JP7067295B2 - 汎用保持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、加工対象の板状部材を保持する汎用保持装置に関する。
従来、加工対象部材を保持する汎用保持装置が知られている(例えば、特許文献1)。この汎用保持装置は、基台と、加工対象部材の高さ位置を規定する高さ固定装置と、加工対象部材の幅位置を規定する幅固定装置と、加工対象部材の位置決めを行う位置決め治具と、を備えている。位置決め治具は、基台に対する配置方向を0°と90°と180°と270°との四方向に変えることが可能であり、加工対象部材の四品種(すなわち四つの異なる形状)に対応してその加工対象部材の位置決めを行うことが可能である。
特開2000-246576号公報
しかしながら、上記の特許文献1記載の保持装置は、一台で四品種の加工対象部材を保持できるだけであるので、更に多くの品種の加工対象部材に対応するためには、その保持装置自体を複数種類用意することが必要である。このため、多品種の加工対象部材の加工を行ううえでは、保持装置への設備投資が増え、多くの工程スペースを確保することが必要になると共に、多品種少量の加工対象部材の生産を段替えなく短時間で行うことは困難となる。
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、一台で保持可能な加工対象部材の品種の数をできるだけ多くすることが可能な汎用保持装置を提供することを目的とする。
本発明は、加工対象の板状部材を保持する汎用保持装置であって、基台と、前記板状部材が配置される領域内に設けられた、前記板状部材を支持する上下動可能な第一支持ピンを複数本有する第一ピン群と、前記領域内に設けられた、前記板状部材の加工時に前記板状部材を補助的に支持する上下動可能な第二支持ピンを複数本有する第二ピン群と、前記第一支持ピンを前記基台に対して上下動させる第一ピン作動部と、前記第二支持ピンを前記基台に対して上下動させる第二ピン作動部と、前記板状部材の品種に基づいて、各前記第一支持ピンの上端位置が前記板状部材の表面又は裏面の高さ位置に合わせた第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御すると共に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記板状部材の加工部位の高さ位置に合わせた第二高さ位置になるように前記第二ピン作動部を制御する制御部と、を備える、汎用保持装置である。
この構成によれば、加工対象の板状部材の品種に応じて、第一ピン作動部を作動させることにより、第一ピン群を構成する各第一支持ピンの上端位置を、その板状部材の表面又は裏面の高さ位置に合わせた第一高さ位置に切り替えると共に、第二ピン作動部を作動させることにより、第二ピン群を構成する各第二支持ピンの上端位置を、その板状部材の加工部位の高さ位置に合わせた第二高さ位置に切り替えることができる。板状部材の複数品種それぞれに対応して、その板状部材の姿勢を第一支持ピンにより支持することができると共に、その板状部材の加工部位近傍を第二支持ピンにより補助的に支持することができる。従って、一台の汎用保持装置で保持可能な加工対象の板状部材の品種の数をできるだけ増やすことができる。
一実施形態に係る汎用保持装置の構成図である。 実施形態の汎用保持装置の要部の構成図である。 実施形態の汎用保持装置において、第一支持ピンが上昇位置で加工対象部材を支持する状態を表した正面図である。 実施形態の汎用保持装置において、第一支持ピンが上昇位置で加工対象部材を支持する状態を表した側面図である。 実施形態の汎用保持装置において、第一支持ピンが上昇位置で加工対象部材を支持しかつ第二支持ピンが上昇位置で加工対象部材の加工部位近傍を補助的に支持する状態を表した正面図である。 実施形態の汎用保持装置において、第一支持ピンが上昇位置で加工対象部材を支持しかつ第二支持ピンが上昇位置で加工対象部材の加工部位近傍を補助的に支持する状態を表した側面図である。 実施形態の汎用保持装置が加工対象部材を保持する加工直前の状態を表した斜視図である。 実施形態の汎用保持装置において実行される動作フローチャートの一例である。
図面を用いて、本発明に係る汎用保持装置の具体的な実施形態について説明する。
本実施形態の汎用保持装置1は、例えば車両バンパなどの板状部材(ワーク)2に二次加工を施すために、その板状部材2を保持する装置である。尚、二次加工とは、例えばクリップ取付用或いはボルト取付用の孔の形成や部品の組付などである。汎用保持装置1は、加工対象の板状部材2の姿勢を一定状態に保持する。汎用保持装置1は、図1に示す如く、基台10と、二種類のピン群20,30と、を備えている。
