報登録および情報配信管理部103は、共有情報取得結果に含まれる共有情報にかかるエントリ中の共有情報提供端末UID504と情報信頼度505と情報端末102−2の情報開示レベルとを含むポイント加算指示を利用ポイント管理部105へ送信する(ステップS21)。利用ポイント管理部105は、前記(2)と同様の計算式により、情報信頼度505と情報開示レベルと予め設定された標準ポイントとから今回の共有情報の提供に対する加算ポイントを計算し、共有情報提供端末UID504をキーにポイント記憶部131を検索し、現在のポイント133に前記計算したポイントを加算し、加算ポイントを含むポイント加算結果を情報登録および情報配信管理部103へ通知する(ステップS22)。
次に情報登録および情報配信管理部103は、ステップS18で情報開示制限部104から通知された共有情報取得結果に含まれる共有情報にかかるエントリ中の共有情報フィールド503に記載されている共有情報と、若し個人情報が通知されていれば個人情報、そうでなければ情報信頼度505と、ステップS20で利用ポイント管理部105から通知された減算ポイントとを含む共有情報取得結果を、共有情報取得要求元の情報端末102−2に送信する(ステップS23)。情報端末102−2は、受信した共有情報取得結果に含まれる共有情報を表示部148に表示し、あわせて、個人情報やその共有情報を参照するのに支払ったポイントとして前記減算ポイントを利用者に通知する。
また情報登録および情報配信管理部103は、共有情報提供端末UID504で特定される当該共有情報を提供した利用者の情報端末102−1に対して電子メールなどの方法で、ステップS22により利用ポイント管理部105から通知された加算ポイントを通知する(ステップS24)。
情報端末102−2の利用者が、次の共有情報の取得を情報登録および情報配信管理部103に対して要求すると(ステップS25)、情報登録および情報配信管理部103は次取得指示を情報開示制限部104に通知する(ステップS26)。情報開示制限部104は、共有情報管理部306から通知された2番目の共有情報にかかるエントリについて、前記ステップS16と同様の処理を行う。以降、ステップS16〜S24と同様の処理が行われ、2番目の共有情報が情報端末102−2の利用者に通知され、その利用者のポイント減算とその共有情報を提供した者のポイント加算が行われる。
このように本実施の形態によれば、以下のような効果が得られる。
レストランの立て看板など実世界の場所や物に関連する情報を利用者間で手軽に共有することができる。その理由は、実世界の場所や物にユニークなIDを持ったRFタグ101が取り付けられており、その物に関連する情報を提供したい利用者は自身の情報端末102でRFタグ101のUIDを読み取り、他の利用者に提供したい情報と前記UIDとを含む共有情報登録要求を情報端末102からサーバ装置112へ送信すれば、共有情報データベース108に前記UIDに対応して共有情報を登録でき、その物に関連する情報を参照したい利用者は自身の情報端末102でRFタグ101のUIDを読み取り、このUIDを含む共有情報取得要求を情報端末102からサーバ装置112へ送信すれば、共有情報データベース108から前記UIDに対応して登録された共有情報が検索され、取得要求元の情報端末102へ送られてくるからである。
実世界の場所や物に関する情報を利用者間で売買することが可能である。その理由は、共有情報の提供者にはポイントを付与し、共有情報の参照者はポイントを支払うようになっており、ポイントの交換という形式で共有情報が売買されるからである。
実世界の場所や物に関する情報を利用者間で売買する新規なビジネスが可能である。その理由は、ポイントの提供及び取得に伴う処理に対してサーバ装置を介することで、個人間で情報提供と利用の売買を行うサービスを簡単に提供でき、情報共有サービスに伴う手数料を取得する環境が提供できるからである。
物や場所に関連する情報と前記情報を提供する個人情報を公開する手段を設け、個人情報の公開度合いと連動して共有情報に対する信頼性を格付けし、また個人情報の公開度合いに対してポイント加算率の増減を行い、共有情報の公開に対して優先順位を上下させ、個人情報の公開度合いが大きい人に対してポイント加算率を高くし、共有情報の公開優先順位を上げることで、より信頼性の高い共有情報を提供する仕組みを提供できる。その理由は、提供する共有情報に対して個人情報を公開させることで、出所の分からない無責任な情報と出所が判明した共有情報を差別化し、共有情報の利用者が出所不明の情報とそうでない情報の区別をすることができるためである。
共有する情報を提供するために店舗などが新たにネットワークを敷設する必要がなく、無線LANサービスプロバイダや携帯電話キャリアなどが提供する既存通信網を利用して情報共有サービスを提供できることにある。その理由は、場所や物に対する情報共有のトリガとしてRFタグなどのUIDを持ったデバイスを用い、前記デバイスを利用者が保有するネットワーク接続可能な端末を用いることで、情報共有する物自身がネットワークに接続している必要なしに、場所や物の識別が可能になるためである。
情報提供者は、提供する情報毎に個人情報の開示度を変えることができ、サーバ装置は各情報提供者の提供する情報毎にその情報提供者が開示した個人情報を保存でき、その個人情報に基づいてその共有情報の信頼性を格付けでき、また情報参照者が共有情報を参照した際の情報提供者の加算ポイント、情報参照者の減算ポイントを個々の共有情報毎の個人情報に応じて変えることができる。
『第2の実施の形態』
次に、本発明の第2の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図11を参照すると、本発明の第2の実施の形態は、RFタグ101と、RFタグ801と、RFタグスキャン機能付き情報端末802と、サーバ装置112とから構成され、図1に示した第1の実施の形態と比較して、情報端末802には自端末を一意に識別するUIDが固定的に割り付けられておらず、その代わりとなるユニークな識別子を保持するRFタグ801を共有情報の登録時や参照時に情報端末802により読み取って、第1の実施の形態の情報端末102が保有していたUIDと同じ目的で使用するよう構成されている。
