JP7069083B2 - 笠木の水切構造 - Google Patents

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Description

本発明は、笠木の水切構造に関する。
建物において、陸屋根やバルコニーの外周部に立設されたパラペット等の立ち上がり部の上端には笠木が設けられる(例えば特許文献1参照)。
特開2016-130451号公報
ところで、笠木が上端に設けられる立ち上がり部において、例えば外断熱によって壁厚を増すと、笠木が市販品なので、そのままでは対応できず、また、壁厚が増した分、笠木を設計変更すると、コストが嵩む。
本発明の課題は、笠木が上端に設けられる立ち上がり部において、壁厚が増した場合でも、市販品の笠木をそのまま対応できてコストを抑えながら、壁厚が増した分に対応した水切を設けて、笠木との外観上の一体感が得られる水切構造を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、例えば図1、図5に示すように、
立ち上がり部3の上端において、笠木4と、前記笠木4よりも外側に突出する水切6とが設けられており、
前記笠木4は、上面部41と、前記上面部41から下方に垂設され、かつ、前記笠木4の外側に位置する外側片43と、を有し、
前記水切6は、前記笠木4の前記外側片43よりも内側に位置し、前記立ち上がり部3の上端に固定された固定部6aと、前記固定部6aの下端から前記外側片43よりも外側に張り出して形成された外側突出部6bと、を有することを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、立ち上がり部3上端の笠木4よりも外側に突出する水切6で、笠木4の外側片43よりも内側に位置し、立ち上がり部3上端に固定された固定部6aの下端から外側片43よりも外側に張り出して形成された外側突出部6bを有しているので、立ち上がり部3の壁厚が増した場合でも、市販品の笠木4をそのまま対応できてコストを抑えながら、壁厚が増した分に対応した水切6を設けて、笠木4との外観上の一体感が得られる。
そして、笠木4の上面部41に落ちた水が外側片43から下方に流れて、その水を、水切6の外側突出部6aによって受けることができるので、笠木4から水切6まで連続性のある構造とすることができ、水切構造として効果的に機能する。
また、請求項に記載の発明は、
前記立ち上がり部3の上端は、断面視において段状に形成されて、上方に位置する第一段部33と、前記第一段部33よりも外側下方に位置する第二段部35と、を有しており、
前記笠木4は、前記第一段部33に固定され、
前記水切6は、前記外側突出部6aから下方に延出して形成されて前記第二段部35に固定された下方延出部6cを更に有することを特徴とする。
また、請求項に記載の発明によれば、立ち上がり部3上端の上方に位置する第一段部33に笠木4を固定して、立ち上がり部3上端の第一段部33よりも外側下方に位置する第二段部35に、水切6の外側突出部6aから下方に延出して形成された下方延出部6cを固定することができる。
請求項に記載の発明は、例えば図1、図5に示すように、
立ち上がり部3の上端において、笠木4と、前記笠木4よりも外側に突出する水切6とが設けられており、
前記笠木4は、上面部41と、前記上面部41から下方に垂設され、かつ、前記笠木4の外側に位置する外側片43と、を有し、
前記水切6は、前記笠木4の前記外側片43よりも内側に位置し、前記立ち上がり部3の上端に固定された固定部6aと、前記固定部6aの下端から前記外側片43よりも外側に張り出して形成された外側突出部6bと、前記固定部6aから外側に張り出して上方に延出して形成され、前記笠木外側片43の内側に位置する上方延出部6dと、を有していることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、立ち上がり部3上端の笠木4よりも外側に突出する水切6で、笠木4の外側片43よりも内側に位置し、立ち上がり部3上端に固定された固定部6aの下端から外側片43よりも外側に張り出して形成された外側突出部6bを有しているので、立ち上がり部3の壁厚が増した場合でも、市販品の笠木4をそのまま対応できてコストを抑えながら、壁厚が増した分に対応した水切6を設けて、笠木4との外観上の一体感が得られる。
そして、笠木4の上面部41に落ちた水が外側片43から下方に流れて、その水を、水切6の外側突出部6aによって受けることができるので、笠木4から水切6まで連続性のある構造とすることができ、水切構造として効果的に機能する。