基台10は、生産工場内に設置固定される台座である。基台10の上面には、長方形状の第一プレート基材11が取り付け固定されている。基台10の上面には、複数個の第一プレート基材11が平行に並んで取り付けできるように多数のボルト孔12が形成されている。また、第一プレート基材11の上面には、ボルト孔11aが形成されている。第一プレート基材11は、ボルト孔11a,12に挿通されたボルトがナット締結されることにより基台10に取り付けられる。
尚、基台10に取り付けられる第一プレート基材11の数及び取付位置は、板状部材2の品種や形状に応じて設定されるものであってよい。加工対象の板状部材2が定められると、その板状部材2の品種に対応した数の第一プレート基材11が、基台10の上面におけるその板状部材2の品種に対応した取付位置に取り付けられる。また、基台10に取り付けられる第一プレート基材11の数及び取付位置は、適宜、変更可能である。更に、第一プレート基材11は、基台10の上面全域に亘る大きさに形成された一枚の部材であってもよい。
第一プレート基材11には、図1及び図2に示す如く、長方形状の第二プレート基材13が連結部材を介して固定されている。第二プレート基材13は、第一プレート基材11に対する補助的な基材である。第二プレート基材13は、第一プレート基材11の上方にその第一プレート基材11に対して平行な状態に配置されている。第一プレート基材11と第二プレート基材13とは、上下方向に所定距離離間している。
第一プレート基材11及び第二プレート基材13にはそれぞれ、上下方向に貫通する貫通孔11b,13aが設けられている。第一プレート基材11の貫通孔11b及び第二プレート基材13の貫通孔13aはそれぞれ、複数設けられている。貫通孔11bと貫通孔13aとは、上下方向から見て互いに同じ位置に設けられている。貫通孔11b,13aは、ピン群20,30の有する後述の支持ピンが挿入される孔である。貫通孔11b,13aは、プレート基材11,13の略全域に亘って万遍なく設けられている。具体的には、一列当たり複数個(図2においては9個)の貫通孔11b,13aが複数列(図2においては二列)に亘って設けられている。すべての貫通孔11b,13aのうち支持ピンが挿入される貫通孔11b,13aは、板状部材2の品種や形状に応じて設定されるものであってよい。
ピン群20は、加工対象の板状部材2を支持して位置決めするための第一支持ピン21を複数本有する群である。以下、ピン群20を第一ピン群20と称す。第一支持ピン21は、基台10の上面の全領域内、具体的には、上下方向から見て最大の大きさを有する板状部材2が保持のために配置される領域内に設けられている。第一ピン群20を構成する複数本の第一支持ピン21は、その領域内で分散して配置されている。
第一支持ピン21は、上下方向に延びるロッド状の部材である。第一支持ピン21は、第一プレート基材11の貫通孔11b及び第二プレート基材13の貫通孔13aの双方に挿通されるように配置されている。第一支持ピン21は、上下方向に移動可能に支持されている。プレート基材11,13の貫通孔11b,13aに挿通される第一支持ピン21の数及び配置位置は、板状部材2の品種や形状に応じて設定されており、その品種などに応じて異なる。尚、第一支持ピン21の数及び配置位置は、プレート基材11ごとに異なっていてよく、適宜、変更可能である。
第一支持ピン21の上端部には、当接部材22が取り付けられている。当接部材22は、保持すべき板状部材2に当接する部材である。当接部材22は、保持すべき板状部材2の面に対して大きな摩擦抵抗を生じさせてすべり難くし、板状部材2の保持力を確保し、或いは、板状部材2の面への傷付きを防止できるように、ゴム製又は布製である。
当接部材22は、断面形状が円形である丸棒状に形成されており、水平方向に延在している。当接部材22は、同じプレート基材11の貫通孔11bに挿通されている複数(例えば2本)の第一支持ピン21の上端部を接続するように第二プレート基材13の上面に沿って平行に延びている。当接部材22が第二プレート基材13の上面に沿って延びる方向は、保持すべき板状部材2の水平方向に直線状に延びる部位に対応した方向である。この方向は、例えば、同列の貫通孔13aを繋ぐ同列方向であってもよいし、その同列方向に直交する方向であってもよい。
尚、当接部材22の形状は、板状部材2を保持できればよく、断面形状が円形である丸棒状以外に、断面形状が半円である半円柱状であってもよい。また、当接部材22の形状は、板状部材2に対して線接触するように水平方向に延びた形状であるが、板状部材2に対して点接触するようにその上端部が半球状に形成された形状であってもよいし、また、板状部材2に対して面接触するように板状であってもよい。