RFタグ801は、個々の利用者本人を一意に識別するIDを保持し、例えばカードやキーホルダーのような形態で各利用者が所持している。なお、利用者本人を一意に識別するIDを情報端末802から読み取り可能に保持する媒体であれば、RFタグ801の代わりにICカードなどの他の媒体でもよい。
他方、RFタグ101は、第1の実施の形態と同じものであり、ユニークなIDを保持し、実世界の場所や物に貼り付けられ、前記場所や物との関連で情報を利用者間で共有するために利用される。
RFタグ101およびRFタグ801に保持されるUIDのフォーマット例を図12に示す。この例では、UIDは合計128ビットで構成され、8ビットの利用種別フィールド、8ビットの製品種別フィールド、112ビットのシリアル番号フィールドの3つのフィールドに区分されている。利用種別フィールドは、当該UIDが場所や物に割り当てられたUID、つまりRFタグ101の保持するUIDか、人に割り当てられたUID、つまりRFタグ801の保持するUIDかを区別するために各々固有のビット値が設定される。製品種別フィールドは、場所や物に割り当てられるUIDの場合は当該場所および物の種類(例えば、レストランの立て看板なのか、ブティックの看板なのか等の種類)を示すための固有のビット値が設定される。シリアル番号フィールドは、場所や物に割り当てられるUIDの場合は個々の場所および物固有のビット値が、人に割り当てられるUIDの場合は個々の人固有のビット値が設定される。なお、図12に示すUIDのフォーマット例は第1の実施の形態におけるRFタグ101と情報端末のIDにも適用可能である。
情報端末802は、自端末を一意に識別するUIDが固定的に割り付けられていない点を除き、第1の実施の形態における情報端末102と同じ機能を有する。また、サーバ装置112は第1の実施の形態におけるものと同じである。
次に本実施の形態の動作を説明する。
まず図13を参照して、或る利用者が実世界における或る場所や物に関連する情報を自己の情報端末802からサーバ装置112の共有情報データベース108に共有情報として登録する際の動作を説明する。ここで、共有情報を登録する利用者が使用する情報端末802と共有情報を参照する利用者が使用する情報端末802とを区別するために、前者の情報端末の符号を802−1、後者の情報端末の符号を802−2とする。
共有情報利用サービスに加入し、共有情報の登録を行う利用者は、情報端末802−1の表示部128に表示されたメニュー画面から共有情報提供サービスを選択すると、情報端末802−1はRFタグのスキャンモードに入る。利用者が、例えば「本日のお勧めメニュー」のようなレストラン等の入り口に立てかけられている立て看板に貼り付けられているRFタグ101を情報端末802−1によりスキャンし、また、自身が所持するRFタグ801を情報端末802−1によりスキャンすると、RFタグ101はユニークな識別子であるUID−T1を情報端末802−1に応答し、RFタグ801はユニークな識別子であるUID−T2を情報端末802−1に応答する(図13のステップS1’)。情報端末802−1は、受信したUIDの上位8ビットの利用種別フィールドのビット列をデコードすることにより、UID−T1が実世界の場所や物を識別するためのUIDであること、UID−T2が情報端末802−1を使用している人を識別するためのUIDであることをそれぞれ判別し、それぞれをRAM124の受信タグ記憶域に保存し、表示部128に共有情報入力画面を表示する。以降、UID−T2がUID−Sの代わりに使用される点を除き、第1の実施の形態と同様の動作が行われ(ステップS2〜S9)、情報端末802−1の利用者が入力した情報がRFタグ101のUID−T1に関連付けて共有情報データベース108に登録される。
次に、情報端末802−1の利用者がRFタグ101のUID−Tに関連付けて共有情報データベース108に登録した共有情報を、別の利用者が情報端末802−2を用いて参照する際の動作を図14を参照して説明する。
共有情報利用サービスに加入し、共有情報取得を行う利用者が、情報端末802−2の表示部128に表示されたメニュー画面から共有情報取得サービスを選択すると、情報端末802−2はRFタグのスキャンモードに入る。そして利用者が、例えば「本日のお勧めメニュー」のようなレストラン等の入り口に立てかけられている立て看板に貼り付けられているRFタグ101に情報端末802−2をかざすと、情報端末802−2がRFタグ101に対してUID取得要求を発行し、また、自身が所持するRFタグ801に情報端末802−2をかざすと、情報端末802−2がRF端末801に対してUID取得要求を発行する。これにより、RFタグ101はUID−T1を情報端末802−2に応答し、RFタグ801はUID−T2を情報端末802−2に応答する(図14のステップS11’)。
情報端末802−1は、受信したUIDの上位8ビットの利用種別フィールドのビット列をデコードすることにより、UID−T1が実世界の場所や物を識別するためのUIDであること、UID−T2が情報端末802−2を使用している人を識別するためのUIDであることをそれぞれ判別し、それぞれをRAM124の受信タグ記憶域に保存した後、このUID−T1とUID−T2とを含む共有情報取得要求を作成し、通信部126を通じてサーバ装置112の情報登録および情報配信管理部103に送信する(ステップS12)。以降、UID−T2がUID−Sの代わりに使用される点を除き、第1の実施の形態と同様の動作が行われ(ステップS13〜S26)、情報端末802−1の利用者がRFタグ101のUID−T1に関連付けて共有情報データベース108に登録した共有情報が情報端末802−2の利用者に提示される。
このように本実施の形態によれば、第1の実施の形態と同様の効果が得られると共に、個人を識別するためのUIDを個人が保有するRFタグ801に保持するように構成されているため、情報端末802を複数の利用者で共用することができる効果がある。
『第3の実施の形態』
次に、本発明の第3の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図15を参照すると、本発明の第3の実施の形態は、レストランなどの表看板に貼り付けられたRFタグ101−1と、定食屋などの表看板に貼り付けられたRFタグ101−2と、サーバ装置112を有するサービスプロバイダ201と、第1または第2の実施の形態における情報端末102、801と同様な機能を有する携帯型の情報端末102−1および102−2と、これらの情報端末102−1、102−2が無線LANを用いてインターネット203を通じてサービスプロバイダ201にアクセスするための無線LANアクセスポイント202と、情報端末102−1、102−2がサービスプロバイダ201のサーバ装置112にアクセスするために利用者や端末の認証などを行うアクセスルータ204とから構成されている。