さらに、水切6の固定部6aから外側に張り出して上方に延出して形成された上方延出部6dが、笠木外側片43の内側に位置しているので、笠木4内の換気を確保しつつ、笠木4の外側片43から内側に入る水の浸入を、水切6の上方延出部6dにより防止することができる。
請求項に記載の発明は、
請求項又はに記載の笠木の水切構造において、例えば図1、図5に示すように、
前記水切6の前記外側突出部6bにおける前記下方延出部6cより外側の下面と、前記立ち上がり部3の外側に固定された外装材8の上端面との間にシーリング材65・81が配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、水切6の外側突出部6bにおける下方延出部6cより外側の下面と、立ち上がり部3の外側に固定された外装材8の上端面との間に配置されたシーリング材65・81によって、水切6下で外装材8の内方への水の浸入を防止できる。
請求項に記載の発明は、例えば図5、図8~図12に示すように、
請求項1からのいずれか一項に記載の笠木の水切構造において、
前記水切6は、複数の水切本体61と、前記複数の水切本体61における互いに隙間を空けて対向する端部同士を接続する接続板62と、前記隙間の上に配置されて当該隙間を覆うカバー板63と、を含んで構成されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、水切6は、水切本体61を互いに隙間を空けて対向する端部に各々挿入される接続板62を介して接続することができ、さらに、接続された水切本体61間の接続隙間を、その上に配置されたカバー板63により覆うことができる。
請求項に記載の発明は、
請求項に記載の笠木の水切構造において、例えば図5、図8~図13に示すように、
前記複数の水切本体61における互いに隙間を空けて対向する端部に、当該端部から各々下方に突出する下方突出片61hが形成されており、
前記下方突出片61hの下方に前記接続板62が位置し、当該接続板62の上面と、前記下方突出片61hとの間にシーリング材66・67が配置されていることを特徴とする。
請求項に記載の発明によれば、水切6の隙間を開けて対向する水切本体61端部から各々下方に突出してそれぞれ形成された下方突出片61hと、接続板62の下方突出片61hが位置する上面との間に配置されたシーリング材66・67によって、水切本体61間の接続部における水の浸入を防止することができる。
本発明によれば、笠木が上端に設けられる立ち上がり部において、壁厚が増した場合でも、市販品の笠木をそのまま対応できてコストを抑えながら、壁厚が増した分に対応した水切を設けて、笠木との外観上の一体感が得られる水切構造を提供することができる。
本発明に係る笠木の水切構造を適用した立ち上がり部を含むバルコニー部分の概略縦断面図である。 図1のバルコニー部分の壁パネルを横断面で示して笠木の水切を示した概略平面図である。 図2の矢印Aで示した出隅部の拡大図である。 図2の矢印Bで示した入隅部の拡大図である。 図1の笠木及び水切周りの拡大図である。 図5の笠木通気部品を拡大して示す正面側斜視図である。 図6と反対の背面側斜視図である。 図5の水切における本体を示す正面図(a)、側面図(b)、及び反対側の側面図(c)である。 図5の水切における接続板を示す正面図(a)及び側面図(b)である。 図5の水切における接続部のカバー板を示す正面図(a)及び側面図(b)である。 図2の水切における本体接続の仕方を示す斜視図で、片方の水切本体端部に接続板を差し込んだ状態の図(a)、両方の水切本体に接続板を差し込んだ状態の図(b)、水切本体の接続隙間にシーリング材を充填する状態の図(c)、及び接続隙間の上にカバー板を装着した状態の図(d)である。 図11(a)~(d)にそれぞれ対応する正面図(a)~(d)である。 水切本体間に形成される接続隙間及びシーリング材配置部を拡大した縦断面図である。 水切の立ち上がり部外側面に対する固定の仕方を示す分解図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
(実施形態)
なお、本実施の形態の建物は、壁や床、屋根といった建物の構成要素を予め工場にてパネル化しておき、施工現場でこれらの建築用パネルを組み立てて構築するパネル工法で構築されるものである。また、その他、壁式工法の木造、鉄骨造、鉄筋コンクリート造等の建物にも適用することができる。
ここで、建築用パネルとは、縦横の框材が矩形状に組み立てられるとともに、矩形枠の内部に補助桟材が縦横に組み付けられて枠体が構成され、この枠体の両面もしくは片面に、面材が貼設されたものであり、内部中空な構造となっている。
また、建物を構成する材同士の連結や固定は、ビスやボルト・ナット、接着剤等が適宜使用される。