第一支持ピン21は、基台10に対して上下方向に移動可能である。基台10には、第一支持ピン21を上下動させる力を発生する電動アクチュエータ23が取り付けられている。電動アクチュエータ23は、第一支持ピン21を原位置である下降端と上昇端との間の任意の高さ位置に移動させることが可能である。電動アクチュエータ23は、基台10に取り付けられた第一プレート基材11ごとに一台或いは二台以上設けられている。各電動アクチュエータ23はそれぞれ、一以上の第一支持ピン21に接続されている。各電動アクチュエータ23はそれぞれ、互いに独立して対応の第一支持ピン21を上下動させることが可能である。
ピン群30は、加工対象の板状部材2の加工(すなわち、二次加工)時にその板状部材2を補助的に支持するための第二支持ピン31を複数本有する群である。以下、ピン群30を第二ピン群30と称す。第二支持ピン31は、基台10の上面の全領域内、具体的には、上下方向から見て最大の大きさを有する板状部材2が保持のために配置される領域内に設けられている。第二支持ピン31は、加工対象の板状部材2の加工部位ごとにその加工部位近傍を支持する位置に配置されている。
第二支持ピン31は、上下方向に延びるロッド状の部材である。第二支持ピン31は、第一プレート基材11の貫通孔11b及び第二プレート基材13の貫通孔13aの双方に挿通されるように配置されている。第二支持ピン31は、第一支持ピン21が挿通される貫通孔11b,13aとは異なる貫通孔11b,13aに挿通されている。第二支持ピン31は、上下方向に移動可能に支持されている。プレート基材11,13の貫通孔11b,13aに挿通される第二支持ピン31の数及び配置位置は、板状部材2の品種や形状に応じて設定されており、その品種などに応じて異なる。尚、第二支持ピン31の数及び配置位置は、プレート基材11ごとに異なっていてよく、適宜、変更可能である。
第二支持ピン31の上端部には、当接部材32が取り付けられている。当接部材32は、板状部材2の加工部位近傍に当接する部材である。当接部材32は、板状部材2の加工時においてその加工部位近傍を支持した際に板状部材2の面への傷付きを防止できるように、ウレタンや樹脂などにより形成されている。
第二支持ピン31は、基台10に対して上下方向に移動可能である。基台10には、第二支持ピン31を上下動させる力を発生するエアシリンダ33が取り付けられている。エアシリンダ33は、第二支持ピン31を原位置である下降端と上昇端との任意の高さ位置に移動させることが可能である。エアシリンダ33は、基台10に取り付けられた第一プレート基材11ごとに一台或いは二台以上設けられている。各エアシリンダ33はそれぞれ、一以上の第二支持ピン31に接続されている。各エアシリンダ33はそれぞれ、互いに独立して対応の第二支持ピン31を上下動させることが可能である。
第一プレート基材11と第二プレート基材13との間に形成される空間には、クランパ34が配置されている。クランパ34は、第二支持ピン31の一部の外周側を囲むように設けられている。クランパ34は、第二支持ピン31ごとに一つずつ設けられている。クランパ34は、対応の第二支持ピン31を機械的に上下動不能にクランプする装置である。第二支持ピン31は、クランパ34によりクランプされていないとき(すなわち、アンクランプ時)は、上下方向に自由に移動することが可能である。一方、第二支持ピン31は、クランパ34によりクランプされているとき(すなわち、クランプ時)は、その第二支持ピン31が上下動しようとしても、クランプにより第二支持ピン31と一体となっているクランパ34が第一プレート基材11又は第二プレート基材13に当接することで、上下方向への移動が規制された状態になる。
汎用保持装置1は、また、図1に示す如く、制御装置40を備えている。制御装置40は、マイクロコンピュータを主体に構成されている。制御装置40は、すべての電動アクチュエータ23に電気的に接続されていると共に、すべてのエアシリンダ33のバルブに電気的に接続されている。制御装置40は、電動アクチュエータ23ごとに第一支持ピン21の高さ位置を制御する機能を有すると共に、エアシリンダ33ごとに第二支持ピン31の高さ位置を制御する機能を有する。