本実施の形態においては、サービスプロバイダ201が会員に提供する1つのサービスとして共有情報利用サービスを実現でき、かつ、携帯型の情報端末102−1、102−2は無線LANを通じてサーバ装置112と通信することができるようになっている。本実施の形態の動作は第1または第2の実施の形態の動作と基本的に同じである。
本発明の第1の実施の形態のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における情報端末のブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における開示制限UIDデータベースの例である。 本発明の第1の実施の形態における利用ポイント管理部が管理するポイント記憶部の例である。 本発明の第1の実施の形態における共有情報データベースの例である。 本発明の第1の実施の形態における個人情報データベースの一例である。 本発明の第1の実施の形態における個人情報データベースの別の例である。 本発明の第1の実施の形態におけるサーバ装置を構成するコンピュータのブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における情報端末からの共有情報登録時の処理の流れを示す図である。 本発明の第1の実施の形態における情報端末からの共有情報取得時の処理の流れを示す図である。 本発明の第2の実施の形態のブロック図である。 本発明の第2の実施の形態で利用するUIDのフォーマットの例である。 本発明の第2の実施の形態における情報端末からの共有情報登録時の処理の流れを示す図である。 本発明の第2の実施の形態における情報端末からの共有情報取得時の処理の流れを示す図である。 本発明の第3の実施の形態のブロック図である。
符号の説明
101…RFタグ
102…RFタグスキャン機能付き情報端末
103…情報登録および情報配信管理部
104…情報開示制限部
105…利用ポイント管理部
106…情報信頼性格付け部
107…共有情報管理部
108…共有情報データベース
109…個人情報管理部
110…個人情報データベース
111…開示制限UIDデータベース
201…サービスプロバイダ
202…無線LANアクセスポイント
203…インターネット
204…アクセスルータ

Claims (29)

  1. 実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、
    前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備え、
    前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする情報共有システム。
  2. 前記サーバ装置は、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報の配信を要求した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報の登録を要求した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部を備えることを特徴とする請求項1記載の情報共有システム。
  3. 実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、
    前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備え、
    前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする情報共有システム。
  4. 実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスと、共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される1以上の情報端末と、該情報端末と相互に通信可能なサーバ装置とを備え、
    前記サーバ装置は、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備え、
    前記情報端末は、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備えることを特徴とする情報共有システム。
  5. 前記サーバ装置は、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段を備え、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものであることを特徴とする請求項3または4記載の情報共有システム。
  6. 前記サーバ装置は、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースと、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子と前記開示制限データベースに記憶された第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部とを備えることを特徴とする請求項1、3または4記載の情報共有システム。
  7. 前記情報端末は、前記第2の識別子として、内蔵するメモリに記憶された識別子を使用することを特徴とする請求項1、3または4記載の情報共有システム。
  8. 前記情報端末は、前記第2の識別子として、利用者の指示に従って外部のデバイスから読み取った識別子を使用することを特徴とする請求項1、3または4記載の情報共有システム。
  9. a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、
    b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録するステップ、