先ず、図1は本発明に係る笠木の水切構造を適用した立ち上がり部を含むバルコニー部分の概略縦断面を示し、図2は図1のバルコニー部分の壁パネルを横断面で示して笠木の水切を概略平面で示したもので、図示のように、建物1はバルコニー2を備え、このバルコニー2は外周部に立ち上がり部3を備えており、この立ち上がり部3の上端には、笠木4と、その内側の笠木通気部品5と、笠木4の外側に突出する水切6が設置されている。
建物1は、1階に設置された壁パネル11の上に、角材による調整材12を介して床パネル15が支持されている。すなわち、框材11aの両側に面材11bが貼り付けられた壁パネル11の上端の框材11a上に固定された調整材12の上に、床パネル15の框材15aが固定されている。床パネル15の框材15aの上面には面材15bが貼り付けられている。
また、框材11aの両側に面材11bが貼り付けられた壁パネル11の外側に外張断熱パネル13が設置されている。
外張断熱パネル13は、例えばフェノールフォームにより形成した断熱材13aを合板13bの内側面に貼り付けたもので、壁パネル11より厚みが薄く形成されている。この外張断熱パネル13は、断熱材13aを壁パネル11の外側に位置する面材11bの外側面に重ねて、特殊ビスを、合板13bの外側から壁パネル11の面材11bを通して框材11a及び桟材に打ち込むとともに、調整材12に打ち込んで固定されている。
外張断熱パネル13の外側には、胴縁ピースを介して外装材14が固定されている。
床パネル15の上には、1階の壁パネル11上に位置させて、2階の胴差16及び壁パネル11が框材15aに固定されている。2階の壁パネル11の外側に、断熱材17aを合板17bの内側面に貼り付けた外張断熱パネル17が前記特殊ビス止めにより固定されている。
外張断熱パネル17の上には、角材による調整材18を介してサッシ枠19が支持されており、調整材18は胴差16と壁パネル11の框材11a及び桟材に固定されている。
床パネル15は、外張断熱パネル13・17よりも外側に大きく突出して、その外側突出部の面材15c上に支持部16が設置されている。
支持部21は、床パネル15の外側突出部の面材15c上に設置した第一支持桟材21aの上に直交して第二支持桟材21bを設置した構成で、その第二支持桟材21bの上に二枚重ねの面材22が固定されている。この二枚重ねの面材22は、外張断熱パネル17の合板17bに固定した桟材23に載せられていて、外側に向かって徐々に低くなる水勾配が設けられている。
そして、面材22の上に防水シート24が貼り付けられて、この防水シート24の上にバルコニー2の床板25が敷設されている。
なお、防水シート24は、面材22の上に位置する外張断熱パネル17の合板17b上端部及び調整材18の外側面にも貼り付けられている。
床パネル15の外側突出端は下面側を切り欠いた薄肉形状部15dとなっており、その薄肉形状部15dの先端に設けられた框材15eの外側面に胴差31が固定されている。
その床パネル15の外側突出端における薄肉形状部15d先端の面材15c及び胴差31の上に、立ち上がり部3を構成する壁パネル32が設置されている。
壁パネル32は、框材32aの両側に面材32bが貼り付けられており、下端の框材32aが床パネル15の框材15e及び胴差31に固定されて、上端の框材32aの上に角材による調整材33が固定されている。
この調整材33の上に、笠木4と、その内側の笠木通気部品5が設置されるとともに、笠木4の外側に突出する水切6が設置されている。
なお、前述した防水シート24は、壁パネル32の内側の面材32b及び調整材33の内側面にも貼り付けられている。
壁パネル32及びその下の胴差31の外側にふかし壁パネル34が設置されている。
ふかし壁パネル34は、角材による框材34aの外側に合板34bを貼り付けたもので、その框材34aを、壁パネル32の面材32bを通して框材32aに特殊ビス止めするとともに、胴差31にも特殊ビス止めすることにより固定されている。
このふかし壁パネル34の上に角材による調整材35が固定されている。
なお、壁パネル32の外側の面材32bに通気孔32cが形成されて、ふかし壁パネル34の合板34bには、通気孔32cと対向する通気孔34cが形成されており、この通気孔34cに換気スリット部材36が取り付けられている。
また、床パネル15の外側突出端における薄肉形状部15d先端の面材15c及び胴差31の下に、垂れ下がり部7を構成する壁パネル71が設置されている。
壁パネル71は、框材71aの両側に面材71bが貼り付けられており、上端の框材71aが床パネル15の框材15e及び胴差31に固定されて、下端の外側に角材による調整材72が框材71aに固定されている。