制御装置40は、板状部材2の品種と保持時の高さ位置との関係を予め格納情報として記憶し或いは外部メモリから取り込むことが可能である。この関係は、例えば、板状部材2の品種(すなわち、固有識別番号を示すIDワーク情報)と、表面加工時に実現すべき第一ピン群20を構成するすべての第一支持ピン21の高さ位置(すなわち、表面加工用第一高さ位置)と、表面加工時に実現すべき第二ピン群30を構成するすべての第二支持ピン31の高さ位置(すなわち、表面加工用第二高さ位置)と、裏面加工時に実現すべき第一ピン群20を構成するすべての第一支持ピン21の高さ位置(すなわち、裏面加工用第一高さ位置)と、裏面加工時に実現すべき第二ピン群30を構成するすべての第二支持ピン31の高さ位置(すなわち、裏面加工用第二高さ位置)と、の関係である。制御装置40は、汎用保持装置1の基台10に保持される板状部材2のIDワーク情報を読み込むことが可能である。
尚、表面加工時に実現すべき第一支持ピン21の高さ位置は、板状部材2の姿勢が表面上向きで一定状態に保持されたときにその板状部材2の裏面に沿ったものとなる。また、裏面加工時に実現すべき第一支持ピン21の高さ位置は、板状部材2の姿勢が裏面上向きで一定状態に保持されたときにその板状部材2の表面に沿ったものとなる。表面加工時に実現すべき第二支持ピン31の高さ位置は、板状部材2の姿勢が表面上向きで一定状態に保持されたときにその板状部材2の加工部位近傍の裏面に沿ったものとなる。更に、裏面加工時に実現すべき第二支持ピン31の高さ位置は、板状部材2の姿勢が裏面上向きで一定状態に保持されたときにその板状部材2の加工部位近傍の表面に沿ったものとなる。
制御装置40には、ワークセンサ41が電気的に接続されている。ワークセンサ41は、基台10上に設置固定されている。基台10上でのワークセンサ41の設置位置は、すべての品種の板状部材2に対応した位置であって、板状部材2が基台10上に保持されている場合に検知できる位置である。尚、ワークセンサ41は、基台10上に複数設けられていてもよい。ワークセンサ41は、基台10上に保持される板状部材2の有無に応じた信号を出力するセンサである。ワークセンサ41は、例えば光電センサなどである。ワークセンサ41の出力信号は、制御装置40に供給される。制御装置40は、ワークセンサ41の出力信号に基づいて、基台10上の板状部材2の存在有無を判定する機能を有する。
制御装置40には、上記のクランパ34が電気的に接続されている。制御装置40は、クランパ34による第二支持ピン31のクランプ及びアンクランプを制御する機能を有する。クランパ34は、制御装置40の指令により第二支持ピン31をクランプ又はアンクランプする。
次に、図3-図8を参照して、汎用保持装置1の動作について説明する。
板状部材2の二次加工前、その板状部材2の品種に合わせて汎用保持装置1が組み立てられる。具体的には、第一プレート基材11が基台10の上面に適材適所に取り付けられると共に、第一ピン群20の第一支持ピン21及び第二ピン群30の第二支持ピン31が適材適所の貫通孔11b,13aに挿通されて配置される。板状部材2の二次加工前は、第一支持ピン21の高さ位置及び第二支持ピン31の高さ位置はそれぞれ原位置(すなわち、下降端)に維持されている。そして、板状部材2の二次加工が要求されると、まず、その板状部材2のIDワーク情報が制御装置40に読み込まれる(図8に示すステップS100)。
制御装置40は、板状部材2のIDワーク情報を読み込むと、格納情報又は取り込み情報に従って、その板状部材2に対応した表面加工時に実現すべき第一支持ピン21の表面加工用第一高さ位置及び第二支持ピン31の表面加工用第二高さ位置を特定すると共に、その板状部材2に対応した裏面加工時に実現すべき第一支持ピン21の裏面加工用第一高さ位置及び第二支持ピン31の裏面加工用第二高さ位置を特定する。そしてまず、制御装置40は、板状部材2の表面加工要求により、第一支持ピン21の上端位置が板状部材2の表面加工時にその裏面を支持する表面加工用第一高さ位置になるように電動アクチュエータ23を制御する(ステップS101)。この表面加工用第一高さ位置は、下降端である原位置よりも高い位置である。
第一ピン群20の複数本の第一支持ピン21がそれぞれ表面加工用第一高さ位置に移動されると、各第一支持ピン21の上端が、表面上向きの板状部材2の裏面に倣った面内に含まれることとなるので、その第一支持ピン21の上方に表面上向きの板状部材2が載置可能となる。上記の如く第一支持ピン21が表面加工用第一高さ位置に移動されると、次に、図3及び図4に示す如く、板状部材2が表面上向き状態で第一支持ピン21の上方に当接するように載置される(ステップS102)。
