JP7065297B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、換気装置に関するものである。
従来、樹脂製アダプターと金属製箱体の組み合わせをもつ換気装置は、取付け部材と箱体フランジの間にアダプターのフランジを介して取り付けていたものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2014-119195号公報
上記に示した従来の換気装置は、天井埋込型の換気装置であり、外郭に合わせて天井裏に設けられた取付け部材の四辺に対して取り付けられる。
取り付け時には、まず、フランジを有したアダプターを一辺の取付け部材下面にネジで固定した後、換気装置の箱体を取付け部材にはめ込む。そして箱体フランジ部を四辺の取付け部材下面にネジにて固定する。
ここで、アダプターは、加工の都合等の理由で、樹脂で成形される場合がある。他方、箱体は強度の都合等の理由で、金属で形成される場合がある。製品として一定以上の強度が必要となるため、このような組み合わせの場合、アダプターのフランジと、箱体フランジ部との厚みが異なる。つまり、設計上許容される最小限の強度とした場合、アダプターのフランジが箱体フランジ部よりも厚みが大きくなる。このため、アダプターのフランジに対応する一辺とアダプターのフランジとを一致させた場合、設置の仕方によっては他の三辺と箱体フランジ部との間にはアダプターのフランジの厚みの差分の隙間が生じてしまう。
そして、他の三辺について取付け部材と箱体フランジとをネジで固定する際には、設置者が締め付け強度を調整する必要があった。つまり、締め付け強度が強すぎると、上述の隙間がネジの締め付け方向に潰され、箱体フランジが変形し、かつ、換気装置の箱体が歪んだ状態で設置されてしまうという課題を有していた。
そこで本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、取付け部材と箱体フランジの間の隙間を無くし、施工時の箱体フランジの変形を防止することを目的とする。
そして、この目的を達成するため、本発明に係る天井埋込型換気扇は、底面に吸込口と一側面に吹出口を有する箱体と、箱体の内部に吸込口から吹出口に空気を導く送風部と、吹出口の下流側に設けられるアダプターと、を備え、箱体は、底面から外周方向に延設される金属製の箱体フランジ部と、一側面に対応する箱体フランジ部に設けられた箱体フランジ部の欠けである箱体フランジ凹部と、一側面の箱体フランジ凹部が設けられた辺に設けられ、外周方向への延設長さが箱体フランジ部よりも短い箱体フランジ短部と、一側面の底面側の端辺の一部から箱体フランジ短部の内周側の端辺の一部にわたって貫通して設けられた係合孔と、を備え、アダプターは、一側面に設けられたアダプタープレートと、アダプタープレートから下流側に向けて立設するダクト接続部と、アダプタープレートの底面側の端部にて箱体フランジ凹部に配置され箱体フランジ部と同一方向に延設される樹脂製のアダプターフランジ部と、を備え、箱体フランジ部における上面とアダプターフランジ部の上面とが同一平面上に位置し、前記アダプタープレートは、底面側の端部に、上面側から係合孔に挿入されて箱体フランジ部と係合する凸部を備えるものであり、これにより所期の目的を達成するものである。
本発明によれば、取付け部材と箱体フランジの間の隙間を無くし、施工時の箱体フランジの変形を防止できる、という効果を得ることができる。
本発明に係る換気装置の断面図。 換気装置の上面斜視図。 換気装置のアダプターを示す斜視図。 換気装置の底面部周辺の拡大断面図。 換気装置の下面斜視図。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態について説明し、本発明の理解に供する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した一例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。また、全図面を通して、同一の部位については同一の符号を付して二度目以降の説明を省略している。