調整材72の上に、断熱材73aを合板73bの内側面に貼り付けた外張断熱パネル73が前記特殊ビス止めにより固定されている。
外張断熱パネル73は、ふかし壁パネル34の下に連続するもので、合板73bを、壁パネル71上端の框材71a及びその下の胴差31にも前記特殊ビス止めにより固定されている。
このように、バルコニー2周囲の立ち上がり部3の上端は、側面視において段状に形成されており、すなわち、壁パネル32上の調整材33による第一段部と、その第一段部(調整材33)よりも外側下方に位置する、壁パネル32の外側に沿ったふかし壁パネル34上の調整材35による第二段部とを備えている。
さらに、ふかし壁パネル34とその下に連続する外張断熱パネル73の外側には、外装材8が設置されている。
この外装材8は、下端が胴縁ピース74を介して胴差31に固定されるとともに、上端及び中間部が同様の胴縁ピース74を介して調整材35及びふかし壁パネル34の框材34aに固定されている。
実施例において、バルコニー2の立ち上がり部3は、図2に示したように三つの出隅部と一つの入隅部を有する平面形状で、その三つの出隅部と一つの入隅部は、各々直交する壁パネル32の間に調整材37をそれぞれ介して接続されている。
図3は図2の矢印Aで示した出隅部の拡大図、図4は図2の矢印Bで示した入隅部の拡大図である。
次に、図5は図1の笠木4及び水切6周りの拡大図で、笠木4は、長さ方向に同一断面となる金属製の長尺物で、図示のように、調整材33上に固定されている。
この笠木4は、上面部41と、この上面部41の内側及び外側の端部から下方に垂設される内側片42と外側片43を備える。
上面部41は、側面視において、複数の折曲部を有するように、かつ緩やかに折曲加工された状態となっており、裏面にはフック状の係合部が形成されている。
笠木4は、立ち上がり部3上端をなす調整材33の上面に、支持部材45を介して固定されており、すなわち、支持部材45は、ビス46によって調整材33に固定される。
支持部材45は、フック状の被係合部を備える。したがって、笠木4は、支持部材45に対して、係合部を被係合部に係合させることにより取り付けられている。
なお、バルコニー2側に位置する内側片42の下端部には、弾性を有する防水部材44が設けられており、この防水部材44は、調整材33の内側に胴縁ピース38を介して固定した外装材8の上端外側面に当接している。
また、外側に位置する外側片43と調整材33との間には空間が形成されており、この空間に笠木通気部品5が配置されている。
以上の笠木4は、調整材33の外側面に、先ず、笠木通気部品5をビス58で取り付けてから、水切6をビス69で取り付けた後、調整材33の上面にビス46で固定される。
ここで、図1においては、調整材33の内側に突出する水切39を設けた例を示しており、この場合は、外装材8、防水部材44は用いない。
図6及び図7は図5の笠木通気部品5を拡大して示す正面側斜視図で、笠木通気部品5は、笠木4の長さ方向に沿って長尺に形成されたものである。
笠木通気部品5は、図示のように、正面板部51と、この正面板部51と対向配置された水切壁53と、正面板部51上の閉塞部54とを備える。この笠木通気部品5は、一枚の金属板を適宜折曲加工することによって形成されている。
正面板部51には、長さ方向に多数の通気孔52が並設されている。
正面板部51は、笠木4の外側片43と対向するとともに、鉛直よりも外側に傾いた状態で配置されて、正面板部51と笠木外側片43との間の空間が、上方に向かうにつれて狭まるように形成されている。
水切壁53は、正面板部51と対向配置されていることによって、通気孔52から雨水が浸入した場合に、この水切壁53によって、雨水が奥に浸入することを防ぐことができる。
閉塞部54は、弾性部材により形成されて、笠木通気部品5と笠木4の裏面との間に形成される隙間を閉塞するためものである。すなわち、閉塞部54は、笠木4の取り付け時の押し付けによって、つぶれるように弾性変形するので、笠木4の裏面に対して密接されることになる。これによって、笠木4と笠木通気部品5との隙間からの雨水の浸入を確実に防ぐことができる。
なお、閉塞部54の弾性部材としては、例えばEPDM発泡体等のような弾力性能及び防水性能を有するものが採用されている。
さらに、笠木通気部品5は、固定板部55と、突出板部56を備える。
固定板部55は、胴縁ピース57を介して調整材33の外側面にビス58によって固定される。この固定板部55の上端部には、正面板部51側に折曲加工してなる水返し部55aが形成されている。このような水返し部55aにより、雨水のさらなる浸入を防ぐことができる。