板状部材2が第一支持ピン21の上方に載置されると、ワークセンサ41がオンして基台10上に板状部材2が存在することを示す信号を出力する(ステップS103)。制御装置40は、ワークセンサ41の出力信号に基づいて基台10上に板状部材2が存在することを判定すると、次に、その板状部材2に対応して第二支持ピン31の上端位置が板状部材2の表面加工時にその加工部位近傍の裏面を補助的に支持する表面加工用第二高さ位置になるようにエアシリンダ33を制御する(ステップS104)。この表面加工用第二高さ位置は、下降端である原位置よりも高い位置である。
第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31がそれぞれ原位置から表面加工用第二高さ位置へ上昇移動されると、各第二支持ピン31の上端が、表面上向きの板状部材2の加工部位近傍の裏面に倣った高さ位置に位置することとなるので、図5、図6、及び図7に示す如く、その第二支持ピン31の上方に表面上向きの板状部材2の加工部位近傍が支持受けされた状態になる。上記の如く第二支持ピン31が表面加工用第二高さ位置に上昇移動されると、次に、制御装置40は、第二支持ピン31がクランプされるようにクランパ34を制御する(ステップS105)。この場合、第二支持ピン31は、クランパ34により機械的に上下動不能にクランプされて表面加工用第二高さ位置に維持される。
第二支持ピン31がクランパ34によりクランプされると、その後、基台10上に保持された板状部材2の表面への二次加工が実行される(ステップS106)。この二次加工は、例えば、表面への部品組付けや孔形成などである。この二次加工は、作業者による手作業などにより行われる。
そして、上記の二次加工が完了すると、その板状部材2が汎用保持装置1から取り外される(ステップS107)。板状部材2が汎用保持装置1から取り外されると、ワークセンサ41がオフして基台10上に板状部材2が存在していないことを示す信号を出力する(ステップS108)。制御装置40は、ワークセンサ41の出力信号に基づいて基台10上に板状部材2が存在していないことを判定すると、第二支持ピン31がアンクランプされるようにクランパ34を制御する(ステップS109)。この場合、第二支持ピン31は、クランパ34によりアンクランプされて上下動可能になる。
次に、制御装置40は、第二支持ピン31の上端位置が原位置に下降するようにエアシリンダ33を制御すると共に、第一支持ピン21の上端位置が板状部材2の裏面加工時にその表面を支持する裏面加工用第一高さ位置になるように電動アクチュエータ23を制御する(ステップS110)。
第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31がそれぞれ表面加工用第二高さ位置から原位置へ下降移動され、かつ、第一ピン群20の複数本の第一支持ピン21がそれぞれ表面加工用第一高さ位置から裏面加工用第一高さ位置へ移動されると、各第一支持ピン21の上端が、表面下向きの板状部材2の表面に倣った面内に含まれることとなるので、その第一支持ピン21の上方に裏面上向きの板状部材2が載置可能となる。上記の如く第一支持ピン21が裏面加工用第一高さ位置に移動されると、次に、板状部材2が裏面上向き状態で第一支持ピン21の上方に当接するように載置される(ステップS111)。
板状部材2が第一支持ピン21の上方に載置されると、ワークセンサ41がオンして基台10上に板状部材2が存在することを示す信号を出力する(ステップS112)。制御装置40は、ワークセンサ41の出力信号に基づいて基台10上に板状部材2が存在することを判定すると、次に、その板状部材2に対応して第二支持ピン31の上端位置が板状部材2の裏面加工時にその加工部位近傍の表面を補助的に支持する裏面加工用第二高さ位置になるようにエアシリンダ33を制御する(ステップS113)。この裏面加工用第二高さ位置は、下降端である原位置よりも高い位置である。
第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31がそれぞれ原位置から裏面加工用第二高さ位置へ上昇移動されると、各第二支持ピン31の上端が、裏面上向きの板状部材2の加工部位近傍の表面に倣った高さ位置に位置することとなるので、その第二支持ピン31の上方に裏面上向きの板状部材2の加工部位近傍が支持受けされた状態になる。上記の如く第二支持ピン31が裏面加工用第二高さ位置に上昇移動されると、次に、制御装置40は、第二支持ピン31がクランプされるようにクランパ34を制御する(ステップS114)。この場合、第二支持ピン31は、クランパ34により機械的に上下動不能にクランプされて裏面加工用第二高さ位置に維持される。
第二支持ピン31がクランパ34によりクランプされると、その後、基台10上に保持された板状部材2の裏面への二次加工が実行される(ステップS115)。この二次加工は、例えば、裏面への部品組付けや孔形成などである。この二次加工は、作業者による手作業などにより行われる。