(実施の形態)
図1は本実施の形態に係る換気装置の断面図である。
図1に示すように、本発明に係る換気装置としての天井埋込型換気扇1は、換気扇本体2と、ルーバー3と、で構成され、換気扇本体2の外郭に合わせて天井裏に設けられた取付け部材14に固定される。
換気扇本体2は、箱体4と、送風部5と、アダプター6と、を備えている。
箱体4は、角筒形で内部空間を有し金属製の筐体である。箱体4は、吸込口7と、吹出口8とを備える。
吸込口7は、箱体4の底面に設けられ、内部空間へ空気を吸い込むための開口である。吸込口7は、天井埋込型換気扇1を運転した際の、室内の空気の、送風部5への入り口を構成する。
吹出口8は、底面に隣接する4つの側面のいずれか一つの側面、つまり一側面に設けられ、内部空間に吸込んだ空気を箱体4の外部に吹き出すための開口である。
送風部5は、箱体4の内部に設けられる。送風部5は、羽根16と、モーター17と、ケーシング18とを備える。
羽根16は、円筒形状を有し、円筒形状における底面を吸込口7に対向させて配置される。羽根16は、側面に複数のフィンを備え、羽根16を円筒形状における周方向に回転することにより吸込口7から吹出口8方向への気流を発生させる。羽根16は、例えばシロッコファンが利用できる。
モーター17は、箱体4の底面に対向する天面に固定され、内部空間に向けて回転軸を突出させている。モーター17は、給電により回転軸を回転させることにより、回転軸に固定された羽根16を回転駆動する。
ケーシング18は、羽根16と、モーター17とを全周に渡って覆う。ケーシング18は、吸込口7に対向させて給気開口を、吹出口8に対向させて排気開口を備えている。
送風部5が動作することで、吸込口7から吸い込まれた空気は円筒形底面より羽根16の内部に導かれ、円筒形側面を介して吹出口8から排気される。
アダプター6は、箱体4の一側面であって、吹出口8の下流側に設けられる。アダプター6の詳細構造については後述する。
ルーバー3は、中央部に通気開口を備えた板状を有し、取付け部材14のさらに上流側に設けられた例えば天井板(図示せず)を挟んで吸込口7よりも上流側に、吸込口7を覆って配置される。ルーバー3は、例えば対向する対向辺に2つの針がね部を備え、例えば箱体4に設けられた針がね部に対応する針がね部係合構造と係合させることで、吸込口7との距離を可変に天井板に設置できる。
図2は本実施の形態に係る換気装置(天井埋込型換気扇1)の箱体を示す上面斜視図である。
箱体4は、図2に示すように、さらに箱体フランジ部9と、箱体フランジ凹部10と、係止開口11とを備える。
箱体フランジ部9は、板状を有し、箱体4の底面の外周からさらに外周方向に延設される。箱体フランジ部9は、底面を略一周に渡って環状に設けられる。箱体フランジ部9は、箱体4と同様、金属製である。箱体フランジ部9は、係合孔12と、箱体フランジ部ネジ孔15とを備える。
箱体フランジ凹部10は、吹出口8が設けられた一側面の底面側端部の一辺において、環状を有する箱体フランジ部9の一部を矩形状に切り欠いた空間として設けられる。つまり、箱体フランジ部9であって、箱体フランジ凹部10が設けられた辺においては、他の3辺に比べて箱体フランジ部9の外周方向への延設長さが短い箱体フランジ短部29が設けられる。
係合孔12は、箱体4の吹出口8が設けられた一側面であって、底面側の端辺に設けられる。つまり係合孔12は、アダプター6を構成する後述のアダプタープレート19における内周側の面と同一平面上に設けられる。係合孔12は、底面側の端辺の角部、つまり、箱体フランジ短部29(箱体フランジ凹部10)の内周側の端辺の一部と、吹出口8が設けられた一側面の底面側の端辺の一部とに、底面側から天面側に貫通する孔として、端辺に沿って2つ設けられる。