突出板部56は、固定板部55の中央部から外側に向かって突出しており、正面板部51の下端部と一体形成されている。
胴縁ピース57は、図示のように、固定板部55の幅方向に点在するように互いに間隔を空けて複数(図示例では三個)配置されている。
なお、胴縁ピース57は、固定板部55の下方に突出している。
このように、固定板部55は、壁パネル32上の調整材33に対し、ビス46により胴縁ピース57を貫通して打ち込まれることによって固定されるので、ビス46により固定板部55と胴縁ピース57を調整材33に確実に取り付けることができる。
また、胴縁ピース57は、固定板部55の幅方向に点在するようにして配置されるので、隣り合う胴縁ピース57間を通気口として使用することができる。
また、固定板部55は、その上端部を正面板部51側に折曲加工してなる水返し部55aを有しており、この水返し部55aの角度は空気の流通を阻害しない程度に設定されている。
このような水返し部55aによれば、笠木通気部品5内を吹き上がる風に混ざる雨水を捉えることができ、さらに、付着した雨水を下方へと垂らすことができる。これによって、笠木通気部品5内における防水性をより向上できる。
また、突出板部56は、固定板部55の中央部から外側に向かって突出し、一端部が固定板部55と一体形成され、他端部が正面板部51と一体形成されていて、固定板部55側から正面板部51側に向かって下り勾配となっている。すなわち、突出板部56は、水勾配を形成するようにして正面板部51と固定板部55との間に設けられている。
これによって、例えば正面板部51を越えて浸入してきた雨水が突出板部56に付着した場合に、壁パネル32側には流れずに、外側に流れることになるので、笠木通気部品5内部における防水性をより向上できる。
次に、水切6は、図5に示したように、立ち上がり部3上端の外側面で笠木外側片43より内側に固定される固定部6aと、この固定部6aの下方から外側に張り出して形成され、笠木外側片43より外側に突出して徐々に低くなる傾斜形状の外側突出部6bとを有しており、かつ笠木外側片43から略連続形状をなすように構成されている。
また、水切6は、外側突出部6bの中間部から下方へ延出して形成され、立ち上がり部3上端の下方から外側に張り出して笠木外側片43の下方に位置するふかし壁パネル34上の第二段部を形成する調整材35の外側面に固定される下方延出部6cを有している。
さらに、水切6は、固定部6aから外側に張り出して上方に延出して形成され、笠木外側片43の内側に位置する上方延出部6dを有している。
なお、図1と図5では、調整材35の形状が異なっており、また、図5の胴縁ピース64は、図1では省略されている。
以上の固定部6a、外側突出部6b、下方延出部6c及び上方延出部6dを有する水切6は、図8から図10に示すように、水切本体61と、その水切接続部61間の接続部における接続板62及びカバー板63から構成される。
図8(a)~(c)は水切本体61を示すもので、水切本体61は金属板を折り曲げ加工したもので、図示のように、固定部61a、外側突出部61b、下方延出部61c及び上方延出部61dを有している。
具体的には、固定部61aから外側に突出して徐々に低くなる傾斜形状の外側突出部61bの先端に下方への膨出部61eが形成されて、この膨出部61eから外側突出部61bの中間にかけて延びた水平部分に下方延出部61cが形成されている。膨出部61eの傾斜下面には多数の水抜き孔61fが形成されている。
上方延出部61dの上端には、外側に折り返した水返し片61gが形成されて、外側突出部61bの接続側端部には、下方に突出する下方突出片61hが形成されている。
固定部61a及び下方延出部61cの両側部には、取付孔61kがそれぞれ形成されている。
また、水切本体61の壁固定側端部には、図8(c)に示すように、側面部61m・61nが形成されている。
すなわち、外側突出部61bの端部から下方に突出して、膨出部61eから外側突出部下方延出部61cまで連続する側面部61mが形成されて、固定部61aの上端から上方延出部61dまで連続する側面部61nが形成されている。
この側面部61m・61nが建物1の躯体外壁面に固定される。
そして、下方延出部61cの両側部における内側面に胴縁ピース64が両面テープで貼り付けられている。この胴縁ピース64は、下方延出部61c内側面の上部を除いたその下方に貼り付けられている。
さらに、膨出部61eから下方延出部61cに延びた水平部分の下面に発泡シーリング材65が両面テープで貼り付けられている。
なお、図8では、建物1の躯体外壁面に固定される水切本体61を示したが、水切本体61間の中間に接続される水切本体61の場合は、両側の接続側端部に下方突出片61hがそれぞれ形成されている。