そして、上記の二次加工が完了すると、その板状部材2が汎用保持装置1から取り外される(ステップS116)。板状部材2が汎用保持装置1から取り外されると、ワークセンサ41がオフして基台10上に板状部材2が存在していないことを示す信号を出力する。制御装置40は、ワークセンサ41の出力信号に基づいて基台10上に板状部材2が存在していないことを判定すると、その時点まで保持されていた板状部材2のIDワーク情報を消去すると共に(ステップS117)、第二支持ピン31がアンクランプされるようにクランパ34を制御する(ステップS118)。この場合、第二支持ピン31は、クランパ34によりアンクランプされて上下動可能になる。
次に、制御装置40は、第二支持ピン31の上端位置が原位置に下降するようにエアシリンダ33を制御すると共に、第一支持ピン21の上端位置が原位置になるように電動アクチュエータ23を制御する(ステップS119)。かかる制御が実行されると、第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31がそれぞれ裏面加工用第二高さ位置から原位置へ下降移動されると共に、第一ピン群20の複数本の第一支持ピン21がそれぞれ裏面加工用第一高さ位置から原位置へ下降移動される。これにより、汎用保持装置1の動作が終了される。
このように、汎用保持装置1においては、板状部材2の表面への二次加工時、第一ピン群20を構成する各第一支持ピン21をそれぞれ、表面加工される板状部材2の品種に応じた高さ位置(具体的には、複数本の第一支持ピン21の上端がそれぞれその板状部材2の裏面に倣った面内に含まれる高さ位置)に制御することができる。このため、複数本の第一支持ピン21の上端に板状部材2を表面上向き状態で当接させて支持させることによりその板状部材2の表面上向きの姿勢を一定状態に保持することができる。
また、板状部材2の表面への二次加工時、第二ピン群30を構成する各第二支持ピン31をそれぞれ、表面加工される板状部材2の品種に応じた高さ位置(具体的には、第二支持ピン31の上端がその板状部材2の表面加工部位近傍の裏面に倣った高さ位置)に制御することができる。このため、第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31を板状部材2の表面加工部位近傍の裏面に当接させることにより、その第二支持ピン31を用いてその板状部材2の表面加工部位近傍を補助的に支持して、表面加工時に生じる荷重を第二支持ピン31で受けることができるので、板状部材2の表面二次加工を適切に行うことができる。
また、板状部材2の裏面への二次加工時、第一ピン群20を構成する各第一支持ピン21をそれぞれ、裏面加工される板状部材2の品種に応じた高さ位置(具体的には、複数本の第一支持ピン21の上端がそれぞれその板状部材2の表面に倣った面内に含まれる高さ位置)に制御することができる。このため、複数本の第一支持ピン21の上端に板状部材2を裏面上向き状態で当接させて支持させることによりその板状部材2の裏面上向きの姿勢を一定状態に保持することができる。
更に、板状部材2の裏面への二次加工時、第二ピン群30を構成する各第二支持ピン31をそれぞれ、裏面加工される板状部材2の品種に応じた高さ位置(具体的には、第二支持ピン31の上端がその板状部材2の裏面加工部位近傍の表面に倣った高さ位置)に制御することができる。このため、第二ピン群30の複数本の第二支持ピン31を板状部材2の裏面加工部位近傍の表面に当接させることにより、その第二支持ピン31を用いてその板状部材2の裏面加工部位近傍を補助的に支持して、裏面加工時に生じる荷重を第二支持ピン31で受けることができるので、板状部材2の裏面二次加工を適切に行うことができる。
この汎用保持装置1においては、第一ピン群20の各第一支持ピン21の高さ位置を電動アクチュエータ23により切り替えることにより、板状部材2の表面加工時及び裏面加工時それぞれに対応してその板状部材2の姿勢保持を実現することができる。また、第二ピン群30の各第二支持ピン31の高さ位置をエアシリンダ33により切り替えることにより、板状部材2の表面加工時及び裏面加工時それぞれに対応してその加工部位近傍の支持受けを行うことができる。このため、一台の汎用保持装置1で加工対象の板状部材2の表面加工時の保持と裏面加工時の保持との双方を実現することができる。