    c)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、
    d)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、
    を含むことを特徴とする情報共有方法。
  10. 前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算することを特徴とする請求項9記載の情報共有方法。
  11. a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、
    b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から前記共有情報の信頼度を計算するステップ、
    c)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算された前記共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録するステップ、
    d)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、
    e)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、
    f)前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供した前記情報端末の前記第2の識別子および提供した共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算するステップ、
    を含むことを特徴とする情報共有方法。
  12. a)情報提供者の情報端末が、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求をサーバ装置へ送信するステップ、
    b)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信し、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から前記共有情報の信頼度を計算するステップ、
    c)前記サーバ装置の情報登録および情報配信管理部が、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの前記各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算された前記共有情報の信頼度および前記共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録するステップ、
    d)情報参照者の情報端末が、前記デバイスの前記第1の識別子を読み取り、該読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信するステップ、
    e)前記サーバ装置の前記情報登録および情報配信管理部が、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信し、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信するステップ、
    f)前記サーバ装置の利用ポイント管理部が、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算するステップ、
    を含むことを特徴とする情報共有方法。
  13. 前記サーバ装置は、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートし、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信することを特徴とする請求項11または12記載の情報共有方法。
  14. 前記サーバ装置の情報開示制限部が、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースに記憶された第2の識別子と、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限することを特徴とする請求項9、11または12記載の情報共有方法。
  15. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  16. 前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部を備えることを特徴とする請求項15記載のサーバ装置。
  17. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  18. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置であって、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えることを特徴とするサーバ装置。
  19. 前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段を備え、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものであることを特徴とする請求項17または18記載のサーバ装置。
  20. 共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースと、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子と前記開示制限データベースに記憶された第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部とを備えることを特徴とする請求項15、17または18記載のサーバ装置。
  21. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、として機能させるためのプログラム。