また、図2から図4に示したような出隅部及び入隅部では、水切本体61の接続側端部を斜め45度にカットした形状にして、壁固定側端部と同様の側面部61m・61nを形成しておき、互いに直角になるように突き合せた側面部61m・61nを互いにビス止めする。
図9(a)及び(b)は水切接続部の接続板62を示すもので、接続板62は金属板を折り曲げ加工したもので、図示のように、固定部62a、外側突出部62b、下方延出部62c及び上方延出部62dを有しており、下方延出部62cが短い。
また、固定部62aから外側に突出して徐々に低くなる傾斜形状の外側突出部62bの先端下面に複数の水抜き孔62fが形成されている。
外側突出部62bの両側部には、上方に突出する上方突出片62hが形成されている。
そして、外側突出部62bの上面中央に発泡シーリング材66が両面テープで貼り付けられている。
図10(a)及び(b)は水切接続部のカバー板63を示すもので、カバー板63は金属板を折り曲げ加工したもので、図示のように、固定部63a、外側突出部63b、下方延出部63c及び上方延出部63dを有している。
具体的には、固定部63aから外側に突出して徐々に低くなる傾斜形状の外側突出部63bの先端に下方への膨出部63eが形成されて、この膨出部63eから外側突出部63bの中間にかけて延びた水平部分に下方延出部63cが形成されている。膨出部63eには複数の水抜き孔63fが形成されている。
固定部63a及び下方延出部63cの中央には、取付孔63kがそれぞれ形成されている。
図11及び図12は図2の水切6における本体接続の仕方を示す斜視図である。
先ず、図11(a)及び図12(a)に示すように、左側の水切本体61における右端部に接続板62の左端部を差し込んでおく。
すなわち、水切本体61に対し内側から接続板62を差し込んで、外側突出部61bの下方に離間して外側突出部62bを位置させて、下方延出部61cの上部内側面に短い下方延出部62cを重ねる。
同時に、固定部61aの内側面に固定部62aを重ねるとともに、上方延出部61dの内側面に上方延出部62dを重ねる。
次に、図11(b)及び図12(b)に示すように、右側の水切本体61における左端部に接続板62の右端部を差し込む。
図13は水切本体61間に形成される接続隙間を拡大した縦断面図である。
図示のように、水切本体61の外側突出部61bにおける接続側端部の下方突出片61h近傍に沿って上下複数の結合孔61pが形成されて、接続板62の外側突出部62bにおける上方突出片62h近傍に沿って複数の結合孔62pが形成されている。
この結合孔61p・62pに図示しないビスを挿入してそれぞれ締め込むことで、接続板62を介して左右の水切本体61を接続固定する。
こうして接続固定した左右の水切本体61及び接続板62を、図5に示すように、立ち上がり部3の外側面に固定する。
図14は水切6の立ち上がり部3外側面に対する固定の仕方を示す分解図である。
すなわち、立ち上がり部3の外側をなすふかし壁パネル34に固定された外装材8の上端部及びその上の調整材35の外側面に、図14に示すように、胴縁ピース64を介在させて水切6の下方延出部6cを重ねて、外側からビス68を、取付孔61kから固定部6a及び胴縁ピース64に通して調整材35に締め込む。
そして、立ち上がり部3上端の第一段部を形成する調整材33の外側面にビス58で固定された胴縁ピース57の下部外側面に対し、図14に示すように、水切6の固定部6aを、胴縁ピース57の固定板部55下端部に位置合わせて重ねて、外側からビス69を、固定部6a及び胴縁ピース57に通して調整材33に締め込む。
具体的には、外装材8の上端部及びその上の調整材35の外側面に対し、水切本体61の下方延出部61c内側面の上部を除いたその下方に貼り付けられ胴縁ピース64を重ねて、外側からビス68を、取付孔61kから調整材35にまで締め込む。
このとき、水切本体61の膨出部61eから下方延出部61cに延びる水平部分の下面に貼り付けられた発泡シーリング材65が、図5に示したように、外装材8の上端面に接触して圧縮状態となる。
また、胴縁ピース57の下部外側面に対し、水切本体61及び接続板62の固定部61a・62aを重ねて、外側からビス69を、取付孔61kから調整材33にまで締め込む。
次に、図11(c)及び図12(c)に示すように、水切本体61間の接続隙間にシーリング材67を充填する。
すなわち、図13に示すように、左右の水切本体61における下方突出片61hの間に沿ってシーリング材67を充填する。
具体的には、図9に示した接続板62の外側突出部62b上面中央に貼り付けられた発泡シーリング材66上にシーリング材67を充填する。