箱体フランジ部ネジ孔15は、箱体フランジ部9の板状の平面に、一つの辺に対して2個ずつ設けられている。ただし、箱体フランジ部ネジ孔15は、箱体フランジ凹部10が設けられた辺には設けられていない。箱体フランジ部ネジ孔15は、図1における天井面13の上方に箱体4の外郭に合わせて設置される取付け部材14にネジ止めするための開口である。
係止開口11は、吹出口8が設けられた一側面において、吹出口8の底面側に、箱体4の内部方向への開口として設けられる。係止開口11は、アダプター6を構成する後述のアダプタープレート19を係止するための開口である。
図3は本実施の形態に係る換気装置(天井埋込型換気扇1)のアダプターを示す斜視図である。
アダプター6は、図3に示すように、アダプタープレート19と、ダクト接続部20と、アダプターフランジ部21とを備える。
アダプタープレート19は、箱体4の一側面と略同一サイズの樹脂製平面板として設けられる。アダプタープレート19は、箱体4の吹出口8が設けられた一側面の下流側に設けられる。アダプタープレート19は、複数の台座部23と、爪部25と、凸部26とを備える。
台座部23は、アダプタープレート19の平面から箱体4の外周方向に向けて立設する。台座部23は、吹出口8よりも底面側に、水平方向に並べて設けられる。複数の台座部23を構成する複数の頂上部は平面であり、複数の台座部23の頂上部は同一平面上に位置する。
爪部25は、複数の台座部23の間に、アダプタープレート19の平面から箱体4の内部方向、言い換えると箱体4の内周側(後述の図4における内周部24)に向けて突出して設けられる。爪部25は、内外周に弾性を有し、アダプタープレート19の箱体4への設置時には、係止開口11と係止するが、内周側から外周側に押すことによりアダプタープレート19の平面よりも外周方向に一時的に変形させることが可能である。
凸部26は、アダプタープレート19の底面側の端部に、箱体4及び箱体フランジ部9に設けられた係合孔12に対して天面側から挿入されて係合するが、詳細は後述する。
ダクト接続部20は、アダプタープレート19から下流側に向けて立設し、上流側は矩形であり下流側は円筒形状を有する。ダクト接続部20は、内部空間を吹出口8と接続され、箱体4の内部から吹き出される排気を誘導する。ダクト接続部20は、例えば屋内と屋外とを連通するダクトの屋内側端部が接続されることにより、天井埋込型換気扇1の排気が屋外に排出可能となる。
アダプターフランジ部21は、板状を有し、アダプタープレート19の底面側の端部に、アダプター6を箱体4に係合した状態における箱体4の外周側に設けられる。言い換えると、アダプターフランジ部21は、アダプタープレート19のダクト接続部と同一方向、つまり箱体フランジ部9と同一方向に延設して設けられる。アダプターフランジ部21は、アダプター6を箱体4に係合した状態において、箱体フランジ凹部10に略一致して配置される。アダプターフランジ部21は、アダプター6を箱体4に係合した状態において、アダプターフランジ部21における上面と、箱体フランジ部9における上面とが同一平面に位置する。アダプターフランジ部21は、設置時に上面に配置された取付け部材14を底面側からネジ固定するためのアダプターフランジ部ネジ孔27を2つ備えている。アダプターフランジ部21は、凹部28を備えている。
凹部28は、底面に箱体フランジ部9を構成する箱体フランジ短部29を底面側からはめ込むための溝として設けられる。凹部28は、図4に示すように、溝部30と、アダプターフランジ内周部24と、アダプターフランジ外周部22とを備える。
溝部30は、アダプターフランジ部21の側方からの断面視において、底面側から上面側に凹んだ空間としての溝である。
アダプターフランジ内周部24は、溝部30に対してアダプターフランジ部21における箱体4の内周側に、溝の一端を構成する壁として、溝の底部から下方に突出して設けられる。