また、第一ピン群20の各第一支持ピン21の高さ位置を電動アクチュエータ23により切り替えることにより、複数品種それぞれに対応してその板状部材2の姿勢保持を実現することができる。また、第二ピン群30の各第二支持ピン31の高さ位置をエアシリンダ33により切り替えることにより、板状部材2の複数品種それぞれに対応してその加工部位近傍の支持受けを行うことができる。このため、一台の汎用保持装置1で保持できる加工対象の板状部材2の品種や形状の数を多くすることができる。
また、基台10に取り付け固定される第一プレート基材11の数や取付位置を変更し、或いは、第一プレート基材11の貫通孔11b及び第二プレート基材13の貫通孔13aに挿入される第一支持ピン21又は第二支持ピン31の数や挿入位置を変更することにより、姿勢保持できる又は支持受けできる板状部材2の品種を増やすことができる。このため、一台の汎用保持装置1で保持できる加工対象の板状部材2の品種や形状の数を更に多くすることができる。
更に、第一支持ピン21の上端に設けられる当接部材22、又は、第二支持ピン31の上端に設けられる当接部材32の形状や大きさ,配置位置,向きを変更することにより、姿勢保持できる又は支持受けできる板状部材2の品種を増やすことができる。このため、一台の汎用保持装置1で保持できる加工対象の板状部材2の品種や形状の数を更に多くすることができる。
従って、汎用保持装置1によれば、一台で多品種の板状部材2を保持することができ、その保持可能な板状部材2の品種の数をできるだけ多くすることができる。これにより、一台の汎用保持装置1で複数品種の板状部材2を賄うことができるので、板状部材2が多品種少量生産される場合において、汎用保持装置1を複数種類用意することは不要である。このため、汎用保持装置1への設備投資を抑えることができ、工程スペースを省くことができる。
また、多品種それぞれの板状部材2を保持するうえで、電動アクチュエータ23の駆動により第一支持ピン21の高さ位置を切り替えると共に、エアシリンダ33の作動により第二支持ピン31の高さ位置を切り替えることとすればよいので、多品種少量の板状部材2の生産を段替えなく容易に短時間で行うことができる。
尚、上記の実施形態においては、電動アクチュエータ23が特許請求の範囲に記載した「第一ピン作動部」に、エアシリンダ33が特許請求の範囲に記載した「第二ピン作動部」に、制御装置40が特許請求の範囲に記載した「制御部」に、当接部材22が特許請求の範囲に記載した「第一当接部材」に、当接部材32が特許請求の範囲に記載した「第二当接部材」に、それぞれ相当している。
また、制御装置40が図8に示すルーチン中ステップS101の処理を実行することが特許請求の範囲に記載した「表面加工用制御部」及び「第一表面加工用制御部」に、制御装置40がステップS104の処理を実行することが特許請求の範囲に記載した「表面加工用制御部」及び「第二表面加工用制御部」に、制御装置40がステップS110において第二支持ピン31の上端位置が原位置に下降するようにエアシリンダ33を制御することが特許請求の範囲に記載した「表面加工用制御部」及び「第三表面加工用制御部」に、それぞれ相当している。
また、制御装置40がステップS110において第一支持ピン21の上端位置が裏面加工用第一高さ位置になるように電動アクチュエータ23を制御することが特許請求の範囲に記載した「裏面加工用制御部」及び「第一裏面加工用制御部」に、制御装置40がステップS113の処理を実行することが特許請求の範囲に記載した「裏面加工用制御部」及び「第二裏面加工用制御部」に、制御装置40がステップS119において第二支持ピン31の上端位置が原位置に下降するようにエアシリンダ33を制御することが特許請求の範囲に記載した「裏面加工用制御部」及び「第三裏面加工用制御部」に、それぞれ相当している。
ところで、上記の実施形態においては、加工対象の板状部材2が、表面加工されると共に裏面加工される部材であって、表面加工が先に実行され、裏面加工が後に実行される。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。裏面加工が先に実行され、表面加工が後に実行されてもよい。
また、上記の実施形態においては、加工対象の板状部材2が、表面加工されると共に裏面加工される部材である。しかし、本発明はこれに限定されるものではない。加工対象の板状部材2が、表面加工されるだけの部材又は裏面加工されるだけの部材であってもよい。
尚、本発明は、上述した実施形態や変形形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことが可能である。
1:汎用保持装置、2:板状部材、10:基台、20:第一ピン群、21:第一支持ピン、22:支持部材、23:電動アクチュエータ、30:第二ピン群、31:第二支持ピン、32:支持部材、33:エアシリンダ、34:クランパ、40:制御装置、41:ワークセンサ。