ここで、発泡シーリング材66は、EPDM発泡体であり、シーリング材67のバックアップ材である。
また、シーリング材67は、いわゆる湿式のシーリング材で不定形のペースト状の材料を充填して使用するものであり、材料はシリコン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等が適宜選択される。
そして、固定部62aの外側面、固定部62aから上方延出部62dに延びた水平部分の下面、上方延出部62dの外側面、外側突出部62bの先端から延びた水平部分の下面、及び下方延出部62cの外側面にも、その中央に沿ってシーリング材67を充填する。
次に、図11(d)及び図12(d)に示すように、水切本体61間の接続隙間を覆うカバー板63を装着する。
すなわち、左右の水切本体61間に沿って隙間に充填したシーリング材67を隠すように、カバー板63の外側突出部63bを、水切本体61の外側突出部61bの上面に載せる。
そして、固定部63aを固定部61aの外側面、下方延出部63cを下方延出部61cの外側面、上方延出部63dを上方延出部61dの外側面にそれぞれ重ねる。
こうして左右の水切本体61間にカバー板63を装着する。
次いで、外側からビス68を、カバー板63の取付孔63kから調整材35にまで締め込むとともに、外側からビス69を、取付孔63kから調整材33にまで締め込む。
このとき、カバー板63の膨出部63eから下方延出部63cに延びる水平部分の下面に貼り付けられた発泡シーリング材65も、外装材8の上端面に接触して圧縮状態となる。
その後、図5に示すように、外装材8の上端面とその上方に位置する水切6の下面との間に、発泡シーリング材65の外側に沿わせてシーリング材81を充填する。
ここで、発泡シーリング材65は、EPDM発泡体であり、シーリング材81のバックアップ材である。
また、シーリング材81は、いわゆる湿式のシーリング材で不定形のペースト状の材料を充填して使用するものであり、材料はシリコン系樹脂、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂等が適宜選択される。
なお、図2から図4に示したように、出隅部及び入隅部においては、水切本体61同士が斜め45度の端部形状で互いに接続されているが、予め平面視L型の水切役物を採用してもよい。
以上の構成によるバルコニー2周囲の立ち上がり部3において、図1に示したように、換気経路Kは、壁パネル32の内部から、その外側面材32bの通気孔32c、ふかし壁パネル34の内部、その合板34bの通気孔34c、換気スリット部材36の換気スリットを通って、外装材8の内側空間から、上方の調整材35上と水切6下の空間に至る。
そして、換気経路Kは、図5に拡大して示したように、胴縁ピース57間の空間から、笠木4の内部、笠木通気部品5の正面板部51における通気孔52を通って、水切6の上方延出部6dを乗り越えて笠木4の外側片43の内側を経て、水切6の外側突出部6b上方の大気に至る。
以上、実施形態のバルコニー2周囲に備えられる立ち上がり部3上端の笠木4よりも外側に突出した水切6によれば、笠木4の外側片43よりも内側に位置し、立ち上がり部3上端に固定された固定部6aの下端から外側片43よりも外側に張り出して形成された外側突出部6bを有しているので、立ち上がり部3の壁厚が増した場合でも、市販品の笠木4をそのまま対応できてコストを抑えながら、壁厚が増した分に対応した水切6を設けて、笠木4との外観上の一体感が得られる。
そして、笠木4の上面部41に落ちた水が外側片43から下方に流れて、その水を、水切6の外側突出部6aによって受けることができるので、笠木4から水切6まで連続性のある構造とすることができ、水切構造として効果的に機能する。
しかも、立ち上がり部3上端の上方に位置する調整材による第一段部33に笠木4を固定して、立ち上がり部3上端の第一段部33よりも外側下方に位置する調整材による第二段部35に、水切6の外側突出部6aから下方に延出して形成された下方延出部6cを固定することができる。
そして、水切6の固定部6aから外側に張り出して上方に延出して形成された上方延出部6dが、笠木外側片43の内側に位置しているので、笠木4内の換気を確保しつつ、笠木4の外側片43から内側に入る水の浸入を、水切6の上方延出部6dにより防止することができる。
さらに、水切6の外側突出部6bにおける下方延出部6cより外側の下面と、立ち上がり部3のふかし壁パネル34外側に固定された外装材8の上端面との間に配置された発泡シーリング材65とその外側に充填されたシーリング材81によって、水切6下で外装材8の内方への水の浸入を防止できる。