  22. 前記コンピュータを更に、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを加算する利用ポイント管理部、として機能させるための請求項21記載のプログラム。
  23. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部、として機能させるためのプログラム。
  24. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末で且つ実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信する制御部とを備える情報端末と相互に通信可能なサーバ装置を構成するコンピュータを、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部、前記共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部、として機能させるためのプログラム。
  25. 前記コンピュータを更に、前記共有情報データベースから検索された、前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた1以上の共有情報を、共有情報の信頼度の昇順にソートする手段として機能させ、且つ、前記情報登録および情報配信管理部は、共有情報の信頼度の高い順に前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ共有情報を送信するものである請求項23または24記載のプログラム。
  26. 前記コンピュータを更に、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子を記憶する開示制限データベースに記憶された第2の識別子と、前記共有情報取得要求に含まれる前記第2の識別子とを比較し、共有情報の開示を制限する情報端末の第2の識別子と一致する第2の識別子を有する情報端末に対して共有情報の開示を制限する情報開示制限部、として機能させる請求項21、23または24記載のプログラム。
  27. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有する1以上のデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする情報端末。
  28. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする情報端末。
  29. 共有情報の登録および参照時に利用者によって使用される情報端末であって、所定のサーバ装置、すなわち、実世界の物体に取り付けられた第1の識別子を有するデバイスの有する前記第1の識別子と共有情報と該共有情報を一意に識別する共有情報番号と前記共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と情報信頼度の各フィールドを有する共有情報データベースと、該共有情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う共有情報管理部と、前記第2の識別子と前記共有情報番号と個人情報の各フィールドを有する個人情報データベースと、該個人情報データベースの各フィールドへのデータの登録および参照を行う個人情報管理部と、個人情報を解析して共有情報の信頼度を計算する情報信頼性格付け部と、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報と該共有情報の登録に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子と個人情報とを含む共有情報登録要求を前記情報端末から受信したとき、前記情報信頼性格付け部により前記共有情報登録要求に含まれる前記共有情報の信頼度を前記共有情報登録要求に含まれる前記個人情報から計算し、前記共有情報管理部を通じて前記共有情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる共有情報を前記共有情報登録要求に含まれる前記第1および第2の識別子ならびに前記計算した共有情報の信頼度および新たに採番した共有情報番号と対応付けて登録し、かつ、前記個人情報管理部を通じて前記個人情報データベースに前記共有情報登録要求に含まれる個人情報を前記共有情報登録要求に含まれる第2の識別子および前記共有情報番号と対応付けて登録し、前記デバイスの有する第1の識別子と共有情報の参照に使用した前記情報端末に割り当てられた第2の識別子とを含む共有情報参照要求を前記情報端末から受信したとき、前記共有情報管理部を通じて、前記共有情報データベースから前記共有情報参照要求に含まれる前記第1の識別子と対応付けられた共有情報を検索して前記共有情報参照要求元の前記情報端末へ送信する情報登録および情報配信管理部と、前記情報登録および情報配信管理部から共有情報を提供された前記情報端末の前記第2の識別子および提供された共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く減算し、前記情報登録および情報配信管理部を通して提供した共有情報を登録した前記情報端末の前記第2の識別子とその共有情報の信頼度の通知を受けて該通知された第2の識別子に対応する利用ポイントを通知された信頼度が高いほどより多く加算する利用ポイント管理部とを備えたサーバ装置と通信可能な情報端末であって、前記デバイスの有する第1の識別子を読み取る読取部と、入力部から共有情報の登録指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と共有情報と個人情報と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報登録要求を前記サーバ装置へ送信し、前記入力部から共有情報の取得指示があったとき、前記読取部を通じて前記デバイスから読み取った第1の識別子と自情報端末に割り当てられた前記第2の識別子とを含む共有情報取得要求を前記サーバ装置へ送信し、前記サーバ装置から送られてくる共有情報を表示部に表示する制御部とを備えることを特徴とする情報端末。
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