Claims (3)

  1. 加工対象の板状部材を保持する汎用保持装置であって、
    基台と、
    前記板状部材が配置される領域内に設けられた、前記板状部材を支持する上下動可能な第一支持ピンを複数本有する第一ピン群と、
    前記領域内に設けられ前記板状部材の加工部位近傍を支持する位置に配置された、前記板状部材の加工時に前記加工部位近傍を補助的に支持する上下動可能な第二支持ピンを複数本有する第二ピン群と、
    前記第一支持ピンを前記基台に対して上下動させる第一ピン作動部と、
    前記第二支持ピンを前記基台に対して上下動させる第二ピン作動部と、
    前記板状部材の品種に基づいて、各前記第一支持ピンの上端位置が前記板状部材の表面又は裏面の高さ位置に合わせた第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御すると共に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記加工部位の高さ位置に合わせた第二高さ位置になるように前記第二ピン作動部を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記板状部材の表面加工要求により、各前記第一支持ピンの上端位置が前記板状部材の裏面を支持する表面加工用第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御すると共に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記板状部材の表面加工部位近傍の裏面を支持する表面加工用第二高さ位置になるように前記第二ピン作動部を制御する表面加工用制御部と、
    前記板状部材の裏面加工要求により、各前記第一支持ピンの上端位置が前記板状部材の表面を支持する裏面加工用第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御すると共に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記板状部材の裏面加工部位近傍の表面を支持する裏面加工用第二高さ位置になるように前記第二ピン作動部を制御する裏面加工用制御部と、
    を有し、
    前記表面加工用制御部は、
    前記板状部材の表面加工要求により、各前記第一支持ピンの上端位置が前記表面加工用第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御する第一表面加工用制御部と、
    前記表面加工要求の後、前記板状部材が前第一支持ピンの上方にセットされたことが検知された場合に、各前記第二支持ピンの上端位置が原位置から前記表面加工用第二高さ位置へ上昇するように前記第二ピン作動部を制御する第二表面加工用制御部と、
    前記板状部材の、前記第一支持ピンの上方へのセットが解除された場合に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記表面加工用第二高さ位置から原位置へ下降するように前記第二ピン作動部を制御する第三表面加工用制御部と、
    を有し、
    前記裏面加工用制御部は、
    前記板状部材の裏面加工要求により、各前記第一支持ピンの上端位置が前記裏面加工用第一高さ位置になるように前記第一ピン作動部を制御する第一裏面加工用制御部と、
    前記裏面加工要求の後、前記板状部材が前記第一支持ピンの上方にセットされたことが検知された場合に、各前記第二支持ピンの上端位置が原位置から前記裏面加工用第二高さ位置へ上昇するように前記第二ピン作動部を制御する第二裏面加工用制御部と、
    前記板状部材の、前記第一支持ピンの上方へのセットが解除された場合に、各前記第二支持ピンの上端位置が前記裏面加工用第二高さ位置から原位置へ下降するように前記第二ピン作動部を制御する第三裏面加工用制御部と、
    を有する、汎用保持装置。
  2. 前記第一ピン作動部は、電動アクチュエータであり、
    前記第二ピン作動部は、エアシリンダである、請求項1に記載の汎用保持装置。
  3. 前記第一支持ピンの上端部に設けられた、前記板状部材に当接する第一当接部材と、
    前記第二支持ピンの上端部に設けられた、前記板状部材に当接する第二当接部材と、
    を備える、請求項1又は2に記載の汎用保持装置。
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