アダプターフランジ外周部22は、溝部30に対してアダプターフランジ部21における箱体4の外周側、つまり箱体4とは逆側に、溝の他端を構成する壁として、溝の底部から下方に突出して設けられる。
以上が、天井埋込型換気扇1の構成である。
続いて、天井埋込型換気扇1の設置について説明する。
図5は、本実施の形態に係る換気装置(天井埋込型換気扇1)の下面斜視図であり、アダプター6と箱体4の係合を示している。
天井埋込型換気扇1の設置時には、まず、下方からアダプター6のみを取付け部材14の一辺に設置する。アダプター6のみを設置するのは、アダプター6がダクト接続部20を有するため、箱体4とアダプター6とを係合した状態では、天井に設けられた孔や、四方を取付け部材14に囲まれた孔に挿入できないからである。
アダプター6の設置時には、アダプターフランジ部21の上面を取付け部材14の下面に面接させ、2つのアダプターフランジ部ネジ孔27に下方からネジを挿入しネジ止めすることで、アダプターフランジ部21のみを取付け部材14に固定する。アダプター6のみを設置することで、ダクト接続部20は取付け部材14の外周方向に位置するため、取付け部材14の内周部は箱体4を挿入するだけの空間が確保される。
続いて、取付け部材14の内周部の空間に箱体4を天面から挿入する。この際、取付け部材14にネジ止めされたアダプター6に、箱体4の一側面をアダプター6の底面部から上方向にスライドして取り付ける。具体的には、箱体4における吹出口8を備えた一側面をアダプタープレート19に対向、接触させた状態で、箱体4を上方にスライドする。これにより、図5に示すように、アダプタープレート19の爪部25が、箱体4の係止開口11と一致した位置にて爪部25が係止開口11にはめ込まれる。
この状態では、アダプタープレート19の凸部26が、箱体4に設けられた係合孔12に挿入され、アダプターフランジ部21が、箱体フランジ凹部10と一致した状態ではめ込まれる。
箱体4がはめ込まれた状態で、箱体4の箱体フランジ部ネジ孔15に下方からネジを挿入して取付け部材14の下面にネジ止めすることで、箱体4を取付け部材14に固定する。
ここで、アダプターフランジ部21における上面と、箱体フランジ部9における上面とが同一平面に位置する構成としているため、取付け部材14と箱体フランジ部9との間には隙間が生じない。よって、施工時に箱体4を下方からネジ止めしても、箱体4や箱体フランジ部9の変形を防止することができる。
また、アダプター6と箱体4が、爪部25と係止開口11との係合(上部係合)と、係合孔12と凸部26との係合(下部係合)と、で係合することとなるので、アダプター6と箱体4とが強固に結合すると共に、アダプター6と箱体4との間に隙間が生じる恐れを低減することができる。
また、上部係合により上部で、下部係合により上部係合よりも下部でそれぞれ係合している。このため、ダクト接続部20に接続されたダクトの重みでアダプター6の上部がダクト接続部20方向に傾斜する方向に荷重がかかった場合であっても、箱体4とアダプター6との間に隙間が生じることが無く、密閉性を維持して送風能力が落ちることが無い。
また、アダプターフランジ部21には底部に凹部28を備えており、箱体4の箱体フランジ短部29が凹部28の溝部30にて内外周方向に移動不能に固定される。このため、ダクト接続部20に接続されたダクトの歪みでアダプター6の下部がダクト接続部20方向に傾斜する方向に力がかかった場合であっても、箱体4とアダプター6との間に隙間が生じることが無く、密閉性を維持して送風能力が落ちることが無い。
なお、取り外しの際は、弾性を有する爪部25を箱体4内部から押し出す。これにより、爪部25と、係止開口11との係合が外れるため、取り外しが容易にできる。
ここで、アダプタープレート19は、台座部23を有し、台座部23の間に爪部25を備えているため、設置時には、台座部23の頂上部が取付け部材14に接触し、爪部25の外周部側には隙間が形成される。このため、箱体4と、アダプター6との取り外しの際に、爪部25を容易に外周部側に押し出して、係合を解除すことができる。