また、水切6は、水切本体61を互いに隙間を空けて対向する端部に各々挿入される接続板62を介して接続することができ、さらに、接続された水切本体61間の接続隙間を、その上に配置されたカバー板63により覆うことができる。
しかも、水切6の隙間を開けて対向する水切本体61端部から各々下方に突出してそれぞれ形成された下方突出片61hと、接続板62の下方突出片61hが位置する上面との間に配置された発泡シーリング材66とその上に充填されたシーリング材67によって、水切本体61間の接続部における水の浸入を防止することができる。
(変形例)
以上の実施形態においては、笠木及び水切を装着する対象をバルコニーの立ち上がり部としたが、本発明はこれに限定されるものではなく、屋上の周囲に設ける立ち上がり部であってもよい。
また、実施形態では、立ち上がり部の上端に形成された側面視段状部を、壁パネル上の調整材による第一段部と、その第一段部よりも外側下方に位置する壁パネル上の調整材による第二段部としたが、厚みが略倍をなす厚肉壁における内側上の調整材による第一段部と、その厚肉壁の外側上面による第二段部であってもよい。
さらに、実施形態では、笠木の上面部の外側端部から下方に垂設された外側片としたが、上面部の途中部分から下方に垂設され、かつ、笠木の外側に位置する外側片であってもよい。
また、水切の形状、すなわち、その固定部、外側突出部、下方延出部及び上方延出部の形状等も任意であり、その他、具体的な細部構造等についても適宜に変更可能であることは勿論である。
3 立ち上がり部
33 第一段部
35 第二段部
4 笠木
41 上面部
43 外側片
6 水切
6a 固定部
6b 外側突出部
6c 下方延出部
6d 上方延出部
61 水切本体
61a 固定部
61b 外側突出部
61c 下方延出部
61d 上方延出部
61h 下方突出片
62 接続板
62a 固定部
62b 外側突出部
62d 上方延出部
63 カバー板
63a 固定部
63b 外側突出部
63c 下方延出部
63d 上方延出部
65 シーリング材
66 シーリング材
67 シーリング材
81 シーリング材

Claims (5)

  1. 立ち上がり部の上端において、笠木と、前記笠木よりも外側に突出する水切とが設けられており、
    前記笠木は、上面部と、前記上面部から下方に垂設され、かつ、前記笠木の外側に位置する外側片と、を有し、
    前記水切は、前記笠木の前記外側片よりも内側に位置し、前記立ち上がり部の上端に固定された固定部と、前記固定部の下端から前記外側片よりも外側に張り出して形成された外側突出部と、を有し、
    前記立ち上がり部の上端は、断面視において段状に形成されて、上方に位置する第一段部と、前記第一段部よりも外側下方に位置する第二段部と、を有しており、
    前記笠木は、前記第一段部に固定され、
    前記水切は、前記外側突出部から下方に延出して形成されて前記第二段部に固定された下方延出部を更に有することを特徴とする笠木の水切構造。
  2. 立ち上がり部の上端において、笠木と、前記笠木よりも外側に突出する水切とが設けられており、
    前記笠木は、上面部と、前記上面部から下方に垂設され、かつ、前記笠木の外側に位置する外側片と、を有し、
    前記水切は、前記笠木の前記外側片よりも内側に位置し、前記立ち上がり部の上端に固定された固定部と、前記固定部の下端から前記外側片よりも外側に張り出して形成された外側突出部と、前記固定部から外側に張り出して上方に延出して形成され、前記笠木外側片の内側に位置する上方延出部と、を有することを特徴とする笠木の水切構造。
  3. 請求項又はに記載の笠木の水切構造において、
    前記水切の前記外側突出部における前記下方延出部より外側の下面と、前記立ち上がり部の外側に固定された外装材の上端面との間にシーリング材が配置されていることを特徴とする笠木の水切構造。
  4. 請求項1からのいずれか一項に記載の笠木の水切構造において、
    前記水切は、複数の水切本体と、前記複数の水切本体における互いに隙間を空けて対向する端部同士を接続する接続板と、前記隙間の上に配置されて当該隙間を覆うカバー板と、を含んで構成されていることを特徴とする笠木の水切構造。
  5. 請求項に記載の笠木の水切構造において、
    前記複数の水切本体における互いに隙間を空けて対向する端部に、当該端部から各々下方に突出する下方突出片が形成されており、
    前記下方突出片の下方に前記接続板が位置し、当該接続板の上面と、前記下方突出片との間にシーリング材が配置されていることを特徴とする笠木の水切構造。
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