(実施の形態の概要)
本発明の実施の形態に係る換気装置は、天井裏に設けられる取付け部材に取り付けられる本体と、前記本体の底面側から係止される樹脂製のルーバーと、からなる換気装置であって、前記本体は、金属製の中空の箱体と、前記箱体の内部に設けられる送風部と、前記箱体の一側面に設けられる樹脂製のアダプターと、を備え、前記箱体は、底面に空気を吸い込む吸込口と、外周方向に延設されるフランジ部と、一側面に空気を吹き出す吹出口と、前記一側面に対応する前記フランジ部に設けられたフランジ部の欠けである凹部と、を備え、前記送風部は、前記吸込口から前記吹出口方向への気流を発生させる羽根と、前記羽根を回転させるモーターと、前記羽根と、前記モーターを覆うケーシングと、を備え、前記アダプターは、前記箱体の吹出口下流側の面に設けられたアダプタープレートと、前記アダプタープレートから下流側に向けて立設する円筒状のダクト接続部と、前記アダプタープレートの前記底面側の端部にて前記箱体フランジ凹部に配置され前記箱体フランジ部と同一方向に延設されるアダプターフランジ部と、を備え、前記アダプターフランジ部は、前記底面に前記箱体フランジ部を底面側からはめ込むための凹部を備え、前記箱体フランジ部における上面と前記アダプターフランジ部の上面とが同一平面に位置する、という構成を有する。
上記構造により、取付け部材と箱体フランジの間の隙間を無くし、施工時の箱体フランジの変形を防止できる、という効果を奏する。
また、前記箱体フランジ部と前記アダプターフランジ部とは、前記上面に配置された取付け部材を前記底面側からネジ固定するためのネジ孔を備える、という構成としてもよい。
また、前記アダプターフランジ部は、前記底面に前記箱体フランジ部を底面側からはめ込むための凹部を備える、という構成としてもよい。
また、前記凹部は、前記底面から前記上面側に凹んだ溝部と、前記溝部の内周側に位置するアダプターフランジ内周部と、前記溝部の外周側に位置するアダプターフランジ外周部と、を備える、という構成としてもよい。
上記構造により、箱体の箱体フランジ短部が凹部の溝部にて内外周方向に移動不能に固定されることとなるので、ダクト接続部に接続されたダクトの歪みでアダプターの下部がダクト接続部方向に傾斜する方向に力がかかった場合であっても、箱体とアダプターとの間に隙間が生じることが無く、密閉性を維持して送風能力が落ちることが無い、という効果を奏する。
また、前記箱体フランジ凹部の内周側であって前記アダプタープレートの面と同一平面上に前記底面から前記上面方向に貫通する係合孔を備え、前記アダプタープレートは、前記底面側の端部に前記上面側から前記係合孔に挿入されて前記箱体フランジ部と係合する凸部を備える、という構成としてもよい。
また、前記凸部は、前記アダプターフランジ内周部である、という構成としてもよい。
上記構造により、ダクト接続部に接続されたダクトの重みでアダプターがダクト接続部方向に傾斜する方向に荷重がかかった場合であっても、箱体とアダプターとの間に隙間が生じることが無く、密閉性を維持して送風能力が落ちることが無い、という効果を奏する。
また、前記箱体は、前記一側面に前記アダプタープレートを係止するための係止開口を備え、前記アダプタープレートは、当該アダプタープレートの平面から外周側に立設する複数の台座部と、前記複数の台座部の間に当該アダプタープレートの平面から内周側に向けて、内外周方向に弾性を有し前記係止開口に挿入される爪部を備える、という構成としてもよい。
上記構造により、アダプターと箱体がアダプタープレート爪部と、箱体係止開口との係合と、箱体フランジ係合孔と、アダプタープレート凸部との係合と、で係合することとなるので、アダプターと箱体との間に隙間が生じる恐れを低減することができる、という効果を奏する。
また、記複数の台座部は、頂上部が平面であり、当該複数の台座部を構成する複数の前記頂上部が同一平面上に位置する、という構成としてもよい。
上記構造により、台座部に取付け部材を接触させ、取付け部材とアダプタープレート爪部との間の隙間をとることとなるので、アダプターを容易に外すことができる、という効果を奏する。
本発明に係る換気装置は、樹脂製部品と金属製部品とが係合した換気装置である空調機や送風機等に応用が可能である。
1 天井埋込型換気扇
2 換気扇本体
3 ルーバー
4 箱体
5 送風部
6 アダプター
7 吸込口
8 吹出口
9 箱体フランジ部
10 箱体フランジ凹部
11 係止開口
12 係合孔
13 天井面
14 取付け部材
15 箱体フランジ部ネジ孔
16 羽根
17 モーター
18 ケーシング
19 アダプタープレート
20 ダクト接続部
21 アダプターフランジ部
22 アダプターフランジ外周部
23 台座部
24 アダプターフランジ内周部
25 爪部
26 凸部
27 アダプターフランジ部ネジ孔
28 凹部
29 箱体フランジ短部
30 溝部

Claims (7)

  1. 底面に吸込口と一側面に吹出口を有する箱体と、
    前記箱体の内部に前記吸込口から前記吹出口に空気を導く送風部と、
    前記吹出口の下流側に設けられるアダプターと、を備え、
    前記箱体は、
    前記底面から外周方向に延設される金属製の箱体フランジ部と、
    前記一側面に対応する前記箱体フランジ部に設けられた前記箱体フランジ部の欠けである箱体フランジ凹部と、
    前記一側面の前記箱体フランジ凹部が設けられた辺に設けられ、外周方向への延設長さが前記箱体フランジ部よりも短い箱体フランジ短部と、
    前記一側面の前記底面側の端辺の一部から前記箱体フランジ短部の内周側の端辺の一部にわたって貫通して設けられた係合孔と、を備え、
    前記アダプターは、
    前記一側面に設けられたアダプタープレートと、
    前記アダプタープレートから下流側に向けて立設するダクト接続部と、
    前記アダプタープレートの前記底面側の端部にて前記箱体フランジ凹部に配置され前記箱体フランジ部と同一方向に延設される樹脂製のアダプターフランジ部と、を備え、
    前記箱体フランジ部における上面と前記アダプターフランジ部の前記上面とが同一平面上に位置し、
    前記アダプタープレートは、
    前記底面側の端部に、前記上面側から前記係合孔に挿入されて前記箱体フランジ部と係合する凸部を備える換気装置。
  2. 前記箱体フランジ部と前記アダプターフランジ部とは、
    前記上面に配置された取付け部材を前記底面側からネジ固定するためのネジ孔を備えた請求項1記載の換気装置。
  3. 前記アダプターフランジ部は、
    前記底面に前記箱体フランジ部を底面側からはめ込むための凹部を備えた請求項1または2に記載の換気装置。
  4. 前記凹部は、
    前記底面から前記上面側に凹んだ溝部と、
    前記溝部の内周側に位置するアダプターフランジ内周部と、
    前記溝部の外周側に位置するアダプターフランジ外周部と、を備える請求項3記載の換気装置。
  5. 前記凸部は、
    前記アダプターフランジ内周部である請求項1から4のいずれかに記載の換気装置。
  6. 前記箱体は、
    前記一側面に前記アダプタープレートを係止するための係止開口を備え、
    前記アダプタープレートは、
    当該アダプタープレートの平面から外周側に立設する複数の台座部と、
    前記複数の台座部の間に当該アダプタープレートの平面から内周側に向けて、内外周方向に弾性を有し前記係止開口に挿入される爪部を備える請求項1から5のいずれかに記載の換気装置。
  7. 前記複数の台座部は、
    頂上部が平面であり、
    当該複数の台座部を構成する複数の前記頂上部が同一平面上に位置する請求項6記載の換気装置